JP3153834B2 - 半導体装置のテスト装置及び半導体装置の検査方法 - Google Patents

半導体装置のテスト装置及び半導体装置の検査方法

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JP3153834B2 JP02520593A JP2520593A JP3153834B2 JP 3153834 B2 JP3153834 B2 JP 3153834B2 JP 02520593 A JP02520593 A JP 02520593A JP 2520593 A JP2520593 A JP 2520593A JP 3153834 B2 JP3153834 B2 JP 3153834B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、組立途中の半導体装
置の例えば導電性等の電気的特性の検査工程に使用され
る半導体装置のテスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の半導体装置のテスト装置の
一例を示し、また、図7はそのテスト装置のコンタクト
治具の一部を示し、図において、符号1はテスター、2
a及び2bはテスター1とコンタクト治具3a及び3b
とをそれぞれ接続する接続ケーブル、4は被検査物であ
る半導体装置5を収納するための金属トレイ、6はこの
金属トレイ4とテスター1とを接続ケーブル2cによっ
て接続するために、接続ケーブル2cの端部を金属トレ
イ4に固定するわにぐちクリップである。
【0003】また、符号7はコンタクト治具3a及び3
bの先端部にそれぞれ取り付けられたコンタクトプロー
ブピン、8は半導体装置5の測定ポイントに直接触れる
接触ピン、そして、符号9はスリーブ10に内蔵された
圧縮ばねである。また、図8はブレークされた半導体装
置5を示し、符号5a及び5bはこの半導体装置5の中
に組み込まれたセルであり、半導体装置5の裏面には共
通電極を有している。
【0004】次に、半導体装置5のテスト手順について
説明すると、回路素子の組み込まれた半導体ウエハはダ
イシングされた後、ブレ−クシートの上で個々の半導体
装置5に分割され、その後、それぞれの電気的特性の近
いものどうしに分類するために次の検査工程にかけられ
る。検査工程では、ブレークシートから金属トレイ4に
真空ピンセット等によって検査待ちの半導体装置5を検
査済みの半導体装置5と移し替えた後、テスター1から
の接続ケーブル2cをわにぐちクリップ6を介して金属
トレイ4に接続して、テスター1と半導体装置5の裏面
にある共通電極とを接続する。
【0005】同様に、テスター1と接続ケーブル2a,
2bによって接続された、先端部にコンタクトプローブ
ピン7が組み込まれたコンタクト治具3a,3bを半導
体装置5の測定ポイントに押しつけることによりコンタ
クトプローブピン7内の圧縮ばね9が撓み、適度な接触
圧が接触ピン8に加えられ、例えば半導体装置5の導電
性等を検査するための特定検査用測定回路がつくられ
る。
【0006】そして、検査作業台下のフットスイッチ
(図省略)によりテスター1側にスタート信号が送られ
てテスター1による検査が実施される。検査結果は、テ
スター1の前面のパネルの表示部(図省略)に表示さ
れ、不良品は作業者が分類区別する。また、図8に示す
ように、一個の半導体装置5に複数個の測定ポイントが
あるときは、コンタクト治具3a,3bの測定ポイント
を順次ずらしながら同様の検査を繰り返し行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置のテ
スト装置は、以上のように構成されているので、図8に
示すように一個の半導体装置5の中に測定ポイントが複
数箇所あるときは、コンタクト治具3a及び3bの測定
ポイントを順次ずらしながら行う必要があるため、作業
性がきわめて悪く、しかも実際の使用状態とは異なる単
一の半導体装置のセル単位での測定しかできないため、
全セル動作時、即ち、一半導体装置での電気的特性との
相関が取り難く、正確なクラス分けがしにくいという課
題があった。
【0008】また、ブレーク時に発生したくずが半導体
装置5の裏側に付着することがあるが、そのとき上方か
ら測定ポイントにコンタクトプローブピン7によって測
定荷重を加えたとき、このくずが原因で半導体装置5を
損傷してしまう等の課題もあった。
【0009】この発明は、以上のような課題を解決する
ためになされたもので、半導体装置テスト時の信頼性及
び作業性を向上させ、かつ半導体装置テスト時の半導体
装置の損傷を防止することを可能にした半導体装置のテ
スト装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項第
1項記載の半導体装置のテスト装置は、半導体装置を搭
載するための半導体装置搭載面を有する第1電極及び第
2電極と、この第1電極及び第2電極の下側に配置さ
れ、前記第2電極とコンタクトするためのコンタクトポ
イントを有し、かつ前記第1電極と第2電極とを絶縁し
た状態で保持する電極ホルダーと、この電極ホルダーの
下側に配置され、前記第1電極とコンタクトするための
コンタクトポイントを有する下部導体とを含む下電極ユ
ニットと、前記第1電極及び前記第2電極の上方に配置
され、前記半導体装置の表面、前記電極ホルダーのコン
タクトポイント及び前記下部導体のコンタクトポイント
と上方からコンタクトするための複数組のコンタクトプ
ローブピンを有するコンタクトユニットとを備えたもの
である。
【0011】この発明に係る請求項第2項記載の半導体
装置のテスト装置は、請求項第1項記載の半導体装置の
テスト装置において、第1電極及び第2電極の半導体装
置搭載面を角錐台形状に所定間隔おきに形成したもので
ある。
【0012】この発明に係る請求項第3項記載の半導体
装置のテスト装置は、下電極ユニットを所定間隔おきに
複数個搭載するためのテストトレイと、このテストトレ
イ上の前記下電極ユニットをコンタクトユニットの位置
まで水平移動するためのテストトレイ搬送モジュールと
を備えたものである。
【0013】この発明に係る請求項第4項記載の半導体
装置の検査方法は、互いに絶縁された第1電極及び第2
電極を跨ぐようにして前記半導体装置を搭載する工程
と、コンタクトプローブピンを前記半導体装置の表面の
測定ポイントにコンタクトする工程と、前記測定ポイン
ト間に電流を流すことによりコンタクトプローブピンが
正常にコンタクトしているか否かを調べる工程と、前記
第1の電極、前記共通電極及び前記第2の電極に電流を
流すことにより、前記共通電極が前記第1の電極及び前
記第2の電極に正常にコンタクトしているか否かを調べ
る工程とを含むものである。
【0014】
【作用】この発明に係る請求項第1項記載の半導体装置
のテスト装置においては、コンタクトプローブピンによ
って半導体装置の表面の測定ポイント間及び裏面の共通
電極での導通チェックが行われる。その際、半導体装置
の表面は、コンタクトプローブピンを半導体装置の測定
ポイントに直接接触することにより行われる。一方、半
導体装置の裏面は、第1電極に接続された下部導体のコ
ンタクトポイントと電極ホルダーに設けられたコンタク
トポイントとの間を上方からコンタクトプローブピンに
よってコンタクトすることにより行われる。そして、半
導体装置の表面および裏面の導通チェックが正常であれ
ば、その後半導体装置の実測定が行われる。
【0015】また、この発明に係る請求項第2項記載の
半導体装置のテスト装置においては、第1電極及び第2
電極の半導体装置搭載面の間隙に半導体装置のブレーク
時に発生したくずが入り込むことで、第1電極及び第2
電極の半導体装置搭載面と半導体装置との間にブレーク
くずが挟まることが防止され、ブレークくずによる半導
体装置の損傷が防止される。
【0016】また、この発明に係る請求項第3項記載の
半導体装置のテスト装置においては、各下電極ユニット
の半導体装置搭載面に搭載された半導体装置は、半導体
装置搭載面上に保持された状態でコンタクトユニットの
位置までテストトレイ搬送モジュールによって水平移動
され、そこで、半導体装置の表面及び裏面の導通チェッ
クが正常であれば、その後半導体装置の実測定が行われ
る。
【0017】また、この発明に係る請求項第4項記載の
半導体装置の検査方法においては、コンタクトプローブ
ピンを半導体装置の表面の測定ポイントにコンタクトし
て測定ポイント間に電流を流すことによりコンタクトプ
ローブピンが正常にコンタクトしているか否かを調べ
る。また、第1の電極、共通電極及び第2の電極に電流
を流すことにより共通電極が第1の電極及び第2の電極
に正常にコンタクトしているか否かを調べる。
【0018】
【実施例】実施例1. 図1〜図4は、この発明に係る請求項第1項及び第2項
記載の半導体装置のテスト装置の一実施例を示し、図に
おいて、符号11は半導体装置搭載面11aが角錐台形
状に所定間隔おきに形成された第1電極、12は半導体
装置搭載面12aが同じく角錐台形状に所定間隔おきに
形成され、かつ、第1電極11の側部にL字状に配置さ
れた第2電極、13は第1電極11及び第2電極12の
下側に設置され、第1電極11及び第2電極12を保持
する電極ホルダーであって、この電極ホルダー13には
真上に突出したコンタクトポイント13aと13bとが
設けられている。
【0019】符号14は電極ホルダー13の下側に設置
された下部導体であって、この下部導体14の両端部に
は電極ホルダー13の外側に真上に突出したコンタクト
ポイント14aと14bとを有している。また、符号1
5は先端部が電極ホルダー13に接続され、第1電極1
1の半導体装置搭載面11a及び第2電極12の半導体
装置搭載面12a上に載置された半導体装置5を半導体
装置搭載面11a側に真空吸着するために真空引きする
真空吸引用パイプである。
【0020】第1電極11及び第2電極12の半導体装
置搭載面11a,12a及び電極ホルダー13の上端面
は、半導体装置5が電気的に接して載置されるように同
一面状に形成されている。符号16は第1電極11の各
側面を電極ホルダー13と絶縁する第1絶縁シート、1
7は第1電極11の底面を電極ホルダー13と絶縁する
第2絶縁シート、18は電極ホルダー13と下部導体1
4とを絶縁する絶縁リング、19は第1電極11と下部
導体14とを導通可能なように連結する導体締結ボルト
である。なお、電極ホルダー13に形成されたボルト孔
13dは導体締結ボルト19が電極ホルダー13に接触
しないようにやや大きめに形成されている。
【0021】従って、電極ホルダー13の凹部13c内
に設置された第1電極11と下部導体14とは導通状態
にあり、また第2電極12と電極ホルダー13とは導通
状態にある。一方、第1電極11と第2電極12とは絶
縁状態にあり、第1電極11と電極ホルダー13とは絶
縁状態にあり、さらに第2電極12と下部導体14とは
電気的に絶縁状態にある。なお、第1電極11、第2電
極12、電極ホルダー13および下部導体14により下
電極ユニット27を構成している。
【0022】符号20,21,22及び23は半導体装
置5を測定するためのコンタクトプローブピンで、内部
にある圧縮ばね(図省略)が縮設され、押圧時にコンタ
クトポイントに加圧状態でコンタクするように構成され
ている。24はこのコンタクトプローブピン20,2
1,22及び23を保持して上下動させる駆動機構(図
示なし)を有するコンタクトユニット、25はコンタク
トプローブピン20,21,22及び23の接触ピン2
0a,21a,22a及び23aをテスター(図省略)
に接続する接続ケーブル、26は電極ホルダー13に接
続された真空吸引用パイプ15の接続部から空気がリー
クするのを防止するパッキンである。
【0023】次に、上記構成の半導体装置のテスト装置
による半導体装置5のテスト手順について説明する。半
導体装置5の搭載位置において、第1電極11及び第2
電極12の半導体装置搭載面11a及び12aに、双方
の搭載面に跨がるように半導体装置5を載せ、真空吸引
用パイプ15によって半導体装置5を真空吸引しながら
前後左右にアライメント爪(図省略)によって位置決め
する。
【0024】その際、半導体装置5を挟み付ける等して
半導体装置搭載面11a及び12aの所定の位置にセッ
トするのではなく、真空吸引用パイプ15で真空吸引し
た状態で所定の位置にセットするので、半導体装置5の
セットがし易い。また、半導体装置5のサイズが変わっ
ても、第1電極11の半導体装置搭載面11aのコーナ
部A(図2参照)を基準にセットすることで対応でき、
作業性が著しく向上する。
【0025】半導体装置5の位置決めが完了したら、半
導体装置5が動かないように真空吸着した状態でコンタ
クトユニット24を駆動機構(図省略)によって軌道上
を降下させ、コンタクトプローブピン20及び21の接
触ピン20aと21aとによって半導体装置5表面の測
定ポイントにコンタクトする。このとき、テスター、接
続ケーブル25、コンタクトプローブピン20の接触ピ
ン20a、半導体装置5、コンタクトプローブピン21
の接触ピン21aおよび接続ケーブル25によって特定
検査用測定回路が形成され、半導体装置5表面の測定ポ
イント間の導通チェックを行うことにより、接触ピン2
0a、21aが測定ポイントと正常にコンタクトしてい
るが否かが判定される。
【0026】また、コンタクトプローブピン20及び2
1をそれぞれ一本で一組として、複数組設けることによ
り、複数個の測定ポンイトを同時に導通チェックするこ
とが可能となる。次に、半導体装置5の裏面の共通電極
が第1の電極11と第2の電極12とに正常にコンタク
トしているかどうかを調べるために、コンタクトプロー
ブピン22及び23の接触ピン22aと23aとを上方
から電極ホルダー13のコンタクトポイント13aと下
部導体14のコンタントポイント14aとにコンタクト
して、導通チェックを行う。
【0027】このとき、半導体装置5の裏面が第1電極
11及び第2電極12の半導体装置搭載面11a及び1
2aに電気的に接触していれば、テスター、接続ケーブ
ル25、コンタクトプローブピン22の接触ピン22
a、電極ホルダー13のコンタクトポイント13a、電
極ホルダー13、第2電極12、半導体装置5の共通電
極、第1電極11、導体締結ボルト19、下部導体1
4、下部導体14のコンタクトポイント14a、コンタ
クトプローブピン23の接触ピン23aおよび接続ケー
ブル25によって特定検査用測定回路が形成される。従
って、コンタクトポイント13a、13b間の導通チェ
ックを行うことにより、半導体装置5の裏面に形成され
た共通電極が第1電極11と第2電極12とに正常にコ
ンタクトしているか否かが判定される。次に、この半導
体装置5の表面がコンタクトポイント13a、14aに
正常にコンタクトされ、またその裏面が第1電極11、
第2電極12に正常にコンタクトされていれば、半導体
装置5の実測定に入り、テスターからコンタクトプロー
ブピンを介してテスト信号を入力し、半導体装置5の電
気的特性が測定される。なお、上記テスト信号の回路と
してコンタクトポイント13a,14aを用いて説明し
たが、テスト信号の容量が多いときには、電極ホルダー
13のコンタクトポイント13bと下部導体14のコン
タクトポイント14bとの間も同時にコンタクトするこ
とにより対処することができる。
【0028】実施例2. 図5は、この発明に係る請求項第3項記載の半導体装置
のテスト装置の一実施例を示し、図において、実施例1
と同一部分及び相当する部分には同一符号を付し、その
説明は省略する。28は第1電極11、第2電極12、
電極ホルダー13および下部導体14により構成された
下電極ユニット27を所定間隔おきに複数個搭載するテ
ストトレイである。
【0029】次に、この半導体装置のテスト装置による
半導体装置5のテスト手順について説明する。半導体装
置5の搭載位置において、実施例1の動作と同じ要領で
テストトレイ28上の各下電極ユニット27の上に半導
体装置5をそれぞれ載せる。なお、このとき、各下電極
ユニット27の真空吸引用パイプ15の操作は個別に操
作できるようにしておく。
【0030】次に、各半導体装置5を半導体装置の搭載
面11a及び12aに真空吸着した状態で一番目の下電
極ユニット27をテストトレイ搬送モジュール(図省
略)の軌道上に設けられたコンタクトユニット24(図
1参照)の位置までテストトレイ搬送モジュールによっ
て水平移動する。次に、コンタクトユニット24を下降
させ、実施例1のコンタクト方法と同じ要領で半導体装
置5の表面及び裏面のコンタクト状態の判定を行い、コ
ンタクトが正常であれば、半導体装置5の電気的特性の
実測定を行う。
【0031】測定が完了したら、コンタクトユニット2
4を上昇させ、テストトレイ28を所定ピッチ水平移動
し、隣の半導体装置5を測定するために再度コンタクト
ユニット24を降下させ、前記動作を繰り返す。なお、
これらの動作は自動化されている。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る請
求項第1項記載の半導体装置のテスト装置によれば、検
査待ちの半導体装置を載せるための半導体装置搭載面を
有する第1電極及び第2電極と、この第1電極と第2電
極とを絶縁した状態に保持する電極ホルダーと、前記第
1電極と導通状態にある下部導体とを含む下電極ユニッ
トを備え、前記第2電極と導通状態にある電極ホルダー
には第2電極とコンタクトするためのコンタクトポイン
トが設けられ、かつ前記下部導体には第1電極とコンタ
クトするためのコンタクトポイントが設けられており、
半導体装置の表面だけでなく裏面の導通チェックも上方
からコンタクトプローブピンによってコンタクトポイン
トとコンタクトして容易に行うことができる。
【0033】また、半導体装置の表面、電極ホルダーの
コンタクトポイント及び下部導体のコンタクトポイント
をコンタクトするためのコンタクトプローブピンは複数
組備えているので、複数箇所の測定ポンイトを同時にコ
ンタクトでき、作業性が向上するとともに半導体装置の
全セル動作時における電気的特性を測定することができ
る効果がある。さらに、半導体装置のサイズが変わって
も、半導体装置搭載面のコーナ部を基準にセットして対
応できるという効果がある。
【0034】また、請求項第2項記載の半導体装置のテ
スト装置によれば、第1電極及び第2電極の半導体装置
搭載面が角錐台形状に形成されているので、半導体装置
のブレーク時に発生したくずは半導体装置の搭載面の間
隙部に落ち込み、半導体装置搭載面とこの上に載置され
る半導体装置との間に挟まる確率がきわめて少なくな
り、半導体装置の損傷による製品不良を大幅に減らすこ
とができる効果がある。また、第1電極及び第2電極の
半導体装置搭載面が角錐台形状に形成されているので、
テスト時に半導体装置の裏面を流れる電流が分散され、
一か所当たりの発熱量が少なくなるので、半導体装置の
温度上昇が均一化されるという効果もある。
【0035】また、この発明に係る請求項第3項記載の
半導体装置のテスト装置にれば、検査待ちの半導体装置
を載せた下電極ユニットをコンタクトユニットの位置ま
で順次移動し、半導体装置の導通チェックを連続的に行
うことができ、半導体装置テストの作業性が著しく向上
するという効果がある。
【0036】また、この発明に係る請求項第4項記載の
半導体装置の検査方法によれば、半導体装置の電気的特
性の実測定において、測定誤差を低減することができ、
また例えば測定電流が第1電極または第2電極のどちら
か一方に集中して半導体装置 が破壊されるのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る請求項第1項及び第2項記載
の半導体装置のテスト装置の一実施例を示す縦断面図で
ある。
【図2】 図1に示す半導体装置のテスト装置の一部斜
視図である。
【図3】 図1に示す半導体装置のテスト装置の一部分
解斜視図である。
【図4】 電極ホルダー及び下部導体のコンタクトポイ
ントの位置を示す下電極ユニットの概要平面図である。
【図5】 この発明に係る請求項第3項記載の半導体装
置のテスト装置の一実施例を示す斜視図である。
【図6】 従来の半導体装置のテスト装置の一例を示す
斜視図である。
【図7】 コンタクトプローブピンの断面図である。
【図8】 半導体装置の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
5 半導体装置、11 第1電極、12 第2電極、1
3 電極ホルダー、14 下部導体、20 コンタクト
プローブピン、21 コンタクトプローブピン、22
コンタクトプローブピン、23 コンタクトプローブピ
ン、24 コンタクトユニット、13a コンタクトポ
イント、13b コンタクトポイント、14a コンタ
クトポイント、14b コンタクトポイント、27 下
電極ユニット、28 テストトレイ、11a 半導体
装置搭載面、12a 半導体装置搭載面。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−72079(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/26 H01L 21/66

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハのダイシング工程後の個別に分割
    された裏面に共通電極を有する半導体装置の電気的特性
    の検査工程に使用される半導体装置のテスト装置におい
    て、 前記半導体装置を搭載するための半導体装置搭載面を有
    する第1電極及び第2電極と、この第1電極及び第2電
    極の下側に配置され、前記第2電極とコンタクトするた
    めのコンタクトポイントを有し、かつ、前記第1電極と
    第2電極とを絶縁した状態で保持する電極ホルダーと、
    この電極ホルダーの下側に配置され、前記第1電極とコ
    ンタクトするためのコンタクトポイントを有する下部導
    体とを含む下電極ユニットと、 前記第1電極及び前記第2電極の上方に配置され、前記
    半導体装置の表面、前記電極ホルダーのコンタクトポイ
    ント及び前記下部導体のコンタクトポイントと上方から
    コンタクトするための複数組のコンタクトプローブピン
    を有するコンタクトユニットと、 を備えたことを特徴とする半導体装置のテスト装置。
  2. 【請求項2】 第1電極及び第2電極の半導体装置搭載
    面を角錐台形状に所定間隔おきに形成してなることを特
    徴とする請求項第1項記載の半導体装置のテスト装置。
  3. 【請求項3】 下電極ユニットを所定間隔おきに複数個
    搭載するためのテストトレイと、このテストトレイ上の
    前記下電極ユニットをコンタクトユニットの位置まで水
    平移動するためのテストトレイ搬送モジュールとを備え
    たことを特徴とする請求項第1項または第2項記載の半
    導体装置のテスト装置。
  4. 【請求項4】 ウエハのダイシング工程後の個別に分割
    された裏面に共通電極を有する半導体装置の検査方法で
    あって、 互いに絶縁された第1電極及び第2電極を跨ぐようにし
    て前記半導体装置を搭載する工程と、 コンタクトプローブピンを前記半導体装置の表面の測定
    ポイントにコンタクト する工程と、 前記測定ポイント間に電流を流すことによりコンタクト
    プローブピンが正常にコンタクトしているか否かを調べ
    る工程と、 前記第1の電極、前記共通電極及び前記第2の電極に電
    流を流すことにより、前記共通電極が前記第1の電極及
    び前記第2の電極に正常にコンタクトしているか否かを
    調べる工程とを含む半導体装置の検査方法。
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