JP3176645B2 - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents
半導体集積回路装置の製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、半導体集積回路装置
の製造技術に関し、例えば半導体集積回路装置の組立工
程におけるペレットボンディング時の半導体ペレット
(以下、ペレットという)のピックアップ技術に適用し
て有効な技術に関するものである。
の製造技術に関し、例えば半導体集積回路装置の組立工
程におけるペレットボンディング時の半導体ペレット
(以下、ペレットという)のピックアップ技術に適用し
て有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ペレットボンディング工程は、半導体ウ
エハ(以下、単にウエハという)から分割された複数個
のペレットを一個ずつピックアップして、例えばリード
フレームやパッケージ基板のペレット搭載部に接合する
工程である。
エハ(以下、単にウエハという)から分割された複数個
のペレットを一個ずつピックアップして、例えばリード
フレームやパッケージ基板のペレット搭載部に接合する
工程である。
【0003】この場合のペレットの供給方式には、例え
ばウエハシート上に貼り付けられたウエハを複数個のペ
レットに分割した後、そのままの状態でペレット供給部
に供給するウエハ貼り付け方式がある。
ばウエハシート上に貼り付けられたウエハを複数個のペ
レットに分割した後、そのままの状態でペレット供給部
に供給するウエハ貼り付け方式がある。
【0004】ところで、ウエハ貼り付け方式の場合、ウ
エハの分割方法として、例えばハーフカット、セミフル
カットおよびフルカットの三種類の方法がある。
エハの分割方法として、例えばハーフカット、セミフル
カットおよびフルカットの三種類の方法がある。
【0005】これらのうち、ハーフカットおよびセミフ
ルカットの場合、隣接するペレットの間隔が狭いので、
このままではペレットのピックアップが困難である。
ルカットの場合、隣接するペレットの間隔が狭いので、
このままではペレットのピックアップが困難である。
【0006】そこで、この場合は、例えばポリ塩化ビニ
ール等のような伸縮性の高い材料からなるウエハシート
を用い、これを引き伸ばすことによって隣接するペレッ
トの間隔を広げ、ピックアップを行っていた。この技術
については、例えば特開平1−205443号に記載さ
れている。
ール等のような伸縮性の高い材料からなるウエハシート
を用い、これを引き伸ばすことによって隣接するペレッ
トの間隔を広げ、ピックアップを行っていた。この技術
については、例えば特開平1−205443号に記載さ
れている。
【0007】しかし、この場合、ペレットの間隔を均一
に広げることができないので、ペレットの位置がずれて
しまい、安定したピックアップができない問題があっ
た。
に広げることができないので、ペレットの位置がずれて
しまい、安定したピックアップができない問題があっ
た。
【0008】また、近年、ウエハの径は増大する傾向に
あるが、引き伸ばし後のウエハはさらに大径になるの
で、ピックアップ装置が大形となる問題もあった。
あるが、引き伸ばし後のウエハはさらに大径になるの
で、ピックアップ装置が大形となる問題もあった。
【0009】一方、フルカットの場合は、ペレットの間
隔をある程度確保でき、ペレットの間隔を広げる必要が
ないので、上記のような問題は生じないが、ウエハシー
トに対して張力を与える必要がある。
隔をある程度確保でき、ペレットの間隔を広げる必要が
ないので、上記のような問題は生じないが、ウエハシー
トに対して張力を与える必要がある。
【0010】そのようにしないと、ウエハシート上のペ
レットが傾いてしまい、所定のペレットをピックアップ
する時に、そのペレットが隣接する他のペレットに接触
し、欠け等を生じさせ、組立歩留りが低下するからであ
る。
レットが傾いてしまい、所定のペレットをピックアップ
する時に、そのペレットが隣接する他のペレットに接触
し、欠け等を生じさせ、組立歩留りが低下するからであ
る。
【0011】隣接するペレットの間隔を広げることな
く、ウエハシートに張力を与える技術としては、例えば
ウエハシートを引き伸ばした状態で平面リング状のキャ
リア治具に張り付けて張力を与える方法やウエハシート
を引き伸ばさないでキャリア治具に貼り付けた後、加熱
収縮して張力を与える方法等がある。これらの技術につ
いては、それぞれ特開昭60−110135号、特開平
4−192348号に記載されている。
く、ウエハシートに張力を与える技術としては、例えば
ウエハシートを引き伸ばした状態で平面リング状のキャ
リア治具に張り付けて張力を与える方法やウエハシート
を引き伸ばさないでキャリア治具に貼り付けた後、加熱
収縮して張力を与える方法等がある。これらの技術につ
いては、それぞれ特開昭60−110135号、特開平
4−192348号に記載されている。
【0012】なお、ペレットボンダについては、例えば
工業調査会、平成2年10月20日発行、「電子材料別
冊 1991年版 超LSI製造・試験装置 ガイドブ
ック」P94〜P99に記載があり、ペレットボンダの
ペレット供給部やボンディング部等について説明されて
いる。
工業調査会、平成2年10月20日発行、「電子材料別
冊 1991年版 超LSI製造・試験装置 ガイドブ
ック」P94〜P99に記載があり、ペレットボンダの
ペレット供給部やボンディング部等について説明されて
いる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、隣接するペ
レットの間隔を広げることなく、ウエハシートに張力を
与える上記従来の技術においては、以下の問題があるこ
とを本発明者は見い出した。
レットの間隔を広げることなく、ウエハシートに張力を
与える上記従来の技術においては、以下の問題があるこ
とを本発明者は見い出した。
【0014】まず、隣接するペレットの間隔を広げない
従来技術のうち、ウエハシートを引き伸ばした状態でキ
ャリア治具に貼り付ける従来技術の場合は、次のような
問題があった。
従来技術のうち、ウエハシートを引き伸ばした状態でキ
ャリア治具に貼り付ける従来技術の場合は、次のような
問題があった。
【0015】第一に、ウエハシートの張力が低下し、安
定したピックアップができず、組立歩留りが低下する問
題があった。その張力低下の原因には、例えば経時変化
によるウエハシートの弾性力の低下、キャリア治具の洗
浄不良によるウエハシートの剥離またはウエハの大口径
化による重量増大等がある。
定したピックアップができず、組立歩留りが低下する問
題があった。その張力低下の原因には、例えば経時変化
によるウエハシートの弾性力の低下、キャリア治具の洗
浄不良によるウエハシートの剥離またはウエハの大口径
化による重量増大等がある。
【0016】第二に、ウエハシートの張力が低下すると
組立歩留りが低下するので、作業者はそれを防止するた
めにウエハシートの張力を管理しなければならない問題
があった。
組立歩留りが低下するので、作業者はそれを防止するた
めにウエハシートの張力を管理しなければならない問題
があった。
【0017】第三に、作業者は、組立歩留りの低下を抑
制するため、ウエハシートの張力が低下する前にピック
アップ作業を完了しなければならないので、ウエハをウ
エハシートに貼り付けてからピックアップ処理が終了す
るまでの間、他の作業に従事することができない問題が
あった。
制するため、ウエハシートの張力が低下する前にピック
アップ作業を完了しなければならないので、ウエハをウ
エハシートに貼り付けてからピックアップ処理が終了す
るまでの間、他の作業に従事することができない問題が
あった。
【0018】また、ウエハシートを加熱収縮させて張力
を与える従来技術の場合は、上記第一から第三の問題が
生じる上、ウエハシートが特殊な材料であるため、高価
となる問題があった。
を与える従来技術の場合は、上記第一から第三の問題が
生じる上、ウエハシートが特殊な材料であるため、高価
となる問題があった。
【0019】本発明は上記課題に着目してなされたもの
であり、その目的は、ウエハシートの張力低下を防止す
ることのできる技術を提供することにある。
であり、その目的は、ウエハシートの張力低下を防止す
ることのできる技術を提供することにある。
【0020】本発明の他の目的は、ウエハシートの張力
管理を不要とすることのできる技術を提供することにあ
る。
管理を不要とすることのできる技術を提供することにあ
る。
【0021】本発明の他の目的は、作業者の作業性を向
上させることのできる技術を提供することにある。
上させることのできる技術を提供することにある。
【0022】本発明の他の目的は、ウエハシートの材料
の限定要因を低減することのできる技術を提供すること
にある。
の限定要因を低減することのできる技術を提供すること
にある。
【0023】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、明細書の記述および添付図面から明らかにな
るであろう。
な特徴は、明細書の記述および添付図面から明らかにな
るであろう。
【0024】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0025】すなわち、本発明の半導体集積回路装置の
製造方法は、ウエハリングに貼付けられた引っ張り破断
伸び率が10%以下のウエハシートと、このウエハシー
トに接着されフルカットにより複数の半導体ペレットに
分割された半導体ウエハとを準備をする工程、前記ウエ
ハリングに貼付けられたウエハシートをシート保持手段
上に載置する工程、前記ウエハリングを圧力センサを有
するエアシリンダにより押し下げ、さらに前記圧力セン
サにより前記ウエハリングの押圧量を検出してこの検出
結果を基に前記ウエハシートの張力が所定値になるよう
に前記ウエハリングの前記押圧量を制御して前記ウエハ
シートに所定の張力を与える工程、および、前記ウエハ
シートに接着された半導体ペレットをピックアップする
工程を有するものである。
製造方法は、ウエハリングに貼付けられた引っ張り破断
伸び率が10%以下のウエハシートと、このウエハシー
トに接着されフルカットにより複数の半導体ペレットに
分割された半導体ウエハとを準備をする工程、前記ウエ
ハリングに貼付けられたウエハシートをシート保持手段
上に載置する工程、前記ウエハリングを圧力センサを有
