JP3147641B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP3147641B2 JP02269194A JP2269194A JP3147641B2 JP 3147641 B2 JP3147641 B2 JP 3147641B2 JP 02269194 A JP02269194 A JP 02269194A JP 2269194 A JP2269194 A JP 2269194A JP 3147641 B2 JP3147641 B2 JP 3147641B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両等の室外ユニ
ットを有する空調装置に係り、特に走行風を利用して冷
媒を液化する凝縮器(室外熱交換器)を冷却する車両用
空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用車のように、一方向にのみ進
行する車両の場合は、車両の走行に伴う走行風が受けら
れるように、車両の前部に凝縮器を配置し、走行風を利
用して凝縮器の放熱性能を向上させ、省動力、省燃費を
図り、さらに、凝縮器冷却用の電動ファンの省エネルギ
ーを図ることが知られている。また、凝縮器冷却用の電
動ファンを冷凍サイクル内の圧力に基づき、オン、オフ
させる回路を設け、この電動ファンのオフ時間の割合を
長くするように制御して省動力、省燃費を図ることも知
られている。
【0003】また、実開平2−217号公報には、室外
ユニットの前後両端面に走行風取り入れ口を設け、この
走行風取り入れ口の内側にダンパを設けて、どちらの方
向に列車が進行しても、列車の走行による走行風により
熱交換器を冷却することが記載されている。具体的に
は、室外ユニットの前後両端面に設けた風速センサによ
り風速を検知し、ある風速以上になるとファンを停止さ
せ、進行方向のダンパを開くとともに、もう一方のダン
パを閉じるようにするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平2−217号公報に記載のものにおいては、走行風
がない場合は、ファンの作動により、室外ユニット内の
空間が正圧となり、両ダンパが閉じられて熱交換器がフ
ァンにより冷却されるが、列車の走行時において、走行
風が生じた場合、停止しているファンを通じて、走行風
の大部分が室外ユニットの外部へ漏れてしまうという問
題を生じる。そして、走行風の大部分が室外ユニットの
外部へ漏れることにより、熱交換器の冷却が十分になさ
れなくなるという問題が生じる。そこで、本発明は上記
問題点に鑑みてなされたものであり、車両の走行風の全
てを積極的に利用して、効率よく熱交換器(凝縮器)を
冷却し、省動力、省燃費を達成することができる車両用
空調装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の構成上の特徴
は、請求項1記載の発明においては、冷媒を液化する凝
縮器と、該凝縮器を冷却する電動ファンとからなる室外
ユニットを有する車両用空調装置において、前記車両の
進行方向一端部に設けられた第1の空気吸い込み口と、
前記車両の進行方向他端部に設けられた第2の空気吸い
込み口と、前記第1および第2の空気吸い込み口を各々
開閉する第1および第2の空気吸い込み口開閉手段と、
前記第1および第2の空気吸い込み口の中間部に設けら
れた凝縮器と、前記第1の空気吸い込み口と前記凝縮器
との中間部に設けられた凝縮器を冷却する第1の電動フ
ァンと、前記第2の空気吸い込み口と前記凝縮器との中
間部に設けられた凝縮器を冷却する第2の電動ファンと
を有する室外ユニットと、前記室外ユニット外部の車両
の進行方向一端部に配置された風圧センサと、前記風圧
センサの出力の有無に基づいて車両の進行方向を判定す
る進行方向判定手段と、前記進行方向判定手段の判定結
果に基づいて前記第1および第2の空気吸い込み口開閉
手段を選択する空気吸い込み口選択手段と、前記空気吸
い込み口選択手段の選択結果に基づいて前記第1および
第2の空気吸い込み口開閉手段を開閉駆動する空気吸い
込み口開閉駆動手段と、前記進行方向判定手段の判定結
果に基づいて前記第1および第2の電動ファンを選択す
る電動ファン選択手段と、前記電動ファン選択手段の選
択結果に基づいて前記第1および第2の電動ファンを駆
動する電動ファン駆動手段とを備えたことにある。
【0006】また、請求項2記載の発明においては、請
求項1記載の発明に凝縮器の冷媒の入力側あるいは吐出
側に冷媒圧力センサを付加し、さらに、第1もしくは第
2の電動ファン駆動手段に速度制御機能を付加して前記
冷媒圧力センサの出力に基づき、前記第1の電動ファン
