JP3156490B2 - 写真感光材料の供給装置 - Google Patents

写真感光材料の供給装置

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JP3156490B2
JP3156490B2 JP04722594A JP4722594A JP3156490B2 JP 3156490 B2 JP3156490 B2 JP 3156490B2 JP 04722594 A JP04722594 A JP 04722594A JP 4722594 A JP4722594 A JP 4722594A JP 3156490 B2 JP3156490 B2 JP 3156490B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、単一のペーパーロー
ルから、露光部で焼き付けに用いる複数のサイズのプリ
ント用紙を供給することのできる写真感光材料の供給装
置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】ネガフィルム(以下、フィ
ルム)のネガ像を写真感光材料(以下、ペーパー)に焼
き付ける写真焼き付け装置として、ペーパーロールから
繰り出されたペーパーを所定の長さに切断してカットペ
ーパーを形成し、そのカットペーパーを露光部に搬送し
て焼き付け処理するようにしたものが従来から知られて
いる。
【0003】ここで、ペーパーロールは、普通、ペーパ
ーマガジンに収納され、そのペーパーマガジンから繰り
出されるようになっている。
【0004】上記のような写真焼き付け装置で、ペーパ
ーに焼き付け処理をする際、プリントサイズが変更にな
ると、そのプリントサイズに対応した幅寸法のカットペ
ーパーを露光部に供給する必要がある。
【0005】ところで、プリントサイズの変更に伴うペ
ーパーの切り換えに際し、幅寸法が異なる数種のロール
ペーパーをそれぞれ単独にペーパーマガジンに収納し、
プリントサイズの変更に応じてペーパーマガジンを交換
することにすれば、プリントサイズに対応した焼き付け
処理を可能とすることができるが、プリントサイズに
は、E判、L判、2E判、2L判、ヨーロッパサービス
判、パノラマサイズ、ハイビジョンサイズ、8切りサイ
ズ、6切りサイズ、4切りサイズ等多数のサイズが存在
し、このような多種のペーパーの中からプリントサイズ
の変更の都度、必要なペーパーを選び出してペーパーマ
ガジンを取り替える必要があるため、焼き付け処理を効
率よく行うことができないという問題が生じる。
【0006】また、フィルムの1コマのフレームサイズ
は、ハーフサイズとフルサイズとがあり、焼き付けの際
には、異なった焼き付け方法が行われている。これは、
ハーフサイズでは、フルサイズのフレームを1/2に分
割して使用するため、ネガ像が縦長となり、焼き付けの
際にフルサイズと同じように焼き付けを行うと、ペーパ
ーから像がはみ出す。そのため、フィルムをペーパーロ
ールに対して90度回転させて焼き付けを行う所謂「横
焼き」が行われている。これに対し、フィルムをペーパ
ーロールと並行にして焼き付ける方法を「縦焼き」とす
る。
【0007】しかしながら、このようなハーフサイズの
フィルムは、焼き付けの際、フルサイズのフィルムと混
在させて焼き付け処理が行われているため、フレームサ
イズが異なる度にフィルムの搬送方向を変えなければな
らず、焼き付け処理が効率よく行えないという問題もあ
る。
【0008】即ち、焼き付けサイズの多様化に伴い、非
常に多くの幅のペーパーロールが必要になり、ペーパー
マガジンの交換時間が増大し、処理効率が低下する。ま
た、作業者のペーパマガジンの選定作業が複雑になり、
作業効率も悪い。
【0009】さらに、複数のペーパーロールを用いるた
め、各ペーパーの感度特性も異なることから、焼き付け
時の色補正も複雑になるという問題もある。しかも、そ
の際、使用頻度の低いペーパーロールは、経年変化を起
こす問題もある。
【0010】そこで、この発明の課題は、幅寸法の異な
る複数のペーパーロールを準備することなく、多様なサ
イズのプリント用紙を露光部へ供給できるようすること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、焼き付け処理されるペーパーロール
が収納されたペーパーマガジンと、露光部へカットペー
パーを搬送するペーパー搬送装置間に、前記ペーパーマ
ガジン内のペーパーロールからペーパーを繰り出すペー
パー繰り出し装置と、前記ペーパー繰り出し装置によっ
て繰り出されたペーパーを所定の長さに切断する切断装
置と、その切断装置で切断されたカットペーパーを回転
させて向きを変更し、ペーパー搬送装置へ供給するペー
パー回転装置とからなる加工手段を設けるとともに、前
記加工手段の切断装置とペーパー回転装置間に、カット
ペーパーの移送方向に対して直角方向に移動して、切断
装置から排出されるカットペーパーを受け取ってペーパ
ー回転装置に移送するペーパー移動供給装置を設け、そ
のペーパー移動供給装置のカットペーパーの受入れ部に
カットペーパーを所定の幅に切断するスリッタを設けた
構成としたのである。
【0012】このとき、上記ペーパー移動供給装置が、
スリッタによって切断されたカットペーパーをそれぞれ
単独にペーパー回転装置へ排出する排出用ローラーを備
えた構成を採用することもできる。
【0013】また、焼き付け処理されるペーパーロール
が収納されたペーパーマガジンと、露光部へカットペー
パーを搬送するペーパー搬送装置間に、前記ペーパーマ
ガジン内のペーパーロールからペーパーを繰り出すペー
パー繰り出し装置と、前記ペーパー繰り出し装置によっ
て繰り出されたペーパーを所定の長さに切断する切断装
置と、その切断装置で切断されたカットペーパーを回転
させて向きを変更し、ペーパー搬送装置へ供給するペー
パー回転装置とからなる加工手段を設けるとともに、前
記ペーパー回転装置とペーパー搬送装置間に、カットペ
ーパーを所要の長さに切断する切断装置を設けた構成
採用することもできる。
【0014】さらに、上記ペーパー移動供給装置のスリ
ッタがカットペーパー受け入れ口の中央に設けられてい
構成を採用することもできる。
【0015】一方、焼き付け処理されるペーパーロール
が収納されたペーパーマガジンと、露光部へカットペー
パーを搬送するペーパー搬送装置間に、前記ペーパーマ
ガジン内のペーパーロールからペーパーを繰り出すペー
パー繰り出し装置と、前記ペーパー繰り出し装置によっ
て繰り出されたペーパーを所定の長さに切断する切断装
置と、その切断装置で切断されたカットペーパーを回転
させて向きを変更し、ペーパー搬送装置へ供給するペー
パー回転装置とからなる加工手段を設けるとともに、前
記繰り出し装置とペーパー回転装置間にカットペーパー
を進退自在に移送する移送手段と、その移送手段によっ
て移送されるカットペーパーを繰り出し装置と切断装置
間で一時保持するペーパー保持手段を備え、前記ペーパ
ー繰り出し装置から繰り出したロールペーパーを切断装
置で切断し、その切断したカットペーパーを回転手段で
90度回転したのち、移送手段で繰り出し装置側へ後退
させ、後退させたカットペーパーをペーパー保持手段で
一時保持し、そののち、移送手段で切断装置へ移送して
切断し、ペーパー搬送装置を介して露光部へ移送するカ
ットペーパーを作成するようにした構成を採用すること
もできる。
【0016】また、フィルム画面寸法を検出するネガ画
面検出手段からの検出信号と、露光部のフィルムの焼き
付け方向を検出するフィルム搬送方向検出手段の検出信
号が入力され、その両入力信号に基づいて上記加工手段
を制御してペーパーロールをプリントサイズに対応した
カットペーパーに切断する制御装置を備えた構成を採用
することもできる。
【0017】
【0018】
【作用】以上のように構成されるの発明では、加工手
段が、ペーパーマガジンからぺーパーを適宜繰り出し、
その繰り出したペーパに適当な切断加工を加えること
により、露光部で使用する多様なサイズのプリント用紙
を作成するため、幅寸法の異なる複数のペーパーロール
を準備することなく、多種類のサイズのプリント用紙を
露光部へ供給できる。
【0019】例えば、プリント用紙の寸法は、E判で
は、31/4 ×43/4 インチ、2E判では、43/4 ×61/
2 インチ、また、L判では、31/2 ×5インチ、2L判
では、5×7インチとなっており、紙の寸法と同様、縦
と横の比が1:√2となるように規格化されている。
【0020】このため、2E判や2L判のプリント用紙
を半分に切断し、縦と横とを90度回転するとE判とL
判のプリント用紙が得られる。
【0021】また、ハイビジョンサイズやパノラマサイ
ズは、それぞれ、31/2 ×61/4 インチ、31/2 ×10
インチとなっており、幅寸法が同寸法となっている。
【0022】このため、同じロールから繰り出し寸法を
変えるだけで、これらの用紙を得ることができる。
【0023】これらのことから加工手段をペーパーを
必要長繰り出すことのできるペーパー繰り出し装置と、
そのペーパーを切断する切断装置と、そのカットペーパ
ーを回転するペーパー回転装置で構成することにより、
ペーパーロールから複数のサイズのプリント用紙を作成
できるようにした。
【0024】その際ペーパー移動供給装置がカットペ
ーパーの移送方向と直角に移動してカットペーパーを切
断装置から受け取り乍らスリッタにより、切断するため
カットペーパーを適宜の幅に切断することができる。ま
た、ペーパー移動供給装置は、カットペーパーを適宜の
幅に切断したため、そのまま排出すると、露光の際に露
光軸とカットペーパーとの中心軸とが一致せず、焼き付
けが行えないので、ペーパー搬送装置に排出時にも直角
方向に移動して排出するカットペーパーが露光部で露光
できるように軸の位置決めを行うことができる。
【0025】このように自由にカット幅を決めること
ができるので、使用できるペーパーロールの選択幅を広
くすることができる。
【0026】また、このとき、排出用ローラを設けたも
のでは、ペーパー移動供給装置のスリッタによってカッ
トされたカットペーパーのそれぞれを、ペーパー移動供
給装置に排出できるので、カットしたペーパーを無駄な
く供給でき、かつ、不必要なペーパーの供給をストップ
することもできる。
【0027】さらに、ペーパー回転装置とペーパー搬送
装置間に切断装置を設け、回転したカットペーパーを切
断できるようにしたものでは、カットペーパーを一方向
に移送しながら多様な寸法に切断することができる。
【0028】また、ペーパー移動供給装置のスリッタが
カットペーパーの受け入れ口の中央に設けられたもので
は、ペーパーを半分の幅に切断できる。
【0029】一方、繰り出し装置とペーパー回転装置間
にカットペーパーを進退自在に移送する移送手段と、そ
の移送手段によって移送されるカットペーパーを繰り出
し装置と切断装置間で一時保持するペーパー保持手段を
備えたものでは、移送手段によりカットペーパーを繰り
出し装置とペーパー回転装置との間で進退し、カットペ
ーパーをペーパー回転装置で回転させながら一つの切断
装置で切断を繰り返し行えるので多様な寸法の切断が行
える。この際、ペーパー保持装置は、ペーパー搬送装置
に供給しない切断片を一時保持して必要なサイズに切断
したものをペーパー搬出装置に供給できるようにする。
【0030】また、ネガ画面検出手段からの検出信号
と、フィルム搬送方向検出手段の検出信号が制御装置に
入力されるようにしたものでは、ネガ画面検出手段とフ
ィルム搬送方向検出手段とにより制御装置がプリント用
紙のサイズを決めてペーパー搬送装置へ供給する。
ち、ネガ画面検出手段により、フィルムの画面寸法がハ
ーフサイズかフルサイズかを検出する。また、フィルム
搬送方向検出手段により、フィルムの焼き付け方向を検
出して制御装置が縦焼きか横焼きかに合わせてペーパー
搬送装置に供給するプリントの縦横の寸法を決め、その
寸法に合わせて加工手段の各装置を作動してカットペー
パーを作成することができる。
【0031】
【実施例】以下、実施例を図面に基づいて説明する。
【0032】図1に写真感光材料の供給装置の第一実施
例を示す。
【0033】写真感光材料の供給装置は、ペーパーマガ
ジン1とペーパー搬送装置2間に加工手段3を設けた構
成となっており、これらの装置1,2,3は、図4に示
す制御装置4によって制御される。
【0034】ペーパーマガジン1は、焼き付け処理され
るペーパーロール5を回動自在に収納し、その収納した
ペーパーロール5の先端がペーパーマガジン1のペーパ
ー出口6から取り出されるようになっている。
【0035】加工手段3は、ペーパーマガジン1のペー
パー出口6に連設されるペーパー繰り出し装置7と切断
装置8とペーパー移動供給装置9及びペーパー回転装置
10とで構成され、ペーパー移動供給装置9は、切断装
置8とペーパー回転装置10間に設けられている。
【0036】ペーパー繰り出し装置7は、モーターによ
って駆動される駆動ローラ11とその駆動ローラ11に
接触された圧着ローラ12とからなり、上記駆動ローラ
11には、ロータリーエンコーダが設けられ、駆動ロー
ラ11の回転からペーパー5の繰り出し量が検出される
ようになっている。なお、繰り出し量を検出する検出手
段は、これに限定されない。
【0037】切断装置8は、固定刃13とモーターによ
って回転される回転刃14とからなり、ペーパー繰り出
し装置7からペーパー5が所定量繰り出されると回転刃
14がモーターにより回転してカットペーパー15を切
断する。
【0038】また、この切断装置8とペーパー移動供給
装置9間には、移送中のカットペーパー15の先端を検
出するため、光センサによる先端検出装置16が設けら
れている。
【0039】ペーパー移動供給装置9は、移動装置本体
17とその移動装置本体17に挿通されたボールネジ1
8とからなり、ボールネジ18は、カットペーパー15
の移送方向に対して直角に設けられている。また、ボー
ルネジ18には、パルスモータが取り付けられており、
パルスモータの作動によって、移動装置本体17は、カ
ットペーパー15の幅方向に対して移動自在となってい
る。
【0040】移動装置本体17は、本体内にカットペー
パー15の搬送路が形成され、そのカットペーパーの受
け入れ部19には、スリッタ20が設けられている。
【0041】スリッタ20は、搬送入り口の中央に設け
られ、モータによって回転される回転刃21とその刃2
1にリンクを介して連結されたソレノイド23とからな
り、ソレノイド23の作動により、回転刃21を上下に
移動するようになっている。
【0042】一方、移動装置本体17の搬送路の排出口
22には、排出ローラ24が設けられている。排出ロー
ラー24は、それぞれ別々のモータで駆動される左右2
個の独立した駆動ローラ25,26と、その駆動ローラ
25,26に接触された2個の圧着ローラ27,28と
からなっており、スリッタ20によって切断されたカッ
トペーパー15をそれぞれ単独にペーパー回転装置10
に排出できるようになっている。
【0043】ペーパー回転装置10は、図2に示すよう
に、ディスク30と搬送ローラ31及び圧着解除装置と
からなっている。
【0044】ディスク30は、上下の支持部材33,3
4に設けられた一対のディスク35,36からなり、上
方の支持部材33に設けられた上側ディスク35には、
パルスモータが取り付けられ、回動自在となっている。
【0045】また、下方の支持部材34に取り付けられ
た下側ディスク36は、その下方の支持部材34を貫通
し、上下動自在に支持されたシャフト先端に、ソレノイ
ド37によって進退するテーパ状に形成された圧着カム
38が当接しており、ソレノイド37の作動によって下
側ディスク36が上下動し、上側ディスク35と圧接あ
るいは開放する。
【0046】搬送ローラ31は、上方の支持部材33に
