JP3226965U - 携帯型滑り止め - Google Patents

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Abstract

【課題】手先の滑り止めを頻繁に必要とする場合でも、蓋の開閉のような煩わしさをなくすことができる携帯型滑り止めを提供する。【解決手段】扁平な容器と、容器の開放端を塞ぐ蓋103と、容器と蓋103との間に形成される扁平な空間に装填された滑り止め材110とを有してなる携帯型滑り止めであって、容器は、所定の深さの第1の窪み301と、第1の窪みよりも浅い第2の窪み302を有していて、第1の窪み301と第2の窪み302との間に段部303を有し、蓋103は、容器の第2の窪み302に嵌まり段部303で規制されて容器に固着され、容器または蓋103には滑り止め材110に手指を接触させることを可能にする窓孔102が形成されている。【選択図】図3

Description

本考案は、携帯型滑り止めに関する。
日常生活のあらゆる場面で、複数枚の紙、例えば紙幣を一枚ずつめくる場合に、指が滑ってしまい、紙をめくりにくいことがある。特に、季節や天候、室内の湿度などの環境条件によって、指先が乾燥していると指先が滑りやすく、紙をめくることができないことがある。新聞や図書類をめくる場合も同じことがいえる。このような場合、習慣的に指先をなめることによって滑り止めをしているが、衛生上望ましくない。
このような問題を解消するために、特許文献1には、札入れ及び名刺入れに、滑り止め材を装填した容器を固定して使用する滑り止め器具が開示されている。
実用新案登録第3133377号
特許文献1記載の滑り止め剤は、札入れ若しくは名刺入れに固定して使用することを前提としており、滑り止め材に指先を接触させることを可能にする窓孔を、蓋によって開閉するようになっている。指先を滑り止めする必要があるのは、札入れや名刺入れに紙幣や名刺を出し入れする場合に限らない。新聞、雑誌、その他の図書類を見るときは頻繁に指先の滑り止めをする必要がある。このような場合、開閉蓋付きの特許文献1記載の滑り止め剤は、蓋の開閉が煩わしくなる。
本考案は、手先の滑り止めを頻繁に必要とする場合でも、蓋の開閉のような煩わしさをなくすことができる携帯型滑り止めを提供することを目的とする。
本考案に係る携帯型滑り止めは、
扁平な容器と、
前記容器の開放端を塞ぐ蓋と、
前記容器と前記蓋との間に形成される扁平な空間に装填された滑り止め剤とを有してなる携帯型滑り止めであって、
前記容器は、所定の深さの第1の窪みと、前記第1の窪みよりも浅い第2の窪みを有していて、前記第1の窪みと前記第2の窪みとの間に段部を有し、
前記蓋は、前記容器の前記第2の窪みに嵌まり前記段部で規制されて前記容器に固着され、
前記容器または前記蓋には前記滑り止め剤に手指を接触させることを可能にする窓孔が形成されていることを最も主要な特徴とする。
本考案によれば、手先の滑り止めを頻繁に必要とする場合でも、煩わしさを感じることなく、いつでも気軽に指先の滑り止めを行うことができる。
本考案にかかる携帯型滑り止めの実施の形態を示す正面図である。 上記実施の形態の背面図である。 上記実施の形態の中央部縦断面図である。 本考案に係る携帯型滑り止めの別の実施の形態を示す正面図である。 本考案に係る携帯型滑り止めのさらに別の実施の形態を分解して示す中央部縦断面図である。 本考案に係る携帯型滑り止めのさらに別の実施の形態を示す正面図である。 本考案に係る携帯型滑り止めのさらに別の実施の形態を示す正面図である。
以下、本考案にかかる携帯型滑り止めの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1乃至図3において、携帯型滑り止め100は、容器101、蓋103および滑り止め材110を有する。容器101は、全体的に円形であって、円形の一部から半径方向外側に向かう突出部104を有している。容器101は金属あるいは樹脂による一体成形で制作され、前記円形の部分に、2段階にわたって第1の窪み301と第2の窪み302が形成されている。第1の窪み301と第2の窪み302は同心円状の窪みで、第1の窪み301の内径よりも第2の窪み302よりも大きい。したがって、第1の窪み301と第2の窪み302との間には、双方の内径差に相当する幅の円形の段部303が形成されている。
第1の窪み301は第2の窪み302よりも深くなっていて、第1の窪み301に滑り止め材110が装填されている。第1の窪み301の深さは滑り止め材110の厚さに対応している。第1の窪み301底面には円形の窓孔102が形成されている。窓孔102は、この窓孔102から滑り止め材110に手指の指先を接触させることを可能にしている。
第2の窪み302には円形の蓋103が嵌っている。蓋103の外周縁部は前記段部303に当たって第2の窪み302の深さ方向への蓋103の位置が規制されている。蓋103の半径方向への位置は第2の窪み302の周壁で規制されている。第2の窪み302の深さは蓋103の厚さに対応していて、蓋103の表面と容器101の蓋103の側端面がほぼ同一面上にある。
滑り止め材110は、松脂を主成分とする固形又は粉末状のものである。図1乃至図3に示す実施例の場合、滑り止め材110は固形であることが望ましい。滑り止め材110の主成分は、松脂に限らず、滑り止めとして利用できるものであればよい。
蓋103は、第2の窪み302に嵌まることにより、第1の窪み301に装填される滑り止め材110の崩れ、落下等を防ぐ。蓋103にも滑り止め材110に手指の指先を接触させる窓孔を設けてもよいが、固形の滑り止め材110は脆いので、窓孔102を通して手指の指先を接触させたとき、滑り止め材110にかかる応力を受け止めることができるように、窓孔のない蓋103とすることが望ましい。蓋103は、透明の部材で構成してもよい。滑り止め材110を詰め替えるため、蓋103は開閉可能にしてもよいし、容器101に蓋103を固着して、携帯型滑り止め100を使い捨てとしてもよい。
