JP3145603B2 - 還流式及び吸込式掃除機 - Google Patents

還流式及び吸込式掃除機

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JP3145603B2 JP08279995A JP8279995A JP3145603B2 JP 3145603 B2 JP3145603 B2 JP 3145603B2 JP 08279995 A JP08279995 A JP 08279995A JP 8279995 A JP8279995 A JP 8279995A JP 3145603 B2 JP3145603 B2 JP 3145603B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機の分野に属す
る。特に、手動走行、動力支援手動走行、又は手動制御
動力走行の電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機の例を図に示す。従
来の手動掃除機には掃除口部とフイルタ・ファンモー
タより成る主体とを可曲吸引管で接続するキャニスタ型
又はポット型の如く、掃除口と主体とが分
離された体分離型と、掃除口部は床面に接する様に配
置し、主体はハンドルと共にほぼ直列に構成され、短い
吸気管、還流管で一体的に可動的に掃除口部に結合され
るアプライト型、ステイック型がある。ア
プライト型は主体が下方にハンドルが上方に配され、ス
テイック型は吸気管をかねるハンドル部が下に、主体が
上に配置され、更にその上に把手が配置されている。
【0003】車を有する主体(フイルタとファンモー
タを含む)に掃除口部をほとんど直結したクロール型の
ものが本発明者により特開平3−162814に発表
されているが、掃除口部の幅方向(Y方向)に対し主体
は長くファンモータの長軸はY方向と直交する方向(X
方向)に配置されている(E)
【0004】ロボット型自走式のものではポット型に掃
除口部をほとんど直結した構造である(F)。又、小電
力で掃除口部と主体とを直結した小型軽量のハンデイ型
(G)がある。ロボットでは人間が操作せず、その操
作性は問題外であり、又ハンデイ型は極めて小型のた
め、その能力は不足であるが操作性は良好である。本特
許は操作性を問題とするので、F及びGについては今後
除外する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の技
術の中、手動で走行させる場合や、動力支援手動走行、
手動制御動力走行等で、主体及び掃除口部を走行移動さ
せる場合の取り扱い性の各種問題点を解決するものであ
る。したがってロボット掃除機、ハンデイ掃除機は除
く。
【0006】(イ)キャニスタ型(A)、ポット型
(B)では連結気管が長いので取扱性が悪い。従来技術
で述べたキャニスタ型(A)、ポット型(B)等の二体
分離型は、掃除口部に附されたハンドルで掃除走行を行
い、その際、二体を結合する気管によって主体を走行方
向に牽引する。これは長大な気管の取扱性が悪く、又、
その気管を経由して主体を牽引することは取扱上不便
で、収納時にも収納性が悪い。特に還流式とした場合、
連結気管は、吸気・還流の2本、又は2重構造1本が必
要となり、その取扱性は更に低下する。
【0007】(ロ)アプライト型(C)及びステイック
型(D)では手に加わる重量が大きい。アプライト型
(C)、ステイック型(D)では、上述の連結気管は不
要か、短かくされ、掃除口部と主体とハンドルとは中間
に1つの傾動・回動部を経てほぼ一体とされるので、連
結気管の取扱性(イ)の問題は除去される。しかし主体
は床面を離れハンドルと一体とされ空間に手で支持され
るので、手はその重量の一部を支え、残りの重量は掃除
口部が床に接することで支えられる。アプライトでは
主体が床に近く、手の支える重量比率はステイック型に
比して小さい。しかし手が支える重量は大きい。又、ハ
ンドル把手を手から解放すると、ハンドルと主体とは床
面に落下する。これは使用者の疲労を高め、高齢化社会
では特に問題となる。又掃除途中での一寸とした作業中
断、例えば床上の物の移動、除去、床以外の掃除等に対
し、毎回ハンドルを収納時位置(垂直・又は垂直を若干
越えた位置)に戻すことが必要となる。
【0008】(ハ)クロール型(E)では操縦性がよく
ない。無気管(ホースレス)で、且つ掃除口部と主体と
を同時に床上に置き、その重量を床で支え、軽量なハン
ドルを手でもって走行させることで、(イ)(ロ)を解
決した方式のクロール型(E)では長大な主体の長軸が
走行方向と平行であるため、作業に際し主体を前後に掃
引しつつ左右に移動し、特定面積を掃除する場合、手前
・後方に引いた時、主体が長いので作業者の足に当たる
危険があり、且つ左右に頭させる場合(通常ハンドル
を捻じる)の抵抗が大きく、且つ回頭曲率半径が大きく
なり、小回りがきかない(操縦性が悪い)欠点がある。
【0009】(ニ)アプライト型(クロール型
では主体が大型で、高さが高い。掃除口部と主体
とが近距離で連結されるC,Eでは床用レベルでは主体
が大型で、脚高の低い机の下や、ベッド下等を掃除する
時、主体の垂直高が制限となって下に入り得ない場合が
あるという問題があった。(ホ)アプライト型(
クロール型(では前後方向の掃引線の更新が不便で
ある。前後の掃引走行時、その左又は右横の掃引線への
移行が、C,Eでは不便であった。
【0010】(ヘ)キャニスタ型(ポット型
アプライト型(ステイック型(では
把手解放時ハンドルが落下する。A,B,C,Dでは、
掃除作業中に、掃除を一時中断して、椅子等の床上物体
を移動したり、大型ゴミ等を除去したり、床以外を掃除
したりする場合、ハンドル部は、把手を解放すると、ハ
ンドル部にある主体や、気管、及び自体の重量のため床
に倒れてしまう欠点があった
【0011】(ト)キャニスタ型(ポット型
アプライト型(ステイック型(では
把手部におけるスイッチ操作がやりにくい。A,B,
C,Dでは把手部に指作動のスイッチ(ON/OFF及
びパワー強弱制御)が設けられているが、把手保持重量
が大で、その操作がやりにくい (チ)アプライト型(クロール型(では床用
以外にハンデイ掃除機の搭載が提案されているが、床以
外の各種環境例えば超低脚机下や、隙間や棚、カーテ
ン、フトン、彫刻、等に適した各種交換ノズルの搭載が
考慮されていない。このため交換に当たっては交換ノズ
ル収納箱の場所へとりに行って交換する必要があった。
実際に掃除する場合、床面を掃除し乍ら移動しつつ、そ
の局所にある特殊環境を掃除する必要性を感じる場合が
多く、交換ノズルが手近にないことは不便であった。 (リ)又、在来の掃除機ではフイルタへのゴミ集積度を
示すために、通常フイルタ前後の圧力差で作動する表示
器(ゴミサイン)を用いている。しかし、その作動は不
明確で、正しくフイルタ交換時点を示すものとなってい
ない。圧力差で動くピストンの摩擦が大きいためと推定
される。又フイルタ満杯時に新フイルタに交換するため
ダストで満杯になったフイルタを取り外す時に、フイル
タの吸込口からダストがこぼれる欠点があった。
【0012】従来の電気掃除機の前記課題に鑑みて、本
発明は、手動走行、動力支援手動走行、又は、手動制御
動力走行の行われる電気掃除機の取扱性、操縦性を向上
させることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の態様は、ファン後流を吸込口付近に
還流し、後流エネルギーを再利用する還流式掃除機及び
通常の吸込式掃除機において、その構成要素と構造とし
て走行方向(前後方向;X軸方向)に対し、左右方向
(Y軸方向)に延伸する掃除口部(1)と、フィルタ(2
‐1)及びファンモータ(2−2)を結合一体とした主
体(2)とを有し、両者(1と2)が、固い、又は変形可
能な吸込気管(3−1)及び必要に応じて還流気管(3
−2)で結合され、掃除口部(1)が、固定的に、又は
上下可動的に保持具(4)によって更に主体(2)に結
合され一体とされ、また主体及び/又は掃除口部を床で
支える車輪(9)又は滑動面が設けられた掃除体(5)
と、床に置かれた掃除体(5)を立位の人間が走行させ
るため可動結合部により主体(2)に結合されたハンド
ル(8)とを有する掃除機であって、その主体のファン
モータ及びフィルタ(ダスト集積用)の配列が下記の何れ
かであることを特徴とする。 .ファンモータ回転軸が前後方向で、フィルタがその
側方に設けられている。 .ファンモータ回転軸が上下方向で、フィルタがその
側方に設けられている。本発明の第2の態様は、ファン
後流を吸込口付近に還流し、後流エネルギーを再利用す
る還流式掃除機において、走行方向(前後方向;X軸方
向)に対し、左右方向(Y軸方向)に延伸する掃除口部
1)とファンモータ部(2−2)とを有し、掃除口
部(1)とファンモータ部(2−2)が、固い、又は変
形可能な気管(3−2)で結合され、必要に応じ掃除口
部(1)が固定的に、又は上下可動的にファンモータ部
(2−2)に保持具(4)によって更に結合され、又フ
ァンモータ部及び/又は掃除口部を床で支える車輪、又
は滑動面が設けられた掃除体(5)と、床に置かれた掃
除体(5)を立位の人間が走行させるため可動結合部に
よりファンモータ部(2−2)に結合されたハンドル
(8)とを有し、フィルタ部(2−1)はハンドル
(8)の一部に配置され、変形可能な気管(3−1,3
−4)により掃除口部(1)及びファンモータ部(2−
2)とをそれぞれ連結 することを特徴とする。本発明の
第3の態様は、単一掃除口部と単一主体とからなる前記
クロール型掃除機であって、ファンモータ、及び/又は
フィルタが少なくとも下記の構造の何れかを有すること
を特徴とする。 a.所要ファン流量Qをn分割し、小型(直径等)で夫々
の流量がほぼQ/nのファンモータを水平に並べて並列
作動させることにより前記主体を構成し前記主体及び掃
除体の垂直高さを単一ファンモータによる主体及び掃除
体より低くした構造。 b.前記フィルタ(2−1)が動作時、空気圧により膨
満したときの形状の垂直高寸法を制限するための線格
子、平行線、網等で作られる空隙を有する枠体で、外壁
より空気通路分だけ小さい形状のフィルタホルダ(2−
3)を前記主体に配置した構造。本発明の第4の態様
は、前記クロール型又はアプライト型の掃除機において
前記ハンドルの把手部に、握ると把手と一体的に把握さ
れ,解放すると把手からわずか離れるバーを設け、バー
の移動による機械的な伝達か、又はバー移動で作動され
る電気的制御により、ハンドル(8)の掃除体(6)に
対する傾動及び/又は回動を把握又は解放によりロック
することを特徴とする。
【0014】
【作用】課題(イ)・(ロ)・(ハ)に対し、本発明の
第1及び第2の態様は、長い連結気管を不要(ホースレ
ス)とし、重量の大きいファンモータ部、又はそれを含
む主体が床に支えられ、ハンドル把手には軽いハンドル
自体(第1の態様)、又はフイルタとハンドル自体(
2の態様)の重量の一部のみがかかるので把手が軽い。
第1の態様では長い形状のフイルタ・ファンモータから
なる主体が前後の掃引走行に対し前後巾が短く作られ、
第2の態様ではファンモータ部はほぼ正四角に近い外
形内に納まるので配置方向は自由に選択できる(床上高
さが低い配置が望ましい)。第1、第2の態様共に掃除
口部と主体又はファンモータ部とを合体した掃除体の前
後方向寸法は在来例図Eの構造に比して短くできる。
以上により課題(イ)・(ロ)・(ハ)は解決される。
【0015】課題(ニ)に対し、第3の態様によれば、
最大床上高を決定するファンモータの寸法を大幅に、例
えばファンモータを2ケ並行に使用すると0.7〜0.
5倍に減少することができる。課題(ホ)は、第4の態
によれば、前後方向車輪とは別に、必要時床に接する
横行車輪が設けられるので、横方向移動の容易化により
解決される。
【0016】課題(ヘ)は第6の態様のハンドルのフリ
ー・ストップ化や、スプリングによる中性位置への復帰
構造や、第5の態様の5−cの把手解放時ロック構造に
よって解決される。但しフリーストップ化や、スプリン
グ復帰構造は、ハンドル部(第1の態様ではハンドル自
体、第2の態様ではハンドル及びフィルタ部)が軽くな
いと不具合である。即ち、もし重いハンドル部が把手解
放時自立するためには摩擦抵抗や、ノッチのスプリング
力を強くする必要があり、この時は把手を握ってハンド
ル角を変更する場合の抵抗が大きくなり、掃除では常に
ハンドル角の変更が必要となるので傾動・回動が重くな
る欠点があるからである。しかし本発明ではこのハンド
ル部重量の軽減は、第1又は第2の態様で達成される。
後述のハンディ掃除機や交換ノズル搭載によりハンドル
重量が増え実用性以上にハンドル角変更の抵抗力が大と
なる場合は、第5の態様の5−cの構造が用いられる。
【0017】課題(ト)は、第1、第2の態様によって
ハンドル部重量が軽くなるので、把手での指操作が容易
となり又床上走行体の前後長が短くなり第5の態様と複
合することで把手部での制御が容易となり、解決され
る。課題(チ)は、第1、第2の態様により、ハンドル
部が簡潔・単純となり、ハンデイ掃除機や、その交換ノ
ズル等を搭載できる空間を提供できるので、第8の態様
の構造を複合することにより、又第6の態様、又は第5
の態様の5−cの構造を複合することにより、掃除中、
任意の時に把手を解放したままで第5の態様の5−a,
により床用ファンモータが停止し、ハンデイ掃除機に
より、ハンドル部の必要交換ノズルを片手で選択して非
床掃除に移動できる。又容易に床への復帰ができる。
【0018】課題(リ)は第9の態様によってフイルタ
部外筐に透明蓋20が設けられ、フイルタのゴミ集積度
を目視し得ることで正しい交換時点を知ることができ
る。外観上、半透明としたり、ハーフミラーとして通常
はフイルタが良くは見えないようにし、必要に応じ蓋の
内部に照明を設け、その照明を点灯することでフイルタ
の状況を知ることができるようにする。
【0019】
【実施例】次に、本発明の各態様の実施例について図を
参照して説明する。 (1)図1,図2,図3は、本発明の第1、第4の4−
a、第7の態様の実施例を示す。又、第6の態様の参考
実施例である。図は主要構成要素と構造を示す。図1A
は正面図でa−aより左の掃除口部は図1Bに示す平面
図のa−a線断面を示している。図3Aの正面図では図
3Bの平面図に示す左側車輪9−Lが取り外された図に
なっている。
【0020】1−1は吸込口、1−2はパワーブラシ、
1−3は還流噴出口、1−4はブラシ駆動モータ、1−
5,1−6は滑車で図示されないベルトにより連動され
る。1は此等を全体として集合した組立であり、掃除
口部である。2は主体で、内部にフイルタ2−1,ファ
ンモータ2−2を有し、掃除口部とは吸込気管3−1及
び還流気管3−2で連結される。図示例では上下可動の
結合構造とされており、3−1,3−2はゴム等の蛇腹
構造体である。但し3−3部は、必要に応じ還流空気温
度を低下させるため、金属管とされ、冷却用の金属フイ
ンを有する。4は主体と掃除口部とを上下可動に結合す
る板状結合体で4−1,4−2はヒンジ軸である。通常
下方可動範囲を制限するため、下限では主体に接する突
起(図示されない)を4の4−2近傍に設ける。
【0021】図1Bは主体内のファンモータ回転軸が左
右方向である第1の態様の1−aの例であり、第1の態
の1−b,1−cの例を図2A,Bにそれぞれ示す。
図1B及び図2Aではファンモータのファンが平形渦巻
や、傘形渦巻の遠心で、渦巻の中央から吸込み回転す
る渦巻板の外周をえて回転軸と同方向(軸流)に気流
吐出される。図2Bでは回転する渦巻板外周から接線
方向(タンジェンシアル流)に気流が吐出される。図1
B及び図2A,Bの配列は軸流、タンジェンシアル流の
何れも可であるが、吸込方向と吐出方向が使用し易いも
のを例示した。図2A,Bは図1Bに比して主体の左右
幅が短く、掃除口左右幅よりも主体幅を十分に小さく
でき、回頭や、壁際掃除等で使用し易い利点がある。
【0022】本発明の第9の態様の実施例を図2A,B
に示す。20は主体2の外筐上面に設けられたフイルタ
交換用の開閉又は取外し可能な蓋である。2−1はフイ
ルタで、その吸込口22は上面の吸込気管3−1に近い
部分に設けられている。21は照明用電球(光源)であ
る。電源コードが電源コンセントにさしてある時は常時
点灯するようにしてもよいし、ファンモータと共にON
/OFFされてもよいし、ファンモータON/OFF毎
に一定時間例えば10秒間点灯するようにしてもよい
し、使用者のスイッチによりON/OFFされてもよ
い。
【0023】蓋20が透明な時はフイルタ外観はよく見
えるが、美観上よくないので半透明、又はハーフミラー
とすると、通常は内部のフイルタが見えないので、蓋の
内部の光源21を点灯することで内部のフイルタを見る
ことができる。しかしフイルタは常に内圧によりふくれ
ているので、ゴミ集積により大きな外観変化を生じない
場合がある。この場合はフイルタ外部から弱い弾性体で
フイルタを押すように構成しておくと、ダスト未集積部
は凹むので、判断できる。一般にダストはファンモータ
に近いフイルタ部分から集積し、だんだん進んで最後に
フイルタの吸込口に達するからである。
【0024】又、フイルタ膜を透過して光源21の光を
見ることにより、フイルタ内のゴミ集積を知ることがで
きる。図2A,Bでは光源21がフイルタ室側壁にある
が、光源21をフイルタの底部側に移すと、その光はフ
イルタ膜を2回透過し、上から透明(半透明)蓋を通し
て視認される。ダストが集積すると光は透過してこな
い。底部に設けた光源21が丁度、フイルタ開口22の
位置にあると、フイルタ膜は底側のみの透過となり、光
損失がなく視認し易い。しかもフイルタ開口22での状
況が、フイルタ満杯最終時点に対応するのでフイルタ交
換時点を正しく示す利点がある。
【0025】光源21を蓋の開口22の位置に設け、光
源21自体、又はその光導ガイドを開口22を通してフ
イルタ内部につっこむと、フイルタ膜は和紙提灯の如く
照明され、ダスト集積部のみ光らない。このようにする
と、ダスト集積状況を正しく知ることができる。但し、
開口22よりの挿入はなるべくその縁辺を通し、大型ダ
ストの通過を妨げないようにする必要がある。
【0026】9−R,9−Lは前後方向走行用車輪であ
る。6,7は主体とハンドル8の結合部である。6は主
体に接続され、7と傾動軸Y2 を共有し、7と8とが軸
2の廻りに上下に傾動される。又ハンドル8の下限位
置(図示8L)で下限を形成する当たり6−1及び上限
位置(図示8U)で上限を形成する当たり6−2が設け
られており、且つ上限では必要に応じU字形のスプリン
グ構造6−3を設けることができる。6−3はハンドル
8がU字入口に接した時、更に押し込むことでU字の内
部に入り、手を解放した時にスプリング作用によりハン
ドルが後方に戻ることを防ぐ。
【0027】図3では、Y2 軸は車輪軸と共用されてい
る。又、ハンドル結合部7はコの字状の可動結合部7−
bで示す形状となっている。又、傾動の上限6−2.下
限6−1を与える当たりは主体の左・右面に設けられて
いる。図示の如く、主体の長軸は左右方向(Y)になっ
ており、1,2を結合した掃除体5は、その前後方向寸
法が左右方向寸法とほぼ等しいか、むしろ短かくなって
いる。このため使用時の前後掃引に際し、足に当たるこ
となく、又ハンドルを捻じることによる左右回頭が容易
となり操作性が向上する。
【0028】又、重量の大きな主体及び掃除口部が床面
で支えられ、ハンドル8は極めて軽量となるので把手8
−2により手に係る重量は軽減される。且つ、長い気管
がなく操作性がよい
【0029】来の吸込式大電力(〜1kW)の場合に
本発明を適用すると、主体長軸寸法が、掃除口部の幅以
上になり、第1の態様(図1、図2)の構造とするのが
不具合の時があるが、中・小電力(〜500W以下)で
は此の問題は生じない。還流式では、吸込式の約1/3
の電力で同等の掃除力が得られるので、図1及び図2の
構造を採ることができ、小形・軽量で操作性の良い掃除
機が得られる。
【0030】(2)図4は、本発明の第2の態様の実施
例を示す斜視図である。1は掃除口部、2−2はファン
モータ部で独立して外筐に収納され、可動性を持つ保持
具4で相互に連結される。可動結合部6,7(図示され
ていない)によりファンモータ部2−2はハンドル8と
結合される。ハンドル8の一部にフイルタ部2−1が一
体に形成されている。3−1は可曲・吸込気管、3−2
は可曲・還流気管、3−4はフイルタ部2−1とファン
モータ部2−2の結合気管(可曲)である。必要に応じ
車輪を設けうることは勿論である。
【0031】図4では重量のあるファンモータ部2−2
が床で支えられ、ハンドル8にはハンドル自体及び軽量
のフイルタ部2−1のみがあるから把手8−2から手に
かかる重量は軽い。又掃除口部1とファンモータ部2ー
2とからなる掃除体の前後寸法も短かく、操作性にすぐ
れている。
【0032】(3)図5は、本発明の第3の態様の実施
例を示す図である。図示例は、所要ファンモータ電力を
2分し、2ケの夫々1/2の電力のファンモータを並列
運転した場合を示している。所要ファンモータ電力は、
床用の場合、吸込式では約1kW、還流式では約300
(〜500)Wである。此を夫々500W,150Wの
小型ファンモータ2−2a,2−2b2ケで実現すれ
ば、ほぼファンモータ寸法は約1/√2の比で小型とな
る。すなわち床上高が約0.7倍に低減される。さらに
ファン自体も、大径1段でなく、モータ径と同径で2段
等とすれば更に床上高が低下される。
【0033】掃除口部1はほぼ図1と同じである。フイ
ルタ2−1は、小型なものを2ケ用いてもよいが、取扱
上は1ケの大型の方が便利である。図では大型の紙袋を
フイルタに用いる場合を示す。入口は通常厚紙の枠で開
口が形成され、本例では開口はほぼ矩形に形成される。
袋の本体は動作時、内外圧差で膨満し、円筒状にふくら
む。本例ではフイルタ室が矩形断面であるため、袋がま
ず矩形の長辺の壁に当たり、空気流が妨害される。この
ため外筐より若干寸法の小さい矩形断面の格子2−3を
設け、ふくれた時にも、袋と室壁との間に空気流用間隙
を残すものである。なお9−Fは前輪である。
【0034】このようにすることにより、主体2の床上
高を掃除口部1の床上高とほぼ同じくすることができ、
掃除体5の床上高は図1,図2,図3の単一ファンモー
タより低くすることができる。したがって、脚高の低い
机や台の下等に潜り込ませて掃除することが可能とな
る。
【0035】(4)図6は、本発明の第4の態様の実施
例を示す図である。図1に附加される部分が図示されて
いる。図1の掃除口部1の後縁1−7が切りとられ車輪
12Fが設置可能とされる。又主体2の下面には2ケの
溝2−4が設けられる。10は横行アセンブリで横行車
輪12(12F、12L、12Rより成る)が設けら
れ、2ケの枕11−3を有し、ピン11−1を中心にU
字部11−2により枕を左右に動かす作動板11が設け
られ、常時枕11−3は溝2−4に嵌入し、車輪12は
上方に上っている。ハンドル8の連結部8−1には新し
くピン8−3が設けられ、ピン8−3はU字部11−2
の中に入る。ハンドル8をX2 軸の回りに回動するとピ
ン8−3によりU字部11−2が左又は右に駆動され、
枕が溝2−4から左又は右に外れ、車輪12は下方に下
げられ接床する。U字部の深さはハンドル傾動時、ピン
8−3の動きを制限しない寸法とされる。
【0036】図示例はハンドル8の手動回動で横行状態
とされるように設計されているが、その他の手動操作
や、スイッチによる電動での車輪12の上下機構を用い
得る。第1、第2の態様の構造では、掃除体5の前後方
向寸法が短かく、横行時前輪12Fと後輪12L,12
Rとのバランス差の影響を受けにくい相乗的利点があ
る。
【0037】(5)本発明の第5の態様は、特に図示し
ないが、次に説明する。 5−a.把手部にゴム層でカバーされた押しボタンスイ
ッチ、マイクロスイッチ等を設けたり、圧力スイッチ、
近接スイッチを設けたりすることで、手で握ればファン
モータをON又は設定電力とし、解放すればOFF又は
設定値より低い電力とすることは容易に構成される(
5の態様の5−a)。
【0038】5−b.把手部にレバー(例えば短銃の引
鉄状)を設け、把手を握った状態で人差指を引くと、フ
ァンモータがOFFの状態から順次パワー強へ移行する
ようにすることは、通常のサイリスタ調光器や、可変速
モータドリルで、見られる如く、サイリスタ制御用可変
抵抗器をレバーで回転することで実現できる(第5の態
様の5−b)。
【0039】5−c.把手と同時に握りしめることがで
きるバーを設け、手動でワイヤー・ロープ等の機械的手
段で、バーの移動量をハンドル結合部(6,7)の傾動
・回動時摺動面に設けられた歯車状凹凸と、それにスプ
リングで圧着されるボール・ノッチ等のかみ合いを外す
ノッチ移動量に変換することで、第5の態様の5−c
実現できる。把手・バーが解放されると、かみ合いが成
立することでロックされる。このノッチ移動は、バーの
握りしめでスイッチがONとされる電動モータで実現す
ることもできるし、凹凸とノッチの代わりに電磁クラッ
チ、静電クラッチ、流体クラッチ、磁気流体クラッチ等
で実現することもできる。
【0040】5−d.第5の態様の5−dは第5の態様
5−cの逆動作で実現される。これは後述の第7の態
と組合せ、障害物乗り越のために一時的にロックし、
ハンドルを下方に押し、掃除口部を浮き上らせるのに役
立つ。これらの把手部での各種操作は、第1、第2の態
等によりハンドル把手の手に及ぼす重量が軽減される
ことにより容易となり、且つ微妙な操作が可能となるも
のである。
【0041】(6)本発明の第6の態様については、図
1の連結部6,7,8−1を参考として実施例を説明す
る。 6−a.傾動軸Y2 を中心とした傾動ではハンドル結合
部6と7の摺動する円板摺動面、回動軸X2 を中心とし
た回動ではハンドル結合部7とハンドル端の主体結合部
8−1との円板の摺動面をスプリングで圧着される摩擦
抵抗面とすることで実現できる。両摩擦面は同一の又は
若干異なる細かいピッチの歯車状の歯形とすることもで
きる。又面は歯形、他は1個乃至複数のボール等の
先端を有するノッチで構成することもできる。
【0042】6−b.把手解放時、ハンドルが予め設定
された、又は使用者が設定した中性位置にスプリングで
戻る構造は、例えば次のようにして実現される。ハンド
ル結合部6と7又はハンドル結合部7と主体結合部8−
1との軸を例えばハンドル結合部7に固定し、その傾動
軸端部とハンドル結合部6との間に、又回動軸端と主体
結合部8−1との間に、スパイラルスプリングを設ける
ことで実現できる。
【0043】上記、a,b,等の方法は、ハンドルが
1、第2の態様等により軽量とされるため、解放時の摩
擦力、スプリング圧着力、スプリング力等は微弱でもハ
ンドルを自在の位置又は中性位置に保持(フリー・スト
ップ)できる。したがって把手を握って傾動・回動させ
る時の手に感じる抵抗は微弱であり、操作感を軽量とす
ることができる。
【0044】(7)本発明の第7の態様については、図
1,図3を参照して実施例を説明する。ハンドル8の傾
動範囲に上限及び/又は下限を定める構造を設け、下記
の構造の少なくとも一つをもたせる。7−a.ハンドル8が下限位置にある時、更にハンドル
把手を下方に押すと、掃除体5の後方接床点、又は後方
車輪の床接点を支点として掃除口部1が上方に浮き上る
構造。
【0045】7−b.ハンドル8の上限位置は、その位
置で把手を開放した時に、ハンドル8の重心が連結部
(6、7)を越えて前方にありハンドル8が自立する
造。上限当たりには図1に示すU字状スプリング6−3
を設け、ハンドル8を係合させるようにしてもよい。 7−c.使用中把手解放時はハンドル8は自重により下
限位置となり、その時の把手高さは、大人の立位時の掌
の平均的高さの上下30cm以内とされる構造。
【0046】(8)図7は本発明の第8の態様の実施例
を示す図である。13はハンデイ掃除機17a,1
b,17c,17dは交換ノズルである。交換
ノズルはその根元は少しテーパーした円筒状の結合口を
有し、ハンデイ掃除機にはそのテーパーと合う結合口が
設けられる。ノズルは圧入により摩擦力でハンデイ掃除
機に装着され、引き離すことにより取り外される。
【0047】14はハンドルにとりつけられたU字状ス
プリングで、ハンデイ掃除機13を圧入することで13
をハンドルに装着する。15は交換ノズル保持具で、U
字状スプリング保持爪を図示例では15−a,b,c,
dの4ケを有する。これらの保持爪は、ノズル結合口付
近に設けられた夫々2枚の円板17eの中間で交換ノズ
ルを保持する。2枚の円板17eは保持状態ではノズル
のハンドル軸方向の移動を保持爪と共に禁止する。16
は特に長い交換ノズル(図示例では17−b,17−
c)の補助保持具である。
【0048】図7ではノズル17aを結合したまま
ハンデイ掃除機13がハンドル8の保持された状態が図
示されている。この状態でハンデイ掃除機13を上方に
引くと、ノズル17aはハンドル軸方向には交換ノズ
ル保持具15の爪に円板がひっかかり移動しないので、
ハンデイ掃除機13から交換ノズル17aが抜け、ハ
ンデイ掃除機13のみを取り外せる。次にハンデイ掃除
機13の結合口を、例えば隙間ノズル17−cの結合口
に合わせ下方に押すと、ノズル17cはハンデイ掃除
機13に結合される。この状態でハンデイ掃除機13を
ハンドル半径方向に浮かすと、ノズル17−cをつけた
まま取り外せる。
【0049】このようにすると、交換ノズル17−a,
b,cは常に手近にあり、片手で交換ノズルの着脱・交
換ができる。これは、第1、第2の態様等により、ハン
ドル8が簡潔・単純となり、ハンデイ掃除機やその交換
ノズルを搭載する空間が得られたことによる。又第6の
態様第5の態様の5−cにより、ハンドルの把手を解
放すると、そのままのハンドル位置、又は中性位置にハ
ンドルが停止するので、床掃除作業中に、任意の時点で
簡易に床以外の特異掃除をさしはさむことができ、操作
性が著しく増大する利点がある。
【0050】以上本発明の種々の実施例について、還流
式を主体として説明又は図示してあるが、吸込式の場合
は、還流気管、噴出口を除去し、排気口を設ければよ
く、むしろ単純となるので説明を割愛した。本発明は
流式、吸込式の双方に適用されるものである。また、以
上の実施例は、全て手動走行型について述べたが、本
は動力支援走行型、手動制御動力走行型にも適用され
るものである。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、ホースレスで、重量の
大きなファンモータやフィルタと掃除口部の重量が床面
に支えられ、ハンドルは極めて軽量故、把手にかかる重
量は極めて軽い。を走行する掃除体の前後方向寸法が
掃除口の幅、又は幅以下とすることができ、前後掃引
や、左右頭が容易となる。
【0052】ハンドルは軽量のため、フリー・ストップ
又は自動中性位置復帰にできるので、床作業中の作業中
断・再作業が極めて容易となる。非床面以外のためのハ
ンデイ掃除機とその交換ブラシ群を同時搭載でき、上述
の床作業の一時中断の容易性と相って、非床面掃除が
容易となる。これまでに述べた他の特徴と共に、この様
な特徴は、掃除機の操作性、取扱容易性を著しく向上さ
せるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の態様の一の実施例を示す図で、
Aは掃除口部を切り欠き断面で示した正面図、Bは平面
図。
【図2】本発明の第1の態様の他の実施例の要部を示す
平面図。
【図3】本発明の第1の態様の他の実施例を示す図で、
Aは正面図、Bは平面図。
【図4】本発明の第2の態様の実施例を示す斜視図。
【図5】本発明の第3の態様の実施例を示す図で、Aは
正面図、Bは平面図、CはBのフイルタホルダの斜視
図。
【図6】本発明の第4の態様の実施例を示す図で、Aは
横行アセンブリの組立を示す斜視図、Bは掃除機の平面
図。
【図7】本発明の第8の態様の実施例の概要を示す図
で、Aは掃除機全体の正面図、BはAのハンデイ掃除機
13と交換ノズル17の正面図、C,D及びEはAのそ
れぞれU字状スプリング14、交換ノズル保持具15及
び補助保持具16の平面図。
【図8】従来の各種掃除機の例を示す斜視図又は正面
図。
【符号の説明】 1・・掃除口部、2・・主体、2−1・・フイルタ、2
−2・・ファンモータ、2−3・・フイルタホルダ、3
−1・・吸込気管、3−2・・還流気管、4・・結合体
(保持具)、5・・掃除体、6、7・・ハンドル結合
部、6−1・・当たり、6−2・・当たり、8・・ハン
ドル、9−L,9−R・・車輪、10・・横行アセンブ
リ、12・・横行車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/08 A47L 5/14 A47L 5/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファン後流を吸込口付近に還流し、後流エ
    ネルギーを再利用する還流式掃除機及び通常の吸込式掃
    除機において、 その構成要素と構造として走行方向(前後方向;X軸方
    向)に対し、左右方向(Y軸方向)に延伸する掃除口部
    (1)と、フィルタ(2‐1)及びファンモータ(2−
    2)を結合一体とした主体(2)とを有し、両者(1と
    2)が、固い、又は変形可能な吸込気管(3−1)及び
    必要に応じて還流気管(3−2)で結合され、掃除口部
    (1)が、固定的に、又は上下可動的に保持具(4)に
    よって更に主体(2)に結合され一体とされ、また主体
    及び/又は掃除口部を床で支える車輪(9)又は滑動面
    が設けられた掃除体(5)と、 床に置かれた掃除体(5)を立位の人間が走行させるた
    可動結合部により主体(2)に結合されたハンドル
    (8)とを有する掃除機であって、 その主体のファンモータ及びフィルタ(ダスト集積用)の
    配列が下記の何れかであることを特徴とする還流式及び
    吸込式掃除機。 .ファンモータ回転軸が前後方向で、フィルタがその
    側方に設けられている。 .ファンモータ回転軸が上下方向で、フィルタがその
    側方に設けられている。
  2. 【請求項2】 ファン後流を吸込口付近に還流し、後流
    エネルギーを再利用する還流式掃除機において、 走行方向(前後方向;X軸方向)に対し、左右方向(Y
    軸方向)に延伸する掃除口部(1)とファンモータ部
    (2−2)とを有し、掃除口部(1)とファンモータ部
    (2−2)が、固い、又は変形可能な気管(3−2)で
    結合され、必要に応じ掃除口部(1)が固定的に、又は
    上下可動的にファンモータ部(2−2)に保持具(4)
    によって更に結合され、又ファンモータ部及び/又は掃
    除口部を床で支える車輪、又は滑動面が設けられた掃除
    体(5)と、 床に置かれた掃除体(5)を立位の人間が走行させる
    め可動結合部によりファンモータ部(2−2)に結合さ
    れたハンドル(8)とを有しフィルタ部(2−1)はハ
    ンドル(8)の一部に配置され、変形可能な気管( 3−
    1,3−4)により掃除口部(1)及びファンモータ部
    (2−2)とをそれぞれ連結することを特徴とする還流
    式掃除機。
  3. 【請求項3】 ファン後流を吸込口付近に還流し、後流
    エネルギーを再利用する還流式掃除機及び通常の吸込式
    掃除機において、 その構成要素と構造として走行方向(前後方向;X軸方
    向)に対し、左右方向(Y軸方向)に延伸する単一の掃除
    口部(1)と、フィルタ(2‐1)及びファンモータ(2
    −2)を結合一体とした単一の主体(2)とを有し、両
    者(1と2)が、固い、又は変形可能な吸込気管(3−
    1)及び必要に応じて還流気管(3−2)で結合され、
    掃除口部(1)が、固定的に、又は上下可動的に保持具
    (4)によって更に主体(2)に結合され一体とされ、
    また主体及び/又は掃除口部を床で支える車輪(9)又
    は滑動面が設けられた掃除体(5)と、 床に置かれた掃除体(5)を立位の人間が走行させるた
    めのハンドル(8)とを有する掃除機であって、 ファンモータ、及び/又はフィルタが少なくとも下記の
    構造の何れかを有することを特徴とする還流式及び吸込
    式掃除機。 a.所要ファン流量Qをn分割し、小型(直径等)で夫々
    の流量がほぼQ/nのファンモータを水平に並べて並列
    作動させることにより前記主体を構成し前記主体及び掃
    除体の垂直高さを単一ファンモータによる主体及び掃除
    体より低くした構造。 b.前記フィルタ(2−1)が動作時、空気圧により膨
    満したときの形状の垂直高寸法を制限するための線格
    子、平行線、網等で作られる空隙を有する枠体で、外壁
    より空気通路分だけ小さい形状のフィルタホルダ(2−
    3)を前記主体に配置した構造。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の掃除機において
    前記ハンドルの把手部に、握ると把手と一体的に把握さ
    れ,解放すると把手からわずか離れるバーを設け、バー
    の移動による機械的な伝達か、又はバー移動で作動され
    る電気的制御により、ハンドル(8)の掃除体(6)に
    対する傾動及び/又は回動を把握又は解放によりロック
    することを特徴とする還流式及び吸込式掃除機。
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