JP3144303U - 自然石調の内装床 - Google Patents

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Abstract

【課題】平面的な自然石調だけではなく、立体的で量感を有する自然石調の内装床を提供する。
【解決手段】壁の下地パネル上に、複数の中間材が凹凸状になるよう組合せて並べられ、壁の下地パネルと複数の中間材の下面が面接合用接着剤により接着されてなり、当該中間材の表面には樹脂モルタルが塗布されて下塗層が形成されてなり、さらに、砕石粒子と樹脂系接着剤が塗布されて岩肌感を有する表層が形成されてなることを特徴とする自然石調の内装床。
【選択図】図2

Description

本考案は、自然石調の内装壁又は内装床に関する。
特に、現場施工の自然石調の内装壁又は内装床に関する。
より詳しくは、平面的な自然石調だけではなく、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床に関する。
より詳しくは、部屋のスペースができるだけ有効活用のでき、かつできるだけ軽量な、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床に関する。
より詳しくは、施工期間ができるだけ短い現場施工の自然石調の内装壁又は内装床に関する。
より詳しくは、誰でも施工のできる現場施工の自然石調の内装壁又は内装床に関する。
従来、自然石を板状に切り出して、室内の壁又は床に張って、自然石調の内装壁又は内装床とする技術が知られていた(従来技術1)。
従来技術1は、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床を提供することはできても、切り出された自然然石の板の厚さ分内張りする部屋のスペースが狭くなり、また自然石の重量が重くなり、部屋のスペースをできるだけ有効活用でき、かつできるだけ軽量な、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床の提供ができないという欠点を有していた
従来技術1は、自然石を板状に切り出して、室内の壁又は床に張る作業に時間と労力が掛かるという欠点を有しており、きるだけ軽量な、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床の提供が望まれていた。
また、先行技術として、特開2003−154308(特許文献1)、再公表2004−053254(特許文献2)が開示されている。
特開2003−154308(特許文献1)、再公表2004−053254(特許文献2)には、平面的な自然石調塗装技術が記載されている。
特許文献1には、複数色からなる粒子径分布が1mm〜15mmの模様色形成分散相粒子と、該分散相粒子を粒子状態で分散可能な透明の分散媒を、主要構成成分とする自然石調塗料組成物を、下塗層上に塗装することを特徴とする自然石調塗装方法が開示されている。
特許文献2には、骨材を含有し、この骨材が石英粒よりなる白色の珪砂であると共に、バインダーとして粒子状のアクリル系樹脂を含有することを特徴とする内装用建築材(請求項6、請求項8)が開示されている。
特許文献1、特許文献2に記載の技術は共に、例え、厚塗り塗装をしたとしても、平面的な自然石調の内装壁又は内装床しか提供できず、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床の提供ができないという欠点を有していた。
特許文献1、特許文献2に記載されている自然石調塗装方法は、平面的な自然石調の内装壁又は内装床の提供に限定されており、さらに、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床を提供するという技術課題の達成については何ら記載も示唆もない。
特開2004−331130号公報 再公表2004−053254号公報
本考案が解決しようとする第1の課題は、平面的な自然石調だけではなく、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床を提供することにある。
本考案が解決しようとする第2の課題は、部屋のスペースができるだけ有効活用のでき、かつできるだけ軽量な自然石調の内装壁又は内装床を提供することである。
本考案が解決しようとする第3の課題は、施工期間ができるだけ短い現場施工の可能な自然石調の内装壁又は内装床を提供することにある。
本考案が解決しようとする第4の課題は、誰でも施工のできる現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供することにある。
課題を解決するための手段は、本願の[実用新案登録請求の範囲]の各請求項に記載の考案である。
本願の実用新案登録請求の範囲、明細書、図面等に記載された用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下予め用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○内装壁とは、建築物などの内部の壁をいう。特に室内の壁をいう。
○内装床とは、建築物などの内部の床をいう。
○面接合用接着剤とは、本明細書においては、下地パネルと複数の中間材の下面を接着するための接着剤をいう。
○中間材とは、不燃性材料からなり、中間材の厚さtが25mm〜100mmのブロックをいう。
中間材の厚さtが異なる複数の中間材が、前後又は左右に凹凸状になるように並べられて、平面的な自然石調だけではなく、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床が実現できる。
立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床にはやや欠けるが、本中間材を使用しない場合、内装壁又は内装床の厚さを最小にすることができ、内装壁又は内装床の占めるスペースを最小にして部屋のスペースを最大限に有効活用することができる。
○下塗層とは、当該中間材の表面に樹脂モルタルが塗布されて形成される層である。
本中間材を使用しない場合、従来の下地層を利用することができ、本下塗層を省略できる。本中間材を使用しない場合、従来の下地層の上に、直接、砕石粒子と樹脂系接着剤が塗布されて岩肌感を有する表層が形成されてなることを特徴とする内装壁又は内装床が形成される。
