JP3143253B2 - 脱着型カーステレオ - Google Patents

脱着型カーステレオ

Info

Publication number
JP3143253B2
JP3143253B2 JP05036671A JP3667193A JP3143253B2 JP 3143253 B2 JP3143253 B2 JP 3143253B2 JP 05036671 A JP05036671 A JP 05036671A JP 3667193 A JP3667193 A JP 3667193A JP 3143253 B2 JP3143253 B2 JP 3143253B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
key
circuit
detachable
front panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05036671A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06247213A (ja
Inventor
静 石村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP05036671A priority Critical patent/JP3143253B2/ja
Publication of JPH06247213A publication Critical patent/JPH06247213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3143253B2 publication Critical patent/JP3143253B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、盗難防止を施した脱着
型カーステレオに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、音響機器の盗難を防止する対策
として、機器を脱着できるようにすることが行われてお
り、使用者は車から離れる際、機器を取り外し車外に持
ち出すことにより盗難を防止するものであった。しか
し、機器本体を取り外していたのでは、機器の大きさか
ら言って不便を感じざるを得ない。そこで、機器の本体
部から操作スイッチや表示装置等のあるフロントパネル
部分を脱着できるようにし、使用者が車から離れる場
合、フロントパネル部101を取り外すことにより音響
機器を使えないようになるので、万が一本体部が盗まれ
たとしても機器を使用することはできなくなる。また、
フロントパネル部は従来の音響機器の大きさから考えて
手頃な大きさであるので、持ち歩く時は便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した車載
用音響装置において、図2のように操作スイッチにキー
マトリクス回路103、表示装置にLCDのような表示
デバイス102が使用されている場合、本体部の制御手
段104とキーマトリクス回路103間の伝送線路の数
は、例えばキーマトリクス回路103が4×8のマトリ
クスである時、12本となり、制御手段104と表示デ
バイス102の間は、表示デバイスのセグメントの数に
より異なってくるが、40〜60本の伝送線路が必要と
なって、伝送線路の数が非常に多くなる。本体部からフ
ロントパネル部を脱着する際は、伝送線路を接続又は非
接続させるためにコネクタを設けるが、コネクタは高価
でありその上伝送線路数が非常に多いのでコスト面で高
くなる。結果的に音響機器のコストを押し上げるという
問題があった。
【0004】一方、制御手段104もフロントパネルの
基板に配置すれば、伝送線路の数を減少させることはで
きる。しかし、制御手段104内にはフェーズ・ロック
・ループ回路(PLL回路)が内蔵されており、フロン
ト・エンド(FE)等のチューナ部は依然本体部に配置
されているため、高周波信号を引き回すことになるので
チューナーの安定な動作を妨げ、不要輻射の発生等の問
題が出ていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点を鑑み
成されたもので、本体部分から脱着可能にフロントパネ
ル内に、キーマトリクス回路と、前記キーマトリクス回
路の操作されたキースイッチに対応するキーデータを予
め定められた間隔のパルス列で出力するデータ送信手段
を備えると共に、前記本体部分内に音響機器の各種機能
を制御する制御手段を備え、前記データ送信手段と前記
制御手段を、前記パルス列を伝達する信号線で接続する
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】上述の手段によれば、キーマトリクス回路でい
ずれかのキーが押された場合データ送信手段は、キーマ
トリクス回路のキーデータにより搬送波を変調し、キー
データに基づいたコードのパルスが出力される。出力さ
れた信号はキーデータ検出手段に供給され、キーデータ
に基づき、“H”レベルまたは“L”レベルから成るシ
リアルデータが取り出され、制御手段に供給される。
【0007】また、制御手段は、表示ドライブ手段に対
して表示手段のセグメントの数に等しいビット数のシリ
アルデータを送信する。表示ドライブ手段はシリアルデ
ータに基づいて表示手段に周波数情報等を表示させる。
よって、制御手段とキーデータ検出手段及び表示ドライ
ブ手段の間の伝送にシリアル伝送方法を用いているの
で、その間の伝送線路の数を大幅に減少することができ
る。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す図である。1
はフロントパネル部であり、このフロントパネル部1に
は、キーマトリクス回路2と、キーマトリクス回路2の
キーデータを送るデータ送信手段3と、データ送信手段
3の出力より搬送波を除去し制御手段7に出力する搬送
波除去回路4と共に、制御手段7から信号が印加される
表示ドライブ手段5と、表示ドライブ手段5の出力に基
づいて表示する表示手段6とが構成されている。
【0009】データ送信手段3は、図3のようなリモコ
ン送信用のICが用いられ、キーマトリクス回路2の出
力を受けるキー入力回路202と、キー入力回路202
の出力を受けて動作を開始する発振回路203と、発振
回路203の発振信号を所定周波数に分周する分周器2
04と、分周器204の出力を受けて動作するデコーダ
205と、デコーダ205の出力に基づいて動作するキ
ー出力タイミング信号発生回路201及びキーデータレ
ジスタ206及びカスタムコードレジスタ207及び出
力回路208により構成されている。ここで、リモコン
送信用ICでは、他の機器との識別を行う必要があるた
め、カスタムコードがカスタムコードレジスタ207に
設定されるが、本実施例の場合、音響機器の本体とパネ
ルの接続を信号線によって行うものであるからカスタム
コードの設定が不要であり、カスタムコードレジスタ2
07には、特にコードを設定しなくとも良い。但し、盗
難防止という点で考えると、音響機器のセット毎にコー
ドを設定しておき、制御手段において、コードの一致を
検出するようにしても良い。また、出力回路208は、
カスタムコードレジスタに設定されたコードと、キーデ
ータレジスタに記憶されたキーデータに基づいて、38
KHzの搬送波を変調し、後述するパルス列でデータの
出力を行う。
【0010】データ送信手段3より出力されるデータの
パルス列は、図4(c)の構成で38KHzの搬送波を
変調して送信される。初めに、これよりデータの送信が
開始されることを示すリーダーコードが送信され、続い
て、カスタムコードが送信され、次に、カスタムコード
に誤りがあるか否か判別のため、カスタムコードの反転
コードが送信され、そして、キーコード、同様にキーコ
ードの反転コードが送信される。例えば、リーダーコー
ド及びカスタムコードは図4(a)のようなパルス列で
表され、リーダーコードでは38KHzの信号が9mS
出力された後、4.5mSの“L”レベルのパルスが続
いている。カスタムコードは8ビットの情報をもつので
8本のパルス列により構成され、パルスの間隔の大きさ
によって“0”か“1”かの情報が決定される。パルス
の立ち上がりエッジから次のパルスの立ち上がりエッジ
の間隔が2.25mSの時“1”の情報を表し、1.1
25mSの時“0”の情報を表すようになっている。図
4において、カスタムコードは「01010100」の
情報をもっている。以下、カスタムコードの反転コー
ド、キーコード、キーコードの反転コードも上述と同様
にパルスの間隔によってそれぞれ情報が表現される。反
転したキーコードの最後にエンドパルスが出力され、デ
ータの送信が終わる。
【0011】次に、動作を詳細に説明する。フロントパ
ネル部において、8本のキー出力タイミング信号線と4
本のキー入力信号線から成り32個のキーを持つキーマ
トリクス回路2のいずれかのキーが押された時、データ
送信手段3内のキー入力回路201により検知され、キ
ー入力回路201の出力に基づいて発振回路203が直
ちに動作を開始する。発振回路203の発振信号は、分
周器204を介すことにより1/12に分周され、38
KHzの搬送波として出力され、また、所定分周数で分
周された信号がデコーダ205に出力される。
【0012】デコーダ205の出力に基づき、キー出力
タイミング信号発生回路201は、キーマトリクス回路
2を信号線Ko0からKo7まで順に走査し、信号線Ko
0が走査された時、信号線Ko0上の4ビットのデータ
が信号線Ki0〜Ki3を介してキー入力回路202に取
り込まれる。このとき、キーデータレジスタ206に信
号線Ko0に周期したデコーダ205のクロック信号に
基づいて、キー入力回路202に取り込まれたキーデー
タが記憶される。このようにして、信号線Ko7まで順
次走査する度にキーデータレジスタ206にキーデータ
が記憶され、走査終了後キーデータレジスタ206に3
2ビットのキーデータに応じた8ビットのデータが記憶
されている。
【0013】走査が終わり次第、出力回路208はキー
データを送信し始める。分周器204の38KHzの搬
送波に基づいて、出力回路208から図4(a)のよう
なリーダーコードが出力される。続いて、カスタムコー
ドレジスタ207から出力回路208にカスタムコード
のデータが印加され、前記カスタムコードのデータは搬
送波を変調し、出力回路208からカスタムコード及び
反転したカスタムコードのパルス列が順に送信される。
次に、キーデータレジスタ206から出力回路208に
キーデータが出力され、前記キーデータは搬送波を変調
し、キーデータ及び反転したキーデータが出力回路20
8から出力される。
【0014】データ送信手段3より出力されるデータ
は、38KHzの周波数の搬送波をキーデータで変調さ
れており、このままではマイコン等で構成された制御手
段7に取り込まれない。そこで、搬送波を除去する必要
があり、シリアルデータは、抵抗R及びコンデンサーC
で構成されるローパスフィルターである搬送波除去手段
4により搬送波が除去され図4(b)のような“H”ま
たは“L”レベルのパルスが取り出される。
【0015】搬送波除去手段4より出力されたシリアル
データは、搬送波除去手段4と制御手段とを結ぶ1本の
信号線を介して、制御手段7に供給される。制御手段7
は搬送波除去手段4のシリアルデータに基づいて、リー
ダーコードを検知しデータの読み込みを開始する。カス
タムコード及びキーデータを読み込みパルス列の間隔に
基づいて“0”また“1”の情報を検出し、カスタムコ
ードが正しければ、キーデータに基づいて各種機能を動
作させる。
【0016】また、表示手段6が動作するために、制御
手段7から表示ドライブ手段5に対して、データ信号用
及び同期信号用及びイネーブル信号用の3本の信号線が
接続されている。データ信号は表示手段6を動作させる
ために十分な情報を持ち、表示手段6がLCDやLED
等のデバイスである場合、デバイスのセグメントの数と
等しいビット数の情報量をもつ。
【0017】制御手段7から表示ドライブ手段5にデー
タが送信される時、イネーブル信号が“H”レベルとな
り、表示ドライブ手段5はデータを取り込む状態とな
る。次に、同期信号が出力されると共に、同期信号に同
期してデータがシリアルに送信される。そして、表示ド
ライブ手段5は、前記データに基づいて、表示手段を駆
動させ、周波数等の情報を表示する。
【0018】
【発明の効果】従って、本発明によれば、本体部とフロ
ントパネル部を接続する信号線を大幅に減少して4本に
することができるので、脱着部分が簡単になり容易に脱
着を行うことができる。信号線の減少、それによる脱着
部分のコネクタの減少、抵抗とコンデンサーで構成され
るローパスフィルター及びリモコン送信用集積回路の使
用によって、コストを下げることができる。また、リモ
コン送信用集積回路のカスタムコードの機能を利用する
ことにより、セット毎にカスタムコードが異なるためフ
ロントパネル部をセットの異なる本体部に付けては使用
できないので盗難を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】従来例を示す図である。
【図3】データ送信手段を示す図である。
【図4】データパルスコードを示す図である。
【符号の説明】
1 フロントパネル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 11/02 H04Q 9/00 301

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部分と、本体部分から脱着可能なフ
    ロントパネルを備える脱着型カーステレオにおいて、 前記フロントパネル内に 、キーマトリクス回路と、前記
    キーマトリクス回路の操作されたキースイッチに対応す
    るキーデータを予め定められた間隔のパルス列で出力す
    リモコン用集積回路から成るデータ送信手段と、前記
    データ送信手段からのパルス列から搬送波信号を除去す
    る搬送波除去回路とを備えると共に、 前記本体部分内に音響機器の各種機能を制御する制御手
    段を備え、前記搬送波除去回路と前記制御手段との間を、前記パル
    ス列を伝達しかつ本体部分及びフロントパネル部分の脱
    着に応じて脱着可能なコネクタを含む 信号線で接続する
    ことを特徴とする脱着型カーステレオ。
  2. 【請求項2】 フロントパネル内に、表示装置と、前記
    表示装置を駆動する表示駆動回路を備え、前記本体部分
    の制御手段から表示データがシリアルに出力されかつ本
    体部分及びフロントパネル部分の脱着に応じて脱着可能
    なコネクタを含む信号線で前記制御手段と表示駆動回路
    が接続されることを特徴とする請求項1記載の脱着型カ
    ーステレオ。
JP05036671A 1993-02-25 1993-02-25 脱着型カーステレオ Expired - Fee Related JP3143253B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05036671A JP3143253B2 (ja) 1993-02-25 1993-02-25 脱着型カーステレオ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05036671A JP3143253B2 (ja) 1993-02-25 1993-02-25 脱着型カーステレオ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06247213A JPH06247213A (ja) 1994-09-06
JP3143253B2 true JP3143253B2 (ja) 2001-03-07

Family

ID=12476324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05036671A Expired - Fee Related JP3143253B2 (ja) 1993-02-25 1993-02-25 脱着型カーステレオ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3143253B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06247213A (ja) 1994-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09233566A (ja) 可変符号学習機能付き訓練可能なトランシーバ
GB2252692A (en) Method and system for access to a paging radio receiver
JPH07255095A (ja) リモート制御送受信装置
JPH0642647B2 (ja) メツセ−ジ情報が受信できる選択呼出受信機
JP3143253B2 (ja) 脱着型カーステレオ
JPH07101548B2 (ja) 車載用オーディオ装置
US5752184A (en) Remote control signal receiving circuit capable of processing a signal from a plurality of kinds of remote control transmitter
JP3402498B2 (ja) 車載用電子機器
JP3084114B2 (ja) カーステレオ
JPS6290134A (ja) テレメ−タ患者監視装置
US6097282A (en) Memory device having the function of detecting the locking or unlocking condition of a remote controller
JP2718475B2 (ja) 学習機能付リモートコントロール装置
JP2823769B2 (ja) 着脱パネル付き電子機器
JP3148058B2 (ja) キーレスエントリーシステム装置
JP3102745B2 (ja) 着脱式キー操作装置、着脱式キー操作装置付電気機器
JP2865569B2 (ja) 車載用音響装置
JPH07284158A (ja) キーレスエントリーシステム
KR100199775B1 (ko) 적외선 리모트 키이를 이용한 전자제어 잠금방법
JP2000132146A (ja) 液晶表示装置の駆動方法
JP2912085B2 (ja) 操作信号の送受信方法
JPH11278331A (ja) 自転車用鎖錠装置
JPS6252511B2 (ja)
JP2002061438A (ja) 車両用キーレスエントリーシステム
KR20000036689A (ko) 차량용 급발진 방지 및 운행 기록 장치
JP2868211B2 (ja) 双方向リモートコントロール装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees