JP3155343B2 - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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JP3155343B2
JP3155343B2 JP14219692A JP14219692A JP3155343B2 JP 3155343 B2 JP3155343 B2 JP 3155343B2 JP 14219692 A JP14219692 A JP 14219692A JP 14219692 A JP14219692 A JP 14219692A JP 3155343 B2 JP3155343 B2 JP 3155343B2
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徹雄 山本
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Toyooki Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、供給流路に連通した供
給ポートと低圧流路に連通した低圧ポートと負荷流路に
連通した負荷ポートとを開口した取付面をマニホールド
の一側面に複数形成し、マニホールドの各取付面上にそ
れぞれ供給ポートに連通する流路と低圧ポートに連通す
る流路と負荷ポートに連通する流路を有した回路構成体
を積層配設し、各回路構成体には前記流路間を切換制御
する切換弁を備えて負荷流路と接続したアクチュエータ
を作動制御する弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の弁装置として実開平1−
100974号公報の如き図13ないし図15に示した
ものがある。このものは圧力源に接続する供給流路Pと
低圧側に接続する低圧流路Rとアクチュエータに接続す
る負荷流路A、Bとを有したマニホールド109の一側
面に、供給流路Pに連通した供給ポートP1、P2と低
圧流路Rに連通した低圧ポートR1、R2と負荷流路
A、Bに連通した負荷ポートA1、A2、B1、B2と
を開口した複数の取付面109A、109Bを形成し、
マニホールド109の各取付面109A、109B上に
それぞれ積層配設された回路構成体113A、113B
は流量制御弁110A、110Bとパイロット操作式の
逆止め弁111A、111Bと電磁操作の切換弁112
A、112Bとを順次積層して構成し、各回路構成体1
13A、113Bには供給ポートP1、P2に連通する
流路114A、114Bと低圧ポートR1、R2に連通
する流路115A、115Bと負荷ポートA1、A2、
B1、B2に連通する流路116A、116B、117
A、117Bを有して、切換弁112A、112Bへの
通電非通電操作により各流路114A、114Bと11
5A、115Bと116A、116B、117A、11
7B間を切換制御してアクチュエータを作動制御するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、回路構成体
113Aの最上段に位置する切換弁112Aの電磁石1
18A、119Aにマニホールド109に取付けした配
線ダクト部材120の内部に有した端子台121からの
電気配線126を電気接続するのに、各弁112A、1
11A、110Aおよびマニホールド109の内部に有
するコネクタ体122、123、124、125を介し
て行わなければならず、特に積層配設する弁が多い回路
構成体の場合には電磁石118A、119Aと電気配線
126間の電気接続個所が多くて電気接続不良をきたす
可能性があり、弁装置の信頼性が低い問題点があった。
本発明は、かかる問題点を解決するもので、マニホール
ドの各取付面に積層配設される回路構成体に影響される
ことなく、電磁石と電気配線間の電気接続個所を極めて
少くして高い信頼性が得られるようにした弁装置を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の弁装
置は、圧力源に接続する供給流路と低圧側に接続する低
圧流路とアクチュエータに接続する負荷流路とを有し、
供給流路に連通した供給ポートと低圧流路に連通した低
圧ポートと負荷流路に連通した負荷ポートとを開口した
取付面を一側面に複数形成したマニホールドと、マニホ
ールドの各取付面上に積層配設され取付面に接合する接
合面にそれぞれ開口して供給ポートに連通する流路と低
圧ポートに連通する流路と負荷ポートに連通する流路を
有した回路構成体と、各回路構成体に備えてパイロット
室への圧力流体の導入やパイロット室からの流体の排出
によって供給ポートに連通する流路と低圧ポートに連通
する流路と負荷ポートに連通する流路間を切換制御する
パイロット操作式の切換弁と、各回路構成体に備えてパ
イロット操作式の切換弁のパイロット室に連通して接合
面に開口するパイロット流路と、マニホールドに備えて
各回路構成体のパイロット流路に連通するよう各取付面
に開口するパイロット流路と、マニホールドに備えて通
電非通電操作によりマニホールドと回路構成体の各パイ
ロット流路を介して切換弁のパイロット室へ圧力流体を
導入したりパイロット室の流体を排出したりする複数の
電磁切換弁とを具備し、各電磁切換弁はその電磁石をマ
ニホールドの取付面を形成しない一側面に突出して取付
けて設け、マニホールドの一側面に突出して取付けた各
電磁石はその一側面に凹部を形成するよう突出端側をマ
ニホールドへの取付方向と略直交方向に突出して設け
この凹部に、電磁石の端子と電気接続する電気配線を内
部に挿通自在に設けた配線ダクト部材を配設している。
【0005】さらに、本発明の弁装置は、圧力源に接続
する供給流路と低圧側に接続する低圧流路とアクチュエ
ータに接続する負荷流路とを有し、供給流路に連通した
供給ポートと低圧流路に連通した低圧ポートと負荷流路
に連通した負荷ポートとを開口した取付面を一側面に複
数形成したマニホールドと、マニホールドの各取付面上
に積層配設され取付面に接合する接合面にそれぞれ開口
して供給ポートに連通する流路と低圧ポートに連通する
流路と負荷ポートに連通する流路を有した回路構成体
と、各回路構成体に備えてパイロット室への圧力流体の
導入やパイロット室からの流体の排出によって供給ポー
トに連通する流路と低圧ポートに連通する流路と負荷ポ
ートに連通する流路間を切換制御するパイロット操作式
の切換弁と、各回路構成体に備えてパイロット操作式の
切換弁のパイロット室に連通して接合面に開口するパイ
ロット流路と、マニホールドに備えて各回路構成体のパ
イロット流路に連通するよう各取付面に開口するパイロ
ット流路と、マニホールドに備えて通電非通電操作によ
りマニホールドと回路構成体の各パイロット流路を介し
て切換弁のパイロット室へ圧力流体を導入したりパイロ
ット室の流体を排出したりする複数の電磁切換弁とを具
備し、各電磁切換弁はその電磁石をマニホールドの取付
面を形成しない一側面に突出して取付けて設け、マニホ
ールドの一側面に突出して取付けた各電磁石の一側面に
電磁石の端子と電気接続する電気配線を内部に挿通自在
に設けた配線ダクト部材を配設し、この配線ダクト部材
は電磁石を取付けたマニホールドの一側面に取付けてい
る。
【0006】さらに、前記本発明のそれぞれの弁装置に
おいて、配線ダクト部材は1個で複数の電磁石に対応し
て成る。
【0007】
【作用】かかる課題を解決するための手段として1番目
に示した構成において、マニホールドの各取付面上に積
層配設された各回路構成体にそれぞれ備えたパイロット
操作式の切換弁はマニホールドに備えたそれぞれの電磁
切換弁への通電非通電操作により作動されて各流路間を
切換制御し、マニホールドの取付面を形成しない一側面
に突出して取付けた各電磁切換弁の電磁石はその一側面
に凹部を形成するよう突出端側をマニホールドへの取付
方向と略直交方向に突出して設け、この凹部に電磁石の
端子と電気接続する電気配線を内部に挿通自在に設けた
配線ダクト部材を配設している。このため、従来の弁装
置と比べて、電磁石と電気配線間の電気接続個所を極め
て少くでき、弁装置の信頼性を良好に高めることができ
る。
【0008】また、課題を解決するための手段として2
番目に示した構成において、各回路構成体にそれぞれ備
えたパイロット操作式の切換弁を作動する電磁切換弁
は、その電磁石をマニホールドの取付面を形成しない一
側面に突出して取付け、その電磁石の一側面に配設した
配線ダクト部材をマニホールドの電磁石を取付けた一側
面に取付け、配線ダクト部材は内部に電磁石の端子と電
気接続する電気配線を内部に挿通自在に設けている。こ
のため、1番目に示した構成の弁装置と同様に電磁石と
電気配線間の電気接続個所を極めて少くでき、弁装置の
信頼性を良好に高めることができる。
【0009】そして、前記のそれぞれの弁装置におい
て、配線ダクト部材を1個で複数の電磁石に対応して設
けることで、配線ダクト部材を配設する際の煩雑化を良
好に阻止することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1ないし図3において、1はマニホールド
で、圧力源2に接続する供給流路3と低圧側としてのタ
ンク4に接続する低圧流路5とを軸方向に貫設して有し
ていると共に、2個のアクチュエータ6A、6Bにそれ
ぞれ接続する2個で1組の負荷流路7A、7B、と8
A、8Bとを軸方向に離して有している。1A、1Bは
マニホールド1の一側面に形成した2個の取付面で、取
付面1Aには供給流路3に連通した供給ポート3Aと低
圧流路5に連通した2個の低圧ポート5A、5Bと負荷
流路7Aに連通した負荷ポート7Cと負荷流路7Bに連
通した負荷ポート7Dとを開口して設け、取付面1Bに
