JP3161931U - 自転車搭乗者用レインコート - Google Patents

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Abstract

【課題】雨や雪の浸入を防止し、周囲の音も良く聞こえ、自動車などの接近を察知し危険を回避でき、更に携帯電話をフードの中へ入れて会話することができる自転車搭乗者用レインコートを提供する。【解決手段】防水機能と撥水機能を有する上着とフード2とが一体となったレインコート1であって、フード2の顔面開口部4にファスナ4aによって着脱可能なフェースフード3と、フード2の左右の耳部に、イヤーパッド6a,6bと携帯電話用開口部8a,8bとを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、雪や雨などでの野外作業及び自転車搭乗などに着用するフード付きレインコートであって、特に顔面からの雪や雨の浸入を防止することができ、周囲の音を聞き分けて安全を確保できる自転車搭乗者用レインコートに関する。
従来のフード付きレインコート31は、風雨の中の野外作業や自転車搭乗などの傘を差せない場合、図4に示すように、頭部を覆うフード32を装着しても、視界を確保する顔面前方の開口部から、雪、雨などの浸入を防ぐことが難しい構造となっている。そのため、多種多様なフード構造が紹介されている。
雨や雪の中での自転車やオートバイに乗るときや屋外作業をする際、またスポーツ観戦するときでも、確実に防水、防雪および防寒を実現する雨具が紹介されている(例えば、特許文献1参照)。
また、雨や雪または放水時に、頭から着衣のままスッポリと被ることで全身を覆う雨具が紹介されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−341003号公報 実用新案登録3123011号公報
しかし、従来のフード付きレインコートの大半は、視界を確保する必要性から顔面前方の開口部を設けるため、顔面が濡れたり、顔とフードの隙間から雪、雨などの浸入を防ぐことが難しく、また頭部に従来のフードを被ることで周囲の音が遮断され、自動車のクラクションや電車の接近音が聞こえない等、危険を回避し難いという構造上の問題がある。
また、特許文献1,2の示した雨具の場合は、頭部或いは全身を覆う構造で、作業中に暑さを解消するため、顔面だけ一時的に外気にさらすことができないという問題がある。
また、携帯電話を使用して会話する際、雨具の外から携帯電話を押し当てた状態で使用するため、心理的な不便さを感じるという問題がある。
本考案は上述の課題に鑑みてなされたもので、頭部を覆うフードに、着脱式の透明なフェースフード具備するため雨や雪の浸入を防止し、またイヤーパッドを有することで周囲の音も良く聞こえて自動車などの接近を察知し危険を回避でき、更に携帯電話をフードの中へ入れて会話することができる携帯電話用開口部を備えた自転車搭乗者用レインコートを提供することを目的とする。
本考案は上記の目的を達成するため、以下(1)〜(3)の構成を備えるものである。
(1)防水機能と撥水機能を有する上着とフードとが一体となったレインコートであって、前記フードの顔面開口部にファスナによって着脱可能なフェースフードと、前記フードの左右の耳部に、イヤーパッドと携帯電話用開口部とを有することを特徴とする自転車搭乗者用レインコート。
(2)前記フェースフードは、透明な樹脂から形成され、且つ複数の穴が穿孔されていることを特徴とする前記(1)記載の自転車搭乗者用レインコート。
(3)前記フードの左右の耳部に形成された前記イヤーパッドが、複数の穴が穿孔されたパッド部と吸水シートとが貼り合わされた積層構造を有し、更に前記イヤーパッドに雨の浸入を防止するレインガードを有することを特徴とする前記(1)記載の自転車搭乗者用レインコート。
本考案によれば、風雨の中での自転車搭乗時に傘をさして片手運転する行為が道路交通法の改正で禁止されたことに伴い、頭部を覆うフードに、着脱式の透明なフェースフード具備することで雨や雪の浸入の防止と良好な前方視界を確保し、またイヤーパッド6を設けることで周囲の音も良く聞こえ自動車などの接近を察知し危険を回避することができる。更に、携帯電話をフードの中へ入れて会話するための携帯電話用開口部を備え、携帯電話を使用する際の心理的な不便さを解消した自転車搭乗者用レインコートを提供することができる。
