JPH07327888A - 還流式及び吸込式掃除機 - Google Patents

還流式及び吸込式掃除機

Info

Publication number
JPH07327888A
JPH07327888A JP8279995A JP8279995A JPH07327888A JP H07327888 A JPH07327888 A JP H07327888A JP 8279995 A JP8279995 A JP 8279995A JP 8279995 A JP8279995 A JP 8279995A JP H07327888 A JPH07327888 A JP H07327888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
filter
cleaning
vacuum cleaner
fan motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8279995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3145603B2 (ja
Inventor
Hirohide Miwa
博秀 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Cosmos Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
Priority to JP08279995A priority Critical patent/JP3145603B2/ja
Publication of JPH07327888A publication Critical patent/JPH07327888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3145603B2 publication Critical patent/JP3145603B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 操作性がよく、とくに作業中移動の容易なハ
ンディーな還流吸込式掃除機の提供。 【構成】 掃除口部1の幅(左右)方向に平行に主体
(フイルタ・ファンモータ)2の長軸を配置し、両者を
短気管3−1,3−2で結合一体の掃除体5として床面
で重量を支え、その掃除体5に使用中把手を解放する
と、その位置でフリーストップ、又は中性点への自動ス
プリング・バックする構造の傾動・回動可能なハンドル
8をつけ、又、ファンモータ2−2をOFF又は低パワ
ーとする。ハンドル8にはハンデイ掃除機とその交換ノ
ズル群を搭載し、ノズル群はハンドル軸方向には移動拘
束され、半径方向には着脱可とされることにより片手で
ノズル交換、ハンドルとの着脱を可能とする。ファン後
流を吸込口付近に還流する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】電気掃除機の分野に属する。特に
手動走行、動力支援手動走行、又は手動制御動力走行の
電気掃除機で、掃除口部とフイルタ・ファンモータより
なる主体とがほぼ一体化された非ハンデイのホースレス
床用掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術の例を図7に示す。従来の手
動掃除機には掃除口部とフイルタ・ファンモータより成
る主体とを可曲吸引管で接続するキャニスタ型A,ポッ
ト型Bの如く、掃除口部と主体とが分離された2体分離
型と、掃除口部は床面に接する様に配置し、主体はハン
ドルと共にほぼ直列に構成され、短かい吸引管、還流管
で一体的に可動的に掃除口部に結合されるアプライト型
C、ステイック型Dがある。アプライト型は主体が下方
にハンドルが上方に配され、ステイック型は吸気管をか
ねるハンドル部が下に、主体が上に配置され、更にその
上に把手が配置されている。
【0003】車を有する主体(フイルタとファンモータ
を含む)に掃除口部をほとんど直結したクロール型のも
のが本発明者により特開平3−162814に発表され
ているが、掃除口部の幅方向(Y方向)に対し主体は長
くファンモータの長軸はYと直交する方向(X方向)に
配置されている(E)。ロボット型自走式のものではポ
ット型に掃除口部をほとんど直結した構造である
(F)。
【0004】又、小電力で掃除口部と主体と直結した小
形軽量のハンデイ型Gがある。ロボットでは人間は操作
せず、その操作性は問題外であり、又ハンデイ型は極め
て小形のため、その能力は不足であるが操作性は良好で
ある。本特許は操作性を問題とするので、F及びGにつ
いては今後除外する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の技
術の中、手動で走行させる場合や、動力支援手動走行、
手動制御動力走行等で、主体及び掃除口部を走行移動さ
せる場合の取り扱い性の各種問題点を解決するものであ
る。したがってロボット掃除機、ハンデイ掃除機は除
く。
【0006】(イ)キャニスタ型(A)及びポット型
(B)では連結気管が長いので取扱性が悪い。在来技術
で述べたキャニスタ型(A)、ポット型(B)等の二体
分離型は、掃除口部に附されたハンドルで掃除走行を行
い、その際、二体を結合する気管によって主体を走行方
向に牽引する。これは長大な気管の取扱性が悪く、又、
その気管を経由して主体を牽引することは取扱上不便
で、収納時にも収納性が悪い。特に還流式とした場合、
連結気管は、吸気・還流の2本、又は2重構造1本が必
要となり、その取扱性は更に低下する。
【0007】(ロ)アプライト型(C)及びステイック
型(D)では手に加わる重量が大きい。アプライト型
(C)、ステイック型(D)では、上述の連結気管は不
要か、短かくされ、掃除口部と主体とハンドルとは中間
に1つの傾動・回動部を経てほぼ一体とされるので、連
結気管の取扱性(イ)の問題は除去される。しかし主体
は床面を離れハンドルと一体とされ空間に手で支持され
るので、手はその重量の一部を支え、残りの重量は掃除
口部が床に接することで支えられる。アプライトでは主
体が床に近く、手の支える重量比率はステイック型に比
して小さい。しかし手が支える重量は大きい。又、ハン
ドル把手を手から解放すると、ハンドルと主体とは床面
