JP3142606B2 - オートサンプラーの流路洗浄方法及びオートサンプラー - Google Patents
オートサンプラーの流路洗浄方法及びオートサンプラーInfo
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- JP3142606B2 JP3142606B2 JP03210384A JP21038491A JP3142606B2 JP 3142606 B2 JP3142606 B2 JP 3142606B2 JP 03210384 A JP03210384 A JP 03210384A JP 21038491 A JP21038491 A JP 21038491A JP 3142606 B2 JP3142606 B2 JP 3142606B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はHPLC用のオートサン
プラーに用いられ、試料液が流通する流路を洗浄する方
法の改良に関する。
プラーに用いられ、試料液が流通する流路を洗浄する方
法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来のオートサンプラーの測定装
置の構成例を一例を示している。同図に基づいてその動
作原理を簡単に説明する。まず、6個のポートA〜Fを
備えた六方弁1は、試料導入ルートと試料導出ルートと
を切り替えるためのものであり、実線で示す流路と破線
で示す流路のいずれか一方が選択的に導通される。この
実線で示す流路を導通させた状態で、試料吸入管2を下
降移動させて、その先端に設けられたニードル3を試料
瓶4内に充填された試料液5内に挿入する。次いで、計
量シリンジ6のピストンをひいて、ニードル3から試料
液5を所定量吸引する。
置の構成例を一例を示している。同図に基づいてその動
作原理を簡単に説明する。まず、6個のポートA〜Fを
備えた六方弁1は、試料導入ルートと試料導出ルートと
を切り替えるためのものであり、実線で示す流路と破線
で示す流路のいずれか一方が選択的に導通される。この
実線で示す流路を導通させた状態で、試料吸入管2を下
降移動させて、その先端に設けられたニードル3を試料
瓶4内に充填された試料液5内に挿入する。次いで、計
量シリンジ6のピストンをひいて、ニードル3から試料
液5を所定量吸引する。
【0003】次いで、六方弁1の流路を切り替えて破線
に示す状態とする。この状態で計量シリンジ6のピスト
ンを押して所定量だけサンプルループ7内に試料液を注
入する。
に示す状態とする。この状態で計量シリンジ6のピスト
ンを押して所定量だけサンプルループ7内に試料液を注
入する。
【0004】その後、再び六方弁1の流路を切り替え
て、元の実線に示す状態にする。そして、ポンプ8によ
って貯槽9内の溶離液10がサンプルループ内の試料を
カラム11へ送出する。試料はカラム11内で各成分に
分離され検出器12で検知される。
て、元の実線に示す状態にする。そして、ポンプ8によ
って貯槽9内の溶離液10がサンプルループ内の試料を
カラム11へ送出する。試料はカラム11内で各成分に
分離され検出器12で検知される。
【0005】そして、一回の測定が終了したなら、次回
の測定に備えて各流路内の洗浄を行う。ここでまず上記
の試料液5の押し出しの際に溶離液10が通過した流路
内はその溶離液10で洗浄される。しかし、溶離液10
の通過しない経路、すなわち、ニードル3並びに試料液
吸入管2等は溶離液10では洗浄されない。そこで従来
は、三方弁13の流路を切り替えて破線に示す状態と
し、その状態で計量シリンジ6のピストンを引いて計量
シリンジ6内に洗浄液貯槽14内に充填された洗浄液1
5を吸入させた後、三方弁13の流路を切り替えて元の
実線の状態に戻す。そして、ピストンを押すことにより
計量シリンジ6内の洗浄液15を試料液吸入管2を介し
てニードル3側へ供給し、そのニードル3より外部へ吐
出させる。すなわち、上記の試料液の吸入と逆方向に洗
浄液15を流すことになる。これにより試料液注入管2
並びにニードル3等の内部が洗浄される。
の測定に備えて各流路内の洗浄を行う。ここでまず上記
の試料液5の押し出しの際に溶離液10が通過した流路
内はその溶離液10で洗浄される。しかし、溶離液10
の通過しない経路、すなわち、ニードル3並びに試料液
吸入管2等は溶離液10では洗浄されない。そこで従来
は、三方弁13の流路を切り替えて破線に示す状態と
し、その状態で計量シリンジ6のピストンを引いて計量
シリンジ6内に洗浄液貯槽14内に充填された洗浄液1
5を吸入させた後、三方弁13の流路を切り替えて元の
実線の状態に戻す。そして、ピストンを押すことにより
計量シリンジ6内の洗浄液15を試料液吸入管2を介し
てニードル3側へ供給し、そのニードル3より外部へ吐
出させる。すなわち、上記の試料液の吸入と逆方向に洗
浄液15を流すことになる。これにより試料液注入管2
並びにニードル3等の内部が洗浄される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の洗浄方法では、以下に示す問題がある。すなわ
ち、ニードル3は試料液吸入時にその先端を試料液5内
に挿入させているため、ニードル3の外側表面にも試料
液5が付着している。したがって、かかる試料液5の洗
浄も行わなければならない。しかし従来の洗浄方法では
洗浄液15を試料液吸入管2内を通過させているという
ように専らその内部流路の洗浄に主目的をおいており、
係るニードル3の外側表面を充分に洗浄することはでき
ない。
た従来の洗浄方法では、以下に示す問題がある。すなわ
ち、ニードル3は試料液吸入時にその先端を試料液5内
に挿入させているため、ニードル3の外側表面にも試料
液5が付着している。したがって、かかる試料液5の洗
浄も行わなければならない。しかし従来の洗浄方法では
洗浄液15を試料液吸入管2内を通過させているという
ように専らその内部流路の洗浄に主目的をおいており、
係るニードル3の外側表面を充分に洗浄することはでき
ない。
【0007】また、上記試料液5が生体サンプル、特に
血清及び尿等の場合には、その試料液5中の蛋白質及び
脂質が試料液吸入管2等の各流路を形成するテフロン
(登録商標)に吸着する。そして、それら吸着した蛋白
質等を除去するためには、アルカリ,酸,有機溶媒各種
による洗浄が必要となる。しかし、上記した従来の装置
では、単一の洗浄液貯槽14しか有していないため、洗
浄時にニードル3側へ供給できる洗浄液15は一種類と
なる。したがって、測定する試料液5の種類に応じて、
上記3種類の洗浄液のうち最も洗浄効果のあがる一種を
選択し使用していたため、充分な洗浄効果が発揮し得な
いおそれがある。すなわち、仮にアルカリ性の洗浄液を
用いた場合には、酸性や有機溶媒の洗浄液で落ちる物質
が除去できずに流路内壁面に付着したままになるおそれ
がある。
血清及び尿等の場合には、その試料液5中の蛋白質及び
脂質が試料液吸入管2等の各流路を形成するテフロン
(登録商標)に吸着する。そして、それら吸着した蛋白
質等を除去するためには、アルカリ,酸,有機溶媒各種
による洗浄が必要となる。しかし、上記した従来の装置
では、単一の洗浄液貯槽14しか有していないため、洗
浄時にニードル3側へ供給できる洗浄液15は一種類と
なる。したがって、測定する試料液5の種類に応じて、
上記3種類の洗浄液のうち最も洗浄効果のあがる一種を
選択し使用していたため、充分な洗浄効果が発揮し得な
いおそれがある。すなわち、仮にアルカリ性の洗浄液を
用いた場合には、酸性や有機溶媒の洗浄液で落ちる物質
が除去できずに流路内壁面に付着したままになるおそれ
がある。
【0008】本発明は上記した背景に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、ニードルの外側表面
や、試料液の流れる内部流路等を確実に洗浄することに
より、正確な測定を行うことができ、しかも汚染の発生
を抑制するオートサンプラーの流路洗浄方法及びオート
サンプラーを提供することにある。
ので、その目的とするところは、ニードルの外側表面
や、試料液の流れる内部流路等を確実に洗浄することに
より、正確な測定を行うことができ、しかも汚染の発生
を抑制するオートサンプラーの流路洗浄方法及びオート
サンプラーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るオートサンプラーの流路洗浄方法
では、試料液吸入管の先端に設けられた試料液を吸入し
たニードルを洗浄液内に挿入し、試料液の吸入と略同一
作業によりその洗浄液を前記ニードルを介して前記試料
液吸入管内に吸引し、次いで、、前記ニードルを、排出
口を備えた洗浄ポートに挿入し、その状態で前記吸引方
向と逆方向に前記洗浄液を流通させてその洗浄液を前記
ニードルより外部の前記洗浄ポート内に吐出し、前記吐
出された前記洗浄液は、吸引処理によって、前記排出口
から強制的に廃棄するようにした(請求項1)。また、
好ましくは異なる複数の洗浄液を用意し、前記ニードル
をその複数の洗浄液内に順次挿入するとともにその洗浄
液を吸引し、吐出することである(請求項2)。
ために、本発明に係るオートサンプラーの流路洗浄方法
では、試料液吸入管の先端に設けられた試料液を吸入し
たニードルを洗浄液内に挿入し、試料液の吸入と略同一
作業によりその洗浄液を前記ニードルを介して前記試料
液吸入管内に吸引し、次いで、、前記ニードルを、排出
口を備えた洗浄ポートに挿入し、その状態で前記吸引方
向と逆方向に前記洗浄液を流通させてその洗浄液を前記
ニードルより外部の前記洗浄ポート内に吐出し、前記吐
出された前記洗浄液は、吸引処理によって、前記排出口
から強制的に廃棄するようにした(請求項1)。また、
好ましくは異なる複数の洗浄液を用意し、前記ニードル
をその複数の洗浄液内に順次挿入するとともにその洗浄
液を吸引し、吐出することである(請求項2)。
【0010】そして、上記方法を実施するためのオート
サンプラーとしては、先端にニードルが取り付けられた
