JP3149950B2 - イオン導入による投与デバイスおよび該デバイスを水和させる方法 - Google Patents
イオン導入による投与デバイスおよび該デバイスを水和させる方法Info
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Description
て薬剤を投与するデバイスに関する。より詳細には、本
発明は、身体に該デバイスを適用する直前に水和させる
ことができる電極を有する電気作動方式のイオン導入に
よる投与デバイスに関する。
ば、イオン導入法は、「治療のために、溶解可能な塩類
のイオンを、電流によって身体組織内に導入すること」
と定義されている。イオン導入によるデバイスは1900年
代の初期から公知となっている。英国特許明細書第410,
009号(1934年)は、当時技術的に公知であったような
初期のデバイスの一つの欠点、すなわち特殊な低電圧電
流源の近傍に患者を固定する必要性を生じさせる該デバ
イスの要求を克服したイオン導入によるデバイスを記載
している。該英国特許明細書のデバイスは、電極および
皮膚を通して投与する薬物または薬品を含有する物質か
ら電池を形成させることによって成るものであった。電
池はイオン導入によって薬物を投与するのに必要な電流
を発生した。従ってこの歩行可能なデバイスは、患者の
日常活動に実質的にあまり支障を来さずにイオン導入に
よる薬品投与を可能にした。
国特許が出されており、この薬品投与方式に再び関心が
寄せられていることを示している。たとえば、Vernonら
に与えられた米国特許第3,991,755号;Jacobsenらに与え
られた米国特許第4,141,359号;Wilsonに与えられた米国
特許第4,398,545号;およびJacobsenに与えられた米国
特許第4,250,878号はイオン導入デバイスの実例および
その二三の適用法を開示している。イオン導入法は、塩
酸リドカイン、ヒドロコルチゾン、フッ化物、ペニシリ
ン、リン酸デキサメタゾンナトリウム、インスリンおよ
びその他の多くの薬品を含む薬物または薬品の皮膚貫通
投与に有効であることがわかっている。イオン導入法の
もっとも一般的な用途は恐らく、ピロカルピン塩類をイ
オン導入によって投与することによるのう胞性線維症の
診断にあるであろう。ピロカルピンから発汗を刺戟し、
汗を集めて塩化物含量を分析して、該疾病の有無を調べ
る。
も二つの電極を使用する。これらの電極はいずれも身体
の皮膚のある部分と密に電気接触するように配設され
る。活性電極またはドナー電極と呼ぶ一つの電極は、イ
オン性の物質、薬物、薬品前駆物質または薬品をイオン
導入法によって体内に投与する電極である。対電極また
は帰電極と呼ぶ他の電極は身体を通る電気回路を閉じる
のに役だつ。電極と接触している患者の皮膚と連携し
て、電極を電気的エネルギー源、たとえば電池に接続す
ることによって回路は完成する。たとえば、体内に投与
するイオン性物質が正に帯電している(すなわち、カチ
オンである)ならば、アノードは活性電極で、カソード
は回路を完成する働きをする。投与するイオン性物質が
負に帯電している(すなわち、アニオンである)なら
ば、カソードは活性電極で、アノードが帰電極である。
に正反対の帯電をしている薬品を投与するのに使用する
ことができる。このような場合には、両電極が活性電極
またはドナー電極と考えられる。たとえば、アノードは
正に帯電したイオン性物質を体内に投与することがで
き、一方カソードは負に帯電したイオン性物質を体内に
投与することができる。
は薬剤を体内に投与するのに使用できることも公知であ
る。これは電気浸透と呼ぶ方法によって行われる。電気
浸透現象による非イオン性薬品の皮膚貫通投与はHerman
n ReissのZeitschrift fur Biologie、Bd.81、pp125−1
40(1924年)に記載されており、また電気浸透現象によ
る非イオン性ポリペプチドの皮膚貫通投与は、Sibalis
らの米国特許第4,878,892号および同第4,940,456号に記
載されている。電気浸透はドナー電極によって皮膚内部
に加えられる電界の存在によって誘起される液体溶剤
(たとえば無帯電の薬品または薬剤を含有する液体溶
剤)の皮膚貫通束である。ここで使用する「イオン導入
法」および「イオン導入による」という用語は、いずれ
も、帯電イオンの投与だけでなく、また電気浸透の付随
現象による無帯電分子の投与を包含する。
導入により投与すなわち取り入れられる(イオン化もし
くはイオン化可能な薬剤または該薬剤の前駆物質が好ま
しい)有効薬剤の溜めまたは源が必要である。イオン化
薬剤またはイオン化可能な薬剤の該溜めまたは源の実例
には、前記Jacobsenの米国特許第4,250,878号に記載さ
れているようなパウチもしくは穴、Jacobsenらの米国特
許第4,141,359号に開示されているような多孔性スポン
ジもしくはパッド、またはWebsterの米国特許第4,383,5
29号およびAriuraらの米国特許第4,474,570号に記載さ
れているようなプレフォームゲル体がある。該薬品溜め
はイオン導入デバイスのアノードまたはカソードに電気
的に接続されて一つ以上の所望の薬剤の固定源または更
新源となる。
達成を電解質流体に期待するイオン導入による投与デバ
イスは少なくとも二種類に分けることができる。最初の
種類には電極受容器中に含有される液状電解質がプレパ
ッケージされているようなデバイスがある。第二の種類
のデバイスは乾燥状態の電極を使用し、該受容器は、通
例、身体に適用する直前の液体の薬品/電解質が充てん
される。いずれの種類のデバイスの場合にも、現在、使
用者は、その使用を不自由でもありまた不確実でもある
とする多くの問題を経験している。
である。溶解していると、安定性が悪い薬品が多い。従
って、早期充てんのイオン導入による薬品投与デバイス
の貯蔵寿命は容認できないほど短かい。電極および他の
電気部品の腐食も早期充てんデバイスの場合には起こり
うる問題である。たとえば、帰電極集成体は通常経時的
に、金属および他の導電性物質の腐食を生じることがあ
る塩化ナトリウムのような電解質塩類を含んでいる。早
期充てん電極についての別の問題は、電極を無菌状態に
保って、その中の微生物の成育を阻止することに関する
ものである。これはイオン導入法に実施に用いる液体が
