JP3277529B2 - 果実収穫ロボット - Google Patents
果実収穫ロボットInfo
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- JP3277529B2 JP3277529B2 JP35472291A JP35472291A JP3277529B2 JP 3277529 B2 JP3277529 B2 JP 3277529B2 JP 35472291 A JP35472291 A JP 35472291A JP 35472291 A JP35472291 A JP 35472291A JP 3277529 B2 JP3277529 B2 JP 3277529B2
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- Japan
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- fruit
- center
- image
- manipulator
- camera
- Prior art date
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01D—HARVESTING; MOWING
- A01D46/00—Picking of fruits, vegetables, hops, or the like; Devices for shaking trees or shrubs
- A01D46/30—Robotic devices for individually picking crops
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/10—Image acquisition
- G06V10/12—Details of acquisition arrangements; Constructional details thereof
- G06V10/14—Optical characteristics of the device performing the acquisition or on the illumination arrangements
- G06V10/145—Illumination specially adapted for pattern recognition, e.g. using gratings
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/10—Image acquisition
- G06V10/12—Details of acquisition arrangements; Constructional details thereof
- G06V10/14—Optical characteristics of the device performing the acquisition or on the illumination arrangements
- G06V10/147—Details of sensors, e.g. sensor lenses
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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- G06V20/00—Scenes; Scene-specific elements
- G06V20/60—Type of objects
- G06V20/68—Food, e.g. fruit or vegetables
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収穫可能な果実を自動
的に収穫する果実収穫ロボットに関するものである。
的に収穫する果実収穫ロボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】栽培作物の植付条に沿って自走しつつ、
視覚装置で収穫可能な成熟した果実を見つけ出し、摘果
用ハンド部を有するマニピュレータでこれを自動的に収
穫するようにした果実収穫ロボットが開発されている。
この種の果実収穫ロボットに設けられる収穫物探索用の
視覚装置として、果実固有の色相成分の光のみを通すフ
ィルタを有するイメージセンサカメラ(CCDカメラ)
と、一定範囲内を垂直および水平に走査して対象物まで
の距離を測定する距離センサ(PSD)とを備え、CP
Uで前記PSDの測定結果に基づいて前記CCDによる
画像を分析し、果実とそれに重なり合った葉等の異物と
を識別するように構成したものがある。
視覚装置で収穫可能な成熟した果実を見つけ出し、摘果
用ハンド部を有するマニピュレータでこれを自動的に収
穫するようにした果実収穫ロボットが開発されている。
この種の果実収穫ロボットに設けられる収穫物探索用の
視覚装置として、果実固有の色相成分の光のみを通すフ
ィルタを有するイメージセンサカメラ(CCDカメラ)
と、一定範囲内を垂直および水平に走査して対象物まで
の距離を測定する距離センサ(PSD)とを備え、CP
Uで前記PSDの測定結果に基づいて前記CCDによる
画像を分析し、果実とそれに重なり合った葉等の異物と
を識別するように構成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、上記構成の視
覚装置において、CCDの取付位置とPSDの取付位置
にずれの分だけCCDの焦点(撮像中心)とPSDの焦
点(走査範囲の中心)に差が生じるので、両者の検出範
囲が一致するように修正したのち画像処理を行ってい
た。さらに、得られた処理画像がハンド部の基準点と一
致するように処理して、マニピュレータを作動させる際
の位置データとして利用していた。しかしながら、この
ような修正処理は複雑であり、修正処理における誤差の
ためハンド部の動作位置が実際の果実の位置から多少ず
れるという問題があった。
覚装置において、CCDの取付位置とPSDの取付位置
にずれの分だけCCDの焦点(撮像中心)とPSDの焦
点(走査範囲の中心)に差が生じるので、両者の検出範
囲が一致するように修正したのち画像処理を行ってい
た。さらに、得られた処理画像がハンド部の基準点と一
致するように処理して、マニピュレータを作動させる際
の位置データとして利用していた。しかしながら、この
ような修正処理は複雑であり、修正処理における誤差の
ためハンド部の動作位置が実際の果実の位置から多少ず
れるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成とした。すなわち、本発明
にかかる果実収穫ロボットは、摘果用ハンド部を3次元
方向に移動させ得るマニピュレータと、果実を検出する
視覚装置とを有する果実収穫ロボットであって、前記視
覚装置は、対象物を撮像するカメラと、一定範囲内を垂
直および水平に走査して対象物までの距離を測定する距
離センサとを備え、前記カメラの画像を前記距離センサ
の測定結果に基づいて分析することにより、果実とそれ
に重なり合った葉等の異物とが識別された処理画像を得
るように構成するとともに、前記マニピュレータにおけ
る1つの可動部を作動させるだけで前記カメラの画像の
中心と前記距離センサの走査範囲の中心を合致できるよ
うに当該カメラと距離センサを配置し、前記処理画像の
中心がマニピュレータ初期姿勢における前記ハンド部の
基準点と一致するようにしたことを特徴としている。
に、本発明は次のような構成とした。すなわち、本発明
にかかる果実収穫ロボットは、摘果用ハンド部を3次元
方向に移動させ得るマニピュレータと、果実を検出する
視覚装置とを有する果実収穫ロボットであって、前記視
覚装置は、対象物を撮像するカメラと、一定範囲内を垂
直および水平に走査して対象物までの距離を測定する距
離センサとを備え、前記カメラの画像を前記距離センサ
の測定結果に基づいて分析することにより、果実とそれ
に重なり合った葉等の異物とが識別された処理画像を得
るように構成するとともに、前記マニピュレータにおけ
る1つの可動部を作動させるだけで前記カメラの画像の
中心と前記距離センサの走査範囲の中心を合致できるよ
うに当該カメラと距離センサを配置し、前記処理画像の
中心がマニピュレータ初期姿勢における前記ハンド部の
基準点と一致するようにしたことを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明によれば、カメラの画像を距離センサの
検出結果に基づいて画像処理するに際し、カメラの画像
の中心と距離センサの走査範囲の中心の位置合わせをマ
ニピュレータにおける所定の1つの可動部を作動させる
だけでできる。このため、マニピュレータを動かして実
際にカメラの撮像中心と距離センサの走査範囲の中心が
合致するようにして画像処理を行うことが容易となり、
修正処理を行う必要がなくなる。また、得られた処理画
像の中心がマニピュレータ初期位置におけるハンド部の
基準点と一致しているので、処理画像のデータに修正処
理を施すことなく、マニピュレータの作動にそのまま利
用することができる。このように、カメラの画像の中心
と距離センサの走査範囲の中心の位置合わせ、および処
理画像の中心とハンド部の中心の位置合わせに際して、
入力データに修正処理を施す必要がないので、処理が簡
単であると共に、果実の位置検出における誤差を小さく
することができる。
検出結果に基づいて画像処理するに際し、カメラの画像
の中心と距離センサの走査範囲の中心の位置合わせをマ
ニピュレータにおける所定の1つの可動部を作動させる
だけでできる。このため、マニピュレータを動かして実
際にカメラの撮像中心と距離センサの走査範囲の中心が
合致するようにして画像処理を行うことが容易となり、
修正処理を行う必要がなくなる。また、得られた処理画
像の中心がマニピュレータ初期位置におけるハンド部の
基準点と一致しているので、処理画像のデータに修正処
理を施すことなく、マニピュレータの作動にそのまま利
用することができる。このように、カメラの画像の中心
と距離センサの走査範囲の中心の位置合わせ、および処
理画像の中心とハンド部の中心の位置合わせに際して、
入力データに修正処理を施す必要がないので、処理が簡
単であると共に、果実の位置検出における誤差を小さく
することができる。
【0006】
【実施例】図1および図2はきゅうり用果実収穫ロボッ
トの使用状態をあらわしている。この果実収穫ロボット
1は、移動手段として電動式の走行部2を備え、該走行
部の上に果実収穫用のマニピュレータ3、収穫物探索用
の視覚装置5、果実貯蔵部6等を設置してなる。この果
実収穫ロボット1が使用される栽培場では、斜めに設け
た支持体7にきゅうりの樹体8を支持させている。
トの使用状態をあらわしている。この果実収穫ロボット
1は、移動手段として電動式の走行部2を備え、該走行
部の上に果実収穫用のマニピュレータ3、収穫物探索用
の視覚装置5、果実貯蔵部6等を設置してなる。この果
実収穫ロボット1が使用される栽培場では、斜めに設け
た支持体7にきゅうりの樹体8を支持させている。
【0007】マニピュレータ3は、図3および図4に示
すように、対面する樹体8の傾斜とほぼ平行になるよう
傾斜させた傾斜枠10と、該傾斜枠のガイドレール11
に沿って昇降自在に取り付けた基台12と、該基台の上
に水平面内で回動自在に設けた本体部13と、該本体部
に設けた関節型アーム14と、該関節型アームの先端に
設けた摘果用ハンド部15とからなる。傾斜枠10は、
ヒンジ16にて走行部2に枢支され、背面側を支持リン
ク17で支えられている。支持リンク17の下端部は長
穴18の適所に止着するようになっており、その止着位
置を変えることにより傾斜枠10の傾斜角度を任意に調
節することができる。傾斜枠10の傾斜度は前記支持体
7の傾斜度と同じにしておくのがよい。
すように、対面する樹体8の傾斜とほぼ平行になるよう
傾斜させた傾斜枠10と、該傾斜枠のガイドレール11
に沿って昇降自在に取り付けた基台12と、該基台の上
に水平面内で回動自在に設けた本体部13と、該本体部
に設けた関節型アーム14と、該関節型アームの先端に
設けた摘果用ハンド部15とからなる。傾斜枠10は、
ヒンジ16にて走行部2に枢支され、背面側を支持リン
ク17で支えられている。支持リンク17の下端部は長
穴18の適所に止着するようになっており、その止着位
置を変えることにより傾斜枠10の傾斜角度を任意に調
節することができる。傾斜枠10の傾斜度は前記支持体
7の傾斜度と同じにしておくのがよい。
【0008】関節型アーム14は、本体部側の上腕部2
0とハンド部側の前腕部21とからなり、人の腕と同様
に、ショルダ部22を中心として上腕部20が上下に回
動、エルボ部23を支点として全体が屈伸、リスト部2
4を中心としてハンド部15が上下に回動するようにな
っている。関節型アーム14を屈曲させたとき、エルボ
部23が下側にくるように折れ曲がる。上腕部20およ
び前腕部21は、所定間隔を開けて2枚の板材26,2
6,27,27を対面させて形成されており、関節型ア
ーム14を最大に屈曲させたとき、図3において2点鎖
線で示す如く、上腕部20と前腕部21が重なり合い、
ショルダ部22の内側にリスト部24が位置するように
なる。この状態がマニピュレータの初期姿勢である。
0とハンド部側の前腕部21とからなり、人の腕と同様
に、ショルダ部22を中心として上腕部20が上下に回
動、エルボ部23を支点として全体が屈伸、リスト部2
4を中心としてハンド部15が上下に回動するようにな
っている。関節型アーム14を屈曲させたとき、エルボ
部23が下側にくるように折れ曲がる。上腕部20およ
び前腕部21は、所定間隔を開けて2枚の板材26,2
6,27,27を対面させて形成されており、関節型ア
ーム14を最大に屈曲させたとき、図3において2点鎖
線で示す如く、上腕部20と前腕部21が重なり合い、
ショルダ部22の内側にリスト部24が位置するように
なる。この状態がマニピュレータの初期姿勢である。
【0009】上記のように、初期姿勢においてショルダ
部22の内側にリスト部24が位置するようになってい
るので、果実収穫ロボット1に対して近くに位置する果
実も収穫することできる。また、走行時に関節型アーム
14やハンド部15が栽培植物に接触することがなく、
栽培植物の損傷を防止できる。さらに、慣性モーメント
が小さくなるので、本体部13を旋回させるための後記
モータ26を小型にできるという利点もある。
部22の内側にリスト部24が位置するようになってい
るので、果実収穫ロボット1に対して近くに位置する果
実も収穫することできる。また、走行時に関節型アーム
14やハンド部15が栽培植物に接触することがなく、
栽培植物の損傷を防止できる。さらに、慣性モーメント
が小さくなるので、本体部13を旋回させるための後記
モータ26を小型にできるという利点もある。
【0010】マニピュレータ3は以上のように構成され
ており、ガイドレール11に沿って基台12を昇降させ
ることによりハンド部15の上下方向(Z軸方向)の高
さを調整し、基台12上でZ軸を中心として本体部13
を水平面内で回動させることによりハンド部15の左右
方向(Y軸方向)の角度を調整し、また関節型アーム1
4を伸縮させることによりハンド部15の前後方向(X
軸方向)の距離を調整する。すなわち、マニピュレータ
3はハンド部15の位置を3次元方向に調節可能となっ
ている。図中符号25は基台昇降用モータ、26は本体
部旋回用モータ、27はショルダ部用モータ、28はエ
ルボ部用モータ、29はリスト部用モータである。
ており、ガイドレール11に沿って基台12を昇降させ
ることによりハンド部15の上下方向(Z軸方向)の高
さを調整し、基台12上でZ軸を中心として本体部13
を水平面内で回動させることによりハンド部15の左右
方向(Y軸方向)の角度を調整し、また関節型アーム1
4を伸縮させることによりハンド部15の前後方向(X
軸方向)の距離を調整する。すなわち、マニピュレータ
3はハンド部15の位置を3次元方向に調節可能となっ
ている。図中符号25は基台昇降用モータ、26は本体
部旋回用モータ、27はショルダ部用モータ、28はエ
ルボ部用モータ、29はリスト部用モータである。
【0011】ハンド15部は、図5乃至図13に示すよ
うに、各々左右一対の把握部31,(L,R)、果柄位
置検出部32(L,R)およびカッタ33(L,R)を
有する。ハンド部15全体はローリング軸35を中心と
してローリングできるようになっている。図中符号36
がそのローリング駆動用モータである。
うに、各々左右一対の把握部31,(L,R)、果柄位
置検出部32(L,R)およびカッタ33(L,R)を
有する。ハンド部15全体はローリング軸35を中心と
してローリングできるようになっている。図中符号36
がそのローリング駆動用モータである。
【0012】把握部31(L,R)は、きゅうりを両側
から挟み付けて把握するのに適した形状に成形され、そ
の把握面にゴム性のクッション材44,44が貼着され
ている。左右の把握部31(L,R)はそれぞれガイド
棒40(L,R)に沿って左右に摺動自在に支持されて
おり、基部に取り付けたラック41(L,R)に噛合す
るピニオン42をモータ43で駆動することにより互い
に接近または離反するようになっている。
から挟み付けて把握するのに適した形状に成形され、そ
の把握面にゴム性のクッション材44,44が貼着され
ている。左右の把握部31(L,R)はそれぞれガイド
棒40(L,R)に沿って左右に摺動自在に支持されて
おり、基部に取り付けたラック41(L,R)に噛合す
るピニオン42をモータ43で駆動することにより互い
に接近または離反するようになっている。
【0013】果柄位置検出部32(L,R)は互いに対
向して配置された板状の部材であり、ガイド棒46
(L,R)に沿って左右に摺動自在に支持されており、
スプリング47(L,R)によって互いに接近する方向
(内向き)に付勢されている。果柄位置検出部32
(L,R)の開き動作は後述する如く把握部31(L,
R)の動作に付随して行われ、閉じ動作は前記スプリン
グ47(L,R)の力によって行われる。このように構
成することにより、ハンド部15内のアクチュエータを
1つ減らすことができ、ハンド部15の小型軽量化が図
れる。左右の果柄位置検出部32(L,R)を果実や果
柄の外面部に当てがい、そのときの開度から果柄を検出
する。開度の計測は、一方の果柄位置検出部32(L)
のスライド量をポテンションメータ48で検出して行
う。
向して配置された板状の部材であり、ガイド棒46
(L,R)に沿って左右に摺動自在に支持されており、
スプリング47(L,R)によって互いに接近する方向
(内向き)に付勢されている。果柄位置検出部32
