JP3146859B2 - 自動料金収受装置 - Google Patents

自動料金収受装置

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JP3146859B2 JP14983694A JP14983694A JP3146859B2 JP 3146859 B2 JP3146859 B2 JP 3146859B2 JP 14983694 A JP14983694 A JP 14983694A JP 14983694 A JP14983694 A JP 14983694A JP 3146859 B2 JP3146859 B2 JP 3146859B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動料金収受装置に係
り、より詳しくは、路上に設置された路上機と、車両に
搭載された車載機との通信により料金収受処理を自動的
に行う自動料金収受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、路上に設置された路上機と、
車両に搭載された車載機との通信により料金収受処理を
自動的に行う自動料金収受装置が多数提案されている。
ここで、車種(2輪車、普通車、大型車等)に応じて高
速道路の通行料金が異なっているので、自動料金収受装
置では、車種に応じた正しい料金を収受する必要があ
る。よって、車載機側から車種情報を送信し、送信され
た車種情報に基づいて、路上機が、車両の料金を算出
し、算出した料金を収受する自動料金収受装置が提案さ
れている。
【0003】しかしながら、このように車載機側に車種
情報をもっていると、例えば、大型車の車種情報をもっ
ている車載機を小型車に誤って取り付けると小型車に対
して大型車の料金が算出されたり、小型車の車種情報を
もっている車載機を大型車に不正に取り付けると、大型
車に対して小型車の料金が算出されて、正確な料金を収
受することができない。
【0004】このような誤りや不正を防止するため、I
Dプレート読取部、ナンバープレート読取部、比較照合
部、通信制御部、料金計算処理部及び不正通行対応部を
備えた自動車両識別装置が提案されている(特開平2−
159700号公報)。IDプレート読取部では、車両
に搭載されたIDプレートからのナンバープレート情報
(車両番号)を含んだID番号を受信し、受信したID
番号からナンバープレート情報を識別して、これを比較
照合部に出力する。ナンバープレート読取部では、撮影
したナンバープレートの画像を処理してナンバープレー
ト情報(車両番号)を識別して、これを比較照合部に出
力する。比較照合部では、入力した両ナンバープレート
情報とを比較、判定し、この判定結果(一致情報又は不
一致情報)を通信制御部に出力する。そして、一致情報
を入力した通信制御部は、料金計算処理部に該情報を出
力し、料金計算処理部は、料金計算処理を実行する。一
方、不一致情報を入力した通信制御部は、不正通行対応
部に出力し、不正通行対応部は、ゲート閉鎖等の処理を
行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動車両識別装置における路上に設置された装置では、
ナンバープレートを撮影し、撮影されたナンバープレー
トの画像を処理したり、受信したID番号から識別した
ナンバープレート情報と撮影された画像を処理して識別
したナンバープレート情報とを比較し、これらが一致し
ているかいなか判定する等、複雑な処理を行う必要があ
る。
【0006】本発明は、上記事実に鑑み成されたもの
で、簡易な構成で正確な料金を収受することが可能な自
動料金収受装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため本発
明は、路上に設置された路上機と、車両に搭載された車
載機との間で車種情報を含んだ情報の通信により料金収
受処理を自動的に行う自動料金収受装置において、前記
車両の前記車載機以外に、該車両の車種情報を記憶する
記憶手段を固定設置し、前記車載機に、前記記憶手段に
記憶された車種情報を取り込む車種情報取込手段を設け
ている。前記記憶手段は、前記車両を制御する制御手段
内に固定設置することができる。前記車載機は、該車載
機を前記車両から取り外したときに前記料金収受処理を
停止する停止手段をさらに備えている。この停止手段
は、前記料金収受処理の情報の通信のために前記車種情
報取込手段で取り込んだ車種情報を記憶すると共に、電
源遮断によって、記憶した車種情報を喪失する車種情報
記憶手段を採用することができる。
【0008】
【作用】発明の自動料金収受装置では、路上に設置さ
れた路上機と車両に搭載された車載機との間で車種情報
を含んだ情報の通信を行う。
【0009】ここで、車両には、該車両の車種情報を記
憶する記憶手段を車載機以外に固定設置している。車載
機に設けられた車種情報取込手段は、該記憶手段に記憶
された車種情報を取り込む。車載機は、取り込んだ車種
情報を路上機に送信する。そして、路上機は、送信され
た該車種情報に応じて料金収受を自動的に行う。
【0010】このように、車両に固定設置された記憶手
段に記憶された該車両の車種情報を取り込み、これを路
上機に送信することから、車載機は、異なる種類の車両
に取り付けられても、新たに取り付けられた車両の車種
情報を路上機に送信することになり、路上機は、常に、
正しい車種情報に基づいて料金の収受処理を自動的に行
うことができ、画像処理や、所定情報の比較、判定等の
複雑な処理を排除することができ、簡易な構成で正確な
料金収受を自動的に行うことができる。
【0011】ここで、車両には、該車両の車種情報を記
憶する記憶手段を車載機以外に固定設置している。車載
機に設けられた車種情報取込手段は、該記憶手段に記憶
された車種情報を取り込む。車載機は、取り込んだ車種
情報を路上機に送信する。そして、路上機は、送信され
た該車種情報に応じて料金収受を自動的に行う。また、
車載機に、車載機が前記車両から離脱された場合に、料
金収受処理を停止する停止手段を設ける。これにより、
車載機を車両から取り外すと、料金収受が停止するの
で、所定の車両に取り付けていれば車載機は常に正確な
車種情報を路上機に送信することになる。この停止手段
として、車種情報取込手段を、電源が遮断された場合に
取り込んだ情報が喪失するようにする。従って、車載機
を車両から取り外すと、離脱後に車種情報が喪失するの
で車種情報を送信できなくなる。これによって、車両に
車載機を新たに取り付けると、車載機は、新たに取り付
けられた車両に固定設置された記憶手段に記憶された該
車両の車種情報を取り込み、これを路上機に送信するこ
とから、路上機は、常に、正しい車種情報に基づいて料
金の収受処理を自動的に行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。本実施例の自動料金収受装置は、車両に
搭載された車載機(詳細は後述)と、有料道路の入口ゲ
ートや出口ゲート等の地上側に設置された路上機との間
で電波通信を行うことによって、入口ゲートや出口ゲー
トで車両が停止することなく通行料金を自動的に収受す
るようにしたものである。
【0013】図1に示すように、車両90に搭載される
車載機30は、後述するように、料金残額情報等が格納
されたICカード62が着脱可能なICカードリードラ
イト装置60を備えている(図5参照)。この車載機3
0は、車両ナンバー等からなる車種情報等の固定データ
を記憶した記憶回路を備えると共に、ICカードリード
ライト装置60によって装着されたICカード62の料
金残高情報やIDコードを参照したり、ICカード62
に料金残額情報の書き込みを行う。
【0014】一方、地上側設備としては、後述するよう
に、有料道路の入口ゲート100、分岐点の直前又は直
後等の途中経路200、サービスエリア内、及び出口ゲ
ート300の各々に車載機30と各種の情報を授受する
ための路上機が設置されている。
【0015】入口ゲート100には、フラットアンテナ
からなる入口アンテナ117と、入口アンテナ117と
接続された入口アンテナ制御装置132とからなる路上
機が設置されている。この入口アンテナ制御装置132
により入口アンテナ117を介して、有料道路の入口ゲ
ート情報を車両に搭載された車載機30送信し、また車
載機30からの信号を受信することができる。なお、入
口ゲート100には、自動料金収受が行えないため手払
いによって通行料金を支払う車両のために、従来と同様
の通行券を発行する通行券発行装置123が設置されて
いる。また、入口アンテナ制御装置132は、有料道路
への進入車両を統括的に管理する等のために、中央コン
ピュータ400へ接続されている。
【0016】途中経路200には、フラットアンテナか
らなる経路把握アンテナ217と、経路把握アンテナ2
17に接続された経路把握アンテナ制御装置232とか
らなる路上機が設置されている。この経路把握アンテナ
制御装置232により経路把握アンテナ217を介し
て、分岐点からどちらの経路を選択して走行したかを示
す情報や有料道路をどのような経路で走行したかを表す
経路通過情報(経路把握アンテナ制御装置の設置位置情
報等)等を車載機30に対して送信する。また、経路把
握アンテナ制御装置232は、有料道路における車両の
走行状態を統括的に管理する等のために、中央コンピュ
ータ400へ接続されている。
【0017】出口ゲート300には、電波による情報授
受の確実性を向上させるために、フラットアンテナから
なる予告アンテナ317と料金所アンテナ341との2
種類のアンテナが配設されている。この予告アンテナ3
17には予告アンテナ制御装置331が接続され、料金
所アンテナ341には料金所アンテナ制御装置332が
接続されている。これらの予告アンテナ制御装置331
及び料金所アンテナ制御装置332は、中央コンピュー
タ400に接続されたローカルコントローラ380に接
続されている。これらの予告アンテナ317、料金所ア
ンテナ341、予告アンテナ制御装置331及び料金所
アンテナ制御装置332は、本発明の路上機として作用
するが、予告アンテナ317及び予告アンテナ制御装置