および前記第2の電動ファンの駆動、停止および速度制
御を行う電動ファン制御手段を備えたことにある。
【0007】
【発明の作用・効果】上記のように構成した本発明にお
いては、請求項1記載の発明においては、車両の進行方
向一端部に第1の空気吸い込み口と、車両の進行方向他
端部に第2の空気吸い込み口とが設けられており、室外
ユニット外部の車両の進行方向一端部に配置された風圧
センサの出力に基づいて、進行方向判定手段が風圧の有
無に応じて車両の進行方向を判定し、この判定結果に基
づいて、空気吸い込み口選択手段が第1もしくは第2の
空気吸い込み口開閉手段を選択し、この選択結果に基づ
いて、第1もしくは第2の空気吸い込み口開閉駆動手段
が第1および第2の空気吸い込み口開閉手段を開閉駆動
する。これにより、車両の進行方向に係わりなく、第1
および第2の空気吸い込み口が各々開閉されて、第1も
しくは第2の空気吸い込み口が開口し、第2もしくは第
1の吸い込み口が閉口するので、第1および第2の空気
吸い込み口の中間部に設けられた凝縮器は、第1もしく
は第2の空気吸い込み口より導入された全ての走行風に
より冷却されることとなる。
【0008】また、これと同時に、進行方向判定手段の
判定結果に基づいて、電動ファン選択手段が、第1もし
くは第2の電動ファンを選択し、この選択結果に基づい
て、第1もしくは第2の電動ファン駆動手段が第1もし
くは第2の電動ファンを駆動する。第1もしくは第2の
電動ファンが駆動されると、第1もしくは第2の空気吸
い込み口より導入された全ての走行風は、凝縮器を冷却
した後、室外ユニットの外部へ排出されることとなる。
これにより、車両走行時の走行風を積極的に凝縮器の冷
却用に利用することができるようになり、凝縮器の放熱
性能を向上させることができるとともに、省動力、省燃
費の向上を図ることができる。
【0009】また、請求項2記載の発明においては、請
求項1記載の発明に冷媒圧力センサを付加し、さらに第
1もしくは第2の電動ファン駆動手段に速度制御機能を
付加しているので、冷媒圧力センサの出力に基づいて、
電動ファン制御手段が、第1の電動ファンもしくは第2
の電動ファンを速度制御する。これにより、第1もしく
は第2の空気吸い込み口より導入された全ての走行風
は、凝縮器を冷却した後、室外ユニットの外部へ排出さ
れることとなる。これにより、車両走行時の走行風を積
極的に凝縮器の冷却用に利用することができ、第1およ
び第2の電動ファンの省動力は無論のこと、走行時に
は、第1および第2の電動ファンを使用する以上の冷却
能力を発揮することが可能となり、冷凍サイクルの冷媒
の吐出圧力を低くすることが可能となるため、省動力、
省燃費がさらに向上するという格別の効果を生じる。
【0010】
【実施例】
実施例1 図1は本発明の車両用空調装置を鉄道車両に適用した場
合の一実施例を示している。図1において、車両100
の屋根部110上に空調装置200が配設されている。
この空調装置200は、室外ユニット200aと、室内
ユニット200bとから構成されている。エバポレータ
(図示せず)等を備えた室内ユニット200bと車両1
00内に配設されたエアダクト(図示せず)とは配管
(図示せず)を介して接続されており、室内ユニット2
00bにより冷却された空気は、車両100内に配設さ
れたエアダクトを通じて送風され、車両100内に冷却
された空気が送り込まれて車両100内は冷房される。
【0011】本第1実施例の室外ユニット200aの構
成は図2および図3に示されている。図2および図3に
おいて、室外ユニット200aの車両の進行方向の一端
部には、第1の空気吸い込み口250aが設けられてい
る。車両の進行方向の他端部には、第2の空気吸い込み
口250bが設けられている。この第1の空気吸い込み
口250aの近傍には、この第1の空気吸い込み口25
0aを開閉する第1のダンパ231aが設けられてい
る。また、第2の空気吸い込み口250bの近傍には、
この第2の空気吸い込み口250bを開閉する第2のダ
ンパ231bが設けられている。
【0012】また、室外ユニット200aの上部には、
第1の開口部245aおよび第2の開口部245bが設
けられている。この第1の開口部245a内および第2
の開口部245b内には、それぞれ第1のファン241
aおよび第2のファン241bが配置されている。これ
らの第1のファン241aおよび第2のファン241b
には、それぞれファンモータ242aおよび242bが
軸着されていて、ファンモータ242aが駆動すること
により第1のファン241aが回転し、ファンモータ2
42bが駆動することにより第2のファン241bが回
転する。ここで、第1のファン241aおよびファンモ
ータ242aとで第1の電動ファン240aを構成し、
第2のファン241bおよびファンモータ242bとで