水の場合にとくに問題である。イオン導入による投与デ
バイスの薬品および/または電解質溜めに抗微生物剤を
添加することができるけれども、該薬剤の添加は薬剤の
投与効率を落す傾向がある。漏洩は早期充てんしたイオ
ン導入による薬品投与デバイスに関する別の重大な問題
である。電極受容器からの薬品または電解質の漏洩は効
力のない状態または不十分な状態をもたらすことがあ
る。さらに、該早期充てんデバイスは、電極開口部を被
覆し、かつ流体を受容器の穴の中に保持する保護シール
を、皮膚に適用する前に、取り除かなければならないの
で、適用が難しい。この保護シールの除去後に、電極を
皮膚の上にのせようとする際にこぼれることがよく起
る。このようにこぼすと皮膚に対する電極の所望の接着
を阻害し、また受容器の穴の一部を無効にする。薬品ま
たは電解質流体の必然的な損失は、その中に含まれる電
極プレートとの電気的接触を途絶させる傾向があり、そ
のほか印加される好ましい一様な電位のかたむきを乱
す。
しているけれども、いくつかの問題点がある。たとえ
ば、該デバイスの薬品および電解質受容器は、通常、患
者の皮膚にデバイスを適用する前に、開口部から充てん
される。従って、早期充てん電極の場合と同様に、適用
時にこぼれて、薬品または電解質をそう失するという問
題が生じる。
れを発生させるようにはうまく作られていないことが多
い。このような不均等の電流の流れは、皮膚表面の受容
器の穴の中にエアポケットが生じることによる場合があ
る。この影響はイオン導入法を適用する場合にとくにめ
んどうなことであって、不均等の電流の流れが過度の皮
膚刺戟または「炎症」を生じることがある。
構造を有するイオン導入による投与デバイスが開発され
た。該デバイスでは、ドナーおよび対電極集成体がそれ
ぞれ多層の(通常)ポリマーマトリックスより成る。た
とえば、Parsiの米国特許第4,731,049号は、親水ポリマ
ー系の電解質溜めおよび薬品溜めの層、皮膚に接触する
ヒドロゲル層、ならびに場合により一つ以上の半透膜層
を有するドナー電極集成体を開示している。さらに、Ar
iuraらの米国特許第4,474,570号は、電極集成体が導電
樹脂フィルム電極層、親水ゲル溜め層、アルミ箔導電体
層および絶縁支持体層を含有するデバイスを開示してい
る。
め層は典型的には、親水ポリマーから出来ている。たと
えば、Ariuraらの米国特許第4,474,570号;Websterの米
国特許第4,383,529号およびSasakiの米国特許第4,764,1
64号を参照されたい。親水ポリマーを用いるのにはいく
つかの理由がある。第一に、水は生体適合性のある高極
性溶剤であるので多くの薬品塩類をイオン化するのに好
ましい。第二に、親水ポリマー成分(すなわち、ドナー
電極中の薬品溜めおよび対電極中の電解質溜め)は身体
に接触している間に、皮膚または粘膜から水分を吸収す
ることによって水和することができる。たとえば、皮膚
に接触する電極は、汗または皮膚を貫通する水分減損に
よる水分を吸収して水和することができる。同様に、口
部粘膜に付着される電極は唾液を吸収することによって
水和することができる。薬品および電解質溜めが一旦水
和すると、イオンは溜めから組織全体に移行することが
でき、デバイスは身体に薬剤を投与できるようになる。
ヒドロゲルは、一部はその高平衡含水量および身体から
水分を吸収する能力のために、イオン導入による投与デ
バイスの薬品溜めマトリックスおよび電解質溜めマトリ
ックスとして使用することがとりわけ好まれている。さ
らに、ヒドロゲルは皮膚および粘膜に対して良好な生体
適合性を有する傾向がある。しかしながら、多くの薬品
およびある種の電極成分は水が存在すると不安定である
ので、予め水和させたヒドロゲルで作った薬品溜めを有
するイオン導入による薬品投与デバイスは、また好まし
くない短かい貯蔵寿命を有することもある。薬品の安定
性問題に対する一つの解決策は実質的に乾燥状態、すな
わち無水和の状態にある親水ポリマーの薬品および電解
質溜めを使用することである。薬品および/または電解
質は、親水ポリマーとドライブレンドし、さらに注型ま
たは押出しによって水和可能ではあるが無水和の薬品ま
たは電解質含有溜めとすることができる。都合の悪いこ
とに、無水和の親水ポリマー成分は、デバイスが薬品を
投与するために作動可能となる前に、まず、身体から十
分な量の水分を吸収しなければならない。この投与始動
開始時間は8時間を超える時間を要することがある。こ
の遅延が多くのデバイスをその意図する目的に適しない
ものにする。たとえば、たいしたことのない手術(たと
えば、ほくろの手術切除)に備えて局部麻酔を行うため
のイオン導入による投与デバイスを使用する場合には、
外科医と患者は、麻酔を起させるだけの量の麻酔薬を投
与する前に、投与デバイスの薬品および電解質溜めが十
分に水和するまで待たなければならない。同様の遅延は
他の薬品の場合にも起る。
77号で、図4に示すように、実質的に無水和の薬品を含
有しているマトリックスおよび箔シートを用いて、当初
は電極の薬品含有部分から密閉されている別の水溜めを
有するイオン導入電極集成体を開示している。残念なこ
とに、この電極の設計は作りにくいだけでなく、また厳
密な取扱上の制約を受ける。とくに、電極の製造、包装
および取扱い中に箔シールが偶然破損する傾向がある。
とりわけ、デバイスの製造中にシールが破れる場合に
は、これはひどい結果を生むことがある。シールが一旦
破れると、薬品含有溜めの中に水分が吸い込まれ、引き
続いてデバイスを使用する前に薬品および/または他の
成分の劣化を生じる場合がある。
は、水和中に電極集成体の他の成分から離層する傾向が
あるということである。たとえば、親水ポリマーより成
る薬品溜めマトリックスまたは電解質溜めマトリックス
を用いる場合には、マトリックスは皮膚から水分を吸収
するにつれて膨潤しはじめる。ヒドロゲルの場合には、
膨潤がけたはずれて著しい。典型的には、薬品または電
解質溜めは、電極と直接接触しているか、または、イオ
ン伝導性接着剤の薄層を介して接触している。典型的に
は、電極は金属(たとえば、金属箔もしくは支持体層上
に付着させた金層の薄層)または導電性充填剤を含有す
る疎水ポリマー(たとえば、炭素繊維および/または金
属粒子を充てんした疎水ポリマー)より成る。親水性の
薬品および電解質溜めと異なり、電極は水分を吸収しな
ければ、膨潤もしない。親水性溜めと電極との異なる膨
