JP3531910B2 - 再撮用モニタ装置および再撮システム - Google Patents
再撮用モニタ装置および再撮システムInfo
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Description
イ等の非自発光型ディスプレイを用いた再撮用モニタ装
置およびこの再撮用モニタ装置を用いた再撮システムに
関する。
含む場面をテレビカメラで収録する手法が採用される場
合が多くなっている。このモニタを含む場面をテレビカ
メラで収録する撮影手法は、再撮と呼ばれている。
テレビ番組のセットのスタジオ内に配置してテレビカメ
ラで再撮すると、人の目で見たモニタの画面は正常であ
っても、テレビカメラで撮影したモニタの画面は青白く
なり、不自然な画像となることが知られている。
温度より高いことにより発生する現象である。
人の網膜から入った映像刺激に対して、脳内で自然と色
補正が行われるため、モニタの色温度がスタジオ内の色
温度と異なる場合でも、不自然な感じを受けることなく
異なる色温度でも溶け込んでいるように認識される。
な色補正が自動的に行われないので、モニタの色温度が
スタジオ内の色温度より高いと、テレビカメラで撮影し
たモニタの画面は青白くなる。
撮用モニタは、スタジオ内の色温度に合わせて、その色
温度を3000K(ケルビン)から3400Kに再調整
されて使用されていた。
が一般的であり、この再撮用モニタがCRTの場合の色
温度の調整手法は、CRT管の前段にあるドライブ回路
のRGBゲインを再調整して、CRTの色温度を下げ、
これによりCRTの色温度をスタジオ内の色温度に合わ
せる手法が通常用いられてきた。
9000K付近から時には10000Kを越える調整が
なされているものがあり、このようなCRTを再撮用モ
ニタを用いる場合、色温度の補正幅が大きくなり、画面
の明るさを犠牲にしないと色温度の補正ができなかった
が、CRTの蛍光体やCRT自体の構造の進化により、
このような色温度補正幅が大きい場合でも画面の十分な
明るさが得られるようになったので、CRT管の前段の
RGBゲインを調整する手法を採用せずに、CRTの外
部に簡易型のカラーコレクタを取りつけて、このカラー
コレクタを用いて色温度補正を行う手法も採用されてい
る。
再撮用モニタとして、従来から使用されてきたCRTに
代わって、液晶ディスプレイの採用が検討されている。
ためにフリッカが少ない 4)消費電力が少ない 等が挙げられる。
して適さないとされていた。
は目覚しく、上記欠点も大幅に改善されている。これに
伴って、スタジオ内の再撮用モニタとして液晶ディスプ
レイを使用する試みもなされている。
タとして液晶ディスプレイを使用する場合の色温度補正
の手法としては、 1)RGBゲインを映像信号レベルで制御する(RGB
調整法) 2)液晶ディスプレイの画面に光学フィルタを装着して
色温度補正を行う(フィルタ調整法) 等の手法が考えられている。
レベルで制御するRGB調整法若しくは液晶ディスプレ
イの画面に光学フィルタを装着して色温度補正を行うフ
ィルタ調整法のいずれを採用した場合でも、色温度補正
後に十分な画面の輝度が得られなくなるという問題が生
じた。
CRTと同様にRGBゲインを映像信号レベルで制御す
ることにより色温度補正を行うことは可能であるが、色
温度を下げるために、基本的には、G成分、B成分の輝
度を落とすことになり、そのため全体の輝度が落ちる。
全体の輝度を上げてバランスを取っているが、液晶ディ
スプレイは、CRTと比較して輝度の飽和点が低いた
め、CRTの場合のように、色温度補正後に全体の輝度
を上げてバランスを取るという手法は採用できない。
を行う手法の場合も、色温度を下げるために、基本的に
は、G成分、B成分の輝度を落とすことになり、そのた
め全体の輝度が落ちてしまう。
ことなく色温度を補正することができるようにした液晶
ディスプレイ等の非自発光型ディスプレイを用いた再撮
用モニタ装置およびこの再撮用モニタ装置を用いた再撮
システムを提供することを目的とする。
め、本発明の再撮システムは、1台のテレビカメラの視
