JPH05288802A - 半導体チップの電気特性検査方法およびウェーハプローバ - Google Patents

半導体チップの電気特性検査方法およびウェーハプローバ

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JPH05288802A
JPH05288802A JP4087380A JP8738092A JPH05288802A JP H05288802 A JPH05288802 A JP H05288802A JP 4087380 A JP4087380 A JP 4087380A JP 8738092 A JP8738092 A JP 8738092A JP H05288802 A JPH05288802 A JP H05288802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
chip
chuck table
probe card
pressing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4087380A
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English (en)
Inventor
Jiro Terajima
二郎 寺嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP4087380A priority Critical patent/JPH05288802A/ja
Publication of JPH05288802A publication Critical patent/JPH05288802A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ウェーハに反りが生じている場合でも、チップ
の電気特性を精度よくテストできるようにした検査方
法,および検査に用いるウェーハプローバを提供する。 【構成】プローブカード9の下面側に、押圧手段として
圧縮コイルばね,板ばね,ゴムなどのばね部材を主部品
として構成した押圧治具11を装備しておき、ウェーハ
6をチャックテーブル8に吸着保持し、チャックテーブ
ルを上昇操作してウェーハのチップ7にプローブカード
のニードル9a,9bを接触させる際に、押圧治具11
を介して被検査チップの周域をチャックテーブルの上に
押え付けて密着させて良好なコンタクト状態を確保す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接合形ダイオードなど
を対象とした半導体チップの電気特性検査方法、および
その検査に用いるウェーハプローバに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、本発明の検査対象となる接合形ダ
イオードを図6に示す。なお、図において、1はアノー
ド、2はカソード、3はアノード電極、4はカソード電
極、5はシリコン酸化膜である。かかる接合形ダイオー
ドのチップは、周知のように一枚の半導体ウェーハ上に
多数個並べて形成されており、またチップの形成工程を
終了したウェーハはプローバに掛けてウェーハテストを
行い、各チップごとに電気特性を検査して良品,不良品
をチェックするようにしている。
【0003】図7は従来使用されているウェーハプロー
バの概要を示すものであり、図において、6は多数個の
チップ7が碁盤目状に並べて形成されたウェーハ、8は
ウェーハ6を上面に吸着保持するチャックテーブル、8
aはチャックテーブル8のテーブル面に開口した真空吸
着穴、9はチャックテーブル8の上方に配備したプロー
ブカード、9a,9bはプローブカード9の開口部9c
に臨ませてプローブフォース端子,センス端子に接続し
た2本のプローブニードル、10はテスタである。な
お、チャックテーブル8は図示されてないX−Y−Z軸
移動機構に連結されており、テーブル上に保持したウェ
ーハ6をプローブカード9に対し順次インデックス送り
して被検査チップの位置決め,および上下移動を行う。
【0004】かかる構成により、ウェーハ6をチャック
テーブル8に吸着保持したままプローブカード9のニー
ドル9a,9bにチップ7の電極面を接触させると、フ
ォース端子のニードル9aを通じて被検査チップに電流
が流れるとともに、センス端子のニードル9bを介して
電圧が検出され、テスタ10でダイオードチップの電気
特性(順方向特性)がチェックされる。以下、同様な操
作をウェーハ6の各チップ7に付いて行い、良品,不良
品を判定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6の接合
形ダイオードのように、その製造工程での選択拡散によ
りアノード1,カソード2を作ったウェーハは、p領
域,n領域の熱膨張係数の相違からバイメタル効果によ
って多かれ,少なかれウェーハ自身に反りが発生する。
また、ウェーハに反りが生じていると、図7で述べた検
査工程でウェーハ6をチャックテーブル8に吸着保持さ
せた状態では、ウェーハ6の全面域がチャックテーブル
8に完全に密着せず、部分的な接触不良から両者間の電
気的な接触抵抗が大きくなる領域が生じる。しかも、こ
の状態のままチップ7の電気特性検査を行うとウェーハ
6とチャックテーブル8との間の接触抵抗が影響して電
気特性の測定精度が低下し、良品,不良品の判定に対す
る信頼度が低まる。
【0006】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は前記課題を解決し、ウェーハに反り
が生じている場合でも、チップの電気特性を精度よくテ
ストできるようにした検査方法,および検査に用いるウ
ェーハプローバを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の検査方法においては、ウェーハのチップに
プローブカードのニードルを接触させる際に、被検査チ
ップの周域をチャックテーブル上に押え付けて検査を行
うものとする。一方、上記検査方法に使用するウェーハ
プローバについて、本発明によれば、ウェーハのチップ
にプローブニードルを接触させる際に、被検査チップの
周域をチャックテーブル上に押え付ける押圧手段を備え
て構成するものとする。
【0008】そして、前記ウェーハプローバの構成にお
いては、押圧手段をプローブニードルと並置してプロー
ブカードの下面側に装着するのがよい。また、押圧手段
は圧縮コイルばね,板ばね,ゴムなどのばね部材を主部
品として構成した押圧治用として構成することができ
る。
【0009】
【作用】上記のように、プローブカードにウェーハ押圧
手段を装備し、ウェーハのチップにプローブカードのニ
ードルを接触させる際に、被検査チップの周域をチャッ
クテーブル上に押え付けて検査を行うことにより、ウェ
ーハ自身に反りが生じている場合でも、押圧手段の加圧
力によりウェーハの反りが修正されてチャックテーブル
に密着し、ウェーハとチャックテーブルとの間に良好な
コンタクト状態が確保されるようになる。この結果、接
触抵抗の影響を受けることなくチップの電気特性の測定
精度が向上する。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、実施例の図中で図7と対応する同一部材には
同じ符号が付してある。まず、図1において、プローブ
カード9の下面側にはプローブニードル9a,9bと並
置して開口窓9cの両側に押圧手段としての押圧治具1
1が装備されている。この押圧治具11は、例えば図3
で示すように絶縁材で作られた固定側ケース12に可動
側ケース13を上下可動に嵌め合わせた二分割構造の細
長い筐体に対し、その内部にばね力の弱い複数個の圧縮
コイルばね14を長手方向に並置配備して構成したもの
である。
【0011】次に、上記した押圧治具11の動作,機能
を図2により説明する。まず、図2(a)に示す自由状
態では、押圧手段11の下端面がプローブカード9に装
備したニードル9a,9bの先端よりもΔLだけ下方に
突き出すように設定されている。ここで、図2(b)の
ようにウェーハ6を吸着保持したチャックテーブル9が
プローブカード9に向けて上昇移動すると、まず、ウェ
ーハ6の上面が押圧治具11の下端面に当たり、この位
置からさらに上昇を続けると押圧治具11の圧縮ばね1
4(図3参照)が圧縮してウェーハ6をチャックテーブ
ル8のテーブル面に押しつける。そして、チャックテー
ブル8が所定の検査位置に到達すれば、押圧治具11の
加圧力がさらに強まるとともに、ウェーハ6の上に形成
されたチップ7の電極面にプローブニードル9a,9b
が接触して電気特性の検査状態が整う。この場合に被検
査のウェーハ6に反りが生じていても、ウェーハは押圧
治具11の加圧力を受けて反りが修正され、チャックテ
ーブル8と全面が密着し合って接触不良のない良好なコ
ンタクト状態が確保される。
【0012】図4,図5は図3と異なる押圧治具11の
応用例を示すものであり、図4の構成では取付け基板1
5の下面側に例えばポリウレタンゴムなどの弾性材で作
られたばね部材16が装備されている。また、図5の構
成では取付け基板15の下面に板ばね17を取付け、そ
の先端に絶縁ローラ18を備えている。また、その他の
応用例として図3における可動側ケース13を省略し、
その代わりにコイルばね14に絶縁被覆を施したものを
押圧治具として使用することもできる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、プ
ローバに掛けてウェーハテストを行う際に、ウェーハの
反りを修正してチャックテーブルに密着させた状態で個
々のチップの電気特性を精度良く測定することができ、
これにより検査判定に対する信頼性の向上化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるウェーハプローバの構成
【図2】図1における押圧治具の動作説明図であり、
(a)はフリーの状態図、(b)はプローブカードのニ
ードルにウェーハを接触させた検査状態図
【図3】図1における押圧治具の構成斜視図
【図4】図3と異なる押圧治具の構成図
【図5】図4とさらに異なる押圧治具の構成図
【図6】本発明の検査対象として例示した接合形ダイオ
ードの構成図
【図7】従来におけるウェーハプローバの構成概要図
【符号の説明】
6 ウェーハ 7 チップ 8 チャックテーブル 9 プローブカード 9a プローブニードル 9b プローブニードル 10 テスタ 11 押圧治具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体ウェーハ上に形成された各チップの
    電気特性をウェーハプローバに掛けて検査する方法であ
    り、チャックテーブル上にウェーハを保持し、その上方
    に配置したプローブカードに対しウェーハをインデック
    ス送りしながらチップにプローブニードルを接触させて
    電気特性を検査する方法において、ウェーハのチップに
    プローブカードのニードルを接触させる際に、被検査チ
    ップの周域をチャックテーブル上に押え付けて検査を行
    うことを特徴とする半導体チップの電気特性検査方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の検査方法の実施に使用する
    ウェーハプローバにおいて、ウェーハのチップにプロー
    ブニードルを接触させる際に、被検査チップの周域をチ
    ャックテーブル上に押え付ける押圧手段を備えたことを
    特徴とするウェーハプローバ。
  3. 【請求項3】請求項2記載のウェーハプローバにおい
    て、押圧手段をプローブニードルと並置してプローブカ
    ードの下面側に装着したことを特徴とするウェーハプロ
    ーバ。
  4. 【請求項4】請求項2記載のウェーハプローバにおい
    て、押圧手段が圧縮コイルばね,板ばね,ゴムなどのば
    ね部材を主部品として構成した押圧治具であることを特
    徴とするウェーハプローバ。
JP4087380A 1992-04-09 1992-04-09 半導体チップの電気特性検査方法およびウェーハプローバ Pending JPH05288802A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006132243A1 (ja) * 2005-06-08 2006-12-14 Nhk Spring Co., Ltd. 検査装置
US8838408B2 (en) 2010-11-11 2014-09-16 Optimal Plus Ltd Misalignment indication decision system and method
CN107407709A (zh) * 2015-03-03 2017-11-28 精炼金属股份有限公司 电接触装置
US9849241B2 (en) 2013-04-24 2017-12-26 Fresenius Kabi Deutschland Gmbh Method of operating a control device for controlling an infusion device

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