第2の電動ファン240bを構成する。
【0013】第1のダンパ231aは、第1の空気吸い
込み口250aおよび第1の電動ファン240aの開口
部245aを塞ぐ大きさとなっている。また、第2のダ
ンパ231bも、同様に第2の空気吸い込み口250b
および第2の電動ファン240bの開口部245bを塞
ぐ大きさとなっている。第1のダンパ231aは第1の
サーボモータ232aに軸着されていて、第1のサーボ
モータ232aを駆動することにより、この第1のダン
パ231aは回動し、第1の空気吸い込み口250aを
開閉して、開口部245aを閉開する。また、第2のダ
ンパ231bは第2のサーボモータ232bに軸着され
ていて、第2のサーボモータ232bを駆動することに
より、第2のダンパ231bは回動し、第2の空気吸い
込み口250bを閉開して、開口部245bを開閉す
る。ここで、第1のダンパ231aおよび第1のサーボ
モータ232aとで第1の空気吸い込み口開閉手段23
0aを構成し、第2のダンパ231bおよび第2のサー
ボモータ232bとで第2の空気吸い込み口開閉手段2
30bを構成する。
【0014】また、室外ユニット200aの外部の車両
の進行方向の一端部には風圧センサ260が設けられて
いる。この風圧センサ260は、所定の風圧を受けると
風圧に応じて出力電圧を発生するものである。また、第
1の空気吸い込み口250aと第2の空気吸い込み口2
50bとの中間部には、冷媒を液化する凝縮器(コンデ
ンサ)210が配置されている。
【0015】ここで、図2は車両が図2の実線矢印方向
(図の左方向)に車両が走行する場合の各ダンパの開閉
状態を示しており、第1のダンパ231aは第1の空気
吸い込み口250aに対して開いており、第2のダンパ
231bは第2の空気吸い込み口250bに対して閉じ
ている。この時、第1の電動ファン240aは停止して
おり、第2の電動ファン240bは駆動されている。し
たがって、図2においては、走行風は図の点線矢印のよ
うに流れる。また、図3は車両が図3の実線矢印方向
(図の右方向)に車両が走行する場合の各ダンパの開閉
状態を示しており、第1のダンパ231aは第1の空気
吸い込み口250aに対して閉じており、第2のダンパ
231bは第2の空気吸い込み口250bに対して開い
ている。この時、第2の電動ファン240bは停止して
おり、第1の電動ファン240aは駆動されている。し
たがって、図3においては、走行風は図の点線矢印のよ
うに流れる。
【0016】図4は上述の室外ユニット200aの第1
実施例の制御ブロック図を示している。図4において、
風圧センサ260および車速センサ280等よりなる各
種センサの出力は、後述する制御装置300に入力さ
れ、この制御装置300の演算結果に基づいて、空気吸
い込み口開閉手段230aおよび230bが開閉され
る。例えば、第1のサーボモータ232aおよび第2の
サーボモータ232bが制御され、それに伴いサーボモ
ータ232aおよび232bに軸着された第1のダンパ
231aおよび第2のダンパ231bが回動されて、各
吸い込み口250aおよび250bが開閉される。ま
た、制御装置300の演算結果に基づいて、電動ファン
240aおよび240bが駆動される。例えば、第1の
ファンモータ242aおよび第2のファンモータ242
bが制御され、それに伴い、ファンモータ242aおよ
び242bに軸着された第1のファン241aもしくは
第2のファン241bが回転駆動される。
【0017】制御装置300は、図示しないCPU、R
OM、RAMおよび各種入出力装置よりなる周知のマイ
クロコンピュータ(図示せず)および各種回路により構
成されている。各種回路は、車速センサの検出出力に基
づいて車速を判断する車速判定回路310と、風圧セン
サの検出出力に基づいて車両の進行方向を判断する進行
方向判定回路320と、空気吸い込み口選択回路340
と、電動ファン選択回路350と、第1および第2の空
気吸い込み口開閉駆動回路360、370と、第1およ
び第2の電動ファン駆動回路380、390とよりな
る。ここで、進行方向判定回路320、空気吸い込み口
選択回路340、電動ファン選択回路350、第1およ
び第2の空気吸い込み口開閉駆動回路360、370、
第1および第2の電動ファン駆動回路380、390は
それぞれ進行方向判定手段、空気吸い込み口選択手段、
電動ファン選択手段、空気吸い込み口開閉駆動手段、電
動ファン駆動手段ということができる。
【0018】空気吸い込み口選択回路340は、進行方
向判定回路320の判定結果に基づき、第1の空気吸い
込み口250aを選択するかあるいは第2の空気吸い込
み口250bを選択するかを判断し、この選択結果に対
応した空気吸い込み口開閉駆動回路360、370に出
力する。例えば、進行方向判定回路320の判定結果に
基づき、第1の空気吸い込み口250aが選択される
と、この空気吸い込み口選択回路340は第1の空気吸
い込み口開閉駆動回路360に信号を送り、この第1の
空気吸い込み口開閉駆動回路360は、空気吸い込み口
選択回路340からの出力信号に基づき、第1の空気吸
い込み口開閉手段230aである第1のサーボモータ2
32aを駆動し、この第1のサーボモータ232aに軸
着された第1のダンパ231aを開方向に回動する。第
1のダンパ231aを開方向に回動することにより、第
1の空気吸い込み口250aは開となる。また、同時
に、第1の空気吸い込み口250aが選択されると、こ
の空気吸い込み口選択回路340は第2の空気吸い込み
口開閉駆動回路370に信号を送り、この第2の空気吸
い込み口開閉駆動回路370は、空気吸い込み口選択回
路340からの出力信号に基づき、第2の空気吸い込み
口開閉手段230bである第2のサーボモータ232b
を駆動し、この第2のサーボモータ232bに軸着され
た第2のダンパ231bを閉方向に回動する。第2のダ
ンパ231bを閉方向に回動することにより、第2の空
気吸い込み口250bは閉となる。
【0019】また、電動ファン選択回路350は、進行
方向判定回路320の判定結果に基づきに、第1の電動
ファン240aを選択するかあるいは第2の電動ファン
240bを選択するかを判断し、この選択結果に対応し
た電動ファン駆動回路380、390に出力する。例え
ば、進行方向判定回路320の判定結果に基づきに第2
の電動ファン240bが選択されると、この電動ファン
選択回路350は第2の電動ファン駆動回路390に信
号を送り、この第2の電動ファン駆動回路390は、電
動ファン選択回路350からの出力信号に基づき、第2
の電動ファン240bのファンモータ242bを駆動
し、第2のファンモータ242bに軸着された第2のフ
ァン241bを回転駆動する。また、同時に電動ファン
選択回路350は第1の電動ファン駆動回路380に信
号を送り、この第1の電動ファン駆動回路380は、電
動ファン選択回路350からの出力信号に基づき、第1
の電動ファン240aのファンモータ242aの駆動を
停止する。ファンモータ242aの停止に伴い、第1の
ファンモータ242aに軸着された第1のファン241
aはその回転を停止する。
【0020】ついで、上述の実施例の動作を図5のフロ
ーチャートに基づいて説明する。まず、車両が停止して
いる場合、ステップ400にて吸い込み口開閉制御を開
始すると、ステップ410において、車速センサ280
は検出出力を発しないので、車速判定回路310は「N
O」と判定する。ステップ410において「NO」と判
定すると、ステップ420に進み、このステップ420
において、制御装置300は第1および第2の空気吸い
込み口開閉手段230a、230bを前回停止時の状態
に駆動する。ついでステップ430に進み、このステッ
プ430において、制御装置300は、第1および第2
の電動ファン240a、240bを前回停止時の状態に
駆動する。
【0021】この状態において、車両が発車すると、車
速センサ280が検出出力を発生し、車速判定回路31
0が車速有りと判定する。車速判定回路310が車速有
りと判定すると、ステップ410において「YES」と
判定する。ステップ410において「YES」と判定す
ると、次のステップ440に進み、このステップ440
において、進行方向判定回路320が風圧センサ260
の検出出力が有りか否かの判定を行う。ここで、車両が
図2において左側(図2の実線矢印方向)に進行してい
る場合は、風圧センサ260は室外器210aの左側外
面に配置されているため、車両の走行に伴う走行風を受
け、風圧センサ260は検出出力を発生する。風圧セン
サ260が検出出力を発生すると、進行方向判定回路3
20は検出出力が有ると判定し、ステップ440におい
て「YES」と判定する。即ち、車両が左方向(図2の
実線矢印方向)に進行していると判定し、次のステップ
450に進む。
【0022】一方、車両が図3において右側(図3の実
線矢印方向)に進行している場合は、風圧センサ260
は室外器210aの左側外面に配置されているため、車
両の走行に伴う走行風を受けることはなく、風圧センサ
260は検出出力を発生しない。風圧センサ260が検
出出力を発生しないと、進行方向判定回路320は検出
出力が無いと判定し、ステップ440において「NO」
と判定する。即ち、車両が右方向(図3の実線矢印方
向)に進行していると判定し、次のステップ470に進
む。
【0023】ステップ440において「YES」と判定
していることは、車両が左方向(図2の実線矢印方向)
に進行していることを意味しているので、ステップ45
0において、空気吸い込み口選択回路340は、第1の
空気吸い込み口250aを選択する。すると、空気吸い
込み口選択回路340は第1の空気吸い込み口開閉駆動
回路360に信号を送り、この第1の空気吸い込み口開
閉駆動回路360は、空気吸い込み口選択回路340か
らの出力信号に基づき、第1の空気吸い込み口開閉手段
230aである第1のサーボモータ232aを駆動し、
この第1のサーボモータ232aに軸着された第1のダ
ンパ231aを開方向に回動する。第1のダンパ231
aを開方向に回動することにより、第1の空気吸い込み
口250aは開となる。また、同時に、第1の空気吸い
込み口250aが選択されると、この空気吸い込み口選
択回路340は第2の空気吸い込み口開閉駆動回路37
0に信号を送り、この第2の空気吸い込み口開閉駆動回
路370は、空気吸い込み口選択回路340からの出力
信号に基づき、第2の空気吸い込み口開閉手段230b
である第2のサーボモータ232bを駆動し、この第2
のサーボモータ232bに軸着された第2のダンパ23
1bを閉方向に回動する。第2のダンパ231bを閉方
向に回動することにより、第2の空気吸い込み口250
bは閉となる。
【0024】その後、ステップ460に進む。ステップ
440において「YES」と判定していることは、車両
が左方向(図2の実線矢印方向)に進行していることを
意味しているので、ステップ460において、電動ファ
ン選択回路350は、第2の電動ファン240bの駆動
を選択する。すると、電動ファン選択回路350は第2
の電動ファン駆動回路390に信号を送り、この第2の
電動ファン駆動回路390は、電動ファン選択回路35
0からの出力信号に基づき、第2の電動ファン240b
のファンモータ242bを駆動し、第2のファンモータ
242bに軸着された第2のファン241bを回転駆動
する。また、同時に電動ファン選択回路350は第1の
電動ファン駆動回路380に信号を送り、この第1の電
動ファン駆動回路380は、電動ファン選択回路350
からの出力信号に基づき、第1の電動ファン240aの
ファンモータ242aの駆動を停止する。ファンモータ
242aの停止に伴い、第1のファンモータ242aに
軸着された第1のファン241aはその回転を停止す
る。
【0025】ステップ440において「NO」と判定し
ていることは、車両が右方向(図3の実線矢印方向)に
進行していることを意味しているので、ステップ470
において、空気吸い込み口選択回路340は、第2の空
気吸い込み口250bを選択する。すると、空気吸い込
み口選択回路340は第2の空気吸い込み口開閉駆動回
路370に信号を送り、この第2の空気吸い込み口開閉
駆動回路370は、空気吸い込み口選択回路340から
の出力信号に基づき、第2の空気吸い込み口開閉手段2
30bである第2のサーボモータ232bを駆動し、こ
の第2のサーボモータ232bに軸着された第2のダン
パ231bを開方向に回動する。第2のダンパ231b
を開方向に回動することにより、第2の空気吸い込み口
250bは開となる。また、同時に、第2の空気吸い込
み口250bが選択されると、この空気吸い込み口選択
回路340は第1の空気吸い込み口開閉駆動回路360
に信号を送り、この第1の空気吸い込み口開閉駆動回路
360は、空気吸い込み口選択回路340からの出力信
号に基づき、第1の空気吸い込み口開閉手段230aで
ある第1のサーボモータ232aを駆動し、この第1の
サーボモータ232aに軸着された第1のダンパ231
aを閉方向に回動する。第1のダンパ231aを閉方向
に回動することにより、第1の空気吸い込み口250a
は閉となる。
【0026】その後、ステップ480に進む。ステップ
440において「NO」と判定していることは、車両が
右方向(図3の実線矢印方向)に進行していることを意
味しているので、ステップ480において、電動ファン
選択回路350は、第1の電動ファン240aの駆動を
選択する。すると、電動ファン選択回路350は第1の
電動ファン駆動回路380に信号を送り、この第1の電
動ファン駆動回路380は、電動ファン選択回路350
からの出力信号に基づき、第1の電動ファン240aの
ファンモータ242aを駆動し、第1のファンモータ2
42aに軸着された第1のファン241aを回転駆動す
る。また、同時に電動ファン選択回路350は第2の電
動ファン駆動回路390に信号を送り、この第2の電動
ファン駆動回路390は、電動ファン選択回路350か
らの出力信号に基づき、第2の電動ファン240bのフ
ァンモータ242bの駆動を停止する。ファンモータ2
42bの停止に伴い、第2のファンモータ242bに軸
着された第2のファン241bはその回転を停止する。
【0027】以上に説明したように、本第1実施例にお
