JP3153547U - 鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造 - Google Patents

鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3153547U
JP3153547U JP2009004395U JP2009004395U JP3153547U JP 3153547 U JP3153547 U JP 3153547U JP 2009004395 U JP2009004395 U JP 2009004395U JP 2009004395 U JP2009004395 U JP 2009004395U JP 3153547 U JP3153547 U JP 3153547U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel
steel beam
steel column
web
flange portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009004395U
Other languages
English (en)
Inventor
榮一 大畑
榮一 大畑
大樹 堀内
大樹 堀内
浩一 廣澤
浩一 廣澤
建治 成田
建治 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITEC Corp
Original Assignee
ITEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ITEC Corp filed Critical ITEC Corp
Priority to JP2009004395U priority Critical patent/JP3153547U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3153547U publication Critical patent/JP3153547U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

【課題】簡素な構成の接合金物により、鉄骨柱及び鉄骨梁にかかる引張力、圧縮力、剪断力に対する十分な耐力を得て、コストの低減や工期の短縮を図る接合構造を提供する。【解決手段】ウェブ部11及びフランジ部12を有する鉄骨柱10と、ウェブ部21及びフランジ部22を有する鉄骨梁20とを接合金物30により接合する接合構造1において、接合金物30は、平板部材の組み合わせで構成し、鉄骨柱10のフランジ部12は、鉄骨梁20のフランジ部22と交差する部位に形成したスリット孔に対して接合金物30の挿通部位33を挿通し、この挿通部位33を鉄骨柱10のウェブ部11に対面した状態で固定し、鉄骨梁20のフランジ部22には、外側に取り付けられた鉄骨平板23に対して前記接合金物30を対面した状態で固定する。【選択図】図5

Description

本考案は、H形鋼の鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造に関する。
従来、H形鋼の鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造としては、例えば、下記特許文献1に示すようなT字状の接合金物、いわゆるスプリットティーを用いたものが知られている。特許文献1において、接合金物のフランジ部は、複数のボルト挿通孔を設け、鉄骨柱に接する接合金物のボルト挿通孔からその端部にかけて傾斜面を形成し、鉄骨柱のフランジ部に当てた状態で、ボルト挿通孔に対して挿通した高力ボルトで締め付けて鉄骨柱に引張接合している。一方、接合金物のウェブ部は、複数のボルト挿通孔を設け、鉄骨梁のフランジ部に当てた状態で、ボルト挿通孔に対して挿通した高力ボルトで締め付けて鉄骨梁に接合している。特許文献1の接合金物によれば、接合金物に引張力が作用して接合金物のフランジ部に曲げ変形が生じた場合、鉄骨柱のフランジ部に接するボルト挿通孔を支点に回転するので、テコの反力が生じず、引張耐力をやわらげることができる。
また、下記特許文献2に示すような羽子板状の接合金物、いわゆるパドルボルトを用いたものも知られている。特許文献2において、接合金物は、一端にボルト部を設け、他端にボルト挿通孔を有した平板部を形成している。接合金物のボルト部は、鉄骨柱のフランジ部に設けたボルト挿通孔に対して挿通して締め付け、鉄骨柱に引張接合している。一方、接合金物の平板部は、鉄骨梁のフランジ部に当てた状態で、ボルト挿通孔に対して挿通した高力ボルトで締め付けて鉄骨梁に接合している。特許文献2の接合金物によれば、鉄骨柱の建入れ精度が少々悪くても、ボルト部に螺合した調整用ナットを回転させることにより、寸法調整を行うことができ、操作の容易性及び施工性の向上を図ることができる。
また、下記特許文献3に示すようなウェブ部及びウェブ部の両側に設けられたフランジ部を有する鉄骨柱と、ウェブ部及びウェブ部の両側に設けられたフランジ部を有する鉄骨梁とを接合金物により接合する鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造において、前記接合金物は、底板部と、前記底板部に対して直角に立ち上がり、かつ前記底板部よりも先方が延びた挿通部位を有する側板部とを有し、前記鉄骨柱のフランジ部は、前記鉄骨柱のフランジ部交差する部位にスリット孔を形成し、当該スリット孔に対して前記側板部の挿通部位を挿通氏、当該側板部の挿通部位を前記鉄骨柱のウェブ部に対接した状態で固定し、前記接合金物の底板部を前記鉄骨梁のフランジ部に対接した状態で固定している。
特開平07−102635号公報 特開昭59−85051号公報 特許第4156778号公報
しかしながら、従来の上記接合構造で用いる接合金物は、引張力や圧縮力、剪断力に対する耐力が弱いという問題がある。特に、スプリットティーのウェブ部やパドルボルトの一端に設けたボルト部に対して直角方向に引張力、圧縮力がかかったときの耐力が弱く、当該引張力、圧縮力が鉄骨柱のウェブ部に伝達される前に、この部分で破損してしまうという問題がある。また、鉄骨柱のフランジ部上において接合金物を接合しているため、鉄骨梁からの力の伝達は、常に鉄骨柱のフランジ部を介するという問題がある。すなわち、鉄骨柱のフランジ部は、その短手方向中心位置から離れるに従い、当該フランジ部に対して直角方向にかかる引張力や圧縮力に対する耐力が弱く、過度に大きい引張力や圧縮力が、接合金物を介して鉄骨柱のフランジ部に伝達された場合、この部位において接合金物だけでなく、鉄骨柱のフランジ部も破損する恐れがあるという問題がある。このような事情により、スプリットティーやパドルボルト等の接合金物や、ボルト、ナット等の緊締金具、鉄骨柱のフランジ部等の構成部材を高強度鋼、肉厚、太径等に設計することにより接合構造の耐力を得る対応をとる傾向があるが、ボルト挿通孔等により不足する耐力を補強する必要もあり、ガセットプレートや補強版等の複数の補強部材も用いなければならないという問題がある。また、底板部と、前記底板部に対して直角に立ち上がり、かつ前記底板部よりも先方が延びた挿通部位を有する側板部とを有した接合金物は、前記底板部と側板部での力の伝達が捩れる問題がある。ボルト挿通孔等により不足する耐力を補強する必要もあり、補強版等の複数の補強部材も用いなければならないという問題がある。この結果、構成部材の製造コストや、構成部材の増大による作業コスト、搬送コスト等が高くなり、工期も遅延するという問題がある。
このような問題に着目し、本考案は、簡素な構成の接合金物により、鉄骨柱及び鉄骨梁にかかる引張力、圧縮力、剪断力に対する十分な耐力を得ることができ、さらに、コストの低減や工期の短縮を図ることができる、鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造を提供することを目的とする。
本考案の鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造は、ウェブ部及びウェブ部の両側に設けられたフランジ部を有する鉄骨柱と、ウェブ部及びウェブ部の両側に設けられたフランジ部を有する鉄骨梁とを接合金物により接合する鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造において、前記接合金物は、鉄骨平板の組み合わせで構成し、前記鉄骨柱のフランジ部は、前記鉄骨梁のフランジ部と交差する部位にスリット孔を形成し、当該スリット孔に対して前記側板部の挿通部位を挿通し、当該側板部の挿通部位を前記鉄骨柱のウェブ部に対接した状態で固定し、前記鉄骨梁のフランジ部は外側に鉄骨平板を有し、当該鉄骨平板に対して前記接合金物を対接した状態で固定し、また、前記鉄骨梁のウェブ部は、前記接合金物を対接した状態で固定したことを特徴とする。
本考案の鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造によれば、接合金物を介して鉄骨柱及び鉄骨梁にかかる引張力、圧縮力、剪断力を円滑に伝達することができ、これにより、これらの力に対する十分な耐力を得ることができる。この結果、接合構造の十分な耐力を得るために、接合金物及び構成部材等を高強度鋼、肉厚、太径等に設計したり、複数の補強部材を用いたりする必要がなく、さらにデッキプレート等床の敷き込みに必要な受材が不要となり現場が簡素化され、コストの低減や工期の短縮を図ることができる。
本考案の接合構造を構成する各部材を示す斜視図 本考案の接合構造に係る平板状の接合金物を示す斜視図 本考案の接合構造に係る平板状の接合金物を対向させた状態を示す斜視図 本考案の接合構造に係る接合手順を示す斜視図 本考案の接合構造に係る接合手順を示す斜視図 本考案の接合構造に係る接合金物を接合した状態を示す平面図 本考案の接合構造に係る接合金物を接合した状態を示す立面図 本考案の接合構造に係る接合金物を接合した状態を示す側面図
以下、本考案の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は本実施の形態の接合構造を構成する各部材を分解して示す斜視図である。図1において、符号1は接合構造である。図1に示すように、接合構造1は、H形鋼の鉄骨柱10及び鉄骨柱10と交差するH形鋼の鉄骨梁20を備え、これらを接合金物30により接合するものである。鉄骨柱10は、ウェブ部11及びウェブ部11の両側に設けられたフランジ部12を有する。また、鉄骨梁20は、ウェブ部21及びウェブ部21の両側に設けられたフランジ部22を有する。
鉄骨柱10のフランジ部12には、鉄骨梁20のフランジ部22と交差する部位の短手方向中心から対称に2箇所のスリット孔13を形成している。また、フランジ部12には、スリット孔13により不足するフランジ部12の耐力を補強するため、スリット孔13を形成した部位と対応する部分にスリット孔を形成したフランジ補強版14を溶接等により設けている。さらに、鉄骨柱10のウェブ部11には、スリット孔13と近い位置に複数(ここでは2行3列)のボルト挿通孔15を形成している。また、ウェブ部11には、ボルト挿通孔15により不足するウェブ部11の耐力を補強するため、ボルト挿通孔15を形成した部位と対応する箇所にボルト挿通孔を形成したウェブ補強版16を溶接等により設けている。なお、ウェブ補強版16は、ウェブ部11とフランジ部12との溶接部分を考慮し、フランジ部12から若干の隙間を空けた位置に設けている。なお、ボルト挿通孔15の数量や大きさ、位置等は、鉄骨柱10及び鉄骨梁20の大きさ等を基に決定される。
一方、鉄骨梁20のフランジ部22の外側面には鉄骨平板23が固定されている。鉄骨平板23は、矩形状の平板から成り、その面には複数(ここでは1行6列)のボルト挿通孔24が貫通して形成されている。この鉄骨平板23は、鉄骨梁20のフランジ部22の幅方向略中央部において、長手端面がフランジ部22の外側面に対接するように設置され、溶接などにより立設固定されている。なお、ボルト挿通孔24の数量や大きさ、位置等は、鉄骨柱10及び鉄骨梁20の大きさ等を基に決定される。
接合金物30は、鉄骨製の平板を加工することにより形成されている。図2及び図3は本実施の形態の接合構造に係る接合金物30の斜視図を示す。接合金物30は、図2及び図3に示すように、基端側(図2中右上方向を先端側とする)に設けられた長方形形状の本体部31と、本体部31の先方に一体に設けられ、本体部31よりも幅広の矩形状に形成された挿通部位33とから成り、鉄骨平板23に対して側板部32を形成する。そして、接合金物30は鉄骨柱10と鉄骨梁20を接合するに当っては、対面した状態で2枚1組で鉄骨梁20のフランジ部22の外側に固定された鉄骨平板23を挟み込む状態で用いる。さらに2枚1組の接合金物30は、複数組が鉄骨梁20の上側と下側の両フランジ部22にそれぞれ結合して鉄骨梁20を支える。接合金物30には、本体部31に複数(ここでは1行6列)のボルト挿通孔34が形成され、挿通部位33には、複数(ここでは2行3列)のボルト挿通孔35が形成されている。なお、ボルト挿通孔34,35の数量や大きさ、位置等は、鉄骨柱10及び鉄骨梁20の大きさ等を基に決定される。また、接合金物30の挿通部位33の幅寸法を本体部31の幅寸法よりも幅広に形成している理由は、接合金物30を鉄骨柱10と鉄骨梁20に連結結合したときに、挿通部位33の方が本体部よりも大きな力を受けるから充分な幅寸法が必要である上、接合金物30全体としてはできるだけ材料の無駄使いを回避し且つ軽量化を図る必要があることによる。