潤性は、その接触面に沿ってせん断作用を生じる。ひど
い場合には、せん断作用が電極と薬品/電解質溜めとの
電気的接触の完全な喪失を生じて、作動不能のデバイス
をもたらすことがある。
状態で製造されるが、身体に装着する前に迅速に水和可
能な電極を有するイオン導入による薬品投与デバイスを
提供することにある。
の「始動開始」の遅延をできるだけ少なくするために、
イオン導入による投与デバイス中の電極を迅速に水和さ
せる改良方法を提供することにある。
て水和させることが不可能なイオン導入による薬品投与
デバイスを提供することにある。
遭遇する離層問題を起さずに乾燥状態で多層のイオン導
入電極集成体の親水成分を水和させる方法を提供するこ
とにある。
よる薬剤投与デバイスおよび該デバイスを水和させる方
法によってかなえられる。本発明の一つの態様によれ
ば、投与デバイスは、少なくとも一つの多層で乾燥状態
の電極集成体および電極集成体と電気的に接続される電
源を含んでいる。電極集成体は、投与する薬剤を含有さ
せるために用いられる実質的に無水和で、水和可能なマ
トリックスより成る溜め層を含んでいる。電極集成体
は、薬剤を投与するために、健全な皮膚または粘膜のよ
うな体表面と薬剤を輸送する関係に置かれるように用い
られる。電極集成体は、また電源のみならず溜め層とも
電気的に接触している電極層をも含んでいる。
クス中に入れるための電極層を通るプレフォーム通路を
有している。通路は装置外部と無水和マトリックスとの
間に流体の流通をもたらす。電極集成体は、外部源から
プレフォーム通路を経て水和可能な溜め層に液体を導入
することによって活性化される。
場合には、薬剤は薬品を含むのが好ましい。対電極集成
体の場合には、薬剤は電解質塩類を含むのが好ましい。
薬剤および電解質塩類のいずれも液体に可溶であるのが
もっとも好ましい。薬剤および/または電解質塩類は、
水和前に無水和マトリックス中に存在することができる
か、または水和させる時点と、液体とともに無水和マト
リックスに加えることができる。無水和マトリックスが
すでに薬剤を含んでいる場合には、液体は脱イオン水を
含むのが好ましい。無水和マトリックスが当初薬剤を含
んでいない場合には、液体は薬品または電解質塩類の水
溶液または水性懸濁液を含むのが好ましい。溜め層のマ
トリックスは親水ポリマーより成るのがもっとも好まし
い。
入による薬剤投与デバイスの多層で乾燥状態の電極集成
体および該電極集成体を水和させる方法が提供される。
電極集成体は、薬剤を投与するために、正常な皮膚また
は粘膜のような体表面と薬剤を輸送する関係にあるよう
に用いられる。電極集成体は、電源と電気的に接触して
いて、かつ溜め層と電気的に接触させるために用いられ
る電極層を含んでいる。溜め層は投与する薬剤を含有さ
せるために用いられる。溜め層は、当初は電極層および
電源から絶縁されている実質的に無水和で、水和可能な
マトリックスを含んでいる。溜め層は、溜め層を水和さ
せるために、液体を導入する曝露可能な表面を有してい
る。水和後、溜め層を電極層と電気的に接触させる。
層が実質的に無水和状態ある間は、溜め層と電極層とを
絶縁することを含んでいる。水和液体は、溜め層中のイ
オン輸送を可能にするだけの量が、溜め層に導入され
る。その後、水和溜め層は電極層と電気的接触状態を得
る。
の場合には、薬剤は薬品を含むのが好ましい。対電極集
成体の場合には、薬剤は電解質塩類を含むのが好まし
い。薬剤および電解質塩類のいずれも液体に可能である
のがもっとも好ましい。薬剤および/または電解質塩類
は水和前に無水和マトリックス中に存在することができ
るか、または水和の時点に液体とともに無水和マトリッ
クスに加えることができる。無水和マトリックスがすで
に薬剤を含んでいる場合には、液体は脱イオン水を含む
のが好ましい。無水和マトリックスが当初薬剤を含んで
いない場合には、液体は薬品または電解質塩類の水溶液
または水性懸濁液を含むのが好ましい。溜め層のマトリ
ックスは親水ポリマーであるのがもっとも好ましい。本
発明のこの態様は、親水ポリマーが水和すると膨潤する
傾向がある場合に、とりわけ有用である。水和溜め層の
膨潤が実質的に終った後で、水和溜め層が電極層と電気
的接触状態を得るのがもっとも好ましい。
イスの略側面図である。
の別の態様の略平面図である。
の他の態様の略平面図である。
る。
のほかの態様の略側面図である。
号で示す。
薬剤を投与するためのイオン導入による投与デバイスの
略図である。イオン導入による投与デバイス10はドナー
電極集成体8および対電極集成体9を含んでいる。ドナ
ー電極集成体8および対電極集成体9は絶縁体26に物理
的に接触して、単一の自蔵式デバイスを形成する。絶縁
体26は電極集成体8および9が、電極集成体8および9
の間の電気および/またはイオン輸送を阻止することに
よって、身体を短絡させないようにする。電極集成体8
および9は適当な導電体によって電源を直列に接続され
ている。電源および導電体を概略層14で示す。デバイス
10に電力を供給するのに用いられる電源は典型的には一
つ以上の低電圧電池である。水の透過不能な支持体層13
は、付属電気部品を有する層14を被覆するのが好まし
い。
でいる。溜め15はデバイス10によってイオン導入により
投与される有効薬剤を含んでいる。薬剤を体表面に投与
する速度を調節するため、またはデバイスを停止したと
きに体表面への薬剤の投与を阻止するために、場合によ
り速度調節膜層19を溜め層15と体表面との間に置く。対
電極集成体9は電極集成体8と離間した位置で体表面に
接触する。対電極集成体9は電極層12および溜め層16を
含んでいる。デバイス10は、イオン伝導性接着剤層17お
よび18によって体表面に付着させることができる。図1
に示すイオン伝導性接着剤層17および18に代るものとし
て、デバイス10は接着剤オーバレイを用いて体表面に付
着させることができる。皮膚に順応する皮膚貫通投与デ
バイスに用いられる任意の通常の接着剤オーバーレイを
使用することができる。
路を形成しないので電流は流れない。デバイス10は患者
の皮膚または粘膜上に置き、電極集成体8および9の種
々の層中にイオンが流れるほど電極集成体8および9を
水和させると、電極間の回路が閉じて、電源は装置内お
よび患者の体内に電流を送りはじめる。ドナーおよび対
電極集成体8および9は、通常、電極集成体8および9