○表層とは、砕石粒子と樹脂系接着剤が塗布されて岩肌感を有する層である。
○自然石調とは、内装壁又は内装床が、自然石の色調(自然石特有の石目、色彩をいう。)を有することをいう。
○砕石粒子は、砕石粒子の径dが、5mm以下で、複数の砕石粒子を混ぜ合わせたものである。砕石粒子は、産地が異なる複数の砕石粒子の混合体を混ぜ合わせても良い。
砕石粒子の混ぜ合わせ方法は、自然の色調(石目)、割石肌の質感、凹凸のバランス、石割のバランス等に留意して、いかに本物の自然石調の内装壁又は内装床に仕上げることができるかに留意して、行われる。
○砕石粒子と樹脂系接着剤は、混合比5:0.5から5:2で、混練されたものである。砕石粒子と樹脂系接着剤の混合比は、5:1が好ましい。
○第2折り返しロッドとは、荷崩れ防止用バンドの本体部を折り返すためのロッドである。
○アクリル系樹脂接着剤とは、アクリル樹脂系接着剤(Acrylic resin adhesives)は、
および誘導体を主成分とする接着剤の総称をいう。現在は主成分液と硬化促進剤とを別梱したSGA二液形が主流となっている。これは、混和するとレドックス重合(ラジカル重合の一種)を起こし硬化・接着する。
○エポキシ系樹脂接着剤とは、エポキシ樹脂系接着剤(Epoxy resin adhesives)は、エポキシ樹脂を主成分とする接着剤をいう。
とエピクロルヒドリンを縮合反応させたエポキシ樹脂プレポリマーに、アミン等の硬化剤を加えると、グラフト重合が起こり経時的に硬化・接着する。
○樹脂モルタルとは、合成樹脂を混合したモルタルをいう。
○こてにより塗布されてなるとは、樹脂モルタル、砕石粒子と樹脂系接着剤の混練物が、こてにより塗布されること(現場施工)により、下塗層、表装が形成される。
こてとは、壁塗り等で、セメント・漆喰(しつくい)などを塗ったり、平らにならしたりするポピュラーな道具であり、吹き付け塗装のような特別な装置を必要とせず、こて塗りによる現場施工とすることで、誰でも施工のできる現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供することが可能となる。
○量感とは、分量・重さがある感じ。彫刻・絵画などでは、表現された対象物の実在感・立体感などをいう。
○現場施工では、自然の色調(石目)、割石肌の質感、凹凸のバランス、石割のバランス等に留意して、いかに本物の自然石調の内装壁又は内装床に仕上げるかが、本考案において重要である。
○納期とは、仕様決定→準備→工事→乾燥→完成までの期間をいい、本発明を実施すれば、従来技術1の1/10に納期を短縮できた。
そして、上記をマニュアル化しておけば、誰でも施工のできる現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供することが可能となる。
**********************************************************************個
本考案者は、上記の従来技術及び市販製品が有する各種の問題点に鑑み、鋭意検討を重ねて、本考案を完成したものである。
課題を解決するための手段は、本願の実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の考案であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の考案(請求項1に記載の考案)
上記の課題を解決するための第1の考案(請求項1に記載の考案)は、
壁又は床の下地パネル上に、複数の中間材が凹凸状になるよう組合せて並べられ、壁又は床の下地パネルと複数の中間材の下面が面接合用接着剤により接着されてなり、当該中間材の表面には樹脂モルタルが塗布されて下層が形成されてなり、さらに、砕石粒子と樹脂系接着剤が塗布されて岩肌感を有する表層が形成されてなることを特徴とする自然石調の内装壁又は内装床である。
○第2の考案(請求項2に記載の考案)
上記の課題を解決するための第2の考案(請求項2に記載の考案)は、
砕石粒子が、砕石粒子径dが5mm以下で、かつ、複数の砕石粒子を混ぜ合わせたものであることを特徴とする請求項1に記載された自然石調の内装壁又は内装床である。
○第3の考案(請求項3に記載の考案)
上記の課題を解決するための第3の考案(請求項3に記載の考案)は、
砕石粒子と樹脂系接着剤が、混合比5:0.5から5:2で、混練されたものであることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載された自然石調の内装壁又は内装床である。
○第4の考案(請求項4に記載の考案)
上記の課題を解決するための第4の考案(請求項4に記載の考案)は、
樹脂系接着剤が、アクリル系樹脂接着剤であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載された自然石調の内装壁又は内装床である。
○第5の考案(請求項5に記載の考案)
上記の課題を解決するための第5の考案(請求項5に記載の考案)は、
樹脂系接着剤が、エポキシ系樹脂接着剤であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載された自然石調の内装壁又は内装床である。
○第6の考案(請求項6に記載の考案)
上記の課題を解決するための第6の考案(請求項6に記載の考案)は、
面接合用接着剤が、エポキシ系樹脂接着剤であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載された自然石調の内装壁又は内装床である。
○第7の考案(請求項7に記載の考案)
上記の課題を解決するための第7の考案(請求項7に記載の考案)は、
中間材が、不燃性材料からなり、中間材の厚さtが25mm〜100mmであることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載された自然石調の内装壁又は内装床である。
○第8の考案(請求項8に記載の考案)
上記の課題を解決するための第8の考案(請求項8に記載の考案)は、
中間材の厚さtが異なる複数の中間材が、前後又は左右に並べられて凹凸状になるように形成されていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載された自然石調の内装壁又は内装床である。
