JP3155694B2 - スロットルバルブの制御装置及び方法 - Google Patents

スロットルバルブの制御装置及び方法

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JP3155694B2 JP29110195A JP29110195A JP3155694B2 JP 3155694 B2 JP3155694 B2 JP 3155694B2 JP 29110195 A JP29110195 A JP 29110195A JP 29110195 A JP29110195 A JP 29110195A JP 3155694 B2 JP3155694 B2 JP 3155694B2
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    • G01D18/008Testing or calibrating apparatus or arrangements provided for in groups G01D1/00 - G01D15/00 with calibration coefficients stored in memory

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットルバルブ
の制御装置及び方法に係り、特に、低開度のスロットル
開度制御に好適なスロットルバルブの制御装置及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子制御スロットルを用いると運転者が
操作するアクセルペダルの踏み込み量と独立して空気量
の制御ができるため、種々の応用が考えられる。例え
ば、エンジンの暖機時の制御やアイドル回転数の制御、
定速走行制御などの種々の機能を、スロットル部に特別
な付加装置を用いずに、達成することができる。
【0003】ここで、特に、アイドル回転数の制御を、
従来の補助空気制御弁の制御から、直接スロットル弁で
の制御に変更する場合について考えると、アイドル回転
数の制御は少ない空気量変化の制御であるため、スロッ
トル開度が低開度かつ狭い範囲の制御を精密に行う必要
がある。
【0004】そこで、従来は、例えば、特開平5−26
3703号公報のようにスロットル開度が低開度の範囲
で高分解能を得るようにしている。これは、スロットル
センサの出力の読み取り処理を、高開度と低開度で切り
替えることによって、低開度でのスロットルセンサの分
解能を向上するものである。スロットルセンサからの出
力を第一のA/D変換器には直接入力し、第二のA/D
変換器にはスロットルセンサの出力を増幅器で増幅した
信号を入力する。さらに、第一のA/D変換器の出力
を、徐算器を介して切替器に入力する。切替器では、ス
ロットル弁が低開度のときには第二のA/D変換器側の
出力値を、高開度のときには第一のA/D変換器側の出
力値をスロットルの実開度信号とする。スロットル開度
が低開度の範囲では、制御演算用実スロットル開度信号
の有効桁数の減少を防止し、スロットル開度が低開度の
範囲での制御精度を向上できる。また、高開度の範囲で
は、増幅器を使用しない場合と同等の制御精度を維持し
てスロットルバルブの制御をすることが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術では、A/D変換器の出力値の処理において、A/
D変換器に接続した増幅器の増幅率と徐算器の徐算率が
設計値よりずれると、A/D変換器の出力値を切替る点
の低開度側と高開度側とで、制御演算用実スロットル開
度が不連続になるという問題があった。このようなスロ
ットル開度の不連続があると、スロットルバルブの開度
の制御の精度が低下するという問題があった。
【0006】本発明の目的は、スロットルセンサ出力が
センサ切替点において不連続になることを防ぎ、センサ
出力範囲全域で連続した出力を得ることができ、精度の
高いスロットル制御の行えるスロットルバルブの制御装
置及び方法を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エンジンに供給される吸気量を調節する
スロットルバルブと、このスロットルバルブを駆動する
駆動アクチュエータと、この駆動アクチュエータによっ
て回動される上記スロットルバルブの開度を検出するス
ロットルセンサと、このスロットルセンサの出力信号を
デイジタル信号に変換する第1のA/D変換器と、上記
スロットルセンサの出力信号を増幅する増幅器と、この
増幅器によって増幅された信号をデイジタル信号に変換
する第2のA/D変換器と、上記第1のA/D変換器若
しくは第2のA/D変換器のいづれか一方の出力が入力
され、上記2つのA/D変換器の出力を同一スケールに
変換する増幅率調整手段と、この増幅率調整手段の出力
及び上記増幅率調整手段を介さない上記A/D変換器の
出力に基づいて、上記駆動アクチュエータを制御するス
ロットルバルブの制御装置において、上記第1のA/D
変換器及び上記第2のA/D変換器の出力に基づいて、
増幅率を訂正する係数を上記増幅率調整手段若しくは上
記増幅器に出力して、増幅率を調整する補正手段を備え
るようにしたものであり、かかる構成を備えることによ
り、スロットルセンサの出力の全範囲に対して段付きの
ない連続した実開度信号を得ることができ、高精度なス
ロットル制御を行い得るものとなる。
【0008】上記スロットルバルブの制御装置におい
て、好ましくは、上記増幅率調整手段は、上記第2のA
/D変換器の出力に接続され、上記第2のA/D変換器
の出力を係数Kで除算する除算手段とするものである。
【0009】上記スロットルバルブの制御装置におい
て、好ましくは、上記上記増幅率調整手段は、上記第1
のA/D変換器の出力に接続され、上記第1のA/D変
換器の出力に係数Kを乗算する乗算手段とするものであ
る。
【0010】上記スロットルバルブの制御装置におい
て、好ましくは、上記補正手段は、上記第2のA/D変
換器の出力が、所定範囲内にある時に、上記増幅率の調
整を行うようにしたものであり、かかる構成とすること
により、係数の精度を維持し、かつ、不必要な補正処理
を不要とし得るものとなる。
【0011】上記スロットルバルブの制御装置におい
て、好ましくは、上記所定範囲は、上記スロットルバル
ブの最大開度に対する上記第1のA/D変換器の出力値
よりも大きな値とするようにしたものであり、かかる構
成により、A/D変換器の出力値の有効桁数を増加し得
るものとなる。
【0012】上記スロットルバルブの制御装置におい
て、好ましくは、上記補正手段は、上記係数が許容範囲
内にあるか否かを判断し、許容範囲内であるときには、
上記増幅率の調整を行い、許容範囲外であるときには、
上記切替手段を上記第1のA/D変換器の出力を選択す
るように切り替えるようにしたものであり、かかる構成
により、増幅器の異常にも対処し得るものとなる。
【0013】上記スロットルバルブの制御装置におい
て、好ましくは、さらに、上記係数を記憶する記憶手段
を備え、この記憶手段に記憶された係数に基づいて、上
記増幅率を調整するようにしたものであり、かかる構成
とすることにより、電源の再投入時にも、この記憶され
た値で調整可能とし得るものとなる。
【0014】上記スロットルバルブの制御装置におい
て、好ましくは、さらに、上記増幅率調整手段の出力及
び上記増幅率調整手段を介さない上記A/D変換器の出
力を選択的に切り替える切替手段を備え、この切替手段
が出力するスロットル実開度を指示する実開度信号と目
標とするスロットル開度を指令する指令開度信号の偏差
に基づいて、上記駆動アクチュエータを制御するように
したものである。
【0015】また、上記目的を達成するために、本発明
は、スロットルバルブの開度を検出し、検出した信号を
所定の増幅率で増幅した信号をデイジタル信号に変換
し、また増幅しない信号をデイジタル信号に変換し、こ
の二つのデイジタル信号の一方に所定の係数を掛けて両
者のデジタル信号を同一スケールの信号とし、上記スロ
ットルバルブを制御するスロットルバルブの制御方法に
おいて、上記2つのデイジタル信号に基づいて、上記係
数若しくは上記増幅率を補正するようしたものである。
【0016】上記スロットルバルブの制御方法におい
て、好ましくは、上記増幅された信号から変換されたデ
イジタル信号が、所定範囲にあるときに、上記係数若し
くは上記増幅率を補正するようしたものである。
【0017】上記スロットルバルブの制御方法におい
て、好ましくは、上記所定範囲は、上記スロットルバル
ブの最大開度に対する上記増幅されないデイジタル信号
の値よりも大きな値であるようしたものである。
【0018】上記スロットルバルブの制御方法におい
て、好ましくは、上記補正が許容範囲内にあるか否かを
判断し、許容範囲内であるときには、上記係数若しくは
上記増幅率の調整を行い、許容範囲外であるときには、
上記増幅されないデイジタル信号を選択して、実開度信
号とするようしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図1乃至図5を用いて説明する。図1は、本発明
の一実施の形態によるスロットルバルブ制御装置のブロ
ック図である。
【0020】スロットルバルブ制御装置は、スロットル
機構部100と、スロットル機構部の制御を行う制御部
200から構成されている。スロットル機構部100
は、吸気通路に回動自在に取り付けられたスロットルバ
ルブ110と、スロットルバルブ110を駆動する駆動
アクチュエータ120と、スロットルバルブ110の回
転角を検出して、スロットル開度の信号を出力するスロ
ットルセンサ130から構成されている。駆動アクチュ
エータ120は、制御部100から与えられる制御信号
に基づいて、スロットルバルブ110の開度を制御す
る。スロットルバルブ110の開度に応じて、エンジン
に供給される吸気量が調節される。スロットルバルブ1
20の開度は、スロットルセンサ130によって検出さ
れる。
【0021】スロットルセンサ130の出力は、制御部
200の中のA/D変換器210に直接入力して、デイ
ジタル信号に変換されるとともに、増幅器220によっ
てK倍に増幅された上で、A/D変換器230に入力し
て、デイジタル信号に変換される。A/D変換器21
0,230は、それぞれ、例えば、16ビットのA/D
変換器を使用しており、スロットルセンサ130の最大
出力に対して、16ビットの内、上位10ビットが対応
するようにして使用するので、その分解能は、1/10
24となる。また、スロットルセンサ130の出力は、
スロットルバルブ110が、例えば、全閉(0゜)から
全開(75゜)まで回動すると、0Vから3.5Vまで
変化する。また、増幅器220の増幅率Kは、5倍とし
ている。従って、スロットルバルブ110の全開度領域
の信号(0〜3.5V(=0゜〜75゜)は、そのま
ま、A/D変換器210によって、デイジタル信号に変
換される。また、スロットルバルブ110の開度が、低
開度領域である0゜〜15゜(=0V〜0.7V)の信
号は、増幅器220によって、0V〜3.5Vの信号に
増幅されて、A/D変換器230によって、デイジタル
信号に変換される。
【0022】A/D変換器210,230の出力は、そ
れぞれ、信号処理部240に取り込まれる。信号処理部
240は、例えば、μ−CPUから構成される。A/D
変換器230の出力は、増幅率調整部である除算器24
1を介して、切替器243に入力する。ここで、除算器
241は、増幅器220の増幅率Kを除数Kとするもの
である。一方、A/D変換器210の出力は、直接、切
替器243に入力する。なお、図中に破線で示した乗算
器242は、本実施の形態では使用しないものである。
乗算器242は、増幅率調整部として除算器241の代
わりに使用することができるものであるが、その詳細に
ついては、後述する。
【0023】ここで、増幅器220,A/D変換器23
0および除算器241の経路で流れる信号について見る
と、スロットルバルブ110の開度が、低開度領域であ
る0゜〜15゜(=0V〜0.7V)の信号は、増幅器
220によって、K(=5)倍され、0V〜3.5Vの
信号に増幅された後、除算器241によって、1/K
(=1/5)され、0V〜0.7Vの信号に戻ってい
る。しかしながら、A/D変換器230に入力する信号
は、低開度領域である0゜〜15゜が、0V〜3.5V
の信号としてデイジタル信号に変換されるため、低開度
領域における信号の分解能を高めることができる。切替
器243には、全開度領域の0V〜3.5Vの信号と、
低開度領域の0V〜0.7Vの信号が入力していること
になる。切替器243は、この2つの入力を選択的に切
り替えて偏差器244に入力させる。
【0024】切替器243による切替は、A/D変換器
230からの信号に基づいてなされ、例えば、A/D変
換器230の出力が、3.5Vを基準として、この値よ
り小さい場合には、除算器201の出力が切替器243
によって選択され、また、この値より大きい場合には、
A/D変換器210の出力が切替器243によって選択
