JP3141965U - プラスチック製シート状容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】滑り止めクリーム等を担持でき、しかも携帯に適したプラスチック製シート状容器を提供する。
【解決手段】プラスチック製の基体シートから主体が構成され、携帯用名刺入れ又は財布に収納可能で、且つ、名刺用ポケット又はカード用ポケットに少なくとも一部を差し込み可能な大きさを有し、前記基体シートの一の面に、指先腹部分が挿入可能な大きさの収容凹部が区画形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、プラスチック製シート状容器に関するもので、例えば、滑り止めクリームや朱肉の担持体として使用できるプラスチック製シート状容器に係わる。
従来、滑り止めクリームの担持体としては、薄肉円筒状の容器が使用されていた。この容器の厚さはほぼ1cm以上であり、持ち歩く場合には、衣服のポケットに入れて持ち歩くには厚すぎて、カバンやバッグ等に入れたりして持ち歩くことが多かった。
冬場など手肌が乾燥し、特に、外出先での支払いの時に紙幣を数えたりする場合や、買い物をした際にそれを入れるためにレジ袋の口を開いたりする場合に困難を来すことが多い。このような場合、滑り止めクリームが手元にあると便利である。しかし、上述のように、カバンやバッグ等に滑り止めクリームを入れている場合、カバンやバッグ等から滑り止めクリームをいちいち取り出すのは面倒である。また一方で、カバンやバッグ等を持たないで手ぶらで外出する際には、滑り止めクリームを持ち歩くのは困難である。
かかる事情は、朱肉等の場合にも存する。
本考案は、かかる問題点を解決するためになされたもので、クリーム等を担持でき、しかも携帯に適したプラスチック製シート状容器を提供することを目的とする。
請求項1の考案は、プラスチック製の基体シートから主体が構成され、携帯用名刺入れ又は財布に収納可能で、且つ、名刺用ポケット又はカード用ポケットに少なくとも一部が差し込み可能な大きさを有し、前記基体シートの一の面に、指先腹部分が挿入可能な大きさの収容凹部が区画形成されていることを特徴とするプラスチック製シート状容器である。
請求項2の考案は、前記収容凹部の開口を閉塞するための蓋体を備えることを特徴とする請求項1に記載のプラスチック製シート状容器である。
請求項3の考案は、前記蓋体は、プラスチック製で、前記収容凹部の開口を閉塞する大きさの蓋本体と、基端部が該一の面に固定され先端部に前記蓋本体が取り付けられた支持片とから構成され、前記基体シート及び前記支持片の少なくとも一方は前記一の面に直交する方向に弾性変形可能に構成され、前記蓋本体は、前記基体シート及び前記支持片の少なくとも一方が有する弾性復帰力によって常態では前記収容凹部の開口を閉塞する状態を維持し、且つ、前記基体シート及び前記支持片の少なくとも一方の弾性変形によって前記蓋本体と前記収容凹部の開口との間に指先が差し入れ可能な隙間が形成されるように構成したことを特徴とする請求項2に記載のプラスチック製シート状容器である。
請求項4の考案は、前記基体シートは矩形状又は方形状に構成され、前記基体シートの一辺の延在方向の両側には、一の辺に開口する2つの切り込みによって区画され名刺用ポケット又はカード用ポケットに差し込み可能な差し込み片がそれぞれ形成され、前記基体シートの前記一辺の延在方向の中央部分に前記収容凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から3いずれか一に記載のプラスチック製シート状容器である。
請求項5の考案は、前記収容凹部には滑り止めクリーム又は朱肉が充填されていることを特徴とする請求項1から4いずれか一に記載のプラスチック製シート状容器である。
また、請求項6の考案は、前記収容凹部には滑り止めクリームが充填され、前記蓋本体の内面には除湿用のネットが付設されていることを特徴とする請求項1から4いずれか一に記載のプラスチック製シート状容器である。
請求項1から4の考案によれば、収容凹部にはハンドクリーム、滑り止めクリーム又は朱肉その他を詰めて持ち歩くことができるので便利である。また、プラスチック製シート状容器は携帯用名刺入れや財布に収納可能で且つ名刺用ポケット又はカード用ポケットに差し込み可能であるので、衣服のポケットに入れて携帯用名刺入れや財布と共に持ち歩くことができる。換言すれば、カバンやバッグ等と一緒に持ち歩く必要がない。