に落下する。これは使用者の疲労を高め、高齢化社会で
は特に問題となる。又掃除途中での一寸した作業中断、
例えば床上の物の移動、除去、床以外の掃除等に対し、
毎回ハンドルを収納時位置(垂直・又は垂直を若干超え
た位置)に戻すことが必要となる。
【0008】(ハ)クロール型(E)では操従性がよく
ない。無気管(ホースレス)で、且つ掃除口部と主体と
を同時に床上に置き、その重量を床で支え、軽量なハン
ドルを手でもって走行させることで、(イ)(ロ)を解
決した方式のクロール型(E)では長大な主体の長軸が
走行方向と平行であるため、作業に際し主体を前後に掃
引しつつ左右に移動し、特定面積を掃除する場合、手前
・後方に引いた時、主体が長いので作業者の足に当たる
危険があり、且つ左右に転頭させる場合(通常ハンドル
を捻じる)の抵抗が大きく、且つ転頭曲率半径が大きく
なり、小回りがきかない(操従性が悪い)欠点がある。
【0009】(ニ)C,E,Fでは主体が大型で、高さ
が高い。掃除口部と主体とが近距離で連結されるC,
E,Fでは床用レベルでは主体が大型で、脚高の低い机
の下や、ベッド下等を掃除する時、主体の垂直高が制限
となって下に入り得ない場合があるという問題があっ
た。 (ホ)C,E,Fでは前後方向の掃引線の更新が不便で
ある。前後の掃引走行時、その左又は右横の掃引線への
移行が、C,E,Fでは不便であった。
【0010】(ヘ)A,B,C,Dでは把手解放時ハン
ドルが落下する。A,B,C,Dでは、掃除作業中に、
掃除を一時中断して、椅子等の床上物体を移動したり、
大型ゴミ等を除去したり、床以外を掃除したりする場
合、ハンドル部は、把手を解放すると、ハンドル部にあ
る主体や、気管、及び自体の重量のため床に倒れてしま
う欠点があった。なおEではハンドルが軽量のため、フ
リーストップ構造を採用できることが記載されているが
前述(ハ)の欠点があった。
【0011】(ト)A,B,C,Dでは把手部における
スイッチ操作がやりにくい。A,B,C,Dでは把手部
に指作動のスイッチ(ON/OFF及びパワー強弱制
御)が設けられているが、把手保持重量大で、その操作
がやりにくい。Eではハンドル重量軽く、ハンドル把手
の握りでパワーON,解放でOFF,等の制御や、その
他の制御が可能となっているが前述の(ハ)の問題点が
あった。 (チ)C,Eでは床用以外にハンデイ掃除機の搭載が提
案されているが、床以外の各種環境例えば超低脚机下
や、隙間や棚、カーテン、フトン、彫刻、等に適した各
種交換ノズルの搭載が考慮されていない。このため交換
に当っては交換ノズル収納箱の場所へとりに行って交換
する必要があった。実際に掃除する場合、床面を掃除し
乍ら移動しつつ、その局所にある特殊環境を掃除する必
要性を感じる場合が多く、交換ノズルが手近にないこと
は不便であった。 (リ)又、在来の掃除機ではフイルタへのゴミ集積度を
示すために、通常フイルタ前後の圧力差で作動する表示
器(ゴミサイン)を用いている。しかし、その作動は不
明確で、正しくフイルタ交換時点を示すものとなってい
ない。圧力差で動くピストンの摩擦が大きいためと推定
される。又フイルタ満杯時に新フイルタに交換するため
ダストで満杯になったフイルタを取り外す時に、フイル
タの吸込口からダストがこぼれる欠点があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】課題(イ)・(ロ)・
(ハ)を全て解決する手段は請求項1、又は2の手段に
より与えられる。課題(ニ)は、請求項3の手段により
解決される。課題(ホ)は、請求項4の手段により解決
される。
【0013】課題(ヘ)は、請求項6及び請求項5−c
の手段及び請求項1,2の手段により解決される。課題
(ト)は、請求項5及び請求項1,2の手段により解決
される。課題(チ)は、請求項8及び請求項1,2,請
求項6,請求項5−cの手段により解決される。課題
(リ)は、請求項9により解決される。
【0014】
【作用】課題(イ)・(ロ)・(ハ)に対し、請求項
1,又は2は、長い連結気管を不要(ホースレス)と
し、重量の大きいファンモータ部、又はそれを含む主体
が床面に支えられ、ハンドル把手には軽いハンドル自体
(請求項1)、又はフイルタ部とハンドル自体(請求項
2)の重量の一部のみがかかるので把手が軽い。請求項
1では長い形状のフイルタ・ファンモータからなる主体
が前後の掃引走行に対して前後巾が短く作られ、又請求
項2ではファンモータ部はほぼ正四角に近い外形内に納
まるので配置方向は自由に選択できる(床上高さが低い
配置が望ましい)。請求項1,2共に掃除口部と主体又
はファンモータ部とを合体した掃除体の前後方向寸法は
在来例図7Eの構造に比して短かくできる。以上により
課題(イ)・(ロ)・(ハ)は解決される。
【0015】課題(ニ)に対し、請求項3によれば、最
大床上高を決定するファンモータの寸法を大幅に、例え
ばファンモータを2ケ並行に使用すると0.7〜0.5
倍に減少することができる。課題(ホ)は、請求項4に
よれば、前後方向車輪とは別に、必要時床に接する横行
車輪が設けられるので、横方向移動の容易化により解決
される。
【0016】課題(ヘ)は請求項6のハンドルのフリー
・ストップ化や、スプリングによる中性位置への復帰構
造や、請求項5−cの把手解放時ロック構造によって解
決される。但しフリー・ストップ化や、スプリング復帰
構造は、ハンドル部(請求項1ではハンドル自体、請求
項2ではハンドル及びフイルタ部)が軽くないと不具合
である。即ち、もし重いハンドル部が把手解放時自立す
るためには摩擦抵抗や、ノッチのスプリング力を強くす
る必要があり、この時は把手を握ってハンドル角を変更
する場合の抵抗が大きくなり、掃除では常にハンドル角
の変更が必要となるので傾動・回動が重くなる欠点があ
るからである。しかし本発明ではこのハンドル部重量の
軽減は、請求項1又は2で達成される。後述のハンデイ
掃除機や交換ノズル搭載によりハンドル重量が増え実用
性以上にハンドル角変更の抵抗力が大となる場合は、請
求項5−cの構造が用いられる。
【0017】課題(ト)は、請求項1,2によってハン
ドル部重量が軽くなるので、把手での指操作が容易とな
り又床上走行体の前後長が短かくなり請求項5と複合す
ることで把手部での制御が容易となり、解決される。課
題(チ)は、請求項1,2により、ハンドル部が簡潔・
単純となり、ハンデイ掃除機や、その交換ノズル等を搭
載できる空間を提供できるので、請求項8の構造を複合
することにより、又請求項6、又は5−cの構造を複合
することにより、掃除中、任意の時に把手を解放したま
まで請求項5−a,bにより床用ファンモータが停止
し、ハンデイ掃除機により、ハンドル部の必要交換ノズ
ルを片手で選択して非床掃除に移行できる。又容易に床
への復帰ができる。
【0018】課題(リ)は請求項9によってフイルタ部
外筐に透明蓋20が設けられ、フイルタのゴミ集積度を
目視し得ることで正しい交換時点を知ることができる。
外観上、半透明としたり、ハーフミラーとして通常はフ
イルタが良くは見えないようにし、必要に応じ蓋の内部
に照明を設け、その照明を点灯することでフイルタの状
況を知ることができるようにする。
【0019】
【実施例】
(1)図1,図2,図3は本特許請求項1,4−a,
7,の実施例を示す。又、請求項6の参考実施例であ
る。図は主要構成要素と構造を示す。図1Aは正面図で
a−aより左の掃除口部は図1Bに示す平面図のa−a
線断面を示している。図3Aの正面図では図3Bの平面
図に示す左側車輪9−Lが取り外された図になってい
る。
【0020】1−1は吸込口、1−2はパワーブラシ、
1−3は還流噴出口、1−4はブラシ駆動モータ、1−
5,1−6は滑車で図示されないベルトにより連動され
る。1は此等を全体として集合した組立であり、掃除口
部である。2は主体で、内部にフイルタ2−1,ファン
モータ2−2を有し、掃除口部とは吸込気管3−1及び
還流気管3−2で連結される。図示例では上下可動の結
合構造とされており、3−1,3−2はゴム等の蛇腹構
造体である。但し3−3部は、必要に応じ還流空気温度
を低下するため、金属管とされ、冷却用の金属フインを
有する。4は主体と掃除口部とを上下可動に結合する板
状結合体で4−1,4−2はヒンジ軸である。通常下方
可動範囲を制限するため、下限では主体に接触する突起
(図示されない)を4の4−2近傍に設ける。
【0021】図1Bは主体内のファンモータ回転軸が左
右方向である請求項1の1−aの例である。請求項1の
1−b,1−cの例を図2A,Bにそれぞれ示す。図1
B及び図2Aではファンモータのファンが平形渦巻や、
傘形渦巻の遠心形で、渦巻の中央から吸込み回転する渦
巻板の外周を超えて回転軸と同方向(軸流)に気流が出
力される。図2Bでは回転する渦巻板外周から接線方向
(タンジェンシアル流)に気流が出力される。図1B及
び図2A,Bの配列は軸流、タンジェンシアル流の何れ
も可であるが、吸込方向と吐出方向が使用し易いものを
例示した。図2A,Bは図1Bに比して主体の左右幅が
短く、掃除口左右幅よりも主体幅を十分に小さくでき、
回頭や、壁際掃除等で使用し易い利点がある。
【0022】請求項9及び10の実施例を図2A,Bに
示す。20は主体2の外筐上面に設けられたフイルタ交
換用の開閉又は取外し可能な蓋である。2−1はフイル
タで、その吸込口22は上面の吸込気管3−1に近い部
分に設けられている。21は照明用電球(光源)であ
る。電源コードが電源コンセントにさしてある時は常時
点灯するようにしてもよいし、ファンモータと共にON
/OFFされてもよいし、ファンモータON/OFF毎
に一定時間例えば10秒間点灯するようにしてもよい
し、使用者のスイッチによりON/OFFされてもよ
い。
【0023】蓋20が透明な時はフイルタ外観はよく見
えるが、美観上よくないので半透明、又はハーフミラー
とすると、通常は内部のフイルタが見えないので、蓋の
内部の照明21を点灯することで内部のフイルタを見る
ことができる。しかしフイルタは常に内圧によりふくれ
ているので、ゴミ集積により大きな外観変化を生じない
場合がある。この場合はフイルタ外部から弱い弾性体で
フイルタを押すように構成しておくと、ダスト未集積部
は凹むので、判断できる。一般にダストはファンモータ
に近いフイルタ部分から集積し、だんだん進んで最後に
フイルタの吸込口部に達するからである。
【0024】又、フイルタ膜を透過して光源21の光を
見ることにより、フイルタ内のゴミ集積を知ることがで
きる。図2A,Bでは光源21がフイルタ室側壁にある
が、光源21をフイルタの底部側に移すと、その光はフ
イルタ膜を2回透過し、上から透明(半透明)蓋を通し
て視認される。ダストが集積すると光は透過してこな
い。底部に設けた光源21が丁度、フイルタ開口22の
位置にあると、フイルタ膜は底側のみの透過となり、光
損失がなく視認し易い。しかもフイルタ開口22での状
況が、フイルタ満杯最終時点に対応するのでフイルタ交
換時点を正しく示す利点がある。
【0025】光源21を蓋の開口22の位置に設け、光
源21自体、又はその光導ガイドを開口22を通してフ
イルタ内部につっこむと、フイルタ膜は和紙提灯の如く
照明され、ダスト集積部のみ光らない。このようにする
と、ダスト集積状況を正しく知ることができる。但し、
開口22よりの挿入はなるべくその縁辺を通し、大型ダ
ストの通過を妨げないようにする必要がある。
【0026】9−R,9−Lは前後方向走行用車輪であ
る。6,7は主体とハンドル8の結合部である。6は主
体に接続され、7と傾動軸Y2 を共有し、7と8とが軸
2の回りに上下に傾動される。又ハンドル8の下限位
置(図示8L)で下限を形成する当たり6−1及び上限
位置(図示8U)で上限を形成する当たり6−2が設け
られており、且つ上限では必要に応じU字形のスプリン
グ構造6−3を設けることができる。6−3はハンドル
8がU字入口に接した時、更に押し込むことでU字の内
部に入り、手を解放した時にスプリング作用によりハン
ドルが後方に戻ることを防ぐ。
【0027】図3では、Y2 軸は車輪軸と共用されてい
る。又、ハンドル結合部7はコの字状の可動結合部7−
bで示す形状となっている。又、傾動の上限6−2,下
限6−1を与える当たりは主体の左・右面に設けられて
いる。図示の如く、主体の長軸は左右方向(Y)になっ
ており、1,2を結合した掃除体5は、その前後方向寸
法が左右方向寸法とほぼ等しいか、むしろ短かくなって
いる。このため使用時の前後掃引に際し、足にあたるこ
となく、又ハンドルを捻じることによる掃除体の左右回
頭が容易となり操作性が向上する。
【0028】又、重量の大きな主体及び掃除口部が床面
で支えられ、ハンドル8は極めて軽量となるので把手8
−2により手にかかる重量は軽減される。且つ、長い気
