JP3145760B2 - 殺昆虫性、殺ダニ性および殺軟体動物性の2−ハロピロール−3−カルボニトリル化合物の製法 - Google Patents
殺昆虫性、殺ダニ性および殺軟体動物性の2−ハロピロール−3−カルボニトリル化合物の製法Info
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-
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- Organic Chemistry (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【0001】本発明は、式I
【0002】
【化8】
【0003】[式中、XはClまたはBrである]の殺
昆虫性、殺ダニ性および殺軟体動物性の2−ハロピロー
ル−3−カルボニトリル化合物の製造方法に関するもの
である。
昆虫性、殺ダニ性および殺軟体動物性の2−ハロピロー
ル−3−カルボニトリル化合物の製造方法に関するもの
である。
【0004】驚くべきことに、マロノニトリルを溶媒の
存在下で塩基および式II
存在下で塩基および式II
【0005】
【化9】 [式中、RはC1−C4アルキルでありそしてXは上記の
如くである]のハロアセトアルデヒドジ(C1−C4アル
キル)アセタール化合物と反応させて式III
如くである]のハロアセトアルデヒドジ(C1−C4アル
キル)アセタール化合物と反応させて式III
【0006】
【化10】 [式中、Rは上記の如くである]の(ホルミルメチル)
マロノニトリルジ(C1−C4アルキル)アセタール化合
物を得て、そして該式(III)の化合物をハロゲン化水
素酸と反応させることにより、式Iの化合物を製造でき
ることを見いだした。
マロノニトリルジ(C1−C4アルキル)アセタール化合
物を得て、そして該式(III)の化合物をハロゲン化水
素酸と反応させることにより、式Iの化合物を製造でき
ることを見いだした。
【0007】本発明の一好適態様は、マロノニトリルを
溶媒の存在下で好適には約0℃−100℃の温度範囲に
おいて少なくとも1モル当量の、好適には約1−3モル
当量の、塩基および少なくとも1モル当量の、好適には
約1−3モル当量の、式IIのハロアセトアルデヒドジ
(C1−C4アルキル)アセタール化合物と反応させて上
記の如き式IIIの(ホルミルメチル)マロノニトリルジ
(C1−C4アルキル)アセタール化合物を生成し、そし
て式IIIの化合物を約15℃−100℃の温度範囲にお
いて少なくとも1モル当量のハロゲン化水素酸、好適に
は塩酸または臭化水素酸、と反応させて式Iの2−ハロ
ピロール−3−カルボニトリル化合物を生成することを
含んでいる。
溶媒の存在下で好適には約0℃−100℃の温度範囲に
おいて少なくとも1モル当量の、好適には約1−3モル
当量の、塩基および少なくとも1モル当量の、好適には
約1−3モル当量の、式IIのハロアセトアルデヒドジ
(C1−C4アルキル)アセタール化合物と反応させて上
記の如き式IIIの(ホルミルメチル)マロノニトリルジ
(C1−C4アルキル)アセタール化合物を生成し、そし
て式IIIの化合物を約15℃−100℃の温度範囲にお
いて少なくとも1モル当量のハロゲン化水素酸、好適に
は塩酸または臭化水素酸、と反応させて式Iの2−ハロ
ピロール−3−カルボニトリル化合物を生成することを
含んでいる。
【0008】式Iの化合物は一般的技術により、例えば
水を用いる反応混合物の希釈および濾過または適当な溶
媒を用いる抽出により、単離することができる。適当な
抽出溶媒には、水−非混和性の溶媒、例えばエーテル、
酢酸エチル、トルエン、塩化メチレンなどが包含され
る。
水を用いる反応混合物の希釈および濾過または適当な溶
媒を用いる抽出により、単離することができる。適当な
抽出溶媒には、水−非混和性の溶媒、例えばエーテル、
酢酸エチル、トルエン、塩化メチレンなどが包含され
る。
【0009】本発明の方法で使用するために適している
塩基類には、アルカリ金属C1−C6アルコキシド類、ア
ルカリ金属水酸化物類、アルカリ金属水素化物類、アル
カリ金属炭酸塩類、C1−C4トリアルキルアミン類およ
びピリジンが包含される。好適な塩基類は、カリウムタ