は供給流路3に連通した供給ポート3Bと低圧流路5に
連通した2個の低圧ポート5C、5Dと負荷流路8Aに
連通した負荷ポート8Cと負荷流路8Bに連通した負荷
ポート8Dとを開口して設けている。
【0011】9Aはマニホールド1の取付面1A上に積
層配設された回路構成体で、取付面1A上に流量制御弁
10Aとパイロット操作式の切換弁11Aとを順次積層
して4本のボルト部材9Cにより着脱自在に固設して構
成している。尚、仕様用途に応じて流量制御弁10A以
外にも各種の制御弁を積層することができる。流量制御
弁10Aは取付面1Aに接合する接合面12Aに開口し
て供給ポート3Aに連通する流路13Aと低圧ポート5
A、5Bに連通する流路14A、15Aと負荷ポート7
C、7Dに連通する流路16A、17Aとを有し、各流
路13A、14A、15A、16A、17Aは切換弁1
1Aの接合面18Aに接合する接合面19Aに開口して
設け、負荷ポート7C、7Dに連通する流路16A、1
7Aにはそれぞれ切換弁11A側からマニホールド1側
へ流体を自由流れとしその逆方向の流れを阻止する逆止
め弁体20A、21Aとマニホールド1側から切換弁1
1A側へ流体を絞り制御して流す絞り弁体22A、23
Aとを配設しメータアウト絞り機能を得るよう設けてい
る。切換弁11Aは接合面18Aに開口して流量制御弁
10Aの各流路13A、14A、15A、16A、17
Aにそれぞれ連通する流路24A、25A、26A、2
7A、28Aを有し、各流路24A、25A、26A、
27A、28Aは切換弁体29Aを摺動自在に嵌合した
嵌合孔30Aへ軸方向に間隔を有して連通して設け、切
換弁体29Aはその軸方向両端部に形成のパイロット室
31A、32Aの一方へ圧力流体を導入して他方から流
体を排出したり他方へ圧力流体を導入して一方から流体
を排出したりすることで軸方向摺動して各流路24A、
25A、26A、27A、28A間を切換制御自在に設
けている。33A、34Aは切換弁11Aに備えたパイ
ロット流路で、パイロット室31A、32Aに連通して
接合面18Aに開口して設けている。35A、36Aは
流量制御弁10Aに備えたパイロット流路で、切換弁1
1Aのパイロット流路33A、34Aに連通するよう一
端を接合面19Aに開口して他端を接合面12Aに開口
して設けている。
【0012】9Bはマニホールド1の取付面1B上に積
層配設された回路構成体で、取付面1B上に流量制御弁
10Bとパイロット操作式の切換弁11Bとを順次積層
して4本のボルト部材9Dにより着脱自在に固設して構
成している。流量制御弁10Bは取付面1Bに開口した
各ポート3B、5C、5D、8C、8Dと連通する流路
13B、14B、15B、16B、17Bとを有し、流
量制御弁10Aと同様のメータアウト絞り機能を得るよ
う設けている。切換弁11Bは流量制御弁10Bの各流
路13B、14B、15B、16B、17Bと連通する
流路24B、25B、26B、27B、28Bを有し、
切換弁11Aと同様にパイロット室への圧力流体の導入
やパイロット室からの流体の排出によって各流路24
B、25B、26B、27B、28B間を切換制御自在
に設けている。そして、切換弁11Bには切換弁11A
を同様にパイロット流路33B、34Bを備え、流量制
御弁10Bには流量制御弁10Aと同様にパイロット流
路35B、36Bを備えている。
【0013】37A、38Aはマニホールド1に備えた
パイロット流路で、回路構成体9Aの流量制御弁10A
のパイロット流路35A、36Aに連通するよう一端を
取付面1Aに開口して他端を電磁切換弁39A、40A
のパイロット弁体41A、42Aを収装する収装孔43
A、44Aに連通して設けている。収装孔43A、44
Aはそれぞれマニホールド1の取付面1Aを形成する一
側面と直交する一側面に対向して有底に穿設し、供給流
路3に分岐接続するパイロット供給流路45A、46A
と低圧流路5に分岐接続するパイロット低圧流路47
A、48Aとをパイロット流路37A、38Aの連通個
所の両側に軸方向へ間隔を有して連通して設けている。
パイロット弁体41A、42Aは収装孔43A、44A
に嵌着したスリーブ部材49A、50Aの内部に軸方向
へ摺動自在に嵌挿してばね60A、61Aの弾性力によ
り一方向に付勢して設け、収装孔43A、44Aに連設
して各一側面に開口する大径のねじ孔51A、52Aに
電磁切換弁39A、40Aの電磁石53A、54Aを構
成する固定鉄心55A、56Aを着脱自在に螺着固定し
て突出して取付け、これによりばね60A、61Aの弾
性力により一方向に付勢されたパイロット弁体41A、
42Aは固定鉄心55A、56Aの端部に当接して設け
ている。以下、電磁切換弁39A、40Aは同一なので
電磁切換弁39Aを代表して説明する。電磁切換弁39
Aの電磁石53Aは突出して取付けた固定鉄心55Aに
チューブ部材57Aと蓋部材58Aを固着して設け、チ
ューブ部材57Aの内部に可動鉄心59Aを軸方向へ摺
動自在に嵌挿して設け、可動鉄心59Aの軸方向摺動を
固定鉄心55Aを貫通するロッド部材62Aを介してパ
イロット弁体41Aに伝達して設けている。さらに、電
磁石53Aはコイル63Aをモールド樹脂材により包含
して直方体形状に成形して形成のコイルブロック部材6
4Aを固定鉄心55A、チューブ部材57Aに外嵌して
ナット部材65Aにより着脱自在に固定することでマニ
ホールド1の一側面に突出して取付けることになる。そ
して、コイルブロック部材64Aにはその突出端側の上
部に箱部材66Aを2個のビス部材66Bにより固着し
て備え、箱部材66Aは図1(B)の左右方向としての
幅方向長さをコイルブロック部材64Aと同一長さに設
けると共に、図1(B)の上下方向としての縦方向長さ
をコイルブロック部材64Aより短く設け、その上面に
は通電操作により点燈して非通電操作により消灯するラ
ンプ67Aを露出して設けると共に、上面と直交してマ
ニホールド1の一側面と対向する一側面にはコイル63
Aに電気接続した2本の端子68Aを突出して設けてい
る。これにより、電磁石53A箱部材66Aを備えた
ことで突出端側をマニホールド1への取付方向と略直交
方向の上方向に突出し、一側面に凹部69Aが形成され
る。そして、通電操作により可動鉄心63Aが固定鉄心
55Aに吸引されパイロット弁体41Aがばね60Aの
弾性力に抗して軸方向摺動してパイロット流路37Aを
パイロット供給路45Aに切換連通すると共に、非通電
操作により吸引力がなくなりパイロット弁体41Aがば
ね60Aの弾性力により軸方向摺動してパイロット流路
37Aをパイロット低圧流路47Aに切換連通して設け
ている。
【0014】37B、38Bはマニホールド1に備えた
パイロット流路で、回路構成体9Bの流量制御弁10B
のパイロット流路35B、36Bに連通するよう一端を
取付面1Bに開口して他端を電磁切換弁39B、40B
に連通して設けている。電磁切換弁39B、40Bは通
電非通電操作によりパイロット流路37B、38Bを供
給流路3に分岐接続するパイロット供給路45B、46
Bと低圧流路5に分岐接続するパイロット低圧流路47
B、48Bとに切換連通自在に設けて電磁切換弁39
A、40Aと同一の機能を有している。そして、電磁切
換弁39Bの電磁石53Bは電磁切換弁39Aの電磁石
53Aを突出して取付けたマニホールド1の一側面に電
磁石53Aに隣接して突出して取付け、また電磁切換弁
40Bの電磁石54Bは電磁切換弁40Aの電磁石54
Aを突出して取付けたマニホールドの一側面に電磁石5
4Aに隣接して突出して取付け、各電磁石53B、54
Bは電磁石53Aと同様に凹部を形成すると共に、2本
の端子68Bを突出して設けている。
【0015】70は回路構成体9B、電磁切換弁39
B、40Bに隣接してマニホールド1に備えた集中端子
箱部材で、その側壁に図示しない外部からの複数の給電
線を内部に挿通する挿通孔71を貫設すると共に、内部
に集中端子台部材72を有している。集中端子台部材7
2は外部からの複数の給電線を着脱自在に電気接続する
複数の端子金具73を上部に配設し、各端子金具73は
下方に突出して突出金具74を有している。70Aは集
中端子箱部材70の上部開口を閉塞する蓋部材で、集中
端子箱部材70に着脱自在に取付けている。75は電磁
切換弁39A、39B、40A、40Bの各電磁石53
A、53B、54A、54Bの端子68A、68Bとそ
れぞれ電気接続する複数の電気配線で、各突出金具74
にそれぞれ半田付けで電気接続している。各電気配線7
5は各電磁石53A、53B、54A、54Bの端子6
8A、68Bとの電気接続側端部にレセプタクル金具7
6を固着して有し、レセプタクル金具76は端子68
A、68Bを挿入自在に設けている。
【0016】77Aは2個の電磁石39A、39Bの各
凹部69Aに跨って配設した1個の配線ダクト部材で、
77Bは2個の電磁石40A、40Bの各凹部に跨って
配設した1個の配線ダクト部材で、それぞれ樹脂材より
形成して内部に前記複数の電気配線75を挿通自在に設
け、上部開口を閉塞する蓋部材78A、78Bをそれぞ
れ備えている。以下、配線ダクト部材77Aを代表して
図1および図2と図4ないし図7で説明する。配線ダク
ト部材77Aは電磁石53A、53Bを突出して取付け
たマニホールド1の一側面に軸方向に間隔を有して穿設
した2個の有底の取付孔79、…に挿入する2個の突状
部80A、80Bを突出して設け、各突状部80A、8
0Bはその外周面上部を円錐状に窪み形成し、その円錐
状の窪みにマニホールド1の各取付面1A、1Bに開口
して取付孔79、…に直交して連通するねじ孔81、…
に螺着したねじ部材82A、82Bの円錐状に突出した
先端を没入して配線ダクト部材77Aをマニホールド1
の電磁石53A、53Bを取付けた一側面に取付けてい