いては、車両の進行方向一端部に第1の空気吸い込み口
250aと、車両の進行方向他端部に第2の空気吸い込
み口250bとが設けられており、室外ユニット200
a外部の車両の進行方向一端部に配置された風圧センサ
260の出力に基づいて、進行方向判定回路320が風
圧の有無に応じて車両の進行方向を判定し、この判定結
果に基づいて、空気吸い込み口選択回路340が第1の
空気吸い込み口開閉手段230aもしくは第2の空気吸
い込み口開閉手段230bを選択し、この選択結果に基
づいて、第1の空気吸い込み口開閉駆動回路360もし
くは第2の空気吸い込み口開閉駆動回路370が第1の
空気吸い込み口開閉手段230aおよび第2の空気吸い
込み口開閉手段230bを開閉駆動する。
【0028】これにより、車両の進行方向に係わりな
く、第1の空気吸い込み口250aおよび第2の空気吸
い込み口250bが各々開閉されて、第1の空気吸い込
み口250aもしくは第2の空気吸い込み口250bが
開口し、第2の吸い込み口250bもしくは第1の吸い
込み口250aが閉口するので、第1の空気吸い込み口
250aおよび第2の空気吸い込み口250bの中間部
に設けられた凝縮器210は、第1の空気吸い込み口2
50aもしくは第2の空気吸い込み口250bより導入
された全ての走行風により冷却されることとなる。
【0029】また、これと同時に、進行方向判定回路3
20の判定結果に基づいて、電動ファン選択回路350
が、第1の電動ファン240aもしくは第2の電動ファ
ン240bを選択し、この選択結果に基づいて、第1の
電動ファン駆動回路380もしくは第2の電動ファン駆
動回路390が第1の電動ファン240aもしくは第2
の電動ファン240bを駆動する。第1の電動ファン2
40aもしくは第2の電動ファン240bが駆動される
と、第1の空気吸い込み口250aもしくは第2の空気
吸い込み口250bより導入された走行風は、凝縮器2
10を冷却した後、室外ユニット200aの外部へ排出
されることとなる。
【0030】これにより、車両走行時の走行風を積極的
に凝縮器210の冷却用に利用することができるように
なり、凝縮器210の放熱性能を向上させることができ
るとともに、省動力、省燃費の向上を図ることができ
る。
【0031】実施例2 本第2実施例において、上述の第1実施例と相違すると
ころは、図6および図7に示すように、第1の空気吸い
込み口250aと第2の空気吸い込み口250bとの中
間部に配置された凝縮器210の冷媒の入り口側もしく
は冷媒の出口側の配管271に、この配管271から分
岐して冷媒圧力センサ270を配置したことである。こ
こで、冷媒圧力センサ270は冷媒圧力に応じて出力電
圧を発生するものである。図8は本第2実施例の制御ブ
ロック図を示している。
【0032】この図8において、図4の第1実施例と相
違するところは、凝縮器210の冷媒の入り口側もしく
は冷媒の出口側の配管271に、この配管271から分
岐して冷媒圧力センサ270を配置したことに伴い、制
御装置300に、冷媒圧力センサ270からの検出出力
に基づいて冷媒の圧力を判定する冷媒圧力判定回路33
0を備え、さらに、この冷媒圧力判定回路330の判定
結果に基づいて第1の電動ファン240aおよび前記第
2の電動ファン240bの駆動、停止および速度制御を
行う電動ファン制御回路391を備えたことにある。こ
こで、電動ファン制御回路391は電動ファン制御手段
ということができる。なお、本第2実施例においても、
空気吸い込み口開閉制御については上述の第1実施例
(図5のフローチャート)と同様であるので、その説明
は省略する。
【0033】ついで、電動ファン240a、240bの
速度制御について説明する。図9は冷媒圧力センサ27
0の出力Psと電動ファン240a、240bの回転速
度との関係を示す図であり、この図9は冷媒圧力センサ
270の出力Psが増大するに伴い、電動ファン240
a、240bの回転速度が増すことを示している。図9
において、本発明の空調装置の起動時は、冷媒圧力セン
サ270の出力Psは小さいため、電動ファン240
a、240bは起動しない。空調装置が起動するにつれ
て徐々に冷媒圧力が上昇し、冷媒圧力センサ270の出
力PsがPLO(例えば、14kg/cm2)になると、
電動ファン240a、240bは起動し、その回転速度
はLoとなる。さらに、冷媒圧力が上昇し、冷媒圧力セ
ンサ270の出力PsがPHI(例えば、18kg/cm
2)になると、第1の電動ファン制御回路381もしく
は第2の電動ファン制御回路391は、第1の電動ファ
ン240aもしくは第2の電動ファン240bのファン
モータ242aもしくは242bへの印加電圧を上昇さ
せて、ファンモータ242aもしくは242bの回転速
度を上昇させ、第1の電動ファン240aもしくは第2
の電動ファン240bの回転速度はHiとなる。
【0034】この状態で空調装置の設定値を下げると、
冷媒圧力センサ270の出力Psが徐々に下降し、冷媒
圧力センサ270の出力PsがPLO(例えば、14kg
/cm2)になると、第1の電動ファン制御回路381
もしくは第2の電動ファン制御回路391は、第1の電
動ファン240aもしくは第2の電動ファン240bの
ファンモータ242aもしくは242bへの印加電圧を
下降させ、ファンモータ242aもしくは242bの回
転速度を下降させて、第1の電動ファン240aもしく
は第2の電動ファン240bの回転速度はLoとなる。
さらに空調装置の設定値を下げると、さらに冷媒圧力が
下降し、冷媒圧力センサ270の出力Psがさらに小さ
くなって、やがて冷媒圧力センサ270の出力Psがな
くなり、その出力値PsがPOFF(0kg/cm2)にな
ると第1の電動ファン制御回路381もしくは第2の電
動ファン制御回路391は、第1の電動ファン240a
もしくは第2の電動ファン240bのファンモータ24
2aもしくは242bへ電圧を印加しなくなる。それに
伴い、ファンモータ242aもしくは242bの回転は
停止し、電動ファン240a、240bは停止される。
【0035】ここで、車速(V)と凝縮器210の能力
との関係について説明すると、図10は車速(V)と凝
縮器210の能力との関係を示す図である。図10にお
いて、車速が上昇するに従い、凝縮器210が冷却され
る能力が増すこととなり、凝縮器210の熱交換能力が
増すため、車速が上昇するに伴い、凝縮器能力が増大す
ることとなる。
【0036】以上に説明したように、本第2実施例にお
いては、前述の第1実施例と同様に、空気吸い込み口開
閉手段230a、230bが選択された後、進行方向判
定回路320の判定結果に基づいて、電動ファン選択回
路350が、第1の電動ファン240aもしくは第2の
電動ファン240bを選択し、この選択結果に基づい
て、第1の電動ファン制御回路381もしくは第2の電
動ファン制御回路391が第1の電動ファン240aも
しくは第2の電動ファン240bを駆動する。第1の電
動ファン240aもしくは第2の電動ファン240bが
駆動されると、第1の空気吸い込み口250aもしくは
第2の空気吸い込み口250bより導入された全ての走
行風は、凝縮器210を冷却した後、室外ユニット20
0aの外部へ排出されることとなる。
【0037】また、これと同時に、第1の電動ファン制
御回路もしくは第2の電動ファン制御回路が、冷媒圧力
センサ270の出力に応じて、即ち、図9に示されるよ
うな制御特性に応じて、第1の電動ファン240aもし
く第2の電動ファン240bを速度制御する。これによ
り、第1の空気吸い込み口250aもしは第2の空気吸
い込み口250bより導入された全ての走行風は、凝縮
器210を冷却した後、第1の開口部245aもしくは
第2の開口部245bを通して室外ユニット200aの
外部へ排出することとなる。これにより、車両走行時の
走行風を積極的に凝縮器210の冷却用に利用すること
ができ、第1の電動ファン240aおよび第2の電動フ
ァン240bの省動力は無論のこと、走行時には、第1
の電動ファン240aおよび第2の電動ファン240b
を使用する以上の冷却能力を発揮することが可能とな
り、冷凍サイクルの冷媒の吐出圧力を低くすることが可
能となるため、省動力、省燃費が向上するという格別の
効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調装置を鉄道車両に適用した実施例
を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例の空調装置の室外ユニット
を示す図であり、実線矢印方向(図の左方向)に車両が
走行する場合のダンパの開閉状態および走行風の進行状
態を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例の空調装置の室外ユニット
を示す図であり、実線矢印方向(図の右方向)に車両が
走行する場合のダンパの開閉状態および走行風の進行状
態を示す図である。
【図4】図2、図3の室外ユニットの第1実施例の制御
ブロック図である。
【図5】本発明の第1実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の第2実施例の空調装置の室外ユニット
を示す図であり、実線矢印方向(図の左方向)に車両が
走行する場合のダンパの開閉状態および走行風の進行状
態を示す図である。
【図7】本発明の第2実施例の空調装置の室外ユニット
を示す図であり、実線矢印方向(図の右方向)に車両が