○第9の考案(請求項9に記載の考案)
上記の課題を解決するための第9の考案(請求項9に記載の考案)は、
樹脂モルタルが、こてにより塗布されてなることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載された自然石調の内装壁又は内装床である。
○第10の考案(請求項10に記載の考案)
上記の課題を解決するための第10の考案(請求項10に記載の考案)は、
砕石粒子と樹脂系接着剤が、こてにより塗布されてなることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載された自然石調の内装壁又は内装床である。
○第11の考案(請求項11に記載の考案)
上記の課題を解決するための第11の考案(請求項11に記載の考案)は、
面接合用接着剤、又は樹脂モルタル、又は樹脂系接着剤が速乾性であることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載された自然石調の内装壁又は内装床である。
本考案に係る、自然石調の内装壁又は内装床は、上記のような特徴的構成用件から構成され、特徴的構成用件に応じた、以下のような本願考案特有の効果を奏する。
また、上記のような特徴的構成用件から構成された自然石調の内装壁又は内装床ドによれば、本願考案の課題を十分解消することができた。
○第1の考案の効果
第1の考案によれば、
壁又は床の下地パネル上に、複数の中間材が凹凸状になるよう組合せて並べられ、壁又は床の下地パネルと複数の中間材の下面が面接合用接着剤により接着されてなり、当該中間材の表面には樹脂モルタルが塗布されて下塗層が形成されてなり、さらに、砕石粒子と樹脂系接着剤が塗布されて岩肌感を有する表層が形成されてなることを特徴とする自然石調の内装壁又は内装床という特徴的な構成要件により、
平面的な自然石調だけではなく、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床を提供することができ、すなわち、本考案が解決しようとする第1の課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
さらに、部屋のスペースができるだけ有効活用のでき、かつできるだけ軽量な、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床を提供することができ、すなわち、本考案が解決しようとする第2の課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
とくに、本考案の特徴的構成要件は、「複数の中間材が凹凸状になるよう組合せて並べられ、壁又は床の下地パネルと複数の中間材の下面が面接合用接着剤により接着されてなり、当該中間材の表面には樹脂モルタルが塗布されて下塗層が形成されてなり…」で規定された中間材であり、複数の中間材が凹凸状になるよう組合せて並べられることにより、単なる平面的な自然石調の内装壁又は内装床の提供(特許文献1、特許文献2に記載されている自然石調塗装方法は、平面的な自然石調の内装壁又は内装床の提供に限定されている。)ではなく、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床を提供するという技術課題の達成という本考案が解決しようとする第1の課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
さらに、複数の中間材の材料を軽量な不燃材とすることにより、本考案の構成材料の重量の大部分を占める複数の中間材を軽量化でき、本考案全体としての然石調の内装壁又は内装床を軽量化することができた。これにより、部屋のスペースができるだけ有効活用のでき、かつできるだけ軽量な、自然石調の内装壁又は内装床を提供するという、本考案が解決しようとする第2の課題を達成することができた。
○第2の考案の効果
第2の考案によれば、砕石粒子は、砕石粒子の径dが、5mm以下で、複数の砕石粒子を混ぜ合わせたものであることを開示することにより、請求項1に記載の考案の効果である、本考案が解決しようとする第1の課題及び本考案が解決しようとする第2の課題を共に達成することができ、当業者が予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の考案の効果
第2の考案によれば、砕石粒子と樹脂系接着剤が、混合比5:0.5から5:2で、混練されたものであることを開示することにより、請求項1に記載の考案の効果である、本考案が解決しようとする第1の課題及び本考案が解決しようとする第2の課題を共に達成することができ、当業者が予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の考案の効果
第4の考案によれば、
第2の考案によれば、樹脂系接着剤が、アクリル系樹脂接着剤であるることを開示することにより、請求項1に記載の考案の効果である、本考案が解決しようとする第1の課題及び本考案が解決しようとする第2の課題を達成することができると共に、
樹脂系接着剤をアクリル系樹脂接着剤とすることにより、こて塗りの現場施工ができることにより、誰でも施工のできる現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供することができ、本考案が解決しようとする第4の課題を達成することができ、当業者が予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の考案の効果
第5の考案によれば、樹脂系接着剤が、エポキシ系樹脂接着剤であるることを開示することにより、請求項1に記載の考案の効果である、本考案が解決しようとする第1の課題及び本考案が解決しようとする第2の課題を達成することができると共に、
樹脂系接着剤がエポキシ系樹脂接着剤とすることにより、こて塗りの現場施工ができることにより、誰でも施工のできる現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供することができ、本考案が解決しようとする第4の課題を達成することができ、当業者が予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第6の考案の効果
第6の考案によれば、面接合用接着剤が、エポキシ系樹脂接着剤であることを開示することにより、
