JP3141016U - 吊り片付き包装箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】 上端開口部を上下のフラップを接着して閉鎖する包装箱において、フラップに付けた吊り片で吊り下げた状態で、下向きの力を受けたとき、上下の接着したフラップが上下に剥がれ難くする。
【解決手段】 上端開口部で上下の接着する右側フラップ23と左側フラップ22の下側になる前側フラップ21は、端を延ばして吊り片31を形成している。吊り片付き前側フラップ21は、上端開口部の閉鎖状態で、上下の接着した右側フラップ23と左側フラップ22の下側に位置している。吊り片は、端部に掛け孔32を貫通している。吊り片の掛け孔付き端部は、上端開口部の閉鎖状態で、上下の接着した右側フラップ23と左側フラップ22から後側に突出している。吊り片の突出した掛け孔付き端部は、吊り下げ具の掛け片に差し込む構成にしている。
【選択図】 図1
【解決手段】 上端開口部で上下の接着する右側フラップ23と左側フラップ22の下側になる前側フラップ21は、端を延ばして吊り片31を形成している。吊り片付き前側フラップ21は、上端開口部の閉鎖状態で、上下の接着した右側フラップ23と左側フラップ22の下側に位置している。吊り片は、端部に掛け孔32を貫通している。吊り片の掛け孔付き端部は、上端開口部の閉鎖状態で、上下の接着した右側フラップ23と左側フラップ22から後側に突出している。吊り片の突出した掛け孔付き端部は、吊り下げ具の掛け片に差し込む構成にしている。
【選択図】 図1
Description
本考案は、店頭で吊り下げる吊り片付き包装箱に関する。
小型の商品を包装した包装箱は、店頭で吊り下げ具に吊り下げる。包装箱は、上端に掛け孔付きの吊り片を付属しており、掛け孔付き吊り片を吊り下げ具の掛け片に差し込む。
包装箱は、素材の厚紙を所望の形状に切断し、折り曲げ、接着している。厚紙製の包装箱は、図5と図6に示すように、上端の開口部に4枚のフラップ1〜4を前後左右に設けている。前側フラップ1は、端を延ばして吊り片5を形成し、吊り片5に掛け孔6を貫通している。
上端の開口部は、機械で前後左右のフラップ1〜4を順次内側に折り曲げ、閉鎖している。左側フラップ3は右側に、右側フラップ4は左側に折り曲げている。後側フラップ2は前側に、前側フラップ1は後側に折り曲げている。後側フラップ2は、左側フラップ3と右側フラップ4の上に重ねている。吊り片5付き前側フラップ1は、後側フラップ2の上に重ね、後側フラップ2に接着剤7で接着している。掛け孔6付き吊り片5は、上側に折り曲げている。
図5と図6
[背景技術の課題]
上記の吊り片付き包装箱は、店頭で吊り下げられているとき、下向きの力を受けると、吊り片付き前側フラップからその下側に接着している後側フラップを下側に引き離す力が作用する。吊り下げ中に、吊り片付きフラップは、その下側のフラップから剥がれ易い。包装箱の吊り片付きフラップが剥がれた商品は、販売し難い。
上記の吊り片付き包装箱は、店頭で吊り下げられているとき、下向きの力を受けると、吊り片付き前側フラップからその下側に接着している後側フラップを下側に引き離す力が作用する。吊り下げ中に、吊り片付きフラップは、その下側のフラップから剥がれ易い。包装箱の吊り片付きフラップが剥がれた商品は、販売し難い。
[課題を解決するための着想]
上記の吊り片付き包装箱は、上端開口部で、最上層のフラップに吊り片が付いており、吊り片で吊り下げた状態で下向きの力を受けると、最上層の吊り片付きフラップとその下側に接着しているフラップは、上下に引き裂く力を受ける。そのため、上下の接着したフラップは、上下に剥がれ易い。
上記の吊り片付き包装箱は、上端開口部で、最上層のフラップに吊り片が付いており、吊り片で吊り下げた状態で下向きの力を受けると、最上層の吊り片付きフラップとその下側に接着しているフラップは、上下に引き裂く力を受ける。そのため、上下の接着したフラップは、上下に剥がれ易い。
そこで、上端開口部を上下のフラップを接着して閉鎖する包装箱において、上端開口部で上下の接着するフラップの下側になるフラップに吊り片を付けることにした。そして、吊り片付きフラップは、上端開口部の閉鎖状態で、上下の接着したフラップの下側に位置させ、吊り片の端部を上下の接着したフラップから突出することにした。この包装箱は、吊り片の突出した端部で吊り下げる。その吊り下げ状態で、下向きの力を受けると、上下の接着したフラップは、共に吊り片の上側に位置していて、上下に引き裂く力を受けない。上下の接着したフラップは、上下に剥がれ難い。
具体的には、吊り片は、上下の接着するフラップの下側になるフラップの端を延ばして形成する。吊り片の端部には、掛け孔を貫通する。吊り片の掛け孔付き端部は、上端開口部の閉鎖状態で、上下の接着したフラップから突出する。吊り片の突出した掛け孔付き端部は、吊り下げ時に、吊り下げ具の掛け片に差し込む。
1)上端開口部を上下のフラップを接着して閉鎖する包装箱において、
上端開口部で上下の接着するフラップの下側になるフラップは、端を延ばして吊り片を形成し、吊り片付きフラップは、上端開口部の閉鎖状態で、上下の接着したフラップの下側に位置し、
