JP3152788U - 研磨ロール - Google Patents

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Abstract

【課題】研磨装置取付け用コアを廃棄せずに済む、コア無し研磨ロールを提供する。【解決手段】入り口から出口まで直状の円筒の内周面を有した研磨材層3,4,5であって、研磨装置の回転軸に取り付けられた円筒状コアの外周に対して摩擦力をもってして固定される。【選択図】図1

Description

研磨装置の回転軸に取りつけられ、其の回転研磨をもって被研磨材の表面仕上げをなす円筒バフ、セラミックスバフ等の研磨ロールに関し、回転軸への固定の為のコアを有しない研磨ロールに関する。
従来の研磨ロールはコアに接着された研磨材層を有し、コアを研磨装置の回転軸に取り付け被研磨材の研磨を行う。コアは一般にベークライトパイプであったり、アルミパイブであったり、ステンパイプであったりする。所用の研磨後、研磨ロールはコアごと廃棄されるか、焼却廃棄される。また取り付けに際し取り付け金具を再利用する為にコアを分割し、ネジ等で固定し使用する研磨ロールもある。しかし其の楊合でも研磨材層にコアを固定し、使用後は研磨材層と共に廃棄されている。
例えば、特許文献1には、コアが中空可燃材で構成され、外周面に研磨材層が形成された研磨ロールが開示されている。従来のごとく金属あるいは合成樹脂のコアが使用されない。したがって、使用済の研磨ロールは、コア部分も一緒に焼却処分が可能であり、この点においてもコストダウンが可能である。
実登3082411号公報
前記従来の研磨ロールでは、耐水、耐熱等の処理が施され、必要強度を有する帯状に形成された紙、布、或いは、合成樹脂フィルム、不織布を、仮コアにスパイラルに巻回して、中空可燃材コアを構成している。スパイラルに巻回することにより、コアを厚くし強度を高めているが、このようなコアによっても環境負荷の低減には限りがある。
本考案は、研磨材層を固定する為のコアのないで研磨ロールを製造し、廃棄コアによる環境負荷を著しく軽減することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案は、入り口から出口まで直状の円筒の内周面を有した研磨材層であって、研磨装置の回転軸に取り付けられた円筒状コアの外周に対して摩擦力をもってして固定される研磨ロールを提供する。
研磨ロールの所要内径及び長さを満たす円筒冶具に基材を巻き付け研磨材層を基材に固定し、十分に固定がなされてから、プレスにより円筒冶具を抜き取り形成する。あるいは円筒冶具に直接研磨材層を配置し、その後発泡剤により研磨材層を固定する。充分な硬化後プレスにより円筒冶具を抜き取り形成する。本考案による研磨ロールによれば、コアが存在せず、研磨材層のみを廃棄することができ、環境負荷の低減につながる。
本考案に係る研磨ロール3、4、5示す図である。 他の研磨ロール6を示す図である。 研磨ロールに使用するコア7の一例を示す図である。
以下に、本考案の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案による研磨ロールを示す図である。図1に示される研磨ロールは、フラップタイプ研磨ロール3、ロールタイプ研磨ロール4、巻きつけタイプ研磨ロール5と呼ばれる円筒状のものであり、その製造過程において研磨材を円筒冶具1の外周側から取り付けていくタイプのものである。
図1A、B、Cにおいて、直状の円筒冶具1に長方形状の一枚素材の基材2がロール状に1回巻かれ、その長辺2a、2b同士が互いに重ね合わされ、或いは付き合わされて接着剤により固定される。平行な辺(長辺2a、2b)は、円筒冶具1の長さ方向に揃えられている。円筒冶具1は、後で説明するように、研磨材をロール状に固定した後に抜き取られるものであり、円筒冶具1と基材2との間は再剥離材により仮に止められている。また、基材2は、布、紙、プラスチックフィルム、不織布のいずれかである。
図1D、1Eは、フラップタイプの研磨ロール3を示している。1回巻きされた基材2の外周面に接着剤が塗布され、放射状に横長の研磨材3aが植設される。また互いに接する研磨布紙3a同士の面に対しても接着剤が塗布されている。接着剤の硬化を待って、円筒冶具1をプレスにより抜き去ることにより、フラップタイプの研磨ロール3が完成する。
図1F、1Gは、ロールタイプの研磨ロール4を示している。一回巻きされた基材2の外周面に接着剤が塗布され、さらに研磨材4aを接着剤を介して巻回し、接着剤の硬化を待って、円筒冶具1をプレスにより抜き去ることにより、ロールタイプの研磨ロール3が完成する。
図1H、1Iは、巻き付けタイプの研磨ロール5を示している。一回巻きされた基材2の外周面に接着剤が塗布され、さらに研磨材5aを接着剤を介してスパイラル状に巻回し、円筒冶具1をプレスにより抜き去ることにより、巻き付けタイプの研磨ロール5が完成する。
これらの研磨ロールにおいて、円筒冶具1の外周側から研磨材を取り付けるものであるため、組み立ての最中或いは、接着剤が硬化するまで、円筒冶具1から脱落しないように円筒冶具1の中心に向かって留めておくことが必要であり、基材1はこれを円筒冶具1側で支える目的で使用される。接着剤が硬化した後は、もっぱら研磨材3a同士、4a同士、5a同士の間にある接着剤により、研磨ロールとしての形状を維持する。
一方、基材1は、研磨ロールの製造過程で使用されるに過ぎないが、円筒冶具1から研磨ロールを抜き取る際に、基材1の内周面側が円筒冶具1との滑りにより表面荒れを生じさせないようにする。基材1は、円筒冶具1に一回巻きとし、接合する長辺2a、2bを円筒冶具1の長さ方向に合わせている。このため、基材1の短辺は、円筒冶具1からの抜き去り方向に垂直な方向に一箇所存在するのみであり、また、引き抜きの際に、この短辺が多少荒れた状態となっても、内部への影響は無いため、荒れた部分を切断するだけで良い。
また、基材1の巻き数を増やすことは環境負荷の影響が増えることとのみならず、プレスによる引き抜きの際に基材1同士の積層面でずれる恐れがある。一回巻きとすることによりこれを避けることができる。
さらに、基材1の接着部分は、円筒冶具1の長さ方向であるため、プレスによる引き抜きの際には、接着部分は円筒冶具1表面の同じ線上を通過するため、基材1の内周側を荒らさない。
図2は、積層タイプの研磨ロール6を示している。先の実施例とは異なり、基材1は使用しない。予めリングドーナツ状に打ち抜いた研磨材6aを、円筒冶具1に複数直接嵌め込み(図1B)、その後発泡剤により研磨材層を固定する。充分な硬化後に、プレスにより円筒冶具1を抜き取り形成する。
この実施例の場合は、先の実施例とは異なり、組み立ての最中或いは、接着剤が硬化するまで、円筒冶具1から脱落しないように円筒冶具1の中心に向かって研磨材6aを留めるのではなく、両側から圧縮するものであるため、基材1は必要としない。その代わり、発泡剤を研磨材6aに含浸させて連続的に硬化させるのである。
研磨ロール3、4、5、6は、円筒冶具1から抜き出して作成されるため、その内周表面は、入り口から出口まで直状の円筒となっている。
研磨装置、例えばバリ取り装置への取り付けは図3に示す円筒状のコア7を使用する。コア7は、研磨ロール3、4、5、6の内周面に接する外周表面を有した円筒であり、スポンジ等9の摩擦の大きい材料を長さ方向線状に外周表面から突出させている。研磨ロール3、4、5、6はスポンジ等9の摩擦力で固定される。バリ取り作業終了後は専用コアを引き抜き使用済み研磨ロールのみ廃棄し専用コアは再利用する。
本考案では、コア7と研磨ロール3、4、5、6とは、摩擦力により固定されているだけであるので、消耗した研磨ロールをコアから研取り外し、新たな研磨ロールと交換することができる。また、取り外した研磨ロールは焼却処理することができる。
1 円筒冶具
2 基材
3 フラップクイプ研磨ロール
4 ロールタイプ研磨ロール
5 巻付けタイプ研磨ロール
6 積層タイプ研磨ロール

Claims (4)

  1. 入り口から出口まで直状の円筒の内周面を有した研磨材層であって、研磨装置の回転軸に取り付けられた円筒状コアの外周に対して摩擦力をもってして固定される研磨ロール。
  2. 研磨材層の内周に研磨材層を固定された布、紙、プラスチックフィルム、若しくは不織布の基材を有することを特徴とする請求項1の研磨ロール。
  3. 前記基材は、一枚素材でありその平行な辺同士を研磨材層の内周の長さ方向に接着材により接続し輪状に形成されて、研磨材層の内周面を構成していることを特徴とする請求項2の研磨ロール。
  4. 予めリングドーナツ状に打ち抜いた研磨材を、発泡剤により固定されていることを特徴とする請求項1の研磨ロール。
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