請求項1に記載の考案の効果である、本考案が解決しようとする第1の課題及び本考案が解決しようとする第2の課題を達成することができ、当業者が予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第7の考案の効果
第7の考案によれば、中間材が、不燃性材料からなり、中間材の厚さtが25mm〜100mmであるという特徴的構成要件により、
部屋のスペースができるだけ有効活用のでき、かつできるだけ軽量な、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床を提供することができ、すなわち、本考案が解決しようとする第2の課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第8の考案の効果
第8の考案によれば、中間材の厚さtが異なる複数の中間材が、前後又は左右に並べられて凹凸状になるように形成されているという特徴的構成要件により、
部屋のスペースができるだけ有効活用のでき、かつできるだけ軽量な、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床を提供することができ、すなわち、本考案が解決しようとする第2の課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第9の考案の効果
第9の考案によれば、樹脂モルタルが、こてにより塗布されてなることの特徴的構成要件により、
本考案が解決しようとする第3の課題である「施工期間ができるだけ短い現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供すること」を達成でき、
本考案が解決しようとする第4の課題である「誰でも施工のできる現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供すること」を達成でき、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第10の考案の効果
第9の考案によれば、砕石粒子と樹脂系接着剤が、こてにより塗布されてなることの特徴的構成要件により、
本考案が解決しようとする第3の課題である「施工期間ができるだけ短い現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供すること」を達成でき、
本考案が解決しようとする第4の課題である「誰でも施工のできる現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供すること」を達成でき、
当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第11の考案の効果
第11の考案によれば、面接合用接着剤、又は樹脂モルタル、又は樹脂系接着剤が速乾性であることの特徴的構成要件により、
本考案が解決しようとする第3の課題である「施工期間ができるだけ短い現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供すること」を達成でき
当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
以下、本考案に係る、自然石調の内装壁又は内装床(以下、自然石調の内装壁又は内装床という)に関する最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本考案に係る、内装壁の側面断面図である。
図2は、本考案に係る、内装床の正面断面図である。
<図1による内装壁100の説明>
図1に示す内装壁100は、壁の下地パネルPと、複数の中間材Mと、面接合用接着層CLと、下塗層ULと、表層SLとから構成されている。
図1には、壁の下地パネルPと、複数の中間材Mと、が凹凸状になるよう組合せて並べられ、壁の下地パネルPと複数の中間材Mの下面M2が面接合用接着剤により接着されて面接合用接着層CLが形成されてなり、当該中間材Mの表面M1には樹脂モルタルが塗布されて下塗層ULが形成されてなり、さらに、砕石粒子と樹脂系接着剤が塗布されて岩肌感を有する表層SLが形成されてなることを特徴とする内装壁100が記載されている。
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上記の砕石粒子は、砕石粒子の径dが、5mm以下で、複数の砕石粒子を混ぜ合わせたものである。
砕石粒子は、産地が異なる複数の砕石粒子の混合体を混ぜ合わせても良い。
砕石粒子の混ぜ合わせ方法は、自然の色調(石目)、割石肌の質感、凹凸のバランス、石割のバランス等に留意して、いかに本物の自然石調の内装壁又は内装床に仕上げることができるかに留意して、行われる。
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上記の砕石粒子と上記の樹脂系接着剤が、混合比5:05から5:05で、混練されたものである。ここに、混合比は、5:1が好ましい。
上記の砕石粒子と上記の樹脂系接着剤は、上記混合比で、丸缶の中に入れられ、電気攪拌樹を回転することにより、混練される。
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上記の樹脂系接着剤が、アクリル系樹脂接着剤である。
特に、本考案が自然石調の内装壁で有る場合、樹脂系接着剤に、アクリル系樹脂接着剤が用いられる。
***********************************
上記の樹脂系接着剤が、エポキシ系樹脂接着剤である。
特に、本考案が自然石調の内装床で有る場合、樹脂系接着剤に、エポキシ系樹脂接着剤が用いられる。
***********************************
上記の面接合用接着剤が、エポキシ系樹脂接着剤である。
壁又は床の下地パネルと複数の中間材の下面が面接合用接着剤の、エポキシ系樹脂接着剤により接着されてなり、施工の確実性と施工期間の短縮化を図っている。
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上記中間材が、不燃性材料からなり、中間材の厚さtが25mm〜100mmである。
平面的な自然石調だけではなく、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床を提供するためには、中間材の厚さtが25mm〜100mmである必要がある。
上記の構成要件により、部屋のスペースができるだけ有効活用のでき、かつできるだけ軽量な、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床を提供することができ、すなわち、本考案が解決しようとする第2の課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
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上記中間材の厚さtが異なる複数の中間材が、前後又は左右に並べられて凹凸状になるように形成されている。
これにより、部屋のスペースができるだけ有効活用のでき、かつできるだけ軽量な、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床を提供することができ、すなわち、本考案が解決しようとする第2の課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
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上記樹脂モルタルが、こてにより塗布されてなる。
これにより、本考案が解決しようとする第3の課題である「施工期間ができるだけ短い現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供すること」を達成でき、本考案が解決しようとする第4の課題である「誰でも施工のできる現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供すること」を達成でき、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
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上記砕石粒子と上記樹脂系接着剤の混連物が、こてにより塗布されてなる。
これにより、本考案が解決しようとする第3の課題である「施工期間ができるだけ短い現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供すること」を達成でき、本考案が解決しようとする第4の課題である「誰でも施工のできる現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供すること」を達成でき、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
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上記面接合用接着剤、又は樹脂モルタル、又は樹脂系接着剤が速乾性である。
これにより、本考案が解決しようとする第3の課題である「施工期間ができるだけ短い現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供すること」を達成でき、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
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<図2による内装床200の説明>
<図2による内装床200の説明>に記載がない部分は、<図2による内装床200の説明>の記載と同じとする。
図2に示す内装床200は、床の下地パネルPと、複数の中間材Mと、面接合用接着層CLと、下塗層ULと、表層SLとから構成されている。
図2には、床の下地パネルPと、複数の中間材Mと、が凹凸状になるよう組合せて並べられ、床の下地パネルPと複数の中間材Mの下面M2が面接合用接着剤により接着されて面接合用接着層CLが形成されてなり、当該中間材Mの表面M1には樹脂モルタルが塗布されて下塗層ULが形成されてなり、さらに、砕石粒子と樹脂系接着剤が塗布されて岩肌感を有する表層SLが形成されてなることを特徴とする内装床200が記載されている。
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上記の砕石粒子は、砕石粒子の径dが、5mm以下で、複数の砕石粒子を混ぜ合わせたものである。
砕石粒子は、産地が異なる複数の砕石粒子の混合体を混ぜ合わせても良い。
砕石粒子の混ぜ合わせ方法は、自然の色調(石目)、割石肌の質感、凹凸のバランス、石割のバランス等に留意して、いかに本物の自然石調の内装壁又は内装床に仕上げることができるかに留意して、行われる。
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上記の砕石粒子と上記の樹脂系接着剤が、混合比5:05から5:05で、混練されたものである。ここに、混合比は、5:1が好ましい。
上記の砕石粒子と上記の樹脂系接着剤は、上記混合比で、丸缶の中に入れられ、電気攪拌樹を回転することにより、混練される。
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上記の樹脂系接着剤が、アクリル系樹脂接着剤である。
特に、本考案が自然石調の内装壁で有る場合、樹脂系接着剤に、アクリル系樹脂接着剤が用いられる。
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上記の樹脂系接着剤が、アクリル系樹脂接着剤である。
特に、本考案が自然石調の内装壁で有る場合、樹脂系接着剤に、アクリル系樹脂接着剤が用いられる。
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上記の樹脂系接着剤が、エポキシ系樹脂接着剤である。
特に、本考案が自然石調の内装床で有る場合、樹脂系接着剤に、エポキシ系樹脂接着剤が用いられる。
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上記の面接合用接着剤が、エポキシ系樹脂接着剤である。
壁又は床の下地パネルと複数の中間材の下面が面接合用接着剤の、エポキシ系樹脂接着剤により接着されてなり、施工の確実性と施工期間の短縮化を図っている。
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上記中間材が、不燃性材料からなり、中間材の厚さtが25mm〜100mmである。