される。以上のようにして、切替器243によって選択
されたスロットル実開度信号は、偏差器244によっ
て、スロットル開度の指令値であるスロットル指令開度
信号との偏差が求められる。偏差器244の出力は、P
ID演算要素などからなる補償要素部245を介して、
スロットル機構部100の中の駆動アクチュエータ12
0に供給され、スロットルバルブ110を駆動する。
【0025】信号処理部240は、スロットルセンサ1
30によって検出されたスロットル開度が、スロットル
指令開度に一致するように、スロットルバルブ110の
開度を制御する。スロットル指令開度は、図示しないア
クセルペダルの踏込量及び自動車の運転状態に応じて、
別のμ−CPUによって求められるものである。
【0026】以上説明したように、スロットルバルブ1
10の低開度領域(0゜〜15゜)では、増幅器220
によって、K倍(=5倍)され、A/D変換器230に
よってデジタル信号に変換されるので、その分解能は、
1/5120に向上したものを使用してスロットル開度
の制御を行うため、低開度側の制御精度が向上するもの
である。また、中高開度領域(15゜〜75゜)では、
A/D変換器210からの出力で従来通りの精度でスロ
ットル開度の制御が可能である。
【0027】さらに、本実施の形態では、学習部246
及び記憶装置250を備えている。これらの動作につい
て説明する前に、A/D変換器210,230の出力に
ついて、図2を用いて説明する。図2は、本発明の一実
施の形態によるスロットルバルブ制御装置に用いる2つ
のA/D変換器の出力とスロットル開度の関係を説明す
る図である。
【0028】A/D変換器210の出力は、実線300
で示すように、スロットル開度が0゜からθmaxまで
変化すると、0VからVcVまで変化する。ここで、例
えば、θmaxを75゜とし、VcVを3.5Vとす
る。一方、A/D変換器230の出力は、実線310で
示すように変化し、増幅器220を使用しているため、
スロットル開度θにおいて、A/D変換器の出力は、V
cとなっている。ここで、増幅器220の増幅率Kを5
倍とすると、θが15゜において、A/D変換器の出力
は、Vc(=3.5V)となるように、設定されてい
る。
【0029】しかしながら、ここで、増幅器220は、
アナログの増幅器であるため、その増幅率は、正確に5
倍にすることが困難であり、初期設定時に、5倍からズ
レることもあり、また、経時変化等により5倍からズレ
ることもある。従って、増幅器の増幅率が5倍より大き
くなると、A/D変換器230の出力は、図中に一点鎖
線320で示すようになる。
【0030】次に、切替器243の出力であるスロット
ル実開度信号についてみると、除算器241は、信号処
理部240の中で、デイジタル的に処理されるため、そ
の除数Kは、常に、正確に、例えば、5とすることがで
きる。従って、増幅器220の乗数が正確に5倍であ
り、A/D変換器230の出力が、実線310で示すよ
うな特性である場合には、このA/D変換器230の出
力を除算器241により1/5としても、その特性は、
実線300の特性に重畳することになる。
【0031】この関係について、図3を用いて説明す
る。図3は、本発明の一実施の形態によるスロットルバ
ルブ制御装置に用いる切替器の出力であるスロットル実
開度信号とスロットル開度の関係を説明する図である。
【0032】図3に、実線400で示すように、増幅器
220の増幅率が正確にK倍(=5倍)である場合に
は、切替器243の切替点であるスロットル開度θの前
後に拘らず、直線関係は保たれる。
【0033】しかしながら、図2において、一点鎖線3
20で示すように、増幅器220の増幅率がK倍(=5
倍)より大きくなると、この特性を1/Kすると、点線
330で示すようになる。即ち、図3において、破線4
10で示すように、スロットル開度が0゜〜θ゜(=1
5゜)までは、スロットル開度の変化に対して、スロッ
トル実開度信号は変化する。一方、A/D変換器210
の出力は、実線400で示すように変化するため、スロ
ットル開度θを境として、図3の左側では、破線410
に従って変化し、図3の右側では、実線400に従って
変化するため、θにおいて、特性が不連続となり、特性
に段付きを生じることになる。
【0034】そこで、学習部246は、A/D変換器2
10とA/D変換器230の出力を取込み、両者の比を
求める。即ち、図2において、A/D変換器230の出
力がVcであり、A/D変換器210の出力がV0であ
る時、両者の比(Vc/V0)は、5となり、これは、
増幅器220の増幅率K(=5)に等しくなっている。
しかしながら、A/D変換器230の出力がVcからV
1に変化したとすると、A/D変換器210の出力であ
るV0との比は、V1/V0となり、この値(V1/V0)
は、5より大きくなる。そこで、学習部246は、この
比(V1/V0)を増幅率補正係数である新しい除数K’
として、除算器241の除数を書き換える。このように
除数Kを新しい除数K’に書き換えることによって、切
替器243の出力は、図3に実線400で示すように、
直線となり、従来のようなスロットル実開度信号の不連
続性をなくすることができる。
【0035】また、学習部246は、この比(V1/V
0)を新しい除数K’として、記憶装置250に記憶す
る。この記憶装置250は、EP−ROMのように、書
換可能であるとともに不揮発性の記憶装置を用いてい
る。従って、自動車のイグニッションスイッチをオフに
しても、その内容が失われることはない。そして、イグ
ニッションスイッチをオンした時のイグニッション信号
が記憶装置250及び除算器201に入力することによ
り、記憶装置250に記憶されている増幅率補正係数で
ある除数K’を、増幅率調整部である除算器241に書
き込むことにより、この除数K’に基づいて、増幅器2
20の増幅率の変動を補正して、段付きのないスロット
ル開度に対するスロットル実開度信号を得ることができ
るものである。
【0036】なお、以上の説明では、A/D変換器23
0の出力を除算器241により除数Kにて除するものと
して説明したが、増幅率調整部としては、除算器241
に代えて、A/D変換器210の出力に接続された乗算
器242を使用することもできる。この乗算器242の
乗数をK(=5)とすることにより、乗算器242の出
力とA/D変換器230の出力は同一レベルとなる。そ
して、この乗算器242の乗数Kを学習部246の出力
により、新しい乗数K’に書き換えることにより、段付
きのないスロットル開度に対するスロットル実開度信号
を得ることができるものである。
【0037】なお、切替器243の入力レベルで見た場
合に、除算器241を用いる例の方が、乗算器242を
用いる場合に比べて、そのレベルを1/5に低減できる
ので、信号処理部240における信号処理のビット数が
低い場合には、除算器241を用いる方式の方が有利で
ある。しかしながら、信号処理部240における信号処
理のビット数に余裕がある場合には、乗算器242を用
いる方式では、スロットル開度が低開度の領域における
信号を、高分解能のまま使用できるメリットがある。
【0038】次に、図4を用いて、信号処理部における
信号処理の動作内容について説明する。図4は、本発明
の一実施の形態によるスロットルバルブ制御装置の信号
処理部の動作内容を示すフローチャートである。
【0039】最初に、ステップ500において、信号処
理部240の中の学習部246は、A/D変換器210
及びA/D変換器230の出力値を読み取る。
【0040】次のステップ502において、学習部24
6は、A/D変換器230の出力値が増幅率補正係数の
補正許可範囲内か否かを判断する。ここで、増幅率補正
係数の補正許可範囲内とは、図2において、A/D変換
器230の出力が、Vc1〜Vc2の範囲内にあるとき
の状態をいう。従って、増幅器220の増幅率が正確に
K(=5)倍であり、スロットル開度に対するA/D変
換器出力の特性が、実線310で示される特性である時
は、スロットルバルブが徐々に開き、スロットル開度が
θ1の時に、A/D変換器230の出力は、Vc1とな
るので、この出力となった時に、ステップ502におい
て、増幅率補正係数の補正許可範囲内にあると判断す
る。また、スロットルバルブが全開状態から閉じ、スロ
ットル開度がθ2となった時に、ステップ502におい
て、増幅率補正係数の補正許可範囲内にあると判断す
る。
【0041】また、増幅器230の増幅率Kが変化し、
例えば、図2に一点鎖線320で示す特性になっている
とすると、スロットルバルブが徐々に開き、スロットル
開度がθ3の時に、A/D変換器230の出力は、Vc
1となるので、この出力となった時に、ステップ502
において、増幅率補正係数の補正許可範囲内にあると判
断する。また、スロットルバルブが全開状態から閉じ、
スロットル開度がほぼθ1となった時に、ステップ50
2において、増幅率補正係数の補正許可範囲内にあると
判断する。
【0042】ここで、補正許可範囲のVc1及びVc2
としては、例えば、Vcを3.5Vとすると、Vc1=
3.6及びVc2=3.8Vの値とする。これは、増幅
率補正係数K’としては、当初のK=5から、K’=
5.14〜5.43の範囲となった場合であり、3%乃
至8%の変化が生じた場合である。
【0043】A/D変換器230の出力が、増幅率補正
係数の補正許可範囲内にない場合には、何も処理を行わ
ないが、増幅率補正係数の補正許可範囲内である場合に
は、次のステップ504に進む。この判断によって、増
幅率補正係数K’の精度を維持し、かつ不必要な補正処
理を避ける。
【0044】ステップ504において、学習部246
は、A/D変換器210とA/D変換器230の出力値
の比(図2において、(Vc/V0))を求め、これを
増幅率補正係数K’とする。
【0045】次に、ステップ506において、学習部2
46は、求められた増幅率補正係数K’が許容範囲内に
あるか否かを判断する。ここで、許容範囲内とは、例え
ば、正常時の増幅率補正係数Kを5とした時、4.8〜
5.2の範囲とする。求められた増幅率補正係数K’が
許容範囲内にある場合には、次のステップ508に進
む。この判断によって、増幅率補正係数K’が異常な値
をとった場合、増幅器220の異常と判断し、増幅器2
20の出力値の使用を避けることができる。
【0046】ステップ508において、学習部246
は、求められた増幅率補正係数K’を増幅率調整部であ
る除算器241に出力し、除算器241は、以後は、こ
の新しい増幅率補正係数K’に基づいて、除算を行う。
【0047】また、ステップ510において、学習部2
46は、求められた増幅率補正係数K’を記憶装置25
0に保持し、処理を終了する。これによって、電源を切
った後でも増幅率補正係数K’を残すことができ、次回
に電源を入れたときに、前回保持した増幅率補正係数
K’を使用することが可能となる。
【0048】ステップ506において、求められた増幅
率補正係数K’が許容範囲内でない場合には、ステップ
512において、学習部246は、求められた増幅率補
正係数K’の値を無効にする。
【0049】算出した増幅率補正係数K’が、増幅器2
20の増幅率Kから大きくかけ離れている場合、増幅器
220に何らかの問題があることが考えられる。そこ
で、増幅率補正係数K’が増幅器220の仕様上の増幅
率Kを含む所定の許容範囲に入っているかを確認し、許
容範囲に入っている場合にのみ、算出した増幅率補正係
数K’の使用を許可するようにしている。A/D変換器
210の出力を増幅率補正係数K’に基づいて、増幅率
調節部である乗算器242により変換をした場合、増幅
器220の増幅率が仕様上の増幅率Kに近ければ、図5
に斜線340で示す範囲内に変換された特性が入ること
が期待される。
【0050】しかし、仕様上の増幅率Kから大きく離れ
ると、斜線340で示す範囲に入らなくなる。斜線34
0で示す範囲内にある場合にのみ、A/D変換器230
の出力特性である実線310をA/D変換器210の出
力である実線300と同一の特性に変換できるので、斜
線340で示す範囲内に無い場合に、増幅率補正係数
K’の変更によって同一の特性にするには、増幅率補正
係数K’の値が仕様上の増幅率Kから大きく離れる。こ
の場合、増幅率補正係数K’の値を使用せず、スロット
ルバルブ110の制御は0〜θmaxの範囲すべてをA
/D変換器210の出力の特性に基づいて行なう。その
ために、ステップ514において、学習部514は、切
替器243に制御信号を出力し、切替器243が、A/
D変換器210の出力を選択するように切り替える。
【0051】ここで、補正許可範囲(Vc1〜Vc2)
をA/D変換器230の出力の大きな部分に設定するこ
とで、A/D変換器230の出力値とA/D変換器21
0の出力値の有効な桁数が増えるため、増幅率補正係数
K’を精度よく求めることができる。さらに、補正許可
範囲(Vc1〜Vc2)の範囲でのみ増幅率補正係数
K’を行なうことで、増幅率補正係数K’を算出したと
きに十分な精度を得られない範囲での増幅率補正係数
K’の不要な演算を避けることができる。
【0052】本実施の形態によれば、増幅率補正係数
K’をA/D変換器210の出力値とA/D変換器23
0の出力値によって補正することで、それぞれの出力値
を切替る点であるスロットル開度θで、スロットル実開
度信号が不連続になるのを防止でき、スロットルセンサ
130の出力が低い範囲で、高い制御精度を確保したま
ま、連続したスロットル実開度信号を得ることができ
る。
【0053】次に、図6を用いて、本発明の他の実施の
形態について説明する。
【0054】図6は、本発明の他の実施の形態によるス
ロットルバルブ制御装置のブロック図である。
【0055】スロットルバルブ制御装置は、スロットル
機構部100と、スロットル機構部の制御を行う制御部
600から構成されている。スロットル機構部100
は、吸気通路に回動自在に取り付けられたスロットルバ
ルブ110と、スロットルバルブ110を駆動する駆動
アクチュエータ120と、スロットルバルブ110の回
転角を検出して、スロットル開度の信号を出力するスロ
ットルセンサ130から構成されている。駆動アクチュ
エータ120は、制御部100から与えられる制御信号
に基づいて、スロットルバルブ110の開度を制御す
る。スロットルバルブ110の開度に応じて、エンジン
に供給される吸気量が調節される。スロットルバルブ1
20の開度は、スロットルセンサ130によって検出さ
れる。
【0056】スロットルセンサ130の出力は、制御部
600の中のA/D変換器610に直接入力して、デイ
ジタル信号に変換されるとともに、増幅率が可変な増幅
器620によってK倍に増幅された上で、A/D変換器
630に入力して、デイジタル信号に変換される。A/
D変換器610,630は、それぞれ、例えば、16ビ
ットのA/D変換器を使用しており、スロットルセンサ
130の最大出力に対して、16ビットの内、上位10
ビットが対応するようにして使用するので、その分解能
は、1/1024となる。また、スロットルセンサ13
0の出力は、スロットルバルブ110が、例えば、全閉
(0゜)から全開(75゜)まで回動すると、0Vから
3.5Vまで変化する。また、増幅器620の増幅率K
は、5倍としている。従って、スロットルバルブ110
の全開度領域の信号(0〜3.5V(=0゜〜75゜)
は、そのまま、A/D変換器610によって、デイジタ
ル信号に変換される。また、スロットルバルブ110の
開度が、低開度領域である0゜〜15゜(=0V〜0.
7V)の信号は、増幅器620によって、0V〜3.5
Vの信号に増幅されて、A/D変換器630によって、
デイジタル信号に変換される。
【0057】A/D変換器610,630の出力は、そ
れぞれ、信号処理部640に取り込まれる。信号処理部
640は、例えば、μ−CPUから構成される。A/D
変換器630の出力は、増幅率調整部である除算器64
1を介して、切替器643に入力する。ここで、除算器
641は、増幅器620の増幅率Kを除数Kとするもの
である。一方、A/D変換器610の出力は、直接、切
替器643に入力する。なお、図中に破線で示した乗算
器642は、本実施の形態では使用しないものである。
乗算器642は、増幅率調整部として除算器641の代
わりに使用することができるものであるが、その詳細に
ついては、後述する。
【0058】ここで、増幅器620,A/D変換器63
0および除算器641の経路で流れる信号について見る
と、スロットルバルブ110の開度が、低開度領域であ
る0゜〜15゜(=0V〜0.7V)の信号は、増幅器
620によって、K(=5)倍され、0V〜3.5Vの
信号に増幅された後、除算器641によって、1/K
(=1/5)され、0V〜0.7Vの信号に戻ってい
る。しかしながら、A/D変換器230に入力する信号
は、低開度領域である0゜〜15゜が、0V〜3.5V
の信号としてデイジタル信号に変換されるため、低開度
領域における信号の分解能を高めることができる。切替
器643には、全開度領域の0V〜3.5Vの信号と、
低開度領域の0V〜0.7Vの信号が入力していること
になる。切替器643は、この2つの入力を選択的に切
り替えて偏差器644に入力させる。
【0059】切替器643による切替は、A/D変換器
630からの信号に基づいてなされ、例えば、A/D変
換器630の出力が、3.5Vを基準として、この値よ
り小さい場合には、除算器601の出力が切替器643
によって選択され、また、この値より大きい場合には、
A/D変換器610の出力が切替器643によって選択
される。以上のようにして、切替器643によって選択
されたスロットル実開度信号は、偏差器644によっ
て、スロットル開度の指令値であるスロットル指令開度
信号との偏差が求められる。偏差器644の出力は、P
ID演算要素などからなる補償要素部645を介して、
スロットル機構部100の中の駆動アクチュエータ12
0に供給され、スロットルバルブ110を駆動する。
【0060】信号処理部640は、スロットルセンサ1
30によって検出されたスロットル開度が、スロットル
指令開度に一致するように、スロットルバルブ110の
開度を制御する。スロットル指令開度は、図示しないア
クセルペダルの踏込量及び自動車の運転状態に応じて、
別のμ−CPUによって求められるものである。
【0061】以上説明したように、スロットルバルブ1
10の低開度領域(0゜〜15゜)では、増幅器620
によって、K倍(=5倍)され、A/D変換器630に
よってデジタル信号に変換されるので、その分解能は、
1/5120に向上したものを使用してスロットル開度
の制御を行うため、低開度側の制御精度が向上するもの
である。また、中高開度領域(15゜〜75゜)では、
A/D変換器610からの出力で従来通りの精度でスロ
ットル開度の制御が可能である。
【0062】さらに、本実施の形態では、増幅率算出器
646及び記憶装置250を備えている。A/D変換器
610,630の出力は、図2を用いて説明したとおり
であり、A/D変換器610の出力は、実線300で示
すように、スロットル開度が0゜からθmaxまで変化
すると、0VからVcVまで変化する。ここで、例え
ば、θmaxを75゜とし、VcVを3.5Vとする。
一方、A/D変換器630の出力は、実線310で示す
ように変化し、増幅器620を使用しているため、スロ
ットル開度θにおいて、A/D変換器の出力は、Vcと
なっている。ここで、増幅器620の増幅率Kを5倍と
すると、θが15゜において、A/D変換器の出力は、
Vc(=3.5V)となるように、設定されている。
【0063】しかしながら、ここで、増幅器620は、
アナログの増幅器であるため、その増幅率は、正確に5
倍にすることが困難であり、初期設定時に、5倍からズ
レることもあり、また、経時変化等により5倍からズレ
ることもある。従って、増幅器の増幅率が5倍より大き
くなると、A/D変換器630の出力は、図中に一点鎖
線320で示すようになる。
【0064】次に、切替器643の出力であるスロット
ル実開度信号についてみると、除算器641は、信号処
理部640の中で、デイジタル的に処理されるため、そ
の除数Kは、常に、正確に、例えば、5とすることがで
きる。従って、増幅器620の乗数が正確に5倍であ
り、A/D変換器630の出力が、実線310で示すよ
うな特性である場合には、このA/D変換器630の出
力を除算器641により1/5としても、その特性は、
実線300の特性に重畳することになる。
【0065】図3に、実線400で示すように、増幅器
620の増幅率が正確にK倍(=5倍)である場合に
は、切替器643の切替点であるスロットル開度θの前
後に拘らず、直線関係は保たれる。
【0066】しかしながら、図2において、一点鎖線3
20で示すように、増幅器620の増幅率がK倍(=5
倍)より大きくなると、この特性を1/Kすると、点線
330で示すようになる。即ち、図3において、破線4
10で示すように、スロットル開度が0゜〜θ゜(=1
5゜)までは、スロットル開度の変化に対して、スロッ
トル実開度信号は変化する。一方、A/D変換器610
の出力は、実線400で示すように変化するため、スロ
ットル開度θを境として、図3の左側では、破線410
に従って変化し、図3の右側では、実線400に従って
変化するため、θにおいて、特性が不連続となり、特性
に段付きを生じることになる。
【0067】そこで、増幅率算出器646は、A/D変
換器610とA/D変換器630の出力を取込み、両者
の比を求める。即ち、図2において、A/D変換器63
0の出力がVcであり、A/D変換器610の出力がV
0である時、両者の比(Vc/V0)は、5となり、これ
は、増幅器620の増幅率K(=5)に等しくなってい
る。しかしながら、A/D変換器630の出力がVcか
らV1に変化したとすると、A/D変換器610の出力
であるV0との比は、V1/V0となり、この値(V1/V
0)は、5より大きくなる。そこで、増幅率算出器64
6は、この比(V1/V0)を増幅率変更係数である新し
い増幅率K’’として、増幅率が可変な増幅器220の
増幅率を変更する。このように増幅率Kを新しい増幅率
K’’に変更することによって、切替器643の出力
は、図3に実線400で示すように、直線となり、従来
のようなスロットル実開度信号の不連続性をなくするこ
とができる。
【0068】また、増幅率算出器646は、この比(V
1/V0)を新しい増幅率K’’として、記憶装置250
に記憶する。この記憶装置250は、EP−ROMのよ
うに、書換可能であるとともに不揮発性の記憶装置を用
いている。従って、自動車のイグニッションスイッチを
オフにしても、その内容が失われることはない。そし
て、イグニッションスイッチをオンした時のイグニッシ
ョン信号が記憶装置250及び除算器601に入力する
ことにより、記憶装置250に記憶されている増幅率変
更係数である増幅率K’’に、増幅率調整部である増幅
器220の増幅率を変更することにより、この増幅率
K’’に基づいて、増幅器620の増幅率の変動を補正
しても、段付きのないスロットル開度に対するスロット
ル実開度信号を得ることができるものである。
【0069】なお、以上の説明では、A/D変換器63
0の出力を除算器641により除数Kにて除するものと
して説明したが、除算器641に代えて、A/D変換器
610の出力に接続された乗算器642を使用すること
もできる。この乗算器642の乗数をK(=5)とする
ことにより、乗算器642の出力とA/D変換器630
の出力は同一レベルとなる。
【0070】なお、切替器643の入力レベルで見た場
合に、除算器641を用いる例の方が、乗算器642を
用いる場合に比べて、そのレベルを1/5に低減できる
ので、信号処理部640における信号処理のビット数が
低い場合には、除算器641を用いる方式の方が有利で
ある。しかしながら、信号処理部640における信号処
理のビット数に余裕がある場合には、乗算器642を用
いる方式では、スロットル開度が低開度の領域における
信号を、高分解能のまま使用できるメリットがある。
【0071】次に、信号処理部における信号処理の動作
内容について説明する。信号処理部240の中の増幅率
算出器246は、A/D変換器210及びA/D変換器
230の出力値を読み取る。増幅率算出器246は、A
/D変換器230の出力値が増幅率変更係数の変更許可
範囲内か否かを判断する。ここで、増幅率変更係数の変
更許可範囲内とは、図2において、A/D変換器230
の出力が、Vc1〜Vc2の範囲内にあるときの状態を
いう。従って、増幅器220の増幅率が正確にK(=
5)倍であり、スロットル開度に対するA/D変換器出
力の特性が、実線310で示される特性である時は、ス
ロットルバルブが徐々に開き、スロットル開度がθ1の
時に、A/D変換器230の出力は、Vc1となるの
で、この出力となった時に、増幅率変更係数の変更許可
範囲内にあると判断する。また、スロットルバルブが全
開状態から閉じ、スロットル開度がθ2となった時に、
増幅率変更係数の変更許可範囲内にあると判断する。
【0072】また、増幅器230の増幅率Kが変化し、
例えば、図2に一点鎖線320で示す特性になっている
とすると、スロットルバルブが徐々に開き、スロットル
開度がθ3の時に、A/D変換器230の出力は、Vc
1となるので、この出力となった時に、増幅率変更係数
の変更許可範囲内にあると判断する。また、スロットル
バルブが全開状態から閉じ、スロットル開度がほぼθ1
となった時に、増幅率変更係数の変更許可範囲内にある
と判断する。
【0073】ここで、変更許可範囲のVc1及びVc2
としては、例えば、Vcを3.5Vとすると、Vc1=
3.6及びVc2=3.8Vの値とする。これは、増幅
率変更係数K’’としては、当初のK=5から、K’’
=5.14〜5.43の範囲となった場合であり、3%
乃至8%の変化が生じた場合である。
【0074】A/D変換器230の出力が、増幅率変更
係数の変更許可範囲内にない場合には、何も処理を行わ
ないが、増幅率変更係数の変更許可範囲内である場合に
は、増幅率算出器246は、A/D変換器210とA/
D変換器230の出力値の比(図2において、(Vc/
V0))を求め、これを増幅率変更係数K’’とする。
この判断によって、増幅率変更係数K’’の精度を維持
し、かつ不必要な変更処理を避ける。
【0075】次に、増幅率算出器246は、求められた
増幅率変更係数K’’が許容範囲内にあるか否かを判断
する。ここで、許容範囲内とは、例えば、正常時の増幅
率変更係数Kを5とした時、4.8〜5.2の範囲とす
る。求められた増幅率変更係数K’’が許容範囲内にあ
る場合には、増幅率算出器246は、求められた増幅率
変更係数K’’を増幅率調整部である除算器241に出
力し、除算器241は、以後は、この新しい増幅率変更
係数K’’に基づいて、除算を行う。この判断によっ
て、増幅率変更係数K’’が異常な値をとった場合、増
幅器220の異常と判断し、増幅器220の出力値の使
用を避けることができる。
【0076】また、増幅率算出器246は、求められた
増幅率変更係数K’’を記憶装置250に保持し、処理
を終了する。これによって、電源を切った後でも増幅率
変更係数K’’を残すことができ、次回に電源を入れた
ときに、前回保持した増幅率変更係数K’’を使用する
ことが可能となる。
【0077】求められた増幅率変更係数K’’が許容範
囲内でない場合には、ステップ512において、増幅率
算出器246は、求められた増幅率変更係数K’’の値
を無効にする。
【0078】算出した増幅率変更係数K’’が、増幅器
220の増幅率Kから大きくかけ離れている場合、増幅
器220に何らかの問題があることが考えられる。そこ
で、増幅率変更係数K’’が増幅器220の仕様上の増
幅率Kを含む所定の許容範囲に入っているかを確認し、
許容範囲に入っている場合にのみ、算出した増幅率変更
係数K’’の使用を許可するようにしている。A/D変
換器210の出力を増幅率変更係数K’’に基づいて、
増幅率調節部である乗算器242により変換をした場
合、増幅器220の増幅率が仕様上の増幅率Kに近けれ
ば、図5に斜線340で示す範囲内に変換された特性が
入ることが期待される。
【0079】しかし、仕様上の増幅率Kから大きく離れ
ると、斜線340で示す範囲に入らなくなる。斜線34
0で示す範囲内にある場合にのみ、A/D変換器230
の出力特性である実線310をA/D変換器210の出
力である実線300と同一の特性に変換できるので、斜
線340で示す範囲内に無い場合に、増幅率変更係数
K’’の変更によって同一の特性にするには、増幅率変
更係数K’’の値が仕様上の増幅率Kから大きく離れ
る。この場合、増幅率変更係数K’’の値を使用せず、
スロットルバルブ110の制御は0〜θmaxの範囲す
べてをA/D変換器210の出力の特性に基づいて行な
う。そのために、増幅率算出器514は、切替器243
に制御信号を出力し、切替器243が、A/D変換器2
10の出力を選択するように切り替える。
【0080】ここで、変更許可範囲(Vc1〜Vc2)
をA/D変換器230の出力の大きな部分に設定するこ
とで、A/D変換器230の出力値とA/D変換器21
0の出力値の有効な桁数が増えるため、増幅率変更係数
K’’を精度よく求めることができる。さらに、変更許
可範囲(Vc1〜Vc2)の範囲でのみ増幅率変更係数
K’’を行なうことで、増幅率変更係数K’’を算出し
たときに十分な精度を得られない範囲での増幅率変更係
数K’’の不要な演算を避けることができる。
【0081】本実施の形態によれば、増幅率変更係数
K’’をA/D変換器210の出力値とA/D変換器2
30の出力値によって変更することで、それぞれの出力
値を切替る点であるスロットル開度θで、スロットル実
開度信号が不連続になるのを防止でき、スロットルセン
サ130の出力が低い範囲で、高い制御精度を確保した
まま、連続したスロットル実開度信号を得ることができ
る。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、スロットルバルブの制
御装置及び方法において、スロットルセンサ出力がセン
サ切替点において不連続になることを防ぎ、センサ出力
範囲全域で連続した出力を得ることができ、精度の高い
スロットル制御の行い得るものとなる。
【0083】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるスロットルバルブ
制御装置のブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるスロットルバルブ
制御装置に用いる2つのA/D変換器の出力とスロット
ル開度の関係の説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるスロットルバルブ
制御装置に用いる切替器の出力であるスロットル実開度
信号とスロットル開度の関係の説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態によるスロットルバルブ
制御装置の信号処理部の動作内容を示すフローチャート
である。
【図5】本発明の一実施の形態によるスロットルバルブ
制御装置に用いる2つのA/D変換器の出力とスロット
ル開度の関係の説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態によるスロットルバルブ
制御装置のブロック図である。
【符号の説明】
100…スロットル機構部 110…スロットルバルブ 120…駆動アクチュエータ 130…スロットルセンサ 200,600…制御部 210,230,610,630…A/D変換器 220,620…増幅器 240,640…信号処理部 241,641…除算器 242,642…乗算器 243,643…切替器 244,644…偏差器 245,645…補償要素部 246,646…学習部 250…記憶装置 647…増幅率算出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02D 45/00 358 F02D 45/00 358N 364 364G (72)発明者 仲野 秀一 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所 自動車機器事業 部内 (72)発明者 小野 浩一 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式 会社 日立カーエンジニアリング内 (56)参考文献 特開 平6−101550(JP,A) 特開 平5−263703(JP,A) 特開 平6−280668(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 41/20 310 - 315 F02D 11/10 F02D 35/00 364 F02D 45/00 H02P 5/00 - 8/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンに供給される吸気量を調節する
    スロットルバルブと、 このスロットルバルブを駆動する駆動アクチュエータ
    と、 この駆動アクチュエータによって回動される上記スロッ
    トルバルブの開度を検出するスロットルセンサと、 このスロットルセンサの出力信号をデイジタル信号に変
    換する第1のA/D変換器と、 上記スロットルセンサの出力信号を増幅する増幅器と、 この増幅器によって増幅された信号をデイジタル信号に
    変換する第2のA/D変換器と、 上記第1のA/D変換器若しくは第2のA/D変換器の
    いづれか一方の出力が入力され、上記2つのA/D変換
    器の出力を同一スケールに変換する増幅率調整手段と、 この増幅率調整手段の出力及び上記増幅率調整手段を介
    さない上記A/D変換器の出力に基づいて、上記駆動ア
    クチュエータを制御するスロットルバルブの制御装置に
    おいて、 上記第1のA/D変換器及び上記第2のA/D変換器の
    出力に基づいて、増幅率を訂正する係数を上記増幅率調
    整手段若しくは上記増幅器に出力して、増幅率を調整す
    る補正手段を備えたことを特徴とするスロットルバルブ
    の制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスロットルバルブの制御
    装置において、 上記増幅率調整手段は、上記第2のA/D変換器の出力
    に接続され、上記第2のA/D変換器の出力を係数Kで
    除算する除算手段であることを特徴とするスロットルバ
    ルブの制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスロットルバルブの制御
    装置において、 上記上記増幅率調整手段は、上記第1のA/D変換器の
    出力に接続され、上記第1のA/D変換器の出力に係数
    Kを乗算する乗算手段であることを特徴とするスロット
    ルバルブの制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のスロットルバルブの制御
    装置において、 上記補正手段は、上記第2のA/D変換器の出力が、所
    定範囲内にある時に、上記増幅率の調整を行うことを特
    徴とするスロットルバルブの制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のスロットルバルブの制御
    装置において、 上記所定範囲は、上記スロットルバルブの最大開度に対
    する上記第1のA/D変換器の出力値よりも大きな値で
    あることを特徴とするスロットルバルブの制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のスロットルバルブの制御
    装置において、 上記補正手段は、上記係数が許容範囲内にあるか否かを
    判断し、許容範囲内であるときには、上記増幅率の調整
    を行い、許容範囲外であるときには、上記切替手段を上
    記第1のA/D変換器の出力を選択するように切り替え
    ることを特徴とするスロットルバルブの制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のスロットルバルブの制御
    装置において、さらに、 上記係数を記憶する記憶手段を備え、この記憶手段に記
    憶された係数に基づいて、上記増幅率を調整することを
    特徴とするスロットルバルブの制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のスロットルバルブの制御
    装置において、さらに、 上記増幅率調整手段の出力及び上記増幅率調整手段を介
    さない上記A/D変換器の出力を選択的に切り替える切
    替手段を備え、 この切替手段が出力するスロットル実開度を指示する実
    開度信号と目標とするスロットル開度を指令する指令開
    度信号の偏差に基づいて、上記駆動アクチュエータを制
    御することを特徴とするスロットルバルブの制御装置
  9. 【請求項9】 スロットルバルブの開度を検出し、検出
    した信号を所定の増幅率で増幅した信号をデイジタル信
    号に変換し、また増幅しない信号をデイジタル信号に変
    換し、この二つのデイジタル信号の一方に所定の係数を
    掛けて両者のデジタル信号を同一スケールの信号とし、
    上記スロットルバルブを制御するスロットルバルブの制
    御方法において、 上記2つのデイジタル信号に基づいて、上記係数若しく
    は上記増幅率を補正するようにしたことを特徴とするス
    ロットルバルブの制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のスロットルバルブの制
    御方法において、 上記増幅された信号から変換されたデイジタル信号が、
    所定範囲にあるときに、上記係数若しくは上記増幅率を
    補正することを特徴とするスロットルバルブの制御方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のスロットルバルブの
    制御方法において、 上記所定範囲は、上記スロットルバルブの最大開度に対
    する上記増幅されないデイジタル信号の値よりも大きな
    値であることを特徴とするスロットルバルブの制御方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項9記載のスロットルバルブの制
    御方法において、 上記補正が許容範囲内にあるか否かを判断し、許容範囲
    内であるときには、上記係数若しくは上記増幅率の調整
    を行い、許容範囲外であるときには、上記増幅されない
    デイジタル信号を選択して、実開度信号とすることを特
    徴とするスロットルバルブの制御方法。
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