走行する場合のダンパの開閉状態および走行風の進行状
態を示す図である。
【図8】図6、図7の室外ユニットの第2実施例の制御
ブロック図である。
【図9】冷媒圧力センサの出力とファン回転速度の関係
を示す図である。
【図10】車速と凝縮器能力の関係を示す図である。
【符号の説明】
200a…室外ユニット、210…室外熱交換器(凝縮
器)、230a…第1のダンパ、230b…第2のダン
パ、231a…第1のサーボモータ、231b…第2の
サーボモータ、240a…第1の電動ファン、240b
…第2の電動ファン、242a…第1のファンモータ、
242b…第2のファンモータ、250a…第1の吸い
込み口、250b…第2の吸い込み口、260…風圧セ
ンサ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61D 27/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷媒を液化する凝縮器と、該凝縮器を冷却
    する電動ファンとからなる室外ユニットを有する車両用
    空調装置において、 前記車両の進行方向一端部に設けられた第1の空気吸い
    込み口と、前記車両の進行方向他端部に設けられた第2
    の空気吸い込み口と、前記第1および第2の空気吸い込
    み口を各々開閉する第1および第2の空気吸い込み口開
    閉手段と、前記第1および第2の空気吸い込み口の中間
    部に設けられた凝縮器と、前記第1の空気吸い込み口と
    前記凝縮器との中間部に設けられた凝縮器を冷却する第
    1の電動ファンと、前記第2の空気吸い込み口と前記凝
    縮器との中間部に設けられた凝縮器を冷却する第2の電
    動ファンとを有する室外ユニットと、 前記室外ユニット外部の車両の進行方向一端部に配置さ
    れた風圧センサと、 前記風圧センサの出力の有無に基づいて車両の進行方向
    を判定する進行方向判定手段と、 前記進行方向判定手段の判定結果に基づいて前記第1お
    よび第2の空気吸い込み口開閉手段を選択する空気吸い
    込み口選択手段と、 前記空気吸い込み口選択手段の選択結果に基づいて前記
    第1および第2の空気吸い込み口開閉手段を開閉駆動す
    る空気吸い込み口開閉駆動手段と、 前記進行方向判定手段の判定結果に基づいて前記第1お
    よび第2の電動ファンを選択する電動ファン選択手段
    と、 前記電動ファン選択手段の選択結果に基づいて前記第1
    および第2の電動ファンを駆動する電動ファン駆動手段
    と、を備えたことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】冷媒を液化する凝縮器と、該凝縮器を冷却
    する電動ファンとからなる室外ユニットを有する車両用
    空調装置において、 前記車両の進行方向一端部に設けられた第1の空気吸い
    込み口と、前記車両の進行方向他端部に設けられた第2
    の空気吸い込み口と、前記第1および第2の空気吸い込
    み口を各々開閉する第1および第2の空気吸い込み口開
    閉手段と、前記第1および第2の空気吸い込み口の中間
    部に設けられた凝縮器と、前記第1の空気吸い込み口と
    前記凝縮器との中間部に設けられた凝縮器を冷却する第
    1の電動ファンと、前記第2の空気吸い込み口と前記凝
    縮器との中間部に設けられた凝縮器を冷却する第2の電
    動ファンとを有する室外ユニットと、 前記室外ユニット外部の車両の進行方向一端部に配置さ
    れた風圧センサと、 前記凝縮器の冷媒の入力側あるいは吐出側に配置された
    冷媒圧力センサと、 前記風圧センサの出力の有無に基づいて車両の進行方向
    を判定する進行方向判定手段と、 前記進行方向判定手段の判定結果に基づいて前記第1お
    よび第2の空気吸い込み口開閉手段を選択する空気吸い
    込み口選択手段と、 前記空気吸い込み口選択手段の選択結果に基づいて前記
    第1および第2の空気吸い込み口開閉手段を開閉駆動す
    る空気吸い込み口開閉駆動手段と、 前記進行方向判定手段の判定結果に基づいて前記第1お
    よび第2の電動ファンを選択する電動ファン選択手段
    と、 前記電動ファン選択手段の選択結果に基づいて前記第1
    および第2の電動ファンを駆動するとともに、前記冷媒
    圧力センサの出力に基づき、前記第1の電動ファンおよ
    び前記第2の電動ファンの駆動、停止および速度制御を
    行う電動ファン制御手段を備えたことを特徴とする車両
    用空調装置。
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