以上のように構成された本実施の形態の接合構造1の接合手順について説明する。図4及び図5は本実施の形態の接合構造に係る接合手順を説明する斜視図である。まず図4に示すように、鉄骨梁20のウェブ部21に設けたボルト挿通孔25と鉄骨柱10のフランジ部12の外側に固定されたガセットプレート17に設けたボルト挿通孔18を合わせ、複数の高力ボルトで締め付け接合する。鉄骨梁20のフランジ部22の下面の外側に固定された鉄骨平板23に取り付ける接合金物30は、その挿通部位33を鉄骨柱10のフランジ部12に設けたフランジ補強板14のスリット孔及びフランジ部12のスリット孔13に対して挿通し、接合金物30のボルト挿通孔35と鉄骨柱10のウェブ部11に設けたウェブ補強板16のボルト挿通孔及び鉄骨柱10のウェブ11のボルト孔15を相互に合わせ、複数の高力ボルトで締め付け接合する。これにより、鉄骨梁20を鉄骨梁20のフランジ部22の下面に取り付ける接合金物30に落とし込むことで容易に取り付けることができる。
つづいて、接合金物30を2枚1組で、そのボルト挿通孔34を鉄骨梁20のフランジ部22の下面の外側に固定された鉄骨平板23のボルト挿通孔24に合わせ仮ボルトで取り付ける。これにより、鉄骨梁20のフランジ部22の下面を下方から支える接合金物30の本体部31は、鉄骨梁20のフランジ部22の下面に取り付けられた鉄骨平板23と接合される。
その後、鉄骨梁20のフランジ部22の上面の外側に固定された鉄骨平板23に取り付ける接合金物30の挿通部位33を鉄骨柱10のフランジ部12に設けたフランジ補強板14のスリット孔及びフランジ部12のスリット孔13に対して挿通し、接合金物30のボルト挿通孔35と鉄骨柱10のウェブ11に設けたウェッブ補強板16のボルト挿通孔及び鉄骨柱10のウェブ部11のボルト挿通孔15を相互に合わせ、複数の高力ボルトで締め付け接合する。
鉄骨梁20のフランジ部22の上下面の外側に固定された鉄骨平板23のボルト挿通孔24と接合金物30のボルト挿通孔34を相互に合わせ、複数の高力ボルトで締め付け接合する。図6は本実施の形態の鉄骨柱及び鉄骨梁に対して接合金物30を接合した状態を示す平面図、図7はその立面図、図8はその側面図である。
このような接合構造1によれば、鉄骨柱のフランジ部12に形成したスリット孔13に対して接合金物30の挿通部位33を挿通し、挿通部位33を鉄骨柱のウェブ部11に対接した状態で接合しているので、この部位において鉄骨柱10のフランジ部12に対する直角方向の引張力や圧縮力の影響は受けない。また、鉄骨柱10及び鉄骨梁20にかかる引張力、圧縮力、剪断力は、接合金物30により、この部位に伝達されるそれぞれの力を直角方向に変化させて円滑に伝達することができる。すなわち、鉄骨梁20のフランジ部22上に伝達される引張力、圧縮力、剪断力は、鉄骨梁20のフランジ部22の上下面の外側に固定された鉄骨平板23に伝達され、2枚1組の接合金物30から鉄骨柱10のウェブ部11上に伝達される。一方、鉄骨柱10のウェブ部11上から2枚1組の接合金物30に伝達される引張力、圧縮力、剪断力は、鉄骨梁20のフランジ部22の上下面の外側に固定された鉄骨平板23に伝達され、鉄骨梁20のフランジ部22の上下面の外側に固定された鉄骨平板23から鉄骨梁20のフランジ部22上に伝達される。
このように、本実施の形態の接合構造1によれば、鉄骨柱10及び鉄骨梁20にかかった引張力、圧縮力、剪断力を、接合金物30を介して円滑に伝達することにより、十分な耐力を得ることができる。この結果、接合構造の十分な耐力を得るために、接合金物及び構成部材等を高強度鋼、肉厚、太径等に設計したり、複数の補強部材を用いたりする必要がなく、コストの低減や工期の短縮を図ることができる。
なお、本実施の形態の接合構造1は、鉄骨梁20のウェブ部21と交差する鉄骨柱10のフランジ部12の短手方向中心近くの位置において、複数(ここでは6行1列)のボルト挿通孔を有したガセットプレート17を溶接等により設け、一方、鉄骨梁20のウェブ部21において、ガセットプレート17のボルト挿通孔に対応する部分にボルト挿通孔25を形成している。ガセットプレート17及びウェブ部21は、相互にボルト挿通孔25を合わせ、それぞれのボルト挿通孔に対して挿通した高力ボルトで締め付け、鉄骨柱20のウェブ21と接合している。これにより、鉄骨柱10と鉄骨梁20が交差する部位において、接合金物30が、鉄骨柱10のウェブ部11と鉄骨梁20のフランジ部22とを接合するのに対し、ガセットプレート17が、鉄骨柱10のフランジ部12と鉄骨梁20のウェブ部21とを接合するので、鉄骨柱10及び鉄骨梁20にかかる引張力、圧縮力、剪断力をバランス良く伝達でき、鉄骨柱10、鉄骨梁20、接合金物30等が受けるそれぞれの力の影響を抑えることができる。
1 接合構造
10 鉄骨柱
11 鉄骨柱のウェブ部
12 鉄骨柱のフランジ部
13 スリット孔
14 フランジ補強版
15 ボルト挿通孔
16 ウェブ補強版
17 ガセットプレート
18 ボルト挿通孔
20 鉄骨梁
21 鉄骨梁のウェブ部
22 鉄骨梁のフランジ部
23 ガセットプレート
24 ボルト挿通孔
25 ボルト挿通孔
30 接合金物
31 本体部
32 側板部
33 挿通部位
34 ボルト挿通孔
35 ボルト挿通孔

Claims (4)

  1. ウェブ部及びウェブ部の両側に設けられたフランジ部を有する鉄骨柱と、
    ウェブ部及びウェブ部の両側に設けられたフランジ部を有する鉄骨梁とを接合金物により接合する鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造において、
    前記接合金物は、鉄骨平板の組み合わせで構成し、
    前記鉄骨柱のフランジ部は、前記鉄骨梁のフランジ部と交差する部位にスリット孔を形成し、
    当該スリット孔に対して前記接合金物を挿通し、前記鉄骨柱のウェブ部に対接した状態で固定し、
    前記鉄骨梁のフランジ部は、外側に鉄骨平板を有し、当該鉄骨平板に対して前記接合金物を、対接した状態で固定し、また、
    前記鉄骨柱のウェブ部は、前記接合金物を、対接した状態で固定したことを特徴とする鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造。
  2. 前記鉄骨柱のフランジ部に形成するスリット孔は、前記鉄骨梁のフランジ部と交差する部位に当該フランジ部の短手方向中心から対称に2箇所形成し、当該スリット孔に対して挿通する位置に前記接合金物を設けたことを特徴とする請求項1に記載の鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造。
  3. 前記接合金物及び前記鉄骨梁のフランジ部の外側に固定した鉄骨平板部、及び前記鉄骨梁のウェブ部それぞれに対応する部分に複数のボルト挿通孔を形成し、
    前記接合金物及び前記鉄骨柱のウェブ部のそれぞれに対応する部分に複数のボルト挿通孔を形成し、
    前記接合金物及び前記鉄骨梁のフランジ部の外側に固定した鉄骨平板部、及び前記鉄骨梁のウェブ部、及び前記接合金物及び前記鉄骨柱のウェブ部のそれぞれに形成した前記複数のボルト挿通孔に対して緊締金具を用いて固定したことを特徴とする請求項1または2に記載の鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造。
  4. 前記接合金物は、2枚1組の鉄骨平板で形成することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造。
JP2009004395U 2009-06-26 2009-06-26 鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造 Expired - Fee Related JP3153547U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009004395U JP3153547U (ja) 2009-06-26 2009-06-26 鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009004395U JP3153547U (ja) 2009-06-26 2009-06-26 鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3153547U true JP3153547U (ja) 2009-09-10

Family

ID=54857773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009004395U Expired - Fee Related JP3153547U (ja) 2009-06-26 2009-06-26 鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3153547U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4203533B1 (ja) 鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造
US10253492B2 (en) Column and beam connection structure and method
JP4364177B2 (ja) 部材相互の接合金具および上下階縦枠材接合構造並びに接合方法
JP6861425B2 (ja) H形鋼の接合構造
JP2017186866A (ja) 柱と梁との接合構造及び方法
US7665271B2 (en) Joint fitting between members, joint structure of upper and lower floor vertical frame members, and method of joining
JP2012007303A (ja) 耐震補強構造
JP3153547U (ja) 鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造
JP2018168653A (ja) 異径柱梁接合構造及びその製造方法
JP2010159565A (ja) 柱梁接合部および柱梁接合部の補強金物
JP2008007950A (ja) 埋込金具とプレキャストコンクリート部材
JP3161023U (ja) 鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造
JP2010007385A (ja) トラス構造体の接続部構造
JP2017078330A (ja) 鉄骨柱とh形梁又はi形梁の接合構造及びその接合方法
WO2015140894A1 (ja) 柱構造及びベース部材
JP3129682B2 (ja) 開放形断面柱と梁の接合装置
JP2880919B2 (ja) 鉄骨部材の接合金物
JP2007309020A (ja) 鉄骨片持ち梁と鉄骨小梁の接合構造
JP5001581B2 (ja) 鋼管鉄塔用補強金具組立体
JP2004100338A (ja) 円形鋼管柱とh形断面梁の高力ボルト接合構造と接合金物
JP2010001651A (ja) 大梁小梁の接合装置
JPH0967861A (ja) 閉鎖断面の角形鋼管柱と梁材の接合構造
JP2000192547A (ja) 鉄骨構造物における柱部材と横架材との接合方法及び接合構造
JPH03250129A (ja) 柱・梁接合金物の製作方法
JPH0119681Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120819

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130819

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees