JP3143026B2 - 歯科治療ユニット - Google Patents
歯科治療ユニットInfo
- Publication number
- JP3143026B2 JP3143026B2 JP06242547A JP24254794A JP3143026B2 JP 3143026 B2 JP3143026 B2 JP 3143026B2 JP 06242547 A JP06242547 A JP 06242547A JP 24254794 A JP24254794 A JP 24254794A JP 3143026 B2 JP3143026 B2 JP 3143026B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- patient
- intake port
- ccd camera
- treatment
- mouth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
- A61G15/00—Operating chairs; Dental chairs; Accessories specially adapted therefor, e.g. work stands
- A61G15/14—Dental work stands; Accessories therefor
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
- Endoscopes (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科治療ユニット、よ
り詳細には、治療中の患者の口腔内を容易にモニタする
ことのできるモニタカメラを有する歯科治療ユニットに
関する。
り詳細には、治療中の患者の口腔内を容易にモニタする
ことのできるモニタカメラを有する歯科治療ユニットに
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、本発明が適用される歯科治療ユ
ニットの一例を示す図で、周知のように、歯科ユニット
10は、治療椅子1、ワークテーブル2、スピットン
3、無影灯4等から成り、更に、例えば、給排水ボック
ス5内に各種の制御弁を有し、該制御弁を開閉制御して
例えばスピットン3に排泄される汚物を真空(バキュー
ム)吸引するようにしている。
ニットの一例を示す図で、周知のように、歯科ユニット
10は、治療椅子1、ワークテーブル2、スピットン
3、無影灯4等から成り、更に、例えば、給排水ボック
ス5内に各種の制御弁を有し、該制御弁を開閉制御して
例えばスピットン3に排泄される汚物を真空(バキュー
ム)吸引するようにしている。
【0003】まして、図3中の6は可撓性のバキューム
ホース、7は該バキュームホース6の先端部に設けられ
た吸気口、8は無影灯4用の支柱で、該バキュームホー
ス6の図示しない端部はバキュームポンプに接続されて
いる。前記バキュームホース6は無影灯のアーム或いは
ワークテーブルのアーム等に沿って取り付けられてお
り、治療時、無影灯或いはワークテーブルを患者の近く
に引き寄せた時に、吸気口7も一緒に患者の口腔近くに
引き寄せられる。このバキュームホース6はフレキシブ
ルに構成されており、従って、無影灯アームと一体的に
自在に動き、2重動作を行うことなく、吸気口7を患者
の口元に近づけることができ、これによって、患者の口
元に浮遊する粉塵を効果的に吸引することができるよう
になっている。
ホース、7は該バキュームホース6の先端部に設けられ
た吸気口、8は無影灯4用の支柱で、該バキュームホー
ス6の図示しない端部はバキュームポンプに接続されて
いる。前記バキュームホース6は無影灯のアーム或いは
ワークテーブルのアーム等に沿って取り付けられてお
り、治療時、無影灯或いはワークテーブルを患者の近く
に引き寄せた時に、吸気口7も一緒に患者の口腔近くに
引き寄せられる。このバキュームホース6はフレキシブ
ルに構成されており、従って、無影灯アームと一体的に
自在に動き、2重動作を行うことなく、吸気口7を患者
の口元に近づけることができ、これによって、患者の口
元に浮遊する粉塵を効果的に吸引することができるよう
になっている。
【0004】前記無影灯4は施術中、患者の口腔内を照
明するものであり、この無影灯4は前記治療椅子1の起
倒に追従して移動され、治療椅子1が倒位置に制御され
