JP3141217B2 - カラー液晶ディスプレイ装置 - Google Patents

カラー液晶ディスプレイ装置

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JP3141217B2 JP04217673A JP21767392A JP3141217B2 JP 3141217 B2 JP3141217 B2 JP 3141217B2 JP 04217673 A JP04217673 A JP 04217673A JP 21767392 A JP21767392 A JP 21767392A JP 3141217 B2 JP3141217 B2 JP 3141217B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、解像度の高いカラー
画像を表示するカラー液晶ディスプレイ装置、特にビデ
オカメラのビューファインダやパーソナルコンピュータ
のディスプレイ装置に適したカラー液晶ディスプレイ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来のカラー液晶ディスプレイ装
置の断面図、図15はその液晶ディスプレイ(以下、「L
CD」という)の透視斜視図である。図14において、1
はLCD、2はフロントパネル、3はフレーム、4はラ
バーコネクタ、5は回路基板、6はフィルタ、7はラン
プハウス、8はバックライト、9はLCDドライバであ
る。図15において10はトランジスター(TFT)101 に
よって制御される画素電極102 および共通電極103 を有
する液晶層、11はR,G,Bのカラーフィルタ、12は液
晶層10、カラーフィルタ11を両面から挟持すると共に偏
光板121 が取り付けられているガラス板である。
【0003】次に動作を説明する。赤(以下、「R」と
いう),緑(以下、「G」という),青(以下、「B」
という)の画像信号は、LCDドライバ9に入力され、
回路基板5およびラバーコネクタ4を介してLCD1を
駆動する。LCD1には、図15に示すように碁盤の目状
に配列された画素電極102 に対応してR,G,Bのカラ
ーフィルタ11が配列されており、RGB画像信号により
画素電極102 に電位を与えて液晶層10の透過光量を制御
する。液晶は発光素子でないので背面にバックライト8
を設け、その照明光の透過光を液晶層10で制御すること
によってカラー画像を得ており、バックライト8が画面
上で一様の明るさに見えるようにランプハウス7とフィ
ルタ6が配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在の1体型ビデオカ
メラに用いられる1インチ液晶カラービューファインダ
の総画素数は、最も多いもので約10万画素程度である。
画素数はR,G,B3色の合計値であるから、1色当り
では1/3の画素数になり、ビデオカメラの撮像デバイ
スの分解能を大幅に下廻るディスプレイ装置しか構成し
得ないことになる。また、小さな画素に対応したR,
G,Bのフィルタを製造するには微細加工が必要である
ため生産性が悪く、コスト高となる要因となっていた。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、小形で高解像度のカラー液晶デ
ィスプレイ装置を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカラー液
晶ディスプレイ方法および装置は、R,G,Bの色光ま
たはこれの補色光で液晶ディスプレイを照明するバック
ライトを設け、上記液晶ディスプレイを一画面のR,
G,B画像信号で順次駆動するとともに、これに同期さ
せて同色光または異色光、もしくは補色光のバックライ
トを点灯すると共に、点灯するR,G,Bまたはこれの
補色光のバックライトに所定の輝度差を設けるようにし
たものである。
【0007】
【作用】上記のように構成されたカラー液晶ディスプレ
イ装置は、液晶ディスプレイに印加されるR,G,Bの
画像信号に同期して同色のバックライトを点灯すると、
カラー画像が表示され、また、点灯するバックライトに
輝度差を設けることによ り、表示するカラー画像の色温
度を調整することができる。
【0008】参考例1. 以下、この発明に対する参考例1を図について説明す
る。図1は参考例1の液晶ディスプレイ装置の断面図