管がなく操作性がよい。主体とハンドルの結合部6,7
は従来のアプライト型等で用いられている方式と同じで
あり、且つ傾動の上限・下限を形成する概念、及び下限
位置で更に把手を下に押すと、掃除口部が掃除体接床点
(図では車輪の下端)を支点として上に浮き、床上障害
物を乗り越える方式等も既知である。
【0029】請求項7はその既知の概念を請求項1の主
重量を床で支え、ハンドルを軽くし、掃除体の前後寸法
を短かくしたものに適用することで、その操作性を更に
高めたものである。在来の吸込式大電力(〜1kW)の
場合に本発明を適用すると、主体長軸寸法が、掃除口部
の幅以上になり、請求項1(図1,図2)の構造とする
のが不具合の時があるが、中・小電力(〜500W以
下)では此の問題は生じない。還流式では、吸込式の約
1/3の電力で同等の掃除力が得られるので、図1及び
図2の構造を採ることができ、小形・軽量で操作性の良
い掃除機が得られる。
【0030】(2)図4は、請求項2の実施例である。
1は掃除口部、2−2はファンモータ部で独立して外筐
に収納され、可動性をもつ保持具4で相互に連結され
る。可動結合部6,7(図示されていない)によりファ
ンモータ部2−2はハンドル8と結合される。ハンドル
8の一部にフイルタ部2−1が一体に形成されている。
3−1は可曲・吸込気管、3−2は可曲・還流気管、3
−4はフイルタ部2−1とファンモータ部2−2の結合
気管(可曲)である。必要に応じ車輪を設けうることは
勿論である。
【0031】図4では重量のあるファンモータ部2−2
が床で支えられ、ハンドル8にはハンドル自体及び軽量
のフイルタ部2−1のみがあるから把手8−2から手に
かかる重量は軽い。又掃除口部1とファンモータ部2−
2とからなる走行体の前後寸法も短かく、操作性にすぐ
れている。
【0032】(3)図5は請求項3の実施例である。図
示例は、所要ファンモータ電力を2分し、2ケの夫々1
/2の電力のファンモータを並列運転した場合を示して
いる。所要ファンモータ電力は、床用の場合、吸引式で
は約1kW、還流式では約300(〜500)Wであ
る。此を夫々500W,150Wの小形ファンモータ2
−2a,2−2b2ケで実現すれば、ほぼファンモータ
寸法は約1/√2の比で小型となる。すなわち床上高が
約0.7倍に低減される。さらにファン自体も、大径1
段でなく、モータ径と同径で2段等とすれば更に床上高
が低下される。
【0033】掃除口部1はほぼ図1と同じである。フイ
ルタ2−1は、小型なものを2ケ用いてもよいが、取扱
上は1ケの大型の方が便利である。図では大型の紙袋を
フイルタに用いる場合を示す。入口は通常厚紙の枠で開
口が形成され、本例では開口はほぼ矩形に形成される。
袋の本体は動作時、内外圧差で膨満し、円筒状にふくら
む。本例ではフイルタ室が矩形断面であるため、袋がま
ず矩形の長辺の壁に当たり、空気流が妨害される。この
ため外筺より若干寸法の小さい矩形断面の格子2−3を
設け、ふくれた時にも、袋と室壁との間に空気流用間隙
を残すものである。なお9−Fは前輪である。
【0034】このようにすることにより、主体2の床上
高を掃除口部1の床上高とほぼ同じくすることができ、
掃除体5の床上高は図1,図2,図3の単一ファンモー
タより低くすることができる。したがって、脚高の低い
机や台の下等に潜り込ませて掃除することが可能とな
る。
【0035】(4)図6は請求項4の実施例である。図
1に附加される部分が図示されている。図1の掃除口部
1の後縁1−7が切りとられ車輪12Fが設置可能とさ
れる。又主体2の下面には2ケの溝2−4が設けられ
る。10は横行アセンブリで横行車輪12(12F,1
2L,12Rより成る)が設けられ、2ケの枕11−3
を有し、ピン11−1を中心にU字部11−2により枕
を左右に動かす作動板11が設けられ、常時枕11−3
は溝2−4に嵌入し、車輪12は上方に上っている。ハ
ンドル8の連結部8−1には新しくピン8−3が設けら
れ、ピン8−3はU字部11−2の中に入る。ハンドル
8をX2 軸の回りに回動するとピン8−3によりU字が
左・又は右に駆動され、枕が溝2−4から左・又は右に
外れ、車輪12は下方に下げられ接床する。U字部の深
さはハンドル傾動時、ピン8−3の動きを制限しない寸
法とされる。
【0036】図示例はハンドル8の手動回動で横行状態
とされるように設計されているが、その他の手動操作
や、スイッチによる電動での車輪12の上・下機構を用
い得る。請求項1,2,の構造では、掃除体5の前後方
向寸法が短かく、横行時前輪12Fと後輪12L,12
Rとのバランス差の影響を受けにくい相乗的利点があ
る。
【0037】(5)請求項5は、特に図示しないが、次
に説明する。 5−a.把手部にゴム層でカバーされた押しボタンスイ
ッチ、マイクロスイッチ等を設けたり、圧力スイッチ、
近接スイッチを設けたりすることで、手で握ればファン
モータをON又は設定電力とし、解放すればOFF又は
設定値より低い電力とすることは容易に構成される(請
求項5−a)。
【0038】5−b.把手部にレバー(例えば短銃の引
鉄状)を設け、把手を握った状態で人差指を引くと、フ
ァンモータがOFFの状態から順次パワー強へ移行する
ようにすることは、通常のサイリスタ調光器や、可変速
モータドリルで、見られる如く、サイリスタ制御用可変
抵抗器をレバーで回転することで実現できる(請求項5
−b)。
【0039】5−c.把手と同時に握りしめることがで
きるバーを設け、手動でワイヤー・ロープ等の機械的手
段で、バーの移動量をハンドル結合部(6,7)の傾動
・回動時摺動面に設けられた歯車状凹凸と、それにスプ
リングで圧着されるボール・ノッチ等のかみ合いを外す
ノッチ移動量に変換することで、請求項5−cが実現で
きる。把手・バーが解放されると、かみ合いが成立する
ことでロックされる。このノッチ移動は、バーの握りし
めでスイッチがONとされる電動モータで実現すること
もできるし、凹凸とノッチの代りに電磁クラッチ、静電
クラッチ、流体クラッチ、磁気流体クラッチ等で実現す
ることもできる。
【0040】5−d.請求項5−dは請求項5−cの逆
動作で実現される。これは後述の請求項7と組合せ、障
害物乗り越のために一時的にロックし、ハンドルを下方
に押し、掃除口部を浮き上らせるのに役立つ。これらの
把手部での各種操作は、請求項1,2,等によりハンド
ル把手の手に及ぼす重量が軽減されることにより容易と
なり、且つ微妙な操作が可能となるものである。
【0041】(6)請求項6については、図1の連結部
6,7,8−1を参考として実施例を説明する。 6−a.傾動軸Y2 を中心とした傾動ではハンドル結合
部6と7の摺動する円板摺動面、回動軸X2 を中心とし
た回動ではハンドル結合部7とハンドル端の主体結合部
8−1との円板の摺動面をスプリングで圧着される摩擦
抵抗面とすることで実現できる。両摩擦面は同一の又は
若干異なる細かいピッチの歯車状の歯形とすることもで
きる。又1面は歯形、他は1個乃至複数のボール等の先
端を有するノッチで構成することもできる。
【0042】6−b.把手解放時、ハンドルが予め設定
された、又は使用者が設定した中性点にスプリングで戻
る構造は、例えば次のようにして実現される。ハンドル
結合部6と7又はハンドル結合部7と主体結合部8−1
との軸を例えばハンドル結合部7に固定し、その傾動軸
端部とハンドル結合部6との間に、又回動軸端と主体結
合部8−1との間に、スパイラルスプリングを設けるこ
とで実現できる。
【0043】上記、a,b,等の方法は、ハンドルが請
求項1,2,等により軽量とされるため、解放時の摩擦
力、スプリング圧着力、スプリング力等は微弱でもハン
ドルを自在の位置又は中性位置に保持(フリー・ストッ
プ)できる。したがって把手を握って傾動・回動させる
時の手に感じる抵抗は微弱であり、操作感を軽量とする
ことができる。
【0044】(7)請求項7については、図1,図3を
参照して実施例を説明する。ハンドル8の傾動範囲に上
限及び/又は下限を定める構造を設け、下記の構造の少
なくとも一つをもたせる。 7−a.使用中把手解放時はハンドル8は自重により下
限位置となり、その時の把手の高さは、大人の立位時の
掌の平均的高さの上下30cm以内とされると共に、回
動阻止機構(U形スプリング6−3)に係合する構造。
【0045】7−b.ハンドル8の上限位置は、その位
置で把手を解放した時に、ハンドル8の重心が連結部
(6,7)を超えて前方にあり、且つ回動を阻止する構
造(U形スプリング6−3)の中にハンドル8が係合す
る構造。 7−c.ハンドル8が前記7−a項の下限レベルにある
時、更にハンドル把手を下方に押すと、掃除体5の後方
接床点、又は後方車軸の床接点を支点として掃除口部部
1が上方に浮き上る構造。
【0046】(8)図7は請求項8の実施例を示す。1
3はハンデイ掃除機17a,17b,17c,17dは
交換ノズルである。交換ノズルはその根元は少しテーパ
ーした円筒状の結合口を有し、ハンデイ掃除機にはその
テーパーと合う結合口が設けられる。ノズルは圧入によ
り摩擦力でハンデイ掃除機に装着され、引き離すことに
より取り外される。
【0047】14はハンドルにとりつけられたU字状ス
プリングで、ハンデイ掃除機13を圧入することで13
をハンドルに装着する。15は交換ノズル保持具で、U
字状スプリング保持爪を図示例では15−a,b,c,
d,の4ケを有する。これらの保持爪は、ノズル結合口
附近に設けられた夫々2枚の円板17eの中間で交換ノ
ズルを保持する。2枚の円板17eは保持状態ではノズ
ルのハンドル軸方向の移動を保持爪と共に禁止する。1
6は特に長い交換ノズル(図示例では17−b,17−
c)の補助保持具である。
【0048】図7ではノズル17aを結合したままハン
デイ掃除機がハンドル8に製着された状態が図示されて
いる。この状態でハンデイ掃除機13を上方に引くと、
ノズル17aはハンドル軸方向には交換ノズル保持具1
5の爪に円板がひっかかり移動しないので、ハンデイ掃
除機13からノズル17aが抜け、ハンデイ掃除機13
のみを取り外せる。次にハンデイ掃除機13の結合口
を、例えば隙間ノズル17−cの結合口に合わせ下方に
押すと、ノズル17cはハンデイ掃除機13に結合され
る。この状態でハンデイ掃除機13をハンドル半径方向
に浮かすと、ノズル17−cをつけたまま取り外せる。
【0049】このようにすると、交換ノズル17−a,
b,cは常に手近にあり、片手で交換ノズルの着脱・交
換ができる。これは、請求項1,2,等により、ハンド
ル8が簡潔・単純となり、ハンデイ掃除機やその交換ノ
ズルを搭載する空間が得られたことによる。又請求項6
や請求項5−cにより、把手を解放すると、そのままの
ハンドル位置、又は中性ハンドル位置にハンドルが停止
するので、床掃除作業中に、任意の時点で簡易に床以外
の特異掃除をさしはさむことができ、操作性が著しく増
大する利点がある。
【0050】以上還流式を主体として説明・又は図示し
てあるが、吸込式の場合は、還流気管、噴出口を除去
し、排気口を設ければよく、むしろ単純となるので説明
を割愛した。本特許は還流式、吸込式の双方に適用され
るものである。以上実施例は、全て手動走行型について
述べたが、本特許は動力支援走行型、手動制御動力走行
型にも適用されるものである。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、ホースレスで、重量の
大きなファンモータやフイルタと掃除口部の重量が床面
に支えられ、ハンドルは極めて軽量故、把手にかかる重
量は極めて軽い。床を走行する掃除体の前後方向寸法が
掃除口部の幅、又は幅以下とすることができ、前後掃引
や、左右転頭が容易となる。
【0052】ハンドルは軽量のため、フリー・ストップ
又は自動中性位置ハネ返りにできるので、床作業中の作
業中断・再作業が極めて容易となる。非床面以外のため
のハンデイ掃除機とその交換ブラシ群を同時搭載でき、
上述の床作業の一時中断の容易性と相俟って、非床面掃
除が容易となる。本文で述べた他の特徴と共に、この様
な特徴は、掃除機の操作性、取扱容易性を著しく向上さ
せるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の実施例を示す図で、Aは掃除口部を
切り欠き断面で示した正面図、Bは平面図。
【図2】請求項1の他の実施例の要部を示す平面図。
【図3】請求項1の他の実施例を示す図で、Aは正面
図、Bは平面図。
【図4】請求項2の実施例を示す斜視図。
【図5】請求項3の実施例を示す図で、Aは正面図、B
は平面図、CはBのフイルタホルダ2−3の斜視図。
【図6】請求項4の実施例を示す図で、Aは斜視図、B
はAの横行アセンブリ10を図1の掃除機に組合せた平
面図。
【図7】請求項8の実施例の概要を示す図で、Aは掃除
機全体の正面図、BはAのハンデイ掃除機13と交換ノ
ズル17の正面図、C,D及びEはAのそれぞれU字状
スプリング14、交換ノズル保持具15及び補助保持具
16の平面図。
【図8】従来の各種掃除機の例を示す斜視図又は正面
図。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファン後流を吸込口附近に還流し、後流
    エネルギーを再利用する還流式掃除機及び通常の吸込式
    掃除機において、 その構成要素と構造として走行方向(前後方向;X軸方
    向)に対し、左右方向(Y軸方向)に延伸する掃除口部
    (1)〔吸込口(1−1)及び必要に応じてブラシ(1
    −2)や噴出口(1−3)を有する〕と、フイルタ(2
    −1)及びファンモータ(2−2)を結合一体とした主
    体(2)を有し、両者(1と2)が、固い、又は変形可
    能な吸込気管(3−1)及び必要に応じて還流気管(3
    −2)で結合され、掃除口部(1)が、固定的に、又は
    上下可動的に保持具(4)によって更に主体(2)に結
    合され一体とされ、また主体及び/又は掃除口部を床で
    支える車輪(9)または滑動面が設けられた掃除体
    (5)と、 床に置かれた掃除体(5)を、立位の人間が走行させる
    ための、一端が傾動・回動可能な連結具(6及び7)に
    よって掃除体(5)に連結され、他端に把手部(8−
    2)を有するハンドル(8)と、 を有する掃除機(以下床這ひ型又はクロール型と呼ぶ)
    であって、その主体のファンモータ及びフイルタ(ダス
    ト集積用)の配列が下記の何れかであることを特徴とす
    る還流式及び吸込式掃除機。 1−a.ファンモータ回転軸が左右方向で、フイルタが
    その吸込側に設けられている。 1−b.ファンモータ回転軸が前後方向で、フイルタが
    その側方に設けられている。 1−c.ファンモータ回転軸が上下方向で、フイルタが
    その側方に設けられている。
  2. 【請求項2】 ファン後流を吸込口附近に還流し、後流
    エネルギーを再利用する還流式掃除機において、下記の
    構成要素と構造とを有することを特徴とする還流式掃除
    機。 2−a.走行方向(前後方向;X軸方向)に対し、左右
    方向(Y軸方向)に延伸する掃除口部(1)〔吸込口
    (1−1)及び必要に応じてブラシ(1−2)や噴出口
    (1−3)を有する〕。 2−b.主体(2)が、ファンモータとフイルタとが互
    に変形可能な気管(3−4)で接続された二体化構造で
    あり、 2−c.掃除口部(1)とファンモータ部(2−2)
    が、固い、又は変形可能な気管(3−2)で結合され、
    掃除口部(1)及びファンモータ部(2−2)はフイル
    タ部(2−1)と変形可能な気管(3−1,3−4)で
    それぞれ結合され、必要に応じ掃除口部(1)が固定的
    に、又は上下可動的にファンモータ部(2−2)に保持
    具(4)によって更に結合され、又ファンモータ部及び
    /又は掃除口部を支える車輪、又は滑動部が設けられ、 2−d.フイルタ部(2−1)はハンドル部(8)に設
    置され、 2−e.床に置かれた掃除体(5)を、立位の人間が走
    行させるための、一端が傾動・回動可能な連結具(6及
    び7)によって掃除体(5)に連結され、他端に把手部
    (8−2)を有するハンドル(8)。
  3. 【請求項3】 請求項1において、ファンモータ、及び
    /又はフイルタが少なくとも下記の構造の何れかを有す
    ることを特徴とする還流式及び吸込式掃除機。 3−a.所要ファン流量Qをn分割し、小形(直径等)
    で夫々の流量がほぼQ/nのファンモータを水平に並べ
    て並列動作させることにより主体を構成し、主体及び掃
    除体の垂直高さを単一ファンモータによる主体及び掃除
    体より低くした構造。 3−b.フイルタ(2−1)が動作時、空気圧により膨
    満した時の形状の垂直高寸法を制限するための線格子、
    平行線、網、等で作られ、外壁より空気通路分だけ小さ
    い形状のフイルタホルダ(2−3)を有するフイルタ部
    の形状と構造。
  4. 【請求項4】 請求項1において、下記の構造を有する
    ことを特徴とする還流式及び吸込式掃除機。 4−a.掃除体やハンドルの重量を支え、床上を走行方
    向(前後方向)に回転する少なくとも1ケ以上の走行車
    輪(9)。 4−b.常時は床に接しないように設けられた少なくと
    も1ケ以上の左右方向(Y軸方向)に回転する横行車輪
    (12)を有し、ハンドル(8)の捻り、傾け等の操作
    で機械的に連動して、又はハンドル部のスイッチ操作に
    より電気的に駆動されて、横行車輪が前後走行車輪
    (9)よりも下に下降接床し、横行動作が可能とされる
    構造。
  5. 【請求項5】 請求項1又はアプライト型の還流式及び
    吸込式の掃除機において、次の構造の何れかが設けられ
    たことを特徴とする還流式及び吸込式掃除機。 5−a.把手を握るとファンモータがオン又は設定電力
    とされ、解放するとオフ又は設定値より低い電力とされ
    るスイッチ機構。 5−b.把手部に指で制御されるレバーを設け、レバー
    を引くと、順次弱パワーから強パワーへファンモータ電
    力が制御される機構。 5−c.把手部に、握ると把手と一体的に把握され、解
    放すると把手から僅か離れるバーを設け、バーの移動に
    よる機械的な伝達か、又はバー移動で作動される電気的
    制御により、ハンドル(8)の掃除体(5)に対する傾
    動・及び/又は回動が把握時は自由とされ、解放時はロ
    ックされる構造。 5−d.上項5−cに於て、逆に把握時ハンドルがロッ
    クされ、解放時は自由とされる構造。
  6. 【請求項6】 請求項1において、掃除体とハンドルの
    連結部が次の構造の少なくとも何れか一つを有する構造
    であることを特徴とする還流式及び吸込式掃除機。 6−a.連結部の傾動・及び/又は回動が摩擦抵抗又は
    歯状凹凸とスプリングとノッチにより、ハンドル解放時
    は任意の位置でハンドルが自立し、ハンドルを手で操作
    する時は、その摩擦力又はスプリング力を超えて傾動・
    及び/又は回動が可能とされた、所謂フリー・ストップ
    構造を有する構造。 6−b.連結部の傾動及び/又は回動が、予め設定され
    た又は使用者の設定可能な中性角を中立点としてスプリ
    ングで保持され、使用者はスプリング力に抗して自由な
    角度にハンドルを傾動及び/又は回動できるが、使用者
    がその把手を解放するとスプリングにより自動的にハン
    ドルが中性角に復帰する構造。
  7. 【請求項7】 請求項1において、ハンドルの傾動範囲
    に上限及び/又は下限を定める構造を設け、下記の構造
    の少なくとも一つを有することを特徴とする還流式及び
    吸込式掃除機。 7−a.使用中把手解放時はハンドルは自重により下限
    位置となり、その時の把手高さは、大人の立位時の掌の
    平均的高さの上下30cm以内とされると共に、回動阻
    止機構に係合する構造。 7−b.ハンドルの上限位置は、その位置で把手を解放
    した時に、ハンドルの重心が連結部(6,7)を超えて
    前方にあり、且つ回動を阻止する構造の中にハンドルが
    係合する構造。 7−c.ハンドルが前記7−a項の下限レベルにある
    時、更にハンドル把手を下方に押すと、掃除体の後方接
    床点、又は後方車軸の床接点を支点として掃除口部が上
    方に浮き上る構造。
  8. 【請求項8】 請求項1又は還流式・吸込式アプライト
    掃除機において、ハンデイ掃除機(13)を搭載すると
    共に、更に下記の構造の少なくとも一つを有することを
    特徴とする還流式及び吸込式掃除機。 8−a.ハンデイ掃除機用交換ノズル(延長管)の少な
    くとも1つを搭載する。 8−b.ハンデイ掃除機は任意の交換・延長ノズルを装
    着したまま搭載可能とされる構造。 8−c.交換ノズル(延長管)(17)は、その長軸が
    ハンドル長軸とほぼ平行の姿勢で、ハンドルに設けられ
    たU字型スプリング保持爪を有する交換ノズル保持具
    (15)にハンドル半径方向に押し込まれて保持され、
    且つ保持状態では交換ノズルのハンドル長軸と平行方向
    の移動が制限される構造を交換ノズル及び/又は交換ノ
    ズル保持具(ハンドル自体を含む)に設ける構造を有
    し、且つ、ハンデイ掃除機(13)と各種交換ノズル
    (17)とは夫々の結合部を対向しノズル軸方向に押す
    ことで結合され、逆に引き離すことで離脱される構造。
  9. 【請求項9】 還流式及び吸込式掃除機において、フイ
    ルタ室に開閉可能な蓋(20)が設けられ、次の構造・
    構成の何れかを有することを特徴とする還流式及び吸込
    式掃除機。 9−a.蓋(20)が透明・半透明又はハーフミラーと
    されている。 9−b.フイルタ室内に照明(21)が設けられ、 (イ)手動スイッチで点灯がON,OFFされるか、 (ロ)ファンモータON及び/又はOFF時、予め定め
    られた時間長だけ点灯されるか、 (ハ)ファンモータ作動中、又は電源コードが電源に接
    続中点灯されるか、 (ニ)その照明光はフイルタ外部又はフイルタ内部を照
    射する。
  10. 【請求項10】 請求項9において、フイルタの吸込孔
    (22)がフイルタ上面に設けられていることを特徴と
    する還流式及び吸込式掃除機。
JP08279995A 1994-04-14 1995-04-07 還流式及び吸込式掃除機 Expired - Fee Related JP3145603B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08279995A JP3145603B2 (ja) 1994-04-14 1995-04-07 還流式及び吸込式掃除機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-76108 1994-04-14
JP7610894 1994-04-14
JP08279995A JP3145603B2 (ja) 1994-04-14 1995-04-07 還流式及び吸込式掃除機

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36561499A Division JP3159689B2 (ja) 1994-04-14 1999-12-22 還流式及び吸込式掃除機
JP36561599A Division JP3159690B2 (ja) 1994-04-14 1999-12-22 還流式及び吸込式掃除機
JP2000327806A Division JP2001149291A (ja) 1994-04-14 2000-10-26 還流式及び吸込式掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07327888A true JPH07327888A (ja) 1995-12-19
JP3145603B2 JP3145603B2 (ja) 2001-03-12

Family

ID=26417258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08279995A Expired - Fee Related JP3145603B2 (ja) 1994-04-14 1995-04-07 還流式及び吸込式掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3145603B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999033386A1 (fr) * 1997-12-26 1999-07-08 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Corps d'orifice d'aspiration d'aspirateur et aspirateur comprenant celui-ci
WO2001087130A1 (fr) * 2000-05-17 2001-11-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Aspirateur
US8312592B2 (en) 2005-04-01 2012-11-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Cleaning apparatus for releasing and transporting particles away from an area to be cleaned
WO2023088363A1 (zh) * 2021-11-17 2023-05-25 深圳市普渡科技有限公司 机器人
CN116236085A (zh) * 2023-03-15 2023-06-09 江苏顺仕净化设备有限公司 一种无尘车间的地面吸尘设备

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4779792B2 (ja) * 2006-04-27 2011-09-28 凸版印刷株式会社 情報記録媒体、及び情報記録媒体の真偽判定装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999033386A1 (fr) * 1997-12-26 1999-07-08 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Corps d'orifice d'aspiration d'aspirateur et aspirateur comprenant celui-ci
US6237188B1 (en) 1997-12-26 2001-05-29 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Suction port body for vacuum-cleaner and vacuum-cleaner having the same
WO2001087130A1 (fr) * 2000-05-17 2001-11-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Aspirateur
US6817059B2 (en) 2000-05-17 2004-11-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Vacuum cleaner
US8312592B2 (en) 2005-04-01 2012-11-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Cleaning apparatus for releasing and transporting particles away from an area to be cleaned
WO2023088363A1 (zh) * 2021-11-17 2023-05-25 深圳市普渡科技有限公司 机器人
CN116236085A (zh) * 2023-03-15 2023-06-09 江苏顺仕净化设备有限公司 一种无尘车间的地面吸尘设备
CN116236085B (zh) * 2023-03-15 2023-09-19 江苏顺仕净化设备有限公司 一种无尘车间的地面吸尘设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3145603B2 (ja) 2001-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4722987B2 (ja) 入れ子式ワンドアセンブリ保持手段を備えた清掃機器
US8966708B2 (en) Support assembly for a surface treating appliance
US5467502A (en) Height adjusting system for upright vacuum cleaner
US20070163075A1 (en) Stair cleaning vacuum cleaner
AU2006207353B2 (en) Surface treating appliance
JP4430713B2 (ja) 掃除用機器のための付属装置
US6374453B1 (en) Convertible vacuum cleaner
EP1039827B1 (en) A vacuum cleaner
US20060277713A1 (en) Vacuum turbo nozzle with movable visor
JPH07327888A (ja) 還流式及び吸込式掃除機
JP2022517565A (ja) 床処理装置
CA2658159A1 (en) Dirt collection chamber for a cyclonic surface cleaning apparatus
JP2007175196A (ja) 電気掃除機
US20120180258A1 (en) Upright type vacuum cleaner
JP2001149291A (ja) 還流式及び吸込式掃除機
JP3159689B2 (ja) 還流式及び吸込式掃除機
US20210307572A1 (en) Battery powered vacuum cleaner
CN208404393U (zh) 地刷组件及具有该地刷组件的清洁工具
JP2005334323A (ja) 電気掃除機
JP3096121U (ja) 蒸気洗浄機
JPH06169869A (ja) 電気掃除機
WO2015109493A1 (en) Vacuum cleaner with ratcheting height adjustment mechanism
WO1998029021A1 (en) Shifter mechanism for vacuum cleaner
WO2022096856A1 (en) Robotic surface treating system
KR20060009982A (ko) 진공청소기의 핸들

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001212

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees