JP3143561U - 子供乗せ前籠付自転車用前籠カバー - Google Patents

Abstract

【課題】子供を子供乗せ前籠付自転車に乗せる際に雨・風・紫外線から子供を守り保護者が安全で容易に子供を乗降させることができる他、荷物の盗難防止となるカバーを提供する。
【解決手段】子供乗せ前籠付自転車の前籠に前部分カバー１と後部分カバー２からなる楕円半球状の覆いとし３の手摺り部分で開閉可能部品４・５・６を取り付ける。前部分カバー１と前籠との装着は７の引っ掛け部品と８のベルトとなる。又、９・１０の反射板を張り暗闇走行の安全性と１１・１２の空気穴で通気の確保とする。後部分カバー２の最後部には穴を設け盗難防止や危険防止に役立つ。
【選択図】図１

Description

本考案は子供乗せ前籠付自転車の前籠の開口部を全て覆うカバーの形状に関する。

従来、雨・風・紫外線における子供乗せ前籠付自転車の使用については前籠を覆うカバーとして子供の前方一部分に雨・風を避ける楯カバーを設けたものがあり、他に雨具の着用、ベビーカー用のレインカバーを前籠に覆って使用するのが一般的であった。

しかしながら以上の技術で述べたうち楯カバーの使用では雨を完全に防ぐことはできず紫外線防止にもならない。又、雨具の着用は急な悪天候時に着脱に時間を要する。

ベビーカー用のレインカバーを子供乗せ前籠に覆うことに関しては風でカバーが飛ばされる心配から保護者がカバーを片手で抑えながらの走行になる。このことは保護者が片手でハンドルをを握り自転車を操ることは非常に危険である。

そこで本考案は従来の技術あるいは方法が有するこのような問題点についてなされたものであり、その目的とするところは雨・風・紫外線のある屋外で子供乗せ前籠付自転車の使用について子供乗せ前籠カバーを形成し子供乗せ前籠に装着することで保護者の両手が自由に使えること更に子供の身体全部を雨・風・紫外線から防ぐことができる。

本考案は保護者が片手で短時間にカバーを開閉できる他にカバーを清潔に保て対向向車に存在を示すことができる。又、通気の確保、盗難防止、保護者と子供両人の視界を損なわないようになっている。

考案が解決するための手段

以上の課題を解決する為に第一考案は子供乗せ前籠の開口部に防水加工と紫外線加工からなるプラスチック素材で前部分と後部分の２つの部分で構成される楕円半球状を特徴とする子供乗せ前籠カバー。

第二考案は前記２つの部分で構成されるカバーが前籠への着脱可能とする為に着脱可能部品を前部分カバーに有する。後部分カバーには前部分カバーに固定且つ開閉を可能とする為に開閉可能部品を設け前後カバーを一体化させることを特徴とする子供乗せ前籠カバー。

第三考案は前記前部分カバーに数箇所の反射板を設けていることを特徴とする子供乗せ前籠カバー。

第四考案は前記後カバーを透明色にして両側面と子供の頭部面に空気穴を設けていることを特徴とする子供乗せ前籠カバー。

第五考案は前記後部分カバーの最後部中央とその左右両端部に穴を計３つ設けることを特徴とする子供乗せ前籠カバー。

考案の効果

上述の様に、本考案の第一考案によれば子供乗せ前籠の開口部を防水加工と紫外線防止からなるプラスチック素材の楕円半球状で覆うことで雨・風・紫外線から子供を守ることができる。

第二考案によれば楕円半球状を前後部分２部分にすることで着脱と開閉を可能とし保護者が片手で短時間に子供を乗降させることができる。取り外しも容易の為、本考案を洗うことができ清潔に保つことができる。

第三考案によれば前部分カバーに数箇所の反射板を設けることで暗闇の走行には対向車に存在を示すことができ安全性が図れる。

第四考案によれば後部分カバーを透明色にすることで保護者が子供を見守られる効果と子供の外への視界を損なうことを防ぐ。又、後部分カバーの両側面と子供の頭部面に空気穴を設け通気を確保できる。

第五考案によれば後部分カバーの最後部中央とその両端部の計３つの穴を設け、荷物の盗難防止の為のチェーンや走行中のカバー開閉を防ぐ為のゴムを通す穴として使用できる。

子供乗せ前籠付自転車の子供の乗せ前籠の開口部に防水加工と紫外線防止からなるプラスチック素材を前後部分２部分からなる楕円半球状で覆うため、前部分カバーには着脱可能部品を取り付け、前籠へ装着する。前部分カバーと後部分カバーを開閉可能且つ一体化させる為に開閉可能部品を前後カバー接触部分に取り付ける。

前部分カバーの側面に数箇所の反射板を取り付ける。又、後部分カバーは透明色とし、両側面と子供の頭部面に空気穴を設ける。

後部分カバーの最後部中央とその左右両端部に計３つの穴を設け、荷物の盗難防止の為のチャーンや走行中の開閉防止の為のゴムを通せるようにしておく。

以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明すると１は前籠の開口部を覆うカバーの前部分カバー。２は後部分カバーで開閉可能部品４と５と６によって前部分カバー１と後部分カバー２は接触部３で一体化させる。前部分カバー１は着脱可能部品７によって子供が握る手摺り部に引っ掛けて固定。更にベルト８によって前籠との固定強度を高める。

９と１０の反射板は前記前部分カバー１の側面に貼り付けられる。このことによって暗闇での走行中に対向車への存在感を示す。後部分カバー２の子供の頭部面１１とその両側面１２に空気穴を設ける。又、後部分カバー２の最後部１３の中央１４とその左右両端１５と１６に穴を開けて置くことにより荷物の盗難防止の為のチェーンや走行中のカバー開閉を防ぐ為のゴムを通す穴として使用できるものとする。

本考案の一実施形態を示す斜視図 本考案の一実施形態を後ろから見た図 本考案の後部分カバーを開いた時の図 本考案の一実施形態を前から見た図

符号の説明

１ 前部分カバー
２ 後部分カバー
３ 子供が握る手摺り
４ 開閉可能部品その１
５ 開閉可能部品その２
６ 開閉可能部品その３
７ 着脱可能部品（引っ掛け式）
８ 着脱可能部品（ベルト式）
９ 反射板その１
１０ 反射板その２
１１ 子供の頭部面
１２ 空気穴
１３ 後部分カバー最後部
１４ 後部分カバー最後部中央の穴
１５ 後部分カバー最後部右端の穴
１６ 後部分カバー最後部左端の穴

Claims (5)

1. 子供乗せ前籠付自転車の子供乗せ前籠の開口部に防水加工と紫外線防止からなるプラスチック素材で前部分と後部分の２つの部分で構成される楕円半球状を特徴とする子供乗せ前籠カバー。
2. 前記２つの部分で構成されるカバーは前籠への着脱を可能とする為に着脱可能部品を前部分カバーに有する。後部分カバーには前部分カバーに固定且つ開閉を可能とする為に開閉可能部品を設け前後カバーを一体化させることを特徴とする子供乗せ前籠カバー。
3. 前記前部分カバーには数箇所に反射板を設けていることを特徴とする請求項１乃至２記載の子供乗せ前籠カバー。
4. 前記後カバーは透明色で、両側面と子供の頭部面に空気穴を設けていることを特徴とする請求項１乃至２記載の子供乗せ前籠カバー。
5. 前記後部分カバーの最後部中央とその左右両端部に穴を計３つ設けることを特徴とする請求項１と２又は４のいずれかに記載の子供乗せ前籠カバー。

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