JP3141392B2 - 機械プラント用モジュール枠 - Google Patents

機械プラント用モジュール枠

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JP3141392B2 JP02294127A JP29412790A JP3141392B2 JP 3141392 B2 JP3141392 B2 JP 3141392B2 JP 02294127 A JP02294127 A JP 02294127A JP 29412790 A JP29412790 A JP 29412790A JP 3141392 B2 JP3141392 B2 JP 3141392B2
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修一 山本
義紀 今清水
悦朗 平本
薫 前山
欽昭 須田
定之 森田
敏行 ▲高▼田
昭二 川谷
邦仁 森岡
和久 半田
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は船舶、海上構造物、陸上及び陸上構造物等で
用いる機械プラント用モジュール枠に関するものであ
る。
[従来の技術] 機械プラントを製作する場合の例として、たとえば、
船舶における機関室艤装について説明すると、従来で
は、第9図に一例を示す如く、機関室aで必要な各種の
艤装品(機器d、パイプe、交通装置f及び動力線や付
属品など)cを機関室a内に搬入し、該各艤装品cをデ
ッキ等の船殻構造物bにそれぞれ取り付けることにより
行うようにしてある。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記艤装方法によって機械プラントを製作
する場合、各艤装品cを船殻構造物bに取り付けるよう
にしているので、精度よく取り付けるためには、船殻構
造を熟知した設計展開が必要であると共に、船殻構造物
bと各艤装品cの詳細なスケジュール調整が必要であ
る、等の問題点を有していた。
そこで、本発明は、上記の船内艤装はもとより、あら
ゆる機械プラントを製作する場合において、プラント用
の機器類を容易に精度よく取り付けることができるよう
な機械プラント用モジュール枠を提供しようとするもの
である。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記課題を解決するために、梁材を縦横直
角に組んで内側を機械プラント用機器類の取り付けがで
きる大きさとしてなる平面的な井桁枠構造物とし、且つ
該井桁枠構造物の各梁材の端部に結合部を設けた構成を
有する機械プラント用モジュール枠とする。
又、梁材を縦横直角に組んでなる平面的な井桁枠構造
物の矩形の各頂点の位置に、高さ方向に向けて配置した
柱材を組んで内側を機械プラント用機器類の取り付けが
できる大きさとしてなる立体的な井桁枠構造物とし、且
つ該井桁枠構造物の各梁材と柱材の端部に結合部を設け
た構成を有する機械プラント用モジュール枠とする。
[作用] 平面的な井桁枠構造物又は立体的な井桁枠構造物の内
側に機械プラント用機器類を取り付けることにより、モ
ジュール枠自体を基準にして機械プラントのモジュール
製作を行うことができるので、据え付け、取り付け精度
の向上を図ることができる。又、複数連結する場合は、
端部の結合部によって精度よく且つ容易に行うことがで
きるので、プラント製作スペースに応じた大きさにする
ことができる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すもので、
矩形の各頂点の位置に高さ方向に向けて配置した柱材1
と、これら柱材1の間を縦横に連結するように配置した
梁材2とを、図示しない枠製作治具を用いることにより
高い直角精度で組み立てて、内側を機械プラント用機器
類の取り付けができる大きさとしてなるコンテナサイズ
の立体的な井桁枠構造物とし、且つ該井桁枠構造物を構
成する上記柱材1と梁材2の各端部にフランジ3を結合
部として直角に取り付けて、機械プラント用モジュール
枠4を構成し、該モジュール枠4同士を結合する際、上
記フランジ3を突き合わせてボルトにて接合することに
より縦、横、高さ方向に結合させられるようにする。
上記柱材1及び梁材2は、据え付けるべき機器類の重
量を与えると共に防振上からも充分な剛性を有するもの
とし、実施例ではI形鋼を採用しているが、H形、溝
形、角形、丸形などの形鋼、あるいは、ビルトアップ材
を採用することができる。
上記構成としたモジュール枠4を用いて、たとえば、
船体に機械プラントとしての艤装を完成させる場合に
は、先ず、モジュール枠4に、該モジュール枠4を基準
として機器やパイプ、動力線、交通装置及び付属品等の
単体又は群を据え付け、次に、横方向に隣接させ、又、
上下方向に積重ねて配置したモジュール枠4同士を、該
各モジュール枠4の柱材1又は梁材2の各端部に設けた
フランジ3を突き合わせてボルト接合することにより第
3図に示す如く、船内搭載単位に大組み連結して大組み
ユニット4Uとし、しかる後、第4図に示す如く、上記大
組みユニット4Uを船5内の所定位置に搭載し、更に、大
組みユニット4U同士を結合して艤装を完成させる。な
お、上記モジュール枠4には、必要に応じて第5図に示
す如く、床6を張るようにする。
上記において、モジュール枠4はコンテナサイズとし
てあって運搬が容易であるため、各種の機器類の据え付
け、取り付け作業を、作業環境のよい場所を選んで行う
ことができる。又、これら機器類の据え付けによる機械
プラントのモジュール製作を、モジュール枠4を基準に
して行うことができるので、据え付け、取り付け精度の
向上を図ることができ、プラントモジュールの標準化を
図ることができる。更に、モジュール枠4は立体的な井
桁枠構造としてあることから、該モジュール枠4を基準
に製作したプラントモジュールを、空間を有効に利用し
て立体配置することが可能となり、しかもこの際、井桁
枠構造のモジュール枠4同士の結合は、たとえば、箱型
構造のものを結合する場合に比して結合個所が少ないた
め、精度を保持して容易に結合することができる。
なお、上記実施例では、モジュール枠4同士の結合
を、フランジ3とフランジ3を突き合わせてボルト接合
した場合を示したが、フランジ3同士を溶接固着した
り、あるいは、第6図に示す如き、結合金物7や第7図
に示す如きスリーブ8を用いて非溶接固着してもよい
し、更に、上記溶接固着方式と非溶接固着方式を併用し
てもよい。
次に、第8図は本発明の他の実施例を示すもので、第
1図に示す立体的な井桁枠構造としたモジュール枠4に
おいて、柱材1を付けない構成としたものである。すな
わち、梁材2だけを縦横に組んで内側を機械プラント用
機器類の取り付けができる大きさとしてなる平面的な井
桁枠構造物とし、且つ該井桁枠構造物を構成する各梁材
2の端部に、結合部としてのフランジ3を設けてモジュ
ール枠4′としたものである。
この第8図に示す平面的な井桁枠構造のモジュール枠
4′の場合には、平面的な機械プラントをモジュール製
作する場合に有利である。
なお、上記実施例では、モジュール枠をコンテナサイ
ズとした場合を示したが、このサイズに限られるもので
はなく所要のサイズとすることができること、又、実施
例では船舶への採用例を示したが、他の海上構造物、陸
上及び陸上構造物等のあらゆる機械プラントのモジュー
ル製作に採用できること、その他本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
[発明の効果] 以上述べた如く、本発明の機械プラント用モジュール
枠によれば、梁材を縦横直角に組んで内側を機械プラン
ト用機器類の取り付けができる大きさとしてなる平面的
な井桁枠構造物とし、且つ該井桁枠構造物の各梁材の端
部に結合部を設けた構成としてあるので、モジュール枠
自体を基準として機械プラントのモジュール製作を行う
ことができ、機器類の据え付け、取り付け精度の向上を
図ることができて、プラントモジュールの標準化を図る
ことができ、又、運搬が容易であるため、各種機器類の
据え付け、取り付け作業を作業環境のよい場所を選んで
行うことができ、更に、結合可能な井桁枠構造物として
あることから、プラントの設置スペースに応じたサイズ
に結合でき、且つ結合個所が少ないので、精度を保持し
て容易に結合することができるという優れた効果を発揮
し、又、梁材を縦横直角に組んでなる平面的な井桁枠構
造物の矩形の各頂点の位置に、高さ方向に向けて配置し
た柱材を組んで内側を機械プラント用機器類の取り付け
ができる大きさとしてなる立体的な井桁枠構造物とし、
且つ該井桁枠構造物の各梁材と柱材の端部に結合部を設
けた構成とすることにより、モジュール枠を基準に製作
したプラントモジュールを、空間を有効に利用して立体
配置することが可能となるという優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機械プラント用モジュール枠の一実施
例を示す斜視図、第2図は結合部の拡大側面図、第3図
は結合状態を示す概略斜視図、第4図は船に搭載した状
態を示す概略図、第5図は床を張った場合の例を示す概
略図、第6図及び第7図はいずれも結合部の他の例を示
す側面図、第8図は本発明の他の実施例の概要図、第9
図は従来における機関室艤装方法の一例を示す概要図で
ある。 1……柱材、2……梁材、3……フランジ(結合部)、
4,4′……モジュール枠。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前山 薫 広島県呉市昭和町2番1号 石川島播磨 重工業株式会社呉第一工場内 (72)発明者 須田 欽昭 広島県呉市昭和町2番1号 石川島播磨 重工業株式会社呉第一工場内 (72)発明者 森田 定之 愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播 磨重工業株式会社愛知工場内 (72)発明者 ▲高▼田 敏行 広島県呉市昭和町2番1号 石川島播磨 重工業株式会社呉第一工場内 (72)発明者 川谷 昭二 広島県呉市昭和町2番1号 石川島播磨 重工業株式会社呉第一工場内 (72)発明者 森岡 邦仁 広島県呉市昭和町2番1号 石川島播磨 重工業株式会社呉第一工場内 (72)発明者 半田 和久 広島県呉市昭和町2番1号 石川島播磨 重工業株式会社呉第一工場内 (56)参考文献 特開 昭53−139307(JP,A) 実開 昭48−44213(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16S 3/04 F16M 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】梁材を縦横直角に組んで内側を機械プラン
    ト用機器類の取り付けができる大きさとしてなる平面的
    な井桁枠構造物とし、且つ該井桁枠構造物の各梁材の端
    部に結合部を設けた構成を有することを特徴とする機械
    プラント用モジュール枠。
  2. 【請求項2】梁材を縦横直角に組んでなる平面的な井桁
    枠構造物の矩形の各頂点の位置に、高さ方向に向けて配
    置した柱材を組んで内側を機械プラント用機器類の取り
    付けができる大きさとしてなる立体的な井桁枠構造物と
    し、且つ該井桁枠構造物の各梁材と柱材の端部に結合部
    を設けた構成を有することを特徴とする機械プラント用
    モジュール枠。
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