JP3144768B2 - バリ取り装置 - Google Patents

バリ取り装置

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JP3144768B2 JP14934597A JP14934597A JP3144768B2 JP 3144768 B2 JP3144768 B2 JP 3144768B2 JP 14934597 A JP14934597 A JP 14934597A JP 14934597 A JP14934597 A JP 14934597A JP 3144768 B2 JP3144768 B2 JP 3144768B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、シリンダ
ブロック等の鋳造品の中空部に付着したバリを取り除く
バリ取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、シリンダブロック等
の鋳造品のように、中空部を有し、且つ前記中空部内に
付着したバリを取り除くバリ取り装置が知られている
(実開昭57−102458号公報参照)。
【0003】図7に示されるように、この実開昭57−
102458号公報に開示されたバリ取り装置1では、
鋳造品2が載置された基台3の上方に支持フレーム4を
昇降自在に設け、前記支持フレーム4の下面には、前記
鋳造品2の中空部5に嵌入自在なカッターピン6が鉛直
方向に延在するように設けられている。また、支持フレ
ーム4の下面中央部には、鋳造品2を基台3側に押圧す
る押え部材7が固着され且つ内部に圧縮スプリング8を
内蔵したスプリング保持筒9が上下方向に摺動自在に懸
吊支持されている。
【0004】なお、鋳造品2の複数の中空部5は、図7
に示されるように、鉛直方向に沿って形成され、前記中
空部5内にはバリ9aが付着している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術に係るバリ取り装置では、鋳造品の中空部に嵌
入されてバリを取り除くカッターピンが鉛直方向に延在
し且つ鉛直方向に沿って変位するのみであるため、例え
ば、シリンダブロック等のように鉛直方向に対して所定
角度傾斜した複数の中空部内に前記カッターピンを嵌入
させることができず、前記シリンダブロックの所定角度
傾斜した複数の中空部内に付着したバリを取り除くこと
ができないという不都合がある。
【0006】この場合、前記カッターピンが鉛直方向に
対して所定角度傾斜した状態となるように油圧シリンダ
等のアクチュエータに連結し、前記アクチュエータの駆
動作用下に、鉛直方向に対して所定角度傾斜した複数の
中空部内にカッターピンを進退自在に設けることが考え
られる。しかしながら、複数のアクチュエータを付設す
るスペースを設けなければならないため装置全体が大型
化するとともに、部品点数が多くなり製造コストが高騰
するという不都合がある。
【0007】本発明は、前記の種々の不都合を克服する
ためになされたものであり、部品点数を削減して簡素な
機構とし、製造コストの低減化を図るとともに、鉛直方
向に対して所定角度傾斜した中空部内に付着したバリを
確実に取り除くことが可能なバリ取り装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、アクチュエータの駆動作用下に上下方
向に沿って変位自在に設けられた基板と、前記基板の下
面部に設けられ、水平軸に対して所定角度傾斜するスラ
イド溝が形成された保持部材と、前記保持部材のスライ
ド溝に沿って摺動自在に保持され、鉛直方向に対して所
定角度傾斜する鋳造品の中空部に嵌入されることによ
り、前記中空部内に付着したバリを取り除くスライドパ
ンチと、を備えることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、基板を下方側に変位さ
せ、保持部材のスライド溝に沿ってスライドパンチを摺
動変位させることにより、鉛直方向に対して所定角度傾
斜する鋳造品の中空部に沿ってスライドパンチが嵌入さ
れる。この結果、鋳造品の鉛直方向に対して所定角度傾
斜する中空部内に付着したバリが確実に取り除かれる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るバリ取り装置につい
て好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら
以下詳細に説明する。
【0011】図1において参照数字10は、本発明の実
施の形態に係るバリ取り装置を示す。
【0012】このバリ取り装置10は、基台部12と、
前記基台部12に固定された支持ブロック14a〜14
dを介して所定間隔離間して立設された4本のシャフト
16a〜16dと、前記基台部12の略中央に立設され
シリンダブロック(鋳造品)18が載置される支持台2
0とを有する。なお、前記シリンダブロック18には、
鉛直方向に対して所定角度傾斜し、軸線Aを基準として
略対称に形成された複数の中空部22a〜22fが2列
並列に配置されている(図1参照)。
【0013】さらに、バリ取り装置10は、図示しない