ーシャリー−ブトキシド、ナトリウムメトキシドおよび
水素化ナトリウムである。
塩基類には、アルカリ金属C1−C6アルコキシド類、ア
ルカリ金属水酸化物類、アルカリ金属水素化物類、アル
カリ金属炭酸塩類、C1−C4トリアルキルアミン類およ
びピリジンが包含される。好適な塩基類は、カリウムタ
ーシャリー−ブトキシド、ナトリウムメトキシドおよび
水素化ナトリウムである。
【0010】本発明で使用するために適している反応溶
媒には、有機溶媒、例えばエーテル、テトラヒドロフラ
ン、エチレングリコールジメチルエーテル、トルエンお
よびそれらの混合物が包含される。好適な反応溶媒はテ
トラヒドロフランおよびエチレングリコールジメチルエ
ーテルである。
媒には、有機溶媒、例えばエーテル、テトラヒドロフラ
ン、エチレングリコールジメチルエーテル、トルエンお
よびそれらの混合物が包含される。好適な反応溶媒はテ
トラヒドロフランおよびエチレングリコールジメチルエ
ーテルである。
【0011】出発物質である式IIのハロアセトアルデヒ
ドジ(C1−C4アルキル)アセタール化合物は、バイル
スタインス・ハンドブッフ・デル・オルガニッシェン・
ヘミー(Beilsteins Handbuch Der Organischen Chemi
e)、I帯、システム番号1−151、611、624お
よび625頁、1918の工程に従い製造される。
ドジ(C1−C4アルキル)アセタール化合物は、バイル
スタインス・ハンドブッフ・デル・オルガニッシェン・
ヘミー(Beilsteins Handbuch Der Organischen Chemi
e)、I帯、システム番号1−151、611、624お
よび625頁、1918の工程に従い製造される。
【0012】殺軟体動物性の式IVの2,4,5−トリハロ
ピロール−3−カルボニトリル化合物は、式Iの化合物
を標準的なハロゲン化技術を使用してハロゲン化するこ
とにより、製造できる。反応は下記の如く示すことがで
きる:
ピロール−3−カルボニトリル化合物は、式Iの化合物
を標準的なハロゲン化技術を使用してハロゲン化するこ
とにより、製造できる。反応は下記の如く示すことがで
きる:
【0013】
【化11】
【0014】[式中、XはClまたはBrであり、そし
てYはClまたはBrである]。
てYはClまたはBrである]。
【0015】N−置換された式IVの2,4,5−トリハロ
ピロール−3−カルボニトリル類は、式IVのピロールを
アルカリ金属アルコキシドまたは水素化物の存在下でア
ルキル化剤またはアシル化剤と反応させることにより、
製造できる。反応は下記の如く示すことができる:
ピロール−3−カルボニトリル類は、式IVのピロールを
アルカリ金属アルコキシドまたは水素化物の存在下でア
ルキル化剤またはアシル化剤と反応させることにより、
製造できる。反応は下記の如く示すことができる:
【0016】
【化12】
【0017】[式中、XはClまたはBrであり、Yは
ClまたはBrであり、Zはハロゲンであり、そしてR
は任意に1−3個のハロゲン原子、1個のシアノ、1個
のC1−C4アルコキシ、1個のC1−C6アルキルカルボ
ニルオキシ基、1個のC1−C6アルコキシカルボニル基
またはベンジルオキシ基により置換されていてもよいC
1−C6アルキルである]。
ClまたはBrであり、Zはハロゲンであり、そしてR
は任意に1−3個のハロゲン原子、1個のシアノ、1個
のC1−C4アルコキシ、1個のC1−C6アルキルカルボ
ニルオキシ基、1個のC1−C6アルコキシカルボニル基
またはベンジルオキシ基により置換されていてもよいC
1−C6アルキルである]。
【0018】本発明をさらに良く理解するために、それ
のさらに個別の詳細事項を説明するために下記の実施例
を示す。本発明は特許請求の範囲に規定されているもの
以外には実施例により限定されるものではない。
のさらに個別の詳細事項を説明するために下記の実施例
を示す。本発明は特許請求の範囲に規定されているもの
以外には実施例により限定されるものではない。
【0019】
【実施例】実施例1 (ホルミルメチル)マロノニトリルジメチルアセタール
の製造
の製造
【0020】
【化13】
【0021】マロノニトリル(20g、0.30モル)
を、カリウムターシャリー−ブトキシド(37g、0.
33モル)、エチレングリコールジメチルエーテル(3
00ml)およびテトラヒドロフラン(75ml)の0
℃混合物に加えた。短時間後に、ブロモアセトアルデヒ
ドジメチルアセタール(52g、0.30モル)を反応
混合物に加えた。反応混合物を48時間にわたり還流さ
せ、そして次に室温に冷却した。溶媒を除去し、そして
エーテル、水および食塩水を反応混合物に加えた。有機
層を分離し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして真空
中で濃縮して、褐色の油を与えた。シリカゲルおよび溶
離剤としての5:1ヘキサン類/酢酸エチル溶液を使用
するフラッシュクロマトグラフィーにより無色の油が生
成し、それを蒸留すると、標記化合物が無色の油状で得
られ(10g、21%、沸点110°−115℃、3m
mHg)、それはIRおよびNMRスペクトル分析によ
り同定された。
を、カリウムターシャリー−ブトキシド(37g、0.
33モル)、エチレングリコールジメチルエーテル(3
00ml)およびテトラヒドロフラン(75ml)の0
℃混合物に加えた。短時間後に、ブロモアセトアルデヒ
ドジメチルアセタール(52g、0.30モル)を反応
混合物に加えた。反応混合物を48時間にわたり還流さ
せ、そして次に室温に冷却した。溶媒を除去し、そして
エーテル、水および食塩水を反応混合物に加えた。有機
層を分離し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして真空
中で濃縮して、褐色の油を与えた。シリカゲルおよび溶
離剤としての5:1ヘキサン類/酢酸エチル溶液を使用
するフラッシュクロマトグラフィーにより無色の油が生
成し、それを蒸留すると、標記化合物が無色の油状で得
られ(10g、21%、沸点110°−115℃、3m
mHg)、それはIRおよびNMRスペクトル分析によ
り同定された。
【0022】実施例2 2−クロロピロール−3−カルボニトリルの製造
【0023】
【化14】
【0024】塩酸(7ml、37%)を(ホルミルメチ
ル)マロノニトリルジメチルアセタール(2g、0.0
13モル)に加えた。反応混合物はわずかに発熱して3
3°−37℃になり、それは約10分間そのままであっ
た。さらに20分間撹拌した後に、薄色の固体が沈澱し
た。この時点で、反応混合物を氷−水混合物上に注ぎ、
そして真空濾過した。生じた橙色固体を酢酸エチル中に
溶解させ、そしてシリカゲルおよび溶離剤としての5:
1ヘキサン/酢酸エチル溶液を使用するフラッシュクロ
マトグラフィーにかけると、標記化合物が白色固体状で
得られ(0.7g、43%、融点105°−106
℃)、それはIRおよびNMRスペクトル分析により同
定された。
ル)マロノニトリルジメチルアセタール(2g、0.0
13モル)に加えた。反応混合物はわずかに発熱して3
3°−37℃になり、それは約10分間そのままであっ
た。さらに20分間撹拌した後に、薄色の固体が沈澱し
た。この時点で、反応混合物を氷−水混合物上に注ぎ、
そして真空濾過した。生じた橙色固体を酢酸エチル中に
溶解させ、そしてシリカゲルおよび溶離剤としての5:
1ヘキサン/酢酸エチル溶液を使用するフラッシュクロ
マトグラフィーにかけると、標記化合物が白色固体状で
得られ(0.7g、43%、融点105°−106
℃)、それはIRおよびNMRスペクトル分析により同
定された。
【0025】実施例3 2−ブロモピロール−3−カルボニトリルの製造
【0026】
【化15】
【0027】臭化水素酸(5ml、47−49%)を
(ホルミルメチル)マロノニトリルジメチルアセタール
(0.55g、0.0036モル)に加えた。30分間に
わたり撹拌した後に、反応混合物を氷−水混合物中に注
ぎ、そして真空濾過した。固体をシリカゲルおよび溶離
剤としての5:1ヘキサン/酢酸エチル溶液を使用する
フラッシュクロマトグラフィーにかけると、標記化合物
がベージュ色の固体状で得られ(0.38g、62%、
融点102°−106℃)、それはIRおよびNMRス
ペクトル分析により同定された。
(ホルミルメチル)マロノニトリルジメチルアセタール
(0.55g、0.0036モル)に加えた。30分間に
わたり撹拌した後に、反応混合物を氷−水混合物中に注
ぎ、そして真空濾過した。固体をシリカゲルおよび溶離
剤としての5:1ヘキサン/酢酸エチル溶液を使用する
フラッシュクロマトグラフィーにかけると、標記化合物
がベージュ色の固体状で得られ(0.38g、62%、
融点102°−106℃)、それはIRおよびNMRス
ペクトル分析により同定された。
【0028】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
おりである。
【0029】1.構造式
【0030】
【化16】
【0031】[式中、XはClまたはBrである]を有
する2−ハロピロール−3−カルボニトリル化合物の製
造方法において、マロノニトリルを溶媒の存在下で少な
くとも1モル当量の塩基および少なくとも1モル当量の
構造式
する2−ハロピロール−3−カルボニトリル化合物の製
造方法において、マロノニトリルを溶媒の存在下で少な
くとも1モル当量の塩基および少なくとも1モル当量の
構造式
【0032】
【化17】 [式中、RはC1−C4アルキルでありそしてXは上記の
如くである]を有するハロアセトアルデヒドジ(C1−
C4アルキル)アセタール化合物と反応させて構造
如くである]を有するハロアセトアルデヒドジ(C1−
C4アルキル)アセタール化合物と反応させて構造
【0033】
【化18】 [式中、Rは上記の如くである]を有する(ホルミルメ
チル)マロノニトリルジ(C1−C4アルキル)アセター
ル化合物を得て、そして該(ホルミルメチル)マロノニ
トリルジ(C1−C4アルキル)アセタール化合物を少な
くとも1モル当量のハロゲン化水素酸と反応させて該2
−ハロピロール−3−カルボニトリル化合物を生成する
ことを特徴とする方法。
チル)マロノニトリルジ(C1−C4アルキル)アセター
ル化合物を得て、そして該(ホルミルメチル)マロノニ
トリルジ(C1−C4アルキル)アセタール化合物を少な
くとも1モル当量のハロゲン化水素酸と反応させて該2
−ハロピロール−3−カルボニトリル化合物を生成する
ことを特徴とする方法。
【0034】2.塩基が約1−3モル当量の量で存在し
ており、そしてハロアセトアルデヒドジ(C1−C4アル
キル)アセタール化合物が約1−3モル当量の量で存在
している、上記1の方法。
ており、そしてハロアセトアルデヒドジ(C1−C4アル
キル)アセタール化合物が約1−3モル当量の量で存在
している、上記1の方法。
【0035】3.ハロゲン化水素酸が塩酸または臭化水
素酸である、上記1の方法。
素酸である、上記1の方法。
【0036】4.塩基がアルカリ金属C1−C6アルコキ
シド、アルカリ金属水素化物およびアルカリ金属炭酸塩
からなる群から選択され、そして溶媒がテトラヒドロフ
ラン、エーテルおよびエチレングリコールジメチルエー
テルからなる群から選択される、上記1の方法。
シド、アルカリ金属水素化物およびアルカリ金属炭酸塩
からなる群から選択され、そして溶媒がテトラヒドロフ
ラン、エーテルおよびエチレングリコールジメチルエー
テルからなる群から選択される、上記1の方法。
【0037】5.構造式
【0038】
【化19】
【0039】[式中、XはClまたはBrである]を有
する2−ハロピロール−3−カルボニトリル化合物の製
造方法において、構造式
する2−ハロピロール−3−カルボニトリル化合物の製
造方法において、構造式
【0040】
【化20】 [式中、RはC1−C4‐アルキルである]を有する(ホ
ルミルメチル)マロノニトリルジ(C1−C4アルキル)
アセタール化合物を少なくとも1モル当量のハロゲン化
水素と反応させて該2−ハロピロール−3−カルボニト
リル化合物を生成することを特徴とする方法。
ルミルメチル)マロノニトリルジ(C1−C4アルキル)
アセタール化合物を少なくとも1モル当量のハロゲン化
水素と反応させて該2−ハロピロール−3−カルボニト
リル化合物を生成することを特徴とする方法。
【0041】6.ハロゲン化水素酸が塩酸または臭化水
素酸である、上記5の方法。
素酸である、上記5の方法。
【0042】7.反応混合物の温度が約15℃−100
℃である、上記6の方法。
℃である、上記6の方法。
【0043】8.構造式
【0044】
【化21】 [式中、RはC1−C4‐アルキルである]を有する(ホ
ルミルメチル)マロノニトリルジ(C1−C4アルキル)
アセタール化合物の製造方法において、マロノニトリル
を溶媒の存在下で少なくとも1モル当量の塩基および少
なくとも1モル当量の構造式
ルミルメチル)マロノニトリルジ(C1−C4アルキル)
アセタール化合物の製造方法において、マロノニトリル
を溶媒の存在下で少なくとも1モル当量の塩基および少
なくとも1モル当量の構造式
【0045】
【化22】 [式中、RはC1−C4アルキルでありそしてXはClま
たはBrである]を有するハロアセトアルデヒドジ(C
1−C4アルキル)アセタール化合物と反応させて該(ホ
ルミルメチル)マロノニトリルジ(C1−C4アルキル)
アセタール化合物を生成することを特徴とする方法。
たはBrである]を有するハロアセトアルデヒドジ(C
1−C4アルキル)アセタール化合物と反応させて該(ホ
ルミルメチル)マロノニトリルジ(C1−C4アルキル)
アセタール化合物を生成することを特徴とする方法。
【0046】9.塩基がアルカリ金属C1−C6アルコキ
シド、アルカリ金属水素化物およびアルカリ金属炭酸塩
からなる群から選択され、そして溶媒がテトラヒドロフ
ラン、エーテルおよびエチレングリコールジメチルエー
テルからなる群から選択される、上記8の方法。
シド、アルカリ金属水素化物およびアルカリ金属炭酸塩
からなる群から選択され、そして溶媒がテトラヒドロフ
ラン、エーテルおよびエチレングリコールジメチルエー
テルからなる群から選択される、上記8の方法。
【0047】10.反応混合物の温度が約0℃−100
℃である、上記9の方法。
℃である、上記9の方法。
フロントページの続き (56)参考文献 Tetrahedron,Vol. 45,No.20,p.6439−6448(1989) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02D 207/00 - 207/50 A01N 43/36 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (2)
- 【請求項1】 構造式 【化1】 [式中、 XはClまたはBrである]を有する2−ハロピロール
−3−カルボニトリル化合物の製造方法において、マロ
ノニトリルを溶媒の存在下で少なくとも1モル当量の塩
基および少なくとも1モル当量の構造式 【化2】 [式中、 RはC1−C4アルキルでありそしてXは上記の如くであ
る]を有するハロアセトアルデヒドジ(C1−C4アルキ
ル)アセタール化合物と反応させて構造 【化3】 [式中、 Rは上記の如くである]を有する(ホルミルメチル)マ
ロノニトリルジ(C1−C4アルキル)アセタール化合物
を得て、そして該(ホルミルメチル)マロノニトリルジ
(C1−C4アルキル)アセタール化合物を少なくとも1
モル当量のハロゲン化水素酸と反応させて該2−ハロピ
ロール−3−カルボニトリル化合物を生成することを特
徴とする方法。 - 【請求項2】 構造式 【化4】 [式中、 XはClまたはBrである]を有する2−ハロピロール
−3−カルボニトリル化合物の製造方法において、構造
式 【化5】 [式中、 RはC1−C4‐アルキルである]を有する(ホルミルメ
チル)マロノニトリルジ(C1−C4アルキル)アセター
ル化合物を少なくとも1モル当量のハロゲン化水素酸と
反応させて該2−ハロピロール−3−カルボニトリル化
合物を生成することを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US625739 | 1990-12-11 | ||
US07/625,739 US5041556A (en) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | Process for the preparation of insecticidal, acaricidal and molluscicidal 2-halopyrrole-3-carbonitrile compounds |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069555A JPH069555A (ja) | 1994-01-18 |
JP3145760B2 true JP3145760B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
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