JP3143381B2 - オートスライドドアの駆動装置 - Google Patents

オートスライドドアの駆動装置

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JP3143381B2 JP07309529A JP30952995A JP3143381B2 JP 3143381 B2 JP3143381 B2 JP 3143381B2 JP 07309529 A JP07309529 A JP 07309529A JP 30952995 A JP30952995 A JP 30952995A JP 3143381 B2 JP3143381 B2 JP 3143381B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、オートスライド
ドアの駆動装置に関し、特に、ワンボックスカーなどの
ステップ部分に後付けするのに好適な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、オートスライドドアの駆動装置
として、例えば、実開昭63−127586号公報に記
載のものが知られている。この従来のオートスライドド
アの駆動装置は、モータと、このモータの出力軸に結合
されたウォームギヤと、このウォームギヤに噛合されて
前記出力軸と直交する向きに設けられた駆動軸と、この
駆動軸ならびに後述の伝達機構の被駆動軸と同軸に両軸
の間に介在されて両軸の連結および切断を切り替えるク
ラッチと、前記被駆動軸に入力された駆動力をスライド
ドアに伝達させる伝達機構とを備えており、車体の側面
に開口された開口部に面して床面よりも1段低い位置に
設けられたステップの上に設けられたものであった。す
なわち、このような従来のオートスライドドアの駆動装
置は、車両の製造後に、ステップの上、あるいは下に後
付けされるもので、ステップの上に設置した場合、この
装置を上側からパネルで覆い隠し、このパネルをステッ
プとして用いるようにするのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
の従来のオートスライドドアの駆動装置は、駆動軸、ク
ラッチ、被駆動軸、伝達機構の一部が同軸に設けられ、
さらに、これらの上方位置にモータならびにウォームギ
ヤが設置されていたために、装置の高さ寸法が大きくな
ってしまうもので、このため、装置を覆ってステップと
して用いるパネルの高さが高くなって、乗降性が悪くな
るという問題が生じたり、あるいは、装置をステップの
下に取り付けた場合、車両の地上高が低くなるという問
題が生じていた。ちなみに、前記クラッチは、保守点検
時あるいはその他において手動でスライドドアを開閉す
るために設けられているものである。すなわち、ウォー
ムギヤはギヤ側からの入力では殆ど回転しないため、ス
ライドドアとウォームギヤとが伝達機構を介して連結さ
れている状態ではスライドドアを殆どスライドさせるこ
とができない。そこで、手動でスライドドアを開閉させ
る際には、ウォームギヤ側とスライドドア側との連結を
絶つことができるようにするためにクラッチが必要とな
る。ところで、仮にウォームギヤを使用しない場合には
クラッチを廃止することが可能となる。この場合、モー
タをその出力軸が鉛直方向を向くように配置させること
になるため、高さ寸法が大きくなる。そして、高さ寸法
を抑えるべくできるだけ全長の短いモータを使用する
と、モータの駆動力が小さくなってしまうため高い駆動
力を得るためモータを高回転にし、かつ、その駆動力を
伝達するギヤ機構の減速比を大きくすることになり、こ
の場合、モータ回転やギヤの騒音が大きくなるという問
題が生じる。
【0004】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、寸法は大きくなるが騒音の点で有利な
ように低回転で高トルクのモータの出力軸にウォームギ
ヤを設けるとともに、手動でスライドドアを開閉できる
ようにモータの駆動力の伝達経路の途中にクラッチを有
した構造を採用しながら、装置の高さ寸法を小さくして
乗降性を良好にすることが可能でありかつ地上高を高く
することが可能なオートスライドドアの駆動装置を提供
することを第1の目的としており、さらに、スペース効
率を良好にすることを第2の目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上述の第1の目的を達
成するために請求項1記載の発明では、車体にスライド
可能に支持されたスライドドアに対して、そのスライド
方向に駆動力を伝達可能な駆動伝達部材が設けられ、こ
の駆動伝達部材に駆動力を伝達可能に連結された駆動プ
ーリが軸心を鉛直方向に向けて車体に回転自在に支持さ
れ、この駆動プーリから水平方向に離間した位置に、モ
ータが出力軸ならびにこの出力軸に結合されたウォーム
ギヤを水平方向に向けて設置され、前記モータと駆動プ
ーリとの間に、駆動伝達機構が設けられ、この駆動伝達
機構が、前記モータならびに駆動プーリと水平方向に離
間した位置に軸心を鉛直方向に向けて配設されて駆動力
を伝達可能な状態と不可能な状態とに切り替えるクラッ
チと、このクラッチの駆動入力側に同軸に結合された第
1伝達ギヤと、前記クラッチの駆動出力側に同軸に結合
された第2伝達ギヤと、前記第1伝達ギヤと前記ウォー
ムギヤとの間に介在され、第1伝達ギヤを増速させる関
係に噛合わされている出力ギヤと、前記第2伝達ギヤと
駆動プーリとの間に介在されている減速ギヤと、を備え
ている構成とした。また、第2の目的を達成するために
請求項2記載の発明では、前記駆動伝達部材が、所定の
幅を有して前記駆動プーリに噛合可能に形成されたベル
トで構成され、このベルトが、周状に張設され、このベ
ルトの内周に、前記モータ、クラッチおよび駆動プーリ
が配設されている構成とした。なお、請求項3に記載し
ているように、前記出力ギヤと第1伝達ギヤとの間にア
イドルギヤを介在させてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】 まず、本発明の作用について説
明する。作動を説明すると、クラッチが駆動力を伝達可
能な状態では、モータを駆動させると、その駆動力がウ
ォームギヤから少なくとも出力ギヤを介して第1伝達ギ
ヤに増速して入力され、さらにクラッチを介して第2伝
達ギヤに伝達され、第2伝達ギヤから少なくとも減速ギ
ヤを介して駆動プーリに減速して伝達される。これによ
り駆動プーリが回転すると、駆動伝達部材が作動してス
ライドドアがスライドする。また、クラッチへの駆動力
の入力の際には、増速して入力されるから駆動初期トル
クが大きくなり過ぎるのを抑えることができる。なお、
このようにクラッチが駆動力を伝達可能な状態では、モ
ータが駆動していない時にスライドドアに対してスライ
ド方向に力を加えても、その入力が上記駆動力の伝達経
路を逆に伝わってウォームギヤまで伝達されるため、ス
ライドドアはスライドしない。一方、クラッチが駆動力
を伝達不可能な状態では、伝達機構の途中で入力の伝達
が成されなくなるため、スライドドアに対してスライド
方向に力を加えるとスライドする。この場合、駆動伝達
部材、駆動プーリ、減速ギヤ、第2伝達ギヤ、およびク
ラッチの駆動出力側は、スライドドアに引きずられて一
緒に作動する。
【0007】(実施の形態)以下に、本発明の実施の形
態を図面に基づいて説明する。図5は本発明を適用した
車両を示す斜視図であって、本発明は車両の側面に設け
られたスライドドアSDを自動的に開閉させるオートス
ライドドアの駆動装置に適用されている。前記スライド
ドアSDは、開口部2(図2参照)の上縁に沿って設け
られているアッパガイドレール1a、車両のサイドパネ
ル1pに沿って設けられているセンタガイドレール1
b、ならびに開口部2の下縁に沿って設けられているロ
アガイドレール1cの3本のガイドレール1a〜1cに
前後スライド自在に支持されている。
【0008】図2の断面図に示すように、前記開口部2
の下縁にはサイドシル1dが設けられ、その車内側に
は、車両のフロアパネル1eから1段下がってステップ
パネル1fが設けられている。そして、このステップパ
ネル1fの上方に、本発明の駆動装置Aが設置されてい
る。なお、前記駆動装置Aの上側には、前記ステップパ
ネル1fと平行にカバーパネル1gが設けられ、このカ
バーパネル1gは、成形された樹脂のマット1hで覆わ
れている。また、前記カバーパネル1gは、ステップパ
ネル1fの上に固定された図外のブラケットに支持され
ている。
【0009】次に、本発明の実施の形態の駆動装置Aに
ついて説明する。まず、図3により全体の構成について
説明すると、31は駆動伝達部材としてのベルトであっ
て、このベルト31は、前記スライドドアSDに連結さ
れている駆動アーム4に、ガイドブラケット5を介して
連結され、図示のように、駆動プーリ32と第1ガイド
プーリ33と第2ガイドプーリ34とガイド35とに内
周を支持されて張設されており、また、このベルト31
の内側に図示を省略した歯が形成されており、この歯が
前記駆動プーリ32に形成された歯(図示省略)と噛合
されている。
【0010】この駆動プーリ32は、駆動伝達機構36
を介して伝達されるモータ37の駆動力により回転され
るもので、この駆動伝達機構36の構成を図1の断面図
および図4の平面図により説明する。図示のように、モ
ータ37は軸方向を略水平に向けて設置され、その出力
軸37aにはウォームギヤ38が設けられている。そし
て、このウォームギヤ38と噛合され、出力を伝達する
第1出力ギヤ36kが設けられ、この第1出力ギヤ36
kと同軸に第2出力ギヤ36aが設けられており、両出
力ギヤ(出力ギヤ)36k,36aは、軸方向を鉛直方
向に向けて設置されている。また、この第2出力ギヤ3
6aには、この第2出力ギヤ36aと軸を平行に設置さ
れたアイドルギヤ36bが噛合され、さらにこのアイド
ルギヤ36bには、アイドルギヤ36bと軸を平行に配
置された第1伝達ギヤ36cが噛合されている。そし
て、この第1伝達ギヤ36cの下方位置であって前記モ
ータ37と水平方向で重なる位置には、第1伝達ギヤ3
6cと同軸に電磁クラッチ36dが設けられ、さらに、
この電磁クラッチ36dの下方には、同軸に第2伝達ギ
ヤ36eが設けられている。ちなみに、第2出力ギヤ3
6aと第1伝達ギヤ36cとは、電磁クラッチ36dに
入力されるトルクが所定のトルクとなるように歯数が設
定されているもので、ここでは電磁クラッチ36dへの
入力トルクが大きくなり過ぎないよう増速が成されるよ
うに第2出力ギヤ36aの歯数が多く、第1伝達ギヤ3
6cの歯数が少なく設定されている。また、前記アイド
ルギヤ36bは、上述の増速を行うように各ギヤ36
a,36cを設定しても、モータ37あるいはウォーム
ギヤ38と電磁クラッチ36dなどとが上下方向に重ね
て配設しなくても良いように水平方向に離間して配設可
能にして干渉しないようにすることができかつ、上述の
増速関係を保つことができる直径のものが選択されてい
る。
【0011】前記電磁クラッチ36dは、前記第1伝達
ギヤ36cと一体に回転する駆動部材36fと、前記第
2伝達ギヤ36eと一体に回転する被駆動部材36gと
を備え、電磁駆動部36hに通電時には、駆動部材36
fと被駆動部材36gとが噛合する一方、非通電時には
両者36f,36gが離間した非噛合状態となるように
構成されている。そして、前記第2伝達ギヤ36eに、
前記駆動プーリ32と同軸に設けられて駆動プーリ32
と一体に回転するリダクションギヤ(減速ギヤ)36j
が噛合されている。これらのギヤ36e,36j間で減
速が成されて伝達トルクが高められる。
【0012】なお、以上説明した駆動伝達機構36、モ
ータ37、駆動プーリ32は、ケーシング39に支持さ
れており、このケーシング39ごと前記カバーパネル1
gに組み付けられている。また、図3,4に示すよう
に、上述の駆動プーリ32、モータ37、駆動伝達機構
36は、リダクションギヤ36jの一部を除き、前記ベ
ルト31の内側に納まるように配設されている。
【0013】次に、実施の形態の作用について説明す
る。 (組付手順)本駆動装置Aの組付手順を説明すると、ま
ず、カバーパネル1gに対して本装置Aをボルトナット
などで組み付け、次に、駆動装置Aを組み付けたカバー
パネル1gをステップパネル1fに図外のブラケットを
介して支持固定し、スライドドアSDに組み付けられた
駆動アームに、予め駆動装置Aのベルト31に組み付け
られたガイドブラケット5を固定するという手順で組み
付ける。
【0014】(スライドドア開閉時)モータ37を駆動
させてスライドドアSDを開閉スライドさせる場合に
は、電磁クラッチ36dに通電して締結状態としてお
く。この状態でモータ37を駆動させると、ウォームギ
ヤ38が回転し、これに伴って第1,第2出力ギヤ36
k,36a、アイドルギヤ36b、第1伝達ギヤ36c
が回転する。そして、第1伝達ギヤ36cに入力された
伝達トルクが締結状態の電磁クラッチ36dを介して、
第2伝達ギヤ36eに伝達され、これに噛合したリダク
ションギヤ36jが回転する。そして、このリダクショ
ンギヤ36jと同軸の駆動プーリ32が回転してベルト
31が駆動され、このベルト31に連結されているスラ
イドドアSDがスライドして開閉スライドが成される。
【0015】次に、保守点検などの際に手動でスライド
ドアSDを開閉させる場合には、電磁クラッチ36dへ
の通電を絶って締結を解除させる。この状態でスライド
ドアSDを手動でスライドさせると、これにともないベ
ルト31が動かされ、駆動プーリ32が回転し、さら
に、リダクションギヤ36jならびに第2伝達ギヤ36
eが回転するが、電磁クラッチ36dの締結が解除され
ているため、第2伝達ギヤ36eの回転は第1伝達ギヤ
36cへは伝達が成されず、したがって、ウォームギヤ
38が設けられていてもスライドドアSDを手動により
開閉スライドさせることができる。
【0016】以上説明した実施の形態にあっては、電磁
クラッチ36dを挟んで、その水平方向に駆動プーリ3
2とモータ37とを配置させ、これらを複数のギヤで駆
動伝達するように構成したため、駆動装置Aの上下方向
の寸法を小さくでき、実際のステップとして使用するカ
バーパネル1gの位置を低くして、乗降性を良好にする
ことができるという効果が得られる。また、周状に張設
したベルト31の内側に、駆動装置Aの主要部を配置さ
せたため、装置Aの奥行きを小さく抑えて、スペース効
率に優れているという効果が得られる。さらに、電磁ク
ラッチ36dへの駆動力の入力の際には、一旦増速を行
ってから入力するように構成しているため、駆動初期ト
ルクが大きくなり過ぎるのを抑えることができ、電磁ク
ラッチ36dの噛み合い部分の摩耗を防止できる。
【0017】加えて、第2出力ギヤ36aと第1伝達ギ
ヤ36cとの間にアイドルギヤ36bを介在させたた
め、上述のような増速比が得られるように各ギヤ36
a,36cの寸法を設定しても、ウォームギヤ38なら
びにモータ37を、電磁クラッチ36dなどから所定の
距離だけ離間させてこれらが干渉することのないように
できるという効果が得られる。
【0018】以上、図面により実施の形態について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、実施の形態では、ステップパネル1fの上側とカバ
ーパネル1gとの間に装置を設置したが、ステップパネ
ル1fの下側に設置してもよく、この場合、地上高を高
くできるという効果が得られる。また、駆動プーリ32
の駆動トルクをスライドドアSDに伝達する駆動伝達部
材として、歯が設けられたギヤ付ベルト31を示した
が、チェーンやワイヤなどの他の手段を用いてもよい
し、さらに、実施例ではベルト31を周状に張設した例
を示したが、ワイヤなどの押し引き可能な伝達手段の一
端側をスライドドアに連結させる一方、他端側を駆動プ
ーリに巻き取ったり押し出したりするように構成しても
よい。
【0019】
【発明の効果】 以上説明してきたように請求項1記載
の発明では、クラッチと水平方向に離間した位置にモー
タならびに駆動プーリを配置させて、これらが上下に重
ならないように構成したため、装置の高さ寸法を低く抑
えることができるという効果が得られる。さらに、クラ
ッチへの駆動力の入力の際には、一旦増速を行ってから
入力するように構成しているため、駆動初期トルクが大
きくなり過ぎるのを抑えることができ、クラッチの締結
部分の摩耗を防止できる。
【0020】請求項2記載の発明では、ベルトの内周
に、容積の嵩張るモータ、クラッチ、駆動プーリを配置
しベルトと駆動伝達機構などとを鉛直方向に重ねること
を避けたため、スペース効率が良いという効果が得ら
れ、また、ベルトの幅の分を有効に生かし、同軸に設け
たギヤやクラッチなどを重ならせることになって、これ
によっても装置の高さ寸法を抑えることができるという
効果が得られる。
【0021】請求項3記載の発明では、出力ギヤと第1
伝達ギヤとの間にアイドルギヤを介在させたため、出力
ギヤと第1伝達ギヤとの寸法を、所望の増速比が得られ
るように設定しても、ウォームギヤならびにモータをク
ラッチなどから所定の距離だけ離間させて、これらが相
互に干渉することを避けるため鉛直方向に重ねて、装置
の高さを高くしてしまうことのないようにできるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態のオートスライドドアの駆動
装置を示す断面図である。
【図2】実施の形態の要部の断面図である。
【図3】実施の形態の全体図である。
【図4】実施の形態の要部の平面図である。
【図5】実施の形態を適用した車両の斜視図である。
【符号の説明】
SD スライドドア 31 ベルト(駆動伝達部材) 32 駆動プーリ 36 駆動伝達機構 36a 第2出力ギヤ 36b アイドルギヤ 36c 第1伝達ギヤ 36d 電磁クラッチ 36e 第2伝達ギヤ 36j リダクションギヤ(減速ギヤ) 36k 第1出力ギヤ 37 モータ 38 ウォームギヤ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体にスライド可能に支持されたスライ
    ドドアに対して、そのスライド方向に駆動力を伝達可能
    な駆動伝達部材が設けられ、 この駆動伝達部材に駆動力を伝達可能に連結された駆動
    プーリが軸心を鉛直方向に向けて車体に回転自在に支持
    され、 この駆動プーリから水平方向に離間した位置に、モータ
    が出力軸ならびにこの出力軸に結合されたウォームギヤ
    を水平方向に向けて設置され、 前記モータと駆動プーリとの間に、駆動伝達機構が設け
    られ、 この駆動伝達機構が、前記モータならびに駆動プーリと
    水平方向に離間した位置に軸心を鉛直方向に向けて配設
    されて駆動力を伝達可能な状態と不可能な状態とに切り
    替えるクラッチと、このクラッチの駆動入力側に同軸に
    結合された第1伝達ギヤと、前記クラッチの駆動出力側
    に同軸に結合された第2伝達ギヤと、前記第1伝達ギヤ
    と前記ウォームギヤとの間に介在され、第1伝達ギヤを
    増速させる関係に噛合わされている出力ギヤと、前記第
    2伝達ギヤと駆動プーリとの間に介在されている減速ギ
    ヤと、を備えていることを特徴とするオートスライドド
    アの駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動伝達部材が、所定の幅を有して
    前記駆動プーリに噛合可能に形成されたベルトで構成さ
    れ、 このベルトが、周状に張設され、 このベルトの内周に、前記モータ、クラッチおよび駆動
    プーリが配設されていることを特徴とする請求項1記載
    のオートスライドドアの駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記出力ギヤと第1伝達ギヤとの間に、
    アイドルギヤが介在されていることを特徴とする請求項
    1または2記載のオートスライドドアの駆動装置。
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