容器101は、外周部から半径方向外側に向かう突出部104を有する。突出部104には紐等通し孔105が設けられている。紐等通し部材104を有する突出部104には、ストラップなどを結び付けることができる。
ここまで説明してきた携帯型滑り止めの実施例によれば、滑り止め材110を扁平な容器101に携帯型滑り止め100を装填し、蓋103で容器101を塞いでいるため、嵩張ることなくどこにでも持ち運ぶことができる携帯型滑り止めを得ることができる。滑り止め材110は流出するものではないので、携帯型滑り止めを持ち運ぶときの姿勢は任意であり、手軽に持ち運び、いつでも必要な場合に使用することができる。
図4は、携帯型滑り止めをカード型とした実施形態を示す。図4において、カード型滑り止め400は、扁平な容器401と、容器401内に装填された滑り止め材と、容器401の開放端側を塞ぐカード404を有する。カード404は前述した実施形態における蓋と同様の機能を果たしている。容器401はカード400とは反対側に窓孔402を有し、窓孔402から、容器401内の滑り止め材に指先を接触させることを可能にしている。
カード400の形状は任意であるが、図4に示す例では、長方形になっていて、長手方向の長さが紙幣の短手方向の長さと等しい。こうすることにより、財布に収納しやすくなり、紙幣をめくるときに迅速に対応することができる。
図5は、本考案に係る携帯型滑り止めのさらに別の実施の形態を示す。この実施の形態は、滑り止め材に特徴がある。携帯型滑り止めを構成する容器101、蓋103、窓孔102、第1の窪み301、第2の窪み302、段部303は、図1乃至図3に示す実施の形態のものと実質的に同じであるため、共通の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図5において、符号703が滑り止め材を示している。滑り止め材703は、粉末松脂を主成分とする粉末状の素材である。粉末状の滑り止め材703は粉末が浸透可能な包装材702で覆われ、滑り止め材703と包装材702で滑り止めユニット700を構成している。包装材702はスポンジあるいは不織布などからなり、粉末状の滑り止め材703を浸透させることができる。滑り止めユニット700が容器101の第1の窪み301に装填され、容器101の開放端が蓋103で塞がれる。窓孔102には滑り止めユニット700の包装材702が覗いている。
滑り止めユニット700の包装材702には粉末状の滑り止め材703が浸透しているため、窓孔102から包装材702に指先を接触させると、包装材702の表面に染み出している滑り止め材703が指先に付着し、指先の滑り止め効果を得ることができる。図5に示す実施の形態によれば、粉末状の滑り止め材703を指先に付着させることができるため、固形の滑り止め材を使用したものよりも高い滑り止め効果を得ることができる。
図5に示す例では、袋状の包装材702を想定しているが、包装材702は単純なシート状のものでもよい。容器101にその窓孔102を塞ぐようにしてシート状の包装材702を固着すれば、容器101と、包装材702と、蓋103で規制される空間内に粉末状の滑り止め材703を装填できる。
図6は、携帯型滑り止めをハート型とした実施形態を示す。図6において、ハート型滑り止め500は、前述の携帯型滑り止めと同様に、容器と、蓋と、滑り止め材を有してなる。本実施形態では、容器501の外観形状をハート形にしたものである。容器501は全体として扁平で、2段にわたり窪みを有し、深い方の窪みに滑り止め材が装填され、浅い方の窪みに蓋が嵌められている。
容器501は窓孔502を有し、窓孔502から指先を滑り止め材に接触させることができる。ハート型滑り止め500の形状や大きさは任意である。本実施形態のように、携帯型滑り止めをハートの形にすることで、女性の感性に合わせることができる。
図7は、携帯型滑り止めを手型とした実施形態を示す。図7において、手型滑り止め600は、容器と、蓋と、滑り止め材を有してなる滑り止めの前記容器の外観を人の手の形にしたもので、容器の形以外はこれまで説明してきた実施の形態の構成と同じであるから、説明を省略する。
100 携帯型滑り止め
101 容器
102 窓孔
103 蓋
104 突出部
105 紐等通し孔
110 滑り止め材
301 第1の窪み
302 第2の窪み
303 段部
700 滑り止めユニット
702 包装材
703 滑り止め材

Claims (5)

  1. 扁平な容器と、
    前記容器の開放端を塞ぐ蓋と、
    前記容器と前記蓋との間に形成される扁平な空間に装填された滑り止め材とを有してなる携帯型滑り止めであって、
    前記容器は、所定の深さの第1の窪みと、前記第1の窪みよりも浅い第2の窪みを有していて、前記第1の窪みと前記第2の窪みとの間に段部を有し、
    前記蓋は、前記容器の前記第2の窪みに嵌まり前記段部で規制されて前記容器に固着され、
    前記容器または前記蓋には前記滑り止め材に手指を接触させることを可能にする窓孔が形成されている携帯型滑り止め。
  2. 前記滑り止め材は、松脂を主成分とする固形である請求項1記載の携帯型滑り止め。
  3. 前記滑り止め材は、松脂を主成分とする粉末であって、粉末が浸透可能な包装材で覆われている請求項1記載の携帯型滑り止め。
  4. 前記容器は半径方向外側に向かう突出部を有し、前記突出部は孔を有する請求項1,2または3記載の携帯型滑り止め。
  5. 前記容器は四角形のカード形であり、前記容器の長手方向の長さは紙幣の短手方向の長さに等しい請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯型滑り止め。


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