JP3147714B2 - 止水部を備えたワイヤハーネス並びにワイヤハーネスの止水部形成装置及び方法 - Google Patents

止水部を備えたワイヤハーネス並びにワイヤハーネスの止水部形成装置及び方法

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  • Insulated Conductors (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数本の電線を結束し
て形成するワイヤハーネスに関し、詳しくは、シート状
パテ材で電線の隙間を簡単かつ確実に止水できるように
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワイヤハーネスW/Hの電線の隙
間へ雨水等が浸入するのを防止する止水方法としてシー
ト状パテ材を用いた場合、図8(A)のように、ゴム系
のシート状パテ材1の上面に電線2a〜2dを1本づつ
隙間をあけてフラット状に並列させて布線し、ついで、
図8(B)のように、シート状パテ材1を丸め込み、そ
の後、図8(C)のように、パテ材1を外周方向から圧
縮して、電線2a〜2dにパテ材1を密着させて、電線
2a〜2dの隙間にパテ材1を充填している。
【0003】上記のようにして形成したワイヤハーネス
W/Hの止水部3は、例えば、図9に示すように、自動
車の車室の内外を仕切る隔壁5に取り付けられるグロメ
ット4の挿通穴4aに挿入して、止水部3の外周を挿通
穴4aの内周に水密に密着させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の止水方法では、多数本の電線2a〜2dを1本づつ
正確に隙間をあけてシート状パテ材1の上面に布線する
作業、その状態でシート状パテ材1を丸め込む作業が必
要であるから、作業時間が長くなるという問題がある。
また、作業のばらつきにより、電線2a〜2dの隙間に
パテ材1が充分に充填されないこともあるから、止水不
良が発生するという問題がある。
【0005】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので、シート状パテ材で電線の隙間を簡単かつ確実
に止水できる止水部を備えたワイヤハーネス並びにワイ
ヤハーネスの止水部形成装置及び方法を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、請求項1で、ワイヤハーネスの一部に、
電線を並列させたフラット部を設け、蛇行させたシート
状パテ材の屈曲部の間に上記フラット部を貫通させた状
態で、上記シート状パテ材を上下方向からフラット部に
密着させて、電線の隙間にパテ材を充填している止水部
を備えたワイヤハーネスを提供している。
【0007】また、請求項2で、ワイヤハーネスの一部
に、電線を並列させたフラット部を設け、該フラット部
に、蛇行させた状態のシート状パテ材を上下方向から密
着させて、電線の隙間にパテ材を充填している止水部を
設ける装置であって、断面コ字状部材を蛇行状態に屈曲
させ、その長さ方向の両端を同一向きで開口させた形状
で、シート状パテ材を収容すると共に、シート状パテ材
と分離して側方へ取り出しが可能で、かつ、屈曲部の間
に上記フラット部を貫通させるようにしたパテ収容治具
と、上記パテ収容治具と近接配置され、対向面に上記フ
ラット部の電線数に対応する個数の電線位置決め凹部を
上下対向して設け、各上下凹部間に電線を1本づつ挿通
させるようにした電線並列治具とを備えたワイヤハーネ
スの止水部形成装置を提供するものである。上記パテ収
容治具の上方と下方に配置され、該パテ収容治具が側方
へ取り出された後、シート状パテ材を、上下方向から圧
縮するパテ圧縮治具を備えることができる。(請求項
3)
【0008】さらに、請求項4で、ワイヤハーネスの一
部に、電線を並列させたフラット部を設け、該フラット
部に、蛇行させた状態のシート状パテ材を上下方向から
密着させて、電線の隙間にパテ材を充填している止水部
を設ける方法であって、断面コ字状部材を蛇行状態に屈
曲させ、その長さ方向の両端を同一向きで開口させた形
状で、シート状パテ材を収容すると共に、シート状パテ
材と分離して側方へ取り出しが可能で、かつ、屈曲部の
間に上記フラット部を貫通させるようにしたパテ収容治
具と、上記パテ収容治具と近接配置され、対向面に上記
フラット部の電線数に対応する個数の電線位置決め凹部
を上下対向して設け、各上下凹部間に電線を1本づつ挿