アクチュエータの駆動軸24に連結され該アクチュエー
タの駆動作用下に上下方向に沿って昇降自在に設けられ
た平板状のベースプレート(基板)26と、前記ベース
プレート26の下面部の四隅角部に近接して連結され、
前記シャフト16a〜16dが挿通する孔部(図示せ
ず)を介して該シャフト16a〜16dに沿って摺動自
在に設けられた支持部材28a〜28dと、前記ベース
プレート26の下面に対峙して固定された断面三角形状
の一組の保持部材30a、30bとを有する。
【0014】一組の保持部材30a、30b中、一方の
保持部材30aには、水平軸に対して所定角度だけ左下
がりに傾斜する第1スライド溝32aが形成され、他方
の保持部材30bには、前記第1スライド溝32aと対
称に所定角度だけ右下がりに傾斜する第2スライド溝3
2bが形成される。ハの字状に配置された前記第1スラ
イド溝32aおよび第2スライド溝32bに沿ってスラ
イドプレート34a、34bがそれぞれ摺動自在に設け
られる。前記スライドプレート34a、34bの一側面
にはスライドパンチ36、37(以下、必要に応じて3
6a〜36c、37a〜37cで示す)がねじ締結さ
れ、前記スライドパンチ36、37は、該スライドプレ
ート34a、34bと一体的に斜動し内方に向かって所
定角度傾斜するように設けられる。前記スライドパンチ
36、37の下端部には、図示しないバリ取り用刃具が
設けられる。
【0015】なお、前記スライドパンチ36、37は、
シリンダブロック18の中空部22a〜22fの個数に
対応して複数個並設され、一列のスライドパンチ37a
〜37c(36a〜36c)は、スライドプレート34
b(34a)にそれぞれねじ締結される(図6参照)。
この場合、前記スライドプレート34a、34bとスラ
イドパンチ36a〜36c、37a〜37cとを一体的
に形成してもよい。
【0016】4本の支持部材28a〜28d中の一組の
支持部材28c、28d間には、前記支持部材28c、
28dと一体的に変位するコ字状の第1横架部材38が
連結され、前記第1横架部材38の中央部には、シリン
ダブロック18側に向かって所定長だけ突出する第1パ
ンチ40が固定される(図4並びに図5参照)。
【0017】前記4本の支持部材28a〜28dに近接
するベースプレート26の下面部には、略鉛直方向に沿
って4本の懸吊部材42a〜42dがそれぞれ懸吊され
る。前記4本の懸吊部材42a〜42d中の一組の懸吊
部材42a、42bの下端部の間には、ベースプレート
26と一体的に変位する第2横架部材44(図5参照)
が連結され、前記第2横架部材44の略中央部には、シ
リンダブロック18側に向かって所定長だけ突出する第
2パンチ46が連結される。
【0018】なお、図5に示されるように、第1横架部
材38および第2横架部材44は、シリンダブロック1
8を間にしてその両側に対峙して配設され、第1横架部
材38側に設けられた懸吊部材42c、42dの下端部
は、前記第1横架部材38に連結されることがなく自由
端に形成されている。この場合、第1パンチ40および
第2パンチ46は、ベースプレート26と一体的に昇降
自在に設けられている。
【0019】なお、前記第1パンチ40および第2パン
チ46は、後述するように、鋳造されたシリンダブロッ
ク18の外表面に付着し、シリンダブロック(鋳造品)
18を鋳造成形する際に金型の湯口等で凝固した不要凝
固部分48a、48bを取り除く機能を有する。
【0020】前記4本の懸吊部材42a〜42dには、
シリンダブロック18の上面に対応して断面山形状を呈
し該懸吊部材42a〜42dの案内作用下に上下方向に
沿って摺動変位するストリッパプレート(ガイド板)5
0が設けられ、前記ストリッパプレート50には、スラ
イドパンチ36、37が嵌入される複数の孔部(ガイド
孔)52、53が形成される。前記ストリッパプレート
50に形成された孔部52、53は、その軸線が鉛直方
向に対して所定角度傾斜するように形成されるととも
に、スライドパンチ36、37の軸線と略同軸となるよ
うに形成される。また、前記ストリッパプレート50の
孔部52、53は、スライドパンチ36a〜36c、3
7a〜37cの個数に対応して形成される。なお、前記
ストリッパプレート50は、該ストリッパプレート50
の孔部52、53に係合する複数のスライドパンチ36
a〜36c、37a〜37cによって係止されている。
【0021】ベースプレート26とストリッパプレート
50との間には、実質的に複動型の2段油圧シリンダか
らなる第1アクチュエータ54および第2アクチュエー
タ56が所定間隔離間して介装され、前記アクチュエー
タ54、56を駆動させることにより、ストリッパプレ
ート50とベースプレート26とが相対的に接近または
離間自在に設けられる。
【0022】また、ベースプレート26とストリッパプ
レート50との間には、相互に対向する突起部58a、
58bに係着され、実質的に緩衝機能を営む一組のばね
部材60が設けられる。
【0023】なお、参照数字62は、シリンダブロック
18の中空部22a〜22f内に付着したバリを示す。
【0024】本実施の形態に係るバリ取り装置10は、
基本的には以上のように構成されるものであり、次にそ
