JP3141937B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JP3141937B2 JP3141937B2 JP10140697A JP14069798A JP3141937B2 JP 3141937 B2 JP3141937 B2 JP 3141937B2 JP 10140697 A JP10140697 A JP 10140697A JP 14069798 A JP14069798 A JP 14069798A JP 3141937 B2 JP3141937 B2 JP 3141937B2
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法および半導体装置に関し、更に詳しくは、層間絶縁
膜として、例えばリン注入酸化膜を用いる半導体装置の
製造方法および半導体装置に関する。
方法および半導体装置に関し、更に詳しくは、層間絶縁
膜として、例えばリン注入酸化膜を用いる半導体装置の
製造方法および半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MOSデバイスでは、トランジスタの長
期信頼性を改善することが望まれている。そのために、
半導体素子上の層間絶縁膜として、リンのドープされた
酸化膜(BPSG、PSG)が用いられている。この理
由は、リンのゲッタリング効果により、ナトリウム等の
不純物を絶縁膜中にとらえることができ、素子に悪影響
が及ぶことを防止できるからである。
期信頼性を改善することが望まれている。そのために、
半導体素子上の層間絶縁膜として、リンのドープされた
酸化膜(BPSG、PSG)が用いられている。この理
由は、リンのゲッタリング効果により、ナトリウム等の
不純物を絶縁膜中にとらえることができ、素子に悪影響
が及ぶことを防止できるからである。
【0003】特開昭61−267367号公報には、半
導体基板上にゲート酸化膜を形成した後に、リンのイオ
ン注入を行いゲッタリング作用を得る技術が開示されて
いる。また、特開平2−138738号公報には、プラ
ズマリンガラス膜(P−PSG膜)はリンが添加されて
いるため、ゲッタリング効果によりアルカリイオンを固
定、不活性化でき、MOS界面(Si−SiO2界面)
を安定化できる旨が記載されている。さらに、特開昭6
3−102325号公報には、シリコン酸化膜上に、温
度800〜1000℃でPOCl3をデポジションする
ことでリン処理膜を形成し、シリコン酸化膜のゲッタリ
ングが可能となる旨記載されている。
導体基板上にゲート酸化膜を形成した後に、リンのイオ
ン注入を行いゲッタリング作用を得る技術が開示されて
いる。また、特開平2−138738号公報には、プラ
ズマリンガラス膜(P−PSG膜)はリンが添加されて
いるため、ゲッタリング効果によりアルカリイオンを固
定、不活性化でき、MOS界面(Si−SiO2界面)
を安定化できる旨が記載されている。さらに、特開昭6
3−102325号公報には、シリコン酸化膜上に、温
度800〜1000℃でPOCl3をデポジションする
ことでリン処理膜を形成し、シリコン酸化膜のゲッタリ
ングが可能となる旨記載されている。
【0004】リンがドープされた膜の形成手段として、
一般に化学気相成長(CVD)法が用いられている。リ
ンがドープされた膜を、半導体素子上に用いることがで
きる程度の低温で形成する方法として、SiH4/PH
3/O2を用いたり、SiH 4/PH3/N2Oを用い
ることが知られている。
一般に化学気相成長(CVD)法が用いられている。リ
ンがドープされた膜を、半導体素子上に用いることがで
きる程度の低温で形成する方法として、SiH4/PH
3/O2を用いたり、SiH 4/PH3/N2Oを用い
ることが知られている。
【0005】しかしながら、これらを用いると、水分
(H2O)の発生が多く、そのため、半導体素子中に水
分が拡散し、この水分によりMOSトランジスタのホッ
トキャリア耐性が劣化するという問題がある。
(H2O)の発生が多く、そのため、半導体素子中に水
分が拡散し、この水分によりMOSトランジスタのホッ
トキャリア耐性が劣化するという問題がある。
【0006】そこで、半導体素子上の絶縁膜として、低
温で水分の混入の少ないCVD法により、シリコン酸化
膜を形成した後、その膜中にイオン注入によりリンをド
ープする方法が考えられる。
温で水分の混入の少ないCVD法により、シリコン酸化
膜を形成した後、その膜中にイオン注入によりリンをド
ープする方法が考えられる。
【0007】水分の混入の少ないCVD法として、原料
にSiH4/O2を用いたプラズマCVD法が挙げられ
る。また、プラズマ源として、電子サイクロトロン共鳴
(ECR)等の高密度プラズマの発生が可能な装置を利
用して、優れた段差被覆性能を得る方法が近年普及して
いる。
にSiH4/O2を用いたプラズマCVD法が挙げられ
る。また、プラズマ源として、電子サイクロトロン共鳴
(ECR)等の高密度プラズマの発生が可能な装置を利
用して、優れた段差被覆性能を得る方法が近年普及して
いる。
【0008】上記の方法によれば、MOSトランジスタ
のホットキャリア耐性を劣化させること無く、絶縁膜の
ゲッタリング効果も維持することができる。
のホットキャリア耐性を劣化させること無く、絶縁膜の
ゲッタリング効果も維持することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、層間絶縁膜にリンを注入する工程を、通常の
工程に加える必要があり、工程期間の短縮、工程コスト
の低減が重要な課題になる半導体装置の製造方法におい
ては、容易には採用し得ない。
方法では、層間絶縁膜にリンを注入する工程を、通常の
工程に加える必要があり、工程期間の短縮、工程コスト
の低減が重要な課題になる半導体装置の製造方法におい
ては、容易には採用し得ない。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、ゲッタリング効果を維持できるとともに、ホ
ットキャリア耐性などの信頼性を劣化させることが無
く、さらには工程数の増加を抑制できる、半導体装置の
製造方法を提供することを目的としている。
のであり、ゲッタリング効果を維持できるとともに、ホ
ットキャリア耐性などの信頼性を劣化させることが無
く、さらには工程数の増加を抑制できる、半導体装置の
製造方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体基板上の半導体素子の上面に絶縁膜を
形成するステップと、前記絶縁膜にコンタクトホールを
形成するステップと、前記絶縁膜および前記半導体基板
に同時に、ゲッタリング作用のあるイオン種をイオン注
入するステップとを備えている。
造方法は、半導体基板上の半導体素子の上面に絶縁膜を
形成するステップと、前記絶縁膜にコンタクトホールを
形成するステップと、前記絶縁膜および前記半導体基板
に同時に、ゲッタリング作用のあるイオン種をイオン注
入するステップとを備えている。
【0012】本発明の半導体装置の製造方法において、
前記絶縁膜を、高密度プラズマCVD法(HDP CV
D法)により形成する。
前記絶縁膜を、高密度プラズマCVD法(HDP CV
D法)により形成する。
【0013】本発明の半導体装置の製造方法において、
前記絶縁膜は、シリコン酸化膜であり、前記ゲッタリン
グ作用のあるイオン種は、リンである。
前記絶縁膜は、シリコン酸化膜であり、前記ゲッタリン
グ作用のあるイオン種は、リンである。
【0014】本発明の半導体装置の製造方法は、半導体
基板上の半導体素子の上面にエッチングストッパを形成
するステップと、前記エッチングストッパの上に絶縁膜
を形成するステップと、前記エッチングストッパにより
停止するようにエッチング処理を施して、前記絶縁膜に
コンタクトホールを形成するステップと、前記絶縁膜お
よび前記半導体基板に同時に、ゲッタリング作用のある
イオン種をイオン注入するステップとを備え、前記半導
体基板に対する前記イオン注入は、前記エッチングスト
ッパを介して行なわれる。
基板上の半導体素子の上面にエッチングストッパを形成
するステップと、前記エッチングストッパの上に絶縁膜
を形成するステップと、前記エッチングストッパにより
停止するようにエッチング処理を施して、前記絶縁膜に
コンタクトホールを形成するステップと、前記絶縁膜お
よび前記半導体基板に同時に、ゲッタリング作用のある
イオン種をイオン注入するステップとを備え、前記半導
体基板に対する前記イオン注入は、前記エッチングスト
ッパを介して行なわれる。
【0015】本発明の半導体装置の製造方法は、半導体
基板上の半導体素子の上面に第1の絶縁膜を形成するス
テップと、前記第1の絶縁膜の上に第2の絶縁膜を形成
するステップと、前記第1の絶縁膜をエッチングストッ
パにして前記第2の絶縁膜をエッチングし、前記第2の
絶縁膜にコンタクトホールを形成するステップと、前記
第2の絶縁膜および前記半導体基板に同時に、ゲッタリ
ング作用のあるイオン種をイオン注入するステップとを
備え、前記半導体基板に対する前記イオン注入は、前記
第1の絶縁膜を介して行なわれる。
基板上の半導体素子の上面に第1の絶縁膜を形成するス
テップと、前記第1の絶縁膜の上に第2の絶縁膜を形成
するステップと、前記第1の絶縁膜をエッチングストッ
パにして前記第2の絶縁膜をエッチングし、前記第2の
絶縁膜にコンタクトホールを形成するステップと、前記
第2の絶縁膜および前記半導体基板に同時に、ゲッタリ
ング作用のあるイオン種をイオン注入するステップとを
備え、前記半導体基板に対する前記イオン注入は、前記
第1の絶縁膜を介して行なわれる。
【0016】本発明の半導体装置の製造方法において、
前記第2の絶縁膜を、高密度プラズマCVD法により形
成する。
前記第2の絶縁膜を、高密度プラズマCVD法により形
成する。
【0017】本発明の半導体装置の製造方法において、
前記第2の絶縁膜は、シリコン酸化膜であり、前記ゲッ
タリング作用のあるイオン種は、リンである。
前記第2の絶縁膜は、シリコン酸化膜であり、前記ゲッ
タリング作用のあるイオン種は、リンである。
【0018】本発明の半導体装置の製造方法において、
前記第1の絶縁膜は、シリコン窒化膜である。
前記第1の絶縁膜は、シリコン窒化膜である。
【0019】本発明の半導体装置の製造方法において、
前記イオン注入するステップの後に、前記コンタクトホ
ールにより露出する前記第1の絶縁膜を選択的にエッチ
ングするステップを備えている。
前記イオン注入するステップの後に、前記コンタクトホ
ールにより露出する前記第1の絶縁膜を選択的にエッチ
ングするステップを備えている。
【0020】本発明の半導体装置の製造方法は、半導体
基板上の半導体素子の上面に絶縁膜を形成するステップ
と、前記絶縁膜に一対のコンタクトホールを形成するス
テップと、前記絶縁膜および前記半導体基板に同時に、
ゲッタリング作用のあるイオン種をイオン注入を行うス
テップと、前記リンイオン注入の後に、前記一対のコン
タクトホールのうちの一方の前記コンタクトホールをマ
スクするステップと、前記絶縁膜および前記半導体基板
に同時に、ボロンイオン注入を行うステップとを備えて
いる。
基板上の半導体素子の上面に絶縁膜を形成するステップ
と、前記絶縁膜に一対のコンタクトホールを形成するス
テップと、前記絶縁膜および前記半導体基板に同時に、
ゲッタリング作用のあるイオン種をイオン注入を行うス
テップと、前記リンイオン注入の後に、前記一対のコン
タクトホールのうちの一方の前記コンタクトホールをマ
スクするステップと、前記絶縁膜および前記半導体基板
に同時に、ボロンイオン注入を行うステップとを備えて
いる。
【0021】本発明の半導体装置の製造方法において、
前記絶縁膜を、高密度プラズマCVD法により形成す
る。
前記絶縁膜を、高密度プラズマCVD法により形成す
る。
【0022】本発明の半導体装置の製造方法において、
前記絶縁膜は、シリコン酸化膜であり、前記ゲッタリン
グ作用のあるイオン種は、リンである。
前記絶縁膜は、シリコン酸化膜であり、前記ゲッタリン
グ作用のあるイオン種は、リンである。
【0023】本発明の半導体装置の製造方法は、半導体
基板上の半導体素子の上面にエッチングストッパを形成
するステップと、前記エッチングストッパの上に絶縁膜
を形成するステップと、前記エッチングストッパにより
停止するようにエッチング処理を施して、前記絶縁膜に
一対のコンタクトホールを形成するステップと、前記絶
縁膜および前記半導体基板に同時に、ゲッタリング作用
のあるイオン種をイオン注入するステップと、前記イオ
ン注入の後に、前記一対のコンタクトホールのうちの一
方の前記コンタクトホールをマスクするステップと、前
記絶縁膜および前記半導体基板に同時に、ボロンイオン
注入を行うステップとを備え、前記半導体基板に対する
前記ゲッタリング作用のあるイオン種のイオン注入は、
前記エッチングストッパを介して行なわれる。
基板上の半導体素子の上面にエッチングストッパを形成
するステップと、前記エッチングストッパの上に絶縁膜
を形成するステップと、前記エッチングストッパにより
停止するようにエッチング処理を施して、前記絶縁膜に
一対のコンタクトホールを形成するステップと、前記絶
縁膜および前記半導体基板に同時に、ゲッタリング作用
のあるイオン種をイオン注入するステップと、前記イオ
ン注入の後に、前記一対のコンタクトホールのうちの一
方の前記コンタクトホールをマスクするステップと、前
記絶縁膜および前記半導体基板に同時に、ボロンイオン
注入を行うステップとを備え、前記半導体基板に対する
前記ゲッタリング作用のあるイオン種のイオン注入は、
前記エッチングストッパを介して行なわれる。
【0024】本発明の半導体装置の製造方法は、半導体
基板上の半導体素子の上面に第1の絶縁膜を形成するス
テップと、前記第1の絶縁膜の上に第2の絶縁膜を形成
するステップと、前記第1の絶縁膜をエッチングストッ
パにして前記第2の絶縁膜をエッチングし、前記第2の
絶縁膜に一対のコンタクトホールを形成するステップ
と、前記第2の絶縁膜および前記半導体基板に同時に、
ゲッタリング作用のあるイオン種をイオン注入するステ
ップと、前記イオン注入の後に、前記一対のコンタクト
ホールのうちの一方の前記コンタクトホールをマスクす
るステップと、前記絶縁膜および前記半導体基板に同時
に、ボロンイオン注入を行うステップとを備え、前記半
導体基板に対する前記ゲッタリング作用のあるイオン種
のイオン注入は、前記第1の絶縁膜を介して行なわれ
る。
基板上の半導体素子の上面に第1の絶縁膜を形成するス
テップと、前記第1の絶縁膜の上に第2の絶縁膜を形成
するステップと、前記第1の絶縁膜をエッチングストッ
パにして前記第2の絶縁膜をエッチングし、前記第2の
絶縁膜に一対のコンタクトホールを形成するステップ
