JP3152986B2 - 2−ジアゾ−1,3−ジカルボニル基を含有する感放射線重合体、その製法およびポジ記録材料における用途 - Google Patents

2−ジアゾ−1,3−ジカルボニル基を含有する感放射線重合体、その製法およびポジ記録材料における用途

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JP3152986B2 JP07864692A JP7864692A JP3152986B2 JP 3152986 B2 JP3152986 B2 JP 3152986B2 JP 07864692 A JP07864692 A JP 07864692A JP 7864692 A JP7864692 A JP 7864692A JP 3152986 B2 JP3152986 B2 JP 3152986B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、感放射線重合体、結合剤として
本質上これらの感放射線重合体を含有する混合物、およ
びまた感放射線重合体結合剤の製法、並びに感放射線混
合物を使用して調製するポジ感放射線記録材料に関す
る。
【0002】記録材料は、フォトレジスト、電子部品お
よび印刷版の製造および化学ミリングに特に好適であ
る。
【0003】ポジ感放射線混合物は、以前から既知であ
る。これらの混合物を青焼き紙、平版印刷版、色校正シ
ート、乾燥レジスト、液体レジストなどの感放射線複写
材料に使用することおよび化学ミリングに使用すること
が、しばしば記述されてきた。
【0004】構造物を例えばチップ製作において1μm
未満の範囲に継続的に小型化するには、修正リソグラフ
ィー技術を必要とする。このような微細構造の画像を得
るために、高エネルギー紫外光、電子ビーム、X線など
の短波長放射線が、使用されている。感放射線混合物
は、短波長放射線に適していなければならない。感放射
線混合物によって満たさなければならない要求は、C.
G.Willson による文献「Organic Resist Materials-T
heory and Chemistry 」〔L.F.Thompson,C.G.
Willson,M.J.Bowden編のIntroduction to Microlit
hography, Theory, Materials, and Processing ,AC
S Symp. Ser., 219,87(1983),アメリカ
ン・ケミカル・ソサエティー、ワシントン〕に記載され
ている。それゆえ、より最近のテクノロジー、例えば、
中UVまたは遠UVリソグラフィー〔例えば、波長30
5nm(XeF)、248nm(KrF)および193nm
(ArF)のエキシマーレーザーによる照射〕、電子線
リソグラフィーまたはX線リソグラフィーで使用でき、
好ましくは広スペクトル範囲内で感受性であり、従って
通常のUVリソグラフィーでも使用できる感放射線混合
物の要求が増大していた。
【0005】2ルートが、フォトレジストの解像度を改
善するために従来採用されてきた。一方において、遠紫
外範囲用の通常のノボラック/α−ジアゾカルボニル化
合物をベースとするレジスト(このレジストは未照射領
域で更に減少された溶解度を有する)を開発しようとす
る試みがなされた。他方において、「化学的補力」の原
理に基づくフォトレジスト系が開発された。
【0006】α−ジアゾカルボニル化合物の存在下にお
いては、アルカリ中のノボラックの溶解度は、大幅に減
少され、即ち、α−ジアゾカルボニル化合物は溶解抑制
剤として作用する。ジアゾナフトキノンスルホン酸エス
テルに加えて、2−ジアゾ−1,3−ジカルボニル化合
物、例えば、5−ジアゾ−メルドラム酸、2−ジアゾシ
クロヘキサン−1,3−ジオンおよび2−ジアゾシクロ
ペンタン−1,3−ジオンの誘導体、および脂肪族2−
ジアゾ−1,3−ジカルボニル化合物が、選抜されるべ
きである。α−ホスホリル置換ジアゾカルボニル化合物
および多官能α−ジアゾ−β−ケトエステルも、ポジレ
ジスト、特に遠紫外範囲(DUV)で放射線感受性であ
るものにおいて光活性抑制剤として記述される。
【0007】文献「Positive Excimer Laser Resists P
repared with Aliphatic Diazoketones 」(Proc. of t
he Ellenville Conf. 1988,51)において、H.
Sugiyama等は、α−ジアゾアセトアセテートも提案して
いる。
【0008】ジアゾカルボニルスルホニルクロリドは、
Y.Tani等によって記述されている〔SPIE Proc.,
Adv. in Resist Techn. and Proc., 1086(198
9)22〕。
【0009】更に他のジアゾカルボニルおよびジアゾ−
1,3−ジカルボニル化合物が、G.Schwarzkoph によ
り与えられている〔SPIE Proc., Adv. in Resist
Techn.and Proc.,920(1988)51〕。
【0010】照射時に、これらの化合物のすべては、転
位してケテン誘導体を生成し、次いで、このケテン誘導
体は残留水分(これはレジストにしばしば既に存在す
る)と更に反応して、カルボン酸を生成する。カルボン
酸は、水性アルカリ性現像液中のノボラックの溶解度を
増大する。しかしながら、光活性ジアゾカルボニル化合
物の若干は、実際にしばしば使用される比較的高い処理
温度下でレジスト層からにじみ、こうして感放射線混合
物は元の活性を失い、それゆえ再現性ある結果がもはや
可能ではないことが見出された。
【0011】より低い揮発性を有するがそれらの構造に
応じて感放射線混合物に不良な相溶性を示す光活性成分
は、事実既知である。特に感放射線層を乾燥する時に、
このことが、光活性化合物の結晶化のため著しい悪影響
を有する。更に、これらの成分は、通常の溶媒にしばし
ば難溶性である。記述されているジアゾカルボニル化合
物の若干は、照射時にそれから生成されるカルベンが所
望のカルボン酸生成に適切なマトリックス中で安定性を
有していないという不利を追加的に有する。このこと
は、現像時の露光部と未露光部との間の溶解度の不適切
な差をもたらし、こうして未露光部への望ましくない程
高度のストリッピングをもたらす。この現象の説明は、
C.G.Willson 等によりSPIE Proc., Adv in Re
sist Techn. and Proc.,771(1987)2に提案さ
れている。
【0012】α−ホスホリル置換ジアゾ化合物は、実際
にレジストには使用されていない。その理由は、ドーピ
ング剤として使用できる原子、例えば、これらの化合物
に含有されるリンが爾後の処理工程で厳密に排除されな
ければならないからである。事実、ジアゾアセト酢酸の
誘導体は、良好なホトトロピー特性を示すが、画像弁別
(differentiation)の点でそれらの特性は不良である。
【0013】一般に、記述のジアゾカルボニル化合物を
含有する感放射線記録材料は、高度に透明な結合剤との
組み合わせにおいてさえ不適切な光感度を有する。
【0014】水不溶性であり且つ水性アルカリ性溶液に
可溶性または少なくとも膨潤性である結合剤および化学
線の作用下で強酸を生成する成分に加えて、必須成分と
して、酸によって分裂でき且つ例えばC−O−Cまたは
C−O−Si結合を含有する化合物を含有する混合物
は、原則として、例えば、DE−C第23 06 24
8号明細書(=米国特許第3,779,778号明細
書)から既知である。
【0015】従来使用されてきた照射時に強酸を生成す
る化合物は、特に、オニウム塩、例えば、HSbF6
HAsF6 、HPF6などの非求核酸のジアゾニウム
塩、ホスホニウム塩、スルホニウム塩およびヨードニウ
ム塩であった〔J.V.Crivello, Polym. Eng. Sci.,
23(1983)953〕。更に、ハロゲン化合物、特
にトリクロロメチルトリアジン誘導体またはトリクロロ
メチルオキサジアゾール誘導体、o−キノンジアジドス
ルホニルクロリド、o−キノンジアジド−4−スルホン
酸エステル、有機金属/有機ハロゲン組み合わせ、ビス
(スルホニル)ジアゾメタン、スルホニルカルボニルジ
アゾメタン(DE−A第39 30 087号明細書)
またはニトロベンジルトシレート〔F.M.Houlihan
等,SPIEProc., Adv. in Resist Techn. and Pro
c., 920(1988)67〕が推奨されてきた。
【0016】前記物質の照射時に生成する強酸は、酸不
安定性化合物のC−O−CまたはC−O−Si結合の分
裂を起こし、その結果、感光性層の露光部は、水性アル
カリ性現像液により可溶性になる。短波長放射線を照射
に使用するならば、このことは、これらの波長で高度に
透明である新しい結合剤を必要とする。しかしながら、
このような高度に透明な放射線不感受性結合剤と、酸に
よって分裂できる少なくとも1個のC−O−CまたはC
−O−Si結合を有する酸不安定性化合物と、照射時に
強酸を生成する化合物とを含む混合物からなる感放射線
層は、未照射領域での現像液中の余りに高い溶解度を示
し、このことは許容できない暗いストリッピングに反映
する。このことの結果は、不適切なフランクプロフィー
ルおよび減少された解像度である。全体として、「化学
的補力」の原理に基づく前記系は、格別高い光感度(5
0mJ/cm2 以下)を有するが、0.5μm未満の範囲
内の構造物の場合に不満足な解像度を有する。
【0017】感放射線重合体を含有する感放射線混合物
は、多数の応用が既に記述されている。ノボラック樹脂
とo−キノンジアジド化合物との縮合物(例えば、DE
−A第30 09 873号明細書=米国特許第4,3
08,368号明細書、DE−A第30 28 308
号明細書、EP−A第0 242 143号明細書参
照)が、ここで選抜されるべきである。しかしながら、
ノボラック成分の結果、これらの感放射線重合体は、D
UV範囲内での露光に対し不適当にさせる吸収特性を有
する。
【0018】より透明な感放射線重合体は、ヒドロキシ
ル基含有重合体、例えば、ポリ(4−ヒドロキシスチレ
ン)またはピロガロールの共重合体とケトンとの縮合反
応、およびポリアクリレートと2,1−ジアゾナフトキ
ノン−5−および/または−4−スルホン酸クロリドと
の縮合反応によって製造できる。しかしながら、ヒドロ
キシル基含有重合体は、標準の現像液に極めて高い溶解
度を有し、このため遊離ヒドロキシル基の支配的割合が
反応した後にだけ減少する。この結果、高い割合のジア
ゾナフトキノン単位を生じ、これらのジアゾナフトキノ
ン単位は、特に248nmにおいて、許容できない光学的
特性をもたらす。このような重合体を含有する混合物の
例は、S.Yu等の文献〔J.Photopolym. Sci. Techn.
1989,2(1),51〕およびDE−A第20 2
8 903号明細書(=米国特許第3,837,860
号明細書)、第23 52 139号明細書、第24
61912号明細書(=英国特許第1,494,640
号明細書)およびEP−A第0 307 828号明細
書に与えられている。
【0019】感光性成分としてジアゾカルボニル基を有
する感放射線重合体は、JP−A第01−106,03
7号公報に与えられている。感放射線単位は、4−アル
キル置換ポリスチレンのアルキル鎖に結合されている。
その重合体は、低い熱安定性および放射線に対する不適
切な感度によって特徴づけられる。通常のノボラック樹
脂に結合された2−ジアゾ−1,3−ジカルボニル単位
は、既に詳述のように、短波長放射線の範囲内での低い
透明性および不満足なブリード特性を有する。感放射線
構造エレメントとして2−ジアゾ−1,3−ジカルボニ
ル基を含有する重合体、特にマレイミド/オレフィン共
重合体を含有する感放射線記録材料が、米国特許第4,
910,123号明細書に開示されている。しかしなが
ら、それを使用して調製されたレジスト材料は、約50
mJ/cm2 のみの放射線感度を有するにすぎない。
【0020】それゆえ、本発明の目的は、DUV領域で
高い光感度を有する感放射線混合物(この混合物は多数
の既知の混合物の前記不利を有しておらず且つ感放射線
層を与え、この感放射線層は特に層の露光部と未露光部
との間の良好な弁別を保証する)を提供することにあ
る。更に、その化合物は、実際に使用する各種のプロセ
ス条件下で容易に相容性であるべきであり且つ高い熱安
定性を有し、それゆえ1マイクロメートル半分以下の
(sub-half-micrometer)範囲内の解像度が許容できるレ
ジストプロフィールとともに可能である。
【0021】その目的は、水不溶性であり且つ水性アル
カリ性溶液に可溶性または少なくとも膨潤性である感放
射線重合体(この重合体は (a)一般式I
【化3】 の側基を有する単位、および (b)それに由来する一般式II
【化4】 の感放射線側基を有する単位を、単位(a)対単位
(b)の数値比98:2から0:100で含有する)
(式中、Rは炭素数3〜20の非環式、同素環式または
複素環式基であり、Xは(C1 〜C6 )アルキル、(C
1 〜C6 )アルコキシ−(C1 〜C6 )アルキル、カル
ボキシル、ホルミル、(C1 〜C15)アルコキシカルボ
ニル、(C2 〜C5 )アルカノイルまたは(C1
6 )アルコキシまたはハロゲン原子であり、mは0、
1または2であり、基Xはm=2であるならば異なるこ
とが可能であり、nは1または2であり、基Rはn=2
であるならば異なることが可能である)の提供によって
達成される。
【0022】また、本発明は、前記重合体に加えて、酸
によって分裂できる少なくとも1個のC−O−Cまたは
C−O−Si結合を含有する化合物、および化学線の作
用下で強酸を生成する化合物、を含む感放射線混合物に
関する。
【0023】一般式IまたはIIの基を含有する単位に加
えて、感放射線重合体は、他の単位も含有できる。溶解
度および透明性(所望の波長範囲内)は、このような追
加の単位の感放射線重合体への組み込みによって所望の
方法で調整できる。基Rは、場合によって、置換でき、
特に(C1 〜C3 )アルキル、(C1 〜C3 )アルコキ
シ、ハロゲン、アミノまたはニトロで置換できる。基R
が置換されているならば、前記置換は、好ましくは(C
1 〜C3 )アルキルまたは(C1 〜C3 )アルコキシに
よる。しかしながら、Rがアルキル基であるならば、後
者は、好ましくは非置換である。
【0024】好適な基Rは、先ず非環式C含有基、特に
アルキル基である。これらは、直鎖または分枝であるこ
とができ且つ好ましくは3〜10、特に好ましくは4〜
8個の鎖員を含有する。純粋な炭素鎖が、特に好ましい
が、CH2 基が酸素原子または−NH−および/または
カルボニル基で置換されているアルキル基も、好適であ
る。アルキル基Rは、このように−CO−O−、−CO
−NH−および/または−O−CO−NH−基を含有で
きる。更に、
【化5】 基は、
【化6】 で置換できる。−CH2 −基が−O−ブリッジで置換さ
れている好ましいアルキル基Rは、これらの−O−ブリ
ッジ2個を含有するものである。鎖が純粋であるなら
ば、特に直鎖炭素鎖であるならば、炭素数を制限するこ
とは必須ではない。炭素数20までのアルキル基も、好
適である。しかしながら、t−ブチル基が、特に好まし
い。
【0025】Rがシクロアルキル基(これはビシクロア
ルキルおよびポリシクロアルキル基を包含すると理解す
べきである)であるならば、環炭素の数は、好ましくは
4、5、6または10、特に好ましくは4、5または6
である。非置換物が、特に好ましい。挙げてもよい例
は、シクロブチル基、シクロペンチル基およびシクロヘ
キシル基である。しかしながら、シクロヘキシル基が、
特に好ましい。
【0026】また、基Rは、アラルキル基であることが
でき、またはより広い意味で、芳香族部分が非芳香族C
含有ブリッジ員を介して結合されている基であることが
できる。Rがアラルキル基であるならば、脂肪族部分中
の員数は、好ましくは1〜11、特に好ましくは2〜5
である。純粋に脂肪族のブリッジ員のうち、メチレンま
たはエタン−1,2−ジイルが好ましい。エタン−1,
2−ジイルブリッジ中のCH2 基が酸素原子で置換され
るならば、これは、好ましくは基Rの芳香族部分と脂肪
族部分との間にブリッジを形成する。2個の炭素鎖員と
1個の酸素鎖員とを含有する3員ブリッジにおいては、
酸素が、好ましくは2個のCH2 基間に配置される。詳
細に述べるべき基は、第一の場合にはベンジル基および
フェネチル基であり、第二の場合にはフェノキシメチル
基であり、第三の場合にはベンジルオキシメチル基であ
る。しかしながら、この文脈では、脂肪族部分中のCH
2 基が−O−で置換されているだけではなく−NH−お
よび/または−CO−、および−CH−によっても置換
されている基は、対応して−N−で置換でき、またアラ
ルキル基とみなすべきである。このような基の例は、フ
ェノキシカルボニルおよびベンジルオキシカルボニル基
だけではなく、ベンジルオキシカルボニルアミノおよび
フェノキシカルボニルアミノ基がある。しかしながら、
基Rは、フタルイミド基であることもできる。一般的な
基準は、ブリッジ員が、存在してもよいヘテロ原子に加
えて、鎖中に少なくとも1個の炭素原子を含有すること
である。芳香族脂肪族基の芳香族部分は、好ましくは6
〜10個、特に好ましくは6個の炭素原子からなる。こ
の部分がカルボニル基に直接隣接しているならば、即
ち、アロイル基が存在するならば、脂肪族部分は、任意
数の炭素原子を含有できる。
【0027】芳香族基Rは、好ましくは同素環式であ
り、即ち、環系中にヘテロ原子、例えば、酸素を含有し
