JP3148658B2 - 突き合わせ溶接部の異常原因判定装置 - Google Patents

突き合わせ溶接部の異常原因判定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷間圧延機等に鋼
帯を連続して通板するに先立ち、先行材の尾端と後行材
の先端とを突き合わせ溶接するが、この突き合わせ溶接
部の異常原因判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に冷間圧延ラインや酸洗ラインなど
においては、連続処理に先立って先行材と後行材の鋼帯
の対向端部を突き合わせ溶接して鋼帯の連続化を図り、
その後のプロセスを連続的に通板することが行われてい
る。この突き合わせ溶接部は、その後のプロセス、つま
り酸洗ラインや冷間圧延ラインで破断しないように、母
材と同等の形状条件、すなわち、高精度の突き合わせ精
度を保つことが必要である。
【0003】このため、突き合わせ溶接部の形状につい
ては、溶接部のビードをトリミングした後の段差(ビー
ド残り)の有無およびその大小を検査することによっ
て、合否の判定が一般に行われる。この段差検査手段の
一つとしては、トリマーに形状検出装置を取付け、溶接
部ビードのトリミング直後に溶接部形状を検出すること
が提案されている(製鉄研究第307号、第35頁)。
この形状検出装置は、測定すべき溶接部表面に押付けら
れた接触子を溶接線に沿って摺動させ、この摺動時の接
触子の上下移動量を差動トランスで検出し、これを所望
に応じて増幅、記録して溶接部形状を検出する装置であ
る。この形状検出器は、溶接部横断面方向に所定のピッ
チで連続的に並べて配置すると、トリミングと同時に溶
接部の断面形状を連続的に検査できるが、機械的かつ複
雑な構造のため寿命が短く、しかも保守が困難で、測定
精度が低く所定の測定精度が得られず、トリミング部を
中心とする前後の板の変形状態を得るための詳しい断面
形状が得られない等の欠点を有している。
【0004】上記の欠点を解消する方法としては、先行
ならびに後行鋼帯の対向端部を突き合わせ溶接後、溶接
ビードをトリミングしてから、このトリミング後の溶接
部の近傍においてその表裏面から溶接部の溶接線に垂直
な断面形状を溶接線に沿って連続的に測定し、この形状
測定データを比較演算して前記溶接部における先行なら
びに後行鋼帯の目違い量(突合わせ部のズレ量)ならび
にビード残りを検出する方法ならびに装置(特開平5−
154510号公報)が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平5−154
510号公報に開示の方法ならびに装置は、溶接部にお
ける先行ならびに後行鋼帯の目違い量ならびにビード残
りを正確に検出できる優れた発明であるが、先行材と後
行材の高さの設定不良、電極クランプと鋼帯間に異物噛
み込み等の溶接部の異常原因を判定することができない
ため、溶接部に異常が生じても迅速に対応できないと共
に、設備の保守管理にも時間を要するという欠点を有し
ている。
【0006】本発明の目的は、上記特開平5−1545
10号公報に開示の方法ならびに装置の欠点を解消し、
先行ならびに後行鋼帯の対向端部の突き合わせ溶接部の
合否と異常原因を判定できる突き合わせ溶接部の異常原
因判定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の突き合わせ溶接
部の異常原因判定装置は、先行材ならびに後行材の対向
端部を突合わせ溶接し、この溶接部のビードをトリミン
グするトリマーのバイトの後に前記溶接部の上面ならび
に下面に対向して配置され、前記溶接部の溶接線に垂直
な断面形状を溶接線に沿って断続的に測定する形状測定
装置と、該形状測定装置の形状測定データに基づいて先
行材ならびに後行材の板幅方向の目違い量ならびにビー
ド残りを検出し、該先行材と後行材の板幅方向の目違い
量の傾き、平均値、標準偏差ならびに残差を演算し、予
め設定された目違い量の傾き、平均値、標準偏差ならび
に残差の各閾値と比較し、予め設定された溶接部合否な
らびに異常原因判定基準に基づいて、突き合わせ溶接部
の合否と異常原因を特定する情報処理装置からなる。こ
のように、突合わせ溶接時の溶接部形状検出装置で検出
された先行材と後行材の幅方向の目違い量に基づき、情
報処理装置で目違い量の傾き、平均値、標準偏差ならび
に残差を演算し、予め設定された目違い量の傾き、平均
値、標準偏差ならびに残差の各閾値と比較し、予め設定
された溶接部合否ならびに異常原因判定基準に基づい
て、突き合わせ溶接部の合否と異常原因を特定すること
によって、異常原因が先行材と後行材の作業側と駆動側
のレベルの違い、先行材と後行材の高さ設定不良、電極
クランプと材料間への異物の噛み込みまたは材料のソリ
発生等によるものであるかを判定することができる。し