野内に画像表示器の表示画面の映像と表示画面の周囲情
景との双方を収め、表示画面の映像と表示画面の周囲情
景とを共に被写体として同時に撮影するようにしたテレ
ビ番組制作用の再撮システムにおいて、前記画像表示器
としてバックライト式液晶表示器を採用するとともに、
バックライト光源それ自体の色温度をスタジオ等の表示
画面周囲情景の色温度に対応させて設定することを特徴
とするものである。
施の形態においては、バックライト光源それ自体の色温
度をスタジオ等の表示画面周囲情景に対応させて設定す
るために、バックライト光源を構成する冷陰極管のガラ
ス管内壁に塗布する蛍光体を選択すると言う手法が採用
される。
施の形態においては、バックライト光源それ自体の色温
度は3000°K〜3400°Kに設定される。
ビカメラの視野内に画像表示器の表示画面の映像と表示
画面の周囲情景との双方を収め、表示画面の映像と表示
画面の周囲情景とを共に被写体として同時に撮影するよ
うにしたテレビ番組制作用の再撮システムに適用される
画像表示器であって、前記画像表示器は、バックライト
式液晶表示器で構成され、かつそのバックライト光源そ
れ自体の色温度はスタジオ等の表示画面周囲情景の色温
度に対応させて設定されていることを特徴とするもので
ある。
においては、バックライト光源それ自体の色温度をスタ
ジオ等の表示画面周囲情景に対応させて設定するため
に、バックライト光源を構成する冷陰極管のガラス管内
壁に塗布する蛍光体を選択すると言った手法が採用され
る。
においては、バックライト光源それ自体の色温度は30
00°K〜3400°Kに設定される。
においては、バックライトの前面側には、反射形偏光性
フィルムが配設される。
とすことなく色温度を補正することができるようにした
液晶ディスプレイを用いた再撮用モニタ装置およびこの
再撮用モニタ装置を用いた再撮システムを提供すること
ができる。
ニタ装置および再撮システムの実施の形態を添付図面を
参照して詳細に説明する。
置の実施の一形態を示す側面図である。
液晶ディスプレイ10から構成される。ここで、この液
晶ディスプレイ10は、バックライトと呼ばれる冷陰極
管11−1〜11−4からの光を液晶デバイス13で開
閉することにより所望の画像の表示を行うものである。
によればスタジオ内の再撮用モニタとして使用される液
晶ディスプレイ10のバックライトを構成する冷陰極管
11−1〜11−4の色温度を周囲の色温度に対応して
設定する。
10は、スタジオ内の再撮用モニタとして使用されるも
ので、この場合、スタジオ内の色温度は、通常3000
Kから3400Kに設定されているのに対して、液晶デ
ィスプレイ10の色温度は、スタジオ内の色温度300
0Kから3400Kより高い。
ままスタジオ内の再撮用モニタとして使用した場合は、
この液晶ディスプレイ10の画面が青白くなり、不自然
な画像となる。
液晶ディスプレイ10のバックライトを構成する冷陰極
管11−1〜11−4として、その色温度が周囲、すな
わちスタジオ内の色温度対応して設定されたもの(この
例では、赤みがかったもの)を使用する。
適量の水銀と不活性ガス(アルゴン、ネオン、混合ガス
等)が封入されたガラス管内壁に蛍光体を塗布し、ガラ
ス管の両端に柱状の電極を取り付けることにより構成さ
れる。
の発光のメカニズムは、以下のようになる。すなわち、
この電極管に高電圧が印加されると管内にわずかに存在
する電子が電極へ高速に引かれて衝突する。
る。そして、この放電により陽極に引かれる電子と管内
の水銀分子とが衝突して、紫外線(253.7nm)が
放出される。この紫外線が蛍光体を励起し可視光線を発
光させる。
の色温度は、ガラス管内壁に塗布する蛍光体の選択によ
り設定することができる。
晶ディスプレイ10のバックライトを構成する冷陰極管
11−1〜11−4のガラス管内壁に塗布する蛍光体を
選択することにより、冷陰極管11−1〜11−4の色
温度をスタジオ内の色温度に対応して設定する。
プレイ10の輝度を落とすことなく、この液晶ディスプ
レイ10の色温度を周囲の色温度に対応して設定するこ
とができる。
10においては、この液晶ディスプレイ10の輝度を増