また、請求項2及び3の考案によれば、蓋体付きなので、収容凹部への詰め物によって携帯用名刺入れや財布が汚れるのを防止することができるばかりでなく、詰め物自体の乾燥等を抑制することができる。
以下に、本考案の実施形態に係るプラスチック製シート状容器を、図面を参照しながら説明する。
A.第1実施形態
図1は、本考案の実施形態に係るプラスチック製シート状容器の使用状態を示した図、図2は、本考案の実施形態に係るプラスチック製シート状容器を示した平面図、図3は、本考案の実施形態に係るプラスチック製シート状容器の断面図であり、図2のA−A線に沿った断面図である。
(プラスチック製シート状容器の構成)
図1に示したプラスチック製シート状容器1は名刺やキャッシングカードとほぼ同一形状で矩形状に構成され、0.2mm〜1.0mmの厚さのプラスチック製シートをベース(基体シート)とするものである。この基体シート2は真空成型や圧空成型に適した素材である塩ビ材、ペット材、ポリプロピレン(PP材)、OPS材等によって形成されていることが好ましい。勿論、これに限定はされるものではない。
基体シート2には、一の面側の一の角隅部に、該一の面側に開口する円形の収容凹部3が形成されている。この収容凹部3の直径は一般の大人の親指又は人差し指の指先腹部分が入る大きさであることが好ましい。なお、収容凹部3は円形に限定はされない。四角形、3角形又は楕円形その他の形状であっても良いが、一般の大人の親指又は人差し指の指先腹部分が入る大きさであることが好ましい。
また、基体シート2には、上記一の面側で上記一の角隅部と対角となる角隅部に、円柱状の凸部4が形成されている。
さらに、基体シート2には、上記一の面側で上記収容凹部3の開口を開閉するための蓋体5が設けられている。蓋体5は、円形の蓋本体5aと、先端部が蓋体5aと連結され、且つ基端部が上記凸部4に嵌合する支持片(アーム)5bとから構成されている。支持片5bは凸部4に両面テープ6によって接着されている。なお、蓋体5は、特に限定はされないが、基体シート2と同じプラスチック材によって構成されている。支持片5bは上記一の面に直交する方向にある程度の弾性を有し、弾性復帰力によって蓋本体5aが上記収容凹部3を閉塞できるようになっている。
なお、この実施形態では、支持片5bは凸部4に両面テープ6によって接着されているが、支持片5bは凸部4に圧入されていても良い。この場合には両面テープは不要である。また、この実施形態では、凸部4を断面円形としているが、四角形、3角形又は楕円形その他の形状であっても良い。さらに、収容凹部3に滑り止めクリームなどを入れる場合には除湿のために除湿用のネットを蓋本体5aの内面に付設することが好ましい。
ここで、プラスチック製シート状容器1の厚さは、特に限定はされないが、最大で5.5mm以下とすることが好ましい。これ以上の厚さとなった場合には、財布などのポケットに入れるには厚すぎるからである。
(プラスチック製シート状容器の製造方法)
このプラスチック製シート状容器1は真空成型、圧空成型又はプレス加工等によって製造可能であるが、ここでは真空成型の場合を説明する。
まず、基体シート2の元となるプラスチック素材を真空成型機にセットし、そのプラスチック素材をヒータによって加熱する。真空成型機によってエアブローを行い、プラスチック素材を膨らませる。プラスチック素材の一面側から上記収容凹部3及び上記凸部4を形成するための型を押し付け、真空冷却を行う。その後に型をプラスチック素材から離間させる。これによって基体シート1が製造される。
なお、蓋体5も真空成型、圧空成型又はプレス加工等によって製造される。
(プラスチック製シート状容器の使用方法)
収容凹部3にはクリームその他7が詰め込まれる。この詰め込みは、プラスチック製シート状容器1を購入した人が行っても良いが、予め、販売側が行っておいても良い。
そうして、例えば、滑り止めクリームが詰め込まれたプラスチック製シート状容器1は、携帯用名刺入れや財布のポケットに差し込まれ、該携帯用名刺入れや該財布と共に持ち歩かれる。そして、例えば、外出先での支払いの時に紙幣を数えたりする場合に、蓋本体5aを基体シート2に対して離間させて収容凹部3を露出させ、例えば親指又は人差し指の指先腹部分に滑り止めクリームを付けて紙幣を数える。
B.第2実施形態
上記プラスチック製シート状容器1では、基体シート2は矩形状に形成したが、例えば、図4(A),(B)に示すように、基体シート2は、矩形状のシートの一辺に対して全体的に又は部分的に弧状又は舌状に膨らむような形状となっていても良い。そして、その膨出部分に一部架かるように、又はその膨出部分に収容凹部3を設けるようにしても良い。ただし、全体として財布などに収納できる大きさとすることが好ましい。