た時は、該治療椅子1の安頭台9の上部近傍に移動され
て患者の口腔内を照明するが、この時、同時に、吸気口
7も患者の口腔近傍に移動され、歯科治療によって生じ
る切削粉等の塵埃を吸引して排出する。治療椅子1が起
位置に戻される時は、無影灯4は先に所定の位置(患者
に当らない位置)に移動されるようになっている。
明するものであり、この無影灯4は前記治療椅子1の起
倒に追従して移動され、治療椅子1が倒位置に制御され
た時は、該治療椅子1の安頭台9の上部近傍に移動され
て患者の口腔内を照明するが、この時、同時に、吸気口
7も患者の口腔近傍に移動され、歯科治療によって生じ
る切削粉等の塵埃を吸引して排出する。治療椅子1が起
位置に戻される時は、無影灯4は先に所定の位置(患者
に当らない位置)に移動されるようになっている。
【0005】図4は、本発明が適用された歯科治療ユニ
ットの一例を説明するための図で、図中、11は前記吸
気口7と同様の作用をする吸気口、12は該吸気口11
を移動自在に支持するアーム機構、13は該アーム機構
12を給排水ボックス5に回転自在に取り付けるための
取り付け部材で、その他、図3に示した歯科治療ユニッ
トと同様の作用をする部分には、図3の場合と同一の参
照番号が付してある。而して、図4に示した歯科ユニッ
ト10においては、吸気口11用のアーム機構12は、
無影灯用の支持アーム8とは全く関係なく、独立して配
設され、かつ、該アーム機構12が吸気口11から吸引
される汚染空気を排出するためのダクトとしても使用さ
れるようになっている。なお、取り付け部材13の下方
に延長する排気ダクト14の端部は、床下等に配設され
た配管ボックス17等に導かれ、該配管ボックス17内
において、オン・オフ制御される電磁弁に接続され、該
電磁弁を介して図示しないバキュームポンプに導かれて
いる。
ットの一例を説明するための図で、図中、11は前記吸
気口7と同様の作用をする吸気口、12は該吸気口11
を移動自在に支持するアーム機構、13は該アーム機構
12を給排水ボックス5に回転自在に取り付けるための
取り付け部材で、その他、図3に示した歯科治療ユニッ
トと同様の作用をする部分には、図3の場合と同一の参
照番号が付してある。而して、図4に示した歯科ユニッ
ト10においては、吸気口11用のアーム機構12は、
無影灯用の支持アーム8とは全く関係なく、独立して配
設され、かつ、該アーム機構12が吸気口11から吸引
される汚染空気を排出するためのダクトとしても使用さ
れるようになっている。なお、取り付け部材13の下方
に延長する排気ダクト14の端部は、床下等に配設され
た配管ボックス17等に導かれ、該配管ボックス17内
において、オン・オフ制御される電磁弁に接続され、該
電磁弁を介して図示しないバキュームポンプに導かれて
いる。
【0006】吸気口11は、一般的には、治療椅子1を
治療位置(寝位置)に倒した時に患者の口腔近傍に位置
されて使用されるものであり、通常は、患者が治療椅子
1に乗り降りする際等の邪魔にならない位置に待避され
ている。治療椅子1を起倒するには、メモリスイッチを
押すことによって所定の位置に起倒するようにしている
が、この吸気口11も同様にして所定の位置に移動させ
るようにするとよい。しかし、この吸気口11を移動さ
せるのに、吸気口の移動に専用のメモリスイッチを設け
るものとすれば、そのための操作が増え、治療作業の効
率を阻害する。
治療位置(寝位置)に倒した時に患者の口腔近傍に位置
されて使用されるものであり、通常は、患者が治療椅子
1に乗り降りする際等の邪魔にならない位置に待避され
ている。治療椅子1を起倒するには、メモリスイッチを
押すことによって所定の位置に起倒するようにしている
が、この吸気口11も同様にして所定の位置に移動させ
るようにするとよい。しかし、この吸気口11を移動さ
せるのに、吸気口の移動に専用のメモリスイッチを設け
るものとすれば、そのための操作が増え、治療作業の効
率を阻害する。
【0007】そのため、吸気口11の移動を治療椅子1
の移動と関連づけて移動させるようにしている。すなわ
ち、治療椅子1を治療位置に倒すために、メモリスイッ
チを押して、該治療椅子1が所定位置まで倒れると、該
治療椅子1の倒動作の終了に続いて吸気口11が自動的
に移動を開始し、患者の口腔付近の所定位置まで移動し
て停止するようになっている。この場合の所定位置の決
め方は、前記治療椅子1の倒位置を決める時に同時に行
なわれ、例えば、治療椅子1及び吸気口11を患者の身
長、体形等に合わせて所定位置に調整し、その状態でメ
モリ設定スイッチを押すと、倒位置におけるこれら治療
椅子1及び吸気口11の位置が記憶され、以降、治療椅
子1用の倒メモリスイッチを押すと、該治療椅子1の倒
動作に続いて吸気口11が患者の口腔付近の所望位置に
移動される。
の移動と関連づけて移動させるようにしている。すなわ
ち、治療椅子1を治療位置に倒すために、メモリスイッ
チを押して、該治療椅子1が所定位置まで倒れると、該
治療椅子1の倒動作の終了に続いて吸気口11が自動的
に移動を開始し、患者の口腔付近の所定位置まで移動し
て停止するようになっている。この場合の所定位置の決
め方は、前記治療椅子1の倒位置を決める時に同時に行
なわれ、例えば、治療椅子1及び吸気口11を患者の身
長、体形等に合わせて所定位置に調整し、その状態でメ
モリ設定スイッチを押すと、倒位置におけるこれら治療
椅子1及び吸気口11の位置が記憶され、以降、治療椅
子1用の倒メモリスイッチを押すと、該治療椅子1の倒
動作に続いて吸気口11が患者の口腔付近の所望位置に
移動される。
【0008】治療椅子1を起位置(うがい位置)に設定
する時も、同様にして治療椅子1の起位置の設定と同時
に吸気口11の位置も設定されるが、この場合は、治療
椅子1の起メモリスイッチが押された時に、まず、吸気
口11が所望の起位置まで移動され、その後に治療椅子
1が起される。15,16は、吸気口11を支持アーム
12の関節部に設けられたピストン・シリンダーで、こ
れらピストン・シリンダー15,16を作動させること
により、吸気口アーム機構12を矢印A及びB方向に移
動させ、これによって、吸気口11を治療椅子1の移動
に連動して所望の位置へ移動可能にしている。なお、こ
の吸気口11の位置を記憶するには、前記ピストン・シ
リンダー15,16のピストンの移動位置を記憶すれば
よく、この位置を記憶,設定することにより、以降、こ
の位置へ自動的に移動させるようにすることができる。
する時も、同様にして治療椅子1の起位置の設定と同時
に吸気口11の位置も設定されるが、この場合は、治療
椅子1の起メモリスイッチが押された時に、まず、吸気
口11が所望の起位置まで移動され、その後に治療椅子
1が起される。15,16は、吸気口11を支持アーム
12の関節部に設けられたピストン・シリンダーで、こ
れらピストン・シリンダー15,16を作動させること
により、吸気口アーム機構12を矢印A及びB方向に移
動させ、これによって、吸気口11を治療椅子1の移動
に連動して所望の位置へ移動可能にしている。なお、こ
の吸気口11の位置を記憶するには、前記ピストン・シ
リンダー15,16のピストンの移動位置を記憶すれば
よく、この位置を記憶,設定することにより、以降、こ
の位置へ自動的に移動させるようにすることができる。
【0009】吸気口11は、基本的には治療椅子1の起
倒に応じた2位置の間を移動すればよいが、術者が義歯
の加工・調整等を行う時は、手元に引き寄せて使用した
い。そのため、吸気口11のアーム機構12は、支持部
材13に対して矢印C方向に回動自在に取り付けられて
おり、これによって、手動操作にて術者の手元に引き寄
せられるようになっており、加工作業終了後は、手動操
作にて再度患者の口腔付近に戻されるようになってい
る。而して、この場合或いはその他の場合に、吸気口1
1の向きを希望の方向に調整したい場合があるが、その
ような場合を考慮して、吸気口11の取り付け部12a
をフレキシブルチューブ等で構成し、このフレキシブル
チューブ12a部を用いて吸気口11を所望の方向に向
けるようにしたり、吸気口11をユニバーサルジョイン
トを用いてアーム機構(吸気ダクト兼用)12の先端に
取り付けるようにするとよい。
倒に応じた2位置の間を移動すればよいが、術者が義歯
の加工・調整等を行う時は、手元に引き寄せて使用した
い。そのため、吸気口11のアーム機構12は、支持部
材13に対して矢印C方向に回動自在に取り付けられて
おり、これによって、手動操作にて術者の手元に引き寄
せられるようになっており、加工作業終了後は、手動操
作にて再度患者の口腔付近に戻されるようになってい
る。而して、この場合或いはその他の場合に、吸気口1
1の向きを希望の方向に調整したい場合があるが、その
ような場合を考慮して、吸気口11の取り付け部12a
をフレキシブルチューブ等で構成し、このフレキシブル
チューブ12a部を用いて吸気口11を所望の方向に向
けるようにしたり、吸気口11をユニバーサルジョイン
トを用いてアーム機構(吸気ダクト兼用)12の先端に
取り付けるようにするとよい。
【0010】吸気口11は、前述のようにして患者の口
腔付近に位置された後、吸引・排気動作が開始され、歯
科治療中に飛散する汚液,細菌,切削粉等が混入した汚
染空気を吸引・排出し、例えば、黄色葡萄状球菌による
院内感染等を防止するようにしている。
腔付近に位置された後、吸引・排気動作が開始され、歯
科治療中に飛散する汚液,細菌,切削粉等が混入した汚
染空気を吸引・排出し、例えば、黄色葡萄状球菌による
院内感染等を防止するようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一方、最近では、歯科
治療ユニットに一体に、或いは、歯科治療以外の任意所
望の箇所にモニタテレビを設けておき、患者その他の者
に治療中の様子を見せることが提案されているが、その
際、モニタカメラ(CCDカメラ)を取り付ける箇所に
苦慮している。例えば、無影灯と一体的に取り付けるこ
とも考えられるが、無影灯は、一般的には、患者からか
なり離れており、患者の口腔近くまで近づけるようにす
るためには、何らかの格別の手段を講じなければなら
ず、コストが高くついたり、また、モニタカメラが無影
灯からの照明光を防げたり、或いは、モニタカメラが被
撮影箇所(患者の口腔)から遠く離れており、モニタテ
レビに写し出される像が不鮮明である等の不便があっ
た。
治療ユニットに一体に、或いは、歯科治療以外の任意所
望の箇所にモニタテレビを設けておき、患者その他の者
に治療中の様子を見せることが提案されているが、その
際、モニタカメラ(CCDカメラ)を取り付ける箇所に
苦慮している。例えば、無影灯と一体的に取り付けるこ
とも考えられるが、無影灯は、一般的には、患者からか
なり離れており、患者の口腔近くまで近づけるようにす
るためには、何らかの格別の手段を講じなければなら
ず、コストが高くついたり、また、モニタカメラが無影
灯からの照明光を防げたり、或いは、モニタカメラが被
撮影箇所(患者の口腔)から遠く離れており、モニタテ
レビに写し出される像が不鮮明である等の不便があっ
た。
【0012】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、特に、歯科治療ユニットにおけるモニタカ
メラを簡便に取り付けるための手段、或いは、モニタカ
メラを簡単に取り付けることができる歯科治療ユニット
を提供することを目的としてなされたものである。
れたもので、特に、歯科治療ユニットにおけるモニタカ
メラを簡便に取り付けるための手段、或いは、モニタカ
メラを簡単に取り付けることができる歯科治療ユニット
を提供することを目的としてなされたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述課題を解
決するために、患者の口腔近傍に移動可能に配設され、
該患者の口腔から飛散される汚液,細菌,切削粉等を吸
引,排気する吸気口を有する歯科治療ユニットにおい
て、該吸気口にCCDカメラを一体的に有し、かつ、該
CCDカメラが該CCDカメラを任意所望の方向に向
け、かつ、その状態を維持できるような可撓性及び剛性
を有するフレキシブルチューブを介して前記吸気口に取
り付けられ、更に、前記吸気口にヒータを有し、該ヒー
タの電源線を前記CCDカメラ用のフレキシブルチュー
ブ内を通して配設したことを特徴としたものである。
決するために、患者の口腔近傍に移動可能に配設され、
該患者の口腔から飛散される汚液,細菌,切削粉等を吸
引,排気する吸気口を有する歯科治療ユニットにおい
て、該吸気口にCCDカメラを一体的に有し、かつ、該
CCDカメラが該CCDカメラを任意所望の方向に向
け、かつ、その状態を維持できるような可撓性及び剛性
を有するフレキシブルチューブを介して前記吸気口に取
り付けられ、更に、前記吸気口にヒータを有し、該ヒー
タの電源線を前記CCDカメラ用のフレキシブルチュー
ブ内を通して配設したことを特徴としたものである。
【0014】
【作用】患者の口腔付近の汚染空気を吸引,排出する吸
気口に患者の口腔内をモニタするCCDカメラを取り付
け、該患者の治療箇所を容易に、かつ鮮明にモニタテレ
ビに写し出せるようにする。
気口に患者の口腔内をモニタするCCDカメラを取り付
け、該患者の治療箇所を容易に、かつ鮮明にモニタテレ
ビに写し出せるようにする。
【0015】
【実施例】図1は、本発明による歯科治療ユニットの一
実施例を説明するための要部構成図で、図中、11は吸
気口で、該吸気口11は、図3或いは4に関して説明し
たように、患者の口腔付近に浮遊している塵埃を吸引,
排気するものである。而して、本発明は、上述のごとき
吸気口11にCCDカメラ20を取り付けたもので、該
CCDカメラ20は、可撓性があり、かつ、その形状を
維持できる剛性を有するフレキシブルチューブ21を介
して該吸気口11又は吸気ダクト12に着脱自在に固定
されている。22はコネクタで、前述の剛性を有する可
撓性のフレキシブルチューブ21は該コネクタ22によ
り可撓性のチューブ23と接続され、該可撓性のチュー
ブ23は、吸気ダクト12に沿って配設され、図示しな
いモニタテレビに導かれる。
実施例を説明するための要部構成図で、図中、11は吸
気口で、該吸気口11は、図3或いは4に関して説明し
たように、患者の口腔付近に浮遊している塵埃を吸引,
排気するものである。而して、本発明は、上述のごとき
吸気口11にCCDカメラ20を取り付けたもので、該
CCDカメラ20は、可撓性があり、かつ、その形状を
維持できる剛性を有するフレキシブルチューブ21を介
して該吸気口11又は吸気ダクト12に着脱自在に固定
されている。22はコネクタで、前述の剛性を有する可
撓性のフレキシブルチューブ21は該コネクタ22によ
り可撓性のチューブ23と接続され、該可撓性のチュー
ブ23は、吸気ダクト12に沿って配設され、図示しな
いモニタテレビに導かれる。
【0016】CCDカメラ20のコードは、これら可撓
性のチューブ21,23内を通してモニタテレビに導か
れており、該CCDカメラ20によって撮影された像
は、該モニタテレビに写し出されるが、その際、術者は
CCDカメラ20を任意所望の方向へ向けることがで
き、これによって、治療中の患者の口腔内にモニタカメ
ラに写し出し、患者に治療箇所を見せながら治療を行う
ことができる。
性のチューブ21,23内を通してモニタテレビに導か
れており、該CCDカメラ20によって撮影された像
は、該モニタテレビに写し出されるが、その際、術者は
CCDカメラ20を任意所望の方向へ向けることがで
き、これによって、治療中の患者の口腔内にモニタカメ
ラに写し出し、患者に治療箇所を見せながら治療を行う
ことができる。
【0017】可撓性チューブ21,23内には、前述の
ようにCCDカメラ20用のコードが配設されるが、更
に、電線を配設することも可能であり、この電線を介し
てCCDカメラ20の先端に取り付けた電灯25を点灯
するようにすることも可能であり、このようにすると、
口腔内の治療箇所を照明することができ、治療をしやす
くできるばかりでなく、モニタテレビに写し出される画
像をより鮮明なものとすることができる。
ようにCCDカメラ20用のコードが配設されるが、更
に、電線を配設することも可能であり、この電線を介し
てCCDカメラ20の先端に取り付けた電灯25を点灯
するようにすることも可能であり、このようにすると、
口腔内の治療箇所を照明することができ、治療をしやす
くできるばかりでなく、モニタテレビに写し出される画
像をより鮮明なものとすることができる。
【0018】更に、本出願人は、別途、吸気口11に加
熱手段を設けて、該吸気口11に付着した水分を蒸発さ
せて浮遊塵埃と共に吸引,排気することについて提案し
たが、その場合の加熱手段のリード線を前記可撓性のチ
ューブ23内に配設し、コネクタ22部において、コネ
クタ取り付け具24内を通して吸気口11内に導き、該
吸気口11内に設けられている加熱ヒータに接続するよ
うにすることもできる。なお、加熱ヒータが吸気口11
の外部に着脱自在に装着するようになっている場合に
は、前記リード線をコネクタ部22より外部に導出して
前記加熱ヒータに接続するようにすればよい。
熱手段を設けて、該吸気口11に付着した水分を蒸発さ
せて浮遊塵埃と共に吸引,排気することについて提案し
たが、その場合の加熱手段のリード線を前記可撓性のチ
ューブ23内に配設し、コネクタ22部において、コネ
クタ取り付け具24内を通して吸気口11内に導き、該
吸気口11内に設けられている加熱ヒータに接続するよ
うにすることもできる。なお、加熱ヒータが吸気口11
の外部に着脱自在に装着するようになっている場合に
は、前記リード線をコネクタ部22より外部に導出して
前記加熱ヒータに接続するようにすればよい。
【0019】図2は、前記加熱ヒータを吸気口11の外
部に着脱自在に装着するようにした場合の例を示す図
で、図中、30は加熱ヒータで、該加熱ヒータ30に
は、周知のように、抵抗線が平面状に配設されており、
該可熱ヒータ30が加熱されると、吸気口11に付着し
た水分が、該加熱ヒータ30により蒸発され、該吸気口
11の近傍に浮遊している塵埃とともに吸引,排出さ
れ、吸気口11から水滴が垂れ落ちるようなことがなく
なり、衛生的であり、しかも、患者に不愉快な思いをさ
せないで済む。なお、図2において、31は前記加熱ヒ
ータ30と可撓性チューブ23に配設されているリード
線32を接続するためのコネクタである。
部に着脱自在に装着するようにした場合の例を示す図
で、図中、30は加熱ヒータで、該加熱ヒータ30に
は、周知のように、抵抗線が平面状に配設されており、
該可熱ヒータ30が加熱されると、吸気口11に付着し
た水分が、該加熱ヒータ30により蒸発され、該吸気口
11の近傍に浮遊している塵埃とともに吸引,排出さ
れ、吸気口11から水滴が垂れ落ちるようなことがなく
なり、衛生的であり、しかも、患者に不愉快な思いをさ
せないで済む。なお、図2において、31は前記加熱ヒ
ータ30と可撓性チューブ23に配設されているリード
線32を接続するためのコネクタである。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、CCDカメラを既設の吸気口を利用して容易
に患者の口腔近傍に近づけることができ、患者に口腔内
の治療箇所を見せながら治療を行うことができ、しか
も、CCDカメラと一体に光源を設けておくときは、よ
り小さな光源で、つまり、患者に不愉快な思いをさせる
ことなく、より鮮明な像をモニタカメラに写し出すこと
ができる。更には、CCDカメラのコードを配設する可
撓性のチューブ内に、吸気口を加熱するヒータの電源線
を配設することができ、該ヒータ用電源線の配設が楽に
なる等の利点がある。
によると、CCDカメラを既設の吸気口を利用して容易
に患者の口腔近傍に近づけることができ、患者に口腔内
の治療箇所を見せながら治療を行うことができ、しか
も、CCDカメラと一体に光源を設けておくときは、よ
り小さな光源で、つまり、患者に不愉快な思いをさせる
ことなく、より鮮明な像をモニタカメラに写し出すこと
ができる。更には、CCDカメラのコードを配設する可
撓性のチューブ内に、吸気口を加熱するヒータの電源線
を配設することができ、該ヒータ用電源線の配設が楽に
なる等の利点がある。
【図1】 本発明による歯科ユニットの吸気口部の詳細
を示す図である。
を示す図である。
【図2】 本発明による歯科ユニットの吸気口部に加熱
ヒータを取り付けた場合の例を示す図である。
ヒータを取り付けた場合の例を示す図である。
【図3】 本発明が適用される歯科治療ユニットの一例
を説明するための全体構成図である。
を説明するための全体構成図である。
【図4】 本発明が適用される歯科治療ユニットの他の
例を説明するための全体構成図である。
例を説明するための全体構成図である。
11…吸気口、12…吸気ダクト、20…CCDカメ
ラ、21,23…フレキシブルチューブ、22…コネク
タ、24…取り付け具、25…電灯、30…ヒータ、3
1…コネクタ、32…電源線。
ラ、21,23…フレキシブルチューブ、22…コネク
タ、24…取り付け具、25…電灯、30…ヒータ、3
1…コネクタ、32…電源線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32
Claims (1)
- 【請求項1】 患者の口腔近傍に移動可能に配設され、
該患者の口腔から飛散される汚液,細菌,切削粉等を吸
引,排気する吸気口を有する歯科治療ユニットにおい
て、該吸気口にCCDカメラを一体的に有し、かつ、該
CCDカメラが該CCDカメラを任意所望の方向に向
け、かつ、その状態を維持できるような可撓性及び剛性
を有するフレキシブルチューブを介して前記吸気口に取
り付けられ、更に、前記吸気口にヒータを有し、該ヒー
タの電源線を前記CCDカメラ用のフレキシブルチュー
ブ内を通して配設したことを特徴とする歯科治療ユニッ
ト。
Priority Applications (1)
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