通させるようにした電線並列治具とを用い、上記パテ収
容治具に、シート状パテ材を蛇行状態で収容して、パテ
収容治具の屈曲部の間に電線を貫通させ、その後、電線
並列治具の電線位置決め凹部に電線を1本づつ挿通し
て、電線を並列させたフラット部を設け、ついで、パテ
収容治具をシート状パテ材と分離して側方へ取り出し、
この状態で、シート状パテ材を上下方向から圧縮するこ
とにより、フラット部に、蛇行させた状態のシート状パ
テ材を上下方向から密着させて、電線の隙間にパテ材を
充填するワイヤハーネスの止水部形成方法を提供するも
のである。
【0009】
【作用】本発明の請求項1によれば、ワイヤハーネスの
電線を並列させたフラット部に蛇行状態のシート状パテ
材を上下方向から押圧して密着させるため、電線の隙間
にパテ材が充分に充填され、確実に止水することができ
る。
【0010】また、本発明の請求項2によれば、シート
状パテ材を蛇行状態に屈曲させて収容する断面コ字状部
材を有し、シート状パテ材と分離して側方へ取り出し可
能なパテ収容治具と、ワイヤハーネスの電線をフラット
状に並列させる電線並列治具と備えているから、電線並
列治具により、パテ収容治具の屈曲部の間に電線をフラ
ット状に並列させて貫通させることができ、電線の布線
作業が簡単かつ正確に行えると共に、シート状パテ材を
丸め込む作業も不要となり、作業時間も大幅に短縮され
る。上記パテ収容治具に対して、シート状パテ材を圧縮
するパテ圧縮治具を備えると、シート状パテ材を圧縮す
る作業が簡単かつ確実に行える。
【0011】さらに、本発明の請求項4によれば、上記
パテ収容治具と電線並列治具とを用いて、パテ収容治具
にシート状パテ材を収容して、屈曲部の間に電線を貫通
させた後、電線並列治具で電線をフラット状に並列さ
せ、パテ収容治具をシート状パテ材と分離して側方へ取
り出した後、シート状パテ材を圧縮するという一連の作
業を連続的にスムーズに行える。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。なお、図8以下の従来技術と同一構成・作
用の箇所は同一番号を付して、詳細な説明は省略する。
図1に示すように、ワイヤハーネスW/Hの止水部形成
装置は、パテ収容治具7と電線並列治具8とがワイヤハ
ーネスW/Hの長さ方向に近接配置されると共に、パテ
収容治具7の上下方向にパテ圧縮治具9が近接配置され
ている。
【0013】上記パテ収容治具7は、図3に示すよう
に、断面コ字状部材を横向き略W字状に蛇行状態で屈曲
させて、その長さ方向の両端7a,7aを同一向きで開
口させた形状である。これにより、パテ収容治具7の一
方の側面(図1の右側面)には、略W字状のパテ収容凹
部7bが形成されると共に、パテ収容治具7の上部と下
部には、横向き略U字状の屈曲部7c,7dがそれぞれ
形成されることになる。
【0014】上記パテ収容凹部7bには、図4及び図6
に示すように、凹部7bの深さW1よりも幅W2が広い
シート状パテ材1を、該凹部7bの全長にわたって、側
面方向から収容する。上記シート状パテ材1は、粘着性
が有るので、上記凹部7b内に離型コーティング等の表
面処理を施すのが好ましい。また、上記シート状パテ材
1の外側となる面に剥離紙1aを取り付けたままとし、
後述する圧縮前に剥離するようにしてもよい。
【0015】上記パテ収容治具7は、図4(A)に示す
立設位置から、図4(B)に示すように、図中左方向L
に揺動できるように揺動機構(不図示)で支持されてい
て、パテ収容凹部7bに収容したシート状パテ材1を立
設位置に残したまま、シート状パテ材1と分離して、シ
ート状パテ材1の側方へ取り出せるようにしている。
【0016】上記電線並列治具8は、図2に示すよう
に、二叉状部材を横向きにした形状であり、スリット部
8aを挟んだ対向面8b,8bには、ワイヤハーネスW
/Hの電線2a〜2dを並列させたフラット部aの電線
数に対応する個数の電線位置決め凹部8cと8dを上下
対向して設け、各上下凹部8c,8dの間に電線2a〜
2dを1本づつ挿通させてフラット状に位置決めする。
上記電線並列治具8は、二叉状部材の弾力を利用して、
二叉部を上下方向U・Dに開脚できるようにすると、ス
リット部8aから電線2a〜2dを挿通させ、逆にスリ
ット部8aから電線2a〜2dを取り出すことができ
る。上記電線並列治具8は、上下2段のワイヤハーネス
W/H−1,W/H−2を使用するときは、図1のよう
に、ベース台10の支柱11,11で定位置にそれぞれ
支持される。
【0017】上記パテ圧縮治具9は、図1及び図5に示
すように、長方形状部材を横向きにした形状であり、上
記パテ収容治具7の上方と下方にそれぞれ配置されて、
パテ収容治具7が図4(B)のように、シート状パテ材
1の側方へ取り出された時、相互に接近するように上下
動させて、シート状パテ材1を上下方向から圧縮するよ
うになっている。なお、パテ圧縮治具9を設けずに、作
業者が手作業用治具でシート状パテ材1を上下方向から
圧縮するようにしてもよい。
【0018】上記のように、上下2段のワイヤハーネス
W/H−1,W/H−2の止水部形成装置を構成すれ
ば、まず、パテ収容治具7のパテ収容凹部7bにシート
状パテ材1を蛇行状態に収容する。そして、パテ収容治
具7の上部の屈曲部7cに上段のワイヤハーネスW/H
−1の電線2a〜2dを貫通させると共に、下部の屈曲
部7dに下段のワイヤハーネスW/H−2の電線2a〜
2dを貫通させる。
【0019】その後、各ワイヤハーネスW/H−1,W
/H−2の各電線2a〜2dを各電線並列治具8,8の
上下凹部8c,8dの間に挿通させてフラット状に位置
決めすると、パテ収容治具7の各屈曲部7c,7dにお
いて、各ワイヤハーネスW/H−1,W/H−2の各電
線2a〜2dが1本づつ正確に隙間t(図3参照)をあ
けて布線される。ついで、パテ収容治具7を揺動させる
と、シート状パテ材1をパテ収容治具7の立設位置に残
したまま、シート状パテ材1と分離して、パテ収容治具
7がシート状パテ材1の側方へ取り出される。
【0020】その後、パテ圧縮治具9でシート状パテ材
1を上下方向から圧縮すると、各ワイヤハーネスW/H
−1,W/H−2を並列させたフラット部aに、蛇行状
態のシート状パテ材1が上下方向から密着されるから、
図7に示すように、電線2a〜2dの隙間tにパテ材1
が確実に充填される。
【0021】上記のように、各ワイヤハーネスW/Hの
フラット部aにシート状パテ材1を上下方向から密着さ
せることにより、電線2a〜2dの間にパテ材1が充分
に充填され、確実に止水が行える。また、電線並列治具
8により、パテ収容治具7の屈曲部7c,7dの間に電
線2a〜2dをフラット状に並列させて貫通させること
ができるので、電線2a〜2dの布線作業が簡単で、隙
間tも正確にあけることができる。
【0022】さらに、パテ収容治具7により、シート状
パテ材1を蛇行状態に保持することができ、パテ収容治
具7を側方へ取り出した後、シート状パテ材1を上下方
向から圧縮することにより、ワイヤハーネスW/Hのフ
ラット部aにシート状パテ材1を密着させることができ
るから、従来のようなシート状パテ材1を丸め込む作業
が不要となって、作業時間も大幅に短縮できるようにな
る。
【0023】さらにまた、シート状パテ材1を圧縮する
パテ圧縮治具9により、シート状パテ材1の圧縮作業も
簡単かつ確実に行える。上記各治具7〜9を用いること
により、ワイヤハーネスW/Hの止水部3を形成する一
連の作業が連続的にスムーズに行え、生産性が大幅に向
上する。
【0024】上記実施例は、上下2段のワイヤハーネス
W/H−1,W/H−2の止水部3を形成する装置であ
ったが、1段又は3段以上のワイヤハーネスW/Hの止
水部3を形成する装置であってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のワイヤハーネスの止水部は、電線を並列させたフラ
ット部に蛇行状態のシート状パテ材を上下方向から密着
させているため、電線の隙間にパテ材が充分に充填さ
れ、確実に止水することができる。
【0026】また、本発明の止水部形成装置は、パテ収
容治具と電線並列治具とを備え、電線並列治具により、
パテ収容治具の屈曲部の間に電線をフラット状に並列さ
せて貫通させることができるので、電線の布線作業が簡
単かつ正確に行えると共に、パテ収容治具により、シー
ト状パテ材を丸め込む作業も不要となり、作業時間も大
幅に短縮される。かつ、パテ収容治具に対してパテ圧縮
治具を設けると、シート状パテ材を圧縮する作業が簡単
かつ確実に行えるようになる。
【0027】さらに、本発明の止水部形成方法は、電線
並列治具でワイヤハーネスの電線をフラット状に並列さ
せ、パテ収容治具にシート状パテ材を収容して、パテ収
容治具をシート状パテ材と分離して側方へ取り出した
後、シート状パテ材を圧縮するという一連の作業が連続
的にスムーズに行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の止水部形成装置の斜視図である。
【図2】 パテ並列治具の正面図である。
【図3】 パテ収容治具の正面図である。
【図4】 パテ収容治具であり、(A)は立設位置の縦
断面図、(B)は取り出し位置の縦断面図である。
【図5】 パテ圧縮治具を備えた止水部形成装置の斜視
図である。
【図6】 シート状パテ材であり、(A)は斜視図
(B)は拡大正面図である。
【図7】 止水部を備えたワイヤハーネスであり、
(A)は平面図、(B)は(A)のA−A線断面図であ
る。
【図8】 従来の止水部形成方法であり、(A)は電線
を並列させた斜視図、(B)はシート状パテ材を丸め込
み中の斜視図、(C)はシート状パテ材の丸め込み完了
時の斜視図である。
【図9】 (A)はグロメットに挿通させたワイヤハー
ネスの斜視図、(B)は(A)の縦断面図である。
【符号の説明】
W/H ワイヤハーネス a フラット部 1 シート状パテ材 2a〜2d 電線 3 止水部 7 パテ収容治具 7b パテ収容凹部 7c,7d 屈曲部 8 電線並列治具 9 パテ圧縮治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 7/28 H01B 7/00 301 H02G 3/04 H01B 7/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスの一部に、電線を並列さ
    せたフラット部を設け、蛇行させたシート状パテ材の屈
    曲部の間に上記フラット部を貫通させた状態で、上記シ
    ート状パテ材を上下方向からフラット部に密着させて、
    電線の隙間にパテ材を充填している止水部を備えたワイ
    ヤハーネス。
  2. 【請求項2】 ワイヤハーネスの一部に、電線を並列さ
    せたフラット部を設け、蛇行させたシート状パテ材の屈
    曲部の間に上記フラット部を貫通させた状態で、上記シ
    ート状パテ材を上下方向からフラット部に密着させて、
    電線の隙間にパテ材を充填している止水部を設ける装置
    であって、 断面コ字状部材を蛇行状態に屈曲させ、その長さ方向の
    両端を同一向きで開口させた形状で、上記シート状パテ
    材を収容すると共に、シート状パテ材と分離して側方へ
    取り出しが可能で、かつ、屈曲部の間に上記フラット部
    を貫通させるようにしたパテ収容治具と、 該パテ収容治具と近接配置され、対向面に上記フラット
    部の電線数に対応する個数の電線位置決め凹部を上下対
    向して設け、各上下凹部間に電線を1本づつ挿通させる
    ようにした電線並列治具とを備えたワイヤハーネスの止
    水部形成装置。
  3. 【請求項3】 上記パテ収容治具の上方と下方に配置さ
    れ、該パテ収容治具が側方へ取り出された後、シート状
    パテ材を、上下方向から圧縮するパテ圧縮治具を備えた
    請求項2に記載のワイヤハーネスの止水部形成装置。
  4. 【請求項4】 ワイヤハーネスの一部に、電線を並列さ
    せたフラット部を設け、蛇行させたシート状パテ材の屈
    曲部の間に上記フラット部を貫通させた状態で、上記シ
    ート状パテ材を上下方向からフラット部に密着させて、
    電線の隙間にパテ材を充填している止水部を設ける方法
    であって、 断面コ字状部材を蛇行状態に屈曲させ、その長さ方向の
    両端を同一向きで開口させた形状で、シート状パテ材を
    収容すると共に、シート状パテ材と分離して側方へ取り
    出しが可能で、かつ、屈曲部の間に上記フラット部を貫
    通させるようにしたパテ収容治具と、 該パテ収容治具と近接配置され、対向面に上記フラット
    部の電線数に対応する個数の電線位置決め凹部を上下対
    向して設け、各上下凹部間に電線を1本づつ挿通させる
    ようにした電線並列治具とを用い、 上記パテ収容治具に、シート状パテ材を蛇行状態で収容
    して、パテ収容治具の屈曲部の間に電線を貫通させ、そ
    の後、電線並列治具の電線位置決め凹部に電線を1本づ
    つ挿通して、電線を並列させたフラット部を設け、つい
    で、パテ収容治具をシート状パテ材と分離して側方へ取
    り出し、この状態で、シート状パテ材を上下方向から圧
    縮することにより、フラット部に、蛇行させた状態のシ
    ート状パテ材を上下方向から密着させて、電線の隙間に
    パテ材を充填するワイヤハーネスの止水部形成方法。
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