吊り片は、端部に掛け孔を貫通し、吊り片の掛け孔付き端部は、上端開口部の閉鎖状態で、上下の接着したフラップから突出し、
吊り片の突出した掛け孔付き端部は、吊り下げ具の掛け片に差し込む構成にしたことを特徴とする吊り片付き包装箱。
2)上記の吊り片付き包装箱において、
上端開口部は、四角形状にし、4枚のフラップを前後左右に設け、前側フラップは、端を延ばして吊り片を形成し、左側フラップと右側フラップは、上下に重ねて接着し、
吊り片付き前側フラップは、上下の接着した左側フラップと右側フラップの下側に位置し、吊り片の掛け孔付き端部は、上下の接着した左側フラップと右側フラップから後側に突出する構成にしたことを特徴とする。
上端開口部で上下の接着するフラップの下側になるフラップは、端を延ばして吊り片を形成し、吊り片付きフラップは、上端開口部の閉鎖状態で、上下の接着したフラップの下側に位置し、
吊り片は、端部に掛け孔を貫通し、吊り片の掛け孔付き端部は、上端開口部の閉鎖状態で、上下の接着したフラップから突出し、
吊り片の突出した掛け孔付き端部は、吊り下げ具の掛け片に差し込む構成にしたことを特徴とする吊り片付き包装箱。
2)上記の吊り片付き包装箱において、
上端開口部は、四角形状にし、4枚のフラップを前後左右に設け、前側フラップは、端を延ばして吊り片を形成し、左側フラップと右側フラップは、上下に重ねて接着し、
吊り片付き前側フラップは、上下の接着した左側フラップと右側フラップの下側に位置し、吊り片の掛け孔付き端部は、上下の接着した左側フラップと右側フラップから後側に突出する構成にしたことを特徴とする。
本考案の包装箱は、吊り片の突出した掛け孔付き端部で吊り下げる。その吊り下げ状態で、下向きの力を受けると、上下の接着したフラップは、吊り片の上側に位置していて、上下に引き裂く力を受けない。上下の接着したフラップは、上下に剥がれ難い。
実施形態においては、図1〜図3に示す吊り片付き包装箱は、素材の厚紙を所望の形状に切断し、折り曲げ、接着して、直方体形状に組立てている。この直方体は、上下方向に長い。
所望形状の厚紙は、図4に示すように、前側壁11の左右にそれぞれ左側壁12と右側壁13を設け、左側壁12の左に後側壁14を設け、後側壁14の左に糊代15を設けている。
前側壁11、左側壁12、右側壁13と後側壁14の上には、それぞれ、前側フラップ21、左側フラップ22、右側フラップ23と後側フラップ24を突出して設けている。前側フラップ21と後側フラップ24は、それぞれ、突出長さを包装箱の前後方向の奥行の半分弱にしている。左側フラップ22と右側フラップ23は、それぞれ、突出長さを包装箱の左右方向の幅位ないし幅弱にしている。
前側壁11、左側壁12、右側壁13と後側壁14の下にも、同様に、前側フラップ26、左側フラップ27、右側フラップ28と後側フラップ29を突出して設けている。
上端の前側フラップ21は、端の中央部を延ばして吊り片31を形成している。吊り片31は、帯状に延び、端部が包装箱の後側に突出する長さにしている。吊り片31の端部は、掛け孔32を貫通している。
包装箱を組立てる際、この厚紙は、前側壁11、左側壁12、右側壁13、後側壁14と糊代15を、それらの間の折れ線で同一方向に折り曲げ、糊代15を右側壁13の内面に接着し、四角筒形状にする。この四角筒は、上端と下端が四角形状の開口部になる。
四角筒の下端開口部は、前後左右のフラップ26〜29を機械で順次折り曲げる。前側フラップ26と後側フラップ29を内側に折り曲げる。次に、左側フラップ27を内側に折り曲げ、右側フラップ28を内側に折り曲げる。右側フラップ28は、左側フラップ27の下に重ね、左側フラップ27に接着する。四角筒の下端開口部は、閉鎖する。上端が開口した包装箱になる。この包装箱には、上端開口部から商品を入れる。
この包装箱の上端開口部は、前後左右のフラップ21〜24を機械で順次折り曲げる。最初に、後側フラップ24を内側に折り曲げ、次に、吊り片31付き前側フラップ21を内側に折り曲げる。吊り片31は、図3に示すように、後側フラップ24の上に重ね、掛け孔32付き端部を包装箱の後側に突出する。その後、左側フラップ22を内側に折り曲げ、吊り片31付き前側フラップ21の上に重ねる。次に、右側フラップ23を内側に折り曲げる。右側フラップ23は、左側フラップ22の上に重ね、左側フラップ22に接着剤36で接着する。上端開口部は、閉鎖する。
吊り片31付き前側フラップ21は、最上層の右側フラップ23とその下側に接着した左側フラップ22の下側に位置する。吊り片31は、左側フラップ22と後側フラップ24に上下を挟まれ、掛け孔32付き端部が最上層の右側フラップ23とその下側の左側フラップ22から後側に突出する。この掛け孔32付き端部は、図1と図2に示すように、上側に折り曲げる。
商品を包装した包装箱は、上端開口部から上側に突出した吊り片31の掛け孔32付き端部を、店頭で吊り下げ具のフック状の掛け片に差し込み、吊り下げ状態で陳列する。吊り下げ中に、下向きの力を受けると、最上層の接着上層の右側フラップ23と接着下層の左側フラップ22は、吊り片31から上向きの力を受け、左右方向のせん断力が作用する。しかし、上下に引き裂く力は、作用しない。上下の接着したフラップ23、22は、上下に剥がれ難い。
[変形例]
1)上記の実施形態において、包装箱は、厚紙製にしているが、厚紙に替えて合成樹脂シートを素材にする。そして、接着剤36による接着に替えて溶着による接着にする。
2)上記の実施形態において、包装箱の上端開口部は、四角形状にしてフラップを4枚にしているが、その他の多角形状にしてフラップをその他の枚数にする。
3)上記の実施形態において、前側フラップ21と後側フラップ24は、突出長さを包装箱の奥行の半分弱にしているが、包装箱の奥行弱にする。
4)上記の実施形態において、左側フラップ22と右側フラップ23は、突出長さを包装箱の幅位ないし幅弱にしているが、包装箱の幅の半分強にする。
1)上記の実施形態において、包装箱は、厚紙製にしているが、厚紙に替えて合成樹脂シートを素材にする。そして、接着剤36による接着に替えて溶着による接着にする。
2)上記の実施形態において、包装箱の上端開口部は、四角形状にしてフラップを4枚にしているが、その他の多角形状にしてフラップをその他の枚数にする。
3)上記の実施形態において、前側フラップ21と後側フラップ24は、突出長さを包装箱の奥行の半分弱にしているが、包装箱の奥行弱にする。
4)上記の実施形態において、左側フラップ22と右側フラップ23は、突出長さを包装箱の幅位ないし幅弱にしているが、包装箱の幅の半分強にする。
1 前側フラップ
2 後側フラップ
3 左側フラップ
4 右側フラップ
5 吊り片
6 掛け孔
7 接着剤
11 前側壁
12 左側壁
13 右側壁
14 後側壁
21 上端の前側フラップ、吊り片付きフラップ
22 上端の左側フラップ、接着下層のフラップ
23 上端の右側フラップ、接着上層のフラップ、最上層のフラップ
24 上端の後側フラップ
26 下端の前側フラップ
27 下端の左側フラップ
28 下端の右側フラップ
29 下端の後側フラップ
31 吊り片
32 掛け孔
36 接着剤
2 後側フラップ
3 左側フラップ
4 右側フラップ
5 吊り片
6 掛け孔
7 接着剤
11 前側壁
12 左側壁
13 右側壁
14 後側壁
21 上端の前側フラップ、吊り片付きフラップ
22 上端の左側フラップ、接着下層のフラップ
23 上端の右側フラップ、接着上層のフラップ、最上層のフラップ
24 上端の後側フラップ
26 下端の前側フラップ
27 下端の左側フラップ
28 下端の右側フラップ
29 下端の後側フラップ
31 吊り片
32 掛け孔
36 接着剤
Claims (2)
- 上端開口部を上下のフラップを接着して閉鎖する包装箱において、
上端開口部で上下の接着するフラップの下側になるフラップは、端を延ばして吊り片を形成し、吊り片付きフラップは、上端開口部の閉鎖状態で、上下の接着したフラップの下側に位置し、
吊り片は、端部に掛け孔を貫通し、吊り片の掛け孔付き端部は、上端開口部の閉鎖状態で、上下の接着したフラップから突出し、
吊り片の突出した掛け孔付き端部は、吊り下げ具の掛け片に差し込む構成にしたことを特徴とする吊り片付き包装箱。 - 上端開口部は、四角形状にし、4枚のフラップを前後左右に設け、前側フラップは、端を延ばして吊り片を形成し、左側フラップと右側フラップは、上下に重ねて接着し、
吊り片付き前側フラップは、上下の接着した左側フラップと右側フラップの下側に位置し、吊り片の掛け孔付き端部は、上下の接着した左側フラップと右側フラップから後側に突出する構成にしたことを特徴とする請求項1に記載の吊り片付き包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000622U JP3141016U (ja) | 2008-02-08 | 2008-02-08 | 吊り片付き包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000622U JP3141016U (ja) | 2008-02-08 | 2008-02-08 | 吊り片付き包装箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3141016U true JP3141016U (ja) | 2008-04-17 |
Family
ID=43291100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008000622U Expired - Fee Related JP3141016U (ja) | 2008-02-08 | 2008-02-08 | 吊り片付き包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141016U (ja) |
-
2008
- 2008-02-08 JP JP2008000622U patent/JP3141016U/ja not_active Expired - Fee Related
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