C.第3実施形態
上記プラスチック製シート状容器1では、基体シート2は矩形状に形成したが、例えば、次のように構成しても良い。すなわち、図5に示すように、基体シート2の長辺である一辺に開口する2つの切り込み10によって区画される差し込み片11が基体シート2の長辺方向の両側にそれぞれ形成され、また、基体シート2の長辺の延在方向の中央部分に収容凹部3及び蓋体5が設けられている。そして、収容凹部3は、基体シート2の長辺のうちで上記切り込み10が形成されている辺とは反対側の辺近くに設けられている。
このプラスチック製シート状容器1は、図6に示すように、例えば差し込み片11,11が財布等のポケットに差し込まれ、例えば基体シート2の長辺の延在方向の中央部分がポケット外に露出するようにして財布等に収納される。
なお、ちなみに、この実施形態のプラスチック製シート状容器1は、長辺の最大寸法が8cm、短辺の寸法が5.5cmとされている。
(本考案の変形例)
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。
例えば、図1〜図3に示す実施形態では、蓋体5の支持片5bが弾性を有するように構成したが、基体シート2側が弾性を有していても良い。また、蓋体5の支持片5bと基体シート2の双方が弾性を有していても良い。さらに、図4に示す実施形態のものに、蓋体5を設けても良い。
本考案の第1実施形態に係るプラスチック製シート状容器の使用状態を示した図である。 本考案の実施形態に係るプラスチック製シート状容器を示した平面図である。 本考案の実施形態に係るプラスチック製シート状容器の断面図である。 本考案に係るプラスチック製シート状容器の第2実施形態の基体シートを示した平面図である。 本考案に係るプラスチック製シート状容器の第3実施形態を示した平面図である。 本考案に係るプラスチック製シート状容器の第3実施形態の使用状態を示した図である。
符号の説明
1 プラスチック製シート状容器
2 基体シート
3 凹部
4 凸部
5 蓋体
5a 蓋本体
5b 支持片

Claims (6)

  1. プラスチック製の基体シートから主体が構成され、携帯用名刺入れ又は財布に収納可能で、且つ、名刺用ポケット又はカード用ポケットに少なくとも一部が差し込み可能な大きさを有し、前記基体シートの一の面に、指先腹部分が挿入可能な大きさの収容凹部が区画形成されていることを特徴とするプラスチック製シート状容器。
  2. 前記収容凹部の開口を閉塞するための蓋体を備えることを特徴とする請求項1に記載のプラスチック製シート状容器。
  3. 前記蓋体は、プラスチック製で、前記収容凹部の開口を閉塞する大きさの蓋本体と、基端部が該一の面に固定され先端部に前記蓋本体が取り付けられた支持片とから構成され、前記基体シート及び前記支持片の少なくとも一方は前記一の面に直交する方向に弾性変形可能に構成され、前記蓋本体は、前記基体シート及び前記支持片の少なくとも一方が有する弾性復帰力によって常態では前記収容凹部の開口を閉塞する状態を維持し、且つ、前記基体シート及び前記支持片の少なくとも一方の弾性変形によって前記蓋本体と前記収容凹部の開口との間に指先が差し入れ可能な隙間が形成されるように構成したことを特徴とする請求項2に記載のプラスチック製シート状容器。
  4. 前記基体シートは矩形状又は方形状に構成され、前記基体シートの一辺の延在方向の両側には、一の辺に開口する2つの切り込みによって区画され名刺用ポケット又はカード用ポケットに差し込み可能な差し込み片がそれぞれ形成され、前記基体シートの前記一辺の延在方向の中央部分に前記収容凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から3いずれか一に記載のプラスチック製シート状容器。
  5. 前記収容凹部には滑り止めクリーム又は朱肉が充填されていることを特徴とする請求項1から4いずれか一に記載のプラスチック製シート状容器。
  6. 前記収容凹部には滑り止めクリームが充填され、前記蓋本体の内面には除湿用のネットが付設されていることを特徴とする請求項1から4いずれか一に記載のプラスチック製シート状容器。
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