JP3139771U - シェルタ用屋根構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐食性が良く、雨樋を簡単に設けることもでき、外観にも優れたシェルタ用屋根構造を得ること。
【解決手段】シェルタ用屋根構造10は、支柱11の上方に梁材12を構築し、梁材上に屋根材13を載置している。梁材12に構造用折板14を固定し、構造用折板上にガルバリウム鋼板15を屋根材13として設置する。屋根中央部に長手方向に沿って雨樋16を設けることができる。梁材12の下部に天井材17を固定してもよい。支柱11は、片持ち式支持、T字式支持、または門型式支持のいずれでもよい。
【選択図】図1

Description

本考案は、バス停留所、タクシ乗場、連絡通路、簡易駐車場、簡易資材置場等のシェルタの屋根に構築されるシェルタ用屋根構造に関するものである。
従来のシェルタ用屋根構造の代表例を図4〜7に示す。従来のシェルタ用屋根構造1は、図4〜6に示すように、支柱(鋼材)2の上方に梁材(鋼材)3を構築し、梁材3上に屋根材4を載置している。屋根材4には、構造用折板(鋼材)が用いられる。また、支柱2の支持形式としては、図7に示すように、片持ち式支持(A)、T字式支持(B)、門型支持(C)がある。図4では、代表例としてT字式支持形式を示している。
従来のシェルタ用屋根構造1において、屋根材4は、カラー折板材(鋼材)が多く用いられている。カラー折板材は、耐食性が悪く、外観も劣り、雨樋を設け難い等の問題がある。
さらに、折板材の上に断熱材を載置した断熱屋根(特許文献1)、折板材を梁材に簡易に取り付ける構造(特許文献2)、折板材に谷樋カバーを被せた耐雪害屋根構造(特許文献3)等が開示されている。しかし、これらの折板材は従来の折板材と同様な問題をいぜんとして残している。
近年、ガルバリウム鋼板が開発され、屋根材としても使用されるようになってきた。しかし、ガルバリウム鋼板がシェルタの屋根に使用された例はない。
特開平10−306519号公報 特開平5−295859号公報 特開平10−306519号公報
本考案の課題は、耐食性が良く、雨樋を簡単に設けることもでき、外観的にも優れたシェルタ用屋根構造を得ることにある。
本考案は、支柱上方に梁材を構築し、この梁材に屋根材を設置したシェルタ用屋根構造に適用される。このシェルタ用屋根構造においては、梁材間に構造用折板を固定し、構造用折板上にガルバリウム鋼板を屋根材として設置している。
相互に離間した支柱を連結する方向に配置される2本の相互に平行な中央梁材と、各支柱から中央梁材と直交または交差する方向へそれぞれ配置される横梁材と、各横梁材の伸延端間を連結するようにそれぞれ配置される縦梁材とから梁材を構成することもできる。また、屋根材中央部に長手方向に沿って雨樋を設けることができる。梁材下部に天井材を固定してもよい。ガルバリウム鋼板は、鋼板の上下面にアルミニウム−亜鉛合金メッキを施し、アクリルシリコーン等で被覆したものである。従来の溶融亜鉛メッキ鋼板(トタン板)の3〜6倍の耐久性があると言われている。
本考案のシェルタ用屋根構造によれば、次の効果がえられる。
(1)無落雪タイプで、屋根構造が薄い。
(2)屋根構造が薄いにもかかわらず、雨樋を設置できる。
(3)屋根材にガルバリウム鋼板を使用しているので、耐久性がある。
(4)支柱間隔を広く取ることができるので、設計の自由度が増す。
(5)一般シェルタに比べて、デザイン性に優れている。
(6)天井板を張ることができるので、デザイン性をさらに向上できる。
次に、図1〜3を参照して、本考案に基づくシェルタ用屋根構造10の実施例について説明する。本考案は、支柱(鋼材)11の上方に梁材(鋼材)12を構築し、梁材12に屋根材13を設置したシェルタ用屋根構造10に適用される。このシェルタ用屋根構造10においては、梁材12間に構造用折板(鋼材)14を固定し、構造用折板14上にガルバリウム鋼板15を屋根材13として設置している。
梁材12は、相互に離間した支柱11を連結する方向に配置される2本の相互に平行な中央梁材121、121と、各支柱11から中央梁材121と直交または交差する方向へそれぞれ配置される横梁材122と、各横梁材122の伸延端間を連結するようにそれぞれ配置される縦梁材123、133とから構成される。横梁材122はシェルタ上に降った雨や雪解け水が支柱11方向へ流れるように適当に傾斜して設けられる。
構造用折板14は、中央梁材121と横梁材122と縦梁材123とによって画定される空間内に固定金具141によって装着される。ガルバリウム鋼板15は、2本の中央梁材121、121間の空間内に位置する雨樋16を備えている。天井材17は梁材12または構造用折板14に直接取り付けてもよいが、天井材17が全体として1枚の板状形体を呈することにより利用者に広がり感を与えることができるため、構造用折板14の下面側に支持板142を吊り金具141によって水平に配置し、天井材17を固定金具143によって支持板142に着脱自在に取り付けるのが好ましい。
ガルバリウム鋼板15は、鋼板の上下面にアルミニウム−亜鉛合金メッキを施し、アクリルシリコーン等で被覆したものである。ガルバリウム鋼板は比較的薄く、軽量で耐食性に優れている。
本考案のシェルタ用屋根構造は、高温地域、多雨地域、または多雪地域等にも適している。また、支柱11は、図7に示すように、片持ち式支持(A)、T字式支持(B)、または門型式支持(C)のいずれであっても同様に適用できる。
本考案に基づくシェルタ用屋根構造の斜視図である。 図1のII−II線から見たシェルタ用屋根構造の正面図である。 図1のIII−III線から見たシェルタ用屋根構造の側面図である。 従来のシェルタ用屋根構造の斜視図である。 図4のV−V線から見た従来のシェルタ用屋根構造の正面図である。 図4のVI−VI線から見た従来のシェルタ用屋根構造の側面図である。 従来のシェルタ用屋根構造の正面図であって、各種支柱形式を示す。
符号の説明
10 シェルタ用屋根構造 11 支柱
12 梁 13 屋根材
14 構造用折板 15 ガルバリウム鋼板
16 雨樋 17 天井材

Claims (4)

  1. 支柱上方に梁材を構築し、該梁材に屋根材を設置したシェルタ用屋根構造において、前記梁材間に構造用折板を固定し、前記構造用折板上にガルバリウム鋼板を屋根材として設置した、シェルタ用屋根構造。
  2. 前記梁材は相互に離間した支柱を連結する方向に配置される2本の相互に平行な中央梁材と、各支柱から中央梁材と直交または交差する方向へそれぞれ配置される横梁材と、各横梁材の伸延端間を連結するようにそれぞれ配置される縦梁材とから構成される、請求項1に記載のシェルタ用屋根構造。
  3. 前記屋根材中央部に長手方向に沿って雨樋を設けた、請求項1または2に記載のシェルタ用屋根構造。
  4. 前記梁材下部に天井材を固定した、請求項1、2または3に記載のシェルタ用屋根構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149587A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Sumikei-Nikkei Engineering Co Ltd 降温水噴霧用配管を備えるパネル
JP2015132079A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 株式会社Lixil 雨樋及び屋外構造物

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