たがって、溶接部に異常が生じた場合は、異常原因に応
じた迅速な対応ができると共に、設備の保守管理が容易
となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において使用する形状測定
装置としては、溶接部に接触させることなく溶接部表面
までの距離を測定できればよく、特に限定されないが、
図11に示すとおり、光学式距離計、例えば、レーザ距
離計、すなわち、半導体レーザ51ならびにコリメータ
52を経てレーザ光を溶接部5に照射し、その反射光を
レンズ53を経てイメージセンサ54に受け、二次元の
ものとして距離を測定できるものを用いるのが得策であ
る。
【0009】本発明における突き合わせ溶接部の合否と
異常原因の判定は、予め目違い量の傾き、平均値、標準
偏差ならびに残差の各閾値を設定しておき、溶接部形状
検出装置で検出された先行材と後行材の板幅方向の目違
い量に基づき、情報処理装置で目違い量の傾き、平均
値、標準偏差ならびに残差を演算し、予め設定された目
違い量の傾き、平均値、標準偏差ならびに残差の各閾値
と比較し、例えば、各閾値より大きいか小さいかによっ
て2値分類し、予め設定された溶接部合否ならびに異常
原因判定基準に基づいて、溶接部の合否と異常原因を判
定する。
【0010】本発明において予め設定する目違い量の傾
き、平均値、標準偏差ならびに残差の各閾値は、溶接部
正常状態で得られる目違い量の傾き、平均値、標準偏差
ならびに残差の実績に基づく各平均値あるいは各標準偏
差などを採用することができる。
【0011】
【実施例】 実施例1 以下に本発明の詳細を実施の一例を示す図1〜図10に
基づいて説明する。図1は本発明に係る形状検出装置の
原理を示す説明図、図2は本発明の一つの実施例に係る
形状検出装置の正面図、図3は図2のX−X方向からの
側面図、図4は本発明で検出される形状因子の説明図、
図5は先行材と後行材の目違いの測定原理の説明図、図
6は先行材と後行材の目違い量測定点の概要を示す斜視
図、図7は先行材と後行材の高さ設定不良の場合の板幅
位置と目違い量との関係を示すグラフ、図8は先行材と
後行材の高さが作業側と駆動側で異なる場合の板幅位置
と目違い量との関係を示すグラフ、図9は電極クランプ
と鋼帯間に異物等を噛み込んだ場合の板幅位置と目違い
量との関係を示すグラフ、図10は溶接ビードのビード
残りの測定原理の説明図である。
【0012】図1において、1は出側電極、2は入側電
極、3は先行材、4は後行材で、先行材3と後行材4の
対向端部は突き合わせ溶接されて溶接部5が形成されて
いる。この溶接部5を挟んで上下一対の距離測定装置
6、7、例えば、二次元レーザ距離計6、7を設ける。
この上下一対の距離測定装置6、7は、図2、図3に示
すとおり、トリマーのバイトに近接して設ける。すなわ
ち、鋼帯は固定台8と移動台9との間で入側電極2なら
びに出側電極1によって突き合わせ溶接され、その溶接
ビードは上下のトリミングバイト10、11によって切
削されてトリミングされる。各トリミングバイト10、
11は、図3に示すとおり、それぞれトリマーの上部キ
ャリッジ12と下部キャリッジ13のバイトホルダー1
4、15で保持されている。このバイトホルダー14、
15の直後に前記距離測定装置6、7を設けることによ
って、突き合わせ溶接部5をトリミングした直後に、溶
接線に沿って溶接部5表面までの距離を断続的に測定で
きる。
【0013】また、各距離測定装置6、7からの距離情
報は、情報処理装置16に送られる。情報処理装置16
は、各距離測定装置6、7からの距離情報に基づいて板
幅方向における目違い量の傾き、平均値、標準偏差なら
びに残差を求める。情報処理装置16は、求めた板幅方
向における目違い量の傾き、平均値、標準偏差ならびに
残差と、予め入力設定されている板幅方向における目違
い量の傾き、平均値、標準偏差ならびに残差の各閾値と
を比較して2値分類すると共に、ビード残りを演算して
予め入力設定されているビード残りの閾値と比較処理す
る。さらに、情報処理装置16は、これらの処理結果と
溶接部合否ならびに異常原因判定基準とに基づき、溶接
部5の合否を判定し、不合格の場合には、警報を発する
と共に、その異常原因を特定して表示装置17に表示す
るよう構成する。
【0014】上記のとおり構成したことによって、トリ
マーのトリミングバイト10、11の後方に設けた距離
測定装置6、7によって、溶接線に直角方向、すなわ
ち、溶接部の横方向について、その表面までの距離を例
えば0.2mm間隔で測定して表示装置17に断面形状
として画像表示することができる。一方、その測定周期
は、例えば、60回/秒と一定にすることができるた
め、トリミング中に溶接線に沿って、測定周期毎の各溶
接断面形状をとらえることができる。したがって、上記
測定距離のうち、トリミング部の前後、一定の距離にお
けるデータを比較することにより、目違い量(鋼帯突き
合わせ面のレベル違い)を算出することができる。ま
た、上記一定の距離におけるデータとトリミング中心ま
でのデータを比較することによりビード残り(トリミン
グ残り)を算出することができる。
【0015】さらに詳しく説明すると、図4に示すとお
り、先行材3と後行材4とが突き合わせ溶接され、その
溶接部5のビードの点線部分がトリミング部41として
トリミングされ、トリミング部41の両側に隣接して先
行材3と後行材4の表面3a、4aが接続される。した
がって、トリミング部41の除去面42においては、上
述のとおり、表示装置17にそのプロフィルが表示され
ると共に、除去面42ならびに先行材3と後行材4の表
面3a、4aが同一断面形状として、表示装置17に画
像表示されるほか、これらの距離データを比較すると、
図5ならびに図10に示すとおり、目違い量(e)、ビ
ード残り(B)を容易に求めることができる。
【0016】すなわち、目違い量(e)は、図5に示す
原理にしたがって演算される。先行材3と後行材4の板
厚が上位のコンピータ等から情報処理装置16に入力設
定されている場合には、各板厚をそれぞれt1、t2とす
ると、このときに距離測定装置6、7によって検出され
たトリミング部41の前後の定点における測定距離が
a、bまたはc、dとして入力されると、目違い量
(e)は下記(1)式または(2)式で求めることがで
きる。 e=(b−a)+(t1−t2)/2………………(1)式 e=(c−d)+(t2−t1)/2………………(2)式
【0017】また、先行材3と後行材4の板厚が不明の
場合には、上下の距離測定装置6、7によって検出され
たトリミング部41の前後の定点における測定距離が
a、bまたはc、dとして情報処理装置16に入力され
ると、下記(3)式によって目違い量(e)を求めるこ
とができる。 e={(a−b)−(c−d)}/2………………(3)式
【0018】さらに、情報処理装置16は、上記によっ
て求めたトリミング部41の前後の定点の目違い量
(e)を図6に示すとおり、幅方向にN点測定した結果
を基に、以下に示す(4)式〜(7)式によって目違い
量(ei)の傾き(eK)、平均値(eAV)、標準偏差
(eST)、残差(eRE)を演算する。
【0019】
【数1】
【0020】
【数2】
【0021】
【数3】
【0022】
【数4】
【0023】先行材3と後行材4の高さ設定が不良の場
合には、図7に示すとおり、目違い量の平均値(eAV
が大きくなる。また、先行材3と後行材4の高さレベル
が作業側(FS)と駆動側(DS)で異なっている場合
には、図8に示すとおり、目違い量の傾き(eK)と標
準偏差(eST)が大きくなる。さらに、電極クランプと
ストリップ間に異物等を噛み込んだ場合または先行材3
や後行材4にソリが生じた場合は、図9に示すとおり、
目違い量の標準偏差(eST)と残差(eRE)が大きくな
る。したがって、情報処理装置16に予め入力設定され
た目違い量(ei)の傾き(eK)、平均値(eAV)、標
準偏差(eST)、残差(eRE)の各閾値と、上記により
求めた目違い量(ei)の傾き(eK)、平均値
(eAV)、標準偏差(eST)、残差(eRE)を比較し、
予め設定された溶接部合否ならびに異常原因判定基準、
例えば、前記各閾値より大か小かの2値分類を行った表
1に示す溶接部合否ならびに異常原因判定基準により判
定することによって、溶接部5の異常の有無ならびに異
常原因を特定することができる。なお、表1中の溶接部
異常原因欄中、Aは、作業側(FS)と駆動側(DS)
のレベル違い、Bは先行材3と後行材4の高さ設定不
良、Cは電極クランプとストリップ間に異物噛みまたは
鋼帯にソリ発生を示す。また、表1は、大小の2値分類
を行ったが、大中小等の多値分類を行えば、より詳細な
状態分析が可能となる。
【0024】
【表1】
【0025】また、ビード残り(B)は、図10に示す
とおり、溶接部5の断面をトリミング部41を中心に前
・後・上・下4つのゾーンZ1、Z2、Z3、Z4に分け、
各ゾーンZ1、Z2、Z3、Z4について上下の距離測定装
置6、7によって測定された全ての距離値と、各ゾーン
1、Z2、Z3、Z4における距離a〜dとの偏差から、
ビード残り(B)、つまり、トリミング部41バイト面
と先行材3と後行材4の表面3a、4aの段差量を求め
る。したがって、情報処理装置16に予め入力設定され
たビード残りの閾値と、上記により求めたビード残り
(B)と比較することによって、合否が判定され、不合
格のときは、ビード切削がやり直される。
【0026】実施例2 5スタンドからなる冷間タンデム圧延機の入側のフラッ
シュバット溶接機に前記実施例1の異常原因判定装置を
設置し、目違い量の傾き(eK)、平均値(eAV)、標
準偏差(eST)、残差(eRE)の閾値を、溶接部が正常
状態で得られる傾き(eK)、平均値(eAV)、標準偏
差(eST)、残差(eRE)の各標準偏差×1の値を採用
して大小を区別する方式を採用し、板厚1.6〜4.5
mm、板幅610〜1270mmの鋼帯の突き合わせ溶
接回数12,000回について、溶接部の正常、異常の
判定と異常時の主な溶接異常原因を特定し、その不良発
生率と判定的中率を求めた。その結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】表2に示すとおり、溶接部異常の発生率
は、0.16%で、主な溶接異常原因の判定的中率は、
作業側と駆動側のレベル違いが95%、入側電極高さ設
定不良が93%、異物噛み込み等が82%であった。
【0029】
【発明の効果】本発明の突き合わせ溶接部の異常原因判
定装置は、突き合わせ溶接部の合否判定ばかりでなく、
溶接部異常原因を判定できるので、設備管理が容易とな
り、次工程での溶接部破断防止を図ることができると共
に、溶接検査および再溶接のスピードアップが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る形状検出装置の原理を示す説明図
である。
【図2】本発明の一つの実施例に係る形状検出装置の正
面図である。
【図3】図2のX−X方向からの側面図である。
【図4】本発明で検出される形状因子の説明図である。
【図5】先行材と後行材の目違いの測定原理の説明図で
ある。
【図6】先行材と後行材の目違い量測定点の概要を示す
斜視図である。
【図7】先行材と後行材の高さ設定不良の場合の板幅位
置と目違い量との関係を示すグラフである。
【図8】先行材と後行材の高さが作業側と駆動側で異な
る場合の板幅位置と目違い量との関係を示すグラフであ
る。
【図9】電極クランプと鋼帯間に異物等を噛み込んだ場
合の板幅位置と目違い量との関係を示すグラフである。
【図10】溶接ビードのビード残りの測定原理の説明図
である。
【図11】形状測定装置の一例のレーザ式距離計の斜視
図である。
【符号の説明】
1 出側電極 2 入側電極 3 先行材 4 後行材 5 溶接部 6、7 距離測定装置 8 固定台 9 移動台 10、11 トリミングバイト 12 上部キャリッジ 13 下部キャリッジ 14、15 バイトホルダー 16 情報処理装置 17 表示装置 41 トリミング部 42 除去面 51 半導体レーザ 52 コリメータ 53 レンズ 54 イメージセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 000001199 株式会社神戸製鋼所 兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目3番18 号 (72)発明者 町田 聰 和歌山県和歌山市湊1850番地 住友金属 工業株式会社 和歌山製鉄所内 (72)発明者 吉本 松男 広島県福山市鋼管町1番地 日本鋼管株 式会社 福山製鉄所内 (72)発明者 岡本 改造 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社 水島製鉄所内 (72)発明者 野嵜 文秀 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社 神戸製鋼所 加古川製鋼所内 (56)参考文献 特開 平5−154510(JP,A) 特開 平5−215510(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 21/00 - 21/32 B21B 15/00 B23K 9/00 501 B23K 9/02 - 9/038 B23K 31/00 G01B 11/00 - 11/30 102

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先行材ならびに後行材の対向端部を突合
    わせ溶接し、この溶接部のビードをトリミングするトリ
    マーのバイトの後に前記溶接部の上面ならびに下面に対
    向して配置され、前記溶接部の溶接線に垂直な断面形状
    を溶接線に沿って断続的に測定する形状測定装置と、こ
    の形状測定装置で測定された形状測定データに基づいて
    前記先行材と後行材の板幅方向の目違い量ならびにビー
    ド残りを検出し、該先行材と後行材の板幅方向の目違い
    量の傾き、平均値、標準偏差ならびに残差を演算し、予
    め設定された目違い量の傾き、平均値、標準偏差ならび
    に残差の各閾値と順次比較し、予め設定された溶接部合
    否ならびに異常原因判定基準に基づいて、突き合わせ溶
    接部の合否と異常原因を特定する情報処理装置からなる
    ことを特徴とする突き合わせ溶接部の異常原因判定装
    置。
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