JP3140483B2 - 同期データ取り込み方法および回路 - Google Patents

同期データ取り込み方法および回路

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JP3140483B2
JP3140483B2 JP12026491A JP12026491A JP3140483B2 JP 3140483 B2 JP3140483 B2 JP 3140483B2 JP 12026491 A JP12026491 A JP 12026491A JP 12026491 A JP12026491 A JP 12026491A JP 3140483 B2 JP3140483 B2 JP 3140483B2
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    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
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    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop

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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、符号間干渉等によりジ
ッタ成分の大きなデータの取り込みに関し、特に磁気デ
ィスク装置のデータ読みだし部の再生マージン向上のた
めの同期データの取り込みに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の同期データ取り込み方式及び回路
を、以下、図8、図9、及び、図10を用いて説明す
る。
【0003】図8は、従来の同期データ取り込み方式の
構成図を示したものであり、位相ロックループ回路(P
LL)4及びラッチ14で構成される。磁気ディスク等
のメディアから読みだされたリードコード5はPLL4
に取り込まれ、リードコード5に同期した同期クロック
がPLL4から生成される。ラッチ14では、PLL4
で生成した同期クロックでリードコード5を同期データ
として取り込み、リードデータ6としてリードクロック
7と共に後段に渡される。
【0004】図9は従来のウィンドウの原理図を示した
ものである。図中、VCO−P8、及びVCO−N9
は、PLL4で生成した2相の、位相が反転した同期ク
ロックを示す。リードコード5の各ビットが“1”か
“0”かを判断する弁別窓として概念的に把握される従
来のウィンドウ15は、理想的には、同図に示すよう
に、同期クロックであるVCO−P8(あるいはVCO
−N9)の一周期長となる。すなわち、この一周期長の
範囲内でリードコード5の例えば立上りエッジが検出さ
れれば、そのビットのデータは“1”と認識される。と
ころが、実際のウィンドウ16は、後述するように、様
々な要素からなるウィンドウロス17により、VCO−
P8(あるいはVCO−N9)の一周期長(即ち前記リ
ードコード5の1ビット長)から削られており、このウ
ィンドウロス17を除いた狭いウィンドウ範囲内で立上
りエッジが検出されたときのみデータ“1”が正しく認
識されたことが保証されることになる。
【0005】図10を用いて従来のラッチ回路の動作を
具体的に説明する。従来のラッチ回路例は、二つのDタ
イプフリップフロップFF141、FF142、及び、
2入力NAND143で構成される。読みだし状態を制
御するリードゲート18はハイに固定されており、リー
ドコード5の立上りエッジでFF141に取り込まれ
る。この時、リードコード5の立上りエッジは、PLL
4で生成するVCO−Pの立上りエッジに同期している
ものとする。FF141の出力144は、VCO−N9
の立上りエッジでFF142に取り込まれ、リードデー
タ6として出力される。この時、FF141の出力14
4とリードデータ6のNAND出力でFF141はリセ
ットされ、再びリードコード5の立上りエッジ待ちとな
る。
【0006】なお、同様の従来のラッチ回路は、例え
ば、1990年に開催されたIEEE CUSTUM INTEGRATED C
IRCUITS CONFERENCEの内容梗概集15.2.1〜15.2.4に掲載
の論文「18MB/S BICMOS ディスクドライブ・データ・セパ