と、前記第2の絶縁膜および前記半導体基板に同時に、
ゲッタリング作用のあるイオン種をイオン注入するステ
ップと、前記イオン注入の後に、前記一対のコンタクト
ホールのうちの一方の前記コンタクトホールをマスクす
るステップと、前記絶縁膜および前記半導体基板に同時
に、ボロンイオン注入を行うステップとを備え、前記半
導体基板に対する前記ゲッタリング作用のあるイオン種
のイオン注入は、前記第1の絶縁膜を介して行なわれ
る。
【0025】本発明の半導体装置の製造方法において、
前記第2の絶縁膜を、高密度プラズマCVD法により形
成する。
前記第2の絶縁膜を、高密度プラズマCVD法により形
成する。
【0026】本発明の半導体装置の製造方法において、
前記第2の絶縁膜は、シリコン酸化膜であり、前記ゲッ
タリング作用のあるイオン種は、リンである。
前記第2の絶縁膜は、シリコン酸化膜であり、前記ゲッ
タリング作用のあるイオン種は、リンである。
【0027】本発明の半導体装置の製造方法において、
前記第1の絶縁膜は、シリコン窒化膜である。
前記第1の絶縁膜は、シリコン窒化膜である。
【0028】本発明の半導体装置の製造方法において、
前記ゲッタリング作用のあるイオン種をイオン注入する
ステップの後、前記一方の前記コンタクトホールをマス
クするステップの前に、前記一対のコンタクトホールに
露出する前記第1の絶縁膜を選択的にエッチングするス
テップを備えている。
前記ゲッタリング作用のあるイオン種をイオン注入する
ステップの後、前記一方の前記コンタクトホールをマス
クするステップの前に、前記一対のコンタクトホールに
露出する前記第1の絶縁膜を選択的にエッチングするス
テップを備えている。
【0029】本発明の半導体装置は、半導体基板と、前
記半導体基板の上に形成された半導体素子と、前記半導
体素子の上に形成された第1の絶縁膜と、前記第1の絶
縁膜の上に形成された第2の絶縁膜と、前記第1の絶縁
膜および前記第2の絶縁膜を貫通して前記半導体基板の
一部を露出させるコンタクトホールと、前記第2の絶縁
膜に形成され、リンイオンがドープされてなる第1のリ
ンドープ層と、前記半導体基板のうち前記コンタクトホ
ールにより露出する部分に形成され、リンイオンがドー
プされてなる第2のリンドープ層とを備え、前記第2の
リンドープ層は、第1のリンドープ層よりも、リンイオ
ンの濃度が低い。
記半導体基板の上に形成された半導体素子と、前記半導
体素子の上に形成された第1の絶縁膜と、前記第1の絶
縁膜の上に形成された第2の絶縁膜と、前記第1の絶縁
膜および前記第2の絶縁膜を貫通して前記半導体基板の
一部を露出させるコンタクトホールと、前記第2の絶縁
膜に形成され、リンイオンがドープされてなる第1のリ
ンドープ層と、前記半導体基板のうち前記コンタクトホ
ールにより露出する部分に形成され、リンイオンがドー
プされてなる第2のリンドープ層とを備え、前記第2の
リンドープ層は、第1のリンドープ層よりも、リンイオ
ンの濃度が低い。
【0030】本発明の半導体装置は、半導体基板と、前
記半導体基板の上に形成された半導体素子と、前記半導
体素子の上に形成されたシリコン窒化膜と、前記シリコ
ン窒化膜の上に形成されたシリコン酸化膜と、前記シリ
コン窒化膜および前記シリコン酸化膜を貫通して前記半
導体基板の一部を露出させるコンタクトホールと、前記
シリコン酸化膜に形成され、リンイオンがドープされて
なる第1のリンドープ層と、前記半導体基板のうち前記
コンタクトホールにより露出する部分に形成され、リン
イオンがドープされてなる第2のリンドープ層とを備
え、前記第2のリンドープ層は、第1のリンドープ層よ
りも、リンイオンの濃度が低い。
記半導体基板の上に形成された半導体素子と、前記半導
体素子の上に形成されたシリコン窒化膜と、前記シリコ
ン窒化膜の上に形成されたシリコン酸化膜と、前記シリ
コン窒化膜および前記シリコン酸化膜を貫通して前記半
導体基板の一部を露出させるコンタクトホールと、前記
シリコン酸化膜に形成され、リンイオンがドープされて
なる第1のリンドープ層と、前記半導体基板のうち前記
コンタクトホールにより露出する部分に形成され、リン
イオンがドープされてなる第2のリンドープ層とを備
え、前記第2のリンドープ層は、第1のリンドープ層よ
りも、リンイオンの濃度が低い。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の半導体装置の製造方法の一実施形態を説明する。
明の半導体装置の製造方法の一実施形態を説明する。
【0032】図1から図6は、本実施形態による半導体
装置の製造方法の各工程を示している。図1において、
符号10は半導体基板を、11は半導体基板10上に形
成されたMOSからなる半導体素子を、それぞれ示して
いる。
装置の製造方法の各工程を示している。図1において、
符号10は半導体基板を、11は半導体基板10上に形
成されたMOSからなる半導体素子を、それぞれ示して
いる。