大させるために、バックライトを構成する冷陰極管11
−1〜11−4の前面、すなわち液晶デバイス13と図
示しない拡散シートとの間に輝度調整手段である反射型
偏光フィルム12を配置する。
ディスプレイ10の視野角を保持したままでこの液晶デ
ィスプレイ10の輝度を上昇させることができるもの
で、この反射型偏光フィルム12としては、例えば、住
友スリーエム株式会社製の商品名「オプティカルフィル
ムDBEF」等を用いることができる。
で、この液晶ディスプレイ10の輝度が60%増大する
ことが確認されている。
を構成する液晶ディスプレイ10は、1)バックライト
を構成する冷陰極管11−1〜11−4のガラス管内壁
に塗布する蛍光体を選択することにより、冷陰極管11
−1〜11−4の色温度をスタジオ内の色温度に対応し
て設定する 2)バックライトを構成する冷陰極管11−1〜11−
4の前面に輝度調整手段である反射型偏光フィルム12
を配置する という二つの手法を採用することで、この液晶ディスプ
レイ10の輝度を落とすことなく、この液晶ディスプレ
イ10の色温度を周囲の色温度に対応して設定するよう
に構成されている。
ライトを構成する冷陰極管11−1〜11−4の前面に
反射型偏光フィルム12を配置するように構成したが、
この反射型偏光フィルム12はこの発明においては必須
のものではなく、この反射型偏光フィルム12を用いな
くても十分に輝度が得られるように液晶ディスプレイ1
0の特性が改善された場合は、この反射型偏光フィルム
12の配置は省略してもよい。
用いて構成した再撮システムの一実施の形態を示すブロ
ック図である。
図1に示した液晶ディスプレイ10と同様の構成を有す
るもので、例えば、テレビ番組のセットのスタジオ内に
配置され、この液晶ディスプレイ10には、液晶ドライ
ブ回路20を経由して所望の映像信号が印加される。こ
れにより、液晶ディスプレイ10には液晶ドライブ回路
20に加えられた所望の映像信号に対応する画像が表示
される。
像は、この液晶ディスプレイ10も含めてテレビカメラ
30で撮影するという再撮のために使用される。また、
テレビジョン40は、テレビカメラ30に接続され、テ
レビカメラ30で再撮された画像を表示するものであ
る。
度は、上述したように、液晶ディスプレイ10が配置さ
れるスタジオ内の色温度に合わせて設定する色温度補正
がなされている。
れた画像を再撮するテレビカメラ30から得られる画像
信号のうちの液晶ディスプレイ10の画面に対応する部
分の色が青白くなることなく、また、液晶ディスプレイ
10の色温度補正によって液晶ディスプレイ10の輝度
の低下も生じないので、テレビジョン40の液晶ディス
プレイ10の画面を含む表示画像を明るく、かつ自然な
画像として表示することができる。
テムにおける輝度劣化を伴わない色温度補正の原理を説
明する図である。
は、一般に、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブル
ー)の3色から構成されている。ここで、この発明に係
わる色温度を補正する前の液晶ディスプレイ10から発
生される光は、図3に「通常」と示されているように、
R、G、Bのいずれの成分の色も100%である。
えば、スタジオ内の色温度に合わせるために下げる場合
を考える。
は、前述したように、 1)RGB調整法(RGBゲインを液晶ドライブ回路2
0に加えられる映像信号レベルで制御する 2)フィルタ調整法(液晶ディスプレイ10の画面の前
面に光学フィルタを装着して色温度補正を行う) が知られている。
レイ10の色温度を下げる色温度補正は、基本的には、
液晶ディスプレイ10から発生される光のG成分および
B成分を落とすことになる。
れる光のR成分を基準としてG成分およびB成分を落と
す構成を考えると、液晶ディスプレイ10から発生され
る光の成分は、図3で「RGB調整法」と示すように、
R成分に関しては100%を保持できるが、G成分およ
びB成分はいずれも小さくなる。そして、この場合、液
晶ディスプレイ10は、CRTと比較して輝度の飽和点
が低いため、CRTの場合のように、色温度補正後に全
体の輝度を上げてバランスを取るという手法は採用でき
ない。
合、液晶ディスプレイ10から発生される光の全体の輝
度は小さくなることになる。
レイ10の色温度を下げる色温度補正も、基本的には、
液晶ディスプレイ10から発生される光のG成分および
B成分を落とすことにより行われる。
ィスプレイ10の画面の前面に光学フィルタを装着する
ことで色温度補正が行われるので、本来落とす必要のな
いR成分も、図3で「フィルタ調整法」と示すように、
小さくなり、この結果、液晶ディスプレイ10から発生
される光の全体の輝度は更に小さくなる。
手法においては、液晶ディスプレイ10のバックライト
を構成する冷陰極管11−1〜11−4の段階で色温度
補正を行うもので、液晶ディスプレイ10の輝度飽和点
は色温度補正前の100%のままで駆動できるものであ
る。
場合の液晶ディスプレイ10から発生される光のRGB
成分の割合を、図3で「この発明の手法」として示す。
法」においては、色温度補正がバックライトの段階で行
われ、液晶ディスプレイ10の輝度飽和点は100%の
状態で保持できるので、R、G、Bのいずれの成分の色
も100%となり、この結果、液晶ディスプレイ10の
輝度を落とすことなくこの液晶ディスプレイ10の色温
度補正が可能になり、この結果、この液晶ディスプレイ
10を再撮用モニタ装置として用いた場合は、この再撮
用モニタ装置の画面が青白くなくこともなく、また、明
るさが十分に確保され、自然な再撮画像を得ることがで
きる。
テムにおける具体的使用例を示す図である。
ュースキャスタ50が液晶ディスプレイ10を使用して
ニュースの解説を行う場面を想定している。この場合。
この場面を撮影するテレビカメラ30は、ニュースキャ
スタ50とともに、液晶ディスプレイ10の表示画面を
撮影することになるので、この発明で問題にしている再
撮が行われる。
4のガラス管内壁に塗布する蛍光体を選択することによ
り、冷陰極管11−1〜11−4の色温度をスタジオ内
の色温度に対応して設定する 2)バックライトを構成する冷陰極管11−1〜11−
4の前面に輝度調整手段である反射型偏光フィルム12
を配置する 構成が採用されているものを用いる。
ビカメラ30で撮影された撮影画像の一例を示す図であ
る。
30で撮影された画像は、このテレビカメラ30に接続
されている、例えば図2に示したテレビジョン40に表
示される。図5の表示画面40aは、このテレビジョン
40の表示画面の一例を示している。
スキャスタ50に対応する画像50aとともに、液晶デ
ィスプレイ10の表示画面を再撮した画像10aが表示
される。
の映像を再撮した画像10aは、液晶ディスプレイ10
の色温度がスタジオ内の色温度に色温度補正されている
ので、青白くなることのない、自然な画像として表示さ
れる。
度補正がバックライトの段階(すなわち、バックライト
それ自体)で行われており、更に、バックライトの前面
に輝度調整手段である反射型偏光フィルムが設けられて
いるので、色温度補正が行われたのにも拘わらず、液晶
ディスプレイ10の表示画面として十分な輝度が確保す
ることができ、液晶ディスプレイ10の表示画面を再撮
した画像10aもテレビジョン40の表示画面40a上
で十分な明るさで表示することが可能になる。
約1200LUXで、従来の液晶ディスプレイとこの発
明の液晶ディスプレイとに同一の信号(カラーバー)を
入力して、白ピークをスタジオカメラで撮影し、そのカ
メラの映像信号をウエーブフォームモニタで測定する
と、従来の液晶ディスプレイは55%の輝度となった
が、この発明の液晶ディスプレイにおいては90%の輝
度が得られ、その結果、この発明によると、従来比約1
60%の改善が得られることが確認された。
明の再撮用モニタ装置を液晶ディスプレイに適用した場
合を示したが、この発明の再撮用モニタ装置は、液晶デ
ィスプレイに限定されず、液晶プロジェクタやその他非
自発光型ディスプレイには同様に適用可能である。
置の他の実施の形態を示す側面図である。
発明を液晶プロジェクタ100に適用したものである。
0は、光源101、液晶シャッタ102、拡大光学系1
03、スクリーン104を具備して構成される。
入力された所望の映像信号により開閉制御され、これに
より、光源101から発生された光を用いてスクリーン
104上に外部から入力された所望の映像信号に対応す
る画像を投射する。
において、光源101は、その色温度が周囲の色温度に
合わせて補正されている。
っても、この液晶プロジェクタの輝度飽和点は100%
の状態で保持できるので、R、G、Bのいずれの成分の
色も100%で制御でき、この結果、この液晶プロジェ
クタ100の輝度を落とすことなくこの液晶プロジェク
タの色温度補正が可能になる。
100を再撮用モニタ装置として用いた場合は、この再
撮用モニタ装置の画面が青白くなることもなく、また、
明るさが十分に確保され、自然な再撮画像を得ることが
可能になる。
1台のテレビカメラの視野内に画像表示器の表示画面の
映像と表示画面の周囲情景との双方を収め、表示画面の
映像と表示画面の周囲情景とを共に被写体として同時に
撮影するようにしたテレビ番組制作用の再撮システムに
おいて、前記画像表示器としてバックライト式液晶表示
器を採用するとともに、バックライト光源それ自体の色
温度をスタジオ等の表示画面周囲情景の色温度に対応さ
せて設定するようにしたため、再撮用モニタ装置の画面
が青白くなることもなくなり、かつ明るさが十分に確保
された自然な再撮画像を得ることが可能となる。
形態を示す側面図である。
た再撮システムの一実施の形態を示すブロック図であ
る。
輝度劣化を伴わない色温度補正の原理を説明する図であ
る。
具体的使用例を示す図である。
で撮影された撮影画像の一例を示す図である。
の形態を示す側面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 1台のテレビカメラの視野内に画像表示
器の表示画面の映像と表示画面の周囲情景との双方を収
め、表示画面の映像と表示画面の周囲情景とを共に被写
体として同時に撮影するようにしたテレビ番組制作用の
再撮システムにおいて、 前記画像表示器としてバックライト式液晶表示器を採用
するとともに、バックライト光源それ自体の色温度をス
タジオ等の表示画面周囲情景の色温度に対応させて設定
することを特徴とする再撮システム。 - 【請求項2】 バックライト式液晶表示器は、液晶プロ
ジェクタであることを特徴とする請求項1に記載の再撮
システム。 - 【請求項3】 バックライト光源それ自体の色温度をス
タジオ等の表示画面周囲情景に対応させて設定するため
に、バックライト光源を構成する冷陰極管のガラス管内
壁に塗布する蛍光体を選択することを特徴とする請求項
1又は2に記載の再撮システム。 - 【請求項4】 バックライト光源それ自体の色温度を3
000°K〜3400°Kに設定する請求項1〜3のい
ずれかに記載の再撮システム。 - 【請求項5】 1台のテレビカメラの視野内に画像表示
器の表示画面の映像と表示画面の周囲情景との双方を収
め、表示画面の映像と表示画面の周囲情景とを共に被写
体として同時に撮影するようにしたテレビ番組制作用の
再撮システムに適用される画像表示器であって、 前記画像表示器は、バックライト式液晶表示器で構成さ
れ、かつそのバックライト光源それ自体の色温度はスタ
ジオ等の表示画面周囲情景の色温度に対応させて設定さ
れていることを特徴とする再撮用モニタ。 - 【請求項6】 バックライト式液晶表示器は、液晶プロ
ジェクタであることを特徴とする請求項5に記載の再撮
用モニタ。 - 【請求項7】 バックライト光源それ自体の色温度をス
タジオ等の表示画面周囲情景に対応させて設定するため
に、バックライト光源を構成する冷陰極管のガラス管内
壁に塗布する蛍光体を選択することを特徴とする請求項
5又は6に記載の再撮用モニタ。 - 【請求項8】 バックライト光源の色温度が3000°
K〜3400°Kに設定されている請求項5〜7のいず
れかに記載の再撮用モニタ。 - 【請求項9】 バックライト光源の前面側には、反射形
偏光性フィルムが配設されている請求項5〜8のいずれ
かに記載の再撮用モニタ。
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