試料液吸入管と、前記ニードルを介して吸入するための
試料を貯留する試料瓶と、前記ニードルを介して吸入さ
れた試料液を、カラムに供給する経路を備えたオートサ
ンプラーにおいて、洗浄液を貯留するための洗浄瓶と、
排出口を備えた洗浄ポートと、前記排出口に接続された
吸引手段とを備え、前記洗浄瓶内に貯留された前記洗浄
液を試料液を吸入した前記ニードルを介して一旦吸入
後、前記ニードルの先端を前記洗浄ポート内に移動させ
るとともにその吸入した前記洗浄液を前記ニードルから
前記洗浄ポート内に排出可能とし、かつ、前記吸引手段
にて前記ニードルから前記洗浄ポートに吐出された前記
洗浄液を吸引し、強制的に廃棄可能に構成することがで
きる(請求項3)。
サンプラーとしては、先端にニードルが取り付けられた
試料液吸入管と、前記ニードルを介して吸入するための
試料を貯留する試料瓶と、前記ニードルを介して吸入さ
れた試料液を、カラムに供給する経路を備えたオートサ
ンプラーにおいて、洗浄液を貯留するための洗浄瓶と、
排出口を備えた洗浄ポートと、前記排出口に接続された
吸引手段とを備え、前記洗浄瓶内に貯留された前記洗浄
液を試料液を吸入した前記ニードルを介して一旦吸入
後、前記ニードルの先端を前記洗浄ポート内に移動させ
るとともにその吸入した前記洗浄液を前記ニードルから
前記洗浄ポート内に排出可能とし、かつ、前記吸引手段
にて前記ニードルから前記洗浄ポートに吐出された前記
洗浄液を吸引し、強制的に廃棄可能に構成することがで
きる(請求項3)。
【0011】
【作用】ニードルを洗浄液内に直接挿入させることによ
り、そのニードルの外側表面が洗浄液に触れ、測定時に
その外側表面に付着した試料液の洗浄が行われる。そし
て、その状態のままニードルを介して試料液吸入管内に
洗浄液を吸引し、次いで、その吸引した洗浄液を逆流さ
せて外部に吐出させると、試料液吸入管の内部流路の洗
浄が行われる。
り、そのニードルの外側表面が洗浄液に触れ、測定時に
その外側表面に付着した試料液の洗浄が行われる。そし
て、その状態のままニードルを介して試料液吸入管内に
洗浄液を吸引し、次いで、その吸引した洗浄液を逆流さ
せて外部に吐出させると、試料液吸入管の内部流路の洗
浄が行われる。
【0012】そして、この洗浄液の吸入は、通常の測定
時における試料液の吸入工程と同一の作業で行うことが
できるので、特殊な機構は不要であり、例えばニードル
を異なる種類の洗浄液内に順次挿入することにより複数
種の洗浄液を用いて流路の洗浄を行うことができる。
時における試料液の吸入工程と同一の作業で行うことが
できるので、特殊な機構は不要であり、例えばニードル
を異なる種類の洗浄液内に順次挿入することにより複数
種の洗浄液を用いて流路の洗浄を行うことができる。
【0013】
【実施例】以下本発明に係るオートサンプラーの流路洗
浄方法及びオートサンプラーの好適な実施例を添付図面
を参照にして詳述する。図1は本発明の第1実施例を実
施するに適した装置の一例を示している。同図に示すよ
うに、測定系の基本構成は上記した従来のものと略同一
構成を採っている。すなわち、六方弁20を適宜切替え
ることにより、試料瓶21内の試料液22を試料液吸入
管23を介して一旦サンプルループ24内に貯留させた
後、ポンプ25によって貯槽26内の溶離液27をサン
プルループ24側に供給することにより、上記一旦貯留
されていた試料液22をカラム28ひいては検出器29
に供給するようにしている。
浄方法及びオートサンプラーの好適な実施例を添付図面
を参照にして詳述する。図1は本発明の第1実施例を実
施するに適した装置の一例を示している。同図に示すよ
うに、測定系の基本構成は上記した従来のものと略同一
構成を採っている。すなわち、六方弁20を適宜切替え
ることにより、試料瓶21内の試料液22を試料液吸入
管23を介して一旦サンプルループ24内に貯留させた
後、ポンプ25によって貯槽26内の溶離液27をサン
プルループ24側に供給することにより、上記一旦貯留
されていた試料液22をカラム28ひいては検出器29
に供給するようにしている。
【0014】そして、第1の洗浄液30が充填されてい
る洗浄液貯槽32内に洗浄液吸入管33の下端吸入口3
3aを挿入配置し、その洗浄液吸入管33の他方端部を
三方弁34の第1のポートaに連結する。一方、この三
方弁34の第2のポートbは、計量シリンジ35に連繋
されており、図中破線で示す如く、三方弁34の第1,
第2のポートa,bが連通された状態で計量シリンジ3
5のピストン35aを引くことにより、第1の洗浄液3
0が計量シリンジ35内に吸引される。
る洗浄液貯槽32内に洗浄液吸入管33の下端吸入口3
3aを挿入配置し、その洗浄液吸入管33の他方端部を
三方弁34の第1のポートaに連結する。一方、この三
方弁34の第2のポートbは、計量シリンジ35に連繋
されており、図中破線で示す如く、三方弁34の第1,
第2のポートa,bが連通された状態で計量シリンジ3
5のピストン35aを引くことにより、第1の洗浄液3
0が計量シリンジ35内に吸引される。
【0015】また、三方弁34の第3のポートcは、試
料液吸引管23を介して六方弁20のポートFに接続さ
れており、従来と同様試料液22の吸引や、試料液吸引
管23並びに試料液吸引管23の先端に装着されたニー
ドル37の内側流路の洗浄に寄与される。
料液吸引管23を介して六方弁20のポートFに接続さ
れており、従来と同様試料液22の吸引や、試料液吸引
管23並びに試料液吸引管23の先端に装着されたニー
ドル37の内側流路の洗浄に寄与される。
【0016】さらにまた、試料瓶21側、すなわちニー
ドル37側には、ニードル37から吐出される第1の洗
浄液30を受けるための有底円筒状の洗浄ポート39が
配設されている。そして本例ではその洗浄ポート39の
底部に排水口39aを設け、その排水口39aにドレイ
ン管40の一端を接続すると共に、ドレイン管40の他
端を洗浄液溜めタンク41に連通させる。そして、その
洗浄液溜めタンク41は、バキュームポンプ42に連繋
させている。
ドル37側には、ニードル37から吐出される第1の洗
浄液30を受けるための有底円筒状の洗浄ポート39が
配設されている。そして本例ではその洗浄ポート39の
底部に排水口39aを設け、その排水口39aにドレイ
ン管40の一端を接続すると共に、ドレイン管40の他
端を洗浄液溜めタンク41に連通させる。そして、その
洗浄液溜めタンク41は、バキュームポンプ42に連繋
させている。
【0017】さらに試料瓶21の近傍に、第2の洗浄液
44が充填された洗浄瓶45が設けられている。この第
2の洗浄液44は、上記した第1の洗浄液30と同一の
ものでも良く、或いは成分の異なるものでも良く、必要
に応じて任意に設定される。また、洗浄瓶45は、本例
では1個設けているが、複数個設けても良く、さらに、
試料液と同様にサンプル瓶(試料瓶)を洗浄瓶として使
用するようにしてもよい。
44が充填された洗浄瓶45が設けられている。この第
2の洗浄液44は、上記した第1の洗浄液30と同一の
ものでも良く、或いは成分の異なるものでも良く、必要
に応じて任意に設定される。また、洗浄瓶45は、本例
では1個設けているが、複数個設けても良く、さらに、
試料液と同様にサンプル瓶(試料瓶)を洗浄瓶として使
用するようにしてもよい。
【0018】上記構成の装置を用いて、本発明の第1実
施例に係る流路の洗浄方法について説明する。今、通常
の試料液22の測定が終了したとする。すると、ニード
ル37を所定方向に移動させて、そのニードル37の先
端を洗浄ポート39内に挿入配置させる。そして、三方
弁34を図示の破線で示すように第1のポートaと第2
のポートbとが連通する状態にした後、計量シリンジ3
5のピストン35aを所定量引くことにより計量シリン
ジ35内に第1の洗浄液30を所定量吸入する。
施例に係る流路の洗浄方法について説明する。今、通常
の試料液22の測定が終了したとする。すると、ニード
ル37を所定方向に移動させて、そのニードル37の先
端を洗浄ポート39内に挿入配置させる。そして、三方
弁34を図示の破線で示すように第1のポートaと第2
のポートbとが連通する状態にした後、計量シリンジ3
5のピストン35aを所定量引くことにより計量シリン
ジ35内に第1の洗浄液30を所定量吸入する。
【0019】次いで、三方弁34の流路を切り替え、第
2のポートbと第3のポートcとが連通する状態にす
る。この状態で、計量シリンジ35のピストン35aを
押すことにより、計量シリンジ35内に吸入された第1
の洗浄液30は、試料液吸入管23,六方弁20のポー
トA,F間並びにニードル37を通ってニードル37の
下端より洗浄ポート39内に向けて吐出される。これに
より各内側流路の洗浄が行われる。また、本例では、こ
のニードル37から第1の洗浄液30が吐出されている
間、バキュームポンプ42を作動させて吸引し、洗浄ポ
ート39内に吐出された第1の洗浄液30を常時排水口
39a,ドレイン管40を介して洗浄液溜めタンク42
側に送り、洗浄ポート39内にはその使用済みの第1の
洗浄液30が溜まらないようにし、使用済み洗浄液のニ
ードル37の外側表面への再付着を防止しているが、必
ずしも動作させる必要はない。
2のポートbと第3のポートcとが連通する状態にす
る。この状態で、計量シリンジ35のピストン35aを
押すことにより、計量シリンジ35内に吸入された第1
の洗浄液30は、試料液吸入管23,六方弁20のポー
トA,F間並びにニードル37を通ってニードル37の
下端より洗浄ポート39内に向けて吐出される。これに
より各内側流路の洗浄が行われる。また、本例では、こ
のニードル37から第1の洗浄液30が吐出されている
間、バキュームポンプ42を作動させて吸引し、洗浄ポ
ート39内に吐出された第1の洗浄液30を常時排水口
39a,ドレイン管40を介して洗浄液溜めタンク42
側に送り、洗浄ポート39内にはその使用済みの第1の
洗浄液30が溜まらないようにし、使用済み洗浄液のニ
ードル37の外側表面への再付着を防止しているが、必
ずしも動作させる必要はない。
【0020】このようにして通常の流路の洗浄が終了し
たなら、本発明に係る洗浄のステップに移る。すなわ
ち、まず図2(A)に示すようにニードル37を洗浄瓶
45内に充填されている第2の洗浄液44(本例では第
1の洗浄液30と同一組成)内に挿入するとともに、三
方弁34を図1中実線で示すように第2,第3のポート
b,c間を連通状態とする。この状態で計量シリンジ3
5のピストン35aを引くことにより、所定量の第2の
洗浄液44を試料液吸入管23内に吸入する。
たなら、本発明に係る洗浄のステップに移る。すなわ
ち、まず図2(A)に示すようにニードル37を洗浄瓶
45内に充填されている第2の洗浄液44(本例では第
1の洗浄液30と同一組成)内に挿入するとともに、三
方弁34を図1中実線で示すように第2,第3のポート
b,c間を連通状態とする。この状態で計量シリンジ3
5のピストン35aを引くことにより、所定量の第2の
洗浄液44を試料液吸入管23内に吸入する。
【0021】そして、ニードル37の第2の洗浄液44
内への挿入にともない、ニードル37の外側表面が第2
の洗浄液44に触れることになり、その外側表面に付着
した試料液が洗浄される。尚、好ましくは上記第2の洗
浄液44を吸引する前、より具体的にはニードル37が
第2の洗浄液44内に挿入する前に計量シリンジ35の
ピストン35aを引くことにより、少量の空気を吸引さ
せておくことである。
内への挿入にともない、ニードル37の外側表面が第2
の洗浄液44に触れることになり、その外側表面に付着
した試料液が洗浄される。尚、好ましくは上記第2の洗
浄液44を吸引する前、より具体的にはニードル37が
第2の洗浄液44内に挿入する前に計量シリンジ35の
ピストン35aを引くことにより、少量の空気を吸引さ
せておくことである。
【0022】次いで、ニードル37を上昇移動させ、そ
の下端を第2の洗浄液44の液面より離反させ、この状
態でさらに計量シリンジ35のピストン35aを引くこ
とにより少量の空気を吸い込む(同図(B)参照)。そ
して、ニードル37を移動させて洗浄ポート39内に位
置させる。この状態で計量シリンジ35のピストン35
aを押すことにより一旦吸引した第2の洗浄液44をニ
ードル37より排出ポート39に向けて吐出させ(同図
(C)参照)、内側流路の洗浄が終了する。そして、こ
の吐出された第2の洗浄液44は、上記第1の洗浄液3
0と同様に外部へ排出される。
の下端を第2の洗浄液44の液面より離反させ、この状
態でさらに計量シリンジ35のピストン35aを引くこ
とにより少量の空気を吸い込む(同図(B)参照)。そ
して、ニードル37を移動させて洗浄ポート39内に位
置させる。この状態で計量シリンジ35のピストン35
aを押すことにより一旦吸引した第2の洗浄液44をニ
ードル37より排出ポート39に向けて吐出させ(同図
(C)参照)、内側流路の洗浄が終了する。そして、こ
の吐出された第2の洗浄液44は、上記第1の洗浄液3
0と同様に外部へ排出される。
【0023】そして、上記洗浄が終了したなら、バキュ
ームポンプ42を停止すると共に、ニードル37を上昇
させ洗浄ポート39より離反させる。上述したごとく本
例では洗浄ポート39内に使用済みの各洗浄液30,4
4が貯留していないため、ニードル37の上昇移動の際
に、ニードル37の外側表面に洗浄液が再付着するよう
なことはない。
ームポンプ42を停止すると共に、ニードル37を上昇
させ洗浄ポート39より離反させる。上述したごとく本
例では洗浄ポート39内に使用済みの各洗浄液30,4
4が貯留していないため、ニードル37の上昇移動の際
に、ニードル37の外側表面に洗浄液が再付着するよう
なことはない。
【0024】尚、必要に応じて上記のニードル37から
の吸引による洗浄処理を複数回繰り返して行うようにし
ても良く、かかる場合にはより洗浄効果が上がる。ま
た、本実施例のように、通常の洗浄処理と併用する場合
には、本発明に係るニードル37からの吸引による洗浄
処理は、測定の都度行わずに一定間隔毎、或いはランダ
ム的に行うようにしても良い。さらに、上記実施例で
は、通常の洗浄をした後に本発明に係る洗浄を行うよう
にしたが、この順番は逆でも良い。
の吸引による洗浄処理を複数回繰り返して行うようにし
ても良く、かかる場合にはより洗浄効果が上がる。ま
た、本実施例のように、通常の洗浄処理と併用する場合
には、本発明に係るニードル37からの吸引による洗浄
処理は、測定の都度行わずに一定間隔毎、或いはランダ
ム的に行うようにしても良い。さらに、上記実施例で
は、通常の洗浄をした後に本発明に係る洗浄を行うよう
にしたが、この順番は逆でも良い。
【0025】さらには、バキュームポンプ42の作動タ
イミングは、上述した実施例の如く各洗浄液30,44
をニードルより噴射する前から行う必要はなく、ニード
ル37に対するすべての洗浄工程が終了し、ニードル3
7を上昇移動させるより前に作動させ、洗浄ポート39
内の洗浄液を排出できれば良いが、好ましくは、洗浄ポ
ート39内に使用済みの洗浄液が溜まり、ニードル37
の下端に使用済みの洗浄液が接触する前にバキュームポ
ンプ42を作動させることである。
イミングは、上述した実施例の如く各洗浄液30,44
をニードルより噴射する前から行う必要はなく、ニード
ル37に対するすべての洗浄工程が終了し、ニードル3
7を上昇移動させるより前に作動させ、洗浄ポート39
内の洗浄液を排出できれば良いが、好ましくは、洗浄ポ
ート39内に使用済みの洗浄液が溜まり、ニードル37
の下端に使用済みの洗浄液が接触する前にバキュームポ
ンプ42を作動させることである。
【0026】図3は本発明の第2実施例の作業工程の要
部を示している。本例でもニードル37を第2の洗浄液
44内に挿入すると共に吸引し、次いでニードル37を
上昇移動させた後少量の空気を吸引する工程は、上記第
1実施例と同様である。そして、係る空気を吸引した後
の試料液吸入管23並びに六方弁20内の状態を示すと
図3(A)に示すようになっている。すなわち、黒塗り
して示す第2の洗浄液44は、六方弁20のポートFと
計量シリンジ35とを結ぶ試料液吸入管23の中央部位
まで位置している。尚、図中符合47は、第2の洗浄液
44の吸引前に吸引した空気である。
部を示している。本例でもニードル37を第2の洗浄液
44内に挿入すると共に吸引し、次いでニードル37を
上昇移動させた後少量の空気を吸引する工程は、上記第
1実施例と同様である。そして、係る空気を吸引した後
の試料液吸入管23並びに六方弁20内の状態を示すと
図3(A)に示すようになっている。すなわち、黒塗り
して示す第2の洗浄液44は、六方弁20のポートFと
計量シリンジ35とを結ぶ試料液吸入管23の中央部位
まで位置している。尚、図中符合47は、第2の洗浄液
44の吸引前に吸引した空気である。
【0027】この状態で、計量シリンジ35のピストン
35aを所定量だけ押す。この押す量は、前工程で引い
た量よりも少なくしてる。すると、同図(B)に示すよ
うに、所定量だけ第2の洗浄液44が押し戻される。但
し、図示省略するがこの状態においても第2の洗浄液4
4の吸引後に吸引した空気により、ニードル37の先端
より第2の洗浄液44がもれ出ることはない。
35aを所定量だけ押す。この押す量は、前工程で引い
た量よりも少なくしてる。すると、同図(B)に示すよ
うに、所定量だけ第2の洗浄液44が押し戻される。但
し、図示省略するがこの状態においても第2の洗浄液4
4の吸引後に吸引した空気により、ニードル37の先端
より第2の洗浄液44がもれ出ることはない。
【0028】そして、上記ピストン35aを所定回数だ
け押し・引き操作することにより、図3(A)と(B)
の状態を繰り返す。これにより、第2の洗浄液44が試
料液吸入管23内を往復移動することになり、より洗浄
効果が増す。
け押し・引き操作することにより、図3(A)と(B)
の状態を繰り返す。これにより、第2の洗浄液44が試
料液吸入管23内を往復移動することになり、より洗浄
効果が増す。
【0029】その後、ニードル37を洗浄ポート39側
へ移動し、ピストン35aを大きく押し込むことにより
吸入した第2の洗浄液44を排出する。その他の構成並
びに作用効果は上記した第1実施例と同様であるのでそ
の説明を省略する。
へ移動し、ピストン35aを大きく押し込むことにより
吸入した第2の洗浄液44を排出する。その他の構成並
びに作用効果は上記した第1実施例と同様であるのでそ
の説明を省略する。
【0030】尚、上記した各実施例では、いずれもニー
ドル37を介して吸引する洗浄液は一種類のものについ
て説明したが、本発明はこれに限ることはなく、複数の
洗浄瓶を用意し、各洗浄瓶内に異なる種類、例えばアル
カリ性,酸性,有機溶媒等の洗浄液を充填しておき、所
望の洗浄液に対して、上記の洗浄作業を行うようにして
も良い。係る構成にすることにより、例えば生体サンプ
ル(血清など)のように複数種の洗浄液を用いないと完
全に洗浄することができないような試料液に対しても確
実に洗浄処理を行うことができる。
ドル37を介して吸引する洗浄液は一種類のものについ
て説明したが、本発明はこれに限ることはなく、複数の
洗浄瓶を用意し、各洗浄瓶内に異なる種類、例えばアル
カリ性,酸性,有機溶媒等の洗浄液を充填しておき、所
望の洗浄液に対して、上記の洗浄作業を行うようにして
も良い。係る構成にすることにより、例えば生体サンプ
ル(血清など)のように複数種の洗浄液を用いないと完
全に洗浄することができないような試料液に対しても確
実に洗浄処理を行うことができる。
【0031】そして、係る複数種、特に2種類の洗浄液
が必要な場合には、上記のように複数の洗浄瓶を用意す
ることなく、通常の洗浄を行う洗浄液貯槽内に一方の洗
浄液を充填しておき、洗浄瓶内に他方の洗浄液を充填す
ることにより同様の効果を得ることができる。
が必要な場合には、上記のように複数の洗浄瓶を用意す
ることなく、通常の洗浄を行う洗浄液貯槽内に一方の洗
浄液を充填しておき、洗浄瓶内に他方の洗浄液を充填す
ることにより同様の効果を得ることができる。
【0032】尚また、上記した各実施例ではいずれも通
常の洗浄方法に加えて本発明の洗浄方法を実施する例に
ついて説明したが、本発明に係る洗浄方法のみで流路等
の洗浄を行うようにしても良い。係る場合には、三方弁
並びに洗浄液貯槽が不要となり、計量シリンジを六方弁
の一のポートに直接接続することができ、本発明方法を
実施するための装置の簡略化が図れる。
常の洗浄方法に加えて本発明の洗浄方法を実施する例に
ついて説明したが、本発明に係る洗浄方法のみで流路等
の洗浄を行うようにしても良い。係る場合には、三方弁
並びに洗浄液貯槽が不要となり、計量シリンジを六方弁
の一のポートに直接接続することができ、本発明方法を
実施するための装置の簡略化が図れる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るオートサン
プラーの流路洗浄方法では、ニードルを直接洗浄液内に
挿入するため、ニードルの外側表面が洗浄液に接触し、
これによりその外側表面を洗浄することができる。そし
てその状態のままニードルを介して試料液吸入管内に洗
浄液を吸引し、次いで、その吸引した洗浄液を逆流させ
て外部に吐出させるため、試料液吸入管の内部流路の洗
浄も行うことができる。すなわち、本発明では、洗浄作
業を通常の測定時における試料液の吸入工程と同一の作
業で行えることができるので、特殊な装置・機構は不要
で従来の装置をそのまま使用することができるという効
果も奏する。
プラーの流路洗浄方法では、ニードルを直接洗浄液内に
挿入するため、ニードルの外側表面が洗浄液に接触し、
これによりその外側表面を洗浄することができる。そし
てその状態のままニードルを介して試料液吸入管内に洗
浄液を吸引し、次いで、その吸引した洗浄液を逆流させ
て外部に吐出させるため、試料液吸入管の内部流路の洗
浄も行うことができる。すなわち、本発明では、洗浄作
業を通常の測定時における試料液の吸入工程と同一の作
業で行えることができるので、特殊な装置・機構は不要
で従来の装置をそのまま使用することができるという効
果も奏する。
【0034】しかも、例えばニードルを異なる種類の洗
浄液内に順次挿入することにより複数種の洗浄液を用い
て流路の洗浄を行うことができ、より確実に流路を洗浄
することができる。したがって、例えば血清や尿等の複
数種の洗浄液を用いなければ完全に洗浄を行うことがで
きない試料液の測定後であっても確実に洗浄処理を行う
ことができる。その結果、係る血清及び尿等の中の蛋白
質及び脂質が試料液吸入管等の各流路を形成するテフロ
ン(登録商標)に吸着することがないため、流路内の容
積(断面積)は常に一定に保たれるとともに、測定対象
の試料液と前回行った試料液とが混在したりすることも
なく、正確な測定を行うことができる。さらに、異なる
洗浄液の必要な試料液に対しても連続して測定を行うこ
とができ、作業効率が向上する。
浄液内に順次挿入することにより複数種の洗浄液を用い
て流路の洗浄を行うことができ、より確実に流路を洗浄
することができる。したがって、例えば血清や尿等の複
数種の洗浄液を用いなければ完全に洗浄を行うことがで
きない試料液の測定後であっても確実に洗浄処理を行う
ことができる。その結果、係る血清及び尿等の中の蛋白
質及び脂質が試料液吸入管等の各流路を形成するテフロ
ン(登録商標)に吸着することがないため、流路内の容
積(断面積)は常に一定に保たれるとともに、測定対象
の試料液と前回行った試料液とが混在したりすることも
なく、正確な測定を行うことができる。さらに、異なる
洗浄液の必要な試料液に対しても連続して測定を行うこ
とができ、作業効率が向上する。
【図1】本発明に係るオートサンプラーの流路洗浄方法
の第1実施例を実施するに適した装置の一例を示す構成
図である。
の第1実施例を実施するに適した装置の一例を示す構成
図である。
【図2】第1実施例の作用を説明するための図である。
【図3】本発明に係るオートサンプラーの流路洗浄方法
の第2実施例の工程の要部を示す図である。
の第2実施例の工程の要部を示す図である。
【図4】従来例を示す構成図である。
22 試料液 23 試料液吸入管 37 ニードル 44 第2の洗浄液(洗浄液)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−158464(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 30/24 G01N 1/00
Claims (3)
- 【請求項1】 試料液吸入管の先端に設けられた試料液
を吸入したニードルを洗浄液内に挿入し、試料液の吸入
と略同一作業によりその洗浄液を前記ニードルを介して
前記試料液吸入管内に吸引し、 次いで、前記ニードルを、排出口を備えた洗浄ポートに
挿入し、その状態で前記吸引方向と逆方向に前記洗浄液
を流通させてその洗浄液を前記ニードルより外部の前記
洗浄ポート内に吐出し、 前記吐出された前記洗浄液は、吸引処理によって、前記
排出口から強制的に廃棄する ことを特徴とするオートサ
ンプラーの流路洗浄方法。 - 【請求項2】 異なる複数の洗浄液を用意し、前記ニー
ドルをその複数の洗浄液内に順次挿入するとともにその
洗浄液を吸引し、吐出することを特徴とする請求項1に
記載のオートサンプラーの流路洗浄方法。 - 【請求項3】 先端にニードルが取り付けられた試料液
吸入管と、 前記ニードルを介して吸入するための試料液を貯留する
試料瓶と、 前記ニードルを介して吸入された試料液を、カラムに供
給する経路を備えたオートサンプラーにおいて、 洗浄液を貯留するための洗浄瓶と、排出口を備えた洗浄
ポートと、前記排出口に接続された吸引手段とを備え、 前記洗浄瓶内に貯留された前記洗浄液を試料液を吸入し
た前記ニードルを介して一旦吸入後、前記ニードルの先
端を前記洗浄ポート内に移動させるとともにその吸入し
た前記洗浄液を前記ニードルから前記洗浄ポート内に排
出可能とし、かつ、前記吸引手段にて前記ニードルから
前記洗浄ポートに吐出された前記洗浄液を吸引し、強制
的に廃棄可能としたことを特徴とするオートサンプラ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03210384A JP3142606B2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | オートサンプラーの流路洗浄方法及びオートサンプラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03210384A JP3142606B2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | オートサンプラーの流路洗浄方法及びオートサンプラー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0534328A JPH0534328A (ja) | 1993-02-09 |
JP3142606B2 true JP3142606B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=16588451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03210384A Expired - Fee Related JP3142606B2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | オートサンプラーの流路洗浄方法及びオートサンプラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3142606B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7597851B2 (en) * | 2003-03-05 | 2009-10-06 | Shimadzu Corporation | Automatic sampler and method for rinsing needle of the same |
WO2010026742A1 (ja) | 2008-09-02 | 2010-03-11 | ジーエルサイエンス株式会社 | 液体クロマトグラフ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5509087B2 (ja) * | 2008-10-03 | 2014-06-04 | アークレイ株式会社 | 分析装置およびその制御方法 |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP03210384A patent/JP3142606B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7597851B2 (en) * | 2003-03-05 | 2009-10-06 | Shimadzu Corporation | Automatic sampler and method for rinsing needle of the same |
WO2010026742A1 (ja) | 2008-09-02 | 2010-03-11 | ジーエルサイエンス株式会社 | 液体クロマトグラフ |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0534328A (ja) | 1993-02-09 |
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Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000613 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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