を体表面に適用する前に除去する剥離可能な剥離ライナ
ー(図示せず)を含んでいる。
8は透過不能の支持体層13、電子部品層14およびドナー
電極層11に及ぶプレフォーム通路21を含んでいる。ドナ
ー電極集成体8は場合により液体吸上げ物質層23を含ん
でいる。通路21から導入される任意の液体は層23によっ
て急速に吸収され、薬剤溜め15の表面全体に吸上げられ
る。通路21も同様の液体吸上げ物質が満たされているの
が好ましい。通路21は、場合により吸上げ層23と共に、
マトリックスおよび場合により、層23、層19および/ま
たは、もしあれば層17を水和させるため、さらにはドナ
ー電極集成体8を活性化させるためにデバイス10の外部
から、通路21を通り、直接溜め層15のマトリックスに液
体を導入させることができる。ほとんどの場合、溜め15
のマトリックスを水和させるのに使用する液体は水であ
るが、非水性液体を含む他の液体も、溜め層15のマトリ
ックスを「水和」(すなわち活性化)させるのに使用す
ることができる。液体が水である典型的な場合には、溜
め層15のマトリックスは、少なくとも一部は親水ポリマ
ーのような親水物質、セルローススポンジもしくはパッ
ド、または他の水保持物質から成る。溜め層15のマトリ
ックスが少なくとも一部は、後記のような親水ポリマー
から成るのがもっとも好ましい。
21と流体が流通している複数の溝30を備えることができ
る。溝30は通路21から導入された液体を溜め15の上面全
体に広げる。図2に溝30を略図で示す。
層14および透過不能の支持体層13に延びる。対電極集成
体9内の溜め16と電極12との間に任意の液体吸上げ層24
を備えることができる。吸上げ層24はドナー電極集成体
8内の吸上げ層23と同様の作用をする。通路22および吸
上げ層24は装置10外部と溜め層16の無水和マトリックス
との間に流体の流通をもたらす。通路22は、場合により
吸上げ層24とともに、マトリックス、および場合により
層24および/または、もしあれば層18を水和させ、さら
に対電極集成体9を活性化させるために、デバイス10の
外部から、通路22を経て、直接、溜め層16のマトリック
スに液体を導入させることができる。ドナー電極集成体
8の場合と同様に、溜め層16のマトリックスを水和させ
るのに用いる液体は、非水性液体を含む他の液体も使用
できるけれども、典型的には水である。層24に代るもの
としては、電解質溜め層16の上面は溜め層15に示す溝30
に類似の複数の溝を備えることができる。
るために、それぞれ取外し可能なプラグ31および32を備
えるのが好ましい。プラグ31および32は、通路21および
22の封止を形成するのに有効なワックス、ゴム、ポリマ
ー樹脂または類似の物質のような物質で作ることができ
る。プラグ31および32が、それぞれ通路21および22の水
密封止を形成するのがもっとも好ましい。プラグ31およ
び32は、水和層15,16,17,18,19,23および24からの蒸発
性液体の損失を防ぐのに役立ち、それによってこれらの
層が乾ききらないようにする。プラグ31および32は、ま
た、入浴時の通常の水道水のような、異質のイオンまた
は他の夾雑物を含む液体を溜め層15および16に導入する
恐れなしに、デバイス10を身体に装着させることができ
る。
とも一つ、好ましくは両電極集成体8および9は当初、
実質的に乾燥状態にある。従って、電極集成体8および
9を構成する種々のイオン輸送層は当初、無水和状態に
ある。ここで使用する「乾燥状態」および「無水和」と
いう用語は、特定の層が、イオンの輸送を可能にするだ
けの量の液体を含んでいないことを意味する。たとえ
ば、ドナー電極集成体8のイオン透過層は溜め層15なら
びに任意層17,19および23を含んでいる。ドナー電極集
成体8が「乾燥状態」電極とみなされるためには、層1
5,17,19および23はいずれもイオンの輸送を可能とする
ほどには水和していない。
れるためには、溜め層16も任意層18および24もイオンの
輸送を可能にするだけの液体を含んでいない。
は、通常、約10重量%未満の液体、好ましくは約5重量
%未満の液体、もっとも好ましくは約1重量%未満の液
体を含む必要がある。
よび16のみならず任意の接着剤層17および18ならびに膜
層19を、イオン導入法によって薬剤を輸送可能とするほ
ど水和させなければならない。溜め層15および16のみな
らず任意の接着剤層17および18ならびに膜層19を水和さ
せるためには、液体(典型的には水)を通路21および22
から導入する。図1および図2に示すように、通路21お
よび22は、外側支持体層12、電子部品層14ならびにそれ
ぞれ電極層11および12を完全に通っている。従って、デ
バイス10上部の通路21および22の開口部に直接液体を単
に注入することによって液体を通路21および22に導入す
ることができる。
導入される液体は少なくとも一部は水より成る。しか
し、アルコール類およびグリコール類のような非水性液
体を含む他の液体を用いて溜め層15および16を水和させ
ることも完全に本発明の範囲内にある。従って、ここで
用いる「水和」という用語は通路21および22から水性ま
たは非水性系の液体を添加することを意味する。さら
に、無水和の溜め層15および/または16が当初薬品また
は電解質を含まないような場合には、水和液体は薬品ま
たは電解質の溶液または懸濁液を含むことができる。
明のイオン導入による薬剤投与デバイスの別の態様があ
る。図3は、当初の無水和状態にある間のデバイス20の
構造を示している。溜め層15および16はそれぞれの電極
層11および12ならびに電子部品層14から隔離されてい
る。このように、当初は、装置20は二つの部分に分けら
れている。左側の部分は電子部品層14ならびに電極層11
および12を含んでいて、それらはすべて、好ましくは水
が透過不能の支持体物質のシート27の上に貼合わされて
いる。デバイス20の右側は、絶縁体26により隔離されて
いる溜め層15および16ならびに場合によりイオン伝導性
接着剤層17および18、膜層19ならびに吸上げ剤23および
24を含み、それらはいずれも、これも好ましくは水が透
過不能の支持体物質のシート28上に貼合わされている。
軽度のスコアライン35がシート27とシート28とを分割す
る。図3でわかるように、剥離ライナー33および34がそ
れぞれ溜め層15および16を被覆するために取りつけてあ
る。
層、膜層および/またはイオン伝導性接着剤層とともに
溜め層15および16を用いて製造される。デバイス20が使
用できる状態になると、剥離ライナー33および34を取り
除いて、溜め層15および16を曝露させる。次に水和液体
を直接溜め層15および16に注ぎ込む。場合により、溜め
層15および16のいずれかまたは両方の上面に吸上げ物
質、または液体保持溝(図3に図示せず)を備えること
ができる。
すると粘着性になる物質、たとえば粘着ヒドロゲルより
成るのが好ましい。もしくは、溜め層15および16の上面
を、水伝導性およびイオン伝導性接着剤層で被覆するこ
ともできる。
すると、スコアライン35に沿って引裂いてシート28とシ
ート27とを分ける。次に、溜め層15が電極層11と電気的
に接触し、かつ溜め層16が電極層12と電気的に接触する
ようにデバイスの右側を直接デバイスの左側の上に置
く。それぞれ溜め層15および16と電極層11および12との
電気的接触は、層15および16の粘着性によるか、または
層15および16の上面に適用される接着剤によって維持さ
れる。その後、図4に示すように、シート28を取り去っ
て、デバイス20を体表面100上に置く。図4はデバイス2
0の端面図であり、従って「ドナー」電極集成体の層状
構造のみを示す。デバイス20が集成された状態におい
て、図1の場合と同様に、さらに絶縁体26および対電極
集成体9を含むことは理解されよう。
よび16のマトリックスが、全部または一部は、水和液体
を吸収するにつれて膨潤する傾向がある親水物質より成
る場合にはとくに有用である。この態様は、ヒドロゲル
が水和中膨潤する傾向があるので、溜め層15および16の
マトリックスとして、親水ヒドロゲルを用いる場合には
とりわけ有利である。溜め層15および16が完全に水和し
ていて、もはや膨潤しなくなってからデバイス20の左側
の上にデバイス20の右側を装着するのがもっとも好まし
い。
場合には、「薬剤」という用語は体表面か投与すること
ができる部類に入る薬品のような有効薬剤を指す。「薬
品」という表現は、所望の、通常は有効な効果を出すた
めに生体に投与される治療上有効な物質のように幅広く
解釈するつもりである。概して該薬品は、これに限定さ
れないけれども、抗生物質および抗ウイルム薬のような
抗感染薬、鎮痛薬および鎮痛薬配合物、麻酔薬、食欲不
振薬、抗不整脈薬、抗喘息薬、抗けいれん薬、抗うつ病
薬、抗糖尿病薬、下痢止め薬、抗ヒスタミン剤、消炎
剤、抗片頭痛薬、乗物酔治療薬、制吐剤、抗新生物薬、
抗パーキンソン病薬、鎮痒薬、抗精神病薬、下熱剤、胃
腸および泌尿器を含む抗けいれん薬、抗コリン薬、交感
神経遮断剤、キサンチン誘導体、カルシウムチャネル遮
断剤を含む心臓血管作用薬、ベータ遮断剤、抗不整脈
薬、抗高血圧薬、利尿剤、全身性、冠状、末梢および脳
性を含む血管拡張薬、中枢神経系興奮剤、せき止め薬、
風邪薬、充血除去薬、特殊症状、ホルモン、睡眠薬、免
疫抑制薬、筋弛緩薬、副交感神経遮断薬、副交感神経性
作動薬、たんぱく質、ペプチド、精神興奮薬、鎮痛剤お
よび精神安定剤を含むあらゆる主要治療分野の治療薬剤
を含んでいる。
他の高分子ならびに、イオン導入法を行うのに必要な水
のような液体を存在させると不安定化、加水分解、酸
化、変質あるいは劣化を生じる傾向がある他の薬品の抑
制投与にとくに有効である。たとえば、エステル結合を
含有するか(すなわち、ステロイド)またはアミド結合
を含有する(すなわち、ペプチド)薬品は水中で加水分
解することができる。水が存在すると劣化することがあ
る薬品の特定例には、アポモルフィンおよびエピネフリ
ンのようなカテコール類、サルブタモール、カプトプリ
ルのようなスルフヒドリル類、ニフェジパイン、ならび
にVIPおよびインスリンのようなペプチド類がある。
よびたんぱく質の例には、これに限定されないけれど
も、LHRH、ブセレリンのようなLHGH類似体、ゴナドレリ
ン、ナフレリンおよびロイプロイド、GHRH、インスリ
ン、ヘパリン、カルシトニン、エンドルフィン、TRH、N
F36(化学名:N=〔〔(s)−4−オキソ−2−アゼチ
ジニル〕カルボニル〕−L−ヒスチジル−L−プロリン
アミド)、リプレシン、甲状腺ホルモン(たとえば、HG
H、HMG、HCG、酢酸デスモプレシン等)、卵胞ルテイオ
ド類のANF、成長因子放出固子(GFRF)、BMSH、ソマト
スタチン、ブラディキニン、ソマトトロピン、血小板誘
導成長因子、アスパラギナーゼ、硫酸ブレオマイシン、
キモパパイン、コレシストキニン、コリオニックゴナド
トロピン、コルチコトロピン(ACTH)、エリスロポイエ
チン、エポプロステノール(血小板凝集阻害薬)、グル
カゴン、ヒアルロニダーゼ、インターフェロン、インタ
ーロイキン−2、メノトロピン類(ウロフォリトロピン
(FSH)およびLH)、オキトシン、ストレプトキナー
ゼ、組織プラストミノゲン活性化因子、ウロキナーゼ、
バソプレシン、FCTH類似体、ANP、ANPクリアランス抑制
剤、アンジオテンシンII拮抗薬、抗利尿ホルモン作動
薬、抗利尿ホルモン拮抗薬、ブラジキニン拮抗薬、CD
4、セレダーゼ、CSF's、エンケファリン、FAB断片、IgE
ペプチドサプレッサ、IGF−1、神経栄養性要素、上皮
小体ホルモンおよび作動薬、上皮小体ホルモン拮抗薬、
プロスタグランジン拮抗薬、ペンチゲチド、たんぱく質
C、たんぱく質S、レニン抑制剤、チモシンアルファ
1、血栓溶解薬、TNF、ワクチン、パソプレシン拮抗薬
類似体、アルファ1抗トリプシン(組換え型)がある。
用いる場合には、「薬剤」という用語は任意の適当な治
療上許容できる電解質塩類を指す。適当な電解質塩類に
は、塩化物、硫酸塩、硝酸塩、炭酸塩、リン酸塩のよう
な塩化ナトリウム、アルカリ金属塩類、アルカリ土金属
塩類、およびアスコルビン酸塩、クエン酸塩、酢酸塩の
ような有機塩類ならびにこれらの混合物のような水に溶
解可能で、生体に適合可能な塩類がある。
質で作ることができる。たとえば、電極11および12は金
属箔または適当な支持体上に付着または塗布させた金属
で作ることができる。適当な金属の例には、銀、亜鉛、
銀/塩化銀、アルミニウム、白金、ステンレス鋼、金お
よびチタンがある。もしくは、電極11および12は金属
粉、粉末黒鉛、炭素繊維または公知の導電性充填剤物質
のような導電性充填剤を含有するポリマーマトリックス
