JP3142397B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JP3142397B2
JP3142397B2 JP04283735A JP28373592A JP3142397B2 JP 3142397 B2 JP3142397 B2 JP 3142397B2 JP 04283735 A JP04283735 A JP 04283735A JP 28373592 A JP28373592 A JP 28373592A JP 3142397 B2 JP3142397 B2 JP 3142397B2
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Japan
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mounting table
base
wafer
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plasma processing
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尚志 堀
光朗 湊
晃 植原
達生 脇
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Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体ウェハやガラス基
板等の被処理物表面に形成した被膜のエッチング等に用
いるプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハ等にエッチング処理やCV
D処理を行なうプラズマ処理装置の一般的な構造は特開
平3−170684号公報に示されるように、基台に形
成した開口に下方からウェハ載置テーブルを臨ませると
ともに、開口の周囲にチャンバーを被せるようにし、ウ
ェハ載置テーブルが上昇して開口内に挿入された状態で
ウェハ載置テーブルと基台との間は気密にシールされる
構造とされ、更にチャンバー内を真空にするための排気
通路は基台に横方向に穿設されている。
【0003】ところで、エッチング処理等には従来から
フロン系ガスが反応ガスとして用いられているが、フロ
ン系ガスは環境問題からその使用が制限される傾向にあ
る。このフロン系ガスに代わるガスとして塩素系ガスが
注目されている。この塩素系ガスは−60℃程度の低温
で最適なエッチング特性を発揮することが知られてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、基台を内側部と外側部に分け、基台内側部には
被処理物載置テーブルを取り付け、基台外側部にはプラ
ズマ処理空間を画成するチャンバー若しくはチャンバー
載置台を取り付け、基台内側部と外側部とは複数の柱部
にて連結され、被処理物載置テーブルの外側とチャンバ
ー若しくはチャンバー載置台の内側に形成される柱部以
外の空間を全て下方への排気通路とするとともに、前記
複数の柱部のうちの少なくとも1つの柱部を介して外部
から基台内側部へ必要な部材を挿入するようにした。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明に係るプラズマ処理装置は、基台内側部と外側部と
は複数の柱部にて連結され、前記被処理物(以下単にウ
ェハという)載置テーブルの外側とチャンバー若しくは
チャンバー載置台載置台の内側に形成される柱部以外の
空間を下方への排気通路とした。
【0006】
【作用】ウェハ載置テーブルの外側には排気通路が存在
しており、この排気通路内は真空(減圧)状態にあるの
で、外部の温度がウェハ載置テーブル及びテーブル上の
ウェハに伝達されない。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係るプラズマ処理装
置を組み込んだ処理システムの全体平面図、図2は同プ
ラズマ処理装置の縦断面図、図3は同プラズマ処理装置
の要部拡大縦断面図、図4は図3とは異なる位置から見
たプラズマ処理装置の要部拡大縦断面図、図5はチャン
バー載置台を外した状態での図3のAーA線断面図、図
6はチャンバー載置台を外した状態での図3のBーB線
断面図である。
【0008】プラズマ処理システムは中央にウェハの搬
入及び搬出を行なうハンドリングステーション1を設置
している。このハンドリングステーション1は平面視で
五角形をなし、このハンドリングステーション1の2つ
の側面にはロードロック機構2を介してウェハカセット
収納部3を付設し、別の2つの側面には同じくロードロ
ック機構4を介して本発明に係るプラズマ処理装置10
を付設している。
【0009】また、ハンドリングステーション1内部に
は回動及び伸縮動可能なウェハ移載アーム5を設け、ウ
ェハカセット収納部3内のウェハWを1枚づつ位置決め
してプラズマ処理装置10内に搬入するとともに、処理
が済んだウェハWを自動的にウェハカセット収納部3内
に戻すようにしている。
【0010】プラズマ処理装置10は基台11を基台内
側部12と基台外側部13に分け、これら基台内側部1
2と基台外側部13とを4ヶ所の柱部14で連結し、基
台内側部12上にはウェハ載置テーブル15を取り付
け、基台外側部13上にはチャンバー載置台16を取り
付け、このチャンバー載置台16上に合成石英からなる
チャンバー17を固着している。尚、チャンバー載置台
16を設けず直接チャンバー17を基台外側部13上に
取り付けてもよい。尚、基台内側部12,基台外側部1
3及び柱部14は断熱セラミックスなどの断熱材を使用
することが好ましい。
【0011】ウェハ載置テーブル15外側とチャンバー
載置台16の内側間には隙間が全周に亘って形成され、
この隙間を下方への排気通路18とし、また、前記基台
内側部12と基台外側部13との間の柱部14以外の隙
間も下方への排気通路19とし、この排気通路19を基
台11の下面に取り付けたロアブロック20に形成した
ロート状排気通路21に連続している。
【0012】また、排気通路21内にはロータリアクチ
ュエータ22にて開閉操作されるバタフライ弁23を設
け、更に、ロアブロック20の下面には真空引き用のタ
ーボ分子ポンプ24を取り付け、チャンバー17内のガ
スを垂直に吸引するようにしている。尚、ターボ分子ポ
ンプ24はロアブロック20の側面に取り付け、排気通
路を下部において横に曲げてもよい。
【0013】一方、前記柱部14には冷媒の導入管2
5、冷媒の排出管26及びウェハ載置テーブル15に高
周波を印加する電極27を挿入している。冷媒の導入管
25から導入された冷媒はポート28を通ってウェハ載
置テーブル15内の冷却通路29内に導入され、ウェハ
載置テーブル15上のウェハWを冷却した後、ポート2
8及び排出管26を通って外部に排出される。
【0014】また、基台11内にはシリンダユニット3
0を設け、このシリンダユニット30のロッド31上端
に四方に放射状に伸びるアーム32を固着し、このアー
ム32にウェハWのクランパ33を取り付けている。ク
ランパ33は円筒部34をウェハ載置テーブル15の外
周面に摺接するように配設し、この円筒部34の上端部
に内方に突出する環状部35を一体的に設け、この環状
部35の内端下面にウェハ押え部36を形成し、更に環
状部35の下面から内方に向かってウェハWの下面周縁
を支持するフック状の支持部37を複数個設けている。
尚、ウェハ載置テーブル15の上面にはクランパ33が
下降した際に前記支持部37が入り込む凹部38を形成
している。
【0015】以上においてウェハW表面にエッチング処
理を施すには、冷媒の導入管25から冷媒をウェハ載置
テーブル15内の冷却通路29内に供給してウェハ載置
テーブル15を冷却し、この状態でシリンダユニット3
0のロッド31を突出せしめてクランパ33を上昇さ
せ、クランパ33の環状部35と支持部37との間にウ
ェハWを側方から挿入し、支持部37上にウェハWを載
置する。
【0016】次いで、シリンダユニット30のロッド3
1を引き込み、クランパ33を下降せしめてウェハWを
ウェハ載置テーブル15の上面に載置し、ウェハWの上
面周縁部を押え部36にてウェハ載置テーブル15の上
面に押し付ける。この時支持部37はウェハWから離れ
て凹部38内に入り込む。
【0017】而る後、チャンバー17内を減圧し、塩素
系の反応ガスをチャンバー17内に導入し、チャンバー
17(上部電極)にマイクロ波(高周波)を印加し、チ
ャンバー17内にプラズマを発生させて反応ガスを活性
化し、マスクのパターンに沿ってウェハW表面をエッチ
ングする。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
ウェハ載置テーブルの外側全体を排気通路としたので、
外部の温度が基台を介してウェハ載置テーブル及びテー
ブル上のウェハに伝達されることがない。したがってウ
ェハ載置テーブルを低温に保持することができ、例えば
塩素系ガス等のように低温で優れた特性を発揮するガス
を用いる場合等に好適する。そして、チャンバー載置台
の内側に形成される柱部を介して冷媒の導入管、冷媒の
排出管等の必要な部材を基台内側部へ挿入するようにし
たので、導入された冷媒はポートを通ってウェハ載置テ
ーブル内の冷却通路内に導入され、ウェハWを冷却した
後、ポート及び排出管を通って外部に排出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラズマ処理装置を組み込んだ処
理システムの全体平面図
【図2】同プラズマ処理装置の縦断面図
【図3】同プラズマ処理装置の要部拡大縦断面図
【図4】図3とは異なる位置から見たプラズマ処理装置
の要部拡大縦断面図
【図5】チャンバー載置台を外した状態での図3のAー
A線断面図
【図6】チャンバー載置台を外した状態での図3のBー
B線断面図
【符号の説明】
10…プラズマ処理装置、11…基台、12…基台内側
部、13…基台外側部、14…柱部、15…ウェハ載置
テーブル、16…チャンバー載置台、17…チャンバ
ー、18,19,21…排気通路、24…ターボ分子ポ
ンプ、25…冷媒の導入管、W…ウェハ。
フロントページの続き (72)発明者 植原 晃 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東京応化工業株式会社内 (72)発明者 脇 達生 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東京応化工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−225639(JP,A) 特開 昭62−252941(JP,A) 特開 平4−78134(JP,A) 実開 平4−25230(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台を内側部と外側部に分け、基台内側
    部には被処理物載置テーブルを取り付け、基台外側部に
    はプラズマ処理空間を画成するチャンバー若しくはチャ
    ンバー載置台を取り付け、基台内側部と外側部とは複数
    の柱部にて連結され、前記被処理物載置テーブルの外側
    とチャンバー若しくはチャンバー載置台の内側に形成さ
    れる柱部以外の空間を全て下方への排気通路とするとと
    もに、前記複数の柱部のうちの少なくとも1つの柱部を
    介して外部から基台内側部へ必要な部材を挿入したこと
    を特徴とするプラズマ処理装置。
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