支持され、上側ディスク35の前後に設けられ、モータ
により駆動される駆動ローラ39と、その駆動ローラ3
9に接触する下側ディスク36の前後に設けられ、下方
の支持部材34に支持される圧着ローラ40とからなっ
ている。
【0047】圧着解除装置は、フレームにピンで片側端
部が回動自在に支持される下方の支持部材34の他端に
当接するプランジャー型ソレノイド(以下、プランジャ
ー)32からなり、その作動によって上昇するプランジ
ャー32の軸により、下方の支持部材34を持ち上げて
駆動ローラ39と圧着ローラ40とを圧接する。また、
プランジャー32を解除することにより、下方の支持部
材34を下げて駆動ローラ39と圧接ローラ40とを開
放するようになっている。
【0048】このためペーパ回転装置10がカットペー
パー15の回転を行う際は、ソレノイド37によって圧
着カム38を進退させて下側ディスク36を下げ、カッ
トペーパー15を搬送ローラ31によってディスク30
中央に導入する。そして、ソレノイド37によって下側
ディスク36を上側ディスク35に圧接し、カットペー
パー15を保持した後、プランジャー32によって下方
の支持部材34を下げて駆動ローラ39と圧着ローラ4
0の圧着を解除し、パルスモータを作動して上側デイス
ク35を回動し、カットペーパー15の向きを変える。
向きを変えた後は、プランジャー32により下方の支持
部材34を持ち上げ、ソレノイド37により、下側ディ
スク36を下げてカットペーパー15を開放し、搬送ロ
ーラ31を作動して排出を行うことにより、カットペー
パー15の向きが変更される。
【0049】ペーパー搬送装置2は、エンドレスの孔あ
きベルト41を有し、そのベルト41のキャリア側ベル
ト41の下方にサクションボックス(図示せず)が設け
られており、サクションボックスに付与される吸引力を
ベルト41の孔に作用させ、キャリア側ベルト41の供
給端部に供給されるカットペーパー15を吸着して上記
ベルト41の移動により、そのカットペーパー15を露
光部42へ搬送する。
【0050】露光部42は、ネガフィルム(以下、フィ
ルム)43の移送路上に設けられた露光ユニット44か
らなっている。
【0051】露光ユニット44は、露光光源45とオー
トネガマスク46及び焼き付けレンズ47とからなり、
露光光源45によってオートネガマスク46に保持され
たフィルム43のネガ像を焼き付けレンズ47を介して
露光部42で停止するカットペーパー15に焼き付け
る。
【0052】また、上記露光部は、図1の鎖線に示すよ
うにオートネガマスク46とフィルム移送路の向きを変
え、ペーパー搬送装置2に対するフィルム43の搬送方
向を変更できるようになっており、ペーパー搬送装置2
上を搬送されるカットペーパー15の大きさに合わせて
焼き付け方向を選べるようになっている。
【0053】即ち、同寸法のプリントを得る場合、その
焼き付け方法は、図3(a)に示すように、プリントサ
イズの幅方向の寸法と同幅のペーパー5を用いてペーパ
ー5と並行にフィルム43を移動させる「縦焼き」と、
図3(b)に示すプリントサイズの長さ方向の寸法と同
幅のペーパー5を用いてペーパー5と直角にフィルム4
3を移動させる「横焼き」(ハーフサイズはネガ像が縦
長となるため、「横焼」きが用いられる)とがあり、本
実施例の露光部42では、使用するペーパー5の幅寸法
に合わせてオートネガマスク46とフィルム43の搬送
方向を変えることにより、それらに対処できるようにな
っている。
【0054】そのため、上記オートネガマスク46に
は、オートネガマスク46の向きを検出するフィルム搬
送方向検出装置48が備えられ、フィルム43の搬送方
向を検出し、露光部42が縦焼き状態にセットされてい
るのか、あるいは横焼き状態にセットされているのかを
検出できるようにしている。
【0055】一方、フィルム43の移送路には、フィル
ム43の感度表示を読み取ってフィルム43の種類を検
出するフィルム種類検出装置49、フィルム43のフレ
ームの大きさを読み取って画面寸法がフルサイズか、ハ
ーフサイズか、ハイビジョンサイズか、あるいはパノラ
マサイズであるかを検出するネガ画面検出装置50、ま
た、将来登場が予想される撮影情報等をフィルム43に
設けられた磁気媒体によって記録することのできる新型
フィルムから、画面寸法などの情報を読み取るネガ画面
検出手段として磁気情報読取り装置51も設けられてい
る。
【0056】制御装置4は、図4に示すように、各検出
器装置48,49,50,51、ロータリーエンコーダ
などのセンサと接続されると共に、ペーパー5の焼き付
け用のプリントサイズの設定データが入力されるように
なっており、それらデータに基づいて上記加工手段3を
制御してペーパー5からプリントサイズに対応するカッ
トペーパー15を作成する。
【0057】この実施例は、以上のように構成されてお
り、次に、加工手段3によって単一のペーパーマガジン
1のペーパー5から露光部42で焼き付けに使用する複
数のサイズのカットペーパー15をペーパー搬送装置2
に供給できることを説明する。
【0058】実施例では、8インチ(20.3cm)幅
のペーパー5を収容したペーパーマガジン1から、8×
5インチ(20.3×12.7cm)、10×8インチ
(25.4×20.3cm)、12×8インチ(30.
5×20.3cm)、4×6インチ(10.2×15.
2cm)の各種カットペーパー15を作成できることを
示す。また、この際、ペーパー移動供給装置9を設けた
ことにより、供給するカットペーパー15の幅の設定の
自由度を増すことができることを示す。
【0059】即ち、装置を作動し、フィルム43をフィ
ルム移送路にロードし、焼き付けサイズを入力すると、
ロードされたフィルム43は、オートネガマスク46に
搬送され、その際、ネガ画面検出装置50によってフィ
ルム43のフレーム寸法が検出され、フレームがフルサ
イズかハーフサイズかが検出される。このとき、フルサ
イズであるならばハイビジョンサイズかパノラマサイズ
であるかが検出される。
【0060】制御装置4は、その検出データから、フィ
ルム搬送方向検出装置48によって検出される露光部4
2の焼き付け方向と前記ネガ画面検出手段50により検
出される画面寸法の各条件により、カットペーパー15
のサイズを決定し、そのサイズのカットペーパー15を
加工手段3の各装置を以下に示すように作動し、供給す
る。
【0061】8×5インチのカットペーパー15の作
成では、8インチ幅ペーパー5の切断例を示す図5
(a)の(イ)に示すように、カットペーパー15とペ
ーパー5の幅が同じため、繰り出したペーパー5の長さ
を切断すれば所要のカットペーパー15を作成できるの
で、ペーパー移動供給装置9のソレノイド23を作動さ
せず、スリッタ20をペーパー移動供給装置本体17の
搬送入り口にセットしない状態で、ペーパー繰り出し装
置7とペーパー移動供給装置9の駆動ローラ11、2
5、26を作動する。そして、ペーパー5をペーパーマ
ガジン1より繰り出し、ペーパー搬送装置2へ向けて移
送し、ペーパー5先端が先端検出装置16に検出される
と、カットペーパー15の長さ寸法分即ち、5インチ繰
り出した後(ペーパー繰り出し装置7の駆動ローラ11
のエンコーダにより検出する)、ペーパー繰り出し装置
7及びペーパー移動供給装置9の駆動ローラ11、2
5、26を停止して一旦ペーパー5を止める。そして、
ペーパー5を保持して切断装置8を作動することによ
り、ペーパー5を切断する。ペーパー5の切断が終わる
と、ペーパー移動供給装置9及びペーパー回転装置10
の駆動ローラ25、26、39を作動して作成したカッ
トペーパー15をペーパー搬送装置2に移送し、露光部
42へ供給する。
【0062】10×8インチと12×8インチのカッ
トペーパー15作成の場合は、装置の作動は、の場合
とほぼ同様であるが、図5(a)の(ロ)、(ハ)に示
すように、カットペーパー15の縦寸法と横寸法とが逆
であり、露光部42でのフィルム43の長手方向と供給
するカットペーパー15の長手方向とを一致させる必要
がある。そのため、ペーパー回転装置10を作動し、ペ
ーパー移動供給装置9から移送されるカットペーパー1
5を90度回転させた後、ペーパー搬送装置2への移送
を行って露光部42へ供給する。
【0063】以上は、カットペーパー15の幅寸法がペ
ーパー5と同じものであり、ペーパー5を切断したり、
切断したものを回転させることによりペーパー移動供給
装置9を用いずに供給する場合を示した。次に、ペーパ
ー移動供給装置9を用いてカットペーパー15の幅寸法
がペーパー5よりも小さなカットペーパー15を供給す
る場合を示す。
【0064】4×6インチのカットペーパー15の作
成の場合は、図5(a)の(ニ)に示すように、8イン
チ幅のペーパー5を半分に切断する必要があるため、ペ
ーパー移動供給装置9のスリッタ20のソレノイド23
を作動させ、スリッタ20をペーパー移動供給装置9の
搬送入り口にセットし、プリントサイズとペーパーマガ
ジン1に収納したペーパー5のペーパー幅から計算した
ペーパー幅方向の切断位置にスリッタ20の回転刃が位
置するように、ボールネジを回転させてペーパー移動供
給装置を移動する。
【0065】次に、ペーパー繰り出し装置7とペーパー
移動供給装置9の駆動ローラ11,25,26を作動し
てペーパー5をペーパーマガジン1より繰り出し、ペー
パー搬送装置2へ向けて移送する。そして、ペーパー先
端が先端検出装置16に検出されると、それより、ペー
パー5を6インチ繰り出した後、ペーパー繰り出し装置
7及びペーパー移動供給装置9の駆動ローラ11,2
5,26を停止して一旦ペーパー5を止め、ペーパー5
を保持した状態で切断装置8を作動し、ペーパー5を切
断する。このとき、ペーパー5は、搬送入り口に設けた
スリッタ20により実施例の場合半分の幅に同時に切断
される。切断後、二枚に切断されたカットペーパー15
は、一枚ずつ排出ローラ24により、ペーパー搬送装置
2に排出される。
【0066】この際、切断されたカットペーパー15の
中央軸は、図6(a)に示すように、露光部42の露光
軸と一致しないため、その中央軸をペーパー搬送装置2
のベルト41の中央軸と一致する位置迄、ボールネジ1
8を回転させて図6(b)に示すようにカットペーパー
15を保持した移動装置本体17を移動し、それぞれ単
独に駆動ローラ25、26を作動してペーパー回転装置
10へ排出する。
【0067】ペーパー回転装置10は、制御装置4がネ
ガ画面検出装置50とフィルム搬送方向検出装置48に
より検出した結果、焼き付けが縦焼きの場合は、排出さ
