JP3143409U - デジタル表示式メジャー - Google Patents

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昇 折原
洋靖 渡部
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Abstract

【課題】巻回された被測定物の周長を容易に測定しうるメジャーであって、従来のように目盛りを読み取る煩雑さがなく、誤読を防止できるデジタル表示部を有し、巻尺テープを使用することにより従来の巻尺と同様に使用でき、デジタル表示部が表示されない等のシステムダウンの際であっても、巻尺テープの目盛りを読み取ることにより被測定物の周長を測定でき、磁気テープを磁気センサーで読み取ることにより精度の高い測定値をうることができるデジタル表示式メジャーを提供する。
【解決手段】ケース部と、一端部が上記ケース部の内部に固定された巻尺テープと、上記巻尺テープを収納方向へ付勢しうる付勢部材と、上記巻尺テープが引き出された場合に上記巻尺テープの他端部を保持しうる保持部と、上記巻尺テープの測定値を取得しうる測定値取得手段と、上記測定値取得手段により取得した測定値を表示しうるデジタル表示部とを有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、被測定物の周長を測定しうるデジタル表示式メジャーに係り、特に、人体の腹囲の周長を測定しうるデジタル表示式メジャーに関する。
近年、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病が増えていることから、厚生労働省指導のもと、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した特定健診が行われている。
このメタボリックシンドロームの診断基準の1つとして、内臓脂肪の蓄積量を測定するために腹囲(へそ周り)を測定して判断する基準がある。
従来から、腹囲を測定する場合、ケースに収納された長尺の巻尺テープを被測定体の腹囲に巻回させて、巻尺テープの先端部と引き出し途中の巻尺テープの目盛りを重ね合わせることにより腹囲を測定していた。
しかしながら、従来のようにケースに収納された長尺の巻尺テープを使用して腹囲を測定する場合には、巻尺テープの先端部と引き出し途中の巻尺テープの目盛りを指で重ね合わせることにより測定するため、重ね合わせ位置のずれによる測定誤差が生じ易く、煩雑であり、また、被測定者自身で腹囲を測定することが困難であった。
このような観点から、被測定者が自ら簡単に、精度よく腹部の周長の測定を行うことができる腹部測定メジャーが提案されている(特許文献1)。
特許文献1には、ケース部と、一端部がケース部の内部に固定された巻尺テープと、巻尺テープを収納方向へ付勢しうる付勢部材と、巻尺テープが引き出された場合に巻尺テープの他端部を保持しうる保持部と、上方から巻尺テープの目盛りを読み取ることにより測定しうる測定値視認取得部とにより構成され、腹部に巻尺テープを巻回して保持部に巻尺テープの先端部を保持させた後に付勢部材の付勢力により被測定者の腹部に巻尺テープを当接させ、上方から巻尺テープの目盛りを読み取ることにより、容易に腹部の周長を測定する腹部測定メジャーに関する技術が提案されている。
特許文献1の技術においては、測定値視認取得部は巻尺テープの目盛りにより構成されていることから、腹部の周長の測定値は目盛りを読み取らなければならず、目盛りを読み取る煩雑さが生じ、誤読する場合も多い。
しかしながら、測定値がデジタルにより表示できれば、目盛りを読み取る煩雑さがなく、誤読を防止できる。
また、巻尺テープに貼り付けられた磁気パターンが記録された磁気テープを磁気センサーにより取得してデジタル表示部に表示させる技術に関しては特許文献1には記載されておらず、他の文献も発見されなかった。
特開2008−32492号
本考案は、巻回された被測定物の周長を容易に測定しうるメジャーであって、従来のように目盛りを読み取る煩雑さがなく、誤読を防止できるデジタル表示部を有するデジタル表示式メジャーを提供することを目的とする。
また、巻尺テープの一方の面に磁気テープを固定することにより、磁気テープを磁気センサーで読み取り、デジタル表示部に表示させると共に、巻尺テープを使用することにより、従来の巻尺と同様に使用でき、デジタル表示部が表示されない等のシステムダウンの際であっても、巻尺テープの目盛りを読み取ることにより被測定物の周長を測定しうるデジタル表示式メジャーを提供することを目的とする。
また、磁気テープを磁気センサーで読み取ることにより、精度の高い測定値をうることができるデジタル表示式メジャーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の考案にあっては、ケース部と、一端部が上記ケース部の内部に固定された巻尺テープと、上記巻尺テープを収納方向へ付勢しうる付勢部材と、上記巻尺テープが引き出された場合に上記巻尺テープの他端部を保持しうる保持部と、上記巻尺テープの測定値を取得しうる測定値取得手段と、上記測定値取得手段により取得した測定値を表示しうるデジタル表示部とを有するデジタル表示式メジャーであって、上記測定値取得手段は、上記巻尺テープの一方の面部に固定されると共に所定の磁気パターンが記録された磁気テープと、上記磁気パターンの磁気信号を取得しうる磁気センサー部と、上記磁気センサー部により得られた磁気信号を処理する信号処理部とを有し、上記巻尺テープを被測定物に巻回して上記巻尺テープの他端部を上記保持部に保持させた後に上記付勢部材の付勢力により上記巻尺テープを被測定物の周縁に密接させて、上記測定値取得手段により取得された測定値を上記デジタル表示部に表示させて巻回された被測定物の周長を測定しうることを特徴とする。
従って、上記巻尺テープの測定値を取得しうる測定値取得手段と、上記測定値取得手段により取得した測定値を表示しうるデジタル表示部とを有するので、デジタル表示により被測定物の周長の測定値を上記デジタル表示部に表示することができる。
また、上記測定値取得手段は、上記巻尺テープの一方の面部に固定されると共に所定の磁気パターンが記録された磁気テープと、上記磁気パターンの磁気信号を取得しうる磁気センサー部と、上記磁気センサー部により得られた磁気信号を処理する信号処理部とを有しているので、簡易な構成によりデジタル表示を可能とし、精度の高い測定を行うことができる。
また、上記磁気テープは、上記巻尺テープの一方の面部に固定されているので、上記巻尺テープと上記磁気テープを一体として上記ケース部から引き出すことにより被測定物の周長を測定することができる。
請求項2記載の考案にあっては、上記ケース部は、被測定物の周縁の一部に密接しうる当接面部を有し、上記当接面部は、一方の端部に上記巻尺テープを出し入れしうる出入口部と、他方の端部に上記保持部とを有することを特徴とする。
従って、上記巻尺テープを被測定物に巻回して測定する場合に、上記当接面部に被測定物の周縁の一部を密接させると共に上記巻尺テープを被測定部の周縁に密接させることにより被測定物の周長を測定することができる。
請求項3記載の考案にあっては、上記巻尺テープの他方の面部は、長さ方向全域に亘って目盛り部を有し、上記目盛り部には、上記巻尺テープを被測定物に巻回して測定した場合に、被測定物の周長を測定しうるように換算された目盛りが付され、上記測定値取得手段により取得された測定値と上記目盛り部による読み取り値とが一致することを特徴とする。
従って、上記目盛り部には、上記巻尺テープを被測定物に巻回して測定した場合に、被測定物の周長を測定しうるように換算された目盛りが付され、上記測定値取得手段により取得された測定値と上記目盛り部による読み取り値とが一致するので、上記目盛り部を読み取ることにより、上記測定値取得手段により取得された測定値と同一の測定値が得ることができる。
請求項4記載の考案にあっては、上記磁気パターンは、上記磁気テープの長さ方向全域に亘って所定の間隔寸法を以ってN極とS極とが交互に磁化されることにより形成され、上記磁気センサー部は、上記磁気テープの移動方向に沿って2つの磁気センサーを有し、上記2つの磁気センサーは、所定の間隔寸法を以って上記磁気テープに対向するように配置されていることを特徴とする。
請求項5記載の考案にあっては、上記磁気パターンは、一方の端部がN極に磁化されると共に他方の端部がS極に磁化された同一の長さ寸法を有する複数の微小磁石により形成され、上記複数の微小磁石は上記磁気テープの長さ方向全域に亘って連続するように配置され、磁化されたN極同士が互いに隣接すると共にS極同士が互いに隣接するように配置されることにより所定の間隔寸法を以ってN極とS極が交互に形成され、上記2つの磁気センサーは、上記磁気テープが移動しうる通路部近傍であって、上記磁気パターンの磁気信号を取得しうる距離寸法をおいて配置されると共に上記微小磁石の長さ寸法の半分の間隔寸法を以って配置されていることを特徴とする。
従って、請求項4及び5記載の考案にあっては、上記2つの磁気センサーにより上記磁気テープの磁気パターンの磁気信号を取得して信号処理部により処理することにより、上記巻尺テープの移動距離や移動方向を算出して被測定物の周長を測定して被測定物の周長の測定値をデジタル表示により上記デジタル表示部に表示することができる。
請求項6記載の考案にあっては、上記巻尺テープを挟んで対抗するように構成された光電センサー部を有し、上記巻尺テープは、上記光電センサー部からの光を通過させうる貫通孔を有し、上記貫通孔は、上記測定値取得手段により測定値が取得される前及び取得された後に上記光電センサー部を通過しうる上記巻尺テープの先端部側に設けられ、上記貫通孔が上記光電センサー部を通過した際に、上記測定値取得手段により取得された測定値をリセットしうることを特徴とする。
従って、上記貫通孔が上記光電センサー部を通過した際に、上記測定値取得手段により取得された測定値をリセットしうるので、測定を開始する際には直前に測定された測定値はリセットされる。
請求項7記載の考案にあっては、上記測定値取得手段により取得された測定値を送信しうる送信部を有することを特徴とする。
従って、上記送信部により被測定物の測定値を外部に送信することができる。
請求項8記載の考案にあっては、被測定物の周縁が所定の厚さ寸法の被覆物に被覆されている場合に、上記測定値取得手段により取得された測定値から所定の値を減算して上記デジタル表示部に表示しうる風袋測定機能を有することを特徴とする。
請求項1記載の考案にあっては、上記巻尺テープの測定値を取得しうる測定値取得手段と、上記測定値取得手段により取得した測定値を表示しうるデジタル表示部とを有することにより、デジタル表示により測定値を上記デジタル表示部に表示することができるので、従来のように目盛りを読み取る煩雑さがなく、誤読を防止できるデジタル表示部を有するデジタル表示式メジャーを提供することができる。
また、上記測定値取得手段は、上記巻尺テープの一方の面部に固定されると共に所定の磁気パターンが記録された磁気テープと、上記磁気パターンの磁気信号を取得しうる磁気センサー部と、上記磁気センサー部により得られた磁気信号を処理する信号処理部とを有しているので、簡易な構成により測定精度の高いデジタル表示を可能とするデジタル表示式メジャーを提供することができる。
また、磁気テープは、上記巻尺テープの一方の面部に固定されており、上記巻尺テープと上記磁気テープを一体として上記ケース部から引き出すことにより被測定物の周長を測定することができることから、従来の巻尺と同様に使用できるので、使い勝手がよく、容易に被測定物の周長を測定しうるデジタル表示式メジャーを提供することができる。
請求項2記載の考案にあっては、上記巻尺テープを被測定物に巻回して測定する場合に、上記当接面部に被測定物の周縁の一部を密接させると共に上記巻尺テープを被測定部の周縁に密接させることにより被測定物の周長を測定することができるので、被測定物の周長を容易に測定できると共に測定誤差を減少しうるデジタル表示式メジャーを提供することができる。
請求項3記載の考案にあっては、上記巻尺テープを被測定物に巻回して測定した場合に、上記目盛り部を読み取ることにより、上記測定値取得手段により取得された測定値と同一の測定値が得ることができるので、例えば、デジタル表示部が表示されない等のシステムダウンが生じた場合であっても、上記目盛り部を読み取ることにより被測定物の周長を測定することができるデジタル表示式メジャーを提供することができる。
請求項4及び5記載の考案にあっては、上記2つの磁気センサーにより上記磁気テープの磁気パターンの磁気信号を取得して信号処理部により処理することにより、上記巻尺テープの移動距離や移動方向を算出して被測定物の周長を測定して被測定物の周長の測定値をデジタル表示により上記デジタル表示部に表示することができるので、より精度の高い測定値をうることができるデジタル表示式メジャーを提供することができる。
請求項6記載の考案にあっては、上記貫通孔が上記光電センサー部を通過した際に、上記測定値取得手段により取得された測定値がリセットされることにより、測定を開始する際には直前に測定された測定値はリセットされるので、磁気センサーによる読み取り誤差等があった場合であっても、新たに測定する場合には必ず直前の測定値はリセットされ、直前の測定値に影響されることのないデジタル表示式メジャーを提供することができる。
