JP3152817B2 - 門型洗車機 - Google Patents

門型洗車機

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JP3152817B2
JP3152817B2 JP25226593A JP25226593A JP3152817B2 JP 3152817 B2 JP3152817 B2 JP 3152817B2 JP 25226593 A JP25226593 A JP 25226593A JP 25226593 A JP25226593 A JP 25226593A JP 3152817 B2 JP3152817 B2 JP 3152817B2
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car
car wash
vehicle
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wash
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和男 城本
昌幸 篠原
吉彦 沓掛
和利 関
仁 鈴木
良智 柿沢
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MK Seiko Co Ltd
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MK Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、門型に形成され、所定
位置に停車する自動車を跨ぐように洗車機本体を往復走
行し、該往復走行に伴い洗浄手段を作用させて自動車車
体を自動洗浄する門型洗車機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の門型洗車機では、洗車途
中にトラブルが生じて自動車に損傷を及ぼす等の危険を
回避するため、操作パネル内の見やすい位置に停止スイ
ッチを設けて洗車動作、及び、門型洗車機の走行を停止
できるように構成されている。
【0003】ところで、こうした門型洗車機を自動車の
ドライバー自ら操作して洗車動作させるセルフサービス
形式のものが知られており、こうした場合には入場した
自動車を洗車後に前進のまま退場させるドライブスルー
形式のレイアウトで使用されることが多い。そして、こ
のようなドライブスルー形式で使用する場合には、ドラ
イバーが乗車したまま洗車を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の門型洗
車機において、ドライバーが乗車して洗車を行なった際
に、停止スイッチを押すことが困難で、自動車に損傷を
及ぼす危険があった。本発明は、上記の問題に対処し成
され、洗車途中に自動車を動かすことによって門型洗車
機を緊急停止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、
ライバーが乗車したまま洗車を行うドライブスルー形式
の洗車機であって、門型に形成され、所定位置に停車す
る自動車を跨ぐように洗車機本体を往復走行し、該往復
走行に伴い洗浄手段を作用させて自動車車体を自動洗浄
する門型洗車機において、自動車が洗車位置にあること
を検知する手段と、該検知手段により自動車が洗車位置
にあると判断して洗車を開始した後、該検知手段により
自動車の洗車位置からの移動を検知すると門型洗車機本
体の走行を停止するよう制御する手段を備えたことを特
徴とする。
【0006】
【作用】これにより、門型洗車機において、ドライバー
が乗車したまま洗車作業をする際、危険を察知した際に
は、自動車を動かすことによって緊急停止することがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、図面を基に本発明の実施例について説
明する。図1は実施例の構成を示す平面説明図、図2は
移動検知手段の側面図、図3は移動検知手段の上面図で
ある。図において、1は門型洗車機本体である。本体1
は地面に敷設された走行レール2・2上を往復走行して
該走行レール2・2間に停車させた自動車Aの洗浄を行
なう。また、本体1内には洗浄水、あるいは、洗剤混合
水を自動車Aに向けて噴射する洗浄ノズル3、自動車A
の側面をブラッシングするサイドブラシ4・4、自動車
Aの上面をブラッシングするトップブラシ5、洗浄後の
自動車Aに空気を吹き付けて乾燥させるブロアノズル6
・6・7を備えている。8は操作ボックスで前記洗車位
置よりも前方、かつ、自動車Aの進入経路途中に設けら
れ、洗車をする前に洗車内容の選択等の入力操作を行な
う。9・9はガイドレールで自動車Aにおける左右輪間
距離に対応した間隔を有し、前部を拡がる形状を成して
地面に敷設され、自動車Aを洗車位置まで案内する。
【0008】10は移動検知手段である踏板で、自動車
の洗車位置に停車した際の右前輪部に接する位置に設
け、自動車が洗車位置にあることを検知する。踏板10
の下部には地面に穿設した穴部11があり、内部に検出
スイッチ12、ばね13・13を備える。また、穴部1
1の縁部に架設した軸14に内側端部を回動自在に枢支
される。検知スイッチ12は、防爆・防水仕様とし、踏
板10の外側端部の下に位置し、該踏板10が下方に回
動した際に押圧されてONとなり、上方に回動した際に
はOFFとなる。ばね13・13は、踏板10の外側端
部裏面と穴部11底面との間に架設され、該踏板10を
上方に付勢する。15はタイヤ止で、踏板10の周囲を
囲う形状を成し、自動車の洗車位置に停車した際の右前
輪を保持する。また、タイヤ止15の前側両端を前方に
向けて延設して自動車の進入時に踏板10へ案内する。
タイヤ止15の高さは、自動車が容易に乗り上げること
ができるが、ドライバーに乗り上げたことが認知できる
高さとする。
【0009】図2は、上記実施例の制御系を示すブロッ
ク図である。16は門型洗車機本体1に備えられる制御
ボード、17は操作ボックス8内に設けられる操作パネ
ルで、操作パネル17において洗車を開始するよう入力
操作があれば制御ボード16では踏板10によって自動
車の位置確認し、リレーボード18を介して本体1の走
行手段19、および、洗浄ノズル3、サイドブラシ4・
4、トップブラシ5、ブロアノズル6・6・7をプログ
ラムに従って作動させる。加えて、本体1内に設けた報
知手段20より、操作手順、洗車開始、異常がある等を
表示、ブザー音、音声で適宜出力する。
【0010】21は門型洗車機の監視元に設置される端
末装置で、少なくとも警報出力手段22と表示手段23
とを備え、門型洗車機に異常等があると制御ボード16
からの通報により警報音を出力するとともに発生した異
常等の内容を表示する。端末装置21は、門型洗車機の
管理者が見やすい位置に設け、例えばガソリンスタンド
に設置した際には、同スタンドの事務所に設置すること
になる。
【0011】以下、この実施例の動作について説明す
る。自動車Aは門型洗車機本体1の前方より進入するこ
とになる。ドライバーはまず、操作ボックス8横に停車
し、操作パネル17において希望の洗車内容等を入力す
る。次に、自動車Aをガイドレール9・9に沿って走行
し、洗車位置に停車する。また、この洗車位置は、タイ
ヤ止15を乗り越えた感触、および、門型洗車機本体1
に設けた報知手段20より出力される表示、ブザー音、
音声で正しく停車できたかを確認する。なお、自動車A
のエンジンはかけたままの状態で洗車を行なう。制御ボ
ード16では、操作パネル17で必要な入力があり、か
つ、踏板10より車体検出信号が出力されたと判断する
と、報知手段20より正しく洗車位置に停車したことを
報知する。つぎに、該踏板10からの車体検出信号が所
定時間継続して出力されたことを判断すると、報知手段
20より所定の表示、ブザー音、音声を出力した後、操
作パネル19において選択された内容の洗車を開始す
る。ここで、洗車機本体1は自動車Aを跨ぐように1往
復以上走行し、通常、洗浄ノズル3より洗浄水または洗
剤混合水を噴射させつつ、サイドブラシ4・4、トップ
ブラシ5を車体に作用させて洗浄する。その後、ブロア
ノズル6・6・7より空気を噴射させつつ、同ノズルを
車体に接近させて車体の乾燥を行なうようにして作業が
進行する。操作パネル13より選択された洗車内容が終
了すると、本体1を自動車Aよりも前方に移動して停止
する。洗車の終了した自動車Aはそのまま前進して退場
する。このとき、制御ボード18では、洗車内容が完了
したこと、かつ、踏板10より車体検出信号が所定時間
継続して出力されていないと判断すると、本体1を後退
させて洗車待機位置に戻る。
【0012】なお、洗車開始前の状態において、踏板1
0より車体検出信号が所定時間以上出力されたことを判
断して洗車開始することによって、自動車Aが洗車位置
に正確に停車できなかった際に、位置補正する余裕をみ
ている。また、この際、操作パネル19での入力に不備
があった際には、報知手段20より入力に不備があるこ
とを表示、ブザー音、音声でドライバーに知らせる。洗
車完了時において、踏板10より車体検出信号が所定時
間継続して出力されていないと判断すると、本体1を後
退させて洗車待機位置に戻ることによって、自動車が退
場に手間取り、後退してきた門型洗車機と自動車とが接
触するのを防止している。
【0013】ここで、洗車を受ける自動車のドライバー
は車内で待機することになるが、サイドブラシ4・4、
トップブラシ5が自動車に強く圧接したり、ブロアノズ
ル6・6・7が車体に接触する等の異常が認められた際
には、自動車を前進、または、後退させることによって
門型洗車機を緊急停止させることができる。すなわち、
自動車を前進させることによって該自動車の前輪が踏板
10より遊離し、制御ボード16に送る検出信号がOF
Fされる。制御ボード16では、踏板10より検出信号
が途切れると直ちに門型洗車機の動作を停止させ、報知
手段20より所定の表示、ブザー音、音声を出力すると
ともに端末装置21へ緊急停止したことを通報する。こ
こで、門型洗車機本体1の動作停止とは、走行が停止さ
れるとともに、サイドブラシ4・4、トップブラシ5を
回転停止し、所定の待機位置へ退避させて車体より離
し、加えて、洗浄ノズル3からの洗浄水または洗剤混合
水の噴射、および、ブロアノズル6・6・7からの空気
の噴射を停止することを示す。
【0014】このように、門型洗車機が緊急停止する
と、端末装置21を介して通報を受けた係員が駈けつけ
て復旧作業をすれば良い。ここで係員は、発生した異常
等を確認して処置を施し、再洗車が可能と判断されれ
ば、自動車を洗車位置に戻し、操作ボックス8において
所定の入力を行なうことにより門型洗車機本体1を洗車
開始位置まで一旦後退させて中断した工程から再開する
ことができる。なお、各ブラシは自動車より離されてい
るので、自動車を移動させることができ、緊急停止して
もドライバーが自動車内に閉じ込められることがない。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、自動車
を移動させることによって門型洗車機本体を走行停止さ
せることができ、ドライバーは乗車したまま洗車を緊急
停止することができるので、洗車中にトラブルが発生し
ても自動車の損傷を確実に防止することができる。これ
により、常時門型洗車機に係員が付き添っていなくても
安全に洗車サービスを提供することができ、省力化に寄
与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示す平面説明図である。
【図2】移動検知手段の側面図である。
【図3】移動検知手段の上面図である。
【図4】実施例の制御系を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 洗浄手段たる洗浄ノズル 4・4 洗浄手段たるサイドブラシ 5 洗浄手段たるトップブラシ 6・6・7 洗浄手段たるブロアノズル 8 操作ボックス 10 移動検出手段たる踏板 16 制御手段たる制御ボード 17 操作パネル 21 監視元に設置される端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 仁 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケ ー精工株式会社内 (72)発明者 柿沢 良智 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケ ー精工株式会社内 審査官 出口 昌哉 (56)参考文献 特開 平6−321067(JP,A) 実開 昭55−155665(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 3/00 - 3/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライバーが乗車したまま洗車を行うド
    ライブスルー形式の洗車機であって、門型に形成され、
    所定位置に停車する自動車を跨ぐように洗車機本体を往
    復走行し、該往復走行に伴い洗浄手段を作用させて自動
    車車体を自動洗浄する門型洗車機において、自動車が洗車位置にあること を検知する手段と、該検知
    手段により自動車が洗車位置にあると判断して洗車を開
    始した後、該検知手段により自動車の洗車位置からの移
    動を検知すると門型洗車機本体の走行を停止するよう制
    御する手段を備えたことを特徴とする門型洗車機。
JP25226593A 1993-09-14 1993-09-14 門型洗車機 Expired - Lifetime JP3152817B2 (ja)

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JP5030645B2 (ja) * 2007-04-04 2012-09-19 エムケー精工株式会社 洗車装置
JP7032962B2 (ja) * 2018-03-09 2022-03-09 エムケー精工株式会社 洗車装置
JP7472854B2 (ja) * 2021-06-02 2024-04-23 株式会社ダイフク 洗車機、および洗車方法
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