JP3146681B2 - ペレット突き上げ用ピン - Google Patents
ペレット突き上げ用ピンInfo
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- JP3146681B2 JP3146681B2 JP27364392A JP27364392A JP3146681B2 JP 3146681 B2 JP3146681 B2 JP 3146681B2 JP 27364392 A JP27364392 A JP 27364392A JP 27364392 A JP27364392 A JP 27364392A JP 3146681 B2 JP3146681 B2 JP 3146681B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pellet
- pin
- push
- pushing
- buffer spring
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Die Bonding (AREA)
- Dicing (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造装置
に関し、リードフレーム上にペレットをマウントする際
にペレットを突き上げてコレットに吸着させるために用
いるペレット突き上げ用ピンに関する。
に関し、リードフレーム上にペレットをマウントする際
にペレットを突き上げてコレットに吸着させるために用
いるペレット突き上げ用ピンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のペレット突き上げピン5は図2に
示すように先端に円錐形状に形成されたピン形状を有し
ている。
示すように先端に円錐形状に形成されたピン形状を有し
ている。
【0003】次に動作について説明する。図4に示すよ
うにペレット突き上げピン5は、荷重,突き上げ停止位
置,スピードが最適な条件に調整された後、シートにの
っているペレット7を、ペレットの裏面よりコレット6
の吸着面(コレット真空引口8の開口端)まで突き上
げ、ペレット7はコレット6に吸着される。吸着された
ペレット7は、リードフレーム上まで移動され、リード
フレーム上にマウントされる。
うにペレット突き上げピン5は、荷重,突き上げ停止位
置,スピードが最適な条件に調整された後、シートにの
っているペレット7を、ペレットの裏面よりコレット6
の吸着面(コレット真空引口8の開口端)まで突き上
げ、ペレット7はコレット6に吸着される。吸着された
ペレット7は、リードフレーム上まで移動され、リード
フレーム上にマウントされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のペレット突
き上げピンは、ペレットを突き上げる条件が荷重,適正
な停止位置,スピードからはずれて異常な状態となった
時、図4に示すコレット6に対してペレット7を突き上
げてペレットを湾曲させたり、最悪な条件では、コレッ
トに対してペレット表面が接触するという問題点があっ
た。
き上げピンは、ペレットを突き上げる条件が荷重,適正
な停止位置,スピードからはずれて異常な状態となった
時、図4に示すコレット6に対してペレット7を突き上
げてペレットを湾曲させたり、最悪な条件では、コレッ
トに対してペレット表面が接触するという問題点があっ
た。
【0005】本発明の目的は、ペレットの湾曲やコレッ
トとペレット表面との接触を回避したペレット突き上げ
用ピンを提供することにある。
トとペレット表面との接触を回避したペレット突き上げ
用ピンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るペレット突き上げ用ピンは、ペレット
を突き上げてコレットに吸着させるペレット突き上げ用
ピンであって、ペレットを突き上げるピン部と、前記ピ
ン部を摺動可能に支持し、突き上げ力が加えられる突き
上げピン支持部と、前記ピン部と前記突き上げピン支持
部との間に介在する緩衝バネとを有し、前記突き上げ力
は、前記ペレットに接触した時点で最も小さく、前記ペ
レットが突き上げられるに従って次第に大きくなるよう
に、前記突き上げ支持部から前記緩衝バネを介して前記
ピン部に伝わるものである。
め、本発明に係るペレット突き上げ用ピンは、ペレット
を突き上げてコレットに吸着させるペレット突き上げ用
ピンであって、ペレットを突き上げるピン部と、前記ピ
ン部を摺動可能に支持し、突き上げ力が加えられる突き
上げピン支持部と、前記ピン部と前記突き上げピン支持
部との間に介在する緩衝バネとを有し、前記突き上げ力
は、前記ペレットに接触した時点で最も小さく、前記ペ
レットが突き上げられるに従って次第に大きくなるよう
に、前記突き上げ支持部から前記緩衝バネを介して前記
ピン部に伝わるものである。
【0007】また、前記ピン部の先端は、ペレットと面
接触する平坦面形状としたものである。
接触する平坦面形状としたものである。
【0008】
【作用】ペレット突き上げピンが緩衝バネ2を備えるこ
とにより、図4のようにペレット突き上げ異常時でも、
ペレットに加わる力が緩衝バネで吸収され、結果として
ペレットに加わる衝撃が緩和される。
とにより、図4のようにペレット突き上げ異常時でも、
ペレットに加わる力が緩衝バネで吸収され、結果として
ペレットに加わる衝撃が緩和される。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0010】(実施例1)図1は、本発明の実施例1を
示す断面図である。
示す断面図である。
【0011】図1において、本発明は、軸形状の突き上
げピン支持部3と、緩衝バネ2と、ピン部1とを有して
いる。
げピン支持部3と、緩衝バネ2と、ピン部1とを有して
いる。
【0012】突き上げピン支持部3は、上端側にシリン
ダ部3aが設けられている。ピン部1はシリンダ部3a
内に摺動可能に設けられている。シリンダ部3aの上端
開口部は縮径されており、またピン部1は緩衝バネ2に
より常時上方に付勢されている。ピン部1の先端1aは
円錐形状となっている。
ダ部3aが設けられている。ピン部1はシリンダ部3a
内に摺動可能に設けられている。シリンダ部3aの上端
開口部は縮径されており、またピン部1は緩衝バネ2に
より常時上方に付勢されている。ピン部1の先端1aは
円錐形状となっている。
【0013】図1はウェハ厚400μm,チップ寸法1
4mm×6mmの突き上げピンの実施例で、緩衝バネ2
の係数は100g/100μmとなっている。
4mm×6mmの突き上げピンの実施例で、緩衝バネ2
の係数は100g/100μmとなっている。
【0014】次に動作について説明する。ピンの突き上
げ条件が異常となった場合、図5のように緩衝バネ2は
縮み、ペレットに加わる力を分散させる作用をもつ。こ
のようにしてペレットの湾曲,ペレット表面とコレット
との接触を防ぐ保護機能の役目を果している。
げ条件が異常となった場合、図5のように緩衝バネ2は
縮み、ペレットに加わる力を分散させる作用をもつ。こ
のようにしてペレットの湾曲,ペレット表面とコレット
との接触を防ぐ保護機能の役目を果している。
【0015】(実施例2)図3は、本発明の実施例2を
示す断面図である。
示す断面図である。
【0016】本実施例は、ピン部1の先端4aをペレッ
トと面接触する平坦面形状としたものである。
トと面接触する平坦面形状としたものである。
【0017】本実施例によれば、ピン先端部分に加わる
力を分散させることができ、ペレット湾曲を防止する点
で更に有効となる。
力を分散させることができ、ペレット湾曲を防止する点
で更に有効となる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、緩衝バネ
を有しているので、ペレット突き上げ異常時に、ペレッ
トに加わる衝撃を緩衝バネにより分散させ、ペレットの
湾曲を防止、又はペレット表面とコレットとの接触を防
止できる。
を有しているので、ペレット突き上げ異常時に、ペレッ
トに加わる衝撃を緩衝バネにより分散させ、ペレットの
湾曲を防止、又はペレット表面とコレットとの接触を防
止できる。
【0019】更に、ピン部の先端を平坦面形状とするこ
とにより、ペレットに加わる衝撃力をよりよく分散させ
ることができる。
とにより、ペレットに加わる衝撃力をよりよく分散させ
ることができる。
【図1】本発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】従来の突き上げピンを示す断面図である。
【図3】本発明の実施例2を示す断面図である。
【図4】突き上げピンのペレット突き上げ状態を示した
説明図である。
説明図である。
【図5】本発明の実施例1の動作を説明した断面図であ
る。
る。
1 突き上げピンのピン部 2 緩衝バネ 3 突き上げピン支持部 4a ピン部の先端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 H01L 21/301 H01L 21/52
Claims (2)
- 【請求項1】 ペレットを突き上げてコレットに吸着さ
せるペレット突き上げ用ピンであって、 ペレットを突き上げるピン部と、 前記ピン部を摺動可能に支持し、突き上げ力が加えられ
る突き上げピン支持部と、 前記ピン部と前記突き上げピン支持部との間に介在する
緩衝バネとを有し、前記突き上げ力は、前記ペレットに接触した時点で最も
小さく、前記ペレットが突き上げられるに従って次第に
大きくなるように、 前記突き上げ支持部から前記緩衝バ
ネを介して前記ピン部に伝わることを特徴とするペレッ
ト突き上げ用ピン。 - 【請求項2】前記ピン部の先端は、ペレットと面接触す
る平坦面形状としたものであることを特徴とする請求項
1に記載のペレット突き上げ用ピン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27364392A JP3146681B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | ペレット突き上げ用ピン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27364392A JP3146681B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | ペレット突き上げ用ピン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06104329A JPH06104329A (ja) | 1994-04-15 |
JP3146681B2 true JP3146681B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=17530550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27364392A Expired - Fee Related JP3146681B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | ペレット突き上げ用ピン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3146681B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100968814B1 (ko) * | 2008-05-14 | 2010-07-08 | 세메스 주식회사 | 리프트 핀 구조체 및 이를 구비하는 기판 처리 장치 |
CN105514177B (zh) * | 2016-02-03 | 2018-07-24 | 泰州市梦之谷科技发展有限公司 | 一种铝面低压平面式mos肖特基二极管 |
JP7184006B2 (ja) * | 2019-10-01 | 2022-12-06 | 三菱電機株式会社 | 半導体チップのピックアップ治具、半導体チップのピックアップ装置およびピックアップ治具の調節方法 |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP27364392A patent/JP3146681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06104329A (ja) | 1994-04-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |