JP3139882U - 車椅子用安全器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用者が無意識に車椅子の座面シートから立ち上がった場合でも簡単に車椅子が移動しないようにする。
【解決手段】 車椅子の座面シートに沿って架け渡される着座バンドと、着座バンドの左右両端部の内の少なくとも一方に取り付けられ車椅子の車輪に当接することでブレーキ作用を担うピストンロッドと、ピストンロッドを車椅子の幅方向に出没可能な状態で保持するロッドホルダと、ロッドホルダ内に収容され上記ピストンロッドを突出方向に付勢する付勢手段とを具備し、車椅子使用者が着座することにより着座バンドが付勢されてピストンロッドが付勢手段の付勢力に抗してロッドホルダ内に引っ込められてブレーキ作用が解除され、一方、車椅子使用者が立つことにより着座バンドに対する付勢力が解除されてピストンロッドが付勢手段の付勢力によって突出してブレーキ作用が発揮されるように構成されているもの。
【選択図】 図4

Description

本考案は車椅子用安全器具に係り、特に、車椅子使用者が安全ブレーキ装置を操作することを忘れて無意識に立ち上がった場合でも、車椅子の不用意な移動を防止できるように工夫したものに関する。
自走式の車椅子は軽量、コンパクトで持ち運びが容易なことから広く使用されている。しかし、その軽量さから地面や床面の多少の傾斜やちょっとした衝撃によって簡単に移動してしまう。したがって、このような車椅子の多くには安全ブレーキ装置が設けられており、該安全ブレーキ装置を操作することによって車輪の回転をロックし不用意な車椅子の移動を防止している。
そのようなブレーキ装置を開示するものとして、例えば、特許文献1がある。
特開2006−289005号公報
しかし、使用者が安全ブレーキ装置を操作することを忘れて無意識に車椅子から立ち上がる場合があり、このような場合に使用者が立ち上がった衝撃で、あるいは立ち上がった際に使用者の体の一部が車椅子に触れることによって車椅子が使用者の意図に反して、例えば、後方に勝手に移動してしまうことがある。
そして車椅子が移動してしまったことを知らない使用者がその位置で再び車椅子に座ろうとした場合には、元の位置に車椅子がないため転倒してしまう等の事故を招いてしまう。特にこのことは脳梗塞等、体の自由が利かない使用者においては車椅子使用上の重大な問題となっている。
本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、使用者が安全ブレーキ装置を操作することを忘れて無意識に立ち上がった場合でも、小さな衝撃によって簡単に車椅子が移動しないようにする車椅子用安全器具を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願考案の請求項1による車椅子用安全器具は、車椅子の座面シートに沿って架け渡される着座バンドと、上記着座バンドの左右両端部の内の少なくとも一方に取り付けられ上記車椅子の車輪に当接することでブレーキ作用を担うピストンロッドと、上記ピストンロッドを車椅子の幅方向に出没可能な状態で保持するロッドホルダと、上記ロッドホルダ内に収容され上記ピストンロッドを突出方向に付勢する付勢手段と、を具備し、車椅子使用者が着座することにより上記着座バンドが付勢されて上記ピストンロッドが上記付勢手段の付勢力に抗して上記ロッドホルダ内に引っ込められてブレーキ作用が解除され、一方、車椅子使用者が立つことにより上記着座バンドに対する付勢力が解除されて上記ピストンロッドが上記付勢手段の付勢力によって突出してブレーキ作用が発揮されるように構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項2による車椅子用安全器具は、請求項1に記載の車椅子用安全器具において、上記着座バンドは車椅子の座面シート上に架け渡されていることを特徴とするものである。
又、請求項3による車椅子用安全器具は、請求項1に記載の車椅子用安全器具において、上記着座バンドは車椅子の座面シートの下面側に架け渡されていることを特徴とするものである。
又、請求項4による車椅子用安全器具は、請求項1に記載の車椅子用安全器具において、上記着座バンドは車椅子の座面シートの内部を通って架け渡されていることを特徴とするものである。
又、請求項5による車椅子用安全器具は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の車椅子用安全器具において、上記着座バンドは車椅子の座面シートに対して縫い合わされていることを特徴とするものである。
又、請求項6による車椅子用安全器具は、車椅子の座面シートの左右両端縁から左右外方に張り出すように設けられる着座バンドと、上記着座バンドの内の少なくとも一方に取り付けられ上記車椅子の車輪に当接することでブレーキ作用を担うピストンロッドと、上記ピストンロッドを車椅子の幅方向に出没可能な状態で保持するロッドホルダと、上記ロッドホルダ内に収容され上記ピストンロッドを突出方向に付勢する付勢手段と、を具備し、車椅子使用者が着座することにより上記着座バンドが付勢されて上記ピストンロッドが上記付勢手段の付勢力に抗して上記ロッドホルダ内に引っ込められてブレーキ作用が解除され、一方、車椅子使用者が立つことにより上記着座バンドに対する付勢力が解除されて上記ピストンロッドが上記付勢手段の付勢力によって突出してブレーキ作用が発揮されるように構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項7による車椅子用安全器具は、請求項1〜請求項6の何れかに記載の車椅子用安全器具において、上記着座バンドは長さが調整自在に構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項8による車椅子用安全器具は、請求項1〜請求項7の何れかに記載の車椅子用安全器具において、上記ロッドホルダには車椅子のフレームを利用して取り付けることができる取付けアタッチメントが設けられていることを特徴とするものである。
又、請求項9による車椅子用安全器具は、請求項1〜請求項7の何れかに記載の車椅子用安全器具において、上記ロッドホルダは車椅子のフレームに対して設けられていることを特徴とするものである。
又、請求項10による車椅子用安全器具は、請求項1〜請求項9の何れかに記載の車椅子用安全器具において、上記付勢手段は上記ピストンロッドとロッドホルダとの間に縮設された圧縮コイルバネであることを特徴とするものである。
又、請求項11による車椅子用安全器具は、請求項1〜請求項10の何れかに記載の車椅子用安全器具において、上記ピストンロッドには係合ピンが設けられており、上記ロッドホルダには上記係合ピンと係合することで上記ピストンロッドの退去姿勢を保持する係合溝が設けられていることを特徴とするものである。
又、請求項12による車椅子用安全器具は、車椅子の車輪に当接することでブレーキ作用を担うピストンロッドと、上記ピストンロッドを動作させるソレノイド機構と、車椅子の座面シートに設置される荷重センサと、を備え、車椅子使用者が着座したことを上記荷重センサにより検出し該検出信号に基づいて上記ソレノイド機構を介して上記ピストンロッドを移動させてブレーキ作用を解除し、一方、車椅子使用者が立ったことを上記荷重センサにより検出し該検出信号に基づいて上記ソレノイド機構を介して上記ピストンロッドを移動させてブレーキ作用を発揮させるようにしたことを特徴とするものである。
したがって、本考案による車椅子用安全器具によると、車椅子の座面シートに沿って架け渡される着座バンドと、上記着座バンドの左右両端部の内の少なくとも一方に取り付けられ上記車椅子の車輪に当接することでブレーキ作用を担うピストンロッドと、上記ピストンロッドを車椅子の幅方向に出没可能な状態で保持するロッドホルダと、上記ロッドホルダ内に収容され上記ピストンロッドを突出方向に付勢する付勢手段と、を具備し、車椅子使用者が着座することにより上記着座バンドが付勢されて上記ピストンロッドが上記付勢手段の付勢力に抗して上記ロッドホルダ内に引っ込められてブレーキ作用が解除され、一方、車椅子使用者が立つことにより上記着座バンドに対する付勢力が解除されて上記ピストンロッドが上記付勢手段の付勢力によって突出してブレーキ作用が発揮されるように構成されているので、使用者が安全ブレーキ装置を操作することを忘れて無意識に車椅子から立ち上がった場合でも立ち上がると同時に上記ピストンロッドが外方に向けて突出し、車椅子の車輪に当接するため車椅子が勝手に移動してしまうことが防止される。したがって上記車椅子の移動に伴う転倒事故の発生を防止できる。
又、上記着座バンドを車椅子の座面シート上に架け渡した場合、上記着座バンドを車椅子の座面シートの下面側に架け渡した場合、あるいは上記着座バンドを車椅子の座面シートの内部を通して架け渡した場合にも上記と同様の効果を得ることができる。
又、上記着座バンドを車椅子の座面シートに対して縫い合わせた場合には、着座バンドは座面シートと一体になって撓み変形するため、座面シートの撓み変形量がそのまま着座バンドの撓み変形量となってピストンロッドに損失なく伝達されるようになる。
又、上記着座バンドを車椅子の座面シートの左右両端縁から左右外方に張り出すように設けた場合には、着座バンドの長さが短くて済み、材料費の削減を図ることができる。
又、上記着座バンドの長さが調整自在に構成されている場合には、座面シートの幅寸法の違う種々のサイズの車椅子に適用できるようになる。
又、上記ロッドホルダに車椅子のフレームを利用して取り付けることができる取付けアタッチメントを設けた場合には、既存の車椅子に対してそのまま車椅子用安全器具を取り付けることができ、車椅子用安全器具のみを持ち歩いて種々の車椅子に対して付け替えて使用することが可能になる。
又、上記ロッドホルダを車椅子のフレームに対して設けた場合には車椅子のフレームに対するロッドホルダの取り付けが不要になり、車椅子用安全器具の車椅子への装着が容易になる。
又、上記付勢手段を上記ピストンロッドとロッドホルダとの間に縮設された圧縮コイルバネによって構成した場合には、付勢手段の構成を簡単にでき、部品コストの削減を図ることができる。又、圧縮コイルバネのバネ定数を調整することによって付勢力の調整を図ることもできる。
又、上記ピストンロッドに係合ピンを設け、上記ロッドホルダに上記係合ピンと係合することで上記ピストンロッドの退去姿勢を保持する係合溝を設けた場合には、車椅子用安全器具を使用する時は係合ピンと係合溝との係合を解除し、車椅子用安全器具を使用しない場合には係合ピンを係合溝に係合させることによってピストンロッドの動きをロックすることが可能になる。
又、車椅子の車輪に当接することでブレーキ作用を担うピストンロッドと、上記ピストンロッドを動作させるソレノイド機構と、車椅子の座面シートに設置される荷重センサと、を備え、車椅子使用者が着座したことを上記荷重センサにより検出し該検出信号に基づいて上記ソレノイド機構を介して上記ピストンロッドを移動させてブレーキ作用を解除し、一方、車椅子使用者が立ったことを上記荷重センサにより検出し該検出信号に基づいて上記ソレノイド機構を介して上記ピストンロッドを移動させてブレーキ作用を発揮させるようにした場合には、使用者の体重や使用形態に合った、より細かなピストンロッドの動作制御が可能になる。
以下、図1乃至図8を参照して本考案の車椅子用安全器具1の第1の実施の形態について説明する。
(1)第1の実施の形態(図1〜図8参照)
図1は本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具を適用した車椅子の着座時の使用状態を示す斜視図、図2は着座姿勢から立ち上がった起立時の状態を示す同上の斜視図、図3は着座時の車椅子用安全器具の作動態様を示す同上の斜視図、図4は起立時の車椅子用安全器具の作動態様を示す同上の斜視図である。
又、図5は本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具を示す斜視図、図6は左側の取付具、ピストンロッド、ロッドホルダ及び付勢手段を分解して示す同上の斜視図、図7は係合ピンと係合溝の係合が解除されている状態を示す同上の斜視図、図8は係合ピンが係合溝に係合している状態を示す同上の斜視図である。
最初に本実施の形態による車椅子用安全器具1の適用対象である車椅子3について簡単に説明する。この車椅子3は使用者Aが座面シート5に座った状態でハンドリム7を回して走行する自走式の車椅子である。
具体的には図1、2に示すように車椅子3の骨格を形成するフレーム9と、該フレーム9に対して設けられる左右一対の大径の車輪11、11と、該車輪11、11の外方に設けられ、車輪11、11と一体に回転する左右一対のハンドリム7、7と、上記車輪11、11の前方に設けられる小径のキャスター13、13と、使用者Aが座る上記座面シート5と、使用者Aの足を支える左右一対のレッグレスト15、15及びフットレスト17、17と、上記左右のレッグレスト15、15間に張設される足支えシート19と、使用者Aの背中を支える背面シート21と、使用者Aの肘を支える肘掛け23と、介助者が操作するハンドグリップ25、25及びハンドブレーキ27、27と、車椅子3を駐車する場合に使用する左右に設けられている安全ブレーキ装置29、29とを備えることによって車椅子3は構成されている。
そして、本実施の形態による車椅子用安全器具1は上記車椅子3の肘掛け23の下方のフレーム9を利用して取り付けられている。
本実施の形態による車椅子用安全器具1は、上記車椅子3の座面シート5上に架け渡される着座バンド31と、上記着座バンド31の左右両端部に接続される取付具33、33と、上記取付具33、33に対して一体に接続されるピストンロッド35、35と、上記ピストンロッド35、35を車椅子3の幅方向Wに出没可能な状態で保持するロッドホルダ37、37と、上記ピストンロッド35、35を突出方向Pに付勢することで上記着座バンド31に緊張状態を付与する付勢手段としての圧縮コイルバネ39、39とを備えることによって構成されている。
着座バンド31は一例として幅20mm、長さ90cm程度の布製あるいは化学繊維製の帯状部材によって形成されている。又、着座バンド31の展開状態での両端はループ状に折り返されて縫い合わされており、その一方は直接、後述する一方の取付具33の係止リング部41に係止されている。又、着座バンド31の他方の端部は他方の取付具33の係止リング部41を通して更に大きくループ状に折り返されており、着座バンド31の中間部に通されている長さ調整用のバックル43に係止されている。
したがって、上記着座バンド31は上記バックル43の作用位置を変えることによって長さが調整自在に構成されている。
上記取付具33は一例としてステンレス製の丸棒を折曲げ加工することによって形成されており、その一端はトライアングル状に折り曲げられた上述した係止リング部41になっている。
又、取付具33の他の部位は真直ぐに延びており、その端部には次に述べるピストンロッド35に刻設されている雌ネジ部45に螺合する雄ネジ部47が刻設されている。
ピストンロッド35は上記車椅子3の車輪11のタイヤ又はホイールの周面に当接することでブレーキ作用を担う部材である。ピストンロッド35は図示のような丸棒状の部材であり、硬質の合成樹脂や金属あるいは木材等によって形成されている。
ピストンロッド35の基端面の中心にはピストンロッド35の先端部49に向かって所定深さの上述した雌ネジ部45が刻設されている。又、ピストンロッド35の先端部49は他の部位である摺動部51の直径より幾分大径になっている。
又、上記摺動部51の一部にはピストンロッド35の幅方向と直交する方向に所定高さの係合ピン53が突出状態で設けられている。
ロッドホルダ37は上記ピストンロッド35の摺動部51に外嵌めされる一端面が開口され、他端面が閉塞された円筒状の部材である。
ロッドホルダ37は一例としてステンレス製材料によって形成されており、上記閉塞された他端面の中心には上記取付具33の雄ネジ部47が形成された軸部を受け入れる貫通穴55が形成されている。
又、ロッドホルダ37の開放された一端面側の周面には上記一端面と連通する鉤状に屈曲した係合溝57が形成されている。
尚、上記係合溝57は上記係合ピン53と係合することで上記ピストンロッド35の退去姿勢を保持する部材で、上記係合ピン53と共にピストンロッド35の突出方向Pあるいは退去方向Qへの摺動を規制するストッパとしての役割を有している。
圧縮コイルバネ39は上述したように上記ピストンロッド35を突出方向Pに付勢する付勢手段の一例として設けられている。そして、上記圧縮コイルバネ39は上記ロッドホルダ37内において上記ピストンロッド35の基端面と、上記ロッドホルダ37の貫通穴55が形成されている端面との間に縮設されている。
又、本実施の形態では上記ロッドホルダ37に対して取付けアタッチメント59が取り付けられている。取付けアタッチメント59は車椅子3のフレーム9を利用して取り付けられており、本実施の形態では一例として両端面が開口された円筒形状でステンレス製の取付けアタッチメント59を使用している。
尚、この取付けアタッチメント59は図示のように上記ロッドホルダ37に対して直交する方向からあてがわれ、一例として溶接によって固着されて上記ロッドホルダ37と一体化されている。
次にこのようにして構成される車椅子用安全器具1の作動態様を使用者Aが車椅子3の座面シート5上に腰掛けている(1)着座姿勢時と、使用者Aが車椅子3の座面シート5から立ち上がった(2)起立姿勢時に分けて説明する。
(a)着座姿勢時(図1、図3参照)
使用者Aが車椅子3の座面シート5上に腰掛ける場合には座面シート5上に緊張状態で架け渡されている着座バンド31を座面シート5との間に挟むようにして腰掛ける。
この状態では使用者Aの体重が着座バンド31に掛かるため図3に示すように着座バンド31の中間部が下方に撓み、着座バンド31の両端部は内側に引っ張られる。
これに伴って着座バンド31に係止されている取付具33、33が内側に移動するため、該取付具33、33と一体に接続されている左右のピストンロッド35、35も圧縮コイルバネ39、39の付勢力に抗してそれぞれ退去方向Qに移動する。
したがって上記ピストンロッド35、35と車輪11、11との当接状態が解除されるため(ブレーキ作用の解除)使用者Aは当該車椅子3に腰掛けた姿勢で自由に車椅子3を好きな場所に移動させることが可能になる。
(b)起立姿勢時(図2、図4参照)
使用者Aが車椅子3の座面シート5上に腰掛けている状態から安全ブレーキ装置29を操作することなく立ち上がった場合には、着座バンド31に対する使用者Aの体重の作用がなくなるので、着座バンド31は圧縮コイルバネ39、39の付勢力によって外方に引っ張られて再び当初の緊張状態になる。すなわち、左右のピストンロッド35、35、取付具33、33、着座バンド31が外側に付勢・移動されることになり、左右のピストンロッド35、35は夫々突出方向Pに移動して車輪11、11に当接することになる。
したがって、本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1によれば、安全ブレーキ装置29の操作に関係なく上記ピストンロッド35、35は再び車輪11、11の周面に当接するようになるため車輪11、11はピストンロッド35、35との摩擦力によって回転できず、車椅子3の不用意な移動が防止される。
そして、この状態で使用者Aが座面シート5上に腰掛けようとした場合でも、車椅子3は元に位置にそのままあり、座面シート5も元の位置に存在しているため使用者Aの転倒等の問題は生じない。
又、使用者Aが車椅子3から離れる場合には安全ブレーキ装置29、29を操作して車椅子3の移動を完全に停止状態にし、一層の安全を図る。
(2)第2の実施の形態(図9参照)
図9は本考案の第2の実施の形態に係る車椅子用安全器具の起立姿勢時の使用状態を示す正面図である。本考案の第2の実施の形態に係る車椅子用安全器具100は上記取付けアタッチメント59を設けないで直接ロッドホルダ37、37を車椅子3のフレーム9に対して設けた点において上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と相違する。
したがって、その他の構成については上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と同じであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
そして、このような本考案の第2の実施の形態に係る車椅子用安全器具100によっても上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と同様の作用、効果が奏せられ、取付けアタッチメント59の取り付けが不要な分だけ車椅子3に対する車椅子用安全器具100の装着が容易になる。
又、取付けアタッチメント59が不要になるので部品点数が少なくなり、部品コストの削減が図られる。
(3)第3の実施の形態(図10参照)
図10は本考案の第3の実施の形態に係る車椅子用安全器具の着座姿勢時の使用状態を示す正面図である。本考案の第3の実施の形態に係る車椅子用安全器具200は付勢手段としてソレノイド機構201を使用し、車椅子3の座面シート5に設置した荷重センサ203の検出信号に基づいて、ソレノイド機構201の摺動子205に取り付けたピストンロッド35を出没させるようにしている。
したがって、本実施の形態では上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1において設けられていた着座バンド31及び取付具33は設けられていない。又、本実施の形態では上記本考案の第1の実施の形態において設けられていたロッドホルダ37も設けられていないが、該ロッドホルダ37の機能はソレノイド機構201のハウジング207が担っている。
又、本実施の形態では荷重センサ203及びソレノイド機構201に電源を供給するバッテリー209と、荷重センサ203の検出荷重の設定やソレノイド機構201の動作タイミングを決める制御装置211と、上記バッテリー209、制御装置211、ソレノイド機構201及び荷重センサ203を接続する配線213が設けられている。
尚、ピストンロッド35の構成、取付位置、車輪11に対する作用については上記第1の実施の形態と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
そして、本考案の第3の実施の形態に係る車椅子用安全器具200を使用した場合には、使用者Aが車椅子3の座面シート5上に腰掛けている着座姿勢の状態では荷重センサ203が使用者Aの体重を検知し、座面シート5上に使用者Aが腰掛けていることを確認してソレノイド機構201を励磁して摺動子205を図示しないコイルスプリングのスプリング力に抗してハウジング207内に退去させる。これに伴って摺動子205に取り付けられているピストンロッド35も退去方向Qに移動して車輪11との当接状態が解除されるため当該車椅子3は移動可能になる。
一方、使用者Aが上記着座姿勢から安全ブレーキ装置29を操作することなく、そのまま立ち上がった起立姿勢に移行した状態では荷重センサ203は使用者Aの体重を検知しなくなり、使用者Aが起立姿勢に移行したものと判断してソレノイド機構201の励磁が解除される。それによって、摺動子205が図示しないコイルスプリングによってハウジング207外に突出される。これに伴って摺動子205に取り付けられているピストンロッド35は突出方向Pに移動するようになり、車輪11の周面に当接して車椅子3の不用意な移動を防止する。
そして、このような本考案の第3の実施の形態に係る車椅子用安全器具200によっても上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と同様の作用、効果が奏せられ、使用者Aの体重や使用形態に合った、より細かなピストンロッド35の動作制御が可能になる。
(4)第4の実施の形態(図11参照)
図11は本考案の第4の実施の形態に係る車椅子用安全器具の着座姿勢時の使用状態を示す斜視図である。本考案の第4の実施の形態に係る車椅子用安全器具300は上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と着座バンド31が車椅子3の座面シート5に沿って架け渡されている点については同じであるが、上記着座バンド31が車椅子3の座面シート5の下面側に架け渡されている点が相違する。
したがって、その他の構成については上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と同じであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
そして、このような本考案の第4の実施の形態に係る車椅子用安全器具300によっても上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と同様の作用、効果が奏せられる。
(5)第5の実施の形態(図12参照)
図12は本考案の第5の実施の形態に係る車椅子用安全器具の着座姿勢時の使用状態を示す斜視図である。本考案の第5の実施の形態に係る車椅子用安全器具400は上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と着座バンド31が車椅子3の座面シート5に沿って架け渡されている点については同じであるが、上記着座バンドが車椅子3の座面シート5の内部を通って架け渡されている点が相違する。
したがって、その他の構成については上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と同じであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
そして、このような本考案の第5の実施の形態に係る車椅子用安全器具400によっても上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と同様の作用、効果が奏せられる。
(6)第6の実施の形態(図13参照)
図13は本考案の第6の実施の形態に係る車椅子用安全器具の着座姿勢時の使用状態を示す斜視図である。本考案の第6の実施の形態に係る車椅子用安全器具500は上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と着座バンド31が車椅子3の座面シート5に沿って架け渡されている点については同じであるが、上記着座バンド31が車椅子3の座面シート5に対して縫い合わされている点が相違する。
尚、この第6の実施の形態の場合には、着座バンド31が座面シート5の上面に縫い合わされている場合を示しているが、座面シート5の下面に縫い合わす場合、座面シート5の内部で縫い合わされる場合、等も考えられるものである。
したがって、その他の構成については上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と同じであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
そして、このような本考案の第6の実施の形態に係る車椅子用安全器具500によっても上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と同様の作用、効果が奏せられる。
又、着座バンド31は座面シート5に対して縫い合わされることによって、座面シート5と一体になって撓み変形するようになる。したがって、座面シート5の撓み変形量がそのまま着座バンド31の撓み変形量となってピストンロッド35に損失なく伝達されるようになる。
(7)第7の実施の形態(図14参照)
図14は本考案の第7の実施の形態に係る車椅子用安全器具の着座姿勢時の使用状態を示す斜視図である。本考案の第7の実施の形態に係る車椅子用安全器具600は着座バンド31、31が車椅子3の座面シート5の左右両端縁から左右外方に張り出すように設けられている点において上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と相違する。したがって、本実施の形態では、長さの短い着座バンド31、31が2本設けられている。
尚、その他の構成については上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と同じであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
そして、このような本考案の第7の実施の形態に係る車椅子用安全器具600によっても上記本考案の第1の実施の形態に係る車椅子用安全器具1と同様の作用、効果が奏せられる。
又、長さの短い着座バンド31、31を2本使用することによって上記第1の実施の形態の時よりも着座バンド31の長さが短くて済み、材料費の削減を図ることもできる。
尚、本考案は上述した3つの実施の形態に限定されるものではない。
例えば、ピストンロッド35の車輪11に対する当接面はピストンロッド35の摺動部51及び先端部49の周面の他、先端部49の端面であってもよい。又、ピストンロッド35の車輪11に対する当接部の材質ないし形状は摩擦係数が大きくなるように変更することも可能である。
又、付勢手段としては他にエアダンパ等を採用することも可能であるし、取付けアタッチメント59の形状は平板状等であってもよく、フレーム9に対する取付構造はクランプ式、ネジ固定式等、種々の取付構造が選択可能である。
又、前記各実施の形態の場合には、着座バンド31の両端にピストンロッド35等を取り付けた構成を示したが、何れか他方にのみ設ける構成も考えられる。
又、着座バンド31等の設置場所、設置状態等についても図示したものに限定されない。
その他、各部の構成については様々な変形が考えられるものである。
本考案は車椅子用安全器具に係り、特に、車椅子使用者が安全ブレーキ装置を操作することを忘れて無意識に立ち上がった場合でも、車椅子の不用意な移動を防止できるように工夫したものに関し、例えば、自走式の車椅子の製造、使用分野等で利用でき、特に体が不自由で車椅子の不用意な移動に対応できない使用者が使用する車椅子に対して利用可能性を有する。
本考案の第1の実施の形態を示す図で、車椅子用安全器具を車椅子に適用した着座時の使用状態を示す斜視図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、車椅子用安全器具を車椅子に適用した起立時の使用状態を示す斜視図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、着座時の車椅子用安全器具の作動態様を示す斜視図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、起立時の車椅子用安全器具の作動態様を示す斜視図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、車椅子用安全器具を示す斜視図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、車椅子用安全器具の一部を分解して示す斜視図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、係合ピンと係合溝の係合が解除されている状態を示す斜視図である。 本考案の第1の実施の形態を示す図で、係合ピンが係合溝に係合している状態を示す斜視図である。 本考案の第2の実施の形態を示す図で、車椅子用安全器具の起立時の使用状態を示す正面図である。 本考案の第3の実施の形態を示す図で、車椅子用安全器具の着座時の使用状態を示す正面図である。 本考案の第4の実施の形態を示す図で、車椅子用安全器具の着座時の使用状態を示す斜視図である。 本考案の第5の実施の形態を示す図で、車椅子用安全器具の着座時の使用状態を示す斜視図である。 本考案の第6の実施の形態を示す図で、車椅子用安全器具の着座時の使用状態を示す斜視図である。 本考案の第7の実施の形態を示す図で、車椅子用安全器具の着座時の使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 車椅子用安全器具、3 車椅子、5 座面シート、7 ハンドリム、9 フレーム、11 車輪、13 キャスター、15 レッグレスト、17 フットレスト、19 足支えシート、21 背面シート、23 肘掛け、25 ハンドグリップ、27 ハンドブレーキ、29 安全ブレーキ装置、31 着座バンド、33 取付具、35 ピストンロッド、37 ロッドホルダ、39 圧縮コイルバネ、41 係止リング部、43 バックル、45 雌ネジ部、47 雄ネジ部、49 先端部、51 摺動部、53 係合ピン、55 貫通穴、57 係合溝、59 取付けアタッチメント、100 車椅子用安全器具、200 車椅子用安全器具、201 ソレノイド、203 荷重センサ、205 摺動子、207 ハウジング、209 バッテリー、211 制御装置、213 配線、300 車椅子用安全器具、400 車椅子用安全器具、500 車椅子用安全器具、600 車椅子用安全器具、A 使用者、W 幅方向、P 突出方向、Q 退去方向

Claims (12)

  1. 車椅子の座面シートに沿って架け渡される着座バンドと、
    上記着座バンドの左右両端部の内の少なくとも一方に取り付けられ上記車椅子の車輪に当接することでブレーキ作用を担うピストンロッドと、
    上記ピストンロッドを車椅子の幅方向に出没可能な状態で保持するロッドホルダと、
    上記ロッドホルダ内に収容され上記ピストンロッドを突出方向に付勢する付勢手段と、を具備し、
    車椅子使用者が着座することにより上記着座バンドが付勢されて上記ピストンロッドが上記付勢手段の付勢力に抗して上記ロッドホルダ内に引っ込められてブレーキ作用が解除され、一方、車椅子使用者が立つことにより上記着座バンドに対する付勢力が解除されて上記ピストンロッドが上記付勢手段の付勢力によって突出してブレーキ作用が発揮されるように構成されていることを特徴とする車椅子用安全器具。
  2. 請求項1に記載の車椅子用安全器具において、
    上記着座バンドは車椅子の座面シート上に架け渡されていることを特徴とする車椅子用安全器具。
  3. 請求項1に記載の車椅子用安全器具において、
    上記着座バンドは車椅子の座面シートの下面側に架け渡されていることを特徴とする車椅子用安全器具。
  4. 請求項1に記載の車椅子用安全器具において、
    上記着座バンドは車椅子の座面シートの内部を通って架け渡されていることを特徴とする車椅子用安全器具。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の車椅子用安全器具において、
    上記着座バンドは車椅子の座面シートに対して縫い合わされていることを特徴とする車椅子用安全器具。
  6. 車椅子の座面シートの左右両端縁から左右外方に張り出すように設けられる着座バンドと、
    上記着座バンドの内の少なくとも一方に取り付けられ上記車椅子の車輪に当接することでブレーキ作用を担うピストンロッドと、
    上記ピストンロッドを車椅子の幅方向に出没可能な状態で保持するロッドホルダと、
    上記ロッドホルダ内に収容され上記ピストンロッドを突出方向に付勢する付勢手段と、を具備し、
    車椅子使用者が着座することにより上記着座バンドが付勢されて上記ピストンロッドが上記付勢手段の付勢力に抗して上記ロッドホルダ内に引っ込められてブレーキ作用が解除され、一方、車椅子使用者が立つことにより上記着座バンドに対する付勢力が解除されて上記ピストンロッドが上記付勢手段の付勢力によって突出してブレーキ作用が発揮されるように構成されていることを特徴とする車椅子用安全器具。
  7. 請求項1〜請求項6の何れかに記載の車椅子用安全器具において、
    上記着座バンドは長さが調整自在に構成されていることを特徴とする車椅子用安全器具。
  8. 請求項1〜請求項7の何れかに記載の車椅子用安全器具において、
    上記ロッドホルダには車椅子のフレームを利用して取り付けることができる取付けアタッチメントが設けられていることを特徴とする車椅子用安全器具。
  9. 請求項1〜請求項7の何れかに記載の車椅子用安全器具において、
    上記ロッドホルダは車椅子のフレームに対して設けられていることを特徴とする車椅子用安全器具。
  10. 請求項1〜請求項9の何れかに記載の車椅子用安全器具において、
    上記付勢手段は上記ピストンロッドとロッドホルダとの間に縮設された圧縮コイルバネであることを特徴とする車椅子用安全器具。
  11. 請求項1〜請求項10の何れかに記載の車椅子用安全器具において、
    上記ピストンロッドには係合ピンが設けられており、上記ロッドホルダには上記係合ピンと係合することで上記ピストンロッドの退去姿勢を保持する係合溝が設けられていることを特徴とする車椅子用安全器具。
  12. 車椅子の車輪に当接することでブレーキ作用を担うピストンロッドと、
    上記ピストンロッドを動作させるソレノイド機構と、
    車椅子の座面シートに設置される荷重センサと、を備え、
    車椅子使用者が着座したことを上記荷重センサにより検出し該検出信号に基づいて上記ソレノイド機構を介して上記ピストンロッドを移動させてブレーキ作用を解除し、一方、車椅子使用者が立ったことを上記荷重センサにより検出し該検出信号に基づいて上記ソレノイド機構を介して上記ピストンロッドを移動させてブレーキ作用を発揮させるようにしたことを特徴とする車椅子用安全器具。
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