請求項7記載の考案にあっては、上記送信部により被測定物の測定値を外部に送信することができるので、送信部による送信を外部受信機器により受信するように構成した場合には、測定値を筆記にて記録する煩雑さが解消されると共に測定値の誤記録を防止することができ、また、外部受信機器により受信した測定値を記録媒体に記録することにより測定データとして有用に活用できるデジタル表示式メジャーを提供することができる。
請求項8記載の考案にあっては、上記風袋測定機能により上記測定値取得手段により取得された測定値から所定の値を減算して上記デジタル表示部に表示できるので、被測定物の周縁が被覆物に被覆されている場合であっても、被覆物を除いた被測定物の周長を測定することができるデジタル表示式メジャーを提供することができる。
以下、図面を用いて本考案の実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るデジタル表示式メジャー10は、ケース部11と、一端部12が上記ケース部11の内部に固定された巻尺テープ13と、上記巻尺テープ13を収納方向へ付勢しうる付勢部材14と、上記巻尺テープ13が引き出された場合に上記巻尺テープ13の他端部15を保持しうる保持部16と、上記巻尺テープ13の測定値を取得しうる測定値取得手段17と、上記測定値取得手段17により取得した測定値を表示しうるデジタル表示部18とを有するデジタル表示式メジャー10であって、上記測定値取得手段17は、図3に示すように、上記巻尺テープ13の一方の面部19に固定されると共に所定の磁気パターン20が記録された磁気テープ21と、図1に示すような上記磁気パターン20の磁気信号を取得しうる磁気センサー部22と、上記磁気センサー部22により得られた磁気信号を処理する信号処理部(図示せず)とを有し、上記巻尺テープ13を被測定物に巻回して上記巻尺テープ13の他端部15を上記保持部16に保持させた後に上記付勢部材14の付勢力により上記巻尺テープ13を被測定物の周縁に密接させて、上記測定値取得手段17により取得された測定値を上記デジタル表示部18に表示させて巻回された被測定物の周長を測定しうるように構成されている。
また、図1に示すように、上記ケース部11は、被測定物の周縁の一部に密接しうる当接面部23を有し、上記当接面部23は、一方の端部24に上記巻尺テープ13を出し入れしうる出入口部26と、他方の端部25に上記保持部16とを有している。
また、図3に示すような上記巻尺テープ13の他方の面部27は、図4(a1)〜(a3)に示すように、長さ方向全域に亘って目盛り部28を有し、上記目盛り部28には、上記巻尺テープ13を被測定物に巻回して測定した場合に、被測定物の周長を測定しうるように換算された目盛り29が付され、図7(d)に示すように、上記測定値取得手段17により取得された測定値Aと上記目盛り部28による読み取り値Bとが一致するように構成されている。
また、図5に示すように、上記磁気パターン20は、上記磁気テープ21の長さ方向全域に亘って所定の間隔寸法を以ってN極とS極とが交互に磁化されることにより形成され、上記磁気センサー部22は、上記磁気テープ21の移動方向40に沿って2つの磁気センサー30,31を有し、上記2つの磁気センサー30,31は、所定の間隔寸法を以って上記磁気テープ21に対向するように配置されている。
また、上記磁気パターン20は、一方の端部32がN極に磁化されると共に他方の端部33がS極に磁化された同一の長さ寸法を有する複数の微小磁石34により形成され、上記複数の微小磁石34は上記磁気テープ21の長さ方向全域に亘って連続するように配置され、磁化されたN極同士が互いに隣接すると共にS極同士が互いに隣接するように配置されることにより所定の間隔寸法を以ってN極とS極が交互に形成され、上記2つの磁気センサー30,31は、上記磁気テープ21が移動しうる通路部35近傍であって、上記磁気パターン20の磁気信号を取得しうる距離寸法41を以って配置されると共に上記微小磁石34の長さ寸法の半分の間隔寸法42をおいて配置されている。
また、図1に示すように、上記巻尺テープ13を挟んで対向するように構成された光電センサー部36を有し、上記巻尺テープ13は、図4(a1)及び(b1)に示すように、上記光電センサー部36からの光を通過させうる貫通孔37を有し、上記貫通孔37は、上記測定値取得手段17により測定値が取得される前及び取得された後に上記光電センサー部36を通過しうる上記巻尺テープ13の先端部15側に設けられ、上記貫通孔37が図1に示すような上記光電センサー部36を通過した際に、上記測定値取得手段17により取得された測定値をリセットしうるように構成されている。
また、図1に示すように、上記測定値取得手段17により取得された測定値を送信しうる送信部39を有している。
また、被測定物の周縁が所定の厚さ寸法の被覆物に被覆されている場合に、上記測定値取得手段17により取得された測定値から所定の値を減算して上記デジタル表示部18に表示しうる風袋測定機能を有している。
以下に、図面を用いて本実施例について詳細を説明する。
図1に示すように、本実施例に係るデジタル表示式メジャー10は、樹脂素材により形成されたケース部11と、一端部12が上記ケース部11の内部に固定された巻尺テープ13と、上記巻尺テープ13を収納方向へ付勢しうる付勢部材14により上記巻尺テープ13の出し入れを規制しうる出入手段43と、上記巻尺テープ13が引き出された場合に上記巻尺テープ13の他端部15を保持しうる保持部16を有する保持手段44と、上記巻尺テープ13の測定値を取得しうる測定値取得手段17と、上記測定値取得手段17により取得した測定値を表示しうるデジタル表示部18とにより構成されている。
また、上記ケース部11は、図2に示すように、所定の厚さ寸法を有し、平面形状略長方形の異なる大きさの2つの箱体45,46が外表面において連設されることにより形成され、一方の箱体45と、上記一方の箱体45より小さい幅寸法を有する他方の箱体46とが同一の厚さ寸法をもって、夫々の長さ方向端部の中央部で連設されることにより、幅方向中央線に対して左右対称に形成されている。
また、上記ケース部11は、上記デジタル表示部18を外方から視認しうるように上記ケース部11の表面の上方において幅方向に沿って長方形状の表示窓部54を有し、上記表示窓部54の下方近傍には、上記表示窓部54に沿うように所定間隔寸法をおいて、電源スイッチ部55、上記デジタル表示部18を照らしうるライトスイッチ部56、上記デジタル表示部18の測定値表示を所定時間保持すると共に測定値を送信しうる送信スイッチ部57が配置されている。
また、上記ケース部11の上記一方の箱体45の上端部の側面部には、被測定物の周縁の一部に沿うように密接しうるように上記ケース部11の内方側に湾曲した略長方形状の当接面部23が形成されている。
また、上記当接面部23には、長さ方向の一方の端部24に幅方向に沿って幅方向の略半分の寸法をもって上記巻尺テープ13を出し入れしうるように細幅状の出入口部26が形成され、他方の端部25には、上記巻尺テープ13の他端部15を保持しうる保持部16が形成されている。
また、上記当接面部23には、本考案に係るデジタル表示メジャー10を使用しない場合に、上記巻尺テープ13の他端部15を固定しうる収納凹部47が上記当接面部23に沿って設けられている。
また、図1に示すように、上記出入手段43は、上記他方の箱体46の中央部に設けられた中心部48と、上記中心部48を中心に回動しうる上記巻尺テープ13を巻き取りうる円筒状のドラム部49と、上記ドラム部49に一端部12が固定されると共に上記ドラム部49の外周面に沿って巻き取られうる上記巻尺テープ13と、上記ドラム部49の内側に設けられると共に上記巻尺テープ13が収納方向へ引き込まれるように上記ドラム部49を付勢しうる付勢部材14と、上記ドラム部49から引き出された上記巻尺テープ13の上記出入口部26への導出入をガイドする上記ケース部11の厚さ方向に沿って立設されて配置された3つの円筒状のガイドローラ50,51,52と、上記当接面部23の長さ方向の一方の端部24に設けられた上記巻尺テープ13を出し入れしうる細幅状に開設された上記出入口部26とにより構成され、上記出入手段43により上記巻尺テープ13の出し入れが規制されている。
また、上記ガイドローラ50,51,52は、第一のガイドローラ50と第二のガイドローラ51と第三のガイドローラ52とにより構成され、上記第一のガイドローラ50は、上記ケース部11の上記出入口部26側の幅方向端部53であると共に長さ方向略中央部に設けられ、上記巻尺テープ13を上記ケース部11の上記出入口部26側の幅方向端部53側へガイドしうるように配置されている。
また、上記第二のガイドローラ51及び上記第三のガイドローラ52は、細幅状の上記出入口部26から上記巻尺テープ13の導出入をガイドして通過させうるように細幅間隔を以って対向して配置され、かつ、上記ケース部11の上記出入口部26側の幅方向端部であると共に長さ方向上端部に設けられることにより上記巻尺テープ13を上記ケース11の上記出入口部26側の幅方向端部53側へガイドしうるように配置されている。
従って、上記巻尺テープ13を出し入れする場合には、上記3つのガイドローラ50、51,52により、上記巻尺テープ13は、上記ケース部11の上記出入口部26側の幅方向端部53側へガイドされ、上記ケース部11の上記出入口部26側の幅方向端部53に沿って移動して上記出入口部26から導出入される。
また、図1及び2に示すように、上記保持手段44は、上記巻尺テープ13の先端部15に固定された先端凸部38bを有する樹脂素材よりなる保持片部38と、上記当接面部23の長さ方向の他方の端部25に円筒状の保持孔16aが形成された保持部16とにより構成されている。
また、上記保持片部38は、上記巻尺テープ13の先端部15を挟持して固定しうる長方形状の平板部38aと上記平板部38aの先端に形成された円柱状の先端凸部38bとにより形成されている。
また、上記円柱状の先端凸部38bは、上記平板部38aの先端辺部に沿うように上記平板部38aの外側面に形成され、上記平板部38aの外側面側と一方の幅方向端部側に突出するように形成されている。
また、図1に示すように、上記平板部38aの外側面部には、上記巻尺テープ13の先端部15を容易に把持しうるように、図4(a1)に示すように、上記平面部38aの幅方向略全域に沿って6つの突条38cが形成されている。
また、図2に示すように、上記保持部16は、保持孔16aと切り欠き円筒部16bとにより形成され、上記当接面部23の長さ方向の他方の端部25であると共に上記ケース部11の上側面の一方の角部25において、幅方向全域に沿うように上記保持孔16aと上記切り欠き円筒部16bとが長さ方向に連設されることにより全体略円筒形状に形成されている。
また、上記保持孔16aと上記切り欠き円筒部16bとは、夫々、上記当接面部23の幅寸法の半分の長さ寸法に形成され、上記保持孔16aは上記ケース部11の背面側に形成され、上記切り欠き円筒部16bは上記ケース部11の前面側に形成されている。
また、上記保持孔16aは上記先端凸部38bが係合しうる径寸法を有し、上記切り欠き円筒部16bは上記ケース部11の上側面の上記一方の角部25が切り欠かれることにより形成されている。
また、上記切り欠き円筒部16bの切り欠きは、上記角部25において、上記角部25から互いに隣接する上記ケース部11の夫々の側面部に沿って上記保持部16の半径寸法と同一の長さ寸法が切り欠かれることにより形成されている。
そして、上記先端凸部38bが上記保持孔16aに保持された場合に、上記保持辺部38は上記保持孔16aを中心軸として回動可能に軸支され、上記切り欠き円筒部16bの切り欠き端部が上記平板部38aの側面に当接することにより上記保持辺部38の回動が規制され、上記平板部38aの内側面は、被測定体の腹部を測定する場合には、被測定体の腹部に沿うように配置される。
また、図1に示すような上記測定値取得手段17は、図3に示すように、上記巻尺テープ13の一方の面部19に固定されると共に所定の磁気パターン20が記録された磁気テープ21と、上記磁気パターン20の磁気信号を取得しうる図1に示すような磁気センサー部22と、上記磁気センサー部22により得られた磁気信号を処理する信号処理部(図示せず)とを有している。
また、上記巻尺テープ13は、厚さが寸法が0.45mm、幅寸法が12mm、長さ寸法が略160cmのガラス繊維素材からなる布材により形成され、図3に示すような他方の面部27には、図4(a1)〜(a3)に示すように、長さ方向全域に亘って目盛り部28が形成されている。
また、上記目盛り部28には、上記巻尺テープ13を被測定物に巻回して測定した場合に、被測定物の周長を測定しうるように換算された目盛り29が付され、本実施例においては、図1における上記当接面部23の長さ寸法が略10cmであることにより被測定物を測定する場合には上記当接面部23が被測定物に密着することから、上記当接面部23の長さ寸法の10cmを考慮して、図4に示すように、上記巻尺テープ13の目盛り29には、先端部15の開始目盛りを10cmとした全体がシフトした目盛り29が長さ方向全域に亘って付されている。
また、上記巻尺テープ13の目盛り29の51cmの位置には円形状に形成された貫通孔37が設けられている。
また、上記磁気テープ21は、厚さ寸法が0.4mm、幅寸法が11mm、長さ寸法が100cmの磁気シートにより形成されている。
また、上記磁気テープ21は、図4(b1)〜(b3)に示すように、上記巻尺テープ13の目盛り部28の目盛り29の54cmの位置から154cmの位置に亘って、上記巻尺テープ13の一方の面部19に塩化ビニル系接着剤を介して固定されている。
また、上記磁気テープ21には、図5に示すように,所定の磁気パターン20が記録されている。
上記磁気パターン20は、一方の端部32がN極に磁化されると共に他方の端部33がS極に磁化された同一の長さ寸法1mmからなる複数の微小磁石34により形成され、上記複数の微小磁石34は上記磁気テープ21の長さ方向全域に亘って連続するように配置され、磁化されたN極同士が互いに隣接すると共にS極同士が互いに隣接するように配置されることにより1mmの間隔寸法を以ってN極とS極が交互に形成されている。
この磁気パターン20の形成方法は、磁気テープへの磁気記録と原理的に同じであり、レーザー干渉計を用いて距離を精密に測りながら磁石材料を記録ヘッドから正確なピッチで磁化することにより形成されている。その結果、N極及びS極が交互に並んだ微細な磁石の縞模様が形成されて、磁気テープ21には上記磁気パターン20が形成される。
また、上記磁気センサー部22は、図1に示すように、上記ケース部11の上記出入口部26から4cmの距離寸法をおいた内方に配置され、図5に示すように、上記磁気テープ21の移動方向40に沿って2つの磁気センサー30,31を有し、上記2つの磁気センサー30,31は、上記巻尺テープ13に貼り付けられた上記磁気テープ21が移動しうる上記ガイドローラ50,51,52により形成された通路部35近傍であって、上記磁気パターン20の磁気信号を取得しうる距離寸法41を以って配置されると共に上記微小磁石34の長さ寸法の半分の間隔寸法42である0.5mmの間隔をおいて、位置C及び位置Dに配置されている。
このように磁気センサー30,31を配置して上記磁気パターン20の移動を上記磁気センサー30,31で読み取ることにより、上記磁気テープ21の移動距離や移動方向を検出することができる。
また、図1に示すように、上記巻尺テープ13が移動しうる上記ケース部11の出入口部26側の幅方向端部53であって、上記磁気センサー部22の近傍には、上記巻尺テープ13を挟んで対向するように凹形状に形成された光電センサー部36が配置され、上記光電センサー部36は凹部の一方の内側面に発光部を有すると共に上記発光部に対向するように他方の内側面に受光部を有し、上記巻尺テープ13の上記貫通孔37が通過した場合に、発光部から受光部へ光が伝達されるように構成されている。
また、図1に示すように、上記ケース部11の一方の箱体45の他方の幅方向端部58には、上記測定値取得手段17により取得された測定値を送信しうる送信部39が設けられている。
また上記送信部39は、ICにより構成され、IC内部には送信用アンテナが内蔵されている。
また、上記ケース部11の他方の箱体46の他方の幅方向端部58には、上記デジタル表示式メジャー10を駆動しうる乾電池からなる電源部59が配置され、上記電源部59から電源を供給している。
また、上記ケース部11の内部には、制御部(図示せず)が設けられ、上記制御部は、上記電源スイッチ部55、ライトスイッチ部56、送信スイッチ部57が押圧された場合等の制御を行っている。
また、図1に示すように、上記デジタル表示部18は、例えば、着衣のまま人体の腹部を測定する場合に、上記測定値取得手段17により取得された測定値から1.5cmを減算して上記デジタル表示部18に表示しうるように上記制御部により制御され、上記デジタル表示部18の一方の端部60には、シャツ等の厚さにより増加した周長分を減算して表示させる風袋測定モードであることを認識しうる‘<’マーク61を表示しうるように構成されている。
また、図1に示すように、上記デジタル表示部18,上記磁気センサー部22,上記光電センサー部36,上記送信部39,上記電源スイッチ部55,上記ライトスイッチ部56,上記送信スイッチ部57,上記信号処理部(図示せず),及び上記制御部(図示せず)は、長方形状の基板63上に配置され、上記基板63は上記ケース部11の一方の箱体45の内部に載置されて固定されている。
以下、本実施例の作用について説明する。
本実施例に係るデジタル表示式メジャー10を使用して人体の腹囲を測定する場合を例に説明する。
図7に示すように、腹囲を測定する場合には、まず、図1に示すような電源スイッチ部55を押圧して、上記デジタル表示式メジャー10を動作させてデジタル表示部18に腹囲の測定値が表示されるように電源を供給する。
この電源供給時であって測定開始前においては、上記デジタル表示部18には、図1に示すように、50.0cmの値が表示されている。
次に、一方の手でケース部11を把持し、図1に示すような巻尺テープ13がケース部11に収納された状態から上記巻尺テープ13の先端部15を他方の手により把持して上記ケース部11の出入口部26から上記巻尺テープ13を引き出す。
この場合、図1に示すように、引き出された上記巻尺テープ13は付勢部材14により収納方向へ付勢されているので、上記巻尺テープ13は、ケース部11の収納方向へ引き込まれるように付勢されている。
また、本実施に係るデジタルメジャー10は、腹部の周長が50.0cm以上の場合に測定できるように構成されており、当接面部23の長さ寸法が10cmであることから上記先端部15が40.0cm以上引き出された場合に測定を開始する。
即ち、上記デジタル表示部18には、上記先端部15が40.0cmの長さ寸法引き出されるまでは50.0cmが表示され、40.0cmの長さ寸法以上引き出された場合に基点となる50.0cmに移動距離寸法が加算されて表示される。
例えば、上記先端部15が80.0cm引き出された時には上記デジタル表示部18には、測定値としての90.0cmの値が表示される。
そして、図7(a)に示すように、巻尺テープ13を人体のへそのラインに沿うように巻回する。
この場合、上記巻尺テープ13は、従来から一般的に使用されているガラス繊維素材からなる布製の厚さ寸法0.45mmからなるテープにより形成されているので、厚さ寸法が薄く、柔軟性に優れ、寸法安定性に優れており、従来の巻尺と同様に使用することができる。
また、図3に示すように、上記巻尺テープ13の一方の面部19には、磁気テープ21が貼り付けられており、上記磁気テープ21の厚さ寸法が0.4mmであることから、上記巻尺テープ13に上記磁気テープ21を貼り付けて使用する場合であっても、従来の巻尺と同様の使用状態を確保できる。
次に、引き出した上記巻尺テープ13を図2に示すような上記巻尺テープ13の先端部15の先端凸部38bを保持部16の保持孔16aに係合させることにより、上記巻尺テープ13の先端部15を上記保持部16に保持させ、上記巻尺テープ13の先端部15から手を離間させる。
この場合、上記巻尺テープ13の先端部15の先端凸部38bを保持部16の保持孔16aに係合させて保持させることができるので、上記巻尺テープ13の先端部15から手を離間させた場合であっても、上記巻尺テープ13の先端部15の上記保持部16への保持状態が確保される。
また、上記巻尺テープ13の先端部15が上記保持部16に保持され、上記巻尺テープ13は上記付勢部材14により収納方向へ付勢されているので、ケース部11の当接面部23を人体のへそ位置の前方に配置することにより、上記巻尺テープ13の先端部15から手を離間させて一方の手で上記ケース部11を把持した場合であっても、上記付勢部材14の付勢力により、図7(b)に示すように、巻回した上記巻尺テープ13は人体の背部において密着した状態を保持する。
また、図1及び2に示すように、上記先端部15に固定された上記保持片部38の上記先端凸部38bは、上記平板部38aの先端辺部に沿うように上記平板部38aの外側面に形成されることにより上記平板部38aの外側面側と一方の幅方向端部側に突出するように形成され、上記保持部16は円筒状の保持孔16aと上記ケース部11の角部25において切り欠かれることにより形成された切り欠き円筒部16bとにより形成されていることから、上記巻尺テープ13の先端部15を上記保持部16に保持させた場合には、上記保持孔16aに軸支された上記先端凸部38bが回動して上記巻尺テープ13と上記当接面部23とが腹部に沿って密着して配置されるので、図7(d)に示すように、上記先端部15を上記保持部16に保持させることにより、上記巻尺テープ13を腹部に沿うように容易に密着させることができる。
また、上記巻尺テープ13の先端部15を保持部16に保持させることにより上記巻尺テープ13を腹部に密着できるので、測定者が変わった場合であっても、同様の状態で上記巻尺テープ13を画一的に腹部に巻回することができる。
次に、図7(b)に示すような上記ケース部11を被測定体の前方に配置した状態から、図7(c)に示すように、上記ケース部11の当接面部23が腹部中央位置に密接するように、寄せていく。
この場合、図1に示すように、上記巻尺テープ13は付勢部材14により付勢され、収納方向に引き込むように構成されていることから、図7(c)に示すように、上記ケース部11の当接面部23を腹部に寄せていくことにより、上記巻尺テープ13は上記ケース部11内に引き込まれ収納されていく。
このようにして、図7(d)に示すように、上記ケース部11の上記当接面部23を腹部に密着させることにより、測定箇所である腹部の周縁に上記巻尺テープ13と上記当接面部23を容易に密着させることができる。
上記のように腹部に上記巻尺テープ13と上記当接面部23を密着させることにより、図7(d)に示すように、図1に示すような測定値取得手段17により取得された腹囲の周長の測定値Aがデジタル表示部18に表示される。
ここで、送信スイッチ部57を押圧することにより、上記デジタル表示部18に表示された測定値Aの測定表示を3秒間保持して表示した後に上記送信部39により外部へ測定データが送信される。
この場合、上記デジタル表示部18に保持されたデジタル表示である測定値Aを筆記にて記録することができる。
また、図1に示すように、上記送信部39による送信信号を外部受信機器62により受信しうるように構成した場合には、上記のように測定値Aを筆記にて記録する煩雑さが解消され、且つ、測定値Aの誤記録を防止することができ、また、外部受信機器62により受信した測定値Aを記録媒体に記録することにより測定データとして有用に活用することができる。
また、上記巻尺テープ13の他方の面部27には、図4に示すように、先端部15の開始目盛りを10cmとした全体がシフトした目盛り29が長さ方向全域に亘って付されているので、腹囲を測定する場合に、図7(d)に示すように、上記巻尺テープ13に付されている目盛り29を当接面部23の一方の端部24において読み取ることで読み取り値Bを得ることにより、腹囲を測定することができる。
また、図7(d)に示すように、上記巻尺テープ13の目盛り29の読み取り値Bと上記測定値取得手段17により取得された上記デジタル表示部18に表示された測定値Aは一致するように構成されているので、例えば、デジタル表示部18が表示されない等のシステムダウンが生じた場合であっても、上記目盛り部28を読み取ることにより腹囲の周長を測定することができる。
また、シャツや下着を着用したまま測定する場合、本考案に係るデジタルメジャー10は、風袋測定機能を有していることから、シャツ等を着用したままの状態で、腹部の周長を測定することができる。
風袋測定機能とは、例えば、シャツ等を着用して測定する場合に、シャツ等を含めた腹部の周長の測定値からシャツ等の厚さにより増加した周長分を減算して上記デジタル表示部18に表示させる機能である。
この風袋測定機能を有していれば、より正確な腹部の周長を測定することができる。
ここで、風袋測定機能モードを使用する場合には、図1に示す電源スイッチ部55及び送信スイッチ部57を同時に押圧することにより、上記デジタル表示部18の一方の端部60に ‘<’マーク61が表示され、着衣のまま人体の腹部を測定する場合には、上記測定値取得手段17により取得された測定値から、例えば、着衣により増加した分の周長の1.5cmを減算して上記デジタル表示部18に表示させる。
このように風袋測定機能を備えているので、従来のようにデジタルにて測定値を表示できない従来の巻尺テープで測定する場合のように、シャツ等が着用された腹部の周長を測定した後に、その測定値からシャツ等の厚さにより増加した分の周長を減算する作業を行う必要がなく、煩雑さが解消されると共に減算の際に生じる計算の誤りを防止することができる。
ここで、測定した腹囲の周長の測定値を上記デジタル表示部18にデジタルにて表示させる原理について説明する。
図1に示すように、ケース部11から上記巻尺テープ13を引き出した場合、図3に示すように、上記巻尺テープ13の一方の面部19には、図5に示すような所定の磁気パターン20が記録された磁気テープ21が貼り付けられており、上記磁気テープ21が通過する通路35側方には上記磁気パターン20の磁気信号を取得しうる磁気センサー部22が配置されていることから、上記磁気テープ21が移動した場合に、上記磁気パターン20の磁気信号を上記磁気センサー22により取得することができる。
その後、上記磁気センサー22により取得した磁気信号を信号処理部で処理して上記デジタル表示部18に測定値を表示する。
上記磁気テープ21は、図4に示すように、上記巻尺テープ13の目盛り部28の目盛り29の54cmの位置から154cmの位置に亘って、上記巻尺テープ13の一方の面部19に貼り付けられていることから、図1に示すように上記磁気テープ13が引き出された場合に、上記巻尺テープ13の目盛り部28の目盛り29の54cmの位置が上記磁気センサー部22に到達した時点から、上記磁気テープ13に記録された磁気パターン20の磁気信号を上記磁気センサー部22は取得する。
この場合、図7(d)に示すように、上記目盛り29は、上記巻尺テープ13の目盛り29の読み取り値Bと上記測定値取得手段17により取得された上記デジタル表示部18に表示された測定値Aは一致するように付されていることから、当接面部23の一方の端部24に設けられている出入口部26における目盛り29の読み取り値Bとデジタル表示部18に表示される測定値Aは一致することになる。
即ち、図1に示すように、上記目盛り29の54cmの位置が上記磁気センサー部22に到達した時点においては、上記磁気センサー部22は上記出入口部26から4cmの距離寸法をおいた内方に配置されていることから、上記出入口部26における目盛り29の読み取り値Bは50.0cmとなり、上記デジタル表示部18に表示される測定値Aも50.0cmとなる。
そして、上記目盛り29が更に引き出された場合に、上記目盛り29の54cmの位置から上記磁気テープ21が上記巻尺テープ13に貼られていることから、上記磁気テープ21が貼られている上記目盛り29の54cmの位置、即ち、上記出入口部26の読み取り値Bの50cmを基点として上記移動距離を加算して上記デジタル表示部18に測定値として表示する。
また、図5に示すように、上記磁気パターン20の磁気信号を2つの磁気センサー30,31により取得することにより、上記磁気テープ21の移動方向を検出できることから、例えば、上記のように50cmを基点として上記検出された移動方向に応じて移動距離を加算又は減算することにより上記磁気テープ21上の現在の位置を特定し、上記デジタル表示部18に測定値として表示させることができる。
ここで、上記磁気テープ21の移動距離及び移動方向の算出方法についての詳細を説明する。
図6に示すように、図5に示すような磁気センサー30,31がN極の磁気信号を検知した場合にLowレベルの信号を出力し、S極の磁気信号を検知した場合にHighレベルの信号を出力する場合、磁気センサー30の磁気信号の出力信号は、磁気パターン20が1mmの等間隔をもってN極、S極を形成していることから、上記磁気テープ21の移動により、図6(a)に示すように、1mm間隔を以ってHigh、Lowの信号を連続して出力する。
従って、上記Highレベル、Lowレベルの出力信号により上記磁気テープ21の移動距離を1mm毎に検知できる。
一方、図5に示すように、上記2つの磁気センサー30,31は、微小磁石の長さ寸法の半分の間隔寸法距離42である0.5mmの間隔をおいて、位置C及び位置Dに配置されていることから、一方の磁気センサー30が位置Cにおいての信号を検知して出力している際には、位置Dに配置されている他方の磁気センサー31は、図6(b)に示すように、上記一方の磁気センサー30の信号出力に対して0.5mmシフトして信号を出力する。
ここで、図5に示すように、上記一方の磁気センサー30が配置されている位置Cを基準として上記磁気テープ21が移動した場合の上記2つの磁気センサー30,31の出力信号を考察する。
図5に示すように、2つの磁気センサー30,31が0.5mmの間隔をおいて位置C及び位置Dに配置されている場合には、磁気テープ21が移動した場合、上記2つの磁気センサー30,31は、図6に示すように、常にお互いに、0.5mmシフトしたタイミングでHighレベル、Lowレベルの信号を出力している。
そして、図6(a)及び(b)に示すように、例えば、上記一方の磁気センサー30の信号出力が位置C1におけるLowレベル、及び、上記他方の磁気センサー31の信号出力がD1位置におけるLowレベルである場合に、上記磁気テープ21が引き出し方向Eに移動した場合には、位置D1における上記他方の磁気センサー31の信号出力がLowレベルからHighレベルに変位する。この場合の信号レベルの変位を信号処理部により判別して上記磁気テープ21の移動が上記引き出し方向Eへの移動であることを検知する。
また、同様に、上記一方の磁気センサー30の信号出力がC1位置におけるLowレベル、及び、上記他方の磁気センサー31の信号出力がD1位置におけるLowレベルである場合に、上記磁気テープ21が収納方向Fに移動した場合には、位置C1における上記他方の磁気センサー31の信号出力がLowレベルからHighレベルに変位する。この場合の信号レベルの変位を信号処理部により判別して上記磁気テープ21の移動が収納方向Fへの移動であることを検知する。
このように、移動方向を検知できると共に上記磁気テープ21の移動距離を1mm毎に検知できるので、上記磁気テ−プ21の移動前の現在位置に上記磁気テープ21の移動距離を移動方向に応じて加算又は減算することにより、上記磁気テープ21の移動後の位置を算出して、測定値として上記デジタル表示部18に表示することができる。
即ち、本実施例に係るデジタルメジャー10は、測定値50cmを基点として上記検出された移動方向に応じて移動距離を加算又は減算することにより上記磁気テープ21上の現在の位置を特定して上記デジタル表示部18に測定値として表示させることができ、図4に示すように、上記磁気テープ21が目盛り29の54cmの位置から154cmの位置に亘って上記巻尺テープ13に貼り付けられていることから、50cmから150cmまでの被測定物の周長を1mm単位で、より高い精度で測定することができる。
また、上記巻尺テープ13が急速に引き出された場合や、図4に示すように、上記磁気テープ21が上記巻尺テープ13の先端部15側には貼り付けされていないことによる、磁気センサー部22の読み取り誤動作や、読み取り誤差が生じた場合であっても、図4に示すように、上記巻尺テープ13の目盛り29の51cmの位置には円形状に形成された貫通孔37が設けられており、上記貫通孔37が図1に示すような光電センサー部36を通過した際に、直前に測定された測定値はリセットされるので、磁気センサー部17による読み取り誤差等があった場合であっても、新たに測定する場合には必ず直前の測定値はリセットされ、直前の測定値に影響されることなく測定できる。
また、本実施例においては人体の腹囲の周長を測定する場合を例に説明したが、デジタル表示式メジャー10は、人体の腹囲の周長を測定する場合に限定されるものではなく、例えば、他の筒状の被測定物の周長を測定する場合にも使用することができる。
本考案は、被測定物の周長を測定しうるデジタル表示式メジャーに係り、特に、人体の腹囲の周長を測定しうるデジタル表示式メジャーに適用することができる。
本考案に係るデジタル表示式メジャーの一実施の形態を示す平面図である。 本考案に係るデジタル表示式メジャーの一実施の形態を示す斜視図である。 本考案に係るデジタル表示式メジャーの巻尺テープと磁気テープの固定状態の一実施の形態を示す断面図である。 (a1)〜(a3)は本考案に係るデジタル表示式メジャーの巻尺テープの目盛り部を示す平面図であり、(b1)〜(b3)は磁気テープの固定位置を示す平面図である。 本考案に係るデジタル表示式メジャーの磁気パターンと磁気センサーの位置関係を示す概念図である。 本考案に係るデジタル表示式メジャーの磁気センサーにより取得したタイミングチャートを示す図であり、(a)は一方の磁気センサーの信号出力を示す図であり、(b)は他方の磁気センサーの信号出力を示す図である。 (a)〜(d)は、本考案に係るデジタル表示式メジャーを使用して腹囲を測定する場合における測定過程を示す図である。
符号の説明
10 デジタル表示式メジャー
11 ケース部
12 巻尺テープの一端部
13 巻尺テープ
14 付勢部材
15 巻尺テープの他端部(巻尺テープの先端部)
16 保持部
16a 保持孔
16b 切り欠き円筒部
17 測定値取得手段
18 デジタル表示部
19 巻尺テープの一方の面部
20 磁気パターン
21 磁気テープ
22 磁気センサー部
23 当接面部
24 当接面部の一方の端部
25 当接面部の他方の端部
26 出入口部
27 巻尺テープの他方の面部
28 目盛り部
29 目盛り
30 磁気センサー
31 磁気センサー
32 一方の端部
33 他方の端部
34 微小磁石
35 通路部
36 光電センサー部
37 貫通孔
38 保持片部
38a 平板部
38b 先端凸部
38c 突条
39 送信部
40 磁気テープの移動方向
41 距離寸法
42 間隔寸法
43 出入手段
44 保持手段
45 箱体
46 箱体
47 収納凹部
48 中心部
49 ドラム部
50 ガイドローラ
51 ガイドローラ
52 ガイドローラ
53 出入口部側の幅方向端部
54 表示窓部
55 電源スイッチ部
56 ライトスイッチ部
57 送信スイッチ部
58 ケース部の他方の幅方向端部
59 電源部
60 デジタル表示部の一方の端部
61 マーク
62 外部受信機器
63 基板
A 測定値
B 読み取り値
C 磁気センサーの読み取り位置
C1 磁気センサーの読み取り位置
D 磁気センサーの読み取り位置
D1 磁気センサーの読み取り位置
E 引き出し方向
F 収納方向

Claims (8)

  1. ケース部と、一端部が上記ケース部の内部に固定された巻尺テープと、上記巻尺テープを収納方向へ付勢しうる付勢部材と、上記巻尺テープが引き出された場合に上記巻尺テープの他端部を保持しうる保持部と、上記巻尺テープの測定値を取得しうる測定値取得手段と、上記測定値取得手段により取得した測定値を表示しうるデジタル表示部とを有するデジタル表示式メジャーであって、
    上記測定値取得手段は、上記巻尺テープの一方の面部に固定されると共に所定の磁気パターンが記録された磁気テープと、上記磁気パターンの磁気信号を取得しうる磁気センサー部と、上記磁気センサー部により得られた磁気信号を処理する信号処理部とを有し、
    上記巻尺テープを被測定物に巻回して上記巻尺テープの他端部を上記保持部に保持させた後に上記付勢部材の付勢力により上記巻尺テープを被測定物の周縁に密接させて、上記測定値取得手段により取得された測定値を上記デジタル表示部に表示させて巻回された被測定物の周長を測定しうることを特徴とするデジタル表示式メジャー。
  2. 上記ケース部は、被測定物の周縁の一部に密接しうる当接面部を有し、
    上記当接面部は、一方の端部に上記巻尺テープを出し入れしうる出入口部と、他方の端部に上記保持部とを有することを特徴とする請求項1記載のデジタル表示式メジャー。
  3. 上記巻尺テープの他方の面部は、長さ方向全域に亘って目盛り部を有し、
    上記目盛り部には、上記巻尺テープを被測定物に巻回して測定した場合に、被測定物の周長を測定しうるように換算された目盛りが付され、
    上記測定値取得手段により取得された測定値と上記目盛り部による読み取り値とが一致することを特徴とする請求項1又は2記載のデジタル表示式メジャー。
  4. 上記磁気パターンは、上記磁気テープの長さ方向全域に亘って所定の間隔寸法を以ってN極とS極とが交互に磁化されることにより形成され、
    上記磁気センサー部は、上記磁気テープの移動方向に沿って2つの磁気センサーを有し、
    上記2つの磁気センサーは、所定の間隔寸法を以って上記磁気テープに対向するように配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のデジタル表示式メジャー。
  5. 上記磁気パターンは、一方の端部がN極に磁化されると共に他方の端部がS極に磁化された同一の長さ寸法を有する複数の微小磁石により形成され、上記複数の微小磁石は上記磁気テープの長さ方向全域に亘って連続するように配置され、磁化されたN極同士が互いに隣接すると共にS極同士が互いに隣接するように配置されることにより所定の間隔寸法を以ってN極とS極が交互に形成され、
    上記2つの磁気センサーは、上記磁気テープが移動しうる通路部近傍であって、上記磁気パターンの磁気信号を取得しうる距離寸法を以って配置されると共に上記微小磁石の長さ寸法の半分の間隔寸法をおいて配置されていることを特徴とする請求項4項記載のデジタル表示式メジャー。
  6. 上記巻尺テープを挟んで対向するように構成された光電センサー部を有し、
    上記巻尺テープは、上記光電センサー部からの光を通過させうる貫通孔を有し、
    上記貫通孔は、上記測定値取得手段により測定値が取得される前及び取得された後に上記光電センサー部を通過しうる上記巻尺テープの先端部側に設けられ、
    上記貫通孔が上記光電センサー部を通過した際に、上記測定値取得手段により取得された測定値をリセットしうることを特徴とする請求項1〜5項のいずれか1項に記載のデジタル表示式メジャー。
  7. 上記測定値取得手段により取得された測定値を送信しうる送信部を有することを特徴とする請求項1〜6項のいずれか1項に記載のデジタル表示式メジャー。
  8. 被測定物の周縁が所定の厚さ寸法の被覆物に被覆されている場合に、上記測定値取得手段により取得された測定値から所定の値を減算して上記デジタル表示部に表示しうる風袋測定機能を有することを特徴とする請求項1〜7項のいずれか1項に記載のデジタル表示式メジャー。
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