JP3153592U - 仕切体及び仕切体が収納された箱 - Google Patents

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匡義 小澤
匡義 小澤
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Abstract

【課題】一枚の板から組み立て可能であり、且つ、少ない組立作業工程で組み立て可能である仕切体を提供すること。【解決手段】第1中央部10及び第2中央部20と、第1側部12と第2側部22との前後間に配置され、第1起立補助折線41を介して第1側部12と連続しており、且つ、第2起立補助折線42を介して第2側部22と連続する一対の起立補助部40と、前後に隣接する第1起立補助線41と第2起立補助折線42とを結ぶよう配置され、起立補助部44とこれに隣接する第1側部12及び第2側部22とを切り離す一対の第2切断線44と、起立補助部40と中央折線30との間の部分を切り欠くことによって形成された一対の空間部43と、を備えており、一対の第1起立補助折線41は、それぞれ第1折線11と44〜46度の角度を成し、一対の第2起立補助折線42は、それぞれ第1折線11と134〜136度の角度を成している仕切体X1とする。【選択図】図1

Description

本考案は、箱内部に設置してその内部を複数に区画するための仕切体と、その仕切体が収納された箱に関する。
従来より、この種の仕切体として、例えば下記特許文献1〜3に示すような、複数の部品を組み合わせることで組み立てられるタイプのものが知られている。このようなタイプのものは、部品点数が複数となってしまうため、組み立て作業や在庫の管理が煩雑になってしまう、保管するスペースが大きくなりがちであるなどの問題があった。これらの問題を解決すべくして、例えば下記特許文献4〜6に示すような、一枚の板から組み立て可能とされた仕切体が提案されている。
特開2008−30760号公報 特開2006−264777号公報 特開平11−240533号公報 特開2008−184194号公報 特開2005−297997号公報 特開2003−118724号公報
しかし、従来の一枚の板から組み立て可能とされた仕切体では、組み立てる際に、折り曲げる、部材同士を組み合わせるなどの組立作業工程が多数必要であったため、組み立て作業が煩雑であった。そこで、本考案の主たる課題は、一枚の板から組み立て可能であり、且つ、少ない組立作業工程で組み立て可能である仕切体とこの仕切体が収納された箱を提供することにある。
次に、上記課題を解決するための手段とそれらの作用効果を示す。なお、本考案における方向を示す語句は、考案の説明上便宜的に用いたものに過ぎない。
〔請求項1に係る考案〕
一枚の折り曲げ可能なシートから形成されており、
左右方向に延在する直線状の中央折線を介して前後に連続する第1中央部及び第2中央部と、
前記第1中央部の左右両端縁に配置され、前後方向に延在する一対の第1折線を介して前記第1中央部と連続する一対の第1側部と、
前記第2中央部の左右両端縁に配置され、前後方向に延在する一対の第2折線を介して前記第2中央部と連続する一対の第2側部と、
前後に隣接する前記第1側部と前記第2側部との間に配置され、前後に隣接する前記第1側部と前記第2側部とを切り離す一対の第1切断線と、
前記中央折線の端部を通過する直線上に配された一対の第1起立補助折線及び一対の第2起立補助折線と、
前記第1側部と前記第2側部との前後間に配置され、前記第1起立補助折線を介して前記第1側部と連続しており、且つ、前記第2起立補助折線を介して前記第2側部と連続する一対の起立補助部と、
前後に隣接する前記第1起立補助線と前記第2起立補助折線とを結ぶよう配置され、前記起立補助部とこれに隣接する前記第1側部及び前記第2側部とを切り離す一対の第2切断線と、
前記起立補助部と前記中央折線との間の部分を切り欠くことによって形成された一対の空間部と、を備えており、
一対の前記第1起立補助折線は、それぞれ前記第1折線と44〜46度の角度を成し、一対の前記第2起立補助折線は、それぞれ前記第1折線と134〜136度の角度を成している、
