JP3154045B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP3154045B2
JP3154045B2 JP08760396A JP8760396A JP3154045B2 JP 3154045 B2 JP3154045 B2 JP 3154045B2 JP 08760396 A JP08760396 A JP 08760396A JP 8760396 A JP8760396 A JP 8760396A JP 3154045 B2 JP3154045 B2 JP 3154045B2
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武 秋山
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/10Operating or release mechanisms
    • H01H71/12Automatic release mechanisms with or without manual release
    • H01H71/46Automatic release mechanisms with or without manual release having means for operating auxiliary contacts additional to the main contacts
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    • H01H71/462Automatic release mechanisms with or without manual release having means for operating auxiliary contacts additional to the main contacts housed in a separate casing, juxtaposed to and having the same general contour as the main casing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、補助スイッチを有する
小型回路遮断器(サーキットプロテクタ)に関する。
【0002】
【従来の技術】補助接点を設けた回路遮断器は例えば特
公昭51−25587号公報に開示されている。ここに
開示されている回路遮断器においては、過電流検出に応
動して主接点が固定接点から離間すると、補助スイッチ
が連動し、補助接点が開閉動作する。この補助接点は主
として警報に使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、1つの回路
遮断器に対して複数個の補助スイッチが要求されること
がある。このような要求に応えるために、特公昭51−
25587号公報に開示されているような1つの補助ス
イッチを含む第1の回路遮断器を用意すると共に、機械
的構成が第1の回路遮断器と実質的に同一な第2の回路
遮断器を用意し、第1及び第2の回路遮断器のハンドル
を連動させる部材を設け、第2の回路遮断器から電流検
出コイル(電磁石コイル)を取り外した構成にすること
がある。この様な構成のものは、第2の補助スイッチの
開閉を第1の補助スイッチと同一のトグル開閉機構によ
って達成することができるという長所を有する反面、第
2の補助スイッチを作動させるためのトグル開閉機構が
比較的複雑な構造を有するので、コスト高になるという
短所を有する。なお、上述のような問題は、電流検出コ
イルによってトリップ動作させる機構を持たない手動の
みによる回路遮断器即ち開閉器においてもある。
【0004】そこで、本発明の目的は複数個の補助スイ
ッチを有する回路遮断器のコストの低減を図ることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、第1の容器と、前記第1の容器内に配置さ
れた主固定接点及び主可動接点と、前記第1の容器に収
容され且つ前記主可動接点が前記主固定接点に対して接
離自在となるように前記主可動接点を支持している可動
アームと、手動操作によって前記主固定接点と前記主可
動接点との開閉を操作するためのものであって、回動自
在に支持されているハンドルと、前記主固定接点と前記
主可動接点とが接続されている電気回路の電圧又は電流
が所定値以上になったか否かを検出するための検出装置
と、前記第1の容器に収容されており、且つ前記ハンド
ルの操作に応じて前記主固定接点から前記主可動接点を
離間させ且つ前記固定接点に前記主可動接点を接触させ
るように前記可動アームを回動させることができると共
に、前記検出装置による前記所定値以上の検出に応動し
て前記主可動接点を前記主固定接点から離間させること
ができるように前記ハンドルと前記可動アームと前記検
出装置に関係付けられた開閉機構と、第1の補助可動接
点と第1の補助固定接点と前記第1の補助固定接点に対
して前記第1の補助可動接点を開閉するための第1のア
クチュータとを有し且つ少なくとも一部が前記第1の容
器に収容されている第1の補助スイッチと、前記主固定
接点から前記主可動接点が離間した時に前記第1の補助
スイッチが作動するように前記可動アームと前記第1の
アクチュータとを関係付けた連動部材と、前記第1の容
器に並置された第2の容器と、第2の補助可動接点と第
2の補助固定接点と前記第2の補助固定接点に対して前
記第2の補助可動接点を開閉するための第2のアクチュ
ータとを有し且つ少なくとも一部が前記第2の容器に収
容されていると共に前記第1の補助スイッチに対して並
置されている第2の補助スイッチと、前記ハンドルの回
動に連動して回動するように連結部材によって前記ハン
ドルに連結され且つ前記第2の容器に収容されているリ
ンクと、前記リンクの回動に応じて前記第2の補助スイ
ッチを選択的に作動させるためのものであって、長手に
形成され且つ前記第2の容器に収容されているスイッチ
操作部材と、前記スイッチ操作部材の回動位置を制限す
るためのものであって、前記第2の容器に収容され且つ
前記第2の容器に支持されている回動位置制限用ピンと
を備え前記スイッチ 操作部材の一端部が前記リンクに
回動自在に連結され、前記スイッチ操作部材はその他端
部に前記第2の補助スイッチの前記第2のアクチュータ
に対して選択的に係合する係合面及び例えば図8のU字
状部分を形成する溝57又は図10の溝57aのような
長手の溝を有し、前記溝に前記回動位置制限用ピンが挿
入され、前記回動位置制限用ピンと前記溝との相互関係
が、前記リンクの回動に応じて前記スイッチ操作部材が
所定の軌跡で回動するように前記スイッチ操作部材の移
動範囲を制限し且つ前記主固定接点から前記主可動接点
を離間させるように前記ハンドルが回動した時に前記ス
イッチ操作部材が前記第2の補助スイッチを作動させる
ことができるように決定されていることを特徴とする
路遮断器に係わるものである。なお、請求項2に示すよ
うに電流又は電圧の検出装置とこれによる開閉機構(ト
リップ機構)とを省いた構成にすることができる。ま
た、請求項3に示すように第1の補助スイッチを検出装
置による開閉(トリップ動作)の時にのみ作動させるこ
とができる。また、請求項4,5、6に示すように、第
2の容器に案内溝を設け、スイッチ操作部材に案内溝に
挿入する突起を設けてスイッチ操作部材の回動位置制限
を行うことができる。
【0006】
【発明の作用及び効果】各請求項の発明によれば、第2
の容器と、リンクと、連動部材と、スイッチ操作部材
と、回動位置制限のためのピン又は突起と、スイッチ操
作部材の溝又は第2の容器の案内溝とから成る簡単且つ
安価な構成によって第2の補助スイッチを動作させるこ
とが可能になる。また、スイッチ操作部材の移動範囲を
容易に設定することができる。
【0007】
【第1の実施例】次に、図1〜図9を参照して本発明の
実施例に係わる回路遮断器を説明する。この回路遮断器
は、図1に示すように第1及び第2の部分1a、1bの
組合せから成る。第1の部分1aは主スイッチ部2の他
に第1の補助スイッチ3aを含む公知の回路遮断器であ
る。第2の部分1bは第1の補助スイッチ3aに連動す
る第2の補助スイッチ3bを含むものであって、本発明
に従って構成されている。
【0008】まず、第1の部分1aを説明する。図2〜
図4は第1の部分1aの容器の半分を除去して内部構成
を示すものである。この内、図2はオン状態を示し、図
3はトリップ作動状態を示し、図4は手動オフ操作状態
及びトリップ作動の最終状態を示す。この第1の部分1
aは、合成樹脂製の第1の容器4aの中に主スイッチ部
2と第1の補助スイッチ3aとを収容したものである。
主スイッチ部2におけるハンドル5は手動でオン・オフ
操作するものである。6は過電流に応動する電磁石即ち
電流検出装置であり、金属製フレーム7に支持されたコ
イル8と磁心9とを有し、磁極10で接極子11を吸引
するように構成されている。コイル8の一端は、第1の
端子12に接続され、他端はフレキシブルリード線8a
で金属製の可動アーム13に接続されている。金属製の
可動アーム13は一方の主接点としての主可動接点14
を有し、この主可動接点14は他方の主接点としての主
固定接点15に選択的に接触する。主固定接点15は第
2の端子16に接続されているので、2つの接点14、
15がオンの時には、第1の端子12、コイル8、リー
ド線8a、アーム13、主可動接点14、主固定接点1
5及び第2の端子16から成る電気回路が形成される。
【0009】可動アーム13はフレーム7に支持されて
いる固定軸17にて回動自在に支持され、且つ軸17に
巻回されたバネ18によって図2で反時計方向に偏倚さ
れている。しかし、図2のオン状態ではハンドル5とア
ーム13との間に設けられたトグルリンク機構19によ
ってアーム13は時計方向に押圧されているので、オン
状態に保持されている。なお、フレーム7は磁性体金属
から成り、図7に示すようにコイル載置部分7a、ピン
35の挿入孔7b、軸17の挿入孔7cを有し、図2及
び図3にはその一部のみが示されている。
【0010】ハンドル5は軸20即ちボスを有し、図7
に示す固定フレーム7の軸受21に回動自在に支持され
ている。トグルリンク機構19は、カムリンクとして働
く第1のリンク22と、トリップ機構保持リンクとして
働く第2のリンク23と、第2のリンク23に回動自在
に支持された一般にシアピンと呼ばれるロックピン24
と、ロックピン24に固着された一般にストライカバー
と呼ばれる接極子係合片25と、ロックピン24及び係
合片25を時計方向に偏倚するバネ26と、ハンドル5
に第1のリンク22を回動自在に連結するためのピン2
7と、第1のリンク22と第2のリンク23とを回動自
在に連結するピン28と、第2のリンク23をアーム1
3に回動自在に連結するピン29とから成る。
【0011】トグルリンク機構19のみを示す図5及び
ロックピン24と第1のリンク22との関係を示す図6
から明らかなように、第1のリンク22にはピン24に
係合するカム面30と、ピン24に制限されずに第1の
リンク22が反時計方向に回動することが可能であるよ
うに形成されたカム面31とが設けられ、更に、ピン2
7を挿入する孔32、ピン28を挿入する孔33が設け
られている。ロックピン24は、第1のリンク22のカ
ム面30に係合する円周面33aを有し、且つこのロッ
クピン24が反時計方向に回動してロック状態となった
時に第1のリンク22の反時計方向への回動を許すため
の切欠面34を有する。
【0012】図2〜図4に示されている接極子11は固
定軸35に回動自在に支持され、この軸35に巻回され
たバネ36によって時計方向に偏倚されている。この接
極子11は、接極子11が磁極10に吸引されて反時計
方向に回動した時に係合片25を反時計方向に打つため
のトリップ作動部37を有する。なお、軸35はフレー
ム7に支持され、フレーム7は容器4aに固定されてい
る。
【0013】第1の補助スイッチ3aは2つの固定接点
(第1の補助固定接点)41及び42と、1つの可動接
点(第2の補助可動接点)43と、可動接点43を支持
するバネ性を有するアーム44と、バネアーム44に固
着された突起状アクチュータ45と、クランク状のバネ
板アクチュータ46と、容器47とから成る。なお、容
器47は図2及び図3で点線で示され、図4で実線で示
されているバネアーム44は斜線を付して示す固定部に
片持ち支持されており且つ図2で反時計方向の偏倚力を
有している。この第1の補助スイッチ3aは主スイッチ
の第1の容器4aに取り付けられている。また、連動部
材としてのクランク状アクチュータ46は可動アーム1
3の下に延びている。
【0014】次に、第1の部分1aの動作を説明する。
図2に示す一対の接点14、15のオン状態において、
コイル8に過電流が流れると、接極子11が磁極10に
吸引され、接極子11は図2で反時計方向に回動し、バ
ネ26に抗して係合片25を反時計方向に回動させる。
この結果、図6に最も明らかに示すロックピン24も反
時計方向に回動し、ロックピン24の円周面33aと第
1のリンク22のカム面30との係合が解除され、第1
のリンク22が変位自在になり、トグルリンク機構19
は、図3に示す如く逆くの字形に折れ曲がり、バネ18
の力でアーム13が反時計方向に回動し、主可動接点1
4が主固定接点15から離れる。可動アーム13が図3
に示すように変位すると、クランク状アクチュータ46
の制限が解除され、第1の補助スイッチ3aのバネアー
ム44の復元力によってこれが反時計方向に回動し、第
1の補助可動接点43が一方の補助固定接点41から離
れ、他方の補助固定接点42に接触し、警報回路(図示
せず)に主スイッチ部2の作動を知らせる。ハンドル5
の操作によって可動アーム13が図12の位置に戻され
る時には、バネアーム44に基づく偏倚力に抗してクラ
ンク状アクチュータ46が時計方向に押圧され、これに
より、バネアーム44も時計方向に回動し、補助可動接
点43が補助固定接点41に接触する。
【0015】図1の第2の部分1bの詳細は図8及び図
9に示す通りであり、図8及び図9は第2の部分1bを
構成する第2の容器4bの半分を除去した状態における
図1の右側面図に相当している。なお、図8は第1の部
分1aの主可動接点14がオン状態を示す図2に対応す
る状態を示し、図9は主可動接点14がオフの状態を示
す図4に対応する状態を示す。
【0016】第2の部分1bは第2の容器4bの中にリ
ンク51と、スイッチ操作部材52と、第2の補助スイ
ッチ3bとを収容することによって構成されている。第
2の容器4bは第1の容器4aからハンドル5の案内部
を除去したものと実質的に同一であり、第1の容器4a
とほぼ同一の外形寸法を有する。
【0017】リンク51は連結部材又は連結手段として
の断面形状6角の連結棒53によってハンドル5の軸2
0に連結されている。この連結のために第1及び第2の
容器4a、4bには連結棒53の挿通孔が形成されてい
る。連結棒53はリンク51の一端部(上端)の孔に挿
入され、リンク51の他端部(下端)の孔にはピン54
が挿入され、このピン54によってリンク51の下端部
とスイッチ操作部材52即ちスイッチ操作レバーの一端
部(上端)とが回動自在に連結されている。リンク51
は図1からに明らかなように2つの脚部を有し、それぞ
れにピン54の挿入孔が形成されている。また、長手状
のスイッチ操作部材52の上端部にもピン54の挿入孔
が形成されている。
【0018】長手のスイッチ操作部材52の他端部55
はピン56に係合している。ピン56は長手のスイッチ
操作部材52の移動範囲即ち移動軌跡を制限する部分で
あって、第2の容器4bに固定支持されている。スイッ
チ操作部材52の他端部55にはU字状の溝57が形成
され、この溝57の中にピン56が挿入されている。ス
イッチ操作部材52の他端部55には補助スイッチ係合
面58が設けられている。この係合面58は主スイッチ
がオンの時に図8に示すように第2の補助スイッチ3b
の突起状アクチュータ59を押圧するように形成されて
いる。また係合面58は図8に示すように第2の補助ス
イッチ36が動作している時に第2の補助スイッチ3b
の上面に対して平行になっており、安定的にアクチュエ
−タ59を押圧している。スイッチ操作部材52の下側
に最も突出している部分60は容器4bと第2の補助ス
イッチ3bとの間に入り込むことができるように形成さ
れており、スイッチ操作部材52の位置の変動を防止す
る働きを有する他に、ピン56からスイッチ操作部材5
2が離脱することを防止する働きも有する。
【0019】第2の補助スイッチ3bは図2〜図4の第
1の補助スイッチ3aからクランク状アクチュータ46
を取り外したものと同一であって突起状アクチュータ5
9の他に、2つの固定接点(第2の補助固定接点)6
1、62、共通の可動接点(第2の補助可動接点)6
3、可動接点63を支持しているバネアーム64、容器
65を有し、アクチュータ59が押圧された時一方の補
助固定接点61がオンになり、逆に他方の補助固定接点
62がオフになるように構成されている。
【0020】第2の部分1bは第1の部分1aの端子1
2、16と類似形状の取付脚66、67を有する。この
取付脚66、67は電気回路には無関係である。
【0021】第1の部分1aのハンドル5が図2に示す
ようにオンの位置にある時には、第2の部分1bのリン
ク51がハンドル5に連動して図8の位置にある。即
ち、図8においてリンク51は垂直方向に延びている。
この結果、スイッチ操作部材52はリンク51によって
押し下げられた状態にあり、係合面58によってアクチ
ュータ59が押圧され、一方の補助固定接点61はオ
ン、他方の補助固定接点62はオフの状態にある。この
時、連結棒53と2つのピン52、56とはほぼ一直線
上に位置するので、リンク51及びスイッチ操作部材5
2は比較的安定した状態に保たれる。
【0022】第1の部分1aのハンドル5が図4に示す
オフの位置になると、第2の部分1bのリンク51が連
動して図9の位置に回動する。即ちリンク51は図8の
位置から反時計回り方向に回動する。これによってスイ
ッチ操作部材52は引き上げられると共にピン56を中
心にして時計回り方向に回動する。この結果、スイッチ
操作部材52の係合面58によるアクチュータ59の押
圧が解除され、第2の補助スイッチ3bの他方の補助固
定接点62がオン、一方の補助固定接点61がオフにな
る。
【0023】本実施例によれば、リンク51、スイッチ
操作部材52、連結棒53、ピン54、56を追加した
簡単な構造によって第2の補助スイッチ3bを動作させ
ることができる。従って、第1の部分1aのトルグ開閉
機構22と同一のものを使用して第2の補助スイッチ3
bを動作させる従来の回路遮断器に比べてコストの低減
を図ることができる。また、第2の補助スイッチ3bは
第1の補助スイッチ3aが取付けられている第1の部分
1aの容器4aに類似の容器4bに収容され、2つの容
器4a、4bが並置されているので、外観が良いばかり
でなく、外部装置(図示せず)に対する取付けも容易に
なる。また、U字状溝57と案内部材としてのピン56
との係合でスイッチ操作部材52の移動範囲を制限して
いるので、スイッチ操作部材52の移動範囲を正確に設
定することができる。また、スイッチ操作部材52に2
つ脚部60を設け、これを容器4bと第2の補助スイッ
チ3bの間に挿入するようにしたので、スイッチ操作部
材52の位置を安定的に保つことができる。
【0024】
【第2の実施例】次に、図10及び図11を参照して第
2の実施例の回路遮断器を説明する。但し、この第2の
実施例及び後述する第3、第4及び第5の実施例及び変
形例を示す図面において第1の実施例を示す図1〜図9
と共通する部分には同一の符号を付してその説明を省略
する。第2の実施例の回路遮断器は図1〜図9の回路遮
断器のスイッチ操作部材52を図10及び図11に示す
スイッチ操作部材52aに変形した他は図1〜図9と実
質的に同一に構成したものである。このスイッチ操作部
材52aは裾広がりに形成され、長手の溝57aを有
し、この中にピン56が挿入されている。図10は図8
と同様にハンドル5のオン時の状態を示し、図11は図
9と同様にハンドル5のオフ時の状態を示す。第2の実
施例の回路遮断器は第1の実施例と同様の作用効果を有
する。
【0025】
【第3の実施例】図12に示す第3の実施例の回路遮断
器は図1〜図9の第1の実施例の第2の部分1bにハン
ドル5aを付加した他は第1の実施例と同様に構成した
ものである。第2の部分1bのハンドル5aはリンク5
4に一体に形成され、且つ連結棒53aによって第1の
部分1aのハンドル5に連結されている。リンク54は
第1の部分1aハンドル5に対して2つの連結棒53、
53aによって連結されているので、相互の連結が安定
し且つ手動操作が容易になる。
【0026】
【第4の実施例】図13及び図14に示す第4の実施例
の回路遮断器は、図1〜図9に示した第1の実施例の回
路遮断器における第1の部分1aを変形した他は第1の
実施例と同一に構成されている。図13及び図14に示
す第1の部分1cは、図2に示す第1の実施例の第1の
部分1aから電磁石から成る電流検出装置6及びこれに
基づくトリップ作動機構を除去した他は図2と同一に構
成されている。即ち、図14の第1の部分1cはハンド
ル5の手動操作のみで接点14、15をオン・オフする
ように構成されている。図13及び図14の回路遮断器
においても第1及び第2の補助スイッチ3a、3bは第
1の実施例と同様に設けられているので、主接点14、
15のオン・オフに連動して第1及び第2の補助スイッ
チ3a、3bが作動し、第1の実施例と同一の作用効果
を得ることができる。
【0027】
【第5の実施例】図15は第5の実施例の回路遮断器の
第1の部分1dを示す。第5の実施例の回路遮断器は図
1〜図9の第1の実施例の回路遮断器の第1の部分1a
のみを変形し、第2の部分1bは第1の実施例と同一に
構成したものである。第5の実施例の第1の部分1d
は、図2に示す第1の実施例の第1の部分1aにトリッ
プ連動用レバー70を付加し、このレバー70をアクチ
ュエータ46に設けた係止孔71に選択的に係止するよ
うに変形した他は図2と同様に構成されている。
【0028】第1の部分1dの特公昭51−25587
号公報に開示されている回路遮断器と基本的構成は同一
であって、電磁石から成る電流検出装置6によって過電
流が検出され、接極子11が接極子係合片25に係合し
てトリップ動作で主接点14、15がオフになった時に
のみ第1の補助スイッチ3aが作動し、ハンドル5を手
動で操作して主接点14、15がオフになった時には第
1の補助スイッチ3aが作動しないように構成されてい
る。
【0029】レバー70は、図16に示すように容器4
aに支持された固定軸72に対して回動自在に支持され
ている。このレバー70の上端部70aは係合片25の
通路に配置されている。係合片25の通路は主接点1
4、15をトリップ作動でオフにする時と、ハンドル5
の手動操作でオフにする時で異なる。本実施例では係合
片25の通路の相違を利用してレバー70を選択的に動
作させる。レバー70の下端部70bには係止段部70
cが設けられている。レバー70はバネ73によって図
16で反時計回り方向に偏倚されている。従って、バネ
73の偏倚に抗して係合片25でレバー70が時計方向
に押圧された時にレバー70は時計方向に回動し、図1
7に示すように段部70cよりも上の部分70dが係止
孔71に入り込む。即ち、バネ板から成るアクチュエー
タ46は図15で上方向即ち反時計回り方向の偏倚力を
有しているので、アクチュエータ46の孔71の縁とレ
バー70の段部70cとの係合が解除されると、アクチ
ュエータ46は自己のバネの力で反時計方向に回動し、
第1の補助スイッチ3aが図3と同一の作動状態とな
る。
【0030】主接点14、15のオフ状態をオン状態に
戻すようにハンドル5を操作すると、可動アーム13が
図15で時計回り方向に回動し、この可動アーム13の
左側下端部がアクチュエータ46を押圧し、アクチュエ
ータ46及びレバー70を図15の位置に戻す。図15
の状態でハンドル5をオフ操作して主接点14、15を
手動でオフにした場合には、レバー70が係合片25で
押圧されないので、図16の係止状態に保たれ、第1の
補助スイッチ3aは作動せず、図1に示した第2の補助
スイッチ3bのみが作動する。
【0031】第5の実施例では、第1の補助スイッチ3
aがトリップ動作で主接点14、15がオフになった時
にのみ作動する。他方、第2の補助スイッチ3bは主接
点14、15がトリップ動作によってオフになった時と
手動でオフになった時との両方で作動する。従って、第
1及び第2の補助スイッチ3a、3bの作動状態即ち出
力信号によって主接点14、15のオフの要因を判定す
ることができる。即ち、第1及び第2の補助スイッチ3
a、3bの両方が作動した時にはトリップ動作であり、
第2の補助スイッチ3bのみが作動した時には手動によ
るオフである。従って、第5の実施例は、異なる機能を
有する第1及び第2の補助スイッチ3a、3bを簡単な
構成で作動させることができるという効果を有する。
【0032】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 図18に示す第2の補助スイッチ3bに第1の
補助スイッチ3aのクランク状アクチュータ46と同様
の板バネ又は樹脂製のアクチュータ46aを付加し、こ
のアクチュータ46aをスイッチ操作部材52で押圧す
ることによって第2の補助スイッチ3bを図8と同一の
状態にすることができる。また、アクチュエ−タ46及
び46aを軸で支持された回動レバ−とすることがてき
る。 (2) 図12において連結棒53によるリンク51の
ハンドル5に対する連結を省き、連結棒53の代りにこ
の位置にリンク51を回動自在に支持する軸を設けても
よい。 (3) トグルリンク機構10を同様な機能を有する別
のものに置き換えることができる。 (4) 補助スイッチを3個以上設ける場合にも本発明
を適用することができる。この場合には図1の第2の部
分1bと同一の構成のものを図1で第1の部分1aの左
側に配置することが望ましい。 (5) 図19に示すように連結棒53をリンク54に
樹脂モ−ルドによって一体に形成することができる。 (6) 第2の部分1bにおける図1のピン56の代わ
りに図20に示すように突起90を設け、溝57の代わ
りに容器4bに案内溝91を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の回路遮断器を一部切欠して示す
正面図である。
【図2】図1の第1の部分の内部をスイッチオン状態で
示す側面図である。
【図3】図1の第1の部分の内部をトリップ作動の中間
状態で示す側面図である。
【図4】図1の第1の部分の内部をトリップ作動及び手
動によるオフ状態で示す側面図である。
【図5】図2のトグルリンク機構を示す斜視図である。
【図6】図5の第1のリンクとロックピンとの関係を示
す拡大正面図である。
【図7】図2〜図4のフレームを示す正面図ある。
【図8】図1の第2の部分の内部を主スイッチのオン状
態で示す右側面図である。
【図9】図1の第2の部分の内部を主スイッチのオフ状
態で示す右側面図である。
【図10】第2の実施例の回路遮断器の第2の部分の一
部を主スイッチのオン状態で示す側面図である。
【図11】図10と同一の部分の一部を主スイッチのオ
フ状態で示す側面図である。
【図12】第3の実施例の回路遮断器を図1と同様に示
す正面図である。
【図13】第4の実施例の回路遮断器を図1と同様に示
す正面図である。
【図14】第4の実施例の第1の部分の一部を省いて示
す側面図である。
【図15】第5の実施例の第1の部分の一部を省いて示
す側面図である。
【図16】図15の第1の部分の一部を非トリップ状態
で示す側面図ある。
【図17】図15の第1の部分の一部をトリップ状態で
示す側面図ある。
【図18】変形例の第2の部分の一部を示す側面図であ
る。
【図19】変形例のリンクを示す正面図である。
【図20】変形例のスイッチ操作部材と容器の一部を示
す一部切欠正面図である。
【符号の説明】
1a、1b 第1及び第2の部分 3a、3b 第1及び第2の補助スイッチ 5 ハンドル 51 リンク 52 スイッチ操作レバー 53連結棒

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の容器と、 前記第1の容器内に配置された主固定接点及び主可動接
    点と、 前記第1の容器に収容され且つ前記主可動接点が前記主
    固定接点に対して接離自在となるように前記主可動接点
    を支持している可動アームと、 手動操作によって前記主固定接点と前記主可動接点との
    開閉を操作するためのものであって、回動自在に支持さ
    れているハンドルと、 前記主固定接点と前記主可動接点とが接続されている電
    気回路の電圧又は電流が所定値以上になったか否かを検
    出するための検出装置と、 前記第1の容器に収容されており、且つ前記ハンドルの
    操作に応じて前記主固定接点から前記主可動接点を離間
    させ且つ前記主固定接点に前記主可動接点を接触させる
    ように前記可動アームを回動させることができると共
    に、前記検出装置による前記所定値以上の検出に応動し
    て前記主可動接点を前記主固定接点から離間させること
    ができるように前記ハンドルと前記可動アームと前記検
    出装置に関係付けられた開閉機構と、 第1の補助可動接点と第1の補助固定接点と前記第1の
    補助固定接点に対して前記第1の補助可動接点を開閉す
    るための第1のアクチュータとを有し且つ少なくとも一
    部が前記第1の容器に収容されている第1の補助スイッ
    チと、 前記主固定接点から前記主可動接点が離間した時に前記
    第1の補助スイッチが作動するように前記可動アームと
    前記第1のアクチュータとを関係付けた連動部材と、 前記第1の容器に並置された第2の容器と、 第2の補助可動接点と第2の補助固定接点と前記第2の
    補助固定接点に対して前記第2の補助可動接点を開閉す
    るための第2のアクチュータとを有し且つ少なくとも一
    部が前記第2の容器に収容されていると共に前記第1の
    補助スイッチに対して並置されている第2の補助スイッ
    チと、 前記ハンドルの回動に連動して回動するように連結手段
    によって前記ハンドルに連結され且つ前記第2の容器に
    収容されているリンクと、 前記リンクの回動に応じて前記第2の補助スイッチを選
    択的に作動させるため のものであって、長手に形成され
    且つ前記第2の容器に収容されているスイッチ操作部材
    と、前記スイッチ操作部材の回動位置を制限するためのもの
    であって、前記第2の容器に収容され且つ前記第2の容
    器に支持されている回動位置制限用ピンとを備え前記
    スイッチ操作部材の一端部が前記リンクに回動自在に連
    結され、 前記スイッチ操作部材はその他端部に前記第2の補助ス
    イッチの前記第2のアクチュータに対して選択的に係合
    する係合面及び長手の溝を有し、 前記溝に前記回動位置制限用ピンが挿入され、 前記回動位置制限用ピンと前記溝との相互関係が、 前記
    リンクの回動に応じて前記スイッチ操作部材が所定の軌
    跡で回動するように前記スイッチ操作部材の移動範囲を
    制限し且つ前記主固定接点から前記主可動接点を離間さ
    せるように前記ハンドルが回動した時に前記スイッチ操
    作部材が前記第2の補助スイッチを作動させることがで
    きるように決定されていることを特徴とする回路遮断
    器。
  2. 【請求項2】 第1の容器と、 前記第1の容器内に配置された主固定接点及び主可動接
    点と、 前記第1の容器に収容され且つ前記主可動接点が前記主
    固定接点に対して接離自在となるように前記主可動接点
    を支持している可動アームと、 手動操作によって前記主固定接点と前記主可動接点との
    開閉を操作するためのものであって、回動自在に支持さ
    れているハンドルと、 前記第1の容器に収容されており、且つ前記ハンドルの
    操作に応じて前記主固定接点から前記主可動接点を離間
    させ且つ前記主固定接点に前記主可動接点を接触させる
    ように前記可動アームを回動させることができるように
    前記ハンドルと前記可動アームとの間に設けられた開閉
    機構と、 第1の補助可動接点と第1の補助固定接点前記第1の補
    助固定接点に対して前記第1の補助可動接点を開閉する
    ための第1のアクチュータとを有し且つ少なくとも一部
    が前記第1の容器に収容されている第1の補助スイッチ
    と、 前記主固定接点から前記主可動接点が離間した時に前記
    第1の補助スイッチが作動するように前記可動アームと
    前記第1のアクチュータとを関係付けた連動部材と、 前記第1の容器に並置された第2の容器と、 第2の補助可動接点と第2の補助固定接点と前記第2の
    補助固定接点に対して前記第2の補助可動接点を開閉す
    るための第2のアクチュータとを有し且つ少なくとも一
    部が前記第2の容器に収容されていると共に前記第1の
    補助スイッチに対して並置されている第2の補助スイッ
    チと、 前記ハンドルの回動に連動して回動するように連結手段
    によって前記ハンドルに連結され且つ前記第2の容器に
    収容されているリンクと、 前記リンクの回動に応じて前記第2の補助スイッチを選
    択的に作動させるためのものであって、長手に形成され
    且つ前記第2の容器に収容されているスイッチ操作部材
    と、前記スイッチ操作部材の回動位置を制限するためのもの
    であって、前記第2の容器に収容され且つ前記第2の容
    器に支持されている回動位置制限用ピンとを備え前記
    スイッチ操作部材の一端部が前記リンクに回動自在に連
    結され、 前記スイッチ操作部材はその他端部に前記第2の補助ス
    イッチの前記第2のアクチュータに対して選択的に係合
    する係合面及び長手の溝を有し、 前記溝に前記回動位置制限用ピンが挿入され、 前記回動位置制限用ピンと前記溝との相互関係が、 前記
    リンクの回動に応じて前記スイッチ操作部材が所定の軌
    跡で回動するように前記スイッチ操作部材の移動範囲を
    制限し且つ前記主固定接点から前記主可動接点を離間さ
    せるように前記ハンドルが回動した時に前記スイッチ操
    作部材が前記第2の補助スイッチを作動させることがで
    きるように決定されていることを特徴とする回路遮断
    器。
  3. 【請求項3】 第1の容器と、 前記第1の容器内に配置された主固定接点及び主可動接
    点と、 前記第1の容器に収容され且つ前記主可動接点が前記主
    固定接点に対して接離自在となるように前記主可動接点
    を支持している可動アームと、 手動操作によって前記主固定接点と前記主可動接点との
    開閉を操作するためのものであって、回動自在に支持さ
    れているハンドルと、 前記主固定接点と前記主可動接点とが接続されている電
    気回路の電圧又は電流が所定値以上になったか否かを検
    出するための検出装置と、 前記第1の容器に収容されており、且つ前記ハンドルの
    操作に応じて前記主固定接点から前記主可動接点を離間
    させ且つ前記主固定接点に前記主可動接点を接触させる
    ように前記可動アームを回動させることができると共
    に、前記検出装置による前記所定値以上の検出に応動し
    て前記主可動接点を前記主固定接点から離間させること
    ができるように前記ハンドルと前記可動アームと前記検
    出装置に関係付けられた開閉機構と、 第1の補助可動接点と第1の補助固定接点前記第1の補
    助固定接点に対して前記第1の補助可動接点を開閉する
    ための第1のアクチュータとを有し且つ少なくとも一部
    が前記第1の容器に収容されている第1の補助スイッチ
    と、 前記検出装置による前記所定値以上の検出に応動して前
    記開閉機構が作動して前記主固定接点から前記主可動接
    点が離間した時に前記第1の補助スイッチが作動する
    が、前記ハンドルの手動操作によって前記開閉機構が作
    動した時には前記第1の補助スイッチが作動しないよう
    に前記可動アームと前記第1のアクチュータとを関係付
    けた連動部材と、 前記第1の容器に並置された第2の容器と、 第2の補助可動接点と第2の補助固定接点と前記第2の
    補助固定接点に対して前記第2の補助可動接点を開閉す
    るための第2のアクチュータとを有し且つ少なくとも一
    部が前記第2の容器に収容されていると共に前記第1の
    補助スイッチに対して並置されている第2の補助スイッ
    チと、 前記ハンドルの回動に連動して回動するように連結手段
    によって前記ハンドルに連結され且つ前記第2の容器に
    収容されているリンクと、 前記リンクの回動に応じて前記第2の補助スイッチを選
    択的に作動させるためのものであって、長手に形成され
    且つ前記第2の容器に収容されているスイッチ操作部材
    と、前記スイッチ操作部材の回動位置を制限するためのもの
    であって、前記第2の容器に収容され且つ前記第2の容
    器に支持されている回動位置制限用ピンと、 を備え前記スイッチ操作部材の一端部が前記リンクに
    回動自在に連結され、 前記スイッチ操作部材はその他端部に前記第2の補助ス
    イッチの前記第2のアクチュータに対して選択的に係合
    する係合面及び長手の溝を有し、 前記溝に前記回動位置制限用ピンが挿入され、 前記回動位置制限用ピンと前記溝との相互関係が、 前記
    リンクの回動に応じて前記スイッチ操作部材が所定の軌
    跡で回動するように前記スイッチ操作部材の移動範囲を
    制限し且つ前記主固定接点から前記主可動接点を離間さ
    せるように前記ハンドルが回動した時に前記スイッチ操
    作部材が前記第2の補助スイッチを作動させることがで
    きるように決定されていることを特徴とする回路遮断
    器。
  4. 【請求項4】 第1の容器と、 前記第1の容器内に配置された主固定接点及び主可動接
    点と、 前記第1の容器に収容され且つ前記主可動接点が前記主
    固定接点に対して接離自在となるように前記主可動接点
    を支持している可動アームと、 手動操作によって前記主固定接点と前記主可動接点との
    開閉を操作するためのものであって、回動自在に支持さ
    れているハンドルと、 前記主固定接点と前記主可動接点とが接続されている電
    気回路の電圧又は電流が所定値以上になったか否かを検
    出するための検出装置と、 前記第1の容器に収容されており、且つ前記ハンドルの
    操作に応じて前記主固定接点から前記主可動接点を離間
    させ且つ前記主固定接点に前記主可動接点を接触させる
    ように前記可動アームを回動させることができると共
    に、前記検出装置による前記所定値以上の検出に応動し
    て前記主可動接点を前記主固定接点から離間させること
    ができるように前記ハンドルと前記可動アームと前記検
    出装置に関係付けられた開閉機構と、 第1の補助可動接点と第1の補助固定接点と前記第1の
    補助固定接点に対して前記第1の補助可動接点を開閉す
    るための第1のアクチュータとを有し且つ少なくとも一
    部が前記第1の容器に収容されている第1の補助スイッ
    チと、 前記主固定接点から前記主可動接点が離間した時に前記
    第1の補助スイッチが作動するように前記可動アームと
    前記第1のアクチュータとを関係付けた連動部材と、 前記第1の容器に並置された第2の容器と、 第2の補助可動接点と第2の補助固定接点と前記第2の
    補助固定接点に対して前記第2の補助可動接点を開閉す
    るための第2のアクチュータとを有し且つ少なくとも一
    部が前記第2の容器に収容されていると共に前記第1の
    補助スイッチに対して並置されている第2の補助スイッ
    チと、 前記ハンドルの回動に連動して回動するように連結手段
    によって前記ハンドルに連結され且つ前記第2の容器に
    収容されているリンクと、 前記リンクの回動に応じて前記第2の補助スイッチを選
    択的に作動させるためのものであって、長手に形成され
    且つ前記第2の容器に収容されているスイッチ操作部材
    と、前記スイッチ操作部材の回動位置を制限するためのもの
    であって、前記第2の容器に内壁に設けられた案内溝と
    を備え前記スイッチ操作部材の一端部が前記リンクに
    回動自在に連結され、 前記スイッチ操作部材はその他端部に前記第2の補助ス
    イッチの前記第2のアクチュータに対して選択的に係合
    する係合面を有し、 前記案内溝に挿入するための突起が前記スイッチ操作部
    材に設けられ、 前記案内溝に前記突起が挿入され、 前記案内溝と前記突起との相互関係が、 前記リンクの回
    動に応じて前記スイッチ操作部材が所定の軌跡で回動す
    るように前記スイッチ操作部材の移動範囲を制限し且つ
    前記主固定接点から前記主可動接点を離間させるように
    前記ハンドルが回動した時に前記スイッチ操作部材が前
    記第2の補助スイッチを作動させることができるように
    決定されていることを特徴とする回路遮断器。
  5. 【請求項5】 第1の容器と、 前記第1の容器内に配置された主固定接点及び主可動接
    点と、 前記第1の容器に収容され且つ前記主可動接点が前記主
    固定接点に対して接離自在となるように前記主可動接点
    を支持している可動アームと、 手動操作によって前記主固定接点と前記主可動接点との
    開閉を操作するためのものであって、回動自在に支持さ
    れているハンドルと、 前記第1の容器に収容されており、且つ前記ハンドルの
    操作に応じて前記主固定接点から前記主可動接点を離間
    させ且つ前記主固定接点に前記主可動接点を接触させる
    ように前記可動アームを回動させることができるように
    前記ハンドルと前記可動アームとの間に設けられた開閉
    機構と、 第1の補助可動接点と第1の補助固定接点前記第1の補
    助固定接点に対して前記第1の補助可動接点を開閉する
    ための第1のアクチュータとを有し且つ少なくとも一部
    が前記第1の容器に収容されている第1の補助スイッチ
    と、 前記主固定接点から前記主可動接点が離間した時に前記
    第1の補助スイッチが作動するように前記可動アームと
    前記第1のアクチュータとを関係付けた連動部材と、 前記第1の容器に並置された第2の容器と、 第2の補助可動接点と第2の補助固定接点と前記第2の
    補助固定接点に対して前記第2の補助可動接点を開閉す
    るための第2のアクチュータとを有し且つ少なくとも一
    部が前記第2の容器に収容されていると共に前記第1の
    補助スイッチに対して並置されている第2の補助スイッ
    チと、 前記ハンドルの回動に連動して回動するように連結手段
    によって前記ハンドルに連結され且つ前記第2の容器に
    収容されているリンクと、 前記リンクの回動に応じて前記第2の補助スイッチを選
    択的に作動させるためのものであって、長手に形成され
    且つ前記第2の容器に収容されているスイッチ操作部材
    と、前記スイッチ操作部材の回動位置を制限するためのもの
    であって、前記第2の容器に内壁に設けられた案内溝と
    を備え前記スイッチ操作部材の一端部が前記リンクに
    回動自在に連結され、 前記スイッチ操作部材はその他端部に前記第2の補助ス
    イッチの前記第2のアクチュータに対して選択的に係合
    する係合面を有し、 前記案内溝に挿入するための突起が前記スイッチ操作部
    材に設けられ、 前記案内溝に前記突起が挿入され、 前記案内溝と前記突起との相互関係が、 前記リンクの回
    動に応じて前記スイッチ操作部材が所定の軌跡で回動す
    るように前記スイッチ操作部材の移動範囲を制限し且つ
    前記主固定接点から前記主可動接点を離間させるように
    前記ハンドルが回動した時に前記スイッチ操作部材が前
    記第2の補助スイッチを作動させることができるように
    決定されていることを特徴とする回路遮断器。
  6. 【請求項6】 第1の容器と、 前記第1の容器内に配置された主固定接点及び主可動接
    点と、 前記第1の容器に収容され且つ前記主可動接点が前記主
    固定接点に対して接離自在となるように前記主可動接点
    を支持している可動アームと、 手動操作によって前記主固定接点と前記主可動接点との
    開閉を操作するためのものであって、回動自在に支持さ
    れているハンドルと、 前記主固定接点と前記主可動接点とが接続されている電
    気回路の電圧又は電流が所定値以上になったか否かを検
    出するための検出装置と、 前記第1の容器に収容されており、且つ前記ハンドルの
    操作に応じて前記主固定接点から前記主可動接点を離間
    させ且つ前記主固定接点に前記主可動接点を接触させる
    ように前記可動アームを回動させることができると共
    に、前記検出装置による前記所定値以上の検出に応動し
    て前記主可動接点を前記主固定接点から離間させること
    ができるように前記ハンドルと前記可動アームと前記検
    出装置に関係付けられた開閉機構と、 第1の補助可動接点と第1の補助固定接点前記第1の補
    助固定接点に対して前記第1の補助可動接点を開閉する
    ための第1のアクチュータとを有し且つ少なくとも一部
    が前記第1の容器に収容されている第1の補助スイッチ
    と、 前記検出装置による前記所定値以上の検出に応動して前
    記開閉機構が作動して前記主固定接点から前記主可動接
    点が離間した時に前記第1の補助スイッチが作動する
    が、前記ハンドルの手動操作によって前記開閉機構が作
    動した時には前記第1の補助スイッチが作動しないよう
    に前記可動アームと前記第1のアクチュータとを関係付
    けた連動部材と、 前記第1の容器に並置された第2の容器と、 第2の補助可動接点と第2の補助固定接点と前記第2の
    補助固定接点に対して前記第2の補助可動接点を開閉す
    るための第2のアクチュータとを有し且つ少なくとも一
    部が前記第2の容器に収容されていると共に前記第1の
    補助スイッチに対して並置されている第2の補助スイッ
    チと、 前記ハンドルの回動に連動して回動するように連結手段
    によって前記ハンドルに連結され且つ前記第2の容器に
    収容されているリンクと、 前記リンクの回動に応じて前記第2の補助スイッチを選
    択的に作動させるため のものであって、長手に形成され
    且つ前記第2の容器に収容されているスイッチ操作部材
    と、前記スイッチ操作部材の回動位置を制限するためのもの
    であって、前記第2の容器に内壁に設けられた案内溝と
    を備え前記スイッチ操作部材の一端部が前記リンクに
    回動自在に連結され、 前記スイッチ操作部材はその他端部に前記第2の補助ス
    イッチの前記第2のアクチュータに対して選択的に係合
    する係合面を有し、 前記案内溝に挿入するための突起が前記スイッチ操作部
    材に設けられ、 前記案内溝に前記突起が挿入され、 前記案内溝と前記突起との相互関係が、 前記リンクの回
    動に応じて前記スイッチ操作部材が所定の軌跡で回動す
    るように前記スイッチ操作部材の移動範囲を制限し且つ
    前記主固定接点から前記主可動接点を離間させるように
    前記ハンドルが回動した時に前記スイッチ操作部材が前
    記第2の補助スイッチを作動させることができるように
    決定されていることを特徴とする回路遮断器。
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