レータ(A 18MB/S BICOMOS DISKDRIVE DATA SEPARATO
R)」に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、原
理的に、ウィンドウの幅はVCO−P8(あるいはVC
O−N9)の一周期長以下となり、さらに、ラッチ14
の内部遅延誤差、PLL4の持つ定常位相誤差、VCO
−P8とVCO−N9とのエッジの位相偏差、あるい
は、リードコード5が有するジッタ成分等により、これ
らがすべてウィンドウロス17としてウィンドウ15を
削り、実際のウィンドウ16を理想的なウィンドウ15
よりかなり狭い幅とした。これはデータの欠落や誤りが
生じる原因となった。
【0008】特に近年要求される高速転送においては、
VCO−P8あるいはVCO−N9の一周期長が短くな
り、相対的に、ウィンドウロス17が大きく影響し、高
速化の妨げになっている。
【0009】本発明の第1の目的は、ウィンドウロスに
よる誤動作を防止し、常に安定した同期データ取り込み
実現することにある。
【0010】本発明の第2の目的は、ウィンドウロスに
よる高速化の妨げを排除し、要求される高速転送に対処
することにある。
【0011】本発明の第3の目的は従来の方法では取り
込むことの出来ないようなジッタ成分の多い信号に対し
ても有効な同期データ取り込みを実現することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記各目的を達成するた
めに、本発明による同期データ取り込みは、データに同
期したクロックで前記データを取り込む場合において、
各々、データの1ビット長の幅を有する少なくとも2相
の弁別窓を生成し、各弁別窓内で前記データを取り込
み、全弁別窓について取り込まれたデータのパターンに
基づいて、当該取り込まれたデータの正誤を判定し、誤
りを訂正することを特徴とする。
【0013】また、本発明による同期データ取り込み回
路は、データに同期したクロックで前記データを取り込
む同期データ取り込み回路において、少なくともデータ
の1ビット長の幅をそれぞれ有する少なくとも2相のデ
ータ取り込み弁別窓信号を生成する拡張ウィンドウ生成
部と、該拡張ウィンドウ生成部の各弁別窓内で前記デー
タを取り込むラッチ部と、該ラッチ部で取り込まれたデ
ータの正誤を判別するデータ弁別部とを有することを特
徴とする。
【0014】
【作用】本発明による同期データ取り込み回路におい
て、拡張ウィンドウ生成部は、少なくともデータの1ビ
ット長の幅をそれぞれ有する少なくとも2相のデータ取
り込み弁別窓信号を生成する。この拡張ウィンドウ生成
部の各弁別窓内で、ラッチ部が前記データを取り込む。
このラッチ部で取り込まれたデータの正誤がデータ弁別
部で判別される。
【0015】本発明によれば、拡張ウィンドウ生成部
で、好ましくは重複した弁別窓部分を有する少なくとも
2相のウィンドウ信号を生成し、その各弁別窓内でそれ
ぞれデータを取り込むので、データの欠落がなくなる。
同時に、同一のビット“1”について複数の相の弁別窓
で取り込む重複取り込みも生じるが、リードコードの性
質(ビット“1”が連続しない符号化、およびピークシ
フトの影響の仕方、等)から、全ての相の弁別窓で取り
込まれたデータのパターンを判定することにより、取り
込まれたリードコードの中から正しいコードのみ選択し
て取り出すことが可能である。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図7及び
図12を用いて説明する。
【0017】図1は本発明の同期データ取り込み方式の
構成を示したブロック図である。図1において、同期デ
ータ取り込み回路は、拡張ウィンドウ生成部1、ラッチ
2、及びデータ弁別部3からなり、前段に同期クロック
を生成するPLL4を持つ。ディスクの読みだし信号等
のパルス化された被取り込み信号であるリードコード5
に基づいて、PLL4は同期クロックを生成し、拡張ウ
ィンドウ生成部1に渡す。拡張ウィンドウ生成部1は、
同期クロックから複数のウィンドウ信号を生成し、ラッ
チ2に渡す。ラッチ2では、複数のウィンドウ信号を用
いてリードコード5を取り込む。ラッチ2で取り込まれ
たリードコード5に対して、データ弁別部3は正誤の判
別を行ない、正しいリードコードのみをリードデータ6
として、リードデータ6に同期したリードクロック7と
ともに後段に渡す。
【0018】なお、図1に示す実施例は、リードコード
5に同期したクロックをPLL4で生成する場合に対応