するエアシリンダにより押し下げ、さらに前記圧力セン
サにより前記ウエハリングの押圧量を検出してこの検出
結果を基に前記ウエハシートの張力が所定値になるよう
に前記ウエハリングの前記押圧量を制御して前記ウエハ
シートに所定の張力を与える工程、および、前記ウエハ
シートに接着された半導体ペレットをピックアップする
工程を有するものである。
【0026】
【0027】
【作用】上記した本発明の半導体集積回路装置の製造方
法によれば、ペレットのピックアップの段階において、
所定値に制御された張力をウエハシートに機械的に与え
ることができるので、例えばペレットのピックアップ時
には経時変化によるウエハシートの弾性力の低下により
ウエハシートの張力が低下してしまう不具合を防止する
ことができる。
法によれば、ペレットのピックアップの段階において、
所定値に制御された張力をウエハシートに機械的に与え
ることができるので、例えばペレットのピックアップ時
には経時変化によるウエハシートの弾性力の低下により
ウエハシートの張力が低下してしまう不具合を防止する
ことができる。
【0028】また、ペレットのピックアップの段階にお
いて、所定値に制御された張力をウエハシートに機械的
に与えることができるので、ウエハシートの張力管理を
不要とすることができる。しかも、ウエハをウエハシー
トに貼り付けてからピックアップが完了するまでの時間
を長くしてもウエハシートの張力が低下しないので、作
業者はピックアップ作業期間でも他の作業に従事するこ
とができる。
いて、所定値に制御された張力をウエハシートに機械的
に与えることができるので、ウエハシートの張力管理を
不要とすることができる。しかも、ウエハをウエハシー
トに貼り付けてからピックアップが完了するまでの時間
を長くしてもウエハシートの張力が低下しないので、作
業者はピックアップ作業期間でも他の作業に従事するこ
とができる。
【0029】また、ウエハシートに対して機械的に張力
を与えるので、例えば加熱収縮性を有する特殊なウエハ
シートを用いる必要もない。
を与えるので、例えば加熱収縮性を有する特殊なウエハ
シートを用いる必要もない。
【0030】また、所定値に制御された張力をウエハシ
ートに機械的に与えるので、ピックアップ処理の設定時
および設定後において、種々の条件に応じてウエハシー
トの張力を調節することができる。
ートに機械的に与えるので、ピックアップ処理の設定時
および設定後において、種々の条件に応じてウエハシー
トの張力を調節することができる。
【0031】
【実施例1】図1は本発明の一実施例であるピックアッ
プ装置におけるピックアップ処理直前のピックアップ部
の説明図、図2はピックアップ装置の要部平面図、図3
はウエハシートに接着された分割済みのウエハの全体平
面図、図4は図3のIV−IV線の断面図、図5および図6
はピックアップ方法を説明する説明図である。
プ装置におけるピックアップ処理直前のピックアップ部
の説明図、図2はピックアップ装置の要部平面図、図3
はウエハシートに接着された分割済みのウエハの全体平
面図、図4は図3のIV−IV線の断面図、図5および図6
はピックアップ方法を説明する説明図である。
【0032】本実施例1のピックアップ装置は、例えば
図2に示すようなペレットボンダ(ピックアップ装置)
1である。
図2に示すようなペレットボンダ(ピックアップ装置)
1である。
【0033】ローダ部2は、リードフレーム等のような
ペレット搭載用部材を一枚ずつペレットボンダ1内に搬
入するための機構部である。
ペレット搭載用部材を一枚ずつペレットボンダ1内に搬
入するための機構部である。
【0034】ボンディングヘッド部3は、後述するピッ
クアップ部4のコレット5によってピックアップされた
ペレット6を、リードフレーム等のペレット搭載部に接
合するための機構部である。
クアップ部4のコレット5によってピックアップされた
ペレット6を、リードフレーム等のペレット搭載部に接
合するための機構部である。
【0035】アンローダ部7は、ペレット6の搭載され
たリードフレーム等を収容し、かつ、ペレットボンダ1
の外部に搬出するための機構部である。
たリードフレーム等を収容し、かつ、ペレットボンダ1
の外部に搬出するための機構部である。
【0036】シュート部8は、リードフレーム等をロー
ダ部2からアンローダ部7に搬送するための機構部であ
る。ペレット6は、シュート部8の途中でボンディング
処理されるようになっている。
ダ部2からアンローダ部7に搬送するための機構部であ
る。ペレット6は、シュート部8の途中でボンディング
処理されるようになっている。
【0037】一方、ウエハリング供給部9は、例えば平
面リング状のウエハリング(キャリア治具)10をピッ
クアップ部4に搬送し、かつ、ピックアップ処理の終了
したウエハリング10を収容するための機構部である。
なお、ウエハリング供給部9には、複数枚のウエハリン
グ10が収容されている。
面リング状のウエハリング(キャリア治具)10をピッ
クアップ部4に搬送し、かつ、ピックアップ処理の終了
したウエハリング10を収容するための機構部である。
なお、ウエハリング供給部9には、複数枚のウエハリン
グ10が収容されている。
【0038】ピックアップ処理前のウエハリング10を
図3および図4に示す。ウエハリング10は、複数個の
ペレット6からなる分割済みのウエハWを保持する治具
である。なお、個々のペレット6は、フルカットされて
いる。
図3および図4に示す。ウエハリング10は、複数個の
ペレット6からなる分割済みのウエハWを保持する治具
である。なお、個々のペレット6は、フルカットされて
いる。
【0039】ウエハリング10の下面には、接着剤(図
示せず)によってウエハシート11が接着されている。
示せず)によってウエハシート11が接着されている。
【0040】本実施例1においてウエハシート11は、
張力を与えない状態でウエハリング10に貼り付けられ
ている。
張力を与えない状態でウエハリング10に貼り付けられ
ている。
【0041】また、本実施例1においてウエハシート1
1は、例えばポリエステル等のような伸縮性の低い材料
からなり、その引っ張り破断伸び率は、例えば10%以
下である。
1は、例えばポリエステル等のような伸縮性の低い材料
からなり、その引っ張り破断伸び率は、例えば10%以
下である。
【0042】ペレット6は、例えばシリコン(Si)単
結晶からなり、ウエハシート11上に接着剤(図示せ
ず)によって接着されている。
結晶からなり、ウエハシート11上に接着剤(図示せ
ず)によって接着されている。
【0043】ペレット6の主面には、例えば論理回路や
メモリ回路等のような半導体集積回路装置、あるいはダ
イオード等のような単一の素子が形成されている。
メモリ回路等のような半導体集積回路装置、あるいはダ
イオード等のような単一の素子が形成されている。
【0044】次に、ペレットボンダ1のピックアップ部
4を図1に示す。ただし、図1はピックアップ処理直前
の状態を示している。
4を図1に示す。ただし、図1はピックアップ処理直前
の状態を示している。
【0045】XYテーブル12は、その上部に接合され
たシート保持リング(シート保持手段)13をXYの二
次元方向に移動可能とするための機構部である。
たシート保持リング(シート保持手段)13をXYの二
次元方向に移動可能とするための機構部である。
【0046】シート保持リング13は、ウエハシート1
1を保持するための部材であり、その外径は、分割され
たウエハWの外径より大きく、かつ、ウエハリング10
の内径より小さい。
1を保持するための部材であり、その外径は、分割され
たウエハWの外径より大きく、かつ、ウエハリング10
の内径より小さい。
【0047】本実施例1においては、ウエハリング10
の上方に、例えばエアシリンダ(治具押圧手段)14
が、支持部15に接合された状態で設置されている。
の上方に、例えばエアシリンダ(治具押圧手段)14
が、支持部15に接合された状態で設置されている。
【0048】エアシリンダ14は、図1に示すように、
その押し付け部14aを下降してウエハリング10を押
し下げ、ウエハシート11に張力を与えるための機構部
である。
その押し付け部14aを下降してウエハリング10を押
し下げ、ウエハシート11に張力を与えるための機構部
である。
【0049】押し付け部14aは、例えばエアシリンダ
14のエアの調整によって図1の上下に移動可能になっ
ている。
14のエアの調整によって図1の上下に移動可能になっ
ている。
【0050】エアシリンダ14のエア調整弁(図示せ
ず)の機械的な動作は、レギュレータ16によって電気
的に制御されている。レギュレータ16は、計算機(図
示せず)に電気的に接続され制御されている。
ず)の機械的な動作は、レギュレータ16によって電気
的に制御されている。レギュレータ16は、計算機(図
示せず)に電気的に接続され制御されている。
【0051】また、図示はしないが、エアシリンダ14
には、例えば圧力センサ(押圧量検出手段)が装着され
ている。
には、例えば圧力センサ(押圧量検出手段)が装着され
ている。
【0052】圧力センサは、ウエハリング10の押圧量
を検出するための検出手段であり、これによって検出さ
れた検出信号は、計算機に伝送されるようになってい
る。
を検出するための検出手段であり、これによって検出さ
れた検出信号は、計算機に伝送されるようになってい
る。
【0053】計算機は、その検出信号に基づいて、ウエ
ハシート11に与える張力が所定値となるように、レギ
ユレータ16を制御するようになっている。
ハシート11に与える張力が所定値となるように、レギ
ユレータ16を制御するようになっている。
【0054】ウエハシート11の裏面側には、ニードル
17が設置されている。ニードル17は、ウエハシート
11上のペレット6を突き上げるための部材であり、ニ
ードルガイド部18によって図1の上下に移動可能な状
態で支持されている。
17が設置されている。ニードル17は、ウエハシート
11上のペレット6を突き上げるための部材であり、ニ
ードルガイド部18によって図1の上下に移動可能な状
態で支持されている。
【0055】また、ウエハシート11の上方には、コレ
ット5が設置されている。コレット5は、ペレット6を
例えば真空吸引して所定部に搬送するための機構部であ
る。
ット5が設置されている。コレット5は、ペレット6を
例えば真空吸引して所定部に搬送するための機構部であ
る。
【0056】なお、コレット5は、ピックアップ処理に
際してニードル17と対向する位置に配置されるように
なっている。
際してニードル17と対向する位置に配置されるように
なっている。
【0057】次に、本実施例1のピックアップ方法を図
5および図6により説明する。
5および図6により説明する。
【0058】まず、図5に示すように、ピックアップ部
4のシート保持リング13上に、ウエハシート11を自
動的に載置する。ただし、この段階では、ウエハシート
11には張力が与えられていない。
4のシート保持リング13上に、ウエハシート11を自
動的に載置する。ただし、この段階では、ウエハシート
11には張力が与えられていない。
【0059】続いて、図6に示すように、エアシリンダ
14(図1参照)の押し付け部14aを下降してウエハ
リング10を押し下げ、ウエハシート11に対して張力
を与える。このため、経時変化によるウエハシート11
の張力低下を防止できる。
14(図1参照)の押し付け部14aを下降してウエハ
リング10を押し下げ、ウエハシート11に対して張力
を与える。このため、経時変化によるウエハシート11
の張力低下を防止できる。
【0060】ただし、ウエハシート11は伸縮性の低い
材料からなるので、隣接するペレット6,6の間隔は広
がらない。このため、ペレット6の位置ずれやペレット
ボンダ1の大形化等のような問題も生じない。
材料からなるので、隣接するペレット6,6の間隔は広
がらない。このため、ペレット6の位置ずれやペレット
ボンダ1の大形化等のような問題も生じない。
【0061】押し付け部14aの設定時の押圧量は、上
記した計算機が圧力センサにより検出された検出信号に
基づいてウエハシート11の張力が所定値となるように
レギュレータ16(図1参照)を自動的に制御して設定
する。
記した計算機が圧力センサにより検出された検出信号に
基づいてウエハシート11の張力が所定値となるように
レギュレータ16(図1参照)を自動的に制御して設定
する。
【0062】すなわち、本実施例1によれば、ウエハシ
ート11の張力を押し付け部14aの押圧量によって調
節することができる。
ート11の張力を押し付け部14aの押圧量によって調
節することができる。
【0063】このため、例えばウエハの大口径化により
ウエハ重力が増大したとしてもウエハシート11の張力
をそのウエハに見合った値に設定することができる。
ウエハ重力が増大したとしてもウエハシート11の張力
をそのウエハに見合った値に設定することができる。
【0064】また、例えばウエハシート11の一部がウ
エハリング10の洗浄不良等により剥離してウエハシー
ト11の張力が低下したとしても押し付け部14aの押
圧量を増すことによってウエハシート11の張力を増大
させることもできる。
エハリング10の洗浄不良等により剥離してウエハシー
ト11の張力が低下したとしても押し付け部14aの押
圧量を増すことによってウエハシート11の張力を増大
させることもできる。
【0065】その後、ピックアップするペレット6の上
方にコレット5が位置するように、かつ、そのペレット
6の下方にニードル17が位置するように、XYテーブ
ル12を移動する。
方にコレット5が位置するように、かつ、そのペレット
6の下方にニードル17が位置するように、XYテーブ
ル12を移動する。
【0066】そして、図示はしないが、ニードル17を
上昇させてペレット6をその裏面側から突き上げ、コレ
ット5によってピックアップする。
上昇させてペレット6をその裏面側から突き上げ、コレ
ット5によってピックアップする。
【0067】このように本実施例1によれば、以下の効
果を得ることが可能となる。
果を得ることが可能となる。
【0068】(1).ペレット6のピックアップ処理に際し
てその直前にウエハシート11に張力を与えることによ
り、経時変化によるウエハシート11の張力低下を防止
することが可能となる。
てその直前にウエハシート11に張力を与えることによ
り、経時変化によるウエハシート11の張力低下を防止
することが可能となる。
【0069】(2).ウエハリング10の押圧量を検出する
圧力センサを設け、その検出信号に基づいてウエハリン
グ10の押圧量を調節することにより、ウエハシート1
1の張力を調節することが可能となる。
圧力センサを設け、その検出信号に基づいてウエハリン
グ10の押圧量を調節することにより、ウエハシート1
1の張力を調節することが可能となる。
【0070】(3).上記(2) により、ペレット6のピック
アップ処理に際して、ウエハシート11の設定時の張力
を一定にすることが可能となる。
アップ処理に際して、ウエハシート11の設定時の張力
を一定にすることが可能となる。
【0071】(4).上記(2) により、例えばウエハWの大
口径化によりウエハ重量が増大したとしてもウエハリン
グ10の押圧量を調節することでウエハシート11の張
力をそのウエハに見合った値に設定することができる。
すなわち、ウエハの大口径化によるウエハシート11の
張力低下を防止でき、ウエハの大口径化に対応すること
が可能となる。
口径化によりウエハ重量が増大したとしてもウエハリン
グ10の押圧量を調節することでウエハシート11の張
力をそのウエハに見合った値に設定することができる。
すなわち、ウエハの大口径化によるウエハシート11の
張力低下を防止でき、ウエハの大口径化に対応すること
が可能となる。
【0072】(5).上記(2) により、例えばウエハシート
11の一部がウエハリング10の洗浄不良によりウエハ
リング10から剥離したとしても、ウエハリング10の
押圧量を増大させることによって、ウエハシート11の
張力を増大させることができる。したがって、その剥離
に起因するウエハシート11の張力低下を防止すること
が可能となる。
11の一部がウエハリング10の洗浄不良によりウエハ
リング10から剥離したとしても、ウエハリング10の
押圧量を増大させることによって、ウエハシート11の
張力を増大させることができる。したがって、その剥離
に起因するウエハシート11の張力低下を防止すること
が可能となる。
【0073】(6).上記(1) 〜(5) により、安定したピッ
クアップが可能となり、組立歩留りを向上させることが
可能となる。
クアップが可能となり、組立歩留りを向上させることが
可能となる。
【0074】(7).上記(1) 〜(3) により、ウエハシート
11の張力管理を不要とすることができる。しかも、ウ
エハをウエハシート11に貼り付けてからピックアップ
処理が終了するまでの時間を長くすることができるの
で、作業者は、ピックアップ作業期間中でも他の作業に
従事することができる。したがって、作業者の作業性を
向上させることが可能となる。
11の張力管理を不要とすることができる。しかも、ウ
エハをウエハシート11に貼り付けてからピックアップ
処理が終了するまでの時間を長くすることができるの
で、作業者は、ピックアップ作業期間中でも他の作業に
従事することができる。したがって、作業者の作業性を
向上させることが可能となる。
【0075】(8).ウエハシート11に対して機械的に張
力を与えるので、例えば加熱収縮性を有する特殊なウエ
ハシートを用いる必要もない。すなわち、ウエハシート
11の材料の限定要因を低減することができる。このた
め、比較的安価なウエハシート11を使用することがで
き、製品コストの低減を図ることが可能となる。
力を与えるので、例えば加熱収縮性を有する特殊なウエ
ハシートを用いる必要もない。すなわち、ウエハシート
11の材料の限定要因を低減することができる。このた
め、比較的安価なウエハシート11を使用することがで
き、製品コストの低減を図ることが可能となる。
【0076】
【実施例2】図7は本発明の他の実施例であるピックア
ップ装置におけるピックアップ処理直前のピックアップ
部を説明するための説明図である。
ップ装置におけるピックアップ処理直前のピックアップ
部を説明するための説明図である。
【0077】本実施例2においては、シート保持リング
13の下部にエアシリンダ(シート押圧手段)19が設
置されている。
13の下部にエアシリンダ(シート押圧手段)19が設
置されている。
【0078】また、ウエハリング10の上方には、ウエ
ハシート11が押し上げられても上昇しないように、抑
止部(抑止手段)20が設置されている。
ハシート11が押し上げられても上昇しないように、抑
止部(抑止手段)20が設置されている。
【0079】すなわち、本実施例2においては、エアシ
リンダ19の押し付け部19aを上昇させ、シート保持
リング13を押し上げることによって、ウエハシート1
1に張力を与えるようになっている。
リンダ19の押し付け部19aを上昇させ、シート保持
リング13を押し上げることによって、ウエハシート1
1に張力を与えるようになっている。
【0080】なお、エアシリンダ19にも前記実施例1
で説明した圧力センサ等が装着されており、ウエハシー
ト11の張力を調節できるようになっている。
で説明した圧力センサ等が装着されており、ウエハシー
ト11の張力を調節できるようになっている。
【0081】したがって、本実施例2によっても前記実
施例1と同様の効果を得ることが可能となる。
施例1と同様の効果を得ることが可能となる。
【0082】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
1,2に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
1,2に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0083】例えば前記実施例1,2においては、治具
押圧手段、シート押圧手段をエアシリンダとした場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく種々
変更可能であり、例えば水圧や油圧を使用したシリンダ
やモータ等でも良い。
押圧手段、シート押圧手段をエアシリンダとした場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく種々
変更可能であり、例えば水圧や油圧を使用したシリンダ
やモータ等でも良い。
【0084】また、前記実施例1,2においては、ウエ
ハシートの材料をポリエステルとした場合について説明
したが、これに限定されるものではなく種々変更可能で
あり、例えばポリエチレン等でも良い。
ハシートの材料をポリエステルとした場合について説明
したが、これに限定されるものではなく種々変更可能で
あり、例えばポリエチレン等でも良い。
【0085】また、前記実施例1,2においては、ペレ
ットをリードフレームに搭載する場合に本発明を適用し
たが、これに限定されるものではなく種々適用可能であ
り、例えばパッケージ基板に搭載する場合においても本
発明を適用することが可能である。
ットをリードフレームに搭載する場合に本発明を適用し
たが、これに限定されるものではなく種々適用可能であ
り、例えばパッケージ基板に搭載する場合においても本
発明を適用することが可能である。
【0086】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるペレッ
トボンディングにおけるペレットのピックアップ方法お
よび装置に適用した場合について説明したが、これに限
定されず種々適用可能であり、例えばテープキャリアボ
ンディングにおけるペレットのピックアップ方法および
装置等、他のピックアップ方法および装置に適用するこ
とも可能である。
なされた発明をその背景となった利用分野であるペレッ
トボンディングにおけるペレットのピックアップ方法お
よび装置に適用した場合について説明したが、これに限
定されず種々適用可能であり、例えばテープキャリアボ
ンディングにおけるペレットのピックアップ方法および
装置等、他のピックアップ方法および装置に適用するこ
とも可能である。
【0087】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0088】すなわち、本発明の半導体集積回路装置の
製造方法によれば、ペレットのピックアップの段階にお
いて、所定値に制御された張力をウエハシートに機械的
に与えることができるので、例えば経時変化によるウエ
ハシートの張力低下を防止できる結果、ペレットの安定
したピックアップが可能となり、半導体集積回路装置の
組立歩留まりを向上させることが可能となる。
製造方法によれば、ペレットのピックアップの段階にお
いて、所定値に制御された張力をウエハシートに機械的
に与えることができるので、例えば経時変化によるウエ
ハシートの張力低下を防止できる結果、ペレットの安定
したピックアップが可能となり、半導体集積回路装置の
組立歩留まりを向上させることが可能となる。
【0089】また、ペレットのピックアップの段階にお
いて、所定値に制御された張力をウエハシートに機械的
に与えることができるので、その張力管理が不要とな
り、しかも、作業者は、ウエハをウエハシートに貼り付
けてからピックアップが完了するまでの時間を長くして
もウエハシートの張力が低下しないので、当該ピックア
ップ作業期間中においてもウエハシートの張力低下を気
にすることなく他の作業に従事することができる。した
がって、半導体集積回路装置の組立工程に携わる作業者
の作業性を向上させることが可能となる。
いて、所定値に制御された張力をウエハシートに機械的
に与えることができるので、その張力管理が不要とな
り、しかも、作業者は、ウエハをウエハシートに貼り付
けてからピックアップが完了するまでの時間を長くして
もウエハシートの張力が低下しないので、当該ピックア
ップ作業期間中においてもウエハシートの張力低下を気
にすることなく他の作業に従事することができる。した
がって、半導体集積回路装置の組立工程に携わる作業者
の作業性を向上させることが可能となる。
【0090】さらに、ウエハシートに対して機械的に張
力を与えるので、例えば加熱収縮性を有する特殊なウエ
ハシートを用いる必要もない。すなわち、ウエハシート
の材料の限定要因を低減することができる。このため、
比較的安価なウエハシートを使用することができ、半導
体製品のコストの低減を図ることが可能となる。
力を与えるので、例えば加熱収縮性を有する特殊なウエ
ハシートを用いる必要もない。すなわち、ウエハシート
の材料の限定要因を低減することができる。このため、
比較的安価なウエハシートを使用することができ、半導
体製品のコストの低減を図ることが可能となる。
【0091】また、所定値に制御された張力をウエハシ
ートに機械的に与えるので、ピックアップ処理の設定時
および設定後において、種々の条件に応じてウエハシー
トの張力を調節することができる。このため、上記した
効果の他に、以下の効果が得られる。
ートに機械的に与えるので、ピックアップ処理の設定時
および設定後において、種々の条件に応じてウエハシー
トの張力を調節することができる。このため、上記した
効果の他に、以下の効果が得られる。
【0092】例えばウエハの大口径化によりウエハ重量
が増大したとしても、それに応じてウエハシートの張力
をそのウエハに見合った値に設定することができるの
で、ウエハの大口径化に起因するウエハシートの張力低
下を防止でき、ウエハの大口径化に対応することが可能
となる。
が増大したとしても、それに応じてウエハシートの張力
をそのウエハに見合った値に設定することができるの
で、ウエハの大口径化に起因するウエハシートの張力低
下を防止でき、ウエハの大口径化に対応することが可能
となる。
【0093】例えばキャリア治具の洗浄不良によりウエ
ハシートの一部がキャリア治具から剥離してウエハシー
トの張力が低下したとしても、それに応じてウエハシー
トの張力を増大させることができるので、その剥離に起
因するウエハシートの張力低下を防止することが可能と
なる。
ハシートの一部がキャリア治具から剥離してウエハシー
トの張力が低下したとしても、それに応じてウエハシー
トの張力を増大させることができるので、その剥離に起
因するウエハシートの張力低下を防止することが可能と
なる。
【図1】本発明の一実施例であるピックアップ装置にお
けるピックアップ処理直前のピックアップ部の説明図で
ある。
けるピックアップ処理直前のピックアップ部の説明図で
ある。
【図2】ピックアップ装置の要部平面図である。
【図3】キャリア治具に接着された分割済みのウエハの
全体平面図である。
全体平面図である。
【図4】図3のIV−IV線の断面図である。
【図5】ピックアップ方法を説明するための説明図であ
る。
る。
【図6】図5に続くピックアップ方法を説明するための
説明図である。
説明図である。
【図7】本発明の他の実施例であるピックアップ装置に
おけるピックアップ処理直前のピックアップ部の説明図
である。
おけるピックアップ処理直前のピックアップ部の説明図
である。
1 ペレットボンダ(ピックアップ装置) 2 ローダ部 3 ボンディングヘッド部 4 ピックアップ部 5 コレット 6 ペレット 7 アンローダ部 8 シュート部 9 ウエハリング供給部 10 ウエハリング(キャリア治具) 11 ウエハシート 12 XYテーブル 13 シート保持リング(シート保持手段) 14 エアシリンダ(治具押圧手段) 14a 押し付け部 15 支持部 16 レギュレータ 17 ニードル 18 ニードルガイド部 19 エアシリンダ(シート押圧手段) 19a 押し付け部 20 抑止部(抑止手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 ウエハリングに貼付けられた引っ張り破
断伸び率が10%以下のウエハシートと、このウエハシ
ートに接着されフルカットにより複数の半導体ペレット
に分割された半導体ウエハとを準備をする工程、 前記ウエハリングに貼付けられたウエハシートをシート
保持手段上に載置する工程、 前記ウエハリングを圧力センサを有するエアシリンダに
より押し下げ、さらに前記圧力センサにより前記ウエハ
リングの押圧量を検出してこの検出結果を基に前記ウエ
ハシートの張力が所定値になるように前記ウエハリング
の前記押圧量を制御して前記ウエハシートに所定の張力
を与える工程、および、 前記ウエハシートに接着された半導体ペレットをピック
アップする工程、 を有する 半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記半導体ペレットのピックアップ工程
は、前記ウエハシートの下方に位置するニードルと、前
記ウエハシートの上方に位置するコレットとで行うこと
を特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8646391A JP3176645B2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8646391A JP3176645B2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04320048A JPH04320048A (ja) | 1992-11-10 |
JP3176645B2 true JP3176645B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=13887650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8646391A Expired - Fee Related JP3176645B2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3176645B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007046432A1 (de) * | 2007-09-28 | 2008-11-13 | Siemens Ag | Aufspannen einer Trägerfolie für elektromagnetische Bauelemente |
JP6017388B2 (ja) * | 2013-09-09 | 2016-11-02 | 株式会社東芝 | 半導体装置の製造方法 |
JP6280459B2 (ja) * | 2014-06-27 | 2018-02-14 | 株式会社ディスコ | テープ拡張装置 |
CN117621279B (zh) * | 2023-12-05 | 2024-05-24 | 江苏协鑫特种材料科技有限公司 | 一种半导体晶圆加工用裂片机 |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP8646391A patent/JP3176645B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04320048A (ja) | 1992-11-10 |
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