で作ることができる。ポリマー系電極は好ましい疎水ポ
リマーマトリックス中に導電性充填剤を混入することに
よって作ることができる。たとえば、亜鉛粉、銀粉、銀
/塩化銀粉、粉末炭素、炭素繊維およびこれらの混合物
を疎水ポリマー(たとえば、エチレン酢酸ビニルコポリ
マー)中に混合することができ、導電性充填剤の好まし
い量は約30ないし90容量%の範囲内にあり、残余は疎水
ポリマーマトリックスである。
印刷回路、金属箔、電線を用い、または直接接触によっ
て層14内の電源と電気的に接続される。電源として電池
に代るものとしては、異なる電気化学対より成り、互い
に電気的接触をするように置かれるドナー電極11および
対電極12によって構成されるガルバニックカップルによ
って電力を与えることができる。カチオン薬剤を投与す
るための典型的なガルバニックカップル物質には亜鉛ド
ナー電極11および銀/塩化銀対電極12がある。Zn−Ag/A
gClガルバニックカップルは約1ボルトの電位を与え
る。
セルロール、レーヨン、ポリエステル、親水ポリマー樹
脂等およびこれらの配合物のような液体吸上げ物質より
成ることができる。場合により、通路21および22は同一
または類似の液体吸上げ物質を充填することができる。
る薬剤の輸送を可能とするために、十分な量の液体を吸
収して保持するために用いられる任意の物質であること
ができる。たとえば、木綿または他の吸収性繊維で作っ
たガーゼだけでなく天然のみならず合成のパッドおよび
スポンジも使用することができる。溜め層15および16の
マトリックスが、少なくとも一部は親水ポリマー物質よ
り成るのがもっとも好ましい。天然のみならずまた合成
の親水ポリマーも使用することができる。適当な親水ポ
リマーにはDE州、WilmingtonのDuPont de Nemours & C
o.から市販されるHytrelのようなコポリエステル類;ポ
リビニルピロリドン類、ポリビニルアルコール、Union
Carbide Corp.製Polyox のようなポリエチレンオキシ
ド;OH州AkronのBF Goodrich製Carbopol ;Carbopol と
配合されたPolyox のようなポリアクリル酸とポリオキ
シエチレンまたはポリエチレングリコール類との配合
物、ポリアクリルアミド、Klucel 、Sephadex(Pharma
cia Fine Chemicals、AB、Uppsala、Sweden)のような
橋かけデキストリン;スターチ−グラフト−ポリ(ソジ
ウムアクリレート−CO−アクリルアミド〕ポリマーであ
るWater Lock (Iowa州、MuscatineのGrain Processin
g Corp.)、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、低置換ヒドロキシプロピル
セルロースのようなセルロース誘導体およびAC−Di−So
l(Pa州、PhiladelphiaのFMC Corp.)のような橋かけソ
ジウムカルボキシメチルセルロース;ポリヒドロキシエ
チルメタクリレート(National Patent Development Co
rp.)のようなヒドロゲル;天然ゴム、キトサン、ペク
チン、デンプン、グアーゴム、ロカストビーンゴム等お
よびこれらの混合物がある。これらの中ではポリビニル
ピロリドン類が好ましい。
接層に対する溜め層15および16の積層を強化するため
に、疎水性で、好ましくは熱で溶融可能なポリマーを含
むこともできる。溜め層15および16のマトリックスに用
いるのに適当な疎水ポリマーには、これに限定されない
けれども、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソプ
レン類およびポリアルケン類、ゴム、KratonRのような
コポリマー、ポリ酢酸ビニル、エチレン酢酸ビニルコポ
リマー、ナイロン類のようなポリアミド類、ポリウレタ
ン類、ポリ塩化ビニル、アクリル酸またはメタクリル酸
とアルコール酸、たとえばn−ブタノール、n−ペンタ
ノール、イソペンタノール、2−メチルブタノール、1
−メチルブタノール、1−メチルペンタノール、2−メ
チルペンタノール、3−メチルペンタノール、2−エチ
ルブタノール、イソオクタノール、n−デカノール、も
しくはドデカノールとのエステル単独またはアクリル
酸、メタクリル酸、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、N−アルコキシメチルアクリルアミド類、N−アル
コキシメチルメタクリルアミド類、N−第三級ブチルア
クリルアミド、およびイタコン酸のようなエチレン性不
飽和モノマーと共重合させたポリマーのようなアクリル
またはメタクリル樹脂、アルキル基が10ないし24個の炭
素原子を有するN−分枝アルキルマレアミド酸、グリコ
ールジアクリレート類ならびにこれらの混合物がある。
前記疎水ポリマーはほとんどが熱溶融可能なものであ
る。これらの中ではエチレン酢酸ビニルコポリマー類が
好ましい。
在する場合には、薬剤または電解質と親水ポリマーマト
リックス成分との混合は、たとえば混練、押出しかまた
は熱溶融混合により機械的に行うことができる。次に、
たとえば溶液流延、押出または溶融加工によって最終溜
め層を作ることができる。溜め15および16は、薬品およ
び電解質のほかに、また染料、顔料、不活性充填剤、お
よび他の結合剤のような他の通常の物質を含むこともで
きる。
も透過不能な疎水性の不導電性ポリマー物質で作るのが
好ましい。好ましい絶縁物質は多孔性エチレン酢酸ビニ
ルおよび独立気泡プラスチックである。
ら200cm2を超える面積に及ぶことができる。しかし、平
均のデバイス10は約5ないし50cm2の範囲内の総皮膚接
触面積を有する電極集成体を有している。
たけれども、当業者には本発明の範囲を逸脱せずに本発
明の種々の変更が可能であり、かつ本発明は以下のクレ
ームによってのみ限定されることは容易に明らかなこと
であろう。
4)を含み、該電極集成体(8,9)は患者の体表面から投
与する薬剤を含有させるために用いられる溜め層(15,1
6)、該溜め層(15,16)のみならず前記電源(14)とも
電気的に接触している電極層(11,12)を含む電気作動
方式のイオン導入による投与デバイス(10)の多層で乾
燥状態の電極集成体(8,9)において、該電極集成体
(8,9)は、 前記溜め層(15,16)が約10重量%未満の液体を含有
する水和可能なマトリックスを含んで成り、該電極集成
体(8,9)が、溜め(15,16)マトリックスを水和させる
手段を含み、前記手段が電極層(11,12)を通るプレフ
ォーム通路(21,22)を含み、該通路(21,22)がデバイ
スの外部を溜め(15,16)マトリックスとの間に流体の
流通をもたらし、前記手段が、溜め(15,16)マトリッ
クスを水和させ、さらに電極集成体(8,9)を活性化さ
せるために、外部源からの液体を通路(21,22)を経て
溜め(15,16)マトリックスに導入することができるこ
とを特徴とする電極集成体。
剤を含有させるために用いられる溜め層(15,16)およ
び該溜め層(15,16)のみならず電源(14)とも電気的
に接触している電極層(11,12)を有する電気作動方式
のイオン導入による薬剤投与デバイス(20)の多層で乾
燥状態の電極集成体(8,9)において、該電極集成体
(8,9)は、 該溜め層(15,16)が約10重量%未満の液体を含有す
る水和可能なマトリックスを含んで成り、前記溜め層
(15,16)が当初、投与デバイス(20)から絶縁され、
該溜め層(15,16)が溜め層(15,16)を水和させるため
に液体を導入するための曝露可能な表面を有し、溜め層
(15,16)が、溜め層(15,16)の水和後に、電極層(1
1,12)と電気的接触状態におかれるように用いられるこ
とを特徴とする電極集成体。
化することを特徴とする上記1または2の電極集成体 4. 電極集成体(8)がドナー電極集成体で、薬剤が薬
品であることを特徴とする上記1または2の電極集成
体。
体。
特徴とする上記4のデバイス。
であることを特徴とする上記1または2のデバイス。
する上記7のデバイス。
ス。
とを特徴とする上記7のデバイス。
(13)、電極層(11,12)のみならず封止被覆層(13)
にも延びる通路(21,22)を含むことを特徴とする上記
1のデバイス。
有することを特徴とする上記1のデバイス。
物質層(23,24)、デバイスの外部から、電極層(11,1
2)を経て液体吸上げ物質層(23,24)に延びる通路(2
1,22)を含むことを特徴とする上記1のデバイス。
成体(8,9)を装着させるために用いられるイオン伝導
性接着剤層(17,18)を含むことを特徴とする上記1ま
たは2のデバイス。
表面との間に半透膜層(19)の配設を含むことを特徴と
する上記1または2のデバイス。
している複数の溝(30)を有し、該溝(30)は通路(2
1,22)を経て溜め層(15,16)のいたるところに液体を
運ぶために用いられることを特徴とする上記1のデバイ
ス。
ことを特徴とする上記2のデバイス。
徴とする上記1または2のデバイス。
ーの混合物を含むことを特徴とする上記1または2のデ
バイス。
(8)、上記7の多層で乾燥状態の対電極集成体(9)
ならびに両電極集成体(8,9)がイオンの透過不能の隔
離板(26)によって絶縁されているドナー電極集成体
(8)および対電極集成体(9)と電気的に接続されて
いる電源(14)を含む電気作動方式のイオン導入による
薬剤投与デバイス(10)。
とする上記20のデバイス。
または2のデバイス。
を特徴とする上記1または2のデバイス。
もシート(27,28)上で離間された関係に配設され、溜
め層(15,16)は剥離できるようにシート(28)に付着
されていることを特徴とする上記2のデバイス。
16)との中間で引裂かれるように用いられることを特徴
とする上記24のデバイス。
(33,34)との中間にあることを特徴とする上記24のデ
バイス。
むことを特徴とする上記24のデバイス。
(11,12)との間に軽度のスコアライン(35)を有する
ことを特徴とする上記24のデバイス。
ために用いられる水和可能な溜め層(15,16)ならびに
電源(14)および溜め層(15,16)のいずれとも電気的
に接触している電極層(11,12)を含む電気作動方式の
イオン導入による薬剤投与デバイス(10)の乾燥状態で
多層の電極集成体(8,9)を水和させる方法において、
該方法が、 溜め層(15,16)が約10重量%未満の液体を含むよう
に、当初、溜め層(15,16)の水和可能なマトリックス
中の液体の量を制御し、ついで デバイス(10)外部から電極層(11,12)を経て水和
可能な溜め層(15,16)に延びるプレフォーム通路(21,
22)を通って外部源から液体を導入し、それによって溜
め層(15,16)を水和させ、さらにデバイス(10)を活
性化させることを特徴とする方法。
いられる水和可能な溜め層(15,16)ならびに溜め層(1
5,16)および電源(14)のいずれとも電気的接触状態に
置くために用いられる電極層(11,12)を含む電気作動
方式のイオン導入による薬剤投与デバイス(20)の乾燥
状態で、多層の電極集成体(8,9)を水和させる方法に
おいて、該方法が、 a) 溜め層(15,16)が約10重量%未満の液体を含む
ように、始めに、溜め層(15,16)の水和可能なマトリ
ックス中の液体の量を制御し、 b) 溜め層(15,16)が実質的に無水和の状態にある
間は、溜め層(15,16)を電極層(11,12)と絶縁状態に
保ち、 c) 溜め層(15,16)中をイオンの輸送が可能なだけ
の量の水和液体を溜め層(15,16)内に導入し、さらに d) 水和溜め層(15,16)を電極層(11,12)と電気的
接触状態におくことを特徴とする方法。
は劣化することを特徴とする上記29または30の方法。
0の方法。
の方法。
を特徴とする上記29または30の方法。
は30の方法。
とする上記35の方法。
の方法。
とを特徴とする上記29または30の方法。
2)および薬剤溜め(15,16)のいずれとも流体が流通す
る状態に配設し、吸上げ層(23,24)が通路(21,22)か
ら導入させる液体を溜め層(15,16)表面のいたるとこ
ろに広げるのに有効であることを含むことを特徴とする
上記29の方法。
溝(30)はプレフォーム通路(21,22)と流体が流通す
る状態にあり、溝(30)が通路(21,22)から導入され
る液体を溜め層(15,16)のいたるところに広げるのに
有効であることを含むことを特徴とする上記29の方法。
を流通させる状態に配設することを特徴とする上記30の
方法。
与することを含むことを特徴とする上記30の方法。
徴とする上記29または30の方法。
を特徴とする上記29または30の方法。
Claims (25)
- 【請求項1】電極集成体と電気的に接続される電源を含
み、該電極集成体は患者の体表面から投与する薬剤を含
有させるために用いられる溜め層、該溜め層および前記
電源とも電気的に接触している電極層を含む電気作動方
式のイオン導入による投与デバイスの多層で乾燥状態の
電極集成体において、該電極集成体は、 前記溜め層が10重量%未満の液体を含有する水和可能な
マトリックスを含み、該電極集成体が、溜めマトリック
スを水和させる手段を含み、前記手段が電極層を通るプ
レフォーム通路を含み、該通路がデバイスの外部を溜め
マトリックスとの間に流体の流通をもたらし、前記手段
が、溜めマトリックスを水和させ、さらに電極集成体を
活性化させるために、外部源からの液体を通路を経て溜
めマトリックスに導入することができることを特徴とす
る電極集成体。 - 【請求項2】電極集成体が患者の体表面から投与する薬
剤を含有させるために用いられる溜め層および該溜め層
および電源とも電気的に接触している電極層を有する電
気作動方式のイオン導入による薬剤投与デバイスの多層
で乾燥状態の電極集成体において、該電極集成体は、 該溜め層が10重量%未満の液体を含有する水和可能なマ
トリックスを含み、前記溜め層が当初、投与デバイスか
ら絶縁され、該溜め層が溜め層を水和させるために液体
を導入するための曝露可能な表面を有し、溜め層が、溜
め層の水和後に、電極層と電気的接触状態におかれるよ
うに用いられることを特徴とする電極集成体。 - 【請求項3】液体が存在すると薬剤が不安定であるか、
または劣化することを特徴とする請求項1または2の電
極集成体 - 【請求項4】液体が水を含むことを特徴とする請求項1
の電極集成体。 - 【請求項5】液体が電解質の水溶液または水性懸濁液を
含むことを特徴とする請求項1のデバイス。 - 【請求項6】電極集成体の外側に形成される封止被覆
層、電極層および封止被覆層に延びる通路を含むことを
特徴とする請求項1のデバイス。 - 【請求項7】プレフォーム通路が液体吸上げ物質を含有
することを特徴とする請求項1のデバイス。 - 【請求項8】溜め層に隣接して配設される液体吸上げ物
質層、デバイスの外部から、電極層を経て液体吸上げ物
質層に延びる通路を含むことを特徴とする請求項1のデ
バイス。 - 【請求項9】多層電極集成体が、患者の体表面に電極集
成体を装着させるために用いられるイオン伝導性接着剤
層を含むことを特徴とする請求項1または2のデバイ
ス。 - 【請求項10】多層電極集成体が溜め層と患者の体表面
との間に半透膜層の配設を含むことを特徴とする請求項
1または2のデバイス。 - 【請求項11】溜め層は、通路と流体が流通している複
数の溝を有し、該溝は通路を経て溜め層のいたるところ
に液体を運ぶために用いられることを特徴とする請求項
1のデバイス。 - 【請求項12】溜め層が液体で膨潤可能な物質より成る
ことを特徴とする請求項2のデバイス。 - 【請求項13】請求項1の多層で乾燥状態のドナー電極
集成体、請求項1の多層で乾燥状態の対電極集成体なら
びに両電極集成体がイオンの透過不能の隔離板によって
絶縁されているドナー電極集成体および対電極集成体と
電気的に接続されている電源を含む電気作動方式のイオ
ン導入による薬剤投与デバイス。 - 【請求項14】隔離板が疎水ポリマーより成ることを特
徴とする請求項13のデバイス。 - 【請求項15】電極層および溜め層はシート上で離間さ
れた関係に配設され、溜め層は剥離できるようにシート
に付着されていることを特徴とする請求項2のデバイ
ス。 - 【請求項16】シートが電極層と溜め層との中間で引裂
かれるように用いられることを特徴とする請求項15のデ
バイス。 - 【請求項17】溜め層がシートと剥離ライナーとの中間
にあることを特徴とする請求項15のデバイス。 - 【請求項18】シートが薬剤溜め層と電極層との間に軽
度のスコアラインを有することを特徴とする請求項15の
デバイス。 - 【請求項19】電極集成体が、投与する薬剤を含有させ
るために用いられる水和可能な溜め層ならびに電源およ
び溜め層のいずれとも電気的に接触している電極層を含
む電気作動方式のイオン導入による薬剤投与デバイスの
乾燥状態で多層の電極集成体を水和させる方法におい
て、該方法が、 溜め層が10重量%未満の液体を含むように、当初、溜め
層の水和可能なマトリックス中の液体の量を制御し、つ
いで デバイス外部から電極層を経て水和可能な溜め層に延び
るプレフォーム通路を通って外部源から液体を導入し、
それによって溜め層を水和させ、さらにデバイスを活性
化させることを特徴とする方法。 - 【請求項20】電極集成体が投与する薬剤を含有させる
ために用いられる水和可能な溜め層ならびに溜め層およ
び電源のいずれとも電気的接触状態に置くために用いら
れる電極層を含む電気作動方式のイオン導入による薬剤
投与デバイスの乾燥状態で、多層の電極集成体を水和さ
せる方法において、該方法が、 a) 溜め層が10重量%未満の液体を含むように、始め
に、溜め層の水和可能なマトリックス中の液体の量を制
御し、 b) 溜め層が実質的に無水和の状態にある間は、溜め
層を電極層と絶縁状態に保ち、 c) 溜め層中をイオンの輸送が可能なだけの量の水和
液体を溜め層内に導入し、さらに d) 水和溜め層を電極層と電気的接触状態におくこと
を特徴とする方法。 - 【請求項21】液体が存在すると、薬剤が不安定である
か、または劣化することを特徴とする請求項19または20
の方法。 - 【請求項22】吸上げ層を、プレフォーム通路および薬
剤溜めのいずれとも流体が流通する状態に配設し、吸上
げ層が通路から導入させる液体を溜め層表面のいたると
ころに広げるのに有効であることを含むことを特徴とす
る請求項19の方法。 - 【請求項23】溜め層表面に複数の溝を付与し、溝はプ
レフォーム通路と流体が流通する状態にあり、溝が通路
から導入される液体を溜め層のいたるところに広げるの
に有効であることを含むことを特徴とする請求項19の方
法。 - 【請求項24】吸上げ層を薬剤溜め層と流体を流通させ
る状態に配設することを特徴とする請求項20の方法。 - 【請求項25】溜め層の接近可能な表面に溝を付与する
ことを含むことを特徴とする請求項20の方法。
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