平面的な自然石調だけではなく、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床を提供するためには、中間材の厚さtが25mm〜100mmである必要がある。
上記の構成要件により、部屋のスペースができるだけ有効活用のでき、かつできるだけ軽量な、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床を提供することができ、すなわち、本考案が解決しようとする第2の課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
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上記中間材の厚さtが異なる複数の中間材が、前後又は左右に並べられて凹凸状になるように形成されている。
これにより、部屋のスペースができるだけ有効活用のでき、かつできるだけ軽量な、立体的で量感を有する自然石調の内装壁又は内装床を提供することができ、すなわち、本考案が解決しようとする第2の課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
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上記樹脂モルタルが、こてにより塗布されてなる。
これにより、本考案が解決しようとする第3の課題である「施工期間ができるだけ短い現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供すること」を達成でき、本考案が解決しようとする第4の課題である「誰でも施工のできる現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供すること」を達成でき、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
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上記砕石粒子と上記樹脂系接着剤の混連物が、こてにより塗布されてなる。
これにより、本考案が解決しようとする第3の課題である「施工期間ができるだけ短い現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供すること」を達成でき、本考案が解決しようとする第4の課題である「誰でも施工のできる現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供すること」を達成でき、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
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上記面接合用接着剤、又は樹脂モルタル、又は樹脂系接着剤が速乾性である。
これにより、本考案が解決しようとする第3の課題である「施工期間ができるだけ短い現場施工の自然石調の内装壁又は内装床を提供すること」を達成でき、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
は、本考案に係る、内装壁の側面断面図である。 は、本考案に係る、内装床の正面断面図である。
符号の説明
100 内装壁
200 内装床
P 壁の下地パネル、床の下地パネル
M 中間材
CL 面接合用接着層
UL 下塗層
SL 表層

Claims (11)

  1. 床の下地パネル上に、複数の中間材が凹凸状になるよう組合せて並べられ、壁又は床の下地パネルと複数の中間材の下面が面接合用接着剤により接着されてなり、当該中間材の表面には樹脂モルタルが塗布されて下塗層が形成されてなり、さらに、砕石粒子と樹脂系接着剤が塗布されて岩肌感を有する表層が形成されてなることを特徴とする内装床。
  2. 砕石粒子は、砕石粒子の径dが、5mm以下で、複数の砕石粒子を混ぜ合わせたものであることを特徴とする請求項1に記載された自然石調の内装床。
  3. 砕石粒子と樹脂系接着剤が、混合比5:0.5から5:2で、混練されたものであることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載された自然石調の内装床。
  4. 樹脂系接着剤が、アクリル系樹脂接着剤であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載された自然石調の内装床。
  5. 樹脂系接着剤が、エポキシ系樹脂接着剤であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載された自然石調の内装床。
  6. 面接合用接着剤が、エポキシ系樹脂接着剤であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載された自然石調の内装床。
  7. 中間材が、不燃性材料からなり、中間材の厚さtが25mm〜100mmであることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載された自然石調の内装床。
  8. 中間材の厚さtが異なる複数の中間材が、前後又は左右に並べられて凹凸状になるように形成されていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載された自然石調の内装床。
  9. 樹脂モルタルが、こてにより塗布されてなることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載された自然石調の内装床。
  10. 砕石粒子と樹脂系接着剤が、こてにより塗布されてなることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載された自然石調の内装床。
  11. 面接合用接着剤、又は樹脂モルタル、又は樹脂系接着剤が速乾性であることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載された自然石調の内装床。
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