る。そして、配線ダクト部材77Aの内部には電気配線
75のレセプタクル金具76を着脱自在に圧入固定する
窪みを有した固定部83を2個を1組として2組を軸方
向に間隔を有して内部底面より上方に突出して一体形成
している。また、配線ダクト部材77Aの突状部80
A、80Bを設けた一側面と対向する一側面には各電磁
石39A、39Bの端子68A、68Bを挿通する挿通
孔84を2個を1組として2組を軸方向に間隔を有して
開口し、各挿通孔84はそれぞれ固定部83の窪みに連
通している。さらに、配線ダクト部材77Aは集中端子
箱部材70と当接する一側面に集中端子箱部材70に挿
入する2個の凸部85A、85Bを有すると共に、電気
配線75を挿通する挿通孔86を貫通して開口し、挿通
孔86は集中端子箱部材70に貫設した挿通孔87に連
通している。そして、配線ダクト部材77Aと集中端子
箱部材70間には挿通孔86、87を塞がない形状のシ
ール部材88を2個の凸部85A、85Bに係止して設
けている。配線ダクト部材77Aの2個の凸部85A、
85Bを有する一側面と対向する一側面は四隅の角部を
残した略楕円形状に窪み形成してシール部材89を一側
面よりはみ出さないよう設け、シール部材89は略楕円
形状の窪み面に開口して貫通する挿通孔90を閉塞して
設け、挿通孔90を開口した窪み面には図示しない他の
配線ダクト部材を連結する際に前記凸部85A、85B
に相当する凸部を挿入する2個の凹部91A、91Bを
窪み形成している。そして、他の配線ダクト部材を連結
する際にはシール部材89に換えて前記シール部材88
と同一のものを用いる。
【0017】92は配線ダクト部材77Aに備えて蓋部
材78Aとの間をシールするシール部材、93A、93
B、93C、93D、93E、93Fは配線ダクト部材
77Aに備えて蓋部材78Aの後述詳記する脚部を挿入
する6個の挿入孔で、一端を配線ダクト部材77Aの上
面に開口すると共に、他端を3個の挿入孔93A、93
B、93Cは突状部80A、80Bを設けた一側面に開
口し3個の挿入孔93D、93E、93Fは挿通孔84
を開口した一側面に開口している。次に、蓋部材78A
を代表して図1および図2と図8ないし図10で説明す
る。蓋部材78Aはその底面より下方に突出して配線ダ
クト部材77Aの6個の挿入孔93A、…、93Fに挿
入する6個の脚部94A、94B、94C、94D、9
4E、94Fを一体形成して有し、各脚部94A、…9
4Fはその下方端に有する顎部95A、…95Fを配線
ダクト部材77Aの挿入孔93A、…、93Fの他端開
口側の上面に係止して配線ダクト部材77Aに固定して
いる。また、蓋部材78Aは配線ダクト部材77Aへの
固定により固定部83の窪みに圧入固定した電気配線7
5のレセプタクル金具76が上方へ抜け出すのを阻止す
るようレセプタクル金具76に向けてその底面より下方
に突出した突出片96を2個を1組として2組を軸方向
に間隔を有して一体形成して設けている。さらに、蓋部
材78Aは配線ダクト部材77Aに備えたシール部材9
2の脱落を阻止するようシール部材92の内周面に沿っ
た形状にその底面より下方に突出してシール保持部97
を一体形成して設けている。
【0018】次に、かかる構成の作動を説明する。図1
および図3は、圧力源2より圧力流体を供給しておら
ず、切換弁11A、11Bは切換弁体29が図1(A)
の上半分で示す位置にあって流路24A、24Bと流路
27A、27B間および流路25A、25Bと流路28
A、28B間を連通し、各電磁切換弁39A、39B、
40A、40Bは非通電で各パイロット流路37A、3
7B、38A、38Bを各パイロット低圧流路47A、
47B、48A、48Bに連通し、2個のアクチュエー
タ6A、6Bは停止している。
【0019】この状態より、圧力源2より供給流路3に
圧力流体を供給すると、圧力流体は供給ポート3Aより
流路13A、24A、27A、16A、負荷ポート7
C、負荷流路7Aを流れてアクチュエータ6Aのヘッド
側に導入し、アクチュエータ6Aのロッド側の流体は負
荷流路7B、負荷ポート7D、流路17A、28A、2
5A、14A、低圧ポート5A、低圧流路5を流れてタ
ンク4に排出し、アクチュエータ6Aは図3の左方向に
メータアウト絞り機能で速度制御されて作動し左方端で
停止する。また、供給流路3の圧力流体は供給ポート3
Bからアクチュエータ6Bのヘッド側に導入し、アクチ
ュエータ6Bはアクチュエータ6Aと同様に図3の左方
向にメータアウト絞り機能で速度制御されて作動し左方
端で停止する。
【0020】アクチュエータ6Aが左方端で停止した前
述の状態より、電磁切換弁40Aを通電操作すると、電
磁切換弁40Aはパイロット流路38Aをパイロット供
給流路46Aに切換連通し、パイロット供給流路46A
の圧力流体はパイロット流路38A、36A、34Aを
流れてパイロット室32Aへ導入し、パイロット室31