【0033】まず、図1に示すように、半導体素子11
を含む半導体基板10上に、プラズマCVD法によりS
iN膜101を50nm堆積する。
を含む半導体基板10上に、プラズマCVD法によりS
iN膜101を50nm堆積する。
【0034】次に、図2に示すように、プラズマSiN
層101の上面に、膜中への水分の混入が少ない高密度
プラズマCVD法(High Density Pla
sma CVD法)により、プラズマ酸化膜102を1
200nm形成する。次いで、化学的機械的研磨法によ
り、半導体基板10上の絶縁膜101,102の合計膜
厚が1μmになるように平坦化する。
層101の上面に、膜中への水分の混入が少ない高密度
プラズマCVD法(High Density Pla
sma CVD法)により、プラズマ酸化膜102を1
200nm形成する。次いで、化学的機械的研磨法によ
り、半導体基板10上の絶縁膜101,102の合計膜
厚が1μmになるように平坦化する。
【0035】次に、図3に示すように、プラズマ酸化膜
102の上面に、フォトレジスト103を形成した後、
通常の露光法によりフォトレジスト103をコンタクト
パターンに開口する。次に、異方性ドライエッチング法
によりプラズマ酸化膜102をエッチングして、プラズ
マ酸化膜102にコンタクトホール104を形成する。
このエッチングは、プラズマSiN層101上でストッ
プする。
102の上面に、フォトレジスト103を形成した後、
通常の露光法によりフォトレジスト103をコンタクト
パターンに開口する。次に、異方性ドライエッチング法
によりプラズマ酸化膜102をエッチングして、プラズ
マ酸化膜102にコンタクトホール104を形成する。
このエッチングは、プラズマSiN層101上でストッ
プする。
【0036】この場合のエッチングガスとして、C4F
8/CO/Ar/O2=6/30/180/1sccm
を用い、圧力40mtorr、RF650Wで行う。
8/CO/Ar/O2=6/30/180/1sccm
を用い、圧力40mtorr、RF650Wで行う。
【0037】次いで、図4に示すように、フォトレジス
ト103を除去した後、1価のリンイオンを注入する。
その場合の条件は、40KeV、1E16で行う。リン
イオンは、プラズマ酸化膜102および半導体基板10
に注入され、リンドープ領域105が形成される。すな
わち、プラズマ酸化膜102中の領域105aと、P
型、N型両方の領域のコンタクト部分105bにリンが
ドープされる。
ト103を除去した後、1価のリンイオンを注入する。
その場合の条件は、40KeV、1E16で行う。リン
イオンは、プラズマ酸化膜102および半導体基板10
に注入され、リンドープ領域105が形成される。すな
わち、プラズマ酸化膜102中の領域105aと、P
型、N型両方の領域のコンタクト部分105bにリンが
ドープされる。
【0038】次に、図5に示すように、コンタクトホー
ル104の底部に残るプラズマSiN層101を選択的
にエッチングし、半導体素子11の接続領域を露出させ
る。エッチングガスは、CHF3/O2=25/10
(sccm)であり、その条件は、圧力40mtor
r、RF400Wである。
ル104の底部に残るプラズマSiN層101を選択的
にエッチングし、半導体素子11の接続領域を露出させ
る。エッチングガスは、CHF3/O2=25/10
(sccm)であり、その条件は、圧力40mtor
r、RF400Wである。
【0039】次に、図6に示すように、通常の露光法に
より、半導体素子11のP型領域のみレジスト106が
開口するようにパターンを形成した後に、BF2イオン
を40KeV 5E14で注入し、先にドープされてい
るリンを打ち返して、P型領域のコンタクトホール内に
ボロンドープ領域107を形成する。
より、半導体素子11のP型領域のみレジスト106が
開口するようにパターンを形成した後に、BF2イオン
を40KeV 5E14で注入し、先にドープされてい
るリンを打ち返して、P型領域のコンタクトホール内に
ボロンドープ領域107を形成する。
【0040】コンタクト内へリンおよびボロンをドープ
することにより、コンタクトパターンの露光時の目ずれ
により、コンタクトホールが素子の接続領域から外れ、
分離領域に抜けたりエッチング量が過剰になるなどして
も、半導体基板10にリーク電流が流れることはない。
することにより、コンタクトパターンの露光時の目ずれ
により、コンタクトホールが素子の接続領域から外れ、
分離領域に抜けたりエッチング量が過剰になるなどして
も、半導体基板10にリーク電流が流れることはない。
【0041】次いで、レジスト106を除去した後、通
常の方法でコンタクトホール104の埋め込み配線の形
成を行う。
常の方法でコンタクトホール104の埋め込み配線の形
成を行う。
【0042】本実施形態によれば、水分の混入の少ない
プラズマ酸化膜102により、半導体素子11上の層間
絶縁膜を形成することで、半導体素子11の信頼性劣化