ない。芳香族基は、特に6〜10個の炭素原子、好まし
くは6個の炭素原子を含有し、即ち、フェニル基であ
る。しかしながら、芳香族基Rは、好ましくない。
【0028】前記基Rのすべてのうち、優先的に挙げる
べきものは、t−ブチル、n−ヘキシル、ノニル、オク
タデシル、2,5−ジオキサヘキシル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、ベンジル、フェネチル、フェノキ
シメチルおよびベンジルオキシメチルである。t−ブチ
ル、フェネチル、フェノキシメチル基およびシクロヘキ
シル基が、特に好ましい。
【0029】感放射線重合体結合剤の原料である感放射
線重合体は、一般式Iの基を含有する。
【0030】このようなモノ−またはジ−ヒドロキシフ
ェニル基を含有する好適な重合体は、例えば、透明ノボ
ラック、およびポリ(ヒドロキシ)スチレン、一置換
(m=1)および二置換(m=2)ポリ(ヒドロキシ)
スチレン、置換および非置換ポリ(α−メチルヒドロキ
シスチレン)およびアクリル酸およびメタクリル酸と置
換または非置換フェノール基を含有する芳香族化合物
(例えば、ジ−またはトリ−ヒドロキシベンゼンおよび
それらの誘導体)とのモノエステルからなる種類からの
単独重合体である。しかしながら、一般式Iの基を含有
する単量体の共重合体および三元共重合体も、使用でき
る。最後に、このような単量体と任意に置換された
(ジ)ヒドロキシフェニル基を含有しない他のものとの
共重合体および三元共重合体も、好適である。好適なコ
モノマーおよびターモノマーは、例えば、スチレン、マ
レイミド、N−置換マレイミド、ビニルアルキルエーテ
ルおよびビニルトリアルキルシランである。
【0031】単独重合体、共重合体および三元共重合体
は、常時、混合物(ブレンド)よりも好ましい。重合体
中のこのような「他の」単量体の割合は、実質上異なる
ことができる。このように、スチレン/ヒドロキシスチ
レン共重合体中のスチレンの割合は、例えば、85重量
%までであることができる。
【0032】これらの重合体から製造される本発明に係
る感放射線結合剤は、本発明に係る感放射線混合物の他
の成分を容易に溶解し且つ特に190〜300nmの波長
範囲内で低い固有吸収、即ち、高い透明性を有し且つ化
学線への露光時に激しく漂白するという事実によって特
に区別される。これらの条件は、通常のノボラックをベ
ースとする既知の結合剤によっては満たされない。
【0033】しかしながら、ノボラックは、以下に詳述
する高い透明性の他の結合剤と混合するならば本発明に
係る混合物で使用することもできる。混合比は、前記波
長範囲内での固有吸収度を決定する高度に透明な結合剤
の構造、しかしまた感放射線混合物の他の成分との混和
性に依存する。一般に、結合剤混合物は、ノボラック4
0重量%まで、好ましくは25重量%までを含有でき
る。
【0034】波長248nmの光の照射時に、厚さ1.0
μmの層中の好適なノボラックまたはノボラック混合物
は、吸収0.5未満を有する。これらの平均分子量は、
500〜30,000である。
【0035】非置換ポリ(ヒドロキシ)スチレン(PH
S)のうち、4−ヒドロキシスチレンの共重合体を選抜
すべきであり、置換PHSのうち、3−アルキル−およ
び3,5−ジアルキル−4−ヒドロキシスチレンの単独
重合体および共重合体を選抜すべきである。平均分子量
は、3,000〜300,000であるが、好ましくは
5,000〜100,000、特に好ましくは10,0
00〜35,000である。
【0036】一置換ポリ(4−ヒドロキシ)スチレンの
場合には、置換基Xは、好ましくは(C1 〜C5 )アル
キルおよび(C1 〜C5 )アルコキシ基である。特に好
適なアルキル基は、メチル、エチルおよびn−プロピル
基である。しかしながら、より少ない炭素原子数の基X
が、好ましい。メチル基が特に好ましい。置換基Xの数
mは、0、1または2、好ましくは1である。mが2で
あるならば、Xは、好ましくはメチルである。
【0037】ポリ(α−メチル−4−ヒドロキシ)スチ
レンの場合には、同じことが、α−メチル基なしの重合
体の場合と同様にあてはまる。しかしながら、これら
は、好ましくない。
【0038】ポリ(メタクリル酸)モノ−およびジ−ヒ
ドロキシフェニルエステルの製造の場合に挙げてもよい
好適な単量体は、ジ−およびトリ−ヒドロキシベンゼ
ン、特にピロカテコール、レゾルシノール、ヒドロキノ
ン、ピロガロール、フロログルシンおよびヒドロキシヒ
ドロキノンのモノメタクリレート、および各種の置換ト
リヒドロキシベンズアルデヒドのモノメタクリレートお
よびトリヒドロキシ安息香酸エステルである。特に好適
な置換基Xは、(C1 〜C6 )アルキル、(C1
6 )アルコキシ、ホルミルおよび(C1 〜C15)アル
コキシカルボニル基である。挙げてもよい例は、ガロア
ルデヒド(X=CHO)、各種の没食子酸エステル〔X
=COOR′;R′=(C1 〜C15)アルキル〕、そし
てまた他の置換パターンを有するトリヒドロキシベンゼ
ンのモノエステルである。これらの単量体のすべては、
場合によって更に置換できる。芳香環上の置換基に関し
且つまた没食子酸エステルのアルコール成分OR′に関
して、反応条件下で官能基が望ましくはない方式で反応
してはならず、特にエステル交換またはエステル分裂を
ともなって反応してはならない以外、制限はない。それ
ゆえ、トリヒドロキシ置換ベンズアルデヒドおよび没食
子酸アルキルが、特に好ましい。特に好ましいアルキル
基は、メチル、プロピル、オクチルおよびドデシル基で
ある。これらの場合には、mは、好ましくは1である。
これらの重合体の平均分子量は、1,000〜100,
000、好ましくは2,000〜50,000、特に好
ましくは3,000〜30,000である。
【0039】ポリ(メタクリル酸エステル)に好ましい
単量体は、ピロカテコール、ヒドロキノン、フロログル
シンおよびヒドロキシヒドロキノンのモノメタクリレー
トである。メタクリル酸の2−、3−および4−ヒドロ
キシフェニルエステルおよび3,5−ジヒドロキシフェ
ニルエステルが、特に好ましい。
【0040】本発明に係る重合体で好ましく生ずる一般
式Iの側基を有する重合体単位の若干の構造を、以下の
〜Iに指摘する。
【化7】
【0041】一般式Iの基を含有する好適な共重合体お
よび三元共重合体は、例えば、4−ヒドロキシスチレン
の単位および/または下記の単量体の1種または2種を
含有する:3,5−ジアルキル−4−ヒドロキシスチレ
ン、3−アルキル−4−ヒドロキシスチレン、3−ヒド
ロキシスチレン、ビニル(C1 〜C25)アルキルエーテ
ル、スチレン、メタクリル酸メチルおよびアクリル酸メ
チル。特に好ましいビニルアルキルエーテルは、中鎖長
または長鎖長アルキル基、例えば、n−ヘキシル、n−
オクチル、n−ドデシルおよびn−オクタデシルを有す
るものである。各種の共重合体および三元共重合体の平
均分子量は、3,000〜300,000、好ましくは
5,000〜100,000、特に好ましくは5,00
0〜35,000である。
【0042】ケイ素含有ビニル単量体、例えば、ビニル
トリメチルシランを使用して共重合体または三元共重合
体を調製するならば、酸素プラズマに対して安定性の増
した混合物が得られる。これらの結合剤の透明性は、一
般に、DUV範囲内で一層高く、それゆえ、改善された
構造化が可能である。
【0043】各種のヒドロキシスチレンとN置換マレイ
ミドとの共重合体も、同じく成功裡に使用できる。マレ
イミドの窒素原子上の置換基は、脂肪族、脂環式、芳香
族脂肪族、そしてまた芳香族基である。これらは、置換
または非置換のいずれでもよい。特に好ましいN−置換
基は、フェニル基およびシクロアルキル基である。
【0044】ポリ(メタクリル酸モノエステル)は、単
独重合体として、またはマレイミドおよび/またはスチ
レンとの共重合体または三元共重合体として好ましく使
用される。
【0045】原則として、フェノール性ヒドロキシル基
を含有するがカルボン酸エステルと反応する更に他の基
を含有しない事実上すべての重合体、または記載の反応
条件下で反応して透明なエステルを生成する事実上すべ
ての重合体が、使用できる。
【0046】全体として、下記のものが、一般式Iの基
を含有する特に好ましい結合剤として挙げられる:ポリ
(3−メチル−4−ヒドロキシ)スチレン、および3−
メチル−4−ヒドロキシスチレンと4−ヒドロキシスチ
レンとの共重合体、そしてまた3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシスチレンと4−ヒドロキシスチレンとの共重
合体、そしてまた4−ヒドロキシスチレンとスチレンと
の共重合体。これらの重合体(そしてまた他の重合体)
の混合物(ブレンド)も、好適である。
【0047】感放射線混合物中の結合剤の量は、一般
に、そこに含有される固形分の全重量に対して40〜1
00重量%、特に50〜95重量%、好ましくは60〜
90重量%である。このことから、極端な場合には、C
−O−CまたはC−O−Si結合を含有する酸分裂性化
合物および照射時に強酸を生成する化合物の添加なしの
感放射線重合体単独でも、好適であることが明らかであ
る。しかしながら、このような態様は、好ましくない。
【0048】一般式Iの基を含有する重合体単位対一般
式IIの基を含有するものの比率は、98:2から0:1
00、好ましくは95:5から40:60、特に好まし
くは90:10から50:50で変化する。最適の比率
は、主として結合剤の構造、得られる処方物の溶解度、
そしてまたDUV領域、特に波長248nmでの層の透明
性に依存する。
【0049】下記の種類の化合物は、特に本発明に係る
感放射線混合物において酸分裂性物質として好適である
ことが証明された: a)少なくとも1個のオルトカルボン酸エステルおよび
/またはカルボン酸アミドアセタール基を含有するもの
(この化合物は重合体特性も有し且つ前記基は主鎖また
は側鎖で生ずることが可能である)、 b)主鎖に反復アセタールおよび/またはケタール基を
含有するオリゴマーまたは重合体化合物、 c)少なくとも1個のエノールエーテルまたはN−アク
リルイミノカーボネート基を含有する化合物、 d)β−ケトエステルまたはβ−ケトアミドの環式アセ
タールまたはケタール、 e)シリルエーテル基を含有する化合物、 f)シリルエノールエーテル基を含有する化合物、 g)アルデヒドまたはケトンのモノアセタールまたはモ
ノケタール(現像液中の溶解度は0.1〜100g/リ
ットルである)、 h)第三級アルコールをベースとするエーテルおよび i)カルボン酸エステルおよびカーボネート(そのアル
コール成分は第三級アルコール、アリルアルコールまた
はベンジルアルコールである)。
【0050】酸分裂性化合物は、前に簡単に既に記載さ
れている。このように、感放射線混合物の成分としての
(a)型の酸分裂性化合物は、DE−A第26 10
842号明細書および第29 28 636号明細書に
詳述されている。(b)型の化合物を含有する混合物
は、DE−A第23 06 248号明細書および第2
7 18 254号明細書に記載されている。(c)型
の化合物は、EP−A第0 006 626号明細書お
よび第0 006 627号明細書に記載されている。
(d)型の化合物は、EP−A第0 202 196号
明細書に提案されており、(e)型を有するとみなされ
る化合物は、DE−A第35 44 165号明細書お
よび第36 01 264号明細書に提案されている。
(f)型の化合物は、DE−A第37 30 785号
明細書および第37 30 783号明細書に見出され
る一方、(g)型の化合物は、DE−A第37 30
787号明細書に論じられている。(h)型の化合物
は、例えば、米国特許第4,603,101号明細書に
記載されており、(i)型の化合物は、例えば、米国特
許第4,491,628号明細書およびJ.M.Freche
t 等のJ.Imaging Sci.30,59−64(1986)
に記載されている。
【0051】前記酸分裂性物質の混合物も、使用でき
る。しかしながら、前記種類の1つだけに帰属できる酸
分裂性物質が好ましく、特に酸によって分裂できる少な
くとも1個のC−O−C結合を有する物質、即ち、
(a)、(b)、(g)および(i)型に属する物質が
特に好ましい。(b)型では、重合体アセタールを、特
に選抜すべきであり、(g)型の酸分裂性物質のうちで
は、特に選抜すべきものは、150℃よりも高い沸点、
好ましくは200℃よりも高い沸点を有するアルデヒド
またはケトンに由来するものである。
【0052】本発明に係る感放射線混合物中の酸分裂性
物質の含量は、各々の場合に層の全重量に対して1〜5
0重量%、好ましくは10〜40重量%であるべきであ
る。
【0053】化学線の作用下で強酸を遊離する本発明に
係る混合物に好適な化合物は、前に既に詳細に記載され
ている。しかしながら、特定の光分解酸生成剤、例え
ば、オニウム塩、ハロゲン化合物、ニトロベンジルトシ
レートなどの使用は、各種の応用分野でのその物質の使
用の可能性を著しく限定するような或る不利を伴う。こ
れらの不利は、DE−A第39 30 086号明細書
に詳述されている。
【0054】それゆえ、好ましい光分解酸生成剤は、腐
食作用を有していない強酸、例えば、スルホン酸を生成
する化合物である。この種の好ましい酸生成剤は、例え
ば、ビス(スルホニル)ジアゾメタン(DE−A第39
30 086号明細書)、スルホニルカルボニルジア
ゾメタン(DE−A第39 30 087号明細書)ま
たはo−ジアゾナフトキノン−4−スルホネートであ
る。ビス(スルホニル)ジアゾメタンが、特に好まし
い。
【0055】本発明に係る混合物中の光活性酸生成剤の
含量は、一般に、各々の場合に層の全重量に対して0.
5〜25重量%、好ましくは1〜10重量%、特に好ま
しくは2〜7重量%である。
【0056】本発明に係る混合物の化学線への露光時
に、強酸が、光活性酸生成剤の光分解によって生成し、
この酸は酸不安定性化合物中のC−O−CまたはC−O
−Si結合の分裂を引き起こし、その結果、感光性層の
露光部は水性アルカリ性現像液に可溶性になる。この効
果は、結合剤の感放射線重合体単位の側鎖中のジアゾケ
ト官能のカルボン酸官能への転化によって強化される。
【0057】本発明に係る感放射線混合物は、層の露光
部および未露光部との間の良好な弁別により、そして広
いスペクトル範囲にわたっての高い光感度により区別さ
れる。それは、高い熱安定性を有し且つ原稿中の極めて
微細な構造の詳細で正確な再現の可能性さえ与える。好
ましくは、腐食性光分解生成物が、露光の結果として遊
離せず、それゆえ混合物は感受性基板上でも使用でき
る。
【0058】一般式IIの基を含有し且つ前に詳細に特徴
づけられた本発明に係る感放射線結合剤は、マイクロリ
ソグラフィー用高解像フォトレジストの製造用感放射線
混合物において感放射線重合体として極めて好適であ
る。本発明に係る化合物は、化学線への露光に特に好適
である。この文脈で、化学線とは、エネルギーが少なく
とも短波長可視光線のものに対応する放射線であると理
解すべきである。190〜450nm、好ましくは200
〜400nm、特に好ましくは200〜300nmの範囲内
の紫外線、また電子線またはX線が、特に好適である。
【0059】本発明の更に他の主題は、一般式IIの側基
を含有する本発明に係る重合体の製法である。本法にお
いては、先ず一般式III の基を含有する好適な前駆物質
を製造し、次いで、これらの基を爾後の反応においてい
わゆるジアゾトラスファーによって式IIの基に転化する
ことが特に有利であることが証明された(M.Regitz
等、Org. Prep. Proced.1969,99参照)。
【0060】この目的で、一般式III
【化8】 (式中、Rは式IIで記載の意味を有する)の基を含有す
る重合体を、5倍〜50倍、好ましくは10倍〜20倍
量(重量基準)の好適な溶媒に溶解し、その溶液を−1
5℃〜+15℃、好ましくは−5℃〜+5℃の温度に冷
却する。好適な溶媒は、メタノール、エタノールなどの
アルコール、エチレングリコールモノメチルエーテルな
どのヒドロキシエーテル、ジクロロメタン、トリクロロ
メタンなどの塩素化炭化水素、アセトニトリルなどの脂
肪族ニトリル、またはこれらの溶媒の混合物である。好
ましい溶媒は、沸点30℃〜140℃を有するものであ
る。ジアゾトランスファー試薬との反応は、3種の変法
の1つに従って適宜行う。これらの変法は、なかんず
く、EP−A第0378 068号明細書に詳述されて
おり、この理由でここには記載しない。
【0061】特に好適であることが証明されたジアゾト
ランスファー試薬は、芳香族および脂肪族スルホニルア
ジド、例えば、p−トルエンスルホニルアジド、4−カ
ルボキシベンゼンスルホニルアジド、2−ナフタレンス
ルホニルアジドまたはメタンスルホニルアジドである。
【0062】このようにして製造された感放射線重合体
は、既知の方法により、例えば、結晶化またはクロマト
グラフィー(分取GPC)により精製できる。
【0063】前駆物質として役立つ側鎖β−ケトエステ
ル基含有重合体の製造は、文献から原則として既知の各
種の方法によって行うことができる。
【0064】特にエレガントな方法は、5−アシル−
2,2−ジメチル−〔1,3〕ジオキサン−4,6−ジ
オン〔式IV
【化9】 (式中、基Rは式IIと同じ意味を有する) の5−アシル−メンドラム酸〕と一般式Iの基を含有す
る重合体結合剤との反応である。5−アシル−メンドラ
ム酸の製造およびカルビノールと反応させてβ−ケトエ
ステルを生成することは、既知である。その製造は、例
えば、Y.Oikawa等,J.Org. Chem.43(1987)
2087の方法と同様に酸塩化物とメルドラム酸との反
応により、またはP.HoughtonおよびD.J.Laphamの
Synthesis 1982,451の方法と同様に行うことが
できる。
【0065】反応は、所望の転化度を得るのに必要とさ
れる量の5−アシル−メルドラム酸をフェノール性ヒド
ロキシル基を含有する重合体結合剤に加え、次いで、適
当ならば加熱しながら、その混合物をアルコールまたは
5−アシル−メンドラム酸と反応しない5倍〜20倍、
好ましくは約10倍量の溶媒、例えば、アセトン、エチ
ルメチルケトンなどのケトン、1,2−ジメトキシエタ
ン、ジオキサンなどのエーテルに溶解することによって
得られる。次いで、透明な溶液を、60℃〜120℃、
好ましくは80℃〜100℃の温度に加熱する。反応の
開始は、二酸化炭素の激しい発生によって識別できる。
CO2 の更なる発生が観察できなくなるまで、混合物
を、前記温度で約1〜6時間、好ましくは2〜4時間攪
拌する。
【0066】次いで、溶媒を、真空下で取り除き、反応
混合物が一般に激しく発泡する。生成物が、高純度で得
られ、それゆえ一般に既知の方法に従っての更なる精製
を省くことが可能である。
【0067】前駆物質として使用する側鎖β−ケトエス
テル基含有重合体の製造は、一般式Iの基を含有する重
合体と一般式V R−CO−CH2 −CO−OR″ (V) (式中、R″は特にメチルまたはエチルである)のβ−
ケトエステルとの反応によって行うこともできる。一官
能β−ケトエステルの製造のためのエステル交換反応
は、例えば、A.R.Bader 等によりJ.Amer. Chem.
Soc.73(1951)4195に記載されている。
【0068】側鎖β−ケトエステル基を含有する重合体
が一般式Vの化合物のエステル交換反応によって製造さ
れるべきであるならば、これらの化合物は、一般に、所
望の転化度を達成するのに理論的に必要とされる量より
も20%まで過剰、好ましくは5〜10%過剰で使用さ
れる。エステル交換は、一般に、80〜160℃、好ま
しくは100〜140℃で生ずる。必要ならば、ジメチ
ルホルムアミド、N−メチルピロリドンなどの可溶化剤
を、一般式Vのβ−ケトエステル中のヒドロキシル基含
有重合体の溶解度を増大させるために添加できる。反応
平衡は、生成する低級アルコールを800〜20mmHg、
好ましくは400〜100mmHgの圧力下で留去すること
によって所望の方向にシフトする。理論的に予想される
量の低級アルコールが留去された時に、一般式Vの過剰
のβ−ケトエステルおよび適当な場合には添加された可
溶化剤が、高真空下で留去される。残渣は、しばしば嵩
高い凝固フォームの形で得られる。それは、高純度の側
鎖β−ケトエステル基含有重合体からなり、それゆえこ
れらはジアゾトラスファー反応で更なる精製なしに使用
できる。
【0069】この反応順序で必要とされる一般式Vのβ
−ケトエステルは、若干の場合に市販されているか、文
献から既知の方法によって製造できる。一般式IVの対応
5−アシル−メンドラム酸からの製造が、特に好まし
い。この方法は最初に記載の変法と比較して追加の反応
工程を必要とするが、改善された収率および/または側
鎖β−ケトエステル基を含有する純粋な重合体を、この
変法を使用して若干の場合に得ることができる。
【0070】しかしながら、一般式Vのβ−ケトエステ
ルとヒドロキシル基含有重合体との反応による側鎖β−
ケトエステル基含有重合体の製造は、好ましくない。
【0071】両方の変法とも、EP−A第0 378
068号明細書および前記文献に詳述されており、それ
ゆえここでは更には記載しない。
【0072】更に、染料、顔料、可塑剤、湿潤剤および
レベリング剤、またポリグリコールおよびセルロースエ
ーテル、例えば、エチルセルロースを、場合によって、
可撓性、接着性、光沢などの特定の要求を満たすために
本発明に係る感放射線混合物に添加できる。
【0073】好ましくは、本発明に係る感放射線混合物
は、溶媒または溶媒の組み合わせに溶解させる。この目
的に特に好適な溶媒は、エチレングリコールおよびプロ
ピレングリコール並びにそれらに由来するモノアルキル
エーテルおよびジアルキルエーテル、特にモノメチルエ
ーテルおよびジメチルエーテル、そしてまたモノエチル
エーテルおよびジエチルエーテル、脂肪族(C1
6 )カルボン酸および(C1 〜C8 )アルカノールま
たは(C1 〜C8 )アルカンジオールまたは(C1 〜C
6 )アルコキシ−(C1 〜C8 )アルカノールに由来す
るエステル、例えば、酢酸エチル、酢酸ヒドロキシエチ
ル、酢酸アルコキシエチル、酢酸n−ブチル、プロピレ
ングリコールモノアルキルエーテルアセテート、特にプ
ロピレングリコールメチルエーテルアセテート,および
酢酸アミル;テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエ
ーテル;メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロペンタノン、シクロヘキサノンなどのケト
ン;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチル
アセトアミドなどのN,N−ジアルキルカルボン酸アミ
ド、またヘキサメチルホスホン酸トリアミド、N−メチ