(a)本考案の自転車搭乗者用レインコートの外観図、(b)本考案の自転車搭乗者用レインコートの着用例を示す図 (a)本考案の自転車搭乗者用レインコートのフードの構造図、(b)フェースフードの構造図、(c)イヤーパッドの構造図 (a)携帯電話用開口部の使用例を示す図、(b)携帯電話用開口部の通風機能を示す図 従来のフード付きレインコート
以下、本考案を実施するための形態を、図面により詳しく説明する。
図1の本考案に係る自転車搭乗者用レインコートについて、図1(a)の外観図、図1(b)着用例で説明する。図中において、1は全身を覆う自転車搭乗者用レインコート、2は頭部を覆うフードで、防水及び撥水機能を備えた素材の織布或いはシートを裁断して縫製され、ボタン或いはファスナを備えた上着とフードで構成されたレインコートである。3は顔面を覆う透明な樹脂を素材とするフェースフード、4はフェースフード3の着脱部で、フード2からフェースフード3を着脱する際は、ファスナ4aを開閉して着脱することができる。5はフェースフード3の通気口で、鼻と口に当たる部分、或いはフェースフード3全面に径1mmの穴が複数穿孔され、他人と会話する場合や呼吸する際に透明なフェースフード3が息で曇ることを防止し、またフード2の内部を冷却するため、携帯電話用開口部8を開放した際の通風にも使用される。6はイヤーパッドで、右イヤーパッド6aと左イヤーパッド6bが左右の耳部の位置に形成され、外部の音が聞こえるように径2mmの穴が複数穿孔されている。7はイヤーパッド6のレインガードで、左右のイヤーパッド6a、6bの上部にひさし状の右レインガード7a、左レインガード7bが夫々形成され、雨の浸入防止と音の集音機能とを有している。8は携帯電話用開口部で、左右のイヤーパッド6の下部に夫々の右携帯電話開口部8aと左携帯電話開口部8bが、ファスナ8c、8dで開閉することで携帯電話をフード部2の中に入れて会話することが可能であり、また自転車で走行中に携帯電話用開口部8を開放すると、フェースフード3の通気口5から外気を取り込んでフード2の内部を冷却する通風機能もある。
図1(b)に示す自転車搭乗者用レインコートの着用例より、例えば自転車による通園、通学時、風雨や風雪等の傘をさせない状況で透明なフェースフード3を着用した際、フェースフード3の通気口5の働きで、息に含まれる水分でフェースフード3が曇ることがない良好な前方視界を確保している。また従来のフード32を被った際に周辺の音が遮断され、自動車のクラクションや電車の接近が聞こえない等の従来のレインコート31が持つ問題を、フード2の左右の耳部に相当する位置にイヤーパッド6を形成することで周辺の音も良く聞こえ、自動車や電車等の接近を察知して危険を回避でき、安全性を確保している。
図2(a)に示す本考案の自転車搭乗者用レインコート1のフード2の構造図より、フェースフード3、イヤーパッド6、レインガード7の夫々の構造と機能を説明する。
図2(b)に示す透明なフェースフード3は、着脱部4のファスナ4aを開閉することにより、フード2に着脱自在に装着される。透明なフェースフード3の材質は、軟質塩化ビニル、ポリプロピレン樹脂、PET樹脂等の透明で柔軟なプラスチック素材が使用され、且つ風圧に押されて顔にフェースフード3が貼り付くことなく顔面から所定の間隔を保持するだけの硬さを有したプラスチック素材で形成されている。
フェースフード3の鼻と口元に相当する位置、或いはフェースフード3の全面には、直径1mmの複数の穴が穿孔され、呼吸や会話の際に吐き出される息に含まれる水分によってフェースフード3の内側が曇ることを防止する排気機能を有した通気口5となっている。直径1mmの穴であれば、水の表面張力の働きでフェースフード3の中に雨水が浸入することは殆どない。
また、雨や雪が止んだ後には圧迫感のあるフェースフード3をフード2から取外して、従来のレインコート31と同様に顔面を開放、或いはフード2を後方にずらせて頭部を露出させることができる。
図2(c)に示すイヤーパッド6の構造は、周囲の音を聞くために径2mmの穴が複数穿孔されているパッド部6cと、その内側には音を伝達するには問題のない不織布等の吸水シート6dとを貼り合せた積層構造と成っている。そのため、パッド部6cに穿孔された穴から水が入っても吸水シート6dで水を吸着し、フード2の中への水の浸入を防止する構造で、吸水シート6dで吸着した水分は体温で暖められ蒸発し、撥水機能を備えたフード2の布材を介して外部に発散される。
また、左右イヤーパッド6a、6bの上部にひさし状に取付けられる左右のレインガード7a、7bは、フード2を伝って流れ落ちる水滴を後方に振り分けてイヤーパッド6のパッド部6cの穿孔された複数の穴から雨水が浸入するのを防止し、且つ周囲の音の集音機能と、音の来る方向を認識できるように後方が長めの耳形状に形成することで、フード2を着用した場合の周囲の音を聞き分けて危険を察知する機能を高める効果が期待できる。
図3は左右のイヤーパッド6の下部に設けられた携帯電話用開口部8で、その構成と機能について説明する。図3(a)に示すように左右のイヤーパッド6a、6bの下側にはファスナ8c、8dで開閉できる左右携帯電話開口部8a、8bが形成され、フード2を着用したままで携帯電話を使用する際に、携帯電話を濡らすことなく使用するための開口部で、フード2の中に携帯電話を入れて使用することができる。そのため積層構造のイヤーパッド6越しに携帯電話を使用した場合に感じる、心理的な不便さを解消することができる。
また、図3(b)に示すように左右携帯電話開口部8a、8bを開口することで、自転車をこいで汗をかいた場合や体温が上昇した場合に、フェースフード3に穿孔された通気口5から取り込んだ外気で、フード2の内の顔や首などを冷却し風通しを良くする通風効果が期待できる。
尚、本実施例においてフェースフード3の着脱方法と携帯電話用開口部8を、主にジップファスナの開閉で説明したが、ジップファスナだけでなく面ファスナであっても良く、装着されるファスナの種類を限定するものではない。
本考案の自転車搭乗者用レインコートは、風雨の中での自転車搭乗時に傘をさして片手運転する行為が道路交通法の改正で禁止され、違反した場合は罰金が科せられことに伴い、雨天時の自転車による通学、通勤時に着用した際、風雨や周囲の騒音の中で安全を確保する良好な視界と周囲の音を聞き分ける集音機能を備えた自転車搭乗者用レインコートを提供することができる。
そして、漁業関係者が船上や港湾等で作業する際に、強風や豪雨でも十分な視界を確保した上で両手が自由に使え、船の霧笛や港湾を行き交うトラックの警笛等、周囲の音を聞き分けることで身の安全を確保する自転車搭乗者用レインコートを提供することができる。
また、農業関係者が田畑で農作業をする際も、良好な視界と両手が自由に使えるなど便利で、ガードマンが建築現場や工事現場で交通整理をする際は、風雨や周囲の騒音の中で身の安全を確保するために必要な、良好な視界と周辺の音を聞き分ける集音機能を備えており、強風や豪雨の中でも両手を自由に使えるため整理棒ライトの使用や機材の移動等の作業に便利であり、作業車両の動きや作業者の声を聞くことで的確に周囲の安全を確保する指示が出せる等、安全性を備えた自転車搭乗者用レインコートを提供することができる。
1 自転車搭乗者用レインコート
2 フード
3 フェースフード
4 着脱部
4a ファスナ
5 通気口
6 イヤーパッド
6a 右イヤーパッド
6b 左イヤーパッド
6c パッド部
6d 吸水シート
7 レインガード
7a 右レインガード
7b 左レインガード
8 携帯電話用開口部
8a 右携帯電話開口部
8b 左携帯電話開口部
31 従来のレインコート
32 フード

Claims (3)

  1. 防水機能と撥水機能を有する上着とフードとが一体となったレインコートであって、
    前記フードの顔面開口部にファスナによって着脱可能なフェースフードと、前記フードの左右の耳部に、イヤーパッドと携帯電話用開口部とを有することを特徴とする自転車搭乗者用レインコート。
  2. 前記フェースフードは、透明な樹脂から形成され、且つ複数の穴が穿孔されていることを特徴とする請求項1記載の自転車搭乗者用レインコート。
  3. 前記フードの左右の耳部に形成された前記イヤーパッドが、複数の穴が穿孔されたパッド部と吸水シートとが貼り合わされた積層構造を有し、更に前記イヤーパッドに雨の浸入を防止するレインガードを有することを特徴とする請求項1記載の自転車搭乗者用レインコート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103783688A (zh) * 2014-01-23 2014-05-14 石连根 一种防寒风雨披

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