ことを特徴とする仕切体。
(作用効果)
本請求項に係る考案では、シートを中央折線で折り曲げて第1中央部と第2中央部とを起立させて重ね合わせると、これに伴って、第1中央部と連続する第1側部と、第2中央部と連続する第2側部とが起立し、同時に、一対の第1起立補助折線と一対の第2起立補助折線とでシートが180度折れ曲がると共に一対の第1折線と一対の第2折線とで90度折れ曲がって、第1側部及び第2側部と起立補助部が重ね合わさり、上下方向断面がH状である4つに区画する仕切の体を成すようになっている。このように、本請求項に係る考案は、シートを中央折線で折り曲げて第1中央部と第2中央部とを起立させて重ね合わせるだけで、上下方向断面がH状である仕切の体を成すようになっているため、1つの作業工程(ワンタッチ)だけで組み立てることが可能となっている。
また、本請求項に係る考案では、起立補助部と中央折線との間の部分を切り欠くことによって形成された一対の空間部が形成されているため、第1起立補助折線及び第2起立補助折線でシートが折れ曲がる際に、起立補助部と中央折線との間の部分に皺が寄ってしまうことがないため、第1起立補助折線及び第2起立補助折線で折れ曲がりやすくなっている。
〔請求項2に係る考案〕
一対の前記起立補助部の少なくとも前後方向片側には、前記第1中央部又は前記第2中央部の左右両端縁から、前記第1側部又は前記第2側部と切り離された仕切部が延出している、請求項1に記載の仕切体。
(作用効果)
本請求項に係る考案では、第1中央部又は第2中央部の左右両端縁から、第1側部又は第2側部と切り離された仕切部が延出しているため、シートを中央折線で折り曲げて第1中央部と第2中央部とを起立させて重ね合わせることで仕切体を組み立てた際に、仕切部が第1中央部又は第2中央部の左右両端縁から突出するため、6つに区画する仕切の体をなすことができるようになっている。
〔請求項3に係る考案〕
前記第1中央部又は前記第2中央部の一方における前記中央折線と対向する端部には、切欠き部が設けられており、前記第1中央部又は前記第2中央部の他方における前記中央折線と対向する端部には、前記切欠き部と係合可能な係合片が設けられている、請求項1又は請求項2に記載の仕切体。
(作用効果)
本請求項に係る考案では、第1中央部又は第2中央部の一方における中央折線と対向する端部に、切欠き部が設けられており、第1中央部又は第2中央部の他方における中央折線と対向する端部に、切欠き部と係合可能な係合片が設けられているため、仕切体の組立時にこの係合片を切欠き部に係合させることによって、仕切体を構成するシートの反発力によって、仕切体の組立状態が崩れてしまうことがない。
〔請求項4に係る考案〕
請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の仕切体を、前記中央折線で折り曲げて前記第1中央部と前記第2中央部とを起立させて重ね合わせることで組み立てられた状態で収納された仕切体が収納された箱であって、
一対の前記第1側部の少なくともどちらか一方の第1中央部と対向する端縁と、一対の前記第2側部の少なくともどちらか一方の第2中央部と対向する端縁とが、内壁と当接している、
ことを特徴とする仕切体が収納された箱。
本請求項に係る考案では、仕切体が収納された箱の内壁に、一対の第1側部の少なくともどちらか一方の第1中央部と対向する端縁と、一対の第2側部の少なくともどちらか一方の第2中央部と対向する端縁とが、当接しているため、組立状態で箱内部に収納された仕切体が、第1側部及び第2側部の延在方向に沿って箱内部で動いてしまうことが防止できる。
以上のように、本考案によれば、一枚の板から組み立て可能であり、且つ、少ない組立作業工程で組み立て可能である仕切体とこの仕切体が収納された箱を提供することができる。
本考案に係る仕切体の第1実施形態の展開図であり、仕切体の表面側から見た図である。 本考案に係る仕切体の第1実施形態の斜視図であり、仕切体の表面側から見た図である。 本考案に係る仕切体の第1実施形態の組立過程を示す斜視図である。 本考案に係る仕切体の第1実施形態の組立状態を示す斜視図である。 本考案に係る仕切体の第1実施形態の使用例を示す斜視図である。 本考案に係る仕切体の第2実施形態の展開図であり、仕切体の表面側から見た図である。 本考案に係る仕切体の第2実施形態の斜視図であり、仕切体の表面側から見た図である。 本考案に係る仕切体の第2実施形態の組立過程を示す斜視図である。 本考案に係る仕切体の第2実施形態の組立状態を示す斜視図である。 本考案に係る仕切体の第2実施形態の使用例を示す斜視図である。
次に、本考案の実施形態を、添付図面を参照しつつ説明する。なお、図1及び図6中の矢印Rは右方向を、矢印Lは左方向を、矢印Fは前方向を、矢印Bは後方向をそれぞれ示しており、これらは説明の便宜上用いたものに過ぎない。また、図1及び図6中の破線及び一点鎖線はそれぞれ折線を示しており、一点鎖線で示される折線は破線で示される折線とは逆に折られる折線である。
〔第1実施形態〕
まず、本考案の第1実施形態を、図1〜図5を参照しつつ説明する。なお、図1及び図2は、本実施形態に係る仕切体X1を表面側から見た状態を示している。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る仕切体X1は、矩形状のシート1から構成されている。このシート1は、2枚のライナで中しんを挟むことでなる両面段ボールから成り、段の種類をB段とされており、符号100で示されるように、フルートの波の方向が左右方向に沿っている。
シート1の前後左右方向中央には、直線状の中央折線30が左右方向に延在しており、この中央折線30の長さは、シート1の左右方向長さの1/4〜1/3とされている。そして、中央折線30の前方向には、矩形状の第1中央部10が配置されており、この一方、中央折線30の後側には、矩形状の第2中央部20が配置されており、第1中央部10と第2中央部20とは、中央折線30を介して前後方向に連続している。
第1中央部10及び第2中央部20の左右方向両端縁は、前後方向に延在しており、第1中央部10の左右方向両端縁は、第1折線11とされており、第2中央部20の左右方向両端縁は第2折線21とされている。また、一対の第1折線11と一対の第2折線21とは、前後方向長さが全て同一とされており、第1中央部10と第2中央部20とは前後方向長さが同じとなっている。
第1中央部10の前側端部における左右方向中央には、台形状の係止片51が設けられている。この係止片51の左右両端縁は、前方向に裾広がりであるハの字状を成しており、係止片51と第1中央部10とは、係止片51の左右両端縁で切り離されている。また、係止片51は、その後側端縁で第1中央部10と連続しており、係止片51の前側端縁は、第1中央部10の前側端縁と重複している。
この一方、第2中央部20の後側端部における左右方向中央には、矩形状の切欠き部52が設けられている。この切欠き部52の左右方向長さは、係止片51の後側端縁の左右方向長さと同じとされており、一方、切欠き部52の前後方向長さは、係止片51の前後方向長さと同じとされている。
第1中央部10の左右両端縁である第1折線11からは、一対の第1側部12が延出しており、これらの第1側部12は、相互に第1中央部10を対称軸として左右対称に現れている。一対の第1側部12の左右方向長さは、それぞれシート1の左右方向長さの1/3〜3/8とされている。
第2中央部20の左右両端縁である第2折線21からは、一対の第1側部22が延出している。これらの第2側部22は、相互に第2中央部20を対称軸として左右対称に現れており、且つ、一対の第1側部12と中央折線30を対称軸として前後対称に現れている。また、前後に隣接する第1側部12と第2側部22とは、第1切断線31で切り離されており、相互に接続されている部分が存在しない。一対の第1切断線31は、中央折線30と同じ直線上に配置されており、後述する一対の第2切断線44から延出している。
中央折線30の左右方向両側には、中央折線30の左右両端部を通過する直線上に配置された一対の第1起立補助折線41と一対の第2起立補助折線42とが設けられている。一対の第1起立補助線41は、隣接する第1折線11と44〜46度、好ましくは45度の角度を成して配置されており、この一方、一対の第2起立補助折線42は、第1折線11と134〜136度、好ましくは135度の角度を成して配置されており、隣接する第1起立補助線41と第2起立補助折線42とは、相互に88〜92度、好ましくは90の角度を成して配置されている。一対の第1起立補助線41及び一対の第2起立補助折線42は、中央折線30と接しておらず、全て長さが同一とされており、一対の第1起立補助線41と一対の第2起立補助折線42とは、中央折線30を対称軸として線対称に現れている。また、左側に位置する第1起立補助線41と右側に位置する第1起立補助線41とは、第1中央部10を対称軸として線対称に現れており、左側に位置する第2起立補助線42と右側に位置する第2起立補助線42とは、第2中央部20を対称軸として線対称に現れている。
前後に隣接する第1起立補助線41と第2起立補助線42との前後間には、台形状である一対の起立補助部40が配置されており、これらの起立補助部40は、第1起立補助折線41を介して第1側部12と連続しており、且つ、第2起立補助折線42を介して第2側部2と連続している。
左側に位置する第1起立補助線41及び第2起立補助線42の左側端部は、直線状に設けられた第2切断線44によって結ばれており、右側に位置する第1起立補助線41及び第2起立補助線42の右側端部は、直線状に設けられた第2切断線44によって結ばれており、一対の起立補助部40は、これらに隣接する第1側部12及び前記第2側部22と切り離されている。また、一対の起立補助部40の左右方向長さは、第1側部12の左右方向長さの1/4〜1/2とされている。
一対の起立補助部40と中央折線30との間には、シート1を直角三角形状に切り抜くことで形成された一対の空間部43が設けられている。一対の空間部43が成す三角形の頂点の一つは、中央折線30と接しており、これらの空間部43の形状は、相互に隣接する空間部43と起立補助部40とを組み合わせた図形と相似となっている。また、一対の空間部43の左右方向長さは、1/3〜1/6とされている。
シート1の裏面側における中央折線30、一対の第1起立補助線41、一対の第2起立補助線42が位置する部分には、直線状の切り込みが形成されている。これらの切り込みは、シート1を貫通せずに設けられており、シート1表面側のライナ一枚を除く中芯及びシート1裏面側のライナに対して設けられている。また、シート1における一対の第1折線11及び一対の第2折線21が位置する部分には、ミシン目状の切り込みが形成されており、これらの切り込みはシート1を貫通して設けられている。
次に、本実施形態に係る仕切体X1の組立手順及び使用形態を説明する。
図2に示されるように展開状態の仕切体X1は、まず、図3に示すように、第1中央部10の表面と第2中央部20の表面とを重ね合わせるようにして、中央折線30で折り曲げられる。続いて、第1中央部10の表面と第2中央部20の表面とを重ね合わせた後に、図4に示されるように、係止片51をその基端で折り曲げて、切欠き部52に係止させる。
以上のようにして組み立てられた仕切体X1は、例えば図5に示されるような形で使用される。なお、組立状態の仕切体X1が収納される箱の内壁は、一対の第1側部12の第1中央部10と対向する端縁と、一対の前記第2側部22の第2中央部20と対向する端縁と当接していることが好ましい。仕切体X1がこのような箱に収納されていることによって、仕切体X1が、第1側部12及び第2側部22の延在方向に沿って箱内部で動いてしまうことが防止できる。
次に、本実施形態に係る仕切体X1の作用効果を説明する。
本実施形態に係る仕切体X1では、図3及び図4に示すように、シート1を中央折線30で折り曲げて第1中央部10と第2中央部20とを起立させて重ね合わせると、これに伴って、第1中央部10と連続する第1側部12と、第2中央部20と連続する第2側部22とが起立し、同時に、一対の第1起立補助折線41と一対の第2起立補助折線42とでシートが180度折れ曲がると共に一対の第1折線11と一対の第2折線21とで90度折れ曲がって、第1側部12及び第2側部22と起立補助部40が重ね合わさり、上下方向断面がH状である4つに区画する仕切の体を成すようになっている。このように、本実施形態に係る仕切体X1は、シート1を中央折線30で折り曲げて第1中央部10と第2中央部20とを起立させて重ね合わせるという1つの作業工程だけで、上下方向断面がH状である仕切の体を成すようになっている。
また、本実施形態に係る仕切体X1では、起立補助部40と中央折線30との間の部分を切り欠くことによって形成された一対の空間部43が形成されているため、第1起立補助折線41及び第2起立補助折線42でシートが折れ曲がる際に、起立補助部40と中央折線30との間の部分に皺が寄ってしまうことがないため、第1起立補助折線41及び第2起立補助折線42で折れ曲がりやすくなっている。
さらに、本実施形態に係る仕切体X1では、第2中央部20の後端部に、切欠き部52が設けられており、第1中央部10の前端部に、切欠き部52と係合可能な係合片51が設けられているため、仕切体X1の組立時にこの係合片51を切欠き部52に係合させることによって、仕切体X1を構成するシート1の反発力によって、仕切体X1の組立状態が崩れてしまうことがない。
〔第2実施形態〕
次に、本考案の第2実施形態を、図6〜図10を参照しつつ説明する。なお、第1実施形態と同一の部材に関しては、説明を省略する。また、図6及び図7は、本実施形態に係る仕切体X2を表面側から見た状態を示している。
本実施形態に係る仕切体X2は、第1中央部10の左右両端縁から仕切部である第1仕切部61が延出しており、第2中央部20の左右両端縁から仕切部である第2仕切部62が延出している点で、第1実施形態に係る仕切体X1と異なる。
一対の第1仕切部61は、一対の起立補助部40よりも前側に位置しており、角が取れた矩形状を成している。一対の第1仕切部は、第1側部12とは切り離されており、第1中央部30を対称軸として相互に線対称に現れている。また、これと共に、第1中央部10の左右両端縁における一対の第1仕切部61の基端縁には、第1折線11が設けられていない。一対の第1仕切部61の左右方向長さは、第1側部12の左右方向長さの1/3〜3/4とされており、この一方、一対の第1仕切部61の前後方向長さは、第1側部12の前後方向長さの1/6〜1/2とされている。
一対の第2仕切部62は、第2側部22とは切り離されており、中央折線30を対称軸として一対の第1仕切部62と線対称に現れている。また、これと共に、第2中央部20の左右両端縁における一対の第2仕切部62の基端縁には、第2折線21が設けられていない。
次に、本実施形態に係る仕切体X2の組立手順及び使用形態を説明する。
図7に示されるように展開状態の仕切体X2は、まず、図8に示すように、第1中央部10の表面と第2中央部20の表面とを重ね合わせるようにして、中央折線30で折り曲げられる。続いて、第1中央部10の表面と第2中央部20の表面とを重ね合わせた後に、図9に示されるように、係止片51をその基端で折り曲げて、切欠き部52に係止させる。
以上のようにして組み立てられた仕切体X2は、例えば図10に示されるような形で使用される。なお、組立状態の仕切体X2が収納される箱の内壁は、一対の第1側部12の第1中央部10と対向する端縁と、一対の前記第2側部22の第2中央部20と対向する端縁と当接していることが好ましい。仕切体X2がこのような箱に収納されていることによって、仕切体X2が、第1側部12及び第2側部22の延在方向に沿って箱内部で動いてしまうことが防止できる。
次に、本実施形態に係る仕切体X2の作用効果を説明する。
本実施形態に係る仕切体X2では、図9及び図10に示すように、第1中央部10及び第2中央部20の左右両端縁から、第1側部12、第2側部22と切り離された第1仕切部61、第2仕切部62が延出しているため、シート1を中央折線30で折り曲げて第1中央部10と第2中央部20とを起立させて重ね合わせることで仕切体X2を組み立てた際に、第1仕切部61及び第2仕切部62が第1中央部10、第2中央部20の左右両端縁から突出するため、6つに区画する仕切の体をなすことができるようになっている。
〔他の実施形態〕
仕切体を構成するシート1の段ボールは、両面段ボールに限定されず、片面段ボール、複両面段ボールなど何れも用いることができるが、その中でも特に、コスト及び強度の観点等から、両面段ボール両面段ボールが好ましい。また、段ボールの中しんの形状は特に限定されず、A段、B段、C段、E段等が使用できるが、その中でも特に、コスト及び強度の観点等から、B段が好ましい。この一方、仕切体を構成するシート1の素材として、段ボールに限定されず、ボール紙や樹脂製シートなどを特に限定なく用いることもできる。
本考案は、箱内部に設置してその内部を複数に区画するための仕切体として利用可能なものである。
1・・・シート
10・・・第1中央部
11・・・第1折線
12・・・第1側部
20・・・第2中央部
21・・・第2折線
22・・・第2側部
30・・・中央折線
31・・・第1切断線
40・・・起立補助部
41・・・第1起立補助線
42・・・第2起立補助線
43・・・空間部
44・・・第2切断線
51・・・係合片
52・・・切欠き部
61・・・第1仕切部(仕切部)
62・・・第2仕切部(仕切部)

Claims (4)

  1. 一枚の折り曲げ可能なシートから形成されており、
    左右方向に延在する直線状の中央折線を介して前後に連続する第1中央部及び第2中央部と、
    前記第1中央部の左右両端縁に配置され、前後方向に延在する一対の第1折線を介して前記第1中央部と連続する一対の第1側部と、
    前記第2中央部の左右両端縁に配置され、前後方向に延在する一対の第2折線を介して前記第2中央部と連続する一対の第2側部と、
    前後に隣接する前記第1側部と前記第2側部との間に配置され、前後に隣接する前記第1側部と前記第2側部とを切り離す一対の第1切断線と、
    前記中央折線の端部を通過する直線上に配された一対の第1起立補助折線及び一対の第2起立補助折線と、
    前記第1側部と前記第2側部との前後間に配置され、前記第1起立補助折線を介して前記第1側部と連続しており、且つ、前記第2起立補助折線を介して前記第2側部と連続する一対の起立補助部と、
    前後に隣接する前記第1起立補助線と前記第2起立補助折線とを結ぶよう配置され、前記起立補助部とこれに隣接する前記第1側部及び前記第2側部とを切り離す一対の第2切断線と、
    前記起立補助部と前記中央折線との間の部分を切り欠くことによって形成された一対の空間部と、を備えており、
    一対の前記第1起立補助折線は、それぞれ前記第1折線と44〜46度の角度を成し、一対の前記第2起立補助折線は、それぞれ前記第1折線と134〜136度の角度を成している、
    ことを特徴とする仕切体。
  2. 一対の前記起立補助部の少なくとも前後方向片側には、前記第1中央部又は前記第2中央部の左右両端縁から、前記第1側部又は前記第2側部と切り離された仕切部が延出している、請求項1に記載の仕切体。
  3. 前記第1中央部又は前記第2中央部の一方における前記中央折線と対向する端部には、切欠き部が設けられており、前記第1中央部又は前記第2中央部の他方における前記中央折線と対向する端部には、前記切欠き部と係合可能な係合片が設けられている、請求項1又は請求項2に記載の仕切体。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の仕切体を、前記中央折線で折り曲げて前記第1中央部と前記第2中央部とを起立させて重ね合わせることで組み立てられた状態で収納された仕切体が収納された箱であって、
    一対の前記第1側部の少なくともどちらか一方の第1中央部と対向する端縁と、一対の前記第2側部の少なくともどちらか一方の第2中央部と対向する端縁とが、内壁と当接している、
    ことを特徴とする仕切体が収納された箱。
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