ルピロリジン−2−オンおよびブチロラクトン、並びに
それらの所望の混合物である。これらの溶媒のうち、グ
リコールエーテル、脂肪族エステルおよびケトンが、特
に好ましい。
【0074】結局、溶媒または溶媒混合物の選択は、使
用する被覆法、所望の層厚および乾燥条件に依存する。
また、溶媒は、使用する条件下で他の層成分に対して化
学的に不活性でなければならない。
【0075】前記溶媒に溶解する混合物は、一般に、固
形分5〜60重量%、好ましくは50重量%までを有す
る。
【0076】最後に、本発明は、本質上基板およびその
上に適用された感放射線混合物からなる感放射線記録材
料にも関する。
【0077】好適な基板は、コンデンサー、半導体、多
層プリント回路または集積回路を構成または製造できる
すべての材料である。熱の作用によって酸化でき且つ/
またはアルミニウムで被覆でき、またはドーピングする
こともできるシリコン基板を、特に挙げるべきである。
更に、半導体テクノロジーで通例であるすべての他の基
材、例えば、窒化ケイ素、ヒ化ガリウムおよびリン化イ
ンジウムが、可能である。更に他の好適な基板は、液晶
ディスプレーの製作から既知の基板、例えば、ガラスお
よび酸化インジウム/酸化スズ、そしてまた金属プレー
トおよび箔、例えば、アルミニウム、銅または亜鉛製の
金属プレートおよび箔、バイメタルおよびトリメタル
箔、また金属が蒸着された非導電性フィルム、および紙
である。これらの基板は、熱前処理に付すか、表面を粗
面化するか、わずかに食刻するか、または所望の特性を
改善するために、例えば、親水性を増大させるために化
学薬品で前処理することができる。
【0078】感放射線層により良い凝集性および/また
は基板表面へのより良い接着性を与えるために、この層
は、接着促進剤を含有できる。シリコンまたは二酸化ケ
イ素基板の場合には、好適な接着促進剤は、アミノシラ
ン型のもの、例えば、3−アミノプロピルトリエトキシ
シランまたはヘキサメチルジシラザンである。
【0079】凸版印刷、平版印刷、スクリーン印刷およ
びフレキソ印刷用印刷版などの光機械的記録層の製造に
好適な支持体は、特にアルミニウムプレート(場合によ
って予め陽極酸化、粗面化および/またはシリケート処
理されている)、そしてまた、亜鉛プレート、鋼プレー
ト(場合によってクロムメッキされている)、並びにプ
ラスチックフィルムおよび紙である。
【0080】本発明に係る記録材料は、化学線を使用し
て造像的に露光する。好適な放射線源は、特にメタルハ
ライドランプ、カーボンアークランプ、キセノンランプ
および水銀蒸気ランプである。また、露光は、レーザ
ー、電子線、X線などの高エネルギー放射線を使用して
も行うことができる。しかしながら、190〜260nm
の波長の光を放出できるランプ、即ち、特にキセノンラ
ンプおよび水銀蒸気ランプが、特に好ましい。更に、レ
ーザー光源、例えば、エキシマーレーザー、特にそれぞ
れ248および193nmで放出するKrFまたはArF
レーザーも使用できる。放射線源は、前記波長範囲内で
適当な放出性を有していなければならない。
【0081】感光性層の厚さは、所期の用途に依存す
る。それは、一般に0.1〜100μm、好ましくは
0.5〜10μm、特に好ましくは約1.0μmであ
る。
【0082】更に、本発明は、感放射線記録材料の製法
に関する。感放射線混合物は、噴霧、流し塗、ローリン
グ、ワーラー被覆および浸漬被覆により基板に適用でき
る。次いで、溶媒を、蒸発によって除去し、その結果、
感放射線層が基板の表面上に残る。溶媒の除去は、層を
150℃までの温度に加熱することによって促進でき
る。しかしながら、先ず混合物を前記方法で一時的支持
体に適用し、混合物を加圧下に高温でこの支持体から最
後の支持体材料に転写することもできる。原則として、
支持体材料としても好適であるすべての材料は、一時的
支持体として使用できる。次いで、層を、造像的に照射
する。次いで、層を、層の照射部を溶解し且つ除去する
現像液で処理し、その結果造像的露光に使用する原稿の
画像が、基板表面上に残る。
【0083】好適な現像液は、アルカリ金属、アルカリ
土類金属および/またはアンモニウムイオンのケイ酸
塩、メタケイ酸塩、水酸化物、リン酸水素塩およびリン
酸二水素塩、炭酸塩および炭酸水素塩、またアンモニア
などを含有する、特に水溶液である。金属イオンを含ま
ない現像液は、米国特許第4,729,941号明細
書、EP−A第0 062 733号明細書、米国特許
第4,628,023号明細書、米国特許第4,14
1,733号明細書、EP−A第 0 097 282
号明細書およびEP−A第0 023 758号明細書
に記載されている。現像液中のこれらの物質の含量は、
一般に、現像液の重量に対して0.1〜15重量%、好
ましくは0.5〜5重量%である。金属イオンを含まな
い現像液が、好ましくは使用される。適当ならば、少量
の湿潤剤を、現像液中での露光部の除去を容易にするた
めに現像液に添加できる。
【0084】現像された層構造物は、後硬化できる。こ
れは、一般に、熱板上で流動点未満の温度まで加熱し、
次いで、全表面をキセノン/水銀蒸気ランプ(200〜
250nmの範囲)からの紫外線に露光することによって
行う。この後硬化の結果、画像構造物は、架橋され、そ
の結果、構造物は、一般に200℃よりも高い温度まで
流れ抵抗性を示す。後硬化は、単に高エネルギー紫外光
の照射によって、温度を上げずに行うこともできる。
【0085】本発明に係る化合物は、集積回路または個
別の電気部品の製作用感放射線混合物としてリソグラフ
ィー法で使用される。その理由は、それらが特に波長1
90〜300nmの光の照射時に高い光感度を有するから
である。その混合物は露光時に非常によく漂白するの
で、解像度の点で既知の混合物よりも明白に優れている
構造化が、達成できる。その混合物から調製された記録
材料は、爾後のプロセス工程用マスクとして役立つ。こ
れらとしては、例えば、層支持体のミリング、イオンの
層支持体への移植、または金属または他の物質の層支持
体上への付着が挙げられる。
【0086】
【実施例】下記例は、本発明に係る感放射線重合体の製
造およびそれらの用途を説明しようとするものである。
しかしながら、それらは、本発明を限定するものではな
い。
【0087】製造例:例1 2−ジアゾ−1,3−ジカルボニル側鎖のポリ(3−メ
チル−4−ヒドロキシスチレン)への結合
【0088】工程1:5−(シクロヘキシルヒドロキシ
メチレン)−2,2−ジメチル〔1,3〕ジオキサン−
4,6−ジオン3.01g(11.8ミリモル)および
平均分子量30,000およびヒドロキシル価390を
有する3−メチル−4−ヒドロキシスチレンの単独重合
体8.00gをアセトン50mlに溶解し、ゆっくりと加
温する。約60℃以上で、二酸化炭素の激しい発生が、
始まる。次いで、溶液を更なる1時間還流する。次い
で、溶媒を常圧で100℃の浴温において2時間かけて
留去する。溶媒残渣および他の易揮発性成分を高真空下
で除去する。この操作時に、反応混合物は、激しく発泡
する。反応混合物を冷却した後、β−ケトエステル基を
含有する凝固したわずかに黄色がかった嵩高い重合体が
得られ、この重合体は更なる精製なしに次工程用出発物
質として使用できる。
【0089】工程2:工程1で得られた重合体をアセト
ニトリル200mlに溶解し、次いで、その溶液を0℃に
冷却する。p−トルエンスルホン酸アジド2.33g
(11.8ミリモル)を攪拌下に冷却溶液に加え、次い
で、温度が5℃よりも高い温度に上がらないような速度
で、トリエチルアミン1.26g(12.4ミリモル)
を滴下する。5時間攪拌後、更なるp−トルエンスルホ
ニルアジドは薄層クロマトグラフィー(シリカゲル、溶
離剤:酢酸エチル)によって混合物中には検出できな
い。次いで、溶媒を真空下で留去し、残渣を酢酸エチル
100mlに取り上げる。溶液をヘキサンに滴下し、そこ
で沈殿が形成し、この沈殿を濾別し、真空下で乾燥す
る。ヒドロキシル価235を有するわずかに黄色がかっ
た重合体(一般式IIの重合体単位含有)9.9g(98
%)が、得られる。 IR(KBr):2,136cm-1(C=N2
【0090】適当ならば、生成物をエタノールと酢酸エ
チルとテトラヒドロフランとヘキサンとからなる溶媒混
合物から再結晶する。幾つかの場合、分取GPCを更な
る精製のために使用した。
【0091】側鎖2−ジアゾ−1,3−ジカルボニル基
を含有する他の重合体は、同様の方法で製造できる。幾
つかの所定の例を、以下の表に表示する。本発明に係る
感放射線重合体は、ヒドロキシル価の測定により、 1
および13C高電界核磁気共鳴スペクトルにより、そして
IRスペクトル(C=N2 振動)および元素分析により
特徴づけられた。すべての実験値は、理論的に予想され
る値とよく一致した。収率は、すべての場合に、良好か
ら非常に良好であった。
【0092】例2〜37 No. 重合体 R ジアゾ 単量体 比率 型 含量 a) b) c)(%) 2 a 100 H シクロヘキシル 10 3 a 100 H 2−フェニルエチル 15 4 a 100 H n−ブチル 15 5 a:b 75:25 B シクロヘキシル 20 6 a:b 75:25 C シクロヘキシル 20 7 a:b 65:35 C エチル 40 8 a:j 75:25 C シクロヘキシル 15 9 a:k 90:10 B メチル 20 10 a:k 90:10 B フェノキシメチル 15 11 b 100 H シクロヘキシル 70 12 b 100 H シクロヘキシル 85 13 b:c 50:50 C シクロヘキシル 15 14 b:c 60:40 C シクロヘキシル 50 15 b:d 20:80 C メチル 60 16 b:d 35:65 C 3−メトキシカルボニルプロピル 35 17 b:e 50:50 C シクロブチル 35 18 b:k 15:85 B シクロヘキシル 65 19 b:l:o 30:20:50 T ベンジル 40 20 b:m:o 25:25:50 T ベンジル 30 21 b:n:p 20:30:50 T 2−フェニルエチル 20 22 c:k 80:20 B t−ブチル 10 23 d:r 70:30 C n−オクチル 40 24 d:s 30:70 C 2−メトキシカルボニルエチル 10 25 d:t 50:50 C 2,5−ジオキサヘキシル 40 26 f 100 H シクロヘキシル 15 27 g 100 H シクロヘキシル 35
【0093】 No. 重合体 R ジアゾ 単量体 比率 型 含量 a) b) c)(%) 28 h 100 H メチル 10 29 i 100 H メチル 5 30 q 100 H シクロヘキシル 5 31 r 100 H シクロヘキシル 60 32 s 100 H シクロヘキシル 15 33 s:o 50:50 C i−ブチル 10 34 t 100 H シクロヘキシル 20 35 t:p 30:70 C n−ヘキシル 5 36 u 100 H シクロヘキシル 10 37 u 100 H i−プロピル 10
【0094】a)単量体成分(k=重合体):a=4−
ヒドロキシ−3−メチルスチレン;b=4−ヒドロキシ
スチレン;c=4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルスチ
レン;d=スチレン;e=3−エチル−4−ヒドロキシ
スチレン;f=4−ヒドロキシ−3−メトキシスチレ
ン;g=3−ヒドロキシスチレン;h=4−ヒドロキシ
−3−プロピルスチレン;i=3−ブチル−4−ヒドロ
キシスチレン;j=α−メチル−4−ヒドロキシスチレ
ン;k=ノボラック(樹脂S);l=n−オクチルビニ
ルエーテル;m=n−オクタデシルビニルエーテル;n
=トリメチルビニルシラン;o=N−シクロヘキシルマ
レイミド;p=N−フェニルマレイミド;q=ピロカテ
コールモノメタクリレート;r=レゾルシノールモノメ
タクリレート;s=ピロガロールモノメタクリレート;
t=フロログルシノールモノメタクリレート;u=3,
4,5−トリヒドロキシベンズアルデヒドモノメタクリ
レート。 b)結合剤型:B=ブレンド(混合物)、C=共重合
体、H=単独重合体、T=三元共重合体。 c)結合剤のベースである一般式Iの重合体単位を含有
する結合剤中の転化されたフェノール性ヒドロキシル基
をベースとする〔重合体単位(単量体成分a)s、tおよ
びuを有する)当たり2個のフェノール性ヒドロキシル
基を含有する結合剤の場合には、含量は存在するヒドロ
キシル基当たりの平均転化度に関連する〕。
【0095】例38〜45は、異なるエネルギーの放射
線を使用する時にマイクロリソグラフィーにおける記録
材料用の本発明に係る混合物の適合性を確認する。従来
技術から既知のものよりも本発明に係る混合物が優れて
いることが、比較例46および47に基づいて確認され
る。
【0096】使用例 被覆溶液を孔径0.2μmの濾過器を通して濾過し、接
着促進剤(ヘキサメチルジシラザン)で前処理されたウ
ェーハ上にワーラー被覆した。ワーラーコーターの回転
速度は、約1.07μmの層厚が熱板上で90℃におい
て1分間乾燥後に得られるように選んだ。
【0097】記録材料をKrFエキシマーレーザー(2
48nm)またはキセノン−水銀蒸気ランプ(260nm、
干渉フィルターあり)からの紫外線に原稿下で造像的に
露光し、次いで、熱板上で70℃において1分間後露光
ベークに付した。
【0098】0.27N水酸化(テトラメチル)アンモ
ニウム水溶液を使用して、記録材料を現像した。
【0099】下記例において、重量部をpwtと略称す
る。
【0100】例38 感光性記録材料を、例1からの感放射線重合体5.62
5pwt、DE−A第37 30 787号明細書の製
造例1と同様に製造されたp−メトキシベンズアルデヒ
ドビス(フェノキシエチル)アセタール1.875pw
t、ビス−4,4′−(4−ヒドロキシフェニル)−n
−吉草酸2−エトキシエチルの2,1−ジアゾナフトキ
ノン4−スルホン酸エステル0.35pwt、およびプ
ロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート4
2.5pwtからなる被覆溶液によって調製した。 現像時間:120秒; 露光線量:48mJ/cm2 (エキシマーレーザー)。
【0101】例39 感光性記録材料を、例2からの感放射線重合体6.0p
wt、DE−A第3730 787号明細書の製造例1
と同様に製造された3,4−ジメトキシベンズアルデヒ
ドビス(フェノキシエチル)アセタール1.5pwt、
ビス−(4−t−ブチル−ベンゼンスルホニル)−ジア
ゾメタン(DE−A第39 30 086号明細書参
照)0.5pwt、およびプロピレングリコールモノメ
チルエーテルアセテート42.5pwtからなる被覆溶
液によって調製した。 現像時間:12秒 露光線量:38mJ/cm2 (エキシマーレーザー)。
【0102】例40 例38に従って被覆されたウェーハに50mJ/cm2
エネルギーを有するキセノン/水銀蒸気ランプからの紫
外光を原稿下で照射した。現像時間:120秒。
【0103】例41 感光性記録材料を、例13からの感放射線共重合体6.
5pwt、DE−A第37 30 787号明細書の製
造例1と同様に製造されたベンズアルデヒドビス(フェ
ノキシエチル)アセタール3.5pwt、ビス−(4−
t−ブチル−ベンゼンスルホニル)−ジアゾメタン(D
E−A第39 30 086号明細書参照)1.0pw
t、およびプロピレングリコールモノメチルエーテルア
セテート39.0pwtからなる被覆溶液によって調製
した。 現像時間:60秒; 露光線量:35mJ/cm2 (エキシマーレーザー)。
【0104】例42 感光性記録材料を、例21からの感放射線三元共重合体
7.5pwt、DE−A第37 30 787号明細書
の製造例1と同様に製造されたベンズアルデヒドビス
(フェノキシエチル)アセタール2.5pwt、ビス−
(ベンゼンスルホニル)−ジアゾメタン(DE−A第3
9 30 086号明細書参照)0.6pwt、および
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート4
5.0pwtからなる被覆溶液によって調製した。 現像時間:100秒; 露光線量:31mJ/cm2 (キセノン/水銀蒸気ラン
プ)。
【0105】例43 感光性記録材料を、例30からの感放射線単独重合体
8.0pwt、3,4−(メチレンジオキシ)ベンズア
ルデヒドビス(フェノキシエチル)アセタール2.0p
wt、4,4′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−
n−吉草酸2−エトキシエチルの7−メトキシナフトキ
ノン−2−ジアジド−4−スルホン酸エステル0.3p
wt、およびプロピレングリコールモノメチルエーテル
アセテート40.0pwtからなる被覆溶液によって調
製した。 現像時間:90秒; 露光線量:42mJ/cm2 (キセノン/水銀蒸気ラン
プ)。
【0106】例44 酸不安定性成分として3,4−ジメトキシベンズアルデ
ヒドビス(フェノキシエチル)アセタール1.5pwt
の代わりにテレフタル酸ジアルデヒドテトラキス−(フ
ェノキシエチル)アセタール1.5pwtを使用する以
外は例39と同様に、感光性記録材料を調製した。 現像時間:75秒; 露光線量:36mJ/cm2 (エキシマーレーザー)。
【0107】例45 感光性記録材料を、例6からの感放射線共重合体6.0
pwt、テレフタル酸ジアルデヒドテトラキス−(フェ
ノキシエチル)アセタール2.3pwt、ベンゼンスル
ホニル−p−トルオイル−ジアゾメタン(DE−A第3
9 30086号明細書参照)0.55pwt、および
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート4
2pwtからなる被覆溶液によって調製した。 現像時間:85秒; 露光線量:44mJ/cm2 (エキシマーレーザー)。
【0108】現像された記録材料の評価 例38〜45に従って得られたレジストは、急勾配のレ
ジストフランクを有するマスクの無欠陥画像であり、構
造≦0.50μmも正確な詳細さで再現される。走査電
子顕微鏡測定法を使用してのレジストプロフィールのフ
ランクの検査により、これらが基板表面に事実上垂直に
整列することを確認した。未露光レジスト領域へのブリ
ードは、すべての場合に<20nm/min であった。レジ
スト処方物の感度は、すべての場合に≦50mJ/cm2
であった。
【0109】例46および47(比較例) 例38で使用した本発明に係る感放射線結合剤の代わり
に等量のポリ(3−メチル−4−ヒドロキシスチレン)
〔MW (GPC)=25,400〕(例46)またはポ
リ(4−ヒドロキシスチレン)〔MW (GPC)=2
0,400〕(例47)を使用した点で、例38の被覆
溶液を修正した。波長248nmおよびエネルギー38ま
たは36mJ/cm2 を有する放射線に露光し、現像した
後に、構造物が得られ、それらの解像限界は、約1.0
μmの線およびすじ(furrow)に達し(例46)、また
は実際に要求を満たす画像弁別を示さない(例47)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲオルク、パウロウスキー ドイツ連邦共和国ウィースバーデン、フ リッツ‐カレ‐シュトラーセ、34 (72)発明者 ユルゲン、フックス ドイツ連邦共和国フレールスハイム/ウ ィッカー、フレールスハイマー、シュト ラーセ、40 (72)発明者 ラルフ、ダメル アメリカ合衆国ロードアイランド州、コ ベントリー、ウッド、エステーツ、ウッ ド、コーブ、ドライブ、70 (56)参考文献 特開 平5−155942(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 8/30 C08F 212/14 G03F 7/039

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主鎖構造が、ノボラック類、ポリスチレン
    類、ポリアクリレート類、ポリメタクリレート類、ポリ
    マレイシド類、ポリ(ビニルアルキルエーテル)類、ポ
    リ(ビニルトリアルキルシラン)類、それらの共重合体
    および三元重合体からなる群から選択されるものであ
    り、 (a)一般式I 【化1】 の側基を有する単位、および (b)それに由来する一般式II 【化2】 の感放射線側基を有する単位を、単位(a)対単位
    (b)の数値比98:2から0:100で含有すること
    を特徴とする感放射線重合体(式中、Rは炭素数3〜2
    0の非環式、同素環式または複素環式基であり、Xは
    (C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ−(C
    1〜C6)アルキル、カルボキシル、ホルミル、(C1
    15)アルコキシカルボニル、(C2〜C5)アルカノイ
    ルまたは(C1〜C6)アルコキシまたはハロゲン原子で
    あり、mは0、1または2であり、基Xはm=2である
    ならば異なることが可能であり、nは1または2であ
    り、基Rはn=2であるならば異なることが可能であ
    る)。
  2. 【請求項2】一般式Iの基を含有する単位対一般式IIの
    基を含有する単位の数値比が、95:5から40:60
    の範囲内である、請求項1に記載の感放射線重合体。
  3. 【請求項3】共重合体または三元共重合体に由来する、
    またはブレンドの成分である、請求項1または2に記載
    の感放射線重合体。
  4. 【請求項4】基Rが炭素数3〜10の直鎖または分枝ア
    ルキル基であり、そして1個以上のCH2基が−O−、
    −NH−および/または−CO−で置換できる、請求項
    1または2に記載の感放射線重合体。
  5. 【請求項5】基Rが、炭素数4〜10のシクロアルキル
    基である、請求項1または2に記載の感放射線重合体。
  6. 【請求項6】基Rが、脂肪族部分に1〜11個の炭素原
    子、芳香族部分に6〜10個の炭素原子を有するアラル
    キル基であり、脂肪族部分中の個々のCH2基は−O−
    で置換することが可能である、請求項1または2に記載
    の感放射線重合体。
  7. 【請求項7】単位(a)および(b)が、少なくとも1
    種のヒドロキシスチレンに由来する、請求項1ないし3
    のいずれか1項に記載の感放射線重合体。
  8. 【請求項8】ヒドロキシスチレン類の1つが、4−ヒド
    ロキシスチレンである、請求項7に記載の感放射線重合
    体。
  9. 【請求項9】ヒドロキシスチレンが、芳香環上に1また
    は2個の置換基を有し、該置換基がメチル、エチル、プ
    ロピル、メトキシおよびエトキシからなる群から選ばれ
    る、請求項7または8に記載の感放射線重合体。
  10. 【請求項10】出発物質として使用する重合体が、平均
    分子量3,000〜300,000を有する、請求項7
    ないし9のいずれか1項に記載の感放射線重合体。
  11. 【請求項11】単位(a)および(b)が、少なくとも
    1種のモノヒドロキシフェニルメタクリレートまたはジ
    ヒドロキシフェニルメタクリレートに由来する、請求項
    1ないし3のいずれか1項に記載の感放射線重合体。
  12. 【請求項12】モノヒドロキシフェニルメタクリレート
    またはジヒドロキシフェニルメタクリレートが、芳香環
    上に1または2個の置換基Xを有し、該置換基が(C1
    〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ホルミル
    および(C1〜C15)アルコキシカルボニルからなる群
    から選ばれる、請求項11に記載の感放射線重合体。
  13. 【請求項13】出発物質として使用する重合体が、平均
    分子量1,000〜100,000を有する、請求項1
    1または12に記載の感放射線重合体。
  14. 【請求項14】単位(a)および(b)に加えて、追加
    単位に由来する単位を含有する、請求項1ないし6のい
    ずれか1項に記載の感放射線重合体。
  15. 【請求項15】(a)水不溶性であり且つ水性アルカリ
    性溶液に可溶性または少なくとも膨潤性である結合剤、
    (b)酸によって分裂できる少なくとも1個のC−O−
    CまたはC−O−Si結合を含有する化合物、および
    (c)照射時に強酸を生成する化合物を含有するポジ感
    放射線混合物であって、結合剤が請求項1ないし14の
    いずれか1項に記載の感放射線重合体を含有することを
    特徴とするポジ感放射線混合物。
  16. 【請求項16】結合剤が、1.0μm厚の層通過時に波
    長248nmの紫外線に対する吸収0.5未満を有する透
    明ノボラック40重量%まで、好ましくは25重量%ま
    でを含有する、請求項15に記載のポジ感放射線混合
    物。
  17. 【請求項17】(c)で述べた化合物から生成する強酸
    が、スルホン酸である、請求項15に記載のポジ感放射
    線混合物。
  18. 【請求項18】(c)で述べた化合物が、ビス(スルホ
    ニル)ジアゾメタンである、請求項17に記載のポジ感
    放射線混合物。
  19. 【請求項19】放射線感受性ではないフェノール性ヒド
    ロキシル基を含有する重合体を第一工程において−CO
    −CH2−CO−Rで部分的または完全にエステル化
    し、次いで、第二工程においてジアゾトランスファー試
    薬で処理することを特徴とする、請求項1ないし14の
    いずれか1項に記載の感放射線重合体の製法。
  20. 【請求項20】ジアゾトランスファー試薬が、アルカン
    スルホニルアジドまたはベンゼンスルホニルアジドであ
    る、請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】支持体材料およびその上に配置された感
    放射線層からなるポジ感放射線記録材料であって、該層
    が請求項1ないし14のいずれか1項に記載の感放射線
    重合体を含有することを特徴とするポジ感放射線記録材
    料。
  22. 【請求項22】支持体材料およびその上に配置された感
    放射線層からなるポジ感放射線記録材料であって、該層
    が請求項15ないし18のいずれか1項に記載の感放射
    線混合物を含有することを特徴とするポジ感放射線記録
    材料。
  23. 【請求項23】感放射線重合体が、感放射線層の40〜
    100重量%を構成する、請求項21または22に記載
    のポジ感放射線記録材料。
  24. 【請求項24】酸分裂性化合物または化合物組み合わせ
    が、感放射線層の1〜50重量%を構成する、請求項2
    1に記載のポジ感放射線記録材料。
  25. 【請求項25】化学線の作用下で強酸を生成する化合物
    が、感放射線層の0.5〜25重量%を構成する、請求
    項21に記載のポジ感放射線記録材料。
  26. 【請求項26】波長190〜400nmを有する放射線で
    造像的に照射される、請求項21ないし24のいずれか
    1項に記載のポジ感放射線記録材料。
  27. 【請求項27】厚さ1.0μmの場合に、感放射線層が
    波長248nmの放射線に対する吸収1.0未満を有す
    る、請求項21ないし24のいずれか1項に記載のポジ
    感放射線記録材料。
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