が抑制される。また、プラズマ酸化膜102中に、リン
を注入することにより絶縁膜の不純物ゲッタリング効果
を保持することができる。さらに、このリンの注入は、
通常のコンタクトイオン注入を兼ねるため、工程数が増
加することはない。
プラズマ酸化膜102により、半導体素子11上の層間
絶縁膜を形成することで、半導体素子11の信頼性劣化
が抑制される。また、プラズマ酸化膜102中に、リン
を注入することにより絶縁膜の不純物ゲッタリング効果
を保持することができる。さらに、このリンの注入は、
通常のコンタクトイオン注入を兼ねるため、工程数が増
加することはない。
【0043】本実施形態は、第一に、絶縁膜としてBP
SGを用いずにノンドープのプラズマ酸化膜102を用
いることで、BPSGの成膜時に膜中に多量に入る水分
を低減し、その後にプラズマ酸化膜102にリンイオン
を注入し、不純物のゲッタリング効果を得ることとした
ものである。
SGを用いずにノンドープのプラズマ酸化膜102を用
いることで、BPSGの成膜時に膜中に多量に入る水分
を低減し、その後にプラズマ酸化膜102にリンイオン
を注入し、不純物のゲッタリング効果を得ることとした
ものである。
【0044】また、第二に、このリンの注入をコンタク
トイオン注入と兼ねるものである。さらに、第三とし
て、コンタクトのエッチングでは、エッチングストッパ
ーを用い、リンの注入はエッチングストッパーでコンタ
クトのエッチングを止めた段階で行うものである。
トイオン注入と兼ねるものである。さらに、第三とし
て、コンタクトのエッチングでは、エッチングストッパ
ーを用い、リンの注入はエッチングストッパーでコンタ
クトのエッチングを止めた段階で行うものである。
【0045】すなわち、本実施形態では、ゲート電極上
にコンタクトエッチングの際のストッパーとなる絶縁膜
(プラズマSiN層101)を形成した後、膜中に水分
の混入の少ない高密度プラズマCVD等によりプラズマ
酸化膜102を形成する。通常の方法でコンタクトホー
ル104を形成するがエッチングはストッパー膜で一旦
止める。この工程は、通常のエッチングストッパーを用
いるコンタクト形成法と同様である。
にコンタクトエッチングの際のストッパーとなる絶縁膜
(プラズマSiN層101)を形成した後、膜中に水分
の混入の少ない高密度プラズマCVD等によりプラズマ
酸化膜102を形成する。通常の方法でコンタクトホー
ル104を形成するがエッチングはストッパー膜で一旦
止める。この工程は、通常のエッチングストッパーを用
いるコンタクト形成法と同様である。
【0046】次に、基板10全面にリンのイオン注入を
行う。この工程は、通常のコンタクトイオン注入である
が、通常よりも高濃度で行う。プラズマ酸化膜102中
へのリンの注入によりゲッタリング効果が得られるとと
もに、コンタクト部分に注入されたリンにより安定した
コンタクト抵抗が得られる。
行う。この工程は、通常のコンタクトイオン注入である
が、通常よりも高濃度で行う。プラズマ酸化膜102中
へのリンの注入によりゲッタリング効果が得られるとと
もに、コンタクト部分に注入されたリンにより安定した
コンタクト抵抗が得られる。
【0047】また、エッチングストッパー膜を通してイ
オン注入を行うのでゲッタリングに十分な量の注入を行
っても、コンタクト部分に必要以上に注入されることは
なく、半導体素子11の特性に影響を与えない。次に、
通常のフォトレジスト工程を用いてP型領域にボロンの
注入を行う。続いて、窒化膜101のエッチングを行い
コンタクトホールを完全に開口する。
オン注入を行うのでゲッタリングに十分な量の注入を行
っても、コンタクト部分に必要以上に注入されることは
なく、半導体素子11の特性に影響を与えない。次に、
通常のフォトレジスト工程を用いてP型領域にボロンの
注入を行う。続いて、窒化膜101のエッチングを行い
コンタクトホールを完全に開口する。
【0048】なお、本実施形態では、ゲッタリング作用
のあるイオン種として、リンをイオン注入したが、この
他に塩素イオンや、水素イオン等にもゲッタリング作用
が認められる。
のあるイオン種として、リンをイオン注入したが、この
他に塩素イオンや、水素イオン等にもゲッタリング作用
が認められる。
【0049】
【発明の効果】本発明による半導体装置の製造方法によ
れば、半導体基板上の半導体素子の上面に絶縁膜を形成
するステップと、前記絶縁膜にコンタクトホールを形成
するステップと、前記絶縁膜および前記半導体基板に同
時に、ゲッタリング作用のあるイオン種をイオン注入す
るステップとを備えているため、ゲッタリング効果を維
持できるとともに、ホットキャリア耐性などの信頼性を
劣化させることが無く、さらには工程数の増加を抑制す
ることができる。
れば、半導体基板上の半導体素子の上面に絶縁膜を形成
するステップと、前記絶縁膜にコンタクトホールを形成
するステップと、前記絶縁膜および前記半導体基板に同
時に、ゲッタリング作用のあるイオン種をイオン注入す
るステップとを備えているため、ゲッタリング効果を維
持できるとともに、ホットキャリア耐性などの信頼性を
劣化させることが無く、さらには工程数の増加を抑制す
ることができる。
【図1】図1は、本発明の半導体装置の製造方法の一実
施の形態において、第一の工程を示す断面図である。
施の形態において、第一の工程を示す断面図である。
【図2】図2は、本実施の形態において、第二の工程を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】図3は、本実施の形態において、第三の工程を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】図4は、本実施の形態において、第四の工程を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】図5は、本実施の形態において、第五の工程を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】図6は、本実施の形態において、第六の工程を
示す断面図である。
示す断面図である。
10…半導体基板 11…半導体素子 101…プラズマSiN層 102…プラズマ酸化膜 104…コンタクトホール 105…リンドープ領域 107…ボロンドープ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/322 H01L 21/316 H01L 21/265
Claims (12)
- 【請求項1】 半導体基板(10)上の半導体素子(1
1)の上面にエッチングストッパ(101)を形成する
ステップと、 前記エッチングストッパ(101)の上に絶縁膜(10
2)を形成するステップと、 前記エッチングストッパ(101)により停止するよう
にエッチング処理を施して、前記絶縁膜(102)にコ
ンタクトホール(104)を形成するステップと、 前記絶縁膜(102)および前記半導体基板(10)に
同時に、ゲッタリング作用のあるイオン種をイオン注入
するステップとを備え、 前記半導体基板(10)に対する前記イオン注入は、前
記エッチングストッパ(101)を介して行なわれる半
導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 半導体基板(10)上の半導体素子(1
1)の上面に第1の絶縁膜(101)を形成するステッ
プと、 前記第1の絶縁膜(101)の上に第2の絶縁膜(10
2)を形成するステップと、 前記第1の絶縁膜(101)をエッチングストッパにし
て前記第2の絶縁膜(102)をエッチングし、前記第
2の絶縁膜(102)にコンタクトホール(104)を
形成するステップと、 前記第2の絶縁膜(102)および前記半導体基板(1
0)に同時に、ゲッタリング作用のあるイオン種をイオ
ン注入するステップとを備え、 前記半導体基板(10)に対する前記イオン注入は、前
記第1の絶縁膜(101)を介して行なわれるを備えた
半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の半導体装置の製造方法に
おいて、 前記第2の絶縁膜(102)を、高密度プラズマCVD
法により形成する半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の半導体装置の製
造方法において、 前記第2の絶縁膜(102)は、シリコン酸化膜であ
り、 前記ゲッタリング作用のあるイオン種は、リンである半
導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 請求項2から4のいずれかに記載の半導
体装置の製造方法において、 前記第1の絶縁膜(101)は、シリコン窒化膜である
半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項2から5のいずれかに記載の半導
体装置の製造方法において、 前記イオン注入するステップの後に、前記コンタクトホ
ール(104)により露出する前記第1の絶縁膜(10
1)を選択的にエッチングするステップを備えた半導体
装置の製造方法。 - 【請求項7】 半導体基板(10)上の半導体素子(1
1)の上面にエッチングストッパ(101)を形成する
ステップと、 前記エッチングストッパ(101)の上に絶縁膜(10
2)を形成するステップと、 前記エッチングストッパ(101)により停止するよう
にエッチング処理を施して、前記絶縁膜(102)に一
対のコンタクトホール(104)を形成するステップ
と、 前記絶縁膜(102)および前記半導体基板(10)に
同時に、ゲッタリング作用のあるイオン種をイオン注入
するステップと、 前記イオン注入の後に、前記一対のコンタクトホール
(104)のうちの一方の前記コンタクトホール(10
4)をマスクするステップと、 前記絶縁膜(102)および前記半導体基板(10)に
同時に、ボロンイオン注入を行うステップとを備え、 前記半導体基板(10)に対する前記ゲッタリング作用
のあるイオン種のイオン注入は、前記エッチングストッ
パ(101)を介して行なわれる半導体装置の製造方
法。 - 【請求項8】 半導体基板(10)上の半導体素子(1
1)の上面に第1の絶縁膜(101)を形成するステッ
プと、 前記第1の絶縁膜(101)の上に第2の絶縁膜(10
2)を形成するステップと、 前記第1の絶縁膜(101)をエッチングストッパにし
て前記第2の絶縁膜(102)をエッチングし、前記第
2の絶縁膜(102)に一対のコンタクトホール(10
4)を形成するステップと、 前記第2の絶縁膜(102)および前記半導体基板(1
0)に同時に、ゲッタリング作用のあるイオン種をイオ
ン注入するステップと、 前記イオン注入の後に、前記一対のコンタクトホール
(104)のうちの一方の前記コンタクトホール(10
4)をマスクするステップと、 前記絶縁膜(102)および前記半導体基板(10)に
同時に、ボロンイオン注入を行うステップとを備え、 前記半導体基板(10)に対する前記ゲッタリング作用
のあるイオン種のイオン注入は、前記第1の絶縁膜(1
01)を介して行なわれる半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 請求項8記載の半導体装置の製造方法に
おいて、 前記第2の絶縁膜(102)を、高密度プラズマCVD
法により形成する半導体装置の製造方法。 - 【請求項10】 請求項8または9記載の半導体装置の
製造方法において、 前記第2の絶縁膜(102)は、シリコン酸化膜であ
り、 前記ゲッタリング作用のあるイオン種は、リンである半
導体装置の製造方法。 - 【請求項11】 請求項8から10のいずれかに記載の
半導体装置の製造方法において、 前記第1の絶縁膜(101)は、シリコン窒化膜である
半導体装置の製造方法。 - 【請求項12】 請求項8から11のいずれかに記載の
半導体装置の製造方法において、 前記ゲッタリング作用のあるイオン種をイオン注入する
ステップの後、前記一方の前記コンタクトホール(10
4)をマスクするステップの前に、前記一対のコンタク
トホール(104)に露出する前記第1の絶縁膜(10
1)を選択的にエッチングするステップを備えた半導体
装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10140697A JP3141937B2 (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10140697A JP3141937B2 (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11340235A JPH11340235A (ja) | 1999-12-10 |
JP3141937B2 true JP3141937B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=15274647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10140697A Expired - Fee Related JP3141937B2 (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141937B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
KR100610436B1 (ko) * | 2003-12-23 | 2006-08-08 | 주식회사 하이닉스반도체 | 게이트 산화막의 열화 억제 방법 |
JP4820785B2 (ja) * | 2007-07-20 | 2011-11-24 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
JP5570754B2 (ja) * | 2009-05-14 | 2014-08-13 | ローム株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
EP2843696A1 (en) * | 2013-08-27 | 2015-03-04 | IMEC vzw | A method for dopant implantation of FinFET structures |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP10140697A patent/JP3141937B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH11340235A (ja) | 1999-12-10 |
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