JP3149366B2 - 通気型遮音壁構造 - Google Patents

通気型遮音壁構造

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JP3149366B2
JP3149366B2 JP28905296A JP28905296A JP3149366B2 JP 3149366 B2 JP3149366 B2 JP 3149366B2 JP 28905296 A JP28905296 A JP 28905296A JP 28905296 A JP28905296 A JP 28905296A JP 3149366 B2 JP3149366 B2 JP 3149366B2
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充弘 武田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、室内空気調和
機の空気導入口に設置されたり、あるいは自動車エンジ
ンのアンダーカバーなどに用いられて騒音エネルギーを
吸収減衰させて騒音を低減する通気型遮音壁構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の通気型遮音壁構造として
は、特開平7−175485号公報に記載されているも
のがある。これによれば、図27及び図28に示すよう
に、上側シェル2と下側シェル3とを対設させて、この
上、下側シェル2,3間に空気層4を形成してシェル組
立体1を構成すると共に、上下シェル2,3の各壁面に
互いに対向する孔部5をそれぞれ設けると共に、孔部5
に連通し且つ互いに間隙を置いて対向する短管部6、6
をそれぞれ形成して、短管部6、6間に通気部7を形成
し、且つ短管部6、6とは離間させて配置した1個以上
の長管部8の両端をそれぞれ上下シェル2,3の各壁面
に立設し、長管部8に貫通孔9を形成して構成してい
る。
【0003】このような短管部6及び長管部8により、
騒音源からきた入射波Xにより、長管部8からの透過波
Aは、そのまま透過するのに対して、短管部6からの透
過波Bは、ここの形成される空気の2自由度振動系の共
振点以上において、透過波Aに対し、逆位相の波Bとな
って透過する。このため、透過波Aと透過波Bとの和で
ある全体の透過波は、その干渉効果により減音され、結
果として遮音効果を得ることができる。
【0004】そこで、本願発明者たちは、このような通
気型遮音壁構造の遮音壁としての機能が優れていること
に鑑み、例えば室内空気調和機の空気導入口に設置し
て、空気導入の際の吸引音又は機械的作動音を室内にそ
のまま伝幡することなく、前記通気型遮音壁構造によっ
て遮音してしまうことを案出した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の通気型遮音壁構造を例えば室内空気調和機の空気導
入口等空気流内に設置した場合、、図29に示すよう
に、長管部8の貫通孔9における開口端が略直角の角部
に形成されているため、入力空気流12は、上側シェル
2の壁部に衝突した後貫通孔9内に吸入されて、吸入さ
れた入力空気流12は前記角部によって剥離し絞られて
しまい、結果的に空気通路断面積aを小さくしてしま
い、実質開口率が小さくなってしまう。このために、大
きな開口面積を確保すべく、シェルの枚数を多く必要と
することとなってしまう。
【0006】また、この現象は、短管部6においても、
孔部5の開口端が略直角の角部を有するため、同様に空
気通路断面積を小さくしてしまうこと同様であるが、さ
らに、図28に示すように、前記空気通路断面積aが小
さくなったために、孔部5の孔壁5aに、空気の剥離現
象13が起こり、この空気の剥離現象13によって、空
気層4内の空気を通気部7から短管部6内に吸い込んで
しまう。この時、通気部7に周期的な圧力変動が発生し
て笛吹き音が発生することがある。
【0007】本発明はこの問題点を解決するために、シ
ェルに設けた短管部の孔部或いは長管部の貫通孔の実質
的な空気通路断面積を拡大すると共に、短管部における
笛吹き音の発生を抑えるべく成した通気型遮音壁構造を
提供することを目的とする
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1記載の本発明通気型遮音壁構造は、少なくと
も2枚のシェルを対設させてこの両シェル間に空気層を
形成してシェル組立体を構成すると共に、前記両シェル
の各壁面に互いに対向する孔部をそれぞれ設けると共
に、該孔部に連通し且つ互いに間隙を置いて対向する短
管部をそれぞれ形成して該短管部間に前記空気層の内外
を連通させる通気部を形成し、且つ前記短管部とは離間
させて配置した1個以上の長管部の両端をそれぞれ前記
両シェルの各壁面に立設し、前記長管部に貫通孔を形成
した遮音壁構造において、前記両シェルのうち少なくと
も一方のシェルにおける前記短管部側の孔部又は長管部
の貫通孔の開口端に、前記孔部又は貫通孔内への空気流
を整流する空気整流部を形成したことを特徴とする。
【0009】これによれば、短管部の孔部又は長管部の
貫通孔の開口端に形成した空気整流部によって、孔部或
いは貫通孔内に、実質的な空気通路断面積を拡大するこ
とができ、また、このために、孔部或いは貫通孔の孔壁
において空気の剥離現象を抑えることができて、短管部
の通気部における笛吹き音の発生を抑えることとなる。
【0010】前記空気整流部は、請求項2においては、
前記孔部又は貫通孔の開口端を、外方に向かって漸次拡
開するスロート形状部により構成しており、これによ
り、空気流は、スロート形状部によって確実に案内さ
れ、前記孔部又は貫通孔の壁面を滑流することとなっ
て、実質的な空気通路断面積を拡大すると共に、孔部或
いは貫通孔の孔壁に生じる空気の剥離現象を抑えること
となる。
【0011】また、請求項6においては、前記孔部又は
貫通孔の内壁に、シェルの壁面より外部に連通する連通
孔を開口させたもので、この連通孔によって空気流のバ
イパス通路が形成されて、ここから孔部或いは貫通孔の
孔壁に空気を導入することにより空気の剥離現象を抑え
ることができる。
【0012】また、請求項3或いは4においては、前記
スロート形状部の内壁に、複数個の突起或いは凹部を形
成したことにより、且つ、請求項5においては、スロー
ト形状部内にリングを挿入して構成していることから、
これら突起や凹部或いはリングによって空気流に乱流が
起こり、この結果、孔部或いは貫通孔の孔壁において空
気流に生じる剥離現象の抑制を助長することができる。
【0013】なお、前記スロート形状部は、請求項7に
記載したように、シェルの壁面より突出して形成する場
合が考えられる。
【0014】そして、前記シェルの壁面より突出したス
ロート形状部を囲繞するように、通気性材をシェルの壁
面に設けて構成して(請求項8記載)、また、この通気
性材は、前記シェルの壁面に離間して配設して、通気性
材とシェルの壁面との間に空気層を形成して構成して、
この空気層によって吸音効果をさらに助長している(請
求項9記載)。
【0015】さらに、本発明によれば、請求項10に記
載されたように、前記スロート形状部内壁面及び前記シ
ェルの壁面にかけて、通気性材を張設して構成すること
が考えられ、空気流をスロート形状部によって、実質的
な空気通路断面積を拡大すると共に、通気性材によって
吸音効果を助長している。
【0016】請求項11における通気型遮音壁構造は、
少なくとも2枚のシェルを対設させてこの両シェル間に
空気層を形成してシェル組立体を構成すると共に、前記
両シェルの各壁面に互いに対向する孔部をそれぞれ設け
ると共に、該孔部に連通し且つ互いに間隙を置いて対向
する短管部をそれぞれ形成して該短管部間に通気部を形
成し、且つ前記孔部とは離間させて配置した1個以上の
長管部の両端をそれぞれ前記両シェルの各壁面に立設
し、前記長管部に連通する貫通孔を形成した遮音壁構造
において、前記両シェルのうち少なくとも一方のシェル
の壁面に、前記短管部の孔部又は長管部の貫通孔を残し
て、通気性材を張設したことを特徴とする。この結果孔
部又は貫通孔の軸部に対して直角方向から流入する流れ
の成分が通気材を通過する時に弱められるので、空気の
剥離現象を抑えることができる。この通気性材は、前記
シェルの壁面に離間して配設して、通気性材とシェルの
壁面との間に空気層を形成して構成し、この空気層によ
って吸音効果をさらに助長している。
【0017】そして、請求項11における通気性材は、
請求項12に記載された多孔質材或いは請求項13に記
載された不織布より形成することが考えられる。
【0018】請求項11における通気性材は、請求項1
4に記載のように、短管部の孔部又は長管部の貫通孔の
一部を塞ぐように、前記孔部又は内孔の周壁より突出し
て構成することが考えられ、また、請求項15に記載の
ように、前記短管部の孔部又は長管部の貫通孔の孔径D
に対して、前記通気性材の孔径Dが、D/D=1.
0以上の領域に設定することにより、通気性材の突出部
に衝突し、通気性材の内部を通過するため、空気流の軸
方向への成分の流速を急速に弱めて、孔部或いは貫通孔
の孔壁に生じる空気の剥離現象を抑えることができる。
【0019】また、この空気の剥離現象の抑制は、請求
項16に記載のように、前記突出部を、外方に向かって
漸次拡開するスロート状に形成することによって、さら
に助長される。
【0020】前記突出部の周囲に、請求項17に記載さ
れているように、スリットを形成することが考えられ、
これによって、空気流を乱流に変えて、孔部或いは貫通
孔の孔壁に生じる空気の剥離現象を抑えることができ
る。
【0021】また、本発明は、少なくとも2枚のシェル
を対設させてこの両シェル間に空気層を形成してシェル
組立体を構成すると共に、前記両シェルの各壁面に互い
に対向する孔部をそれぞれ設けると共に、該孔部に連通
し且つ互いに間隙を置いて対向する短管部をそれぞれ形
成して該短管部間に通気部を形成し、且つ前記孔部とは
離間させて配置した1個以上の長管部の両端をそれぞれ
前記両シェルの各壁面に立設し、前記長管部に貫通孔を
形成した遮音壁構造において、前記短管部の孔部又は長
管部の貫通孔の開口端を塞ぐように前記シェルの壁面
に、請求項18では、2個以上の板材を互いに交差させ
て形成されたクロス状体を設け、請求項19では、網状
板を設けて構成しており、このX字型板或いは網状板に
よって、空気流に乱流が起こり、孔部或いは貫通孔の孔
壁に生じる空気の剥離現象を抑えることができる。
【0022】更に、本発明は、請求項20に記載されて
いるように、少なくとも2枚のシェルを対設させてこの
両シェル間に空気層を形成してシェル組立体を構成する
と共に、前記両シェルの各壁面に互いに対向する孔部を
それぞれ設けると共に、該孔部に連通し対向する管部を
それぞれ形成し、且つ前記管部のうち一部の管部壁に前
記空気層に連通する連通孔を設けて通気部を形成し、該
連通孔内に通気性材を配設して構成している結果、この
通気性材によって通気部に生ずる笛吹き音が吸収される
こととなる。
【0023】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照
して詳述する。なお、従来構造とほぼ同一部位について
は、同一符号を付して説明する。
【0024】(実施の形態1)図1は本発明の一実施形
態に係る通気型遮音壁構造の一部切欠斜視図、図2及び
図3は図1の要部拡大断面図である。
【0025】図1乃至図3において、1は遮音壁構造体
のシェル組立体で、ほぼ同じ大きさに形成されたパネル
状の上側シエル2と下側シエル3より形成されている。
これら上、下側シエル2,3は、互いに対設し、且つ図
示しない側壁同士を合致させることにより、内部に空気
層4を有するシェル組立体1が構成されている。
【0026】上、下側シェル2,3には、各壁面に互い
に対向するように、孔部5,5が形成され、この孔部
5,5に連通し且つ互いに間隙を置いて対向する短管部
6,6をそれぞれ形成して、この短管部6,6間に通気
部7を形成している。
【0027】また、前記短管部6,6とは離間させて長
管部8,8を配置し、長管部8,8の両端を、それぞれ
上、下側シェル2,3の各壁面に立設し、且つ、長管部
8,8には、互いに連通する貫通孔9,9が形成されて
いる。
【0028】そして、長管部8の貫通孔9における上側
シェル2側の開口端は、面取りされてスロート形状部1
3が形成され、また、短管部6の孔部5における上側シ
ェル2側の開口端は、外方に向かって漸次拡開するスロ
ート形状部14となっており、これらスロート形状部1
3、14は、上側シェル2側から配送された空気流を、
貫通孔9又は孔部5内に案内整流する空気整流部を形成
している。
【0029】したがって、貫通孔9の開口端側を、スロ
ート形状部14とし、また孔部5の開口端側を、面取り
によるR形状としてスロート形状部13とすることも考
えられる。
【0030】なお、1単位のシェル組立体1内では、短
管部6と長管部8とは一定の割合で配置されている。ま
た、前記スロート形状部13、14は、一の曲率を有す
るスロート形状に限定されず、2以上の曲率からなるス
ロート形状も考えられる。また、長管部8は、複数個の
短管部6,6に対して、1個の場合も考えられる。更に
は、長管部8の一部に、図1に示すように、通気穴9a
を形成することによって、短管部6と同等の機能を果た
させることが考えられ、この場合、長管部8として形成
する個数を増やすことによって、成形型を簡略化するこ
とができる。
【0031】以上の構成によって、短管部6の孔部5或
いは長管部8の貫通孔9の開口端に形成したスロート形
状部13、14によって、空気整流部が形成されること
となる、この結果、孔部5或いは貫通孔9に直接向かっ
た空気流Bは当然孔部5或いは貫通孔9を直接通過し
て下側シェル3側外方に排出される。また、上側シェル
2の壁面に衝突した空気流Bは、壁面に沿って滑流
し、孔部5或いは貫通孔9方向に至るのであるが、この
空気流Bは、スロート形状部13、14に案内され
て、確実に孔部5或いは貫通孔9の壁面に沿って滑流す
る。この結果、孔部5或いは貫通孔9の径全体が空気通
路断面積Aとして利用でき、この結果、実質的な空気通
路断面積を拡大することができ、また、このために、孔
部5或いは貫通孔9の孔壁に空気の剥離現象を抑えるこ
とができて、短管部6の通気部7における笛吹き音の発
生を抑えることとなる。
【0032】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2を示す図3と同じ要部拡大断面図であり、短管部
6の孔部5における上側シェル2側の開口端に、外方に
向かって漸次拡開するスロート形状部14を設けている
点、前記実施の形態1と同じであるが、更に、孔部5の
内壁に、上側シェル2の壁面より外部に連通する複数個
の連通孔15,15を形成している点が異なる。そし
て、この連通孔15,15によって、空気流のバイパス
通路が形成されて、孔部5の孔壁に空気の剥離現象を抑
えることができる。したがって、この連通孔15,15
は、前記R形状部13にも適用でき、また、長管部8側
に形成しても良い。
【0033】(実施の形態3,4)図5及び図6は、本
発明の実施の形態3,4を示す図3と同じ要部拡大断面
図であり、短管部6の孔部5における上側シェル2側の
開口端に、外方に向かって漸次拡開するスロート形状部
14を設けている点、前記実施の形態1と同じである
が、更に、孔部5の内壁に、図5の場合、複数の突起1
6を形成してあり、図6の場合、複数の凹部17が形成
してある点が異なる。そして、この突起16或いは凹部
17によって、空気流の乱流が起こり、孔部5の孔壁に
空気の剥離現象を抑えることができる。したがって、こ
の突起16或いは凹部17は、前記R形状部13の場合
にも適用でき、しかも、長管部8側に形成しても良い。
【0034】なお、上記突起16或いは凹部17は、孔
部5の内壁に、点状に形成する場合もあるが、これらが
連続して形成される帯状体にしても良い。
【0035】(実施の形態5)図7乃至8は、本発明の
実施の形態5を示す図3と同じ要部拡大断面図であり、
短管部6の孔部5における上側シェル2側の開口端に、
外方に向かって漸次拡開するスロート形状部14を設け
ている点、前記実施の形態1と同じであるが、更に、ス
ロート形状部14内に、リング18を挿入してある点が
異なる。このリング18は、脚部18aが孔部5の壁部
に植設されて固定している。そして、このリング18に
よって、空気流の乱流が起こり、孔部5の孔壁に空気の
剥離現象を抑えることができる。
【0036】また、リング18は、図9に示すように、
複数個に分割して、スロート形状部14内に挿入するこ
とも考えられる。
【0037】したがって、このリング18は、前記R形
状部13の場合にも適用でき、しかも、長管部8側に設
けても良い。
【0038】(実施の形態6)図10は、本発明の実施
の形態6を示す図3と同じ要部拡大断面図であり、スロ
ート形状部14を、孔部5に一体に形成するのではなく
別体で形成し、しかも、上側シェル2の壁面より外方に
突出して形成し、更に、このスロート形状部14の外周
を囲繞するように、上側シェル2の壁面に通気性材19
を設けて構成している。通気性材19は、スポンジ等の
多孔質材料で形成している。
【0039】この実施の形態では、通気性材19は、図
11に示すように、上側シェル2の壁面に離間して配設
して、通気性材19と上側シェル2の壁面との間に空気
層20を形成して構成することによって、この空気層2
0による吸音効果をさらに助長することが考えられる。
【0040】そして、孔部5方向に案内された空気流
は、スロート形状部14に案内されて、確実に孔部5或
いは貫通孔9の壁面に沿って滑流することとなって、孔
部5の径全体が空気通路断面積として利用でき、この結
果、実質的な空気通路断面積を拡大することができ、ま
た、このために、孔部5に空気の剥離現象を抑えること
ができて、短管部6の通気部7における笛吹き音の発生
を抑えることとなる。
【0041】したがって、この別体のスロート形状部1
4は、長管部8側に設けても良い。
【0042】(実施の形態7)図12は、本発明の実施
の形態7を示す図3と同じ要部拡大断面図であり、短管
部6の孔部5における上側シェル2側の開口端に、外方
に向かって漸次拡開するスロート形状部14を設けてい
る点、前記実施の形態1と同じであるが、スロート形状
部14の内壁面及び上側シェル2の壁面にかけて、多孔
質材或いは不織布からなる通気性材21を張設している
点が異なる。そして、この通気性材21によって、スロ
ート形状部14による実質的空気通路断面積の拡大と共
に、吸音効果を助長する。
【0043】したがって、この通気性材21は、長管部
8側にも適用できる。
【0044】(実施の形態8)図13は、本発明の実施
の形態8を示す図3と同じ要部拡大断面図であり、短管
部6の孔部5における上側シェル2側の開口端に、外方
に向かって漸次拡開するスロート形状部14を設けてい
る点、前記実施の形態1と同じであるが、上側シェル2
の壁面に、不織布からなる通気性材22を張設すると共
に、この通気性材22は、短管部6の孔部5の周壁に突
出23して、孔部5の一部を塞いでおり、スロート形状
部14には、張設されていない点が異なる。そして、こ
の通気性材22によって、スロート形状部14による実
質的空気通路断面積の拡大と共に、吸音効果を助長する
と共に、通気性材22の突出部23に空気流が衝突した
場合、この突出部23が揺動することにより空気流を乱
流に変え、孔部5の孔壁に生じる空気の剥離現象を抑え
ることができる。
【0045】したがって、通気性材22は、長管部8側
にも適用できる。
【0046】(実施の形態9)図14は、本発明の実施
の形態9を示す図3と同じ要部拡大断面図であり、上側
シェル2の壁面に、多孔質材からなる通気性材25を張
設すると共に、この通気性材25は、短管部6の孔部5
の周壁に突出26して、孔部5の一部を塞いで構成して
いる。そして、この通気性材25によって、吸音すると
共に、通気性材25の突出部26に空気流が衝突した場
合、通気性材の内部を通過していくためとこの突出部2
6が揺動することにより空気流を乱流に変えるため、孔
部5の孔壁に生じる空気の剥離現象を抑えることができ
る。
【0047】したがって、通気性材22は、長管部8側
にも適用できる。
【0048】次に、図15及び図16を使用した場合
の、通気性材25による笛吹き音減音効果について説明
する。
【0049】図15は、通気性材25の孔部径Dと短管
部6の孔部5の孔径Dとの関係を示すもので、通気性
材25の開口径D/孔部5の孔径Dをパラメータとし
たとき、笛吹き音現象の発生状況の実験例を示したの
が、図16である。
【0050】図16によれば、D/D=1.0付近
で、変極点を持ち、この変極点より、大きい領域におい
て、騒音レベルが急激に下がっていることを現してい
る。
【0051】(実施の形態10)図17は、本発明の実
施の形態10を示す図3と同じ要部拡大断面図であり、
前記実施の形態9の通気性材25の突出部26を、外方
に向かって漸次拡開するスロート形状部27にして構成
しており、空気流がスロート形状部27によって案内さ
れ、孔部9の孔壁に空気の剥離現象を抑えることがで
き、短管部6の通気部7における笛吹き音の発生を抑え
ることとなる。
【0052】したがって、通気性材22は、長管部8側
にも適用できる。
【0053】(実施の形態11)図18及び図19は、
本発明の実施の形態11を示す図3と同じ要部拡大断面
図であり、短管部6の孔部5を塞ぐように、上側シェル
2の壁面に、クロス状体28を設けたものである。この
クロス状体28は、実施の形態では、2枚の板材を互い
に交差させて形成しているが、これに限らず、3枚以上
の板材を互いに交差させて形成することも考えられる。
このクロス状体28によって、空気流に乱流が起こり、
孔部5の孔壁に生じる空気の剥離現象を抑え、短管部6
の通気部7における笛吹き音の発生を抑えることとな
る。
【0054】したがって、クロス状体28は、長管部8
側にも適用できる。
【0055】(実施の形態12)図20は、本発明の実
施の形態12を示す図3と同じ要部拡大断面図であり、
短管部6の孔部5を塞ぐように、上側シェル2の壁面
に、網状体29を設けたもので、この網状体29は、多
数の金属等の細線を多数網状に編んで形成し、その端部
をリング30に植設して構成している。そしてこの網状
体29によって、空気流に乱流が起こり、孔部5の孔壁
に生じる空気の剥離現象を抑え、短管部6の通気部7に
おける笛吹き音の発生を抑えることとなる。
【0056】したがって、網状体29は、長管部8側に
も適用できる。
【0057】(実施の形態13)図21は、本発明の実
施の形態13を示す図3と同じ要部拡大断面図であり、
図22は要部拡大平面図である。この実施の形態におい
ては、前記実施の形態9の突出部26の周囲を、スリッ
トである略鋸歯状部31に形成したものである。この略
鋸歯状部31の突出部26によって、空気流に乱流が更
に助長され、孔部5の孔壁に生じる空気の剥離現象を抑
え、短管部6の通気部7における笛吹き音の発生を抑え
ることとなる。
【0058】したがって、略鋸歯状部31を有するの突
出部26は、長管部8側にも適用できる。
【0059】(実施の形態14)図23は、本発明の実
施の形態14を示す図3と同じ要部拡大断面図である。
この実施の形態においては、前記実施の形態9の突出部
26の周囲に、スリットである複数個の切り込み32を
形成したものである。この切り込み部32を有する突出
部26によって、空気流に乱流が更に助長され、空気流
の流速を急速に弱めて、孔部5の孔壁に生じる空気の剥
離現象を抑え、短管部6の通気部7における笛吹き音の
発生を抑えることとなる。
【0060】したがって、切り込み部32を有するの突
出部26は、長管部8側にも適用できる。
【0061】(実施の形態15)図24は、本発明の実
施の形態15における通気型遮音壁構造の一部切欠斜視
図、図25は、図24の要部拡大断面図である。これに
よれば、41は遮音壁構造体のシェル組立体で、ほぼ同
じ大きさに形成されたパネル状の上側シェル42と下側
シェル43より形成されている。これら上、下側シェル
42、43は、互いに対設し、且つ図示しない側壁同士
を合致させることにより、内部に空気層44を有するシ
ェル組立体41が構成されている。
【0062】そして、上、下側シェル42、43の各壁
面に、互いに対向する管部45、45を立設して、この
管部45、45同士を接合することによって長管部46
を形成して、この長管部46の一部の接合部壁に前記空
気層44に連通する連通孔を設けて通気部47を形成
し、この通気部47内には、多孔質材からなる通気性材
48が充填されている。
【0063】したがって、通気部47内の通気性材48
によって、空気層44から通気部47を通過する空気量
をコントロールして笛吹き音の発生を抑えることとな
る。
【0064】なお、上記実施の形態のほか、長管部46
は1個に対して、これを囲繞する管部45,45とする
ことも考えられる。
【0065】(実施の形態16)図26は、本発明を大
型空気調和機に適用した場合の実施の形態16を示す斜
視図であり、本発明による通気型遮音壁構造50を、空
気調和機51の空気導入口52に設置して例を示してお
り、空気調和機51の内部から発生して、空気導入口5
2から室内へ放射される騒音を、通気型遮音壁構造50
によって吸収するように意図している。なお、53は、
空気送出口を示している。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明による通気型遮音壁
構造は、シェルに設けた端管部の孔部或いは長管部の貫
通孔の実質的な空気通路断面積を拡大すると共に、短管
部における笛吹き音の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態になる通気型遮音壁構
造の一部切欠斜視図である。
【図2】図1における要部拡大断面図である。
【図3】図1における要部拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態になる通気型遮音壁構造
の図3と同じ要部拡大断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態になる通気型遮音壁構造
の図3と同じ要部拡大断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態になる通気型遮音壁構造
の図3と同じ要部拡大断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態になる通気型遮音壁構造
の図3と同じ要部拡大断面図である。
【図8】図7における要部平面図である。
【図9】図7における他の態様を示す要部平面図であ
る。
【図10】本発明の他の実施形態になる通気型遮音壁構
造の図3と同じ要部拡大断面図である。
【図11】本発明の他の実施形態になる通気型遮音壁構
造の図3と同じ要部拡大断面図である。
【図12】本発明の他の実施形態になる通気型遮音壁構
造の図3と同じ要部拡大断面図である。
【図13】本発明の他の実施形態になる通気型遮音壁構
造の図3と同じ要部拡大断面図である。
【図14】本発明の他の実施形態になる通気型遮音壁構
造の図3と同じ要部拡大断面図である。
【図15】図14における実施の形態による通気性材の
孔部径と短管部の孔部径との関係を示す説明図である。
【図16】図14における実施の形態による実験結果を
示したグラフで、横軸に通気性材の孔部径/短管部の孔
部径の関係を示し、縦軸に騒音レベルを示している。
【図17】本発明の他の実施形態になる通気型遮音壁構
造の図3と同じ要部拡大断面図である。
【図18】本発明の他の実施形態になる通気型遮音壁構
造の図3と同じ要部拡大断面図である。
【図19】図18における要部平面図である。
【図20】本発明の他の実施形態になる通気型遮音壁構
造の図3と同じ要部平面図である。
【図21】本発明の他の実施形態になる通気型遮音壁構
造の図3と同じ要部拡大断面図である。
【図22】本発明の他の実施形態になる通気型遮音壁構
造の図19と同じ要部平面図である。
【図23】本発明の他の実施形態になる通気型遮音壁構
造の図19と同じ要部平面図である。
【図24】本発明の他の実施の形態になる通気型遮音壁
構造の一部切欠斜視図である。
【図25】図24における要部拡大断面図である。
【図26】本発明の実施の形態を適用した大型空気調和
機の一部切欠斜視図である。
【図27】従来における通気型遮音壁構造の一部切欠斜
視図である。
【図28】図27の通気型遮音壁構造の作動を示す説明
図である。
【図29】図28における要部拡大断面図である。
【図30】図28における要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 シェル組立体 2 上側シェル 3 下側シェル 4 空気層 5 孔部 6 短管部 7 通気部 8 長管部 9 貫通孔 13 R形状部 14、27 スロート形状部 16 突起 17 凹部 18 リング 19、21、22、25 通気性材 20 空気層 23、26 突出部 24 孔部 28 X字型板 29 網状体 31 鋸歯状部(スリット) 32 切り込み(スリット) 41 シェル組立体 42 上側シェル 43 下側シェル 44 空気層 45 管部 46 長管部 48 通気性材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 巌 桂二郎 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 新保 雄二 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−13573(JP,A) 特開 平7−84564(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/20 B60R 13/08 F02B 77/13 F24F 5/00 G10K 11/16 - 11/175

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2枚のシェルを対設させてこ
    の両シェル間に空気層を形成してシェル組立体を構成す
    ると共に、前記両シェルの各壁面に互いに対向する孔部
    をそれぞれ設けると共に、該孔部に連通し且つ互いに間
    隙を置いて対向する短管部をそれぞれ形成して該短管部
    間に前記空気層の内外を連通させる通気部を形成し、且
    つ前記短管部とは離間させて配置した1個以上の長管部
    の両端をそれぞれ前記両シェルの各壁面に立設し、前記
    長管部に貫通孔を形成した遮音壁構造において、前記両
    シェルのうち少なくとも一方のシェルにおける前記短管
    部側の孔部又は長管部の貫通孔の開口端に、前記孔部又
    は貫通孔内への空気流を整流する空気整流部を形成した
    ことを特徴とする通気型遮音壁構造。
  2. 【請求項2】 前記空気整流部は、前記孔部又は貫通孔
    の開口端を、外方に向かって漸次拡開するスロート形状
    部により構成したことを特徴とする請求項1記載の通気
    型遮音壁構造。
  3. 【請求項3】 前記スロート形状部の内壁に、複数個の
    突起を形成したことを特徴とする請求項2記載の通気型
    遮音壁構造。
  4. 【請求項4】 前記スロート形状部の内壁に、複数個の
    凹部を形成したことを特徴とする請求項2記載の通気型
    遮音壁構造。
  5. 【請求項5】 前記スロート形状部内に、リングを配設
    したことを特徴とする請求項2記載の通気型遮音壁構
    造。
  6. 【請求項6】 前記孔部又は貫通孔の内壁に、シェルの
    壁面より外部に連通する連通孔を開口させたことを特徴
    とする請求項2記載の通気型遮音壁構造。
  7. 【請求項7】 前記スロート形状部は、前記シェルの壁
    面より突出して形成したことを特徴とする請求項2記載
    の通気型遮音壁構造。
  8. 【請求項8】 前記シェルの壁面より突出したスロート
    形状部を囲繞するように、多孔質材料等で形成された通
    気性材を前記シェルの壁面に設けたことを特徴とする請
    求項7記載の通気型遮音壁構造。
  9. 【請求項9】 前記通気性材は、前記シェルの壁面に離
    間して配設して、該通気材と前記シェルの壁面との間
    に、空気層を形成したことを特徴とする請求項8記載の
    通気型遮音壁構造。
  10. 【請求項10】 前記スロート形状部内壁面及び前記シ
    ェルの壁面にかけて、多孔質材料等で形成した通気性材
    を張設したことを特徴とする請求項2記載の通気型遮音
    壁構造。
  11. 【請求項11】 少なくとも2枚のシェルを対設させて
    この両シェル間に空気層を形成してシェル組立体を構成
    すると共に、前記両シェルの各壁面に互いに対向する孔
    部をそれぞれ設けると共に、該孔部に連通し且つ互いに
    間隙を置いて対向する短管部をそれぞれ形成して該短管
    部間に前記空気層の内外を連通させる通気部を形成し、
    且つ前記短管部とは離間させて配置した1個以上の長管
    部の両端をそれぞれ前記両シェルの各壁面に立設し、前
    記長管部に貫通孔を形成した遮音壁構造において、前記
    両シェルのうち少なくとも一方のシェルの壁面に、前記
    短管部の孔部又は長管部の貫通孔を残して、通気性材を
    張設したことを特徴とする通気型遮音壁構造。
  12. 【請求項12】 請求項11における通気性材は、多孔
    質材料により形成したことを特徴とする通気型遮音壁構
    造。
  13. 【請求項13】 請求項11における通気性材は、不織
    布により形成したことを特徴とする通気型遮音壁構造。
  14. 【請求項14】 請求項11における通気性材は、前記
    短管部の孔部又は長管部の貫通孔の一部を塞ぐように、
    前記孔部又は内孔の周壁より突出していることを特徴と
    する通気型遮音壁構造。
  15. 【請求項15】 前記短管部の孔部又は長管部の貫通孔
    の孔径Dに対して、前記通気性材の孔径Dが、D
    D=1.0以上の領域に設定したことを特徴とする請求
    項14記載の通気型遮音壁構造。
  16. 【請求項16】 前記通気性材における前記孔部又は貫
    通孔の周壁に対する突出部を、外方に向かって漸次拡開
    するスロート状に形成したことを特徴とする請求項13
    記載の通気型遮音壁構造。
  17. 【請求項17】 前記通気性材における前記孔部又は貫
    通孔の周壁に対する突出部の周囲に、スリットを形成し
    たことを特徴とする請求項15記載の通気型遮音壁構
    造。
  18. 【請求項18】 少なくとも2枚のシェルを対設させて
    この両シェル間に空気層を形成してシェル組立体を構成
    すると共に、前記両シェルの各壁面に互いに対向する孔
    部をそれぞれ設けると共に、該孔部に連通し且つ互いに
    間隙を置いて対向する短管部をそれぞれ形成して該短管
    部間に前記空気層の内外を連通させる通気部を形成し、
    且つ前記短管部とは離間させて配置した1個以上の長管
    部の両端をそれぞれ前記両シェルの各壁面に立設し、前
    記長管部に貫通孔を形成した遮音壁構造において、前記
    短管部の孔部又は長管部の貫通孔の開口端を塞ぐように
    前記シェルの壁面に、2個以上の板材を互いに交差させ
    て形成されたクロス状体を設けたことを特徴とする通気
    型遮音壁構造。
  19. 【請求項19】 少なくとも2枚のシェルを対設させて
    この両シェル間に空気層を形成してシェル組立体を構成
    すると共に、前記両シェルの各壁面に互いに対向する孔
    部をそれぞれ設けると共に、該孔部に連通し且つ互いに
    間隙を置いて対向する短管部をそれぞれ形成して該短管
    部間に前記空気層の内外を連通させる通気部を形成し、
    且つ前記短管部とは離間させて配置した1個以上の長管
    部の両端をそれぞれ前記両シェルの各壁面に立設し、前
    記長管部に貫通孔を形成した遮音壁構造において、前記
    短管部の孔部又は長管部の貫通孔の開口端を塞ぐように
    前記シェルの壁面に網状体を設けたことを特徴とする通
    気型遮音壁構造。
  20. 【請求項20】 少なくとも2枚のシェルを対設させて
    この両シェル間に空気層を形成してシェル組立体を構成
    すると共に、前記両シェルの各壁面に互いに対向する孔
    部をそれぞれ設けると共に、該孔部に連通して対向する
    管部をそれぞれ形成し、且つ前記管部のうち一部の管部
    壁に前記空気層に連通する連通孔を設けて通気部を形成
    し、該通気部内に通気性材を充填したことを特徴とする
    通気型遮音壁構造。
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