331は省略することもできる。
【0018】また、出口ゲート300には、料金未払い
で通過する車両等の不正通行車両を撮影するカメラ35
2が接続された不正通行車撮影システム350、自動料
金収受ができない車両に対する料金手払システム323
が設置されている。これらの各システムをローカルコン
トローラ380で一括して制御することによって、料金
収受不能等に対する処置を行うと共に、車両が走行した
通行区間(経路)及び車種に応じた通行料金を自動的に
収受している。また、中央コンピュータ400とローカ
ルコントローラ380を接続することによって、料金テ
ーブル改正の情報や、不正通行車に関する情報の授受を
円滑かつ迅速に行っている。
【0019】次に、上記入口ゲート、途中経路、及び出
口ゲートの各概略構成の一例を更に説明する。
【0020】図2に示すように、本実施例の有料道路の
入口ゲート100は、3つのレーン102、104、1
06を有している。レーン102は敷地108と分離帯
110との間に形成され、レーン104は分離帯110
と分離帯112との間に形成され、レーン106は分離
帯112と敷地114との間に形成されている。これら
の複数のレーンを跨ぐように、敷地108から敷地11
4にかけてアーチ116が配設されており、アーチ11
6上には、各レーンの直上に位置するように、入口アン
テナ118、120、122が取り付けられている。入
口アンテナ118は、レーン102を走行する車両に対
して情報の授受を行い、入口アンテナ120は、レーン
104を走行する車両に対して情報の授受を行い、ま
た、入口アンテナ122は、レーン106を走行する車
両に対して情報の授受を行う。
【0021】敷地114には、入口アンテナ制御装置1
32を備えた入口ゲート制御センタ130が配設されて
おり、この入口アンテナ制御装置132には入口アンテ
ナ118、120、122が接続されている。
【0022】なお、図2では図1の入口アンテナ117
として入口アンテナ118、120、122を用いた
が、1又は2レーンにして1つ又は2つの入口アンテナ
を用いるようにしてもよく、更に多数の入口アンテナを
用いるようにしてもよい。
【0023】入口ゲート100には、各々のレーンに対
応するように手払いによって通行料を払うための通行券
を発行する通行券発行装置124、126、128が設
置されている。通行券発行装置124は、レーン102
に対応し、通行券発行装置126は、レーン104に対
応し、通行券発行装置128はレーン106に対応する
ように設置されている。これらの通行券発行装置12
4、126、128は入口ゲート制御センター130に
接続されている。
【0024】なお、アーチ116の車両進行方向の下流
側には、各レーンへの進入の可否を指示するための信号
機134、136、138が各々のレーンに対応して配
設されている。これら信号機134、136、138
は、入口ゲート制御センタ130に接続されており、各
レーンへ車両が進入可能なときの表示(例えば、青信
号)または進入が不可能なときの表示(例えば、赤信
号)の何れかを表示する。
【0025】入口ゲート制御センター130の入口アン
テナ制御装置132は、中央コンピュータ400(図1
参照)に接続されている。なお、入口アンテナ制御装置
132を中央コンピュータ400に接続することなく、
入口ゲートのみによる独立した制御系としてもよい。
【0026】図3に示すように、有料道路の分岐点の直
前である途中経路200は、2つのレーン202、20
4が隣接して敷地208と敷地214の間に形成されて
いる。これらのレーン202、204を跨ぐように、敷
地208から敷地214にかけてアーチ216が配設さ
れており、アーチ216上には、経路把握アンテナ21
8、220、222が取付けられている。経路把握アン
テナ218は、レーン202の上方に位置しレーン20
2を走行する車両に対する情報の授受を行い、経路把握
アンテナ222は、レーン204の上方に位置しレーン
204を走行する車両に対する情報の授受を行う。これ
らの経路把握アンテナ218、222の間でかつレーン
202、204の境界を示すセンターライン206の上
方には、レーン202、204に跨がるような車両に対
する情報の授受を行う経路把握アンテナ220が配設さ
れている。
【0027】敷地214には、経路把握アンテナ制御装
置232を備えた経路制御センター230が配設されて
おり、この経路把握アンテナ制御装置232には経路把
握アンテナ218、220、222が接続されている。
【0028】図4に示すように、有料道路の出口ゲート
300には、3つのレーン302、304、306が設
けられている。レーン302は敷地308と分離帯31
0の間に形成され、レーン304は分離帯310と分離
帯312の間に形成され、レーン306は分離帯312
と敷地314の間に形成されている。
【0029】これらの複数のレーンを跨ぐように、敷地
308から敷地314にかけてアーチ316が配設され
ており、アーチ316上には、予告アンテナ318、3
20、322が取付けられている。予告アンテナ318
は、レーン302の上方に位置しレーン302を走行す
る車両に対する情報の授受を行い、予告アンテナ320
は、レーン304の上方に位置しレーン304を走行す
る車両に対する情報の授受を行い、同様に、予告アンテ
ナ322は、レーン306の上方に位置しレーン306
を走行する車両に対する情報の授受を行う。
【0030】敷地314には、出口ゲート制御センタ3
30が配設されており、この出口ゲート制御センタ33
0には予告アンテナ制御装置331及び後述する料金所
アンテナ制御装置332が配設されている。予告アンテ
ナ制御装置331には、予告アンテナ318、320、
322が接続されている。
【0031】ア−チ316が配置された位置の車両進行
方向の下流側には、上記の複数のレーンを跨ぐように、
敷地308から敷地314にかけてアーチ340が配設
されており、アーチ340上には、料金所アンテナ34
2、344、346が取り付けられている。料金所アン
テナ342は、レーン302の上方に位置しレーン30
2を走行する車両に対する料金に関連する情報の授受を
行い、料金所アンテナ344は、レーン304の上方に
位置しレーン304を走行する車両に対する情報の授受
を行い、同様に、料金所アンテナ346は、レーン30
6の上方に位置しレーン306を走行する車両に対する
情報の授受を行う。これらの料金所アンテナ342、3
44、346には、料金所アンテナ制御装置332が接
続されている。
【0032】出口ゲート300には、通行料を自動課金
できない手払いによる車両のために、各々のレーンに対
応するように料金支払ボックス324、326、328
が設置されている。料金支払ボックス324は、レーン
302に対応して配設され、料金支払ボックス326
は、レーン304に対応して配設され、料金支払ボック
ス328はレーン306に対応して配設されている。こ
れらの料金支払ボックス324、326、328の各々
には、図示しないマイクロコンピュータが配設され、図
示しないマイクロコンピュータの各々を統括的に管理す
ることによって手払いにより収受した情報を管理する料
金手払システム323を構成している。この料金手払シ
ステム323は、ローカルコントローラ380に接続さ
れている(図1参照)。
【0033】また、料金支払ボックスの車両進行方向の
下流側には、不正通行車両を撮影するための不正通行車
撮影システム350が配置され(図1参照)、不正通行
車撮影システム350の撮像装置であるカメラ352、
354、356がレーン302、304、306に対応
して配設されている。この不正通行車撮影システム35
0は、ローカルコントローラ380に接続されている。
【0034】なお、アーチ340の車両進行方向の下流
側には、各レーンへの進入の可否を指示するための信号
機334、336、338が各々のレーンに対応して配
設されている。これら信号機334、336、338
は、出口ゲート制御センター330に接続されており、
各レーンへ車両が進入可能な表示(例えば、青信号)ま
たは進入が不可能な表示(例えば、赤信号)のいずれか
を表示する。
【0035】出口ゲート制御センター330は、中央コ
ンピュータ400(図1参照)に接続されている。な
お、出口ゲート制御センター330を中央コンピュータ
400に接続することなく、出口ゲートのみによる独立
した制御系としてもよい。
【0036】次に、車両に積載される車載機30の構成
を説明する。図5に示すように車載機30は、後述する
路上機から送信された信号を受信する受信アンテナ32
を備えている。受信アンテナ32は、受信アンテナ32
で受信された変調波を検波し、データ信号を得る検波回
路34に接続されている。検波回路34は、データ信号
受信回路44を介してマイクロコンピュータを含んで構
成された信号処理回路46に接続されている。
【0037】信号処理回路46には、IDコード及び車
種情報等の固定データを記憶する記憶回路48及びID
コードを含むデータ信号等を応答信号として送信する送
信回路50が接続されており、この送信回路50は送受
信アンテナ52に受信された無変調の搬送波である問合
せ信号を信号処理回路46からのデータ信号で変調して
送受信アンテナ52を介して返送する。
【0038】なお、車両に搭載されている車載機には車
載バッテリーから常時電源が供給されている。また、記
憶回路48は、揮発性のものであり、車載バッテリーか
らの電源が遮断された場合に記憶している情報が喪失す
るものである。
【0039】また、信号処理回路46には、ICカード
62が着脱可能なICカードリードライト装置60が接
続されている。
【0040】以上説明した車載機30は、路上機から送
信された信号を受信する受信アンテナ32と、路上機か
ら送信された問合せ信号を受信すると共に受信した問合
せ信号をデータ信号で変調した信号を送信する送受信ア
ンテナ52と、を別々に構成しているが、これに限定す
るものでなく、1つの送受信アンテナとして構成するよ
うにしてもよい。
【0041】さらに、信号処理回路46には、LCDか
らなる表示器64、車両を制御するECU(Electronic
Control Unit )70が接続されている。ECU70
は、図示しないCPU、ROM、RAMを含んで構成さ
れており、RAMには、車種情報が格納されている。E
CU70には、イグナイター72、燃料噴射弁74が接
続されている。ECU70は、イグナイター72を制御
して点火時期を制御し、燃料噴射弁74を制御して燃料
流入量を制御している。さらに、ECU70には、セン
サー群76が接続されており、エンジン内の温度、シリ
ンダの回転速度、車速等を取り込む。
【0042】次に、車載機30と通信を行う路上機につ
いて、出口ゲート300に設けられた路上機を例にして
説明する。なお、説明を簡単にするため、レーン302
を走行する車両に対する電波の授受を担当する出口アン
テナ318及び出口アンテナ制御装置331を用いて説
明する。
【0043】図6に示すように、レーン302を走行す
る車両に対する地上側の装置は、出口アンテナ318及
び出口アンテナ制御装置331から構成されている。出
口アンテナ318は、送信アンテナ22及び送受信アン
テナ26から構成されている。なお、送信アンテナ22
と送受信アンテナ26とを別々に構成しているが、これ
に限定するものでなく、1つの送受信アンテナとして構
成するようにしてもよい。出口アンテナ制御装置331
は、マイクロコンピュータを含んで構成された信号処理
回路12を備えている。この信号処理回路12は、中央
コンピュータ400に接続可能になっている。信号処理
回路12は、命令を含むデータ信号(通信要求信号)を
送信する送信回路14に接続されている。送信回路14
はミキサー18を介して送信アンテナ22に接続されて
いる。ミキサー18には所定周波数の搬送波を発生する
搬送波発生回路20が接続されており、ミキサー18は
送信回路14から入力される信号と搬送波発生回路20
から入力される搬送波とをミックスし、送信回路14か
ら入力された信号で搬送波発生回路20から入力された
搬送波を変調する。また、送信アンテナ22からはこの
変調波が電波として送信される。
【0044】搬送波発生回路20には、図5に示す車載
機30から変調されて返送され送受信アンテナ26で受
信された変調波からデータ信号を取り出す送受信回路2
4が接続されている。この送受信回路24は信号処理回
路12に接続されている。
【0045】なお、出口ゲート300における他の入口
アンテナの構成は、上記と同様の構成であるため説明を
省略する。また、入口ゲート100、及び途中経路20
0における各々のアンテナ及びアンテナ制御装置の構成
も、上記と略同様の構成であるため、説明を省略する。
【0046】次に本発明の実施例の処理ルーチンを説明
する。車載機30が車両に取り付けられて車載バッテリ
ーから電源が供給された時、イグニッションのオン時、
入口ゲート100で入口ゲートアンテナ117から信号
を受信した時、車載機30のスイッチがオンされた時等
の車種情報の要求タイミングか判断し(ステップ40
2、図7参照)、該タイミング時の場合に、ステップ4
03で、記憶回路48に車種情報が無いか否か判断す
る。車種情報がある場合は、車載機30が車両から取り
外されていないので、処理を終了し、車種情報が無い場
合としては、例えば、ドライバーが普通車用の車種情報
が記憶回路48に記憶された普通車用の車載機30を不
正に使用するために、普通車から大型車に搭載しようと
して、車載機30を普通車から取り外す場合等があるの
で、ステップ404で、ECU70に車種情報の送信要
求を出力する。ECU70から信号を受信するまで待ち
(ステップ406)、ステップ408で、入力した信号
のエラーチェックを行う。入力した信号が正常であれ
ば、入力した信号(車種情報)を記憶回路48に格納す
る。一方、入力した信号が異常であれば、ステップ41
2で、車載機30の機能を停止する処理を行う。すなわ
ち、路上機から信号を受信しても、受信した信号に応じ
た処理を行わないようにする。そして、ステップ414
で、表示器64を発光させて、車載機30の機能が停止
していることを報知する。
【0047】図8は、ECU70の処理ルーチンであ
る。車載機30から車種情報の送信要求の信号が入力さ
れた場合(ステップ422)に、ステップ424で、R
AMから車種情報を取り込み、ステップ426で、車種
情報を車載機30に送信する。
【0048】以上説明したように、ECUから取り込ん
だ車種情報を記憶する記憶回路は、電源が遮断された場
合、記憶している情報が喪失するものであることから、
他の車両に取り付けようとして、車載機を車両から取り
外すと、記憶回路への電源が遮断され、記憶している情
報が喪失する。よって、車載機を他の車両に新たに取り
付けても、該車載機は、新たに取り付けられた車両に記
憶されている車種情報を取り込むことになる。
【0049】次に、本実施例の料金収受処理を説明す
る。出口ゲートに設置された路上機では、図10に示す
ように車載機30からの応答信号を受信するまでステッ
プ462で、連続波からなる問合わせ信号を送信し、ス
テップ464で、車載機30からの応答信号を受信する