で、図14と同一符号はそれぞれ同一部分を示しており、
13,14,15はそれぞれ赤,緑,青色に発光するR,G,
Bバックライトで、信号処理装置16からR,G,B画像
信号が順次LCDドライバ9に供給され、同時にこの
R,G,B画像信号に同期してR,G,Bバックライト
13、14、15を順次点灯させるよう、バックライト発光タ
イミング信号BR ,BG ,BB が送出される。ここで、
LCD1Aは図15のLCD1からカラーフィルタ11を取
り除き、その他の構成は同様のものである。
【0009】図2はこの参考例1の信号処理装置16のブ
ロック回路図で、画像信号をR,G,B画像信号に分離
するRGB変換器17と、このR,G,B画像信号をそれ
ぞれデジタル信号に変換するA/D変換器18と、RGB
画像信号の時間軸をそれぞれ1/3に圧縮して元の画像
信号の一垂直走査期間内にR,G,Bの順に並べて送出
する時間軸圧縮手段を構成するフィールドメモリ19と、
入力画像信号から水平同期信号HDと垂直同期信号VD
を分離する同期分離回路20と、この水平、垂直同期信号
HD,VDにもとづいて各種のタイミング信号を発生す
るタイミングパルスジェネレータ21と、このタイミング
パルスジェネレータ21から出力されるタイミング信号に
制御されてフィールドメモリ19から出力される時間軸圧
縮R,G,B信号を切り換えてLCDドライバ9に出力
するスイッチ25と、タイミングパルスジェネレータ21か
ら出力される発光タイミング信号BR ,BG ,BB によ
ってR,G,Bバックライト13,14,15を発光させるバ
ックライトドライバ23とで構成されている。ここでタイ
ミングパルスジェネレータ21は、PLL24、カウンタ25
およびコンパレータ26で構成されている。図3は参考
1のタイミングチャートである。
【0010】次に、参考例1の動作を説明する。図2に
おいて、画像信号(図3(a) )はRGB変換器17により
R,G,B画像信号に分離される。図3(b) ,(c) ,
(d) はそれぞれ一画面分のR,G,B変換後のR,G,
B画像信号を示している。なお、ビデオカメラの場合は
R,G,B画像信号がそのまま取り出される場合がある
が、この場合はRGB変換器17は必要でない。
【0011】R,B,G画像信号はA/D変換器18によ
ってそれぞれデジタル値に変換され、フィールドメモリ
19に格納される。他方、入力画像信号は同期分離回路20
に入力されて同期信号HD,VDが分離され、タイミン
グンパルスジェネレータ21に送られる。タイミングパル
スジェネレータ21内では、水平同期信号HD(NTSC
−TVシステムの場合15.73KHz)に同期したR,G,B
画像信号のメモリへの書き込み・読みだしタイミングを
制御するクロック信号がPLL24により作成され、カウ
ンタ25と時間軸圧縮処理回路を構成するフィールドメモ
リ19のリードクロックRCLK端子に入力される。
【0012】カウンタ25およびコンパレータ26は、PL
L24から入力されるクロック信号にもとづいてR,G,
B画像信号のフィールドメモリ19への書き込みタイミン
グ信号、読みだしタイミング信号、R,G,B画像信号
供給切り換えタイミング信号、バックライトドライバ23
の発光タイミング信号を作成する。フィールドメモリ19
の書き込みしクロック(WCLK)は、PLL24からの
クロック信号をカウンタ25により3分周することにより
得られ、画像信号のサンプリング信号(例えば3.58MHz
)となる。
【0013】RGB供給切り換えタイミング信号はスイ
ッチ22に入力され、LCDドライバ9に図3(e) に示す
ようなタイミングで時間軸圧縮されたRGB画像信号を
送出する。このR,G,B画像信号はフィールドメモリ
19の読みだしクロック(RCLK)の周波数を書き込み
クロック(WCLK)の周波数の3倍にすればR,G,
B画像信号の時間軸を1/3倍に圧縮でき、読み出しタ
イミングをずらすことによって図3(e) のように所定の
順序で一垂直走査期間内に順次送出することができる。
【0014】他方、バックライトドライバ23には、バッ
クライトドライバ23から図3(f) のような発光タイミン
グ信号が供給される。図中のBR はRバックライト13の
発光タイミング信号、BG はGバックライト14の発光タ
イミング信号、BB はBバックライト15の発光タイミン
グ信号である。以上のようにしてLCD1に時間圧縮さ
れた一垂直走査期間分(一画面分)のR,G,B画像信
号が一垂直走査期間内に順次供給され、この供給タイミ
ングに同期して同色光のR,G,Bバックライト13,1
4,15が発光してカラー画像が得られる。
【0015】尚、LCD1の場合、CRTのように電子
ビームを走査して画像を得るのではなく、画像信号を図
14のようにマトリクス状に配置された画素電極10をドラ
イブするので、1/3に時間軸圧縮したR,G,B画像
信号により、それぞれ一画面の画像を得ることができ
る。つまり従来の一画面を走査する時間で三画面分の画
像を得ることができる。またフィールドメモリ19の読み
出しを行っているときに次のフィールドの書き込みが行
われるので、フィールドメモリ19への書き込みが読みだ
しタイミングを追い越す場合がある。この場合でも視感
上あまり問題はないが、フィールドメモリ19をR,G,
B画信号に対してそれぞれ2フィールド分の容量を持た
せることで解決できる。
【0016】参考例2. 図4(e) ,(f) は、この発明に対する参考例2のタイミ
ングチャートで、それぞれ図3(e) ,(f) に対応する時
間軸圧縮R,G,B画像信号と発光タイミング信号を示
しており、ハードウェアの構成は、図1および図2と同
様である。この参考例2は、時間軸圧縮されたR,G,
B画像信号の送出期間の相互間にそれぞれ所定の時間間
隔tを設けるとともに、バックライト発光タイミング信
号にもこれに同期した時間間隔tを設けたものである。
この参考例2によれば、バックライトの残光時間の影響
を無くすことができる。
【0017】なお、図4(e) のR,G,B画像信号相互
間には所定の時間間隔tを設けず、図4(f) のバックラ
イトの発光タイミング信号のみに所定の時間間隔tを設
けても同様の効果が得られる。
【0018】
【実施例】実施例. 図5(e) ,(f) はこの発明の実施例のタイミングチャ
ートで、それぞれ図3(e) ,(f) に対応する時間軸圧縮
R,G,B画像信号と、発光タイミング信号を示してお
り、ハードウェアの構成は、図1および図2と同様であ
って、図5(f)の縦軸はバックライトの輝度レベルを示
している。
【0019】この実施例は、図2に示すように、バッ
クライトドライバ23に可変抵抗器からなるバックライト
輝度レベル調節手段27を設け、各可変抵抗器を調節する
ことでR,G,Bバックライト13、14、15の輝度を調節
するように構成したものである。このようにバックライ
ト13、14、15の輝度をR,G,B画像信号に対応して変
化させることにより簡単に配合比率を変化させることが
できるので、色温度の調整をディスプレイ側で簡単に行
うことができる。
【0020】バックライトの輝度はCFL管(冷陰極型
蛍光ランプ:現在一般的に用いられているLCDバック
ライトの1種)のような場合にはインバータで調光が可
能であり、陰極線管の場合には電子の加速電圧を変化さ
せれば良い。
【0021】実施例. 図6(e) ,(f) はこの発明の実施例のタイミングチャ
ートで、それぞれ図5(e) ,(f) に対応する時間軸圧縮
R,G,B画像信号と、発光タイミング信号を示してお
り、ハードウェアの構成は、図1および図2と同様であ
る。この実施例は、参考例2と同様に、時間軸圧縮
R,G,B画像信号(図6(e))と、R,G,B発光タ
イミング信号(図6(f))の送出期間の相互間に所定の
時間間隔tを設けたものである。この実施例によれ
ば、R,G,Bバックライト13、14、15の残光時間の影
響が無く、色温度の調整をディスプレイ側で簡単に行う
ことができる液晶ディスプレイ装置が得られる。
【0022】参考例3. 図7(e) ,(f) はこの発明に対する参考例3のタイミン
グチャートで、それぞれ図3(e) ,(f) に対応する時間
軸圧縮R,G,B画像信号と、発光タイミング信号を示
しており、ハードウェアの構成は、図1および図2と同
様である。
【0023】この参考例3は、LCD1に図7(e) に示
すタイミングで時間軸圧縮R,G,B画像信号を印加す
るのに同期して図7(f) に示すように、異なる色で発光
するバックライトを点灯させる。例えばR画像信号の時
にはGのバックライトを点灯する。このようにLCD1
へ順次送出するR,G,B画像信号と発光するバックラ
イトの色光を一致させないことで、被写体は認識できる
が、色が合っていない不自然な色調の画像を表示するこ
とができる。これを利用してビデオカメラ撮影時に、ビ
デオカメラや記録装置などにバッテリの終了や、テープ
エンド等の不具合が生じた場合や、その他の異常が有っ
た場合に、不自然な色調の画像を表示したり、一定の時
間間隔でこの不自然な色調の画像を表示することによ
り、撮影者にある程度画像を認識させながら異常を知ら
すことができる。
【0024】参考例4. 図8(e) ,(f) はこの発明に対する参考例4のタイミン
グチャートで、それぞれ図7(e) ,(f) に対応する時間
軸圧縮R,G,B画像信号と、発光タイミング信号を示
しており、ハードウェアの構成は、図1および図2と同
様である。
【0025】この参考例4は、参考例2と同様に、時間
軸圧縮R,G,B画像信号の期間の相互間、および各色
のバックライト発光タイミング信号の期間の相互間に、
それぞれ所定の時間間隔tを設けたもので、参考例2と
同様に、バックライトの残光時間の影響を無くすことが
できる。
【0026】実施例. 図9はこの発明の実施例のカラー液晶ディスプレイ装
置の断面図で、図1と同一符号はそれぞれ同一部分を示
しており、28,29,30はそれぞれシアン(以下「C」と
いう),マゼンダ(以下、「M」という),黄色(以
下、「Y」という)に発光するバックライトで、それぞ
れR,G,Bの補色である。この実施例のようにR,
G,Bの補色のバックライトを使用すると、スチルカメ
ラ等のネガフィルムを通常のポジ画像として表示するこ
とができる。
【0027】図10は図9に示した構成のカラービューフ
ァインダを備えたビデオカメラの使用例を示す図で、31
はビデオカメラ、32は撮影後現像済みのスチルカメラの
ネガフィルム、33はフィルムホルダ、34はランプ、35は
カラービューファインダである。
【0028】通常、ネガフィルム32をそのまま見ると何
が写っているのかよく解らないが、この実施例のビデオ
カメラ31でネガフィルム32を撮影するとき、カラービュ
ーファインダ35から見るとポジ画像として見ることがで
きる。
【0029】実施例. 図11はこの発明の実施例のカラー液晶ディスプレイ装
置の断面図で、図1および図9と同一符号はそれぞれ同
一構成部分を示しており、バックライトにR,G,Bバ
ックライト13,14,15と、C,M,Yバックライト28,
29,30を設けたものである。
【0030】この実施例のように、R,G,Bバック
ライト13,14,15とR,G,Bの補色のC,M,Yバッ
クライト28,29,30の両方を設け、通常の撮影時と、ネ
ガフィルムの撮影時とに応じてバックライトを切り換え
ることにより、ポジとネガの2つのモードで表示するこ
とができる。
【0031】なお、ネガフィルム32をビテオカメラ31で
撮影し、電気的にネガ→ポジの補正をすることは可能で
あるが、処理回路が複雑かつ膨大となるのに対し、この
実施例ではC,M,Yバックライト28,29,30を追加
するだけでよいので構成が簡単となる。
【0032】参考例5. 図12はこの発明に対する参考例5の信号処理装置のブロ
ック回路図、図13はこの参考例5のタイミングチャート
で、図13(a) 〜(d) はそれぞれ図3(a) 〜(d)に対応す
る信号を、図13(e) はバックライト発光タイミング信号
を示しており、ハードウェアの構成は、図1と同様であ
る。
【0033】この参考例5は、パーソナルコンピュータ
のディスプレイに適用した例を示している。図12におい
て、36はVRAMと呼ばれるパーソナルコンピュータ
(以下、「PC」という)の画像メモリで、R,G,B
の色に対応するデータが入っている。37はスイッチ22の
切換信号を発生する切換信号発生器である。PCの場
合、動画をおもに表示するTVと違って静止画を映すこ
とが多いので、図13(b) 〜(d) のように、R,G,B画
像信号の時間軸を圧縮せずにスイッチ22によって一垂直
走査期間ごとに順次切り換えてLCD1に印加するとと
もに、R,G,B画像信号の色に対応したバックライト
を図13(e) に示すように点灯すればカラー画像を表示す
ることができる。
【0034】この参考例5によれば、参考例1〜4及び
実施例1〜に示したR,G,B画像信号の時間軸を圧
縮する方法と比べて、フィールドメモリやメモリへのタ
イミング信号等が不要となり、R,G,Bバックライト
を従来の白黒液晶ディスプレイ装置に追加するだけで安
価な高解像度のカラー液晶ディスプレイ装置が実現でき
る。
【0035】なお、PCメモリからの読みだし周期を上
参考例1〜4及び実施例1〜のように1/3に圧縮
して従来の一垂直走査期間内にR,G,Bの画像を映出
するようにしてもよいことはいうまでもない。
【0036】なお、上記参考例1〜4及び実施例1〜
では、R,G,B画像信号の時間軸の圧縮を1/3とし
たが、1/3以下の1/4,1/5などにしてもよい。
【0037】また、上記各参考例及び実施例ではバック
ライトにCFL管を用い、R,G,Bおよび/または
C,M,Y各1本のバックライトを配置した例を示した
が、バックライトはR,G,Bに発光するものならば何
でもよく、例えばカラーCRTを用いたり、R,G,B
のLEDを多数並べたり、各バックライトを並列に数組
並べて大画面に対応させたり、VFD(表示管)を用い
てより平面に均等に発光するバックライトを用いると画
面の明るさの均一性が良くなる。
【0038】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下のような効果を奏する。
【0039】液晶ディスプレイに、R,G,Bのバック
ライトを、R,G,B画像信号に同期してR,G,Bの
バックライトを点灯させることによりカラー画像が表示
でき、これらのバックライトおよびこれを点灯させる駆
動手段を設けるだけで、カラー液晶ディスプレイ装置を
構成できる。
【0040】また、バックライトの色光をR,G,Bの
補色光にすることで、ネガフィルムのカラー画像をポジ
フィルムのカラー画像として表示できるカラー液晶ディ
スプレイ装置を構成できる。
【0041】また、R,G,BまたはC,M,Yのバッ
クライトの輝度をそれぞれが所定の輝度差をもつように
調整することにより、表示するカラー画像の色温度を変
えることができる。
【0042】また、R,G,B画像信号の時間軸を1/
3以下に圧縮して一垂直走査期間内に所定の順序で並べ
る変換を行い、このR,G,B画像信号で液晶ディスプ
レイを駆動するとともに、この時間軸圧縮R,G,B画
像信号に同期して同色のバックライトを点灯することに
より、テレビジョン映像信号を表示できるカラー液晶デ
ィスプレイ装置が得られる。
【0043】また、R,G,B画像信号に同期して点灯
させるバックライトの間に適当な時間間隔を設けること
により、残光による影響を無くしたカラー画像を表示す
ることができる。
【0044】また、液晶ディスプレイを駆動するR,
G,B画像信号に同期させて点灯するバックライトを異
なる色光のものとすることにより、不自然な色調のカラ
ー画像を表示できるので、警告の報知などに利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に対する参考例1の断面図である。
【図2】参考例1の信号処理装置のブロック回路図であ
る。
【図3】参考例1のタイミングチャートである。
【図4】この発明に対する参考例2のタイミングチャー
トである。
【図5】この発明の実施例のタイミングチャートであ
る。
【図6】この発明の実施例のタイミングチャートであ
る。
【図7】この発明に対する参考例3のタイミングチャー
トである。
【図8】この発明に対する参考例4のタイミングチャー
トである。
【図9】この発明の実施例の断面図である。
【図10】この発明の実施例の作用を説明するための
図である。
【図11】この発明の実施例の断面図である。
【図12】この発明に対する参考例5の信号処理装置を
示すブロック回路図である。
【図13】参考例5のタイミングチャートである。
【図14】従来例の液晶ディスプレイ装置を示す断面図
である。
【図15】この従来例の液晶ディスプレイの構成を示す
透視斜視図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶ディスプレイと、この液晶ディスプ
    レイを背面から赤,緑,青の補色光で照明するバックラ
    イトと、上記液晶ディスプレイをそれぞれ一画面の赤,
    緑,青の画像信号で順次駆動する手段と、この赤,緑,
    青の画像信号に同期して上記補色光のバックライトをそ
    れぞれ各色光が所定の輝度差をもつように点灯させる手
    段とを備えたカラー液晶ディスプレイ装置。
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