の動作並びに作用効果について説明する。
【0025】まず、図示しないアクチュエータを介して
ベースプレート26を図1に示す最上方に位置させる。
この場合、図1に示されるように、山形状に形成された
ストリッパプレート50は、スライドパンチ36、37
の下端部と孔部52、53との係合作用下にシリンダブ
ロック(鋳造品)18から所定距離離間して保持され、
その上方側に待機した状態にある。
【0026】続いて、図示しないアクチュエータの駆動
作用下にベースプレート26を下降させて図2に示す中
間に位置させる。この場合、ストリッパプレート50
は、懸吊部材42a〜42dの案内作用下にベースプレ
ート26と一体的に下降し、山形状に形成されたストリ
ッパプレート50が前記山形状に対応するシリンダブロ
ック18の上面に当接することにより、該シリンダブロ
ック18がストリッパプレート50によって保持され
る。前記ストリッパプレート50がシリンダブロック1
8に当接する際、前記ばね部材60によって緩衝機能が
発揮される。
【0027】なお、図2に示される中間位置では、スラ
イドパンチ36、37がストリッパプレート50の孔部
52、53から下方側に突出していないため、シリンダ
ブロック18の中空部22a〜22fに嵌入されること
がない。
【0028】次に、図示しないアクチュエータを駆動さ
せてベースプレート26を中間位置からさらに下降させ
ることにより、シリンダブロック18に対する保持状態
を維持しながら、前記ベースプレート26がストリッパ
プレート50に接近する。この場合、図3に示されるよ
うに、スライドプレート34a、34bがスライド溝3
2a、32bに沿ってそれぞれ内方側に斜動し、且つ前
記スライドプレート34a、34bに連結されたスライ
ドパンチ36、37がシリンダブロック18の中空部2
2a〜22fに沿って嵌入される。
【0029】前記スライドパンチ36、37が中空部2
2a〜22fに沿って嵌入されることにより、該シリン
ダブロック18の中空部22a〜22f内に付着したバ
リ62が該スライドパンチ36、37の下端部に付設さ
れた図示しないバリ取り用刃具によって取り除かれる。
【0030】この場合、スライドプレート34a、34
bがスライド溝32a、32bに沿ってそれぞれ内方側
に斜動しつつ、スライドパンチ36、37は、鉛直方向
に対して所定角度傾斜した複数の中空部22a〜22f
に沿って嵌入されるため、前記中空部22a〜22f内
に付着したバリ62を確実に取り除くことができる。な
お、スライドパンチ36、37は、図3に示される状態
に至るまでシリンダブロック18の中空部22a〜22
f内に嵌入される。
【0031】前記ベースプレート26がストリッパプレ
ート50側に向かって接近すると同時に、第1横架部材
38および第2横架部材44がベースプレート26と一
体的に変位し、前記第1横架部材38および第2横架部
材44にそれぞれ連結された第1パンチ40および第2
パンチ46が一体的に下降する。この場合、前記第1パ
ンチ40および第2パンチ46がシリンダブロック18
の下端部側に付着した不要凝固部分48a、48bにそ
れぞれ当接し、前記不要凝固部分48a、48bがシリ
ンダブロック18から離間して図3中の矢印方向に沿っ
て落下することにより、前記不要凝固部分48a、48
bがシリンダブロック18から除去される。
【0032】このようにして、シリンダブロック18の
中空部22a〜22f内に付着したバリ62および不要
凝固部分48a、48bが取り除かれた後、第1アクチ
ュエータ54および第2アクチュエータ56をそれぞれ
同時に付勢する。前記第1アクチュエータ54および第
2アクチュエータ56は、図3に示される状態におい
て、ストリッパプレート50に対してベースプレート2
6を若干上方に変位させることにより、シリンダブロッ
ク18の中空部22a〜22f内に奥深く嵌入されたス
ライドパンチ36、37を弛緩させる機能を営む。この
結果、シリンダブロック18の中空部22a〜22fか
らスライドパンチ36、37を容易に引き抜くことが可
能となる。
【0033】一方、図示しないアクチュエータを付勢し
てベースプレート26を上昇させることにより、シリン
ダブロック18がストリッパプレート50によって保持
された状態を維持しながら、シリンダブロック18の中
空部22a〜22f内に嵌入されたスライドパンチ3
6、37が該中空部22a〜22fから円滑に引き抜か
れる。
【0034】図示しないアクチュエータの付勢作用下
に、さらにベースプレート26を上昇させることによ
り、スライドパンチ36、37が中空部22a〜22f
から抜脱し且つストリッパプレート50がシリンダブロ
ック18から離間して保持状態が解除され、図1に示す
初期位置に復帰する。
【0035】このような工程を順次繰り返すことによ
り、シリンダブロック18の中空部22a〜22f内に
付着したバリ62およびシリンダブロック18の側面に
付着した不要凝固部分48a、48bを効率的に取り除
くことが可能となる。
【0036】本実施の形態に係るバリ取り装置10で
は、シリンダブロック18の中空部22a〜22fに対
応するように鉛直方向に対して所定角度傾斜するように
スライドパンチ36、37を設け、前記スライドパンチ
36、37をスライド溝32a、32bに沿って斜動さ
せることにより、該スライドパンチ36、37を変位さ
せる油圧シリンダ等のアクチュエータが不要となる。従
って、部品点数を削減して製造コストの低減化を図るこ
とができる。
【0037】なお、本実施の形態では、鋳造品としてシ
リンダブロックを用いて説明しているがこれに限定され
るものではなく、鉛直方向に対して所定角度傾斜する中
空部を有する種々の鋳造品に適用される。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0039】すなわち、スライドパンチは、保持部材の
スライド溝に沿ってそれぞれ内方側に摺動しながら、鉛
直方向に対して所定角度傾斜した複数の中空部に沿って
嵌入されるため、前記中空部内に付着したバリを確実に
取り除くことができる。
【0040】また、スライドパンチを変位させる油圧シ
リンダ等のアクチュエータが不要となるため、部品点数
を削減して製造コストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るバリ取り装置の概略
構成図である。
【図2】ベースプレートが図1に示す状態から下降し、
シリンダブロックがストリッパプレートに保持された状
態を示す動作説明図である。
【図3】ベースプレートが図2に示す状態からさらに下
降し、シリンダブロックの中空部内にスライドパンチが
嵌入された状態を示す動作説明図である。
【図4】図3の矢印C方向から見た矢視図である。
【図5】図1の矢印D方向から見た矢視図である。
【図6】図1のB−B線に沿った断面図である。
【図7】従来技術に係るバリ取り装置の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10…バリ取り装置 16a〜16
d…シャフト 18…シリンダブロック 22a〜22
f…中空部 24…駆動軸 26…ベース
プレート 28a〜28d…支持部材 30a、30
b…保持部材 32a、32b…スライド溝 34a、34
b…スライドプレート 36、36a〜36c、37、37a〜37c…スライ
ドパンチ 38、44…横架部材 40、46…
パンチ 42a〜42d…懸吊部材 48a、48
b…不要凝固部分 50…ストリッパプレート 52、53…
孔部 54、56…アクチュエータ 60…ばね部
材 62…バリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 31/00 B21D 28/00 B23D 79/00 F02F 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクチュエータの駆動作用下に上下方向に
    沿って変位自在に設けられた基板と、 前記基板の下面部に設けられ、水平軸に対して所定角度
    傾斜するスライド溝が形成された保持部材と、 前記保持部材のスライド溝に沿って摺動自在に保持さ
    れ、鉛直方向に対して所定角度傾斜する鋳造品の中空部
    に嵌入されることにより、前記中空部内に付着したバリ
    を取り除くスライドパンチと、 を備えることを特徴とするバリ取り装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、基板と一体
    的に上下方向に沿って変位自在に設けられ、鋳造品の中
    空部内にスライドパンチを案内するガイド孔が形成され
    たガイド板を有することを特徴とするバリ取り装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の装置において、基
    板と一体的に上下方向に沿って変位する横架部材が設け
    られ、前記横架部材には、下方側に向かって変位する
    際、鋳造品の外部に付着した不要凝固部分に当接するこ
    とにより、前記鋳造品から不要凝固部分を離間させるパ
    ンチが設けられることを特徴とするバリ取り装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の装置において、基板とガイ
    ド板との間に設けられ、その付勢作用下にガイド板と基
    板とを相対的に離間させる他のアクチュエータを有する
    ことを特徴とするバリ取り装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装
    置において、鋳造品は、シリンダブロックからなり、前
    記シリンダブロックに形成された中空部の個数に対応し
    てスライドパンチが設けられることを特徴とするバリ取
    り装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の装置において、複数個並設
    された一方のスライドパンチは、鉛直方向に対して所定
    角度右下がりに保持され、他方のスライドパンチは、鉛
    直方向に対して所定角度左下がりに保持されることを特
    徴とするバリ取り装置。
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