と、ステップ466で、応答信号から、入口ゲート、通
過ゲート等のゲート情報、車種情報を読み出し、ステッ
プ468で、読み出したゲート情報、車種情報に基づい
て料金テーブルを参照して、料金を算出し、ステップ4
70で、算出した料金情報を送信する。
【0050】図9は、車載機30の処理ルーチンを示す
もので、路上機からの問合せ信号を受信すると(ステッ
プ452)、ステップ454で、車種情報を取り込む。
すなわち、本実施例では、ECU70から取り込んだ車
種情報が車載機30の記憶回路48に格納されているの
で(ステップ410、図7参照)、該記憶回路48から
車種情報を取り込む。
【0051】ステップ456で、受信した問合せ信号を
搬送波として、自車を特定する識別コードであるIDコ
ード、入口ゲート、通過ゲート等のゲート情報及び取り
込んだ車種情報で搬送波を変調した変調波を応答信号と
して送信する。
【0052】ステップ458で、路上機から料金情報の
信号を受信すると、ステップ460で、受信した料金情
報に基づいて、ICカード62に格納された料金残額情
報から該料金を減算し、減算した残額の情報を記憶す
る。
【0053】このように、車載機は、車両を制御するE
CCに記憶された車種情報を読み出し、これを路上機に
送信するようにしているので、車載機を他の車両に取り
付けても、車載機は、新たに取り付けられた車両から車
種情報を読み出すことから、取り付ける車両を異にして
も正しい車種情報を路上機に送信することになり、路上
機は、画像処理や、所定情報の比較、判定等の複雑な処
理を排除することができ、簡易な構成で正確な料金収受
を自動的に行うことができる。
【0054】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。本実施例は、前述した第1の実施例と略同様とな
っているので、同一部分の説明は省略する。なお、前述
した第1の実施例では、車種情報を揮発性の記憶回路4
8に記憶するものであるが、本実施例では、車種情報を
信号処理回路46の図示しないROMに記憶している。
【0055】図11に示すように、イグニッションオン
時にステップ404で、車種情報の送信を要求し、EC
U70から受信した信号のエラーチェックを行い(ステ
ップ406、408)、ステップ432で、ECU70
から受信した車種情報とROMに記憶されている車種情
報とが一致しないか否か判断し、一致する場合には、車
載機が、本来使用されるべき車両に取り付けられている
ので、処理を終了し、一致しない場合には、車載機が、
本来使用されるべき車両に取り付けられていないので、
ステップ434で、ECU70から受信した車種情報を
RAMに格納する。なお、車種情報がRAMに既に格納
されている場合には、該既に記憶されている車種情報に
重ねて、受信した新たな車種情報を記憶する。これによ
り、既に格納されている車種情報が新たに記憶された車
種情報により取り込むことができなくなる。次のステッ
プ436で、ROMに格納されている車種情報を使用す
ることかできないようにする。なお、ECU70から受
信した信号のエラーチェックの結果が異常である場合に
は、前述した第1の実施例の処理と同様の処理を行う
(ステップ412、414)。
【0056】なお、車種情報の送信が要求された場合の
ECU70の処理は、前述した第1の実施例と同様に行
う(ステップ422、424、426、図8参照)。
【0057】そして、本実施例における料金収受処理で
は、前述した料金収受処理におけるステップ454(図
9参照)における車種情報取込処理では、図12に示す
ように、まず、ステップ470で、ROMに格納されて
いる車種情報を使用することかできないか否か判断す
る。ROMに格納されている車種情報が使用することか
できない場合は、車載機が、本来使用されるべき車両に
取り付けられていないことから、ECU70から取り込
んだ車種情報を使用するため、ステップ472で、車種
情報をRAMから取り込む。一方、ROMに格納されて
いる車種情報が使用することかでき場合は、車載機が、
本来使用されるべき車両に取り付けられていることか
ら、ステップ474で、車種情報をROMから取り込
む。
【0058】このように、ECU70から受信した車種
情報と信号処理回路内のROMに記憶されている車種情
報とが一致する場合にROM内の車種情報を用い、両車
種情報が一致しない場合にECU70から受信した車種
情報をRAMに格納してROM内の車種情報を使用でき
ないようにすると共にRAM内の車種情報を使用するよ
うにしているので、車載機を他の車両に取り付けた場合
に、車載機は、新たに取り付けられた車両の車種情報を
送信することから、路上機は、常に正確な車種情報に基
づいて料金収受処理を行うことができ、画像処理や、所
定情報の比較、判定等の複雑な処理を排除することがで
き、簡易な構成で正確な料金収受を自動的に行うことが
できる。
【0059】次に第3の実施例について説明する。前述
した実施例では、車種情報をECCから取り込んでいる
が、本実施例は、車載機30の記憶回路内のRAMに車
種情報を予め記憶しているのみである。なお、前述した
第1の実施例と略同様の構成となっているため、同一部
分の説明は省略する。
【0060】ここで、本実施例における入口ゲート10
0の3つのレーン102、104、106の手前には、
図14に示すように、該レーン102、104、106
に続くレーン150とは別にレーン142、144を有
している。レーン142とレーン150との間の敷地1
43、レーン150とレーン144との間の敷地145
には、車種情報書込装置152、154がそれぞれ配置
されている。車種情報書込装置152、154は、IC
カード62が着脱されると、装着されたICカード62
に作業員によって車種情報を書き込むものである。な
お、車種情報書込装置152、154を入口ゲート10
0に備えるようにしているが、これに限定するものでな
く、途中ゲート、出口ゲート、その他、サービスエリア
内に備えるようにしてもよい。
【0061】ここで、車種情報が記憶されている記憶回
路48は、揮発性のものであり、車載機30が車両から
取り外されて電源が遮断されると、記憶している情報が
喪失するようになっている。従って、車載機30は、常
に、車両に取り付けられている必要がある。すなわち、
車載機30は、イグニッションオン時に、ステップ49
2(図13参照)で、記憶回路48に車種情報が有るか
否か判断する。
【0062】ここで、記憶回路48に車種情報がない場
合としては、車載機30が車両から取り外された場合で
ある。前述したように記憶回路48は、揮発性であるの
で、車載機30への電源が遮断されると記憶回路48内
の情報が喪失する。
【0063】そして、記憶回路48に車種情報が有る場
合には、該車載機30が車両から1度も離脱されていな
いことから、処理を終了する。一方、記憶回路48に車
種情報がない場合には、ステップ494で、車載機30
の機能を停止する処理を行う。すなわち、路上機から信
号を入力しても、入力した信号に応じた処理を行わない
ようにする。そして、ステップ496で、表示器64を
発光させて、車載機30の機能が停止していることを報
知する。
【0064】このように、本実施例では、車載機30内
の記憶回路48が揮発性であるため、該車載機30が車
両から取り外された場合には、記憶回路48内の情報が
喪失し、その後、路上機から信号を受信したとしても料
金収受処理を行わないことから、自動的に料金収受処理
を行うためには、該車載機を予め定められた車両に取り
付けて使用しなければならい。従って、車載機は常に予
め定められた車両の正しい車種情報を路上機に送信する
ことになり、路上機は、常に正確な車種情報に基づいて
料金収受処理を行うことができ、画像処理や、所定情報
の比較、判定等の複雑な処理を排除することができ、簡
易な構成で正確な料金収受を自動的に行うことができ
る。
【0065】このように、車載機を1度でも車両から取
り外すと、不正に使用するためでなく誤って車両から車
載機を取り外してしまった場合にも、車載機を再度使用
することができなくなってしまう。
【0066】そこで、このように場合に対処するため本
実施例では、車種情報書込装置152、154により、
車種情報を書き込むようにしている。
【0067】すなわち、車種情報書込装置152を管理
している作業員にICカード62を渡すと、作業員は、
ICカード62を車種情報書込装置152の所定の箇所
に挿入し、車両90の車種に応じた車種情報を車種情報
書込装置152によりICカード62に書き込む。
【0068】そして、作業員から車種情報が書き込まれ
たICカード62を受け取ったドライバーは、ICカー
ド62を車載機30に挿入する。ICカード62が挿入
されると、車載機30は、記憶回路48に車種情報が記
憶されているか否か判断する。記憶回路48に車種情報
が記憶されている場合には、処理を終了し、車種情報が
記憶回路48に記憶されていない場合には、ICカード
62から車種情報を取り込んで、車種情報を記憶回路4
8に記憶する。
【0069】なお、以上説明したように、車両に固定設
置された記憶手段に車種情報を記憶するようにして、簡
易な構成で正確な料金を収受するようにしているが、こ
れに限定するものでなく、路上に設置された路上機と、
車両に搭載された車載機との通信により料金収受処理を
自動的に行う自動料金収受装置において、車載機に、該
車載機が前記車両から離脱された場合に、料金収受処理
を停止する停止手段を設けるようにして、簡易な構成で
正確な料金を収受するようにしてもよい。
【0070】すなわち、停止手段として、車載機に、該
車載機が搭載されている車両の車種情報を記憶する車種
情報記憶手段を設け、該車種情報記憶手段を、電源が遮
断された場合に記憶した車種情報が喪失するようにす
る。
【0071】このように、車種情報記憶手段に電源が遮
断された場合に記憶した車種情報が喪失するようにして
いるので、車載機を車両から取り外すと、記憶手段への
電源が遮断され、記憶手段に記憶した車種情報が喪失
し、料金収受が停止する。よって、所定の車両に取り付
けていれば車載機は常に正確な車種情報を路上機に送信
することになり、路上機は、常に、正しい車種情報に基
づいて料金の収受処理を自動的に行うことができる。
【0072】また、発明において、停止手段として、
前述した車種情報取込手段を、電源が遮断された場合に
取り込んだ情報が喪失するようにする。
【0073】このように、車両に固定設置された記憶手
段から車種情報を車種情報取込手段に取り込んだ車載機
を該車両から取り外すと、該車両から離脱した後に、車
種情報取込手段に取り込まれた車種情報が喪失すること
となり、車種情報を送信することができなくなり、料金
収受が停止する。よって、車両に車載機を新たに取り付
けると、該車載機は、新たに取り付けられた車両に固定
設置された記憶手段に記憶された該車両の車種情報を取
り込み、これを路上機に送信することから、路上機は、
常に、正しい車種情報に基づいて料金の収受処理を自動
的に行うことができる。
【0074】以上説明したように、車載機が該車両が搭
載されている車両から離脱された場合に、料金収受処理
を停止すれば、所定の車両に取り付けていれば車載機は
常に正確な車種情報を路上機に送信することになり、路
上機は正確な料金収受を行うことができ、画像処理や、
所定情報の比較、判定等の複雑な処理を排除することが
でき、簡易な構成で正確な料金収受を自動的に行うこと
ができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、車両に固
定設置された記憶手段に記憶された該車両の車種情報を
取り込み、これを路上機に送信すると共に、車載機を車
両から取り外したときに料金収受処理を停止することか
ら、車載機は、異なる種類の車両に取り付けられても、
新たに取り付けられた車両の車種情報を路上機に送信す
ることになり、路上機は、常に、正しい車種情報に基づ
いて料金の収受処理を自動的に行うことができ、画像処
理や、所定情報の比較、判定等の複雑な処理を排除する
ことができ、簡易な構成で正確な料金収受を自動的に行
うことができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な自動料金収受装置を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の自動料金収受装置の入口ゲートを示す概
略斜視図である。
【図3】図1の自動料金収受装置の途中経路を示す概略
斜視図である。
【図4】図1の自動料金収受装置の出口ゲートを示す概
略斜視図である。
【図5】本実施例の車載機、ECUを示すブロック図で
ある。
【図6】路上機の一例を示すブロック図である。
【図7】第1の実施例の車載機の処理ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図8】第1の実施例のECUの処理ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図9】第1の実施例の出口ゲートでの料金収受処理に
おける車載機側の処理ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図10】第1の実施例の出口ゲートでの料金収受処理
における路上機側の処理ルーチンを示すフローチャート
である。
【図11】第2の実施例の車載機側の処理ルーチンを示
すフローチャートである。
【図12】第2の実施例の料金収受処理における車種情
報取込処理のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図13】第3の実施例の車載機側の処理ルーチンを示
すフローチャートである。
【図14】車種情報書込装置の設置場所を示した図であ
る。
【符号の説明】
30 車載機 100 入口ゲート 117 入口アンテナ 200 途中経路 217 経路把握アンテナ 300 出口ゲート 317 予告アンテナ 341 料金所アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/015 G07B 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路上に設置された路上機と、車両に搭載
    された車載機との間で車種情報を含んだ情報の通信によ
    り料金収受処理を自動的に行う自動料金収受装置におい
    て、 前記車両の前記車載機以外に、該車両の車種情報を記憶
    する記憶手段を固定設置し、 前記車載機に、前記記憶手段に記憶された車種情報を取
    り込む車種情報取込手段と、前記車載機を前記車両から
    取り外したときに前記料金収受処理を停止する停止手段
    と、を設けた、 ことを特徴とする自動料金収受装置。
  2. 【請求項2】 前記停止手段は、前記料金収受処理の情
    報の通信のために前記車種情報取込手段で取り込んだ車
    種情報を記憶すると共に、電源遮断によって、記憶した
    車種情報を喪失する車種情報記憶手段であることを特徴
    とする請求項1に記載の自動料金収受装置。
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