れたカットペーパー15を回転させずにそのままペーパ
ー搬送装置2へ移送を行う。また、横焼きの場合は、9
0度回転してペーパー搬送装置2へ移送を行ってカット
ペーパー15を露光部42へ供給する。
【0068】このように、この加工手段3は、ペーパー
移動供給装置9を設けたことにより、単一のペーパーマ
ガジン1のペーパー5でもって多様なサイズのカットペ
ーパー15を縦焼き、横焼きに関わらずに露光部42へ
供給できる。
【0069】図7に第二実施例を示す。
【0070】第二実施例の写真感光材料の供給装置は、
第一実施例の供給装置のペーパー移動供給装置9に代え
て、ペーパー回転装置10とペーパー搬送装置2間に、
第二の切断装置8’を設けた構成となっている。
【0071】前記第二の切断装置8’は、ペーパー繰り
出し装置7とペーパー回転装置10間に設けられたもの
と同じ切断装置8で、固定刃13とモータによって回転
される回転刃14とからなっている。また、この第二の
切断装置8’とペーパー搬送装置2間には、カットペー
パー15の先端を検出する光センサを用いた第二の先端
検出装置16’が設けられている。
【0072】この実施例は、以上のように構成されてお
り、この第二実施例は、加工手段3の基本構成、即ち、
ペーパー繰り出し装置7、切断装置8、ペーパー回転装
置10は第一実施例と同様であり、例えば、8×5イン
チ、10×8インチ、12×8インチなどのカットペー
パー15の幅寸法がペーパー5と同じものの場合は、ペ
ーパー繰り出し装置7とペーパー回転装置10間に設け
られた第二の切断装置8’を使用せず、第一実施例と同
様、ペーパー繰り出し装置7、切断装置8、ペーパー回
転装置10の作動により、所要寸法のカットペーパー1
5を供給する。
【0073】このため、ここでは、それらの説明を省略
し、ペーパー繰り出し装置7とペーパー回転装置10間
に設けられた第二の切断装置8’を用いる場合、即ち、
カットペーパー15の幅寸法がペーパー5よりも小さな
カットペーパー15を供給する場合、例えば4×6イン
チのカットペーパー15を作成する場合について述べる
こととする。
【0074】4×6インチ、即ち、図5(a)の(ニ)
のカットペーパー15の作成の場合、この供給装置で
は、ぺーパー繰り出し装置7とペーパー回転装置10の
駆動ローラ11,39の駆動によりペーパー5を繰り出
し、ペーパー先端が先端検出装置16により検出される
と、それより、ペーパー5を6インチ繰り出して一旦停
止し、切断装置8により切断を行う。切断後のカットペ
ーパー15はペーパー回転装置10の駆動ローラ39に
より、カットペーパー15の中心とペーパ回転装置10
のディスク30の中心が一致する位置に移送する。ペー
パー回転装置10は、ネガ画面検出装置50とフィルム
搬送方向検出装置48により、焼き付けが横焼きの場合
は、図8に示すように、90度回転して第二の切断装置
8’へ移送を行う。そして、その先端が第二の先端検出
装置16’に検出されると、実施例の場合4インチ移送
した時点で第二の切断装置8’を作動して切断し、ペー
パー搬送装置2へ移送を行なって露光部42へ所要の寸
法のカットペーパー15を供給する。残ったカットペー
パー15は、第二の切断装置8’を作動させずにペーパ
ー搬送装置2に移送することにより、所要のカットペー
パー15として露光部42へ供給できる。実施例では、
カットペーパー15が同幅のものを作成した場合につい
て述べたが、これに限定される事はなく、第二の切断装
置8’を作動させる際の移送量を変えることにより、異
なった幅のカットペーパー15を供給することができる
ことは明らかである。
【0075】このように、この加工手段3は、ペーパー
回転装置10とペーパー搬送装置2間に第二の切断装置
8’を設けたことにより、単一のペーパーマガジン1の
ペーパー5でもって多様なサイズのカットペーパー15
を露光部42へ供給できる。
【0076】図9に第三実施例を示す。
【0077】第三実施例は、第一実施例の供給装置のペ
ーパー移動供給装置9に代えて、ペーパー繰り出し装置
7と切断装置8間にカットペーパー15を一時保持する
ペーパー保持手段と、上記繰り出し装置7とペーパー回
転装置10間のカットペーパー15を進退自在に移送す
る移送手段を設けた構成となっている。
【0078】ペーパー保持手段は、走行ローラ52とペ
ーパーガイド53及び前記ペーパーガイド53の向きの
変更用のプランジャー54とからなっている。
【0079】走行ローラ52は、モータによって駆動さ
れ、正転、逆転及び停止が行われる駆動ローラ55とそ
の駆動ローラ55と接触する圧着ローラ56とからなっ
ている。
【0080】ペーパガイド53は、走行ローラ52に連
設される二枚のガイド板57からなり、上下に回動自在
となっている。また、ガイド板57には、プランジャー
54が当接しており、その作動によって両ガイド板57
により形成される搬送路が回動し、搬送路に搬入された
カットペーパー15の移送の向きを代えることができる
ようになっている。
【0081】移送手段としては、本実施例では、制御装
置4により、ペーパー回転装置10の駆動ローラ39の
モータに逆転用の制御信号を与えられるようにすること
により、カットペーパーを進退自在に移送できるように
した。
【0082】この実施例は、以上のように構成されてお
り、加工手段3の基本構成、即ち、ペーパー繰り出し装
置7、切断装置8、ペーパー回転装置10は第一実施
例、第二実施例と同様であり、カットペーパー15の幅
寸法がペーパー5と同じものの場合は、第一実施例及び
第二実施例の場合と同様、ペーパー繰り出し装置7、切
断装置8、ペーパー回転装置10の作動により、所要の
カットペーパー15の供給を行う。このため、ここで
は、それらの説明を省略し、ペーパー保持手段とペーパ
ー5を進退できる移送手段とによってカットペーパー1
5の幅寸法がペーパー5よりも小さなカットペーパー1
5を供給する場合として、前述の二つの実施例と同じ
く、図5(a)の(ニ)に示す4×6インチのカットペ
ーパー15を作成する場合について述べることとする。
【0083】即ち、この供給装置では、ぺーパー繰り出
し装置7と走行ローラ52及びペーパー回転装置10の
駆動ローラ39の駆動により、ペーパー5を繰り出し、
ガイド板57に挿通してペーパー5先端が先端検出装置
16により検出されると、それより長さ寸法に対応する
ため、ペーパー5を6インチ繰り出して一旦停止し、切
断装置8により切断を行う。切断後のカットペーパー1
5はペーパー回転装置10の駆動ローラ39により、カ
ットペーパー15の中心とペーパ回転装置10の回転の
中心が一致する位置に移送し、カットペーパー15を9
0度回転する。この回転されたカットペーパー15は、
逆搬送するのであるが、その際、切断後のペーパー5の
先端との衝突を避けるため、ペーパー繰り出し装置7の
駆動ローラー11を逆転させ、そのローラ11の回転数
から巻き戻し量の計算により、ペーパー先端がガイド板
57から排出されるまでペーパー5をマガジン内に巻き
戻す。
【0084】その後、プランジャー32を作動させてガ
イド板57を下方に下げ、ペーパー回転装置10の駆動
ローラ39と走行ローラ52の駆動ローラ55とを逆転
させてカットペーパー15をガイド板57に逆送し、そ
の先端が先端検出装置16に検出されると逆送を停止す
る。このため、カットペーパー15の先端は、走行ロー
ラ52によって保持されることになり、カットペーパー
15は、ペーパーガイド53で一旦保持される。
【0085】この保持されたカットペーパー15は、再
度走行ローラー52の駆動により、ペーパー回転装置1
0に向けて移送が行われ、再び先端が先端検出装置16
に検出されると、それより4インチ移送したところで停
止させる。そして、切断装置8を作動して切断を行う。
切断の行われたカットペーパー15は、ペーパー回転装
置10に移送される。このとき、横焼きの場合は、回転
させずにそのまま、ペーパー搬送装置2に移送を行う。
また、縦焼きの場合は、90度回転してペーパー搬送装
置2へ移送を行う。このようにすることにより、縦焼き
横焼きに関わらず、露光部42へ所要の寸法のカットペ
ーパー15を供給することができる。残ったペーパー1
5は、切断装置8を作動させずに走行ローラ52を駆動
してペーパー搬送装置2に移送することにより、露光部
42へ供給できる。その際、縦焼きと横焼きとにより、
ペーパー回転装置10を作動すれば良い。
【0086】このように、この実施例では、ペーパー回
転装置10でカットペーパー15の向きを変え、そのカ
ットペーパー15を保持手段により保持することによ
り、移送手段によって切断装置に対して進退できるよう
にして、一つの切断装置8で何度も切断が行えるように
し、ペーパー15の幅寸法よりも小さな寸法のカットペ
ーパー15を作成できるようにしたものである。
【0087】なお、実施例では、8インチ(20cm)
幅のペーパーを用いたものを示したが、これに限定され
る事はなく、例えば、図5(b)(c)に示すように、
10インチ、12インチなど露光部で使用するプリント
サイズに合わせて他の幅のペーパーロールを自由に使用
することができる。
【0088】
【効果】以上のように構成した上記の発明では、ペーパ
ーマガジンとペーパー搬送装置間に加工手段を設けてペ
ーパーマガジンから繰り出したペーパーロールを所要の
大きさに加工し、単一のペーパーロールから多種のサイ
ズのペーパーを作成し、露光部へ供給できるようにした
ため、以下のような効果を奏する。
【0089】ペーパーマガジンの交換時間がなくな
り、処理効率が向上する。 ペーパー選定作業を自動化することができるため、作
業者のペーパーマガジンの選定作業がなくなり、作業者
の負担を軽減できる。そのため、作業者は別の作業を行
うこともできる。 ペーパー種類が単一となり、プリント時の色補正が容
易になる。 複数のペーパー及びペーパーマガジンの保管が不要に
なり、その保管場所及びメンテナンスが不要になる。 ペーパーマガジンが一つでよいため、装置の小型軽量
化が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の斜視図
【図2】ペーパー回転装置の断面図
【図3】焼き付け方法を説明する作用図
【図4】実施例のブロック図
【図5】ペーパーロールのカット例を示す作用図
【図6】ペーパー移動供給装置の動作を説明する作用図
【図7】第二実施例の斜視図
【図8】第二実施例のカットペーパーの移送状態を示す
作用図
【図9】第三実施例の斜視図
【符号の説明】
1 ペーパーマガジン 2 ペーパー搬送装置 3 加工手段 5 ペーパーロール 7 ペーパー繰り出し装置 8、8’切断装置 9 ペーパー移動供給装置 10 ペーパー回転装置 15 カットペーパー 20 スリッタ 24 排出ローラ 39 駆動ローラ 42 露光部 52 走行ローラ 53 ペーパーガイド 54 プランジャー 57 ガイド板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/32 B65H 35/02 G03D 15/00 G03D 15/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼き付け処理されるペーパーロールが収
    納されたペーパーマガジンと、露光部へカットペーパー
    を搬送するペーパー搬送装置間に、前記ペーパーマガジ
    ン内のペーパーロールからペーパーを繰り出すペーパー
    繰り出し装置と、前記ペーパー繰り出し装置によって繰
    り出されたペーパーを所定の長さに切断する切断装置
    と、その切断装置で切断されたカットペーパーを回転さ
    せて向きを変更し、ペーパー搬送装置へ供給するペーパ
    ー回転装置とからなる加工手段を設けるとともに、前記
    加工手段の切断装置とペーパー回転装置間に、カットペ
    ーパーの移送方向に対して直角方向に移動して、切断装
    置から排出されるカットペーパーを受け取ってペーパー
    回転装置に移送するペーパー移動供給装置を設け、その
    ペーパー移動供給装置のカットペーパーの受入れ部にカ
    ットペーパーを所定の幅に切断するスリッタを設けたこ
    とを特徴とする写真感光材料の供給装置。
  2. 【請求項2】 上記ペーパー移動供給装置が、スリッタ
    によって切断されたカットペーパーをそれぞれ単独にペ
    ーパー回転装置へ排出する排出用ローラーを備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の写真感光材料の供給装
    置。
  3. 【請求項3】 焼き付け処理されるペーパーロールが収
    納されたペーパーマガジンと、露光部へカットペーパー
    を搬送するペーパー搬送装置間に、前記ペーパーマガジ
    ン内のペーパーロールからペーパーを繰り出すペーパー
    繰り出し装置と、前記ペーパー繰り出し装置によって繰
    り出されたペーパーを所定の長さに切断する切断装置
    と、その切断装置で切断されたカットペーパーを回転さ
    せて向きを変更し、ペーパー搬送装置へ供給するペーパ
    ー回転装置とからなる加工手段を設けるとともに、前記
    ペーパー回転装置とペーパー搬送装置間に、カットペー
    パーを所要の長さに切断する切断装置を設けたことを特
    徴とする請求項に記載の写真感光材料の供給装置。
  4. 【請求項4】 上記ペーパー移動供給装置のスリッタが
    カットペーパー受け入れ口の中央に設けられていること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の写
    真感光材料の供給装置。
  5. 【請求項5】 焼き付け処理されるペーパーロールが収
    納されたペーパーマガジンと、露光部へカットペーパー
    を搬送するペーパー搬送装置間に、前記ペー パーマガジ
    ン内のペーパーロールからペーパーを繰り出すペーパー
    繰り出し装置と、前記ペーパー繰り出し装置によって繰
    り出されたペーパーを所定の長さに切断する切断装置
    と、その切断装置で切断されたカットペーパーを回転さ
    せて向きを変更し、ペーパー搬送装置へ供給するペーパ
    ー回転装置とからなる加工手段を設けるとともに、前記
    繰り出し装置とペーパー回転装置間にカットペーパーを
    進退自在に移送する移送手段と、その移送手段によって
    移送されるカットペーパーを繰り出し装置と切断装置間
    で一時保持するペーパー保持手段を備え、前記ペーパー
    繰り出し装置から繰り出したロールペーパーを切断装置
    で切断し、その切断したカットペーパーを回転手段で9
    0度回転したのち、移送手段で繰り出し装置側へ後退さ
    せ、後退させたカットペーパーをペーパー保持手段で一
    時保持し、そののち、移送手段で切断装置へ移送して切
    断し、ペーパー搬送装置を介して露光部へ移送するカッ
    トペーパーを作成するようにしたことを特徴とする写真
    感光材料の供給装置。
  6. 【請求項6】 フィルム画面寸法を検出するネガ画面検
    出手段からの検出信号と、露光部のフィルムの焼き付け
    方向を検出するフィルム搬送方向検出手段の検出信号が
    入力され、その両入力信号に基づいて上記加工手段を制
    御してペーパーロールをプリントサイズに対応したカッ
    トペーパーに切断する制御装置を備えたことを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれか一つに記載の写真感光材料
    の供給装置。
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