Aの流体はパイロット流路33A、35A、37A、パ
イロット低圧流路47A、低圧流路5を流れてタンク4
に排出し、切換弁11Aは切換弁体29Aが図1(A)
の下半分で示す位置に軸方向摺動して流路24Aを流路
28Aに流路27Aを流路26Aに切換制御し、供給流
路3の圧力流体はアクチュエータ6Aのロッド側に導入
し、アクチュエータ6Aは図3の右方向にメータアウト
絞り機能で速度制御されて作動し、図3に示す右方端で
停止する。そして、電磁切換弁40Aを非通電操作する
と電磁切換弁40Aは図示状態に復帰する。そして、再
びアクチュエータ6Aを左方向に作動させる場合には、
電磁切換弁39Aを通電操作すれば良く、これによりパ
イロット流路37Aをパイロット供給流路45Aに切換
連通してパイロット室33Aへ圧力流体を導入して切換
弁11Aは図示状態に復帰作動し、この後、電磁切換弁
39Aを非通電操作して図示状態に復帰する。
【0021】また、左方端で停止したアクチュエータ6
Bを図示状態の右方端まで作動するには、電磁切換弁4
0Bを通電操作すれば良く、これにより切換弁11Bは
流路24Bを流路28Bに流路27Bを流路26Bに切
換制御し、この後、電磁切換弁40Bを非通電操作す
る。そして、再びアクチュエータ6Bを左方向に作動さ
せる場合には、電磁切換弁39Bを通電操作し、これに
より切換弁11Bは図示状態に復帰作動し、この後、電
磁切換弁39Bを非通電操作して図示状態に復帰する。
【0022】かかる作動で、回路構成体9A、9Bの切
換弁11A、11Bをそれぞれ作動する電磁切換弁39
A、39Bの電磁石53A、53B(電磁切換弁40
A、40Bの電磁石54A、54Bも同様なので電磁石
53A、53Bで代表して説明する。)はマニホールド
1の取付面1A、1Bを形成する一側面と直交する一側
面に突出して取付け、電磁石53A、53Bの一側面に
形成した凹部69Aに配線ダクト部材77Aを配設し、
配線ダクト部材77Aは電磁石53A、53Bを取付け
たマニホールド1の一側面に取付けて内部に電磁石53
A、53Bの端子68A、68Bと電気接続する電気配
線75を挿通自在に設けているため、従来の弁装置と比
べて、電磁石53A、53Bと電気配線75間の電気接
続個所を極めて少くでき、弁装置の信頼性を良好に高め
ることができる。また、配線ダクト部材77Aは電磁石
53A、53Bの一側面に形成した凹部69Aに配設し
ているため、弁装置の大型化を阻止すると共に外観形状
を良好に向上することができる。さらに、配線ダクト部
材77Aは電磁石53A、53Bを取付けたマニホール
ド1の一側面に取付けているため、電磁石53A、53
Bのナット部材65Aを取外して固定鉄心55A、チュ
ーブ部材57Aに外嵌したコイルブロック部材64Aを
取外すことで端子68A、68Bは配線ダクト部材77
Aの挿通孔84より抜き出すことができると共に、コイ
ルブロック部材64Aを固定鉄心55A、チューブ部材
57Aに外嵌することで端子68A、68Bは挿通孔8
4を挿通して電気配線75のレセプタクル金具に挿入で
きるから、配線ダクト部材77Aが電磁石53A、53
Bの取外しや取付けの影響を受けることなくでき、補修
や保守に伴う電磁石53A、53Bの取外し取付けの煩
雑化を良好に阻止することができる。さらにまた、配線
ダクト部材77Aは1個で2個の電磁石53A、53B
に対応しているため、配線ダクト部材77Aを配設する
際の煩雑化を良好に阻止することができる。
【0023】図11および図12は本発明の他実施例を
示し、一実施例と同一個所には同符号を付して説明を省
略し異なる個所についてのみ説明する。マニホールド9
8は回路構成体9A、9Bに加えて3個の回路構成体9
9A、99B、99Cを備え、回路構成体99A、99
Cは回路構成体9A、9Bと同一構成に設けており、回
路構成体99Bの切換弁100は1個の電磁切換弁10
1の通電非通電操作で作動するものを設けている。配設
ダクト部材77Aに連結して3個の電磁石に1個で対応
する配線ダクト部材102を設けている。配線ダクト部
材77Aと102との連結個所にはシール部材88と同
一構成のシール部材88Aを設けると共に、配線ダクト
部材102の連結個所と対向する一側面には一実施例に
示したシール部材89を設けている。配線ダクト部材1
02はマニホールド98の一側面に取付けるための3個
の突状部102A、102B、102Cを突出して設け
ると共に、内部には配線ダクト部材77Aの固定部83
と同一構成の固定部103を2個を1組として3組を軸
方向に間隔を有して一体形成している。さらに、配線ダ
クト部材102は配線ダクト部材77Aの挿通孔84と
同一構成の挿通孔104を2個を1組として3組を軸方
向に間隔を有して設けている。集中端子箱部材70の内
部に設けた集中端子台部材105は電気配線75の増加
に対応して端子金具73を増加したものを用いている。
