JP3148045U - 容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物 - Google Patents

容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物 Download PDF

Info

Publication number
JP3148045U
JP3148045U JP2008007988U JP2008007988U JP3148045U JP 3148045 U JP3148045 U JP 3148045U JP 2008007988 U JP2008007988 U JP 2008007988U JP 2008007988 U JP2008007988 U JP 2008007988U JP 3148045 U JP3148045 U JP 3148045U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice black
rice
container
black vinegar
vinegar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008007988U
Other languages
English (en)
Inventor
達夫 田崎
達夫 田崎
Original Assignee
達夫 田崎
達夫 田崎
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 達夫 田崎, 達夫 田崎 filed Critical 達夫 田崎
Priority to JP2008007988U priority Critical patent/JP3148045U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3148045U publication Critical patent/JP3148045U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

【課題】人に有益な食物繊維が多量に含まれるカンピョウを、味は酸っぱ味を控え目ながら、こくがあり、簡易に製造可能な容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物を提供する。【解決手段】紐状に加工されたカンピョウ1を2〜3cm大に切って水洗いをし、これを水切りした後、加熱して準備し、米黒酢、醤油及び糖類を主成分とし、蜂蜜、クエン酸及び調味料を添加物とし、前記米黒酢、醤油及び糖類をそれぞれ重量比において1:1:1.5の割合とし、これに少量の添加物を加えた垂れ2に、前記カンピョウ1を入れて1昼夜漬け込み、そのカンピョウ1を前記垂れ2に漬けたままビン3に収納して蓋4で密封し、少なくとも約1ヶ月間熟成して米黒酢使いカンピョウ漬物が得られる。【選択図】 図1

Description

本考案は、紐状に加工されたカンピョウを酢に漬け込んだ容器入り漬物に関する。
従来、野菜類に酢を使った漬物はあまりないが、これは漬物の製造工程で酢を用いると酸っぱみが強くなるのでこれを調整する必要が生じ、その加減を簡易適切に行うことが困難であるからである。
下記特許文献1には、野菜類に酢を使った漬物が記載されている。
また、先に本出願人が考案した下記特許文献2には袋入りにした米黒酢使い漬物が開示されている。
特開2005−237240号公報 実用新案登録第3124669号公報
上記特許文献1には、「生鮮漬物素材を用意し、食酢液に対し、15%重量以下の食糖相当量を加え又は加えることなしに、加熱処理を施し、自然徐冷を施すことによって漬け込み用液を用意し、前記生鮮漬物素材を乾燥処理して水分含有率20〜30%の乾燥漬物素材を得、前記漬け込み用液により暗所における3週間以上の常温・密閉漬け込み処理を施すことによって所望の漬物を得る」方法が記載されている。
しかしながら、この特許文献1に記載の酢を使った漬物は、その製造方法が加熱処理、乾燥処理、常温・密閉漬け込み処理等の工程を経て長期間を要し、簡易ではなく、食酢を使用してはいるがその調整がラフであって微妙な消費者のニーズに応え得るものではない。
また、上記特許文献2に記載の漬物には垂れには米黒酢が使用されているが、カンピョウを漬けることについての記載はない。
夕顔から作られる紐状に加工された乾燥カンピョウにはカルシュウムなどのミネラルや多量の強い食物繊維が多く含まれ、そのままでは食べられないが、味付けして煮るなどの調理をされたカンピョウは噛んだときに独特のシコシコした歯ごたえ感があり、食物繊維は整腸作用などがあることが知られている。
そこで本考案は、そのような人に有益な紐状に加工された乾燥カンピョウを使用して、カンピョウに特有な繊維質の食感を活かしつつ、味は酸っぱ味を控え目ながら味にこくがあって、御飯のおかずや飲酒の際の摘みに適し、簡易に製造可能な袋入り米黒酢使いカンピョウ漬物を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、米黒酢、醤油、及び糖類を主成分とし、蜂蜜、クエン酸及び調味料を添加物とし、前記米黒酢、醤油及び糖類をそれぞれ重量比において約1:1:1〜2の割合とした垂れに、紐状に加工されたカンピョウを漬け込み、漬け込まれた前記カンピョウが前記垂れとともに容器に収納されていることを特徴とする。
請求項2に記載の考案にあっては、紐状に加工されたカンピョウを約2〜3cmの長さに切って水洗いをし、これを水切りした後加熱して準備し、米黒酢、醤油及び糖類を主成分とし、蜂蜜、クエン酸及び調味料を添加物とし、前記米黒酢、醤油及び糖類をそれぞれ重量比において約1:1:1〜2の割合とした垂れに、前記準備したカンピョウを漬け込み、漬け込まれた前記カンピョウが前記垂れとともに容器に収納されていることを特徴とする。
請求項3に記載の考案にあっては、前記糖類として、砂糖、黒糖液、液糖及び果糖のいずれか又は組合わせが用いられていることを特徴とする。
請求項4に記載の考案にあっては、前記添加物として、食塩、かつおだし、調味料、酸味料及び香料のいずれか又は組合わせが用いられていることを特徴とする。
本考案の容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物は、食すると、米黒酢の酸っぱ味が控え目ながら、醤油と糖類などにより味にこくがあり、長い紐状に加工されたカンピョウは2cm〜3cm大と、切らずに丁度一口に食べられ、御飯のおかずや飲酒の際の摘み等の多目的に用いられるという優れた特性を有している。
そして、カンピョウの香りと味が付いた垂れも、甘酸っぱく美味しいので捨てずにそのまま飲むことができる。
特に、豊富に食物繊維を含んでいるカンピョウは整腸作用に優れ、垂れの米黒酢や蜂蜜などの独特の味が染みこんだカンピョウはその垂れによりカンピョウ特有の香りと風味が引き立たされ、さらに噛んだときに繊維の独特のシコシコ感が御飯のおかずとして最適なものとなる。
このような米黒酢使いカンピョウ漬物は、本考案では垂れに漬け込まれて容器に収納されているので、販売や保管において大変に扱い易いという効果が奏される。
本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。
本考案の容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物は、カンピョウ1の漬物が垂れ2とともに、袋容器4(図2の示す)や、ビン3(図1に示す)などの容器に入れられて、ビン3では蓋5により、袋容器5では袋口閉じ具6によって液が漏れないように密封される。
中の米黒酢使いカンピョウ漬物は下記(1)〜(4)の順序の調理作業によって得られる。
(1)漬ける前のカンピョウの準備
夕顔から作られた紐状の乾燥カンピョウの所要量を約2〜3cmに短く切って、これを水洗し、更に水切りしてから電子レンジで2〜3分の短時間で加熱して準備する。
カンピョウの長さは口に入れるのに約2〜3cmが適しているが、もっと短いものでも、長いものでも好みに応じて用いることができる。
(2)垂れの準備
垂れは、「米黒酢、醤油及び糖類の主成分とし、蜂蜜、クエン酸及び調味料を含む添加物」を含む。
前記糖類には砂糖、黒糖液、液糖及び果糖等のいずれか又は組合わせを含み、また添加物には上記蜂蜜及びクエン酸の他、食塩、かつおだしなどの調味料(アミノ酸等)と、酸味料、香料等のいずれか又は組合わせを含む。
なお、2003年に制定されたJAS規格によれば、「黒酢とは穀物酢のうち、原材料として米(精白していないもの)もしくは大麦を、酢1リットル当たり180g以上使用し、かつ発酵や熟成によって(黒)褐色になったもの」と定義されており、本考案はこのように定義された米黒酢を使用する。
この米黒酢に混合される他の物質の重量比は、下記構成割合とし、下記量目でそれぞれを混合して調整準備がなされる。
(a)米黒酢 :1
(b)醤油 :1
(c)糖類 :1〜2
(d)添加物
蜂蜜 :少量
クエン酸 :少量
調味料(食塩:微量、魚エキス:微量、かつおだし:微量、魚加水分解物:微量
上記の如く配合された垂れは、例えば、鹿児島県姶良郡福山町でおよそ200年前から作られている上記JAS規定の米黒酢を用い、本醸造の醤油、果糖、ぶどう糖、液糖、黒糖液などの糖類を、重量比において米黒酢が1、本醸造の醤油が1、糖類が1.5の割合で配合し、これに少量の蜂蜜、クエン酸と、微量の魚エキス、かつおだし、魚加水分解物、食塩、調味料(アミノ酸)などの添加物を加えればでき上がる。
さらにその垂れに、香辛料として例えば唐辛子、胡椒、銀杏又はわさび等を単独又は組合わせてこれらを好みに応じて適量追加使用することも可能である。
本考案では他の原料も使用できるが、使用する醤油などの原材料には遺伝子組替えによらないものとするのが好ましい。
(3)漬け込み
準備した(1)に記載の2〜3cm長さのカンピョウを、加熱温度が冷めないうちに容器に入れた(2)に記載の垂れに浸漬して漬け込む。このとき重しはなどして加圧する必要はない。
漬け込みの時間は少なくとも約1昼夜である。
(4)熟成
約1昼夜の漬け込み後、容器を移し変えて、少なくとも1ヶ月程度の期間は熟成のために寝かせる。
以上の前記(1)乃至(3)で詳述した調理作業によって、米黒酢使いカンピョウ漬物が得られる。
熟成で垂れには、カンピョウの香りや風味など成分も溶け出すので、そのまま、又は薄めたりして美味しく飲むことができる。
以上の米黒酢使いカンピョウ漬物は、商品として、図1に示すようなガラスビン3の容器や図2に示すようなプラスチックフィルム製袋容器5に定量づつ分けて、蓋4や弾力性輪状の袋口閉じ具6などで密封して出荷し販売する。
また、図示はしないが、前記カンピョウ漬物を入れた容器を、さらにプラスチックフィルム製の袋に収納してその袋をシールすれば、シールされた中の容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物には、細菌や薬物の混入機会がなくなり、より衛生的で安全な食品として提供することができるようになる。
本容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物は、食膳に供する場合には、容器を開封してそのまま放置すると黴が発生しやすくなるので、一旦包装を開いた後は必ず冷蔵庫に入れて保存するのが望ましい。
以上の方法で得られた容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物は、含まれる米黒酢、醤油及び糖類の主成分と少量の添加物がバランスよく混合され、これを食すると、酸っぱ味が控え目ながら、味にこくがあり、さっぱりして美味である。
また、カンピョウの独特の香りと風味が染みこんだ米黒酢などを含む垂れによりカンピョウの味が引き立たされ、さらに噛んだときのカンピョウ繊維のシコシコ感が得られ、御飯のおかずとして最適であり、また、そのまま飲酒の際の摘みにも供することができる。
特に、カンピョウには整腸作用を有する多くの食物繊維が多く含まれ、これを一度に多量食してしまうのではなく、保存食としての「漬物」という食事の添え物として少量であっても長期間続けて食せるようにしたことで、健康に有益な食材を一年を通じて継続的に摂取できるようにしたことでカンピョウの食物繊維の効果を持続させることが可能となった。
本考案の容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物は、御飯のおかずや飲酒の際の摘みの他にも多目的にな食材として利用することも可能である。
本考案の容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物のビン詰めした態様の斜視図である。 本考案の容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物の袋詰めした態様の斜視図である。
符号の説明
1 カンピョウ
2 垂れ
3 ビン
4 蓋
5 袋容器
6 袋口閉じ具

Claims (4)

  1. 米黒酢、醤油、及び糖類を主成分とし、蜂蜜、クエン酸及び調味料を添加物とし、前記米黒酢、醤油及び糖類をそれぞれ重量比において約1:1:1〜2の割合とした垂れに、紐状に加工されたカンピョウを漬け込み、漬け込まれた前記カンピョウが前記垂れとともに容器に収納されていることを特徴とする容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物。
  2. 紐状に加工されたカンピョウを約2〜3cmの長さに切って水洗いをし、これを水切りした後加熱して準備し、米黒酢、醤油及び糖類を主成分とし、蜂蜜、クエン酸及び調味料を添加物とし、前記米黒酢、醤油及び糖類をそれぞれ重量比において約1:1:1〜2の割合とした垂れに、前記準備したカンピョウを漬け込み、漬け込まれた前記カンピョウが前記垂れとともに容器に収納されていることを特徴とする容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物。
  3. 糖類として、砂糖、黒糖液、液糖及び果糖のいずれか又は組合わせが用いられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物。
  4. 添加物として、食塩、かつおだし、調味料、酸味料及び香料のいずれか又は組合わせが用いられていることを特徴とする請求項1から3のうちいずれかに記載の容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物。
JP2008007988U 2008-11-14 2008-11-14 容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物 Expired - Fee Related JP3148045U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008007988U JP3148045U (ja) 2008-11-14 2008-11-14 容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008007988U JP3148045U (ja) 2008-11-14 2008-11-14 容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3148045U true JP3148045U (ja) 2009-01-29

Family

ID=54781636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008007988U Expired - Fee Related JP3148045U (ja) 2008-11-14 2008-11-14 容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3148045U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103584027A (zh) 甜酒泡椒及其加工方法
CN103719891A (zh) 一种儿童酱鸭头
CN111000151A (zh) 一种卤味鸡爪的制备方法
CN109105777A (zh) 一种可长时间保存即取即食的熟醉蟹及其制备方法
CN102334662A (zh) 一种莴笋的腌制方法
KR100515973B1 (ko) 식품 보존제 조성물 및 이를 포함하는 식품
CN103704744A (zh) 一种儿童酱鸭翅
KR101907615B1 (ko) 김치의 제조방법
KR100269076B1 (ko) 단무지 제조 방법
JP3148045U (ja) 容器入り米黒酢使いカンピョウ漬物
CN101744201A (zh) 一种盐浸嫩仔姜方便食品及制作方法
CN104432220A (zh) 一种速冻粘粉调味多春鱼的制作方法
KR101053682B1 (ko) 와인 동치미 및 그 제조방법
JP3148044U (ja) 容器入り米黒酢使い舞茸漬物
JP2019068774A (ja) 加熱調理食材の製造方法
CN103689662A (zh) 一种烧烤三文鱼头食品的制作方法
CN102948829B (zh) 一种即食调味干扇贝柱的加工方法
CN103549548B (zh) 一种糟制银杏风味食品的生产方法
KR101403336B1 (ko) 스틱 형상의 고기 제조방법 및 이의 제조방법으로 제조된 스틱 형상의 고기
KR0139716B1 (ko) 인삼이 첨가된 배추김치의 제법
KR100353317B1 (ko) 조미 계란 제조 방법
JP5709174B2 (ja) 茄子漬けの製造方法、および、それによって製造した茄子漬け
KR102459997B1 (ko) 무말랭이 장아찌 및 그 제조방법
KR20130104667A (ko) 깻잎 절임 방법
JP3087172B2 (ja) 4%の塩分としそだけの減塩梅ぼしの製造法

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees