JPH04214156A - エンジン駆動式ヒートポンプ - Google Patents

エンジン駆動式ヒートポンプ

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JPH04214156A
JPH04214156A JP3029570A JP2957091A JPH04214156A JP H04214156 A JPH04214156 A JP H04214156A JP 3029570 A JP3029570 A JP 3029570A JP 2957091 A JP2957091 A JP 2957091A JP H04214156 A JPH04214156 A JP H04214156A
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JP
Japan
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engine
refrigerant
heat
generator
compressor
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Application number
JP3029570A
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English (en)
Inventor
Tatsumi Gamo
蒲生 竜巳
Akira Yanagida
昭 柳田
Etsuji Miyata
宮田 悦次
Masanobu Ito
伊藤 昌伸
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房運転時エンジン排
熱を冷媒に回収する冷媒加熱器を設けたエンジン駆動式
ヒートポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジン駆動式ヒートポンプは、
暖房運転時外気温度が低下すると圧縮機負荷が低下する
ので、これに伴いエンジン負荷も低下する。このため当
然にエンジン排熱も低下し、冷媒加熱器における加熱能
力が低下するという悪循環を生じていた。これに対し、
エンジンで駆動される圧縮機の他にエンジンで駆動され
る発電機と、該発電機の発電電力により発熱する電気ヒ
ータとを設けたエンジン駆動式ヒートポンプ利用の熱源
装置が、特公平1−26463号公報に開示されている
。この装置は、図3に示すように外気温度が一定温度以
上の通常時には、エンジンaにより圧縮機bのみを駆動
し、凝縮器cと冷媒加熱器dとで被加熱流体を加熱し、
寒冷期において蒸発器eへの着霜や着氷により、蒸発器
eでの吸熱作用が著しく低下又は不能となったような悪
条件下での運転時には、発電機fのみをエンジンにより
駆動して、ヒートポンプを停止する一方、冷媒加熱器d
と電気ヒータgとで被加熱流体を加熱するもので、発電
機fと圧縮機bとを背反的にエンジン駆動するようにし
たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記熱
源装置におけるエンジン駆動式ヒートポンプは、外気温
が低い暖房運転時には、電磁クラッチh及びiにより圧
縮機bを止め発電機fを駆動して発電機fの発電電力に
より発熱する電気ヒータgと、冷媒加熱器dにより被加
熱流体を加熱するもので、直接冷媒回路を循環する冷媒
を加熱するものでないので、ヒートポンプサイクルの効
率的利用がなされていないという問題点がある。即ち、
エンジンにより圧縮機及び発電機を同時に駆動して、電
気ヒータとエンジン排熱により冷媒を加熱すれば圧縮機
の負荷が上昇し、これによりエンジン負荷も連動的に上
昇する。このためエンジンの排熱量が大きくなって、冷
媒加熱器における冷媒の加熱能力を高めることができる
。本発明は上記した点に着目してなされたもので、外気
温が低い暖房運転時の暖房能力を向上させることができ
るエンジン駆動式ヒートポンプを提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の具体的手段として、エンジンにより駆動される圧縮機
と、暖房運転時エンジンの排熱を冷媒に回収する冷媒加
熱器とを冷媒回路に設けるとともに、前記エンジンによ
り電磁クラッチを介して駆動される発電機と、該発電機
の発電電力により発熱する電気ヒータとを備えてなるエ
ンジン駆動式ヒートポンプにおいて、冷媒を加熱するべ
く前記電気ヒータを冷媒回路に配設するとともに、外気
温センサと前記電磁クラッチを作動,非作動に切替える
電磁クラッチ制御手段とを設け、暖房運転時外気温セン
サの検出する外気温度が所定温度以下の場合、前記電磁
クラッチ制御手段により電磁クラッチを作動させ、圧縮
機とともに前記発電機を同時に駆動するようにしたこと
を特徴とするエンジン駆動式ヒートポンプが提供される
【0005】
【作用】上記エンジン駆動式ヒートポンプの作用は以下
の通りである。暖房運転時、外気温センサが所定温度以
下の外気温度を検出すると、電磁クラッチ制御手段が電
磁クラッチを非作動から作動に切替える。このため、エ
ンジンの回転駆動力が発電機に伝達されて圧縮機ととも
に発電機が駆動される。そして、発電機の発電電力によ
り発熱する電気ヒータと、エンジン排熱の双方により冷
媒が加熱される。この時、加熱される冷媒の温度上昇に
より圧縮機の負荷が上昇し、これに伴いエンジン負荷が
連動的に上昇してエンジン排熱温度が一層高くなり、冷
媒の加熱が促進され暖房能力が向上する。
【0006】
【実施例】(第1実施例) 本発明の第1実施例を添付図面に基づいて説明する。図
1は、本発明のエンジン駆動式ヒートポンプの構成図で
ある。図において、1はエンジン,2は圧縮機,3は発
電機であって共にエンジン1により駆動される。4はエ
ンジン1と発電機3の駆動連結を断続させる電磁クラッ
チである。冷媒回路Aは、基本回路Bと冷媒加熱回路C
とから構成される。基本回路Bは、圧縮機2,四方弁5
,暖房運転時には凝縮器として、また冷房運転時には蒸
発器として機能する室内熱交換器6,第1の減圧装置7
,暖房運転時には蒸発器として、冷房運転時には凝縮器
として機能する室外熱交換器8,アキュムレータ9及び
該アキュムレータ9と前記四方弁5の間に介装された逆
止弁10から構成される。また冷媒加熱回路Cは、前記
室内熱交換器6と第1の減圧装置7の間から分岐して、
前記逆止弁10とアキュムレータ9間に連結されるもの
で、第2の減圧装置11,冷媒加熱器12,電気ヒータ
13及び電磁弁14から構成される。電気ヒータ13は
、前記発電機3の発電電力の通電により発熱して冷媒を
加熱する。
【0007】温水回路Dは、熱回収回路Eと放熱回路F
を並列に接続して構成される。熱回収回路Eは、エンジ
ン1に付設した排気熱交換器15により暖められるエン
ジン冷却水を、第1の温水電磁弁16を介してエンジン
1と冷媒加熱器12の間を循環させ、放熱回路Fは前記
エンジン冷却水を第2の温水電磁弁17を介してエンジ
ン1とラジエータ18の間に循環させる。19は外気温
センサであって、外気温度の検出信号を制御装置21へ
入力する。制御装置21は、図示しない電子制御ユニッ
トメモリ等から構成され、前記外気温センサ19の他図
示しない各種センサ及び冷暖房モード設定スイッチ,風
量設定スイッチ等の信号を入力して、前記エンジン1,
電磁クラッチ4,電磁弁14及び第1,第2の温水電磁
弁16,17等に対する制御信号を出力して適宜自動運
転を行う。その他22は室内ファン、23は室外ファン
である。
【0008】上記構成の本実施例の作動について以下に
説明する。 (I)寒冷期における暖房運転モードで外気温が所定温
度以下の低温の場合。まず、エンジン1の始動とともに
、外気温センサ19の外気温度の検出信号に基づいて電
磁クラッチ4が作動し、圧縮機2とともに発電機3が駆
動される。四方弁5は冷媒を実線矢印の向きに循環させ
るように設定されている。圧縮機2で圧縮され高圧状態
の冷媒は、四方弁5を介して室内熱交換器6へ供給され
、室内ファン22で引き起こされる空気流と熱交換され
放熱し、低圧側へ流れる。そして、この熱交換により暖
められた空気により室内を暖房する。この時、冷媒加熱
回路Cに介装された電磁弁14は開かれ、かつ温水回路
Dの第1の温水電磁弁16が開かれ第2の温水電磁弁1
7が閉じられている。従って、室内熱交換器6を通過し
た冷媒は、冷媒加熱回路Cへ流入して、第2の減圧装置
11で減圧された後冷媒加熱器12へ供給される。冷媒
加熱器12では、エンジン1及び排気熱交換器15によ
って、暖められ熱回収回路Eを循環するエンジン冷却水
により、冷媒が加熱されるとともに、発電機3の発電電
圧の印加により発熱する電気ヒータ13により更に加熱
される。そしてこの加熱された冷媒が、アキュムレータ
9を介して圧縮機2の吸入側に帰還され再び圧縮される
【0009】上記のような暖房運転状態にあっては、前
記冷媒加熱回路Cに流入する冷媒が、冷媒加熱器12及
び電気ヒータ13の双方により加熱されるため、圧縮機
2の負荷が上昇し、圧縮機2と発電機3を駆動するエン
ジン1の負荷も相乗的に上昇して、排熱量が大きくなり
冷媒加熱器12における加熱能力が一層高まる。このた
め暖房効率が向上する。この場合室外熱交換器8及び室
外ファン23は作動しない。
【0010】(II)暖房運転モードで外気温が所定温
度以上の通常暖房運転時の場合。この場合は、冷媒加熱
回路Cに介装された電磁弁14は間欠的にオン・オフ制
御される。この電磁弁14が開いている状態では、前記
(I)の場合と同様の作動となるが、電磁クラッチ4は
非作動状態であり発電機3は駆動されない。従って電気
ヒータ13による冷媒の加熱は行われない。電磁弁14
が閉じている状態では、室内熱交換器6から流出する冷
媒は冷媒加熱回路Cへ流入することなく、第1の減圧装
置7により減圧されて室外熱交換器8へ供給され、室外
ファン23により発生する外気流と熱交換して吸熱する
。上記のように冷媒は外気とエンジン排熱との双方から
交互に吸熱動作を行うもので、暖房能力及び暖房効率が
高い。
【0011】(III)暖房負荷が小さい中間状態にお
ける能力制御運転時の場合。この場合、冷媒加熱回路C
に介装した電磁弁14は閉じたままとなって、冷媒の吸
熱は室外熱交換器8において外気からのみ行われる。こ
の場合第1の温水電磁弁16は閉じられ、第2の温水電
磁弁17は開かれた状態となり、放熱回路Fによりラジ
エータ18にエンジン冷却水が循環し、エンジン排熱を
放出する。第1の温水電磁弁16が閉じられているため
、冷媒加熱器12へはエンジン冷却水は循環しない。
【0012】(IV)冷房運転を行う場合。この場合は
、四方弁5が切替わり第1図の破線矢印で示すように冷
媒を循環させる。この冷房運転モードにおいては、発電
機3の駆動は行われず、第1の温水電磁弁16も閉じら
れていて、第2の温水電磁弁17が開き、放熱回路Fに
よりエンジン1の冷却水がラジエータ18へ循環して放
熱し冷却されるようになっている。冷房運転モードは、
上記のように通常のヒートポンプサイクルにより行われ
るもので、既に公知であるとともに本発明の要旨外であ
るので詳細な説明は省略する。
【0013】(第2実施例) 第2実施例装置は、特にバス車両等に用いられる補助エ
ンジン式空調装置であって、図2はそのシステム構成図
である。冷媒回路Aは補助エンジン31に直結された圧
縮機32、四方弁33、暖房運転時には凝縮器として、
冷房運転時には蒸発器として機能する室内熱交換器34
、膨張弁35、暖房運転時には蒸発器として、冷房運転
時には凝縮器として機能する室外熱交換器36、前記補
助エンジン31の冷媒冷却用の冷媒加熱器37、電気ヒ
ータ38及びアキュームレータ39とにより構成される
【0014】前記室内熱交換器34にはブロワ40を対
向させて設け、その室内熱交換器34とブロワ40との
間にヒータコア41を配設する。ヒータコア41には、
温水電磁弁42を介装した温水配管43により車両走行
用のエンジン44の冷却水を循環させるようにする。ま
た、前記室外熱交換器36と、前記補助エンジン31に
より駆動される室外ファン45との間にはラジエータ4
6を配設する。さらに、前記補助エンジン31と冷媒加
熱器37とは冷却水循環用配管47により接続し、冷媒
加熱器37へ向かう配管には補助エンジン31の排熱を
回収するための排気熱交換器48を介装する。そして、
補助エンジン31へ向かう配管には三方弁49を介装す
るとともに、三方弁49の切換により冷却水を前記ラジ
エータ46に循環させる配管50を分岐する。前記排気
熱交換器48には、排気路切換ダンパ51の切換により
補助エンジン31の排気ガスを導いて、冷却水と排気ガ
スとの間で熱交換を行う。ブロワモータ52と前記ブロ
ワ40とは、ユニバーサルシャフト53により回転駆動
可能に連結する。さらに、ブロワモータ52には、電磁
クラッチ54を付設しVベルト55により伝達される前
記補助エンジン31の回転駆動力の伝達、非伝達を後述
する制御装置71の制御信号により行う。
【0015】電源56には、ブロワモータ駆動回路57
と前記電気ヒータ38を発熱させるためのヒータ回路5
8を接続し、モータリレー59とモータ・ヒータ切換リ
レー60とを介装する。61は外気温センサであって、
外気温度の検出信号を制御装置71へ入力する。制御装
置71は、図示しない電子制御ユニットメモリ等から構
成され、前記外気温センサ61の他図示しない各種セン
サ及び冷暖房モード設定スイッチ,風量設定スイッチ等
の信号を入力して、前記補助エンジン31,電磁クラッ
チ54,温水電磁弁42,三方弁49,排気路切換ダン
パ51,モータリレー59及びモータ・ヒータ切換リレ
ー60等に対する制御信号を出力して適宜自動運転を行
う。
【0016】上記構成の補助エンジン式空調装置の作動
について、前記第1実施例の説明に準じて以下に説明す
る。(I)寒冷期における暖房運転モードで外気温が所
定温度以下の低温の場合。まず、補助エンジン31の始
動とともに、外気温センサ61の外気温度の検出信号に
基づいて電磁クラッチ54が作動し、圧縮機32ととも
にブロワモータ52が回転されユニバーサルシャフト5
3によりブロワ40が駆動される。このとき、四方弁3
3,三方弁49は冷媒を実線矢印の向きに循環させるよ
うに設定されている。また、排気路切換ダンパ51は補
助エンジン31の排気ガスを排気熱交換器48へ導くよ
うに切換られている。そして、モータ・ヒータ切換リレ
ー60を図2の破線状態に切換えてヒータ回路58を閉
成させ、回転駆動されるブロワモータ52が発電する電
力により電気ヒータ38を発熱させる。ブロワモータ5
2を回転駆動させることにより、補助エンジン31の負
荷が増加して、排気ガス温度及び冷却水温度の上昇が速
まる。
【0017】圧縮機32で圧縮され高圧状態の冷媒は、
四方弁33を介して室内熱交換器34へ供給され、ブロ
ワ40で引き起こされる空気流と熱交換され放熱し、低
圧側へ流れる。そして、この熱交換により暖められた空
気により室内を暖房する。室内熱交換器34を通過した
冷媒は、実線矢印で示すように膨張弁35を経て室外熱
交換器36へ流入して、外気と熱交換を行い冷媒加熱器
37へ供給される。冷媒加熱器37では、冷却水循環用
配管47を循環する補助エンジン31のエンジン冷却水
により、冷媒が加熱されるとともに、発熱する電気ヒー
タ38により更に加熱される。そしてこの加熱された冷
媒が、アキュムレータ39を介して圧縮機32の吸入側
に帰還され再び圧縮される。
【0018】上記のような暖房運転状態にあっては、冷
媒が前記冷媒加熱器37及び電気ヒータ38の双方によ
り加熱されるため、圧縮機32の負荷が上昇し、圧縮機
32と発電機として作動するブロワモータ52を駆動す
る補助エンジン31の負荷も相乗的に上昇して、排熱量
が大きくなり前記冷媒加熱器37における加熱能力が一
層高まる。このため暖房効率が向上する。さらに、車両
走行用のエンジン44のエンジン冷却水の温度が所定温
度(例えば50°C以上)に上昇したとき、制御装置7
1の指令により温水配管43に介装された温水電磁弁4
2を開いて、ヒータコア41にエンジン冷却水を循環さ
せることにより、室内熱交換器34で加熱された空気を
更に昇温させることができ、従来の予熱機付温水式暖房
装置の2〜3倍の暖房立上り特性を得ることができる。
【0019】(II)暖房運転モードで外気温が所定温
度以上の通常暖房運転時の場合。車両が走行している場
合は、車両走行用のエンジン44の冷却水排熱量は、室
温を維持するのに十分の熱量である。このため、補助エ
ンジン31を停止し、電磁クラッチ54をオフするとと
もに、モータリレー59を破線状態に切換え、モータ・
ヒータ切換リレー60を実線状態に切換えて、ブロワ駆
動回路57を閉成し電源56によりブロワモータ52を
回転駆動させブロワ40により送風する。車両停車中等
で前記エンジン冷却水の熱量が減少した場合は、前記補
助エンジン31を運転するヒートポンプサイクルにより
暖房を行う。この時のヒートポンプサイクルの運転制御
は、圧縮機32の回転数,電気ヒータ38のオン・オフ
,排気路切換ダンパ51の切換及びブロワ40の風量等
に応じて、所定の制御プログラムにより行われる。
【0020】(III)冷房運転を行う場合。この場合
は、補助エンジン31を駆動し、四方弁33,三方弁4
9及び排気路切換ダンパ51を破線状態に切換え、図2
の破線矢印で示すように冷媒を循環させる。この冷房運
転モードにおいては、電磁クラッチ54をオンするとと
もに、モータリレー59及びモータ・ヒータ切換リレー
60は切換えて、ブロワモータ駆動回路57及びヒータ
回路58を開く。これにより、ブロワモータ52が単な
る回転伝達機構として用いられ、補助エンジン31によ
りブロワ40が回転する。また、前記温水配管43の温
水電磁弁42を閉じヒータコア41を作動させないよう
にする。この冷房運転時には、三方弁49の前記切換え
により補助エンジン31の冷却水がラジエータ46へ循
環して放熱し冷却されるため、冷媒加熱器37で冷却さ
れる冷媒の過冷却度が増加し従来装置に比較して冷房能
力が高まる。冷房運転モードは、上記のように通常のヒ
ートポンプサイクルにより行われるもので、既に公知で
あるとともに本発明の要旨外であるので第1実施例と同
様詳細な説明は省略する。
【0021】上記したように第2実施例は、既設のブロ
ワモータと電磁クラッチを用いて、本来のブロワモータ
と発電機の機能を発揮させるようにしたもので、電気ヒ
ータ専用の発電機及び電磁クラッチを必要としないから
、大きさや重量が増加することもなく、車両用の空調装
置として極めて有効である。尚、上記第2実施例では、
アキュームレータサイクルで示したがレシーバサイクル
であってもよいのはもちろんのこと、膨張弁にキャピラ
リーチューブを用いてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記構成を有し、冷媒を加熱す
るべくヒータを冷媒回路に配設し、暖房運転時外気温が
所定温度以下の低温の場合、圧縮機と発電機を同時にエ
ンジン駆動し、エンジンの排熱を回収する冷媒加熱器と
発電機の発電電力により発熱する電気ヒータの双方によ
り冷媒を直接加熱して冷凍サイクルを効率よく活用した
ものであり、加熱能力が高まり、この冷媒の加熱により
圧縮機の負荷が上昇し、これにつれてエンジン負荷も連
動的に上昇して排熱が増大し、特に低温時の暖房運転に
おいて暖房能力を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示すシステム構成図である。
【図2】第2実施例を示すシステム構成図である。
【図3】従来例のシステム構成図である。
【符号の説明】
1...エンジン、  2,32...圧縮機、  3
...発電機、4,54...電磁クラッチ、  5,
33...四方弁、  12,37...冷媒加熱器、
  13,38...電気ヒータ、  15,48..
.排気熱交換器、  19,61...外気温センサ、
21,71...制御装置、  31...補助エンジ
ン、  52...ブロワモータ、A...冷媒回路、
  B...基本回路、  C...冷媒加熱回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンジンにより駆動される圧縮機と、
    暖房運転時エンジンの排熱を冷媒に回収する冷媒加熱器
    とを冷媒回路に設けるとともに、前記エンジンにより電
    磁クラッチを介して駆動される発電機と、該発電機の発
    電電力により発熱する電気ヒータとを備えてなるエンジ
    ン駆動式ヒートポンプにおいて、冷媒を加熱するべく前
    記電気ヒータを前記冷媒回路に配設するとともに、外気
    温センサと前記電磁クラッチを作動,非作動に切替える
    電磁クラッチ制御手段とを設け、暖房運転時前記外気温
    センサの検出する外気温度が所定温度以下の場合、前記
    電磁クラッチ制御手段により前記電磁クラッチを作動さ
    せ、前記圧縮機とともに前記発電機を同時に駆動するよ
    うにしたことを特徴とするエンジン駆動式ヒートポンプ
JP3029570A 1990-04-02 1991-01-29 エンジン駆動式ヒートポンプ Pending JPH04214156A (ja)

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