したものであるが、リードコード5に同期したクロック
があらかじめ用意され、例えばケーブル等を介すること
に起因する遅延誤差やジッタによる誤動作を防ぐ措置が
なされている場合についても本発明を適用することがで
きる。
【0019】図2は拡張ウィンドウ生成部1の拡張ウィ
ンドウ信号生成の原理を示した図である。図2におい
て、VCO−P8及びVCO−N9は、PLL4で生成
した同期クロックを示し、通常は、VCO−P8の立上
りエッジが、リードコード5の立上りエッジと一致する
ようにPLL4は動作し、VCO−N9の立上りエッジ
がリードコード5の取り込みエッジとなる。この時、従
来のウィンドウはVCO−P8の立上りエッジから隣り
の立上りエッジまでとなり、VCO−N9の立上りエッ
ジはウィンドウの中央に位置する。
【0020】本発明で示す拡張ウィンドウをウィンドウ
A10及びウィンドウB11に示す。ウィンドウA10
及びウィンドウB11は、VCO−P8(あるいはVC
O−N9)の2倍の周期を持つ2相の信号で、位相は反
転(180゜シフト)している。このウィンドウA10
及びウィンドウB11のハイレベル部が、本発明により
拡張されたウィンドウを示し、その幅はVCO−P8
(あるいはVCO−N9)の一周期より広い幅を有す
る。すなわち、ウィンドウA10のハイレベル部とウィ
ンドウB11のハイレベル部とは、互いにオーバーラッ
プ部分12を有する。オーバーラップ部分12によりウ
ィンドウが拡張される反面、オーバーラップ部分12に
リードコード5のデータが位置し、同一のデータが複数
のウィンドウに取り込まれる場合も生じうる。そこで、
このような重複取り込みに対処するための処理をデータ
弁別部3で行なう。
【0021】なお、本実施例は2相のウィンドウ信号を
用いた場合を示すが、リードコード5の符号の持つ特徴
やジッタ成分の特徴等により、より多相のウィンドウ信
号を用いたり、異なったウィンドウ幅を持つ信号を併用
するようにしてもよい。
【0022】図3は前記拡張ウィンドウ生成部1の第一
の回路例、及び動作のタイミングチャートを示す。この
拡張ウィンドウ生成部1は、二つのDタイプフリップフ
ロップFF101、FF102、二つのウィンドウ拡張
用遅延回路105,107、二つのインバータ109,
110、及び、二つの2NAND111,112で構成
される。
【0023】この拡張ウィンドウ生成部1の第一の回路
例の動作を、同図のタイミングチャートを用いて説明す
る。前記PLL4で生成した同期クロックVCO−P8
及びVCO−N9は、FF101及びFF102でそれ
ぞれ分周され、互いに半周期位相の異なる2相のクロッ
ク103,104を生成する。VCO−P8を分周して
得たクロック103は、遅延回路105で遅延され、遅
延クロック(DLY)106となる。他方、VCO−N
9を分周して得たクロック104は、遅延回路107で
遅延され、遅延クロック108となる。ウィンドウA1
0は遅延クロック106及び108のNAND出力とし
て得られ、ウィンドウB11は、遅延クロック106及
び108の各々の反転信号のNAND出力として得られ
る。
【0024】拡張ウィンドウ生成部1の第一の回路例の
特徴は、遅延回路105が前方向のウィンドウの拡張
を、遅延回路107が後方向の遅延をそれぞれ独立に与
えることができ、拡張されたウィンドウの中心にVCO
−P8の立上りエッジを位置させるための調整が容易で
あるということである。
【0025】図4は前記拡張ウィンドウ生成部1の第ニ
の回路例、及び動作のタイミングチャートを示す。拡張
ウィンドウ生成部1の第ニの回路例は、Dタイプフリッ
プフロップFF113、ウィンドウ拡張用遅延回路11
5、インバータ201、及び、二つの2入力NAND1
17,118で構成される。
【0026】この拡張ウィンドウ生成部1の第ニの回路
例の動作を、同図のタイミングチャートを用いて説明す
る。前記PLL4で生成した同期クロックVCO−P8
は、FF113で分周される。VCO−P8を分周して
得られたクロック114は、遅延回路115で遅延さ
れ、遅延クロック116となる。ウィンドウA10は分
周クロック114及び遅延クロック116のNAND出
力として得られ、ウィンドウB11は、分周クロック1
14及び遅延クロック116の各々の反転信号のNAN
D出力として得られる。
【0027】拡張ウィンドウ生成部1の第二の回路例の
特徴は、拡張されたウィンドウを一つの遅延回路115
で生成するため、第一の回路例に比べて簡略に構成でき
る。反面、拡張されたウィンドウの中心は遅延回路11
5の遅延量に応じて変化するため、ウィンドウの中心を
調整する回路との併用が望まれる。
【0028】図5は前記拡張ウィンドウ生成部1の第三
の回路例、及び動作のタイミングチャートを示す。拡張
ウィンドウ生成部1の第三の回路例は、二つのDタイプ
フリップフロップFF119,120、及び、二つの2
入力NAND123,124で構成する。
【0029】この拡張ウィンドウ生成部1の第三の回路
例の動作を、同図のタイミングチャートを用いて説明す
る。前記PLL4で生成した同期クロックVCO−P8
及びVCO−N9は、FF119及びFF120でそれ
ぞれ分周され、互いに半周期位相の異なる2相のクロッ
ク121,122が生成される。ウィンドウA10はク
ロック121及び122のNAND出力として得られ、
ウィンドウB11は、クロック121及び122の各々
の反転信号のNAND出力として得られる。
【0030】拡張ウィンドウ生成部1の第三の回路例の
特徴は、ウィンドウを拡張するための遅延回路を持た
ず、第二の回路例よりさらに簡単に構成することが出来
るということである。但し、この場合はウィンドウの幅
をVCO−P8あるいはVCO−N9の一周期の1.5
倍に限定したものである。また、第二の回路例と同様ウ
ィンドウの中心を調整する回路の併用が望まれる。
【0031】なお、上記に示す拡張ウィンドウ生成部1
の回路例は、すべて2相のウィンドウ信号を生成する例
を示すが、3相以上の多数のウィンドウ信号を生成する
場合、あるいは、相ごとにウィンドウ幅が異なるウィン
ドウ信号を生成する場合の回路例も容易に実現できる。
【0032】図6は前記ラッチ2の第一の回路例、図7
はラッチ2の第一の回路例の動作のタイミングチャート
を示す。ラッチ2の第一の回路例は、五つのDタイプフ
リップフロップFF125〜129、二つのインバータ
130,131、四つの2入力NAND132〜13
5、及び一つの2入力OR136で構成する。
【0033】図7を用いてラッチ2の第一の回路例の動
作を説明する。リードコード5の立上りエッジがウィン
ドウA10に存在する第一の動作状態において、ウィン
ドウA10のハイ情報がリードコード5の立上りエッジ
でFF125に取り込まれ、さらにFF125の出力1
37はウィンドウA10の立ち下がりエッジでFF12
6に取り込まれる。ここで、FF125の出力137と
FF126の出力138とのNAND出力でFF125
がリセットされ、再びリードコード5の入力待ちにな
る。出力138は、2入力OR136を介し、FF12
9に前記VCO−P8の立上りエッジで取り込まれ、V
CO−P8一周期長のラッチコード13として出力され
る。FF126は、その出力138とラッチコード13
とのNAND出力でリセットされ、入力待ち状態とな
る。
【0034】リードコード5の立上りエッジがウィンド
ウB11内に存在する第二の動作状態において、ウィン
ドウB11のハイ情報がリードコード5の立上りエッジ
でFF127に取り込まれ、さらにFF127の出力1
39はウィンドウB11の立ち下がりエッジでFF12
8に取り込まれる。ここで、FF127の出力139と
FF128の出力140とのNAND出力でFF127
がリセットされ、再びリードコード5の入力待ちにな
る。FF128の出力140は、2入力OR136を介
し、FF129にVCO−P8の立上りエッジで取り込
まれ、VCO−P8一周期長のラッチコード13として
出力される。FF128は、その出力140とラッチコ
ード13とのNAND出力でリセットされ、入力待ち状
態となる。
【0035】リードコード5の立上りエッジがウィンド
ウA10とウィンドウB11のオーバーラップ部分12
内に存在する第三の動作状態においては、第二の動作状
態に続いて第一の動作状態が、あるいは第一の動作状態
に続いて第二の動作状態が、それぞれ連続して起こり、
その結果、ラッチコード13は、リードコード5の一つ
の立上りエッジに対して、VCO−P8の二周期長の出
力、即ち連続する2ビットのコードとして出力される。
連続する2ビットのコードから正しいコードを選択する
作業は、後段のデータ弁別部3で行なう。
【0036】ラッチ2の第2の回路例としては、図7中
の2入力OR136を介さず、今一つのFF129を追
加し、ラッチコード13を2系統出力するものが考えら
れる。
【0037】このラッチ2の第二の回路例の特徴は、拡
張ウィンドウ生成部1の出力を多数用意し、後段のデー
タ弁別部3で、複数のラッチコード13を処理する例へ
の応用が、同様の回路で実現できることである。
【0038】次に、図12を用いてデータ弁別部3の第
一の方式例を説明する。図12に示す第一の方式例は、
例えば磁気ディスクに書き込まれたRLL(Run−L
ength−Limited)符号のうち、連続するビ
ット“1”が存在しないような符号を読み出す際、ピー
クシフト等によるジッタ成分に対処するものとして有効
な方式となる。前述したように、ラッチ2は、リードコ
ード5がオーバーラップ部分12に存在するとき、リー
ドコード5の1ビット“1”に対して2ビット“11”
のラッチコード13を出力するため、データ弁別部3で
は、前後のラッチコード13のパターンから誤りのラッ
チコード13の“1”を判別し、消去する必要がある。
【0039】図12に示す第一の例は、ビット“1”が
2連続した場合である。この時、リードコード5は、ピ
ークシフトの隣接するビット“1”が反発する性質か
ら、ビット“1”は1個(すなわち存在するエッジは1
つ)であると判断し、隣接する前後のビット“1”のう
ち近いビット“1”の影響を受けたと考え、影響を受け
にくい側のビット“1”を消去する。すなわち、“1
1”の前後のビット“0”の数の多い方側のビット1”
を消去する。
【0040】図12に示す第二の例はビット“1”が3
連続した場合である。この時、リードコード5は、同様
の性質から、ビット“1”は2個と判断し、連続するビ
ット“1”は存在しないことより、中央のビット“1”
を消去する。
【0041】図12に示す第三の例は、ビット“1”が
4連続した場合である。この時、リードコード5は、同
様の性質から、ビット“1”は4個と判断し、隣接する
前後のビット“1”の対称性から、中央の二つのビット
“1”を消去する。前後のビット“0”の個数が前の方
が多い場合には1番目と3番目の“1”を消去する。ま
た、後の方が多い場合には2番目と3番目の“1”を消
去する。
【0042】図12には、ビット“1”が4連続するま
での消去するビットをまとめて示してある。但し、同図
に示す例は、ピークシフトの影響のみを考慮に入れたも
のであり、実際は、他の影響も考慮に入れて、システム
ごとに最適化するのが好ましい。また、ビタビ復号法等
を用いた処理にも適用可能である。
【0043】データ弁別部3の第二の方法としては、拡
張ウィンドウ生成部1で、ウィンドウ幅の異なる多数の
ウィンドウ信号を生成し、ラッチ2は、第二の回路例
で、独立して取り込まれた複数のラッチコード13を処
理する場合が考えられる。
【0044】この第二の方法の処理例は、複数のラッチ
コード13の出力を、あらかじめ用意した変換表と比較
する、あるいは、ラッチコード13を、ビタビ復号法等
のあらかじめ用意した手段で直接処理することで実現で
きる。
【0045】図11は、本発明の同期データ取り込み方
式を用いたシステムの一実施例の構成図を示したもの
で、磁気ディスクに適応したシステムである。本発明の
同期データ取り込み回路22を含み、磁気ディスク等の
メディアへの信号の読み書きを行なうヘッド19、信号
の増幅を行なうR/Wアンプ20、読みだし信号からコ
ードパルスを生成する波形整形回路21、コードパルス
に同期したクロックを生成するPLL4、記録符号への
符号化及び復号を行なうエンコーダ・デコーダ23、デ
ータのコントロールを行なうHDC24、データのやり
取りを行なうI/F25、HDC24及びI/F25の
制御を行なうCPU26、及び、データの処理を行なう
ホスト27で構成される。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、ウィンドウロスによる
誤動作を防止し、常に安定した同期データ取り込み方式
を実現することができる。また、ウィンドウロスによる
高速化の妨げを排除し、要求される高速転送に対処する
ことができる。さらに、従来の方式では取り込むことの
出来ないようなジッタ成分の多い信号に対しても有効な
同期データ取り込み方式を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図。
【図2】図1の拡張ウィンドウ生成部の原理図。
【図3】図1の拡張ウィンドウ生成部の第1の回路図。
【図4】図1の拡張ウィンドウ生成部の第2の回路図。
【図5】図1の拡張ウィンドウ生成部の第3の回路図。
【図6】図1のラッチ部の回路図。
【図7】図6のラッチ部回路のタイミングチャート。
【図8】従来の同期データ取り込み部の構成図。
【図9】従来のウィンドウの原理図。
【図10】従来のラッチ回路部の動作図。
【図11】本発明の一実施例のシステム構成図。
【図12】図1のデータ弁別部の方式例の説明図。
【符号の説明】 1…拡張ウィンドウ生成部、2…ラッチ、3…データ弁
別部、4…PLL、5…リードコード、6…リードデー
タ、7…リードクロック、8…VCO−P、9…VCO
−N、10…ウィンドウA、11…ウィンドウB、12
…オーバーラップ、13…ラッチコード、14…ラッ
チ、15…ウィンドウ、16…実際のウィンドウ、17
…ウィンドウロス、18…リードゲート、19…ヘッ
ド、20…R/Wアンプ、21…波形整形回路、22…
同期データ取り込み、23…エンコーダデコーダ、24
…HDC、25…I/F、26…CPU、27…ホス
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀田 龍太郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 マイクロエレク トロニクス機器開発研究所内 (72)発明者 平野 章彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 マイクロエレク トロニクス機器開発研究所内 (72)発明者 木村 博 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 マイクロエレク トロニクス機器開発研究所内 (72)発明者 浦上 憲 群馬県高崎市西横手町111番地 株式会 社日立製作所 半導体設計開発センタ内 (56)参考文献 特開 平2−64964(JP,A) 特開 平3−95773(JP,A) 特開 平3−220936(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/14 H04N 7/00 - 7/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データに同期したクロックで前記データを
    取り込む同期データ取り込み方法において、 各々、データの1ビット長以上の幅を有する少なくとも
    2相の弁別窓を生成し、各弁別窓内で前記データを取り
    込み、全弁別窓について取り込まれたデータのパターン
    に基づいて、当該取り込まれたデータの正誤を判定し、
    誤りを訂正することを特徴とする同期データ取り込み
  2. 【請求項2】前記データは、正常状態では連続するビッ
    ト“1”が存在することがない符号化されたデータであ
    ることを特徴とする請求項1記載の同期データ取り込み
    方法
  3. 【請求項3】データに同期したクロックで前記データを
    取り込む同期データ取り込み回路において、 データの1ビット長以上の幅をそれぞれ有する少なくと
    も2相のデータ取り込み弁別窓信号を生成する拡張ウィ
    ンドウ生成部と、 該拡張ウィンドウ生成部の各弁別窓内で前記データを取
    り込むラッチ部と、 該ラッチ部で取り込まれたデータの正誤を判別するデー
    タ弁別部と、 を有することを特徴とする同期データ取り込み回路。
  4. 【請求項4】前記少なくとも2相の弁別窓は相互に重複
    する部分を有することを特徴とする請求項3記載の同期
    データ取り込み回路。
  5. 【請求項5】前記データの正誤を判別するデータ弁別部
    において、取り込まれたデータのパターンに応じて誤デ
    ータを推定する機能を有することを特徴とする請求項2
    または3記載の同期データ取り込み回路。
  6. 【請求項6】記録媒体に記録されたデータを読み取るヘ
    ッドと、 該ヘッドの出力信号を波形整形する波形整形手段と、 該波形整形手段の出力データを受けて該出力データに同
    期したクロックを生成するPLL回路と、 該PLL回路の出力クロックで前記波形整形手段の出力
    データを取り込む同期データ取り込み回路とを備え、 該同期データ取り込み回路は、前記出力データの1ビッ
    ト長の幅をそれぞれ有する少なくとも2相のデータ取り
    込み弁別窓信号を生成する拡張ウィンドウ生成部と、該
    拡張ウィンドウ生成部の各弁別窓内で前記出力データを
    取り込むラッチ部と、該ラッチ部で取り込まれたデータ
    の正誤を判別するデータ弁別部とを有することを特徴と
    するデータ取り込みシステム。
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