電磁切換弁を設けていない収装孔43Aには円柱状のス
リーブ部材106を嵌着すると共に、ねじ孔51Aには
蓋部材107を着脱自在に螺着固定している。また、電
磁切換弁を設けていない配線ダクト部材102の1組の
挿通孔104は1個のシール部材108で閉塞してい
る。そして、一実施例と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0024】尚、本実施例では2個の回路構成体9A、
9Bを備えた弁装置と5個の回路構成体9A、9B、9
9A、99B、99Cを備えた弁装置を示したが、配線
ダクト部材102を用いて3個の回路構成体を備えたも
のや、配線ダクト部材77Aを2個用いて4個の回路構
成体を備えたものや、配線ダクト部材102を2個用い
て6個の回路構成体を備えたものを適宜実施することが
できる。また、回路構成体9A、9Bに備えた切換弁1
1A、11Bは2位置切換弁であるが、3位置切換弁を
用いても良いことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】このように、請求項1の弁装置では、マ
ニホールドに備えて通電非通電操作によりマニホールド
と回路構成体の各パイロット流路を介して切換弁のパイ
ロット室へ圧力流体を導入したりパイロット室の流体を
排出したりする複数の電磁切換弁は、その電磁石をマニ
ホールドの取付面を形成しない一側面に突出して取付け
て設け、マニホールドの一側面に突出して取付けた各電
磁石はその一側面に凹部を形成するよう突出端側をマニ
ホールドへの取付方向と略直交方向に突出して設け、こ
の凹部に、電磁石の端子と電気接続する電気配線を内部
に挿通自在に設けた配線ダクト部材を配設して成り、ま
た、請求項2の弁装置では、マニホールドに備えた複数
の電磁切換弁は、その電磁石をマニホールドの取付面を
形成しない一側面に突出して取付けて設け、マニホール
ドの一側面に突出して取付けた各電磁石の一側面に電磁
石の端子と電気接続する電気配線を内部に挿通自在に設
けた配線ダクト部材を配設し、この配線ダクト部材は電
磁石を取付けたマニホールドの一側面に取付けて成り、
両請求項の弁装置とも、従来の弁装置に比べて、マニホ
ールドに積層配設される回路構成体に影響されることな
く電磁石と電気配線間の電気接続個所を極めて少くで
き、信頼性を良好に高めることができる。また、配線ダ
クト部材を1個で複数の電磁石に対応して設けること
で、配線ダクト部材を配設する際の煩雑化を良好に阻止
することができる。
【0026】また、請求項1の弁装置では、配線ダクト
部材を電磁石の一側面に形成した凹部に配設しているた
め、装置の大型化を阻止すると共に外観形状を良好に向
上することができる効果を有するまた、請求項2の弁装
置では、配線ダクト部材を電磁石を取付けたマニホール
ドの一側面に取付けているため、配線ダクト部材が電磁
石の取外しや取付けの影響を受けることなくでき、補修
や保守に伴う電磁石の取外し取付けの煩雑化を良好に阻
止することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(A)は弁装置の縦
断面図、(B)は弁装置の一部内部を示した平面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示した弁装置の一部を図1
(B)の線C−Cに沿った断面で示した正面図である。
【図3】本発明の一実施例を示した弁装置の回路図であ
る。
【図4】一実施例の弁装置に用いた配線ダクト部材の正
面図である。
【図5】図4に示した配線ダクト部材の背面図である。
【図6】図4の矢視Dから見た図である。
【図7】図4の矢視Eから見た図である。
【図8】図4ないし図7に示した配線ダクト部材に備え
た蓋部材の底面図である。
【図9】図8の矢視Fから見た図である。
【図10】図9の矢視Gから見た図である。
【図11】本発明の他実施例を示した弁装置の一部内部
を示した平面図である。
【図12】図11の線H−Hに沿った部分拡大断面図で
ある。
【図13】従来例を示した弁装置の一部を断面で示した
正面図である。
【図14】従来例を示した弁装置の一部内部を示した側
面図である。
【図15】従来例を示した弁装置の回路図である。
【符号の説明】
1、98マニホールド 1A、1B取付面 3供給流路 3A、3B供給ポート 5低圧流路 5A、5B、5C、5D低圧ポート 6A、6Bアクチュエータ 7A、7B、8A、8B負荷流路 7C、7D、8C、8D負荷ポート 9A、9B、99A、99B、99C回路構成体 11A、11B、100切換弁 12A接合面 31A、32Aパイロット室 33A、33B、34A、34B、35A、35B、3
6A、36B、37A、37B、38A、38Bパイロ
ット流路 39A、39B、40A、40B、101電磁切換弁 53A、53B、54A、54B電磁石 68A、68B端子 69A凹部 75電気配線 77A、77B、102配線ダクト部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−146280(JP,U) 実開 平2−43577(JP,U) 実開 平3−44281(JP,U) 実開 昭63−172107(JP,U) 実開 平1−141976(JP,U) 実開 平2−93582(JP,U) 実開 昭63−154876(JP,U) 実開 昭62−41975(JP,U) 実開 平3−52468(JP,U) 実公 平2−47818(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/06 - 31/11 F16K 27/00 - 27/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力源に接続する供給流路と低圧側に接
    続する低圧流路とアクチュエータに接続する負荷流路と
    を有し、供給流路に連通した供給ポートと低圧流路に連
    通した低圧ポートと負荷流路に連通した負荷ポートとを
    開口した取付面を一側面に複数形成したマニホールド
    と、マニホールドの各取付面上に積層配設され取付面に
    接合する接合面にそれぞれ開口して供給ポートに連通す
    る流路と低圧ポートに連通する流路と負荷ポートに連通
    する流路を有した回路構成体と、各回路構成体に備えて
    パイロット室への圧力流体の導入やパイロット室からの
    流体の排出によって供給ポートに連通する流路と低圧ポ
    ートに連通する流路と負荷ポートに連通する流路間を切
    換制御するパイロット操作式の切換弁と、各回路構成体
    に備えてパイロット操作式の切換弁のパイロット室に連
    通して接合面に開口するパイロット流路と、マニホール
    ドに備えて各回路構成体のパイロット流路に連通するよ
    う各取付面に開口するパイロット流路と、マニホールド
    に備えて通電非通電操作によりマニホールドと回路構成
    体の各パイロット流路を介して切換弁のパイロット室へ
    圧力流体を導入したりパイロット室の流体を排出したり
    する複数の電磁切換弁とを具備し、各電磁切換弁はその
    電磁石をマニホールドの取付面を形成しない一側面に突
    出して取付けて設け、マニホールドの一側面に突出して
    取付けた各電磁石はその一側面に凹部を形成するよう突
    出端側をマニホールドへの取付方向と略直交方向に突出
    して設け、この凹部に、電磁石の端子と電気接続する電
    気配線を内部に挿通自在に設けた配線ダクト部材を配設
    したことを特徴とする弁装置。
  2. 【請求項2】 圧力源に接続する供給流路と低圧側に接
    続する低圧流路とアクチュエータに接続する負荷流路と
    を有し、供給流路に連通した供給ポートと低圧流路に連
    通した低圧ポートと負荷流路に連通した負荷ポートとを
    開口した取付面を一側面に複数形成したマニホールド
    と、マニホールドの各取付面上に積層配設され取付面に
    接合する接合面にそれぞれ開口して供給ポートに連通す
    る流路と低圧ポートに連通する流路と負荷ポートに連通
    する流路を有した回路構成体と、各回路構成体に備えて
    パイロット室への圧力流体の導入やパイロット室からの
    流体の排出によって供給ポートに連通する流路と低圧ポ
    ートに連通する流路と負荷ポートに連通する流路間を切
    換制御するパイロット操作式の切換弁と、各回路構成体
    に備えてパイロット操作式の切換弁のパイロット室に連
    通して接合面に開口するパイロット流路と、マニホール
    ドに備えて各回路構成体のパイロット流路に連通するよ
    う各取付面に開口するパイロット流路と、マニホールド
    に備えて通電非通電操作によりマニホールドと回路構成
    体の各パイロット流路を介して切換弁のパイロット室へ
    圧力流体を導入したりパイロット室の流体を排出したり
    する複数の電磁切換弁とを具備し、各電磁切換弁はその
    電磁石をマニホールドの取付面を形成しない一側面に突
    出して取付けて設け、マニホールドの一側面に突出して
    取付けた各電磁石の一側面に電磁石の端子と電気接続す
    る電気配線を内部に挿通自在に設けた配線ダクト部材を
    配設し、この配線ダクト部材は電磁石を取付けたマニホ
    ールドの一側面に取付けたことを特徴とする弁装置。
  3. 【請求項3】 配線ダクト部材は1個で複数の電磁石に
    対応して成ることを特徴とする請求項1および請求項2
    に記載の弁装置。
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