JP3139068B2 - 果菜類収穫機等の果菜把握方式 - Google Patents

果菜類収穫機等の果菜把握方式

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JP3139068B2
JP3139068B2 JP03218784A JP21878491A JP3139068B2 JP 3139068 B2 JP3139068 B2 JP 3139068B2 JP 03218784 A JP03218784 A JP 03218784A JP 21878491 A JP21878491 A JP 21878491A JP 3139068 B2 JP3139068 B2 JP 3139068B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、果菜類収穫機の果菜
把握方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、果菜類、例えば、きゅうりであ
るとこのきゅうりの形状が画像装置で画像され、収穫す
るきゅうりが選定され、この選定されたきゅうりは、保
持装置で把握されて保持され、果菜類切断装置のカッタ
で、このきゅうりの柄部分が切断される果菜把握方式で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、果菜類の内の
きゅうりの収穫であれば、きゅうりの形状が果菜類収穫
機の画像装置等で画像され、収穫するきゅうりが選定さ
れ、この選定されたきゅうりは、保持装置で把握されて
保持され、果菜類切断用のカッタで、このきゅうりの柄
部分が切断されて収穫される。
【0004】この果菜類収穫機はロボットであり、きゅ
うりを識別すると該保持装置を設けたハンド部が伸縮し
て把握するが、このハンド部が囲りの茎にふれたり、又
ハンド部の伸縮に多少の誤差が発生することがあり、こ
のため該保持装置の中心部できゅうりを把握できないこ
とが発生して、このきゅうりを傷つけることがあった
が、これを防止しようとするものである。また、収穫後
の果菜類を形状に応じてキャリアへ供給するものはなか
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、果菜類を挾
持保持する保持装置1内の前後両側には該果菜類を検出
する光電センサ2,3を設け、検出する該果菜類が該光
電センサ2,3間に位置する状態であるとの検出に基づ
いて挾持制御手段の制御によって該保持装置1で該果菜
類を把握保持すると共に、画像装置6により果菜類の長
さ方向Yと径方向Xとの画素数の比率値により、果菜類
の形状判定を行って、該果菜類の形状により収穫した果
菜類を仕分けてキャリア10,11へ供給するように構
成したことを特徴とする果菜類収穫機等の果菜把握方
式。
【0006】
【発明の作用】果菜類の内のきゅうりの収穫であれば、
きゅうりの形状が果菜類収穫機の画像装置で画像され、
収穫するきゅうりが選定され、この選定されたきゅうり
は、保持装置1の前側部に設けた光電センサ2できゅう
りの通過が検出され、後側部に設けた光電センサ3でき
ゅうりの通過が検出されないと、このきゅうりは該光電
センサ2,3間に位置する状態であると検出され、この
検出により、該保持装置1でこのきゅうりは把握されて
保持され、果菜類切断用のカッタで、このきゅうりの柄
部分が切断され収穫される。そして、画像装置により形
状が認識されているので、形状によってきゅうりを仕分
けてキャリアへ供給される。
【0007】
【発明の効果】この発明により、保持装置1の前後側部
に設けた光電センサ2,3で収穫する収穫物を検出さ
せ、この収穫物が該光電センサ2,3間に位置する状態
であると検出に伴い、該保持装置1でこの収穫物を把握
保持することにより、この保持装置1の中心部でこの収
穫物が把握されて保持されることになり、この収穫物を
傷つけることなく収穫できるようになった。また、収穫
物の形状によって、キャリア10,11へと供給される
ので、仕分け作業と不要となり、市場へ速やかに出荷可
能となった。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、果菜類収穫機4を示す図であり、この
果菜類収穫機4で、例えば、きゅうりを把握して保持さ
せ切断して収穫する形態を説明する。果菜類選別装置5
は、後記画像装置6及び後記操作装置7等よりなる構成
としている。
【0009】前記果菜類収穫機4は、図1の如く、電動
式の四輪本体車体8に収穫作業用のマニピュレータ9、
収穫するきゅうりを画像する該画像装置6及び正常な形
状のきゅうりと奇形な形状のきゅうりとを区分して容れ
るキャリア10,11を設けた構成としている。又この
キャリア10,11は収穫物排出のために、昇降可能な
構成としている。
【0010】前記本体車体8には操作装置7、バッテリ
ー等が内蔵されており、該本体車体8前面部に操作装置
7のコントロールパネル12を設けた構成としている。
前記マニピュレータ9は遠隔操作されるハンド部13を
設け、このハンド部13の支持移動機構として昇降用の
ブーム14及びアーム15と、旋回用のテーブル16
と、進退用のブーム17及びアーム18とを設けた構成
としている。
【0011】前記ハンド部13は、図7の如く、きゅう
りの形状を複数個の区分状態に画像する前記画像装置6
を基部19の先端部に設けると共に、この基部19には
左右両側より開閉自在な一対の挾持杆20を上下に設け
てなる保持装置1を設け、きゅうりのいぼのない上下端
部の所定位置を把握して保持する構成であり、これら上
下の挾持杆20,20は上下調節可能な構成であり、又
該保持装置1の前端部の左右両側には、きゅうりの通過
を検出する発光素子と受光素子とよりなる光電センサ
2,2を設け、後端部の左右両側には、きゅうりの通過
を検出する発光素子と受光素子とよりなる光電センサ
3,3を設けた構成としている。
【0012】前記画像装置6は、図7の如く、きゅうり
の長さ方向Yと径方向Xとの画素数が検出され、この検
出されたX,Yの画素数の比率値が算出され、この算出
された比率値によって正常形状か、又は奇形形状のきゅ
うりかが検出される構成としている。前記光電センサ
2,2がきゅうりの通過を検出し、該光電センサ3,3
がこのきゅうりの通過を検出しない状態であると、この
きゅうりは前記保持装置1の前後方向の中央部に位置し
た状態であると検出されて、この保持装置1の該挾持杆
20,20間できゅうりを把握して保持する構成であ
り、又きゅうりの形状の検出が終了すると、前記キャリ
ア10,11のいずれかの側へきゅうりは供給される構
成としている。
【0013】前記基部19には前方へ突出させて一対の
果菜類切断用のカッタ21を設け、きゅうりの柄部分を
切断する構成としている。前記制御装置7は、図5の如
く、この操作装置7の前記コントロールパネル12の操
作が入力されるデジタル入力回路22、前記光電センサ
2,3及び画像装置6の検出が入力されるアナログ回路
23、これら入力回路22,23から入力される各種入
力値を算術論理演算及び比較演算を行うCPU24、こ
のCPU24にはメモリ25を有する構成であり、この
CPU24から指令される各種指令を受けて出力する出
力回路26等よりなる制御装置27を内蔵した構成とし
ている。
【0014】前記制御装置27によるきゅうりの形状及
び位置の検出は、下記の如く行われる構成としている。
即ち、前記画像装置6で画像した画像を取り込む(ステ
ップ101)、取り込んだ画像からきゅうりは正常形状
か、又は奇形形状かが識別され(ステップ102)、マ
ニピュレータ9がきゅうりに近づく(ステップ10
3)、前側の前記電光センサ2,2と、後側の前記電光
センサ3,3とにより、きゅうりが前記保持装置1の中
間部に入ったかが判定され(ステップ104)、該電光
センサ2,2がきゅうりの通過を検出し、電光センサ
3,3がきゅうりの通過を検出しないと、このきゅうり
は該保持装置1の中間部に入ったと判定され(ステップ
105)、この判定により、該保持装置1の上下側の前
記挾持杆20,20間できゅうりは把握されて保持され
(ステップ106)、前記カッタ21で切断され(ステ
ップ107)、前記キャリア10又は前記キャリア11
へ供給され(ステップ108)、このきゅうりの収穫は
終了する構成としている(ステップ109)。
【0015】図8及び図9は、りんご、みかん及びかき
等の果実を収穫する他の実施例の果実収穫機28の一部
を示す図であり、ハンド部29を設け、このハンド部2
9の支持移動機構として昇降用のブーム及びアーム(こ
れら図示せず)と、旋回用のテーブル(図示せず)と、
進退用のブーム30及びアーム31とを設けた構成とし
ている。
【0016】前記ハンド部29は、果実の色の濃度によ
って、この果実が収穫適期であるか否かを判別する色判
別装置32を基部33先端部に設けると共に、この基部
33には左右両側に開閉自在な挾持杆34,34を支持
ピン35で支持して設けた構成であり、この挾持杆34
の内側には弾性体よりなる補護板36を装着した構成で
あり、この挾持杆34内に設けたバキュームホース37
によってバキュームされて、この果実は挾持されて保持
される構成としている。
【0017】前記基部33には前方へ突出されて一対の
果実切断用のカッタ38を設け、果実の柄部分を切断す
る構成であり、該色判別装置32で色判別した判別結果
は、操作装置のコントロールパネル(これら図示せず)
の表面板へ表示する構成であり、この操作装置のこのコ
ントロールパネルのこの表面板には、果実の種類を設定
する果実種類設定抓み(図示せず)を設けた構成とする
もよく。図8、図9等は、高所位置の果実の収穫を容易
にしたり、又色判別によって確実な果実の収穫適期を検
出させようとするものである。
【0018】図10、図11、図12及び図13は、他
の実施例の果菜類収穫機39の一部を示す図であり、ハ
ンド部40を設け、このハンド部40の支持機構として
昇降用のブーム及びアーム(これら図示せず)と、旋回
用のテーブル(図示せず)と、進退用のブーム41及び
アーム42とを設けた構成としている。前記ハンド部4
0は、例えば、きゅうりを画像してこのきゅうりは正常
形状か、又は奇形形状かを検出する画像装置43を基部
44の先端部に設けると共に、きゅうりまでの距離を検
出する発光素子46と受光素子47とよりなる光電セン
サ45を設けた構成であり、これら発光素子46はステ
ッピングモータ48で左右移動可能な構成であり、受光
素子47はステッピングモータ49で左右移動可能な構
成であり、これら発光素子46前側にはレンズ50を設
け、受光素子47前側にはレンズ51を設けた構成とし
ている。
【0019】操作装置(図示せず)は、図11の如く、
この操作装置のコントロールパネル(図示せず)の操作
が入力されるデジタル入力回路52、該光電センサ45
の該発光素子46と該受光素子47との間の距離及び発
光・受光の角度の検出が入力される位置検出入力回路5
3、これら入力回路52,53から入力される各種入力
値を算術論理演算及び比較演算等を行うCPU54、こ
のCPU54にはメモリ55を有する構成であり、この
CPU54から指令される各種指令を受けて出力する出
力回路56等よりなる制御装置57を内蔵した構成とし
ている。
【0020】前記制御装置57によるきゅうりの位置の
検出は、下記の如く行われる構成としている。即ち、発
光素子46を移動する前記ステッピングモータ49が始
動され(ステップ201)前記受光素子47を移動する
前記ステッピングモータ50が始動され(ステップ20
2)、該両ステッピングモータ49,50が停止され
(ステップ203)、該発光素子46より光ビームが発
光され(ステップ204)、該受光素子47で光ビーム
が受光されて、これら光ビームの発光の角度θ′、光ビ
ームの受光の角度θ″及び該発生素子46と該受光素子
47との間の距離L、これら3者が検出され、3者によ
って3角測量法により、きゅうりの位置Sが算出される
構成である(ステップ205)。尚きゅうりの形状等の
検出は、前記で記載と同じ方法で検出される構成として
いる。図10及び図11等は、前記ステッピングモータ
48,49が停止後に、光ビームを発光させることによ
り、該ステッピングモータ48,49の慣性のバラツキ
等による発光及び受光の同期の異なりを解消することが
できて、正確なきゅうりの位置を算出させようとするも
のである。
【0021】図14、図15及び図16は、他の実施例
の果菜類収穫機58の一部を示す図であり、ハンド部5
9を設け、このハンド部59の支持機構として昇降用の
ブーム及びアーム(これら図示せず)と、旋回用のテー
ブル(図示せず)と、進退用のブーム60及びアーム6
1とを設けた構成としている。前記ハンド部59は、例
えば、きゅうりの実と葉とを温度差によって判別するた
めに、加熱風又は冷却風を送風する送風装置62及び赤
外線カメラ63を基部64先端部に設けた構成としてい
る。
【0022】操作装置(図示せず)は、図14の如く、
この操作装置内にはシステムコントローラ65、画像処
理装置66及びカメラコントローラ67等よりなる制御
装置67′を設けた構成としている。前記操作装置によ
るきゅうりの実と葉との判別は、下記の如く行われる構
成としている。即ち、該赤外線カメラ63で画像させた
画像が入力され(ステップ301)、該送風装置62が
始動されてきゅうりの実と葉との両者に、加熱風、又は
冷却風が送風され(ステップ302)、該赤外線カメラ
63で画像された画像が入力され(ステップ303)、
これら画像間の温度差△Tが算出され(ステップ30
4)、該システムコントローラ65へ設定して記憶させ
た温度△T′及び△T″と△Tによって画素抽出され
(ステップ305)、抽出画素の二値化が行われ(ステ
ップ306)、形状評価が行われ(ステップ307)、
きゅうりの判定が行われ(ステップ308)、判定が終
了する構成としている(ステップ309)。
【0023】図14、図15及び図16等は、きゅうり
の実と葉との熱容量の差によって、識別されることによ
り、実は上昇する温度が低く、又葉は上昇する温度が高
く、これによって正確な識別をしようとするものであ
る。図17及び図18は、他の実施例の果実類収穫機6
8の一部を示す図であり、ハンド部69を設け、このハ
ンド部69の支持機構として昇降用のブーム及びアーム
(これら図示せず)と、旋回用のテーブル(図示せず)
と、進退用のブーム70及びアーム71とを設けた構成
としている。
【0024】前記ハンド部69は、左右両側の基部73
の先端部には、上下回動自在にハンド受金具74を設
け、このハンド受金具74は左右両側より支持ピン7
5,75で軸支した構成であり、例えば、きゅうりを検
出する視覚センサ72を該ハンド受金具74の中央部に
逆L字状に設けた取付板75′に装着した構成であり、
該ハンド受金具74の先端部には、きゅうり等を挾持し
て保持する左右開閉自在にロボットハンド76,76を
保持ピン77で軸支した構成であり、該視覚センサ72
の画角焦点の交差位置と、該支持ピン75の回動中心と
は一致すべく、この視覚センサ72を設けた構成として
いる。
【0025】図17及び図18等は、画像位置と該ハン
ド受金具74の回動角度とが、一対一に構成できること
により、単純化による処理の高速化を可能にしようとす
るものである。図19及び図20は、他の実施例の果菜
類収穫機78の一部を示す図であり、ハンド部79を設
け、このハンド部79の支持機構として昇降用のブーム
及びアーム(これら図示せず)と、旋回用のテーブル
(図示せず)と、進退用のブーム80及びアーム81と
を設けた構成としている。
【0026】前記ハンド部79は、左右両側の前後方向
へ伸縮自在な前基部82、後基部83とよりなり、この
前基部82先部には回動自在にハンドル受金具84を設
け、このハンド受金具84は左右両側より支持ピン8
5,85で軸支した構成であり、例えば、きゅうりを検
出する視覚センサ86を該ハンド受金具84の中央部に
クランク形状に設けた取付板87に装着した構成であ
り、又この取付板87先端部で、該視覚センサ86前方
部には、防塵性の高い構成としたレンズ88を装着した
構成であり、該ハンド受金具84先端部には、きゅうり
等を挾持して保持する左右開閉自在なロボットハンド8
9,89を保持ピン90で軸支した構成であり、該視覚
センサ86の画角焦点の交差位置と、該支持ピン85の
回動中心とは一致すべく、この視覚センサ86を設けた
構成としている。
【0027】図19及び図20等は、該前基部82と後
基部83とに分割して前後方向へ伸縮自在とすると共
に、該視覚センサ86前方部に該レンズ88を設けたこ
とにより、焦点距離を長くすることができ、このため処
理の高速化を可能にしようとするものである。図21、
図22、図23及び図24は、他の実施例の果菜類収穫
機91の一部を示す図であり、ハンド部92を設け、こ
のハンド部92の支持機構として昇穀用のブーム及びア
ーム(これら図示せず)と、旋回用テーブル(図示せ
ず)と、進退用のブーム93及びアーム94とを設けた
構成としている。
【0028】前記ハンド部92は、左右両側の基部95
の先端部には、上下回動自在にハンド受金具96を設
け、このハンド受金具96は左右両側より支持ピン9
7,97で軸支した構成であり、例えば、きゅうりまで
の距離、大きさ及び形状を検出する画像入力手段の視覚
センサ98とこの視覚センサ98の視線と平行な投光を
行うスリット光源装置99とを該ハンド受金具96中央
部にクランク形状に設けた取付板100に上下方向に所
定間隔で該視覚センサ98を下側に、該スリット光源装
置99を上側に装着した構成であり、該ハンド受金具9
6の先端部には、きゅうり等を挾持して保持する左右開
閉自在にロボットハンド101,101を保持ピン10
2で軸支した構成であり、該視覚センサ98の画角焦点
の交差位置と、該支持ピン97の回動中心とは一致させ
るべく、この視覚センサ98を設けた構成としている。
【0029】きゅうりまでの距離、大きさ及び形状等
は、図23及び図24から、下記の計算式により算出さ
れる構成としている。測定値AはY/aであり、基本計
算式は下記の如くである。 x′=Y/tanα x=a・x′/Y x=Y/tanα×a/Y x=Y/Atanα 図21、図22、図23及び図24は、前記視覚センサ
98の視線と平行な投光を前記スリット光源装置99よ
り投光することにより、きゅうりの輝点位置の画角分割
比により、距離検出を可能にしようとするものである。
【0030】以下、上記実施例の作用について説明す
る。果菜類の内のきゅうりの収穫を行うときは、果菜類
収穫機4のコントロールパネル12を操作することによ
り、果菜類収穫機4の四輪本体車体8が所定位置まで走
行して停止され、又マニピュレータ9が作動し、きゅう
りを前側部の光電センサ2,2がこのきゅうりの通過を
検出し、後側部の光電センサ3,3でこのきゅうりの通
過が検出されないと、このきゅうりは該光電センサ2,
3間に位置する状態であると検出され、この検出によ
り、保持装置1の挾持杆20,20が作動してきゅうり
は把握されて保持されると同時に、画像装置6で画像さ
れて画素数の比率によって正常な形状の良品きゅうりで
あるか、又は奇形状で不良品のきゅうりであるかが検出
されてカッタ21で切断され、正常な形状の良品きゅう
りは、キャリア10内へ供給され、奇形状の不良品きゅ
うりは、キャリア11内へ供給される。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示す。
【図1】果菜類収穫機の全体側面斜視図。
【図2】果菜類収穫機の一部の拡大側面斜視図。
【図3】果菜類収穫機の一部の拡大側面図。
【図4】果菜類収穫機の一部の拡大正面図。
【図5】ブロック図。
【図6】フローチャート
【図7】きゅうりの画素数図。
【図8】他の実施例を示す果実収穫機の一部の拡大側面
図。
【図9】他の実施例を示す果実収穫機の一部の拡大平面
図。
【図10】他の実施例を示す果菜類収穫機の一部の拡大
側面斜視図。
【図11】他の実施例を示すブロック図。
【図12】他の実施例を示すフローチャート。
【図13】他の実施例を示す光電センサ、及びステッピ
ングモータときゅうりとの関係図。
【図14】他の実施例を示す果菜類収穫機の一部の拡大
側面斜視図。
【図15】他の実施例を示すブロック図。
【図16】他の実施例を示すフローチャート。
【図17】他の実施例を示す果菜類収穫機の一部の拡大
側面図。
【図18】他の実施例を示す果菜類収穫機の一部の拡大
平面図。
【図19】他の実施例を示す果菜類収穫機の一部の拡大
側面図。
【図20】他の実施例を示す果菜類収穫機の一部の拡大
平面図。
【図21】他の実施例を示す果菜類収穫機の一部の拡大
側面図。
【図22】他の実施例を示す果菜類収穫機の一部の拡大
平面図。
【図23】他の実施例を示す視覚センサの視線とスリッ
ト光源装置のスリット光との関係図。
【図24】他の実施例を示す視覚センサへ取り込み画像
図。
【符号の説明】
1 保持装置 2 光電センサ 3 光電センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−249420(JP,A) 特開 昭59−31617(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 46/00 - 46/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 果菜類を挾持保持する保持装置1内の前
    後両側には該果菜類を検出する光電センサ2,3を設
    け、検出する該果菜類が該光電センサ2,3間に位置す
    る状態であるとの検出に基づいて挾持制御手段の制御に
    よって該保持装置1で該果菜類を把握保持すると共に、
    画像装置6により果菜類の長さ方向Yと径方向Xとの画
    素数の比率値により、果菜類の形状判定を行って、該果
    菜類の形状により収穫した果菜類を仕分けてキャリア1
    0,11へ供給するように構成したことを特徴とする果
    菜類収穫機等の果菜把握方式。
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