(L,R)の開き動作は後述する如く把握部31(L,
R)の動作に付随して行われ、閉じ動作は前記スプリン
グ47(L,R)の力によって行われる。このように構
成することにより、ハンド部15内のアクチュエータを
1つ減らすことができ、ハンド部15の小型軽量化が図
れる。左右の果柄位置検出部32(L,R)を果実や果
柄の外面部に当てがい、そのときの開度から果柄を検出
する。開度の計測は、一方の果柄位置検出部32(L)
のスライド量をポテンションメータ48で検出して行
う。
【0014】カッタ部33(L,R)は、一方(R)は
内端部が鋭利に形成された刃体、他方(L)は反対側か
ら果柄を受け止める支持体として形成されている。両カ
ッタ部33(L,R)はそれぞれガイド棒50(L,
R)に沿って左右に摺動自在に支持されており、その基
部がねじ軸51のねじ部52(L,R)に螺合してい
る。ねじ部52(L,R)は互いに逆向きにねじが切ら
れており、モータ53でこのねじ軸51を回転させるこ
とにより、左右のカッタ33(L,R)が左右方向に駆
動される。
内端部が鋭利に形成された刃体、他方(L)は反対側か
ら果柄を受け止める支持体として形成されている。両カ
ッタ部33(L,R)はそれぞれガイド棒50(L,
R)に沿って左右に摺動自在に支持されており、その基
部がねじ軸51のねじ部52(L,R)に螺合してい
る。ねじ部52(L,R)は互いに逆向きにねじが切ら
れており、モータ53でこのねじ軸51を回転させるこ
とにより、左右のカッタ33(L,R)が左右方向に駆
動される。
【0015】また、果柄位置検出部32(L,R)およ
びカッタ部33(L,R)は共通の取付枠55に取り付
けられており、この取付枠55ごと上下動可能となって
いる。上下動の範囲は最大で30mm程度である。上下動
機構の構造は、取付枠55をガイド棒56に上下に摺動
自在に支持させ、かつ取付枠55に形成したねじ穴57
にねじ軸58を螺合させ、モータ59でねじ軸58を回
転させるようになっている。
びカッタ部33(L,R)は共通の取付枠55に取り付
けられており、この取付枠55ごと上下動可能となって
いる。上下動の範囲は最大で30mm程度である。上下動
機構の構造は、取付枠55をガイド棒56に上下に摺動
自在に支持させ、かつ取付枠55に形成したねじ穴57
にねじ軸58を螺合させ、モータ59でねじ軸58を回
転させるようになっている。
【0016】視覚装置5は、図14のブロック図に示す
如く、緑色の色相成分だけを撮像するイメージセンサカ
メラ(CCD)60と、所定の範囲内を垂直および水平
に走査して対象物までの距離を測定する距離センサ(P
SD)61と、対象物に光を照射するストロボ62と、
前記CCD60およびPSD61からの入力信号を分析
して処理するCPU63とを備えてなる。CCD60は
マニピュレータ本体部13の上部に設けられており、レ
ンズの中心が初期状態にあるハンド部15の基準点(中
心)と一致させてある。PSD61は、CCD60と同
一高さに設けられ、走査範囲の中心がZ軸を中心として
CCD60に対し90度の位置になるよう横向きになっ
ている。また、CPU63は本体部13に内蔵されてい
る。
如く、緑色の色相成分だけを撮像するイメージセンサカ
メラ(CCD)60と、所定の範囲内を垂直および水平
に走査して対象物までの距離を測定する距離センサ(P
SD)61と、対象物に光を照射するストロボ62と、
前記CCD60およびPSD61からの入力信号を分析
して処理するCPU63とを備えてなる。CCD60は
マニピュレータ本体部13の上部に設けられており、レ
ンズの中心が初期状態にあるハンド部15の基準点(中
心)と一致させてある。PSD61は、CCD60と同
一高さに設けられ、走査範囲の中心がZ軸を中心として
CCD60に対し90度の位置になるよう横向きになっ
ている。また、CPU63は本体部13に内蔵されてい
る。
【0017】距離センサ(PSD)61は、図15に示
す構成となっている。投光器64から発せられた光を反
射鏡65で反射させて対象物66に照射し、その反射光
を反射鏡67で反射させて受光器68に受光させる。反
射鏡41,43の距離は一定であるから、三角測量の原
理に基づいて対象物66までの距離が計測される。反射
鏡65,68の角度をステッピングモータM1 ,M2 に
変えることにより水平走査を行い、ステッピングモータ
M3 でケース69全体を回動させることにより垂直走査
を行う。
す構成となっている。投光器64から発せられた光を反
射鏡65で反射させて対象物66に照射し、その反射光
を反射鏡67で反射させて受光器68に受光させる。反
射鏡41,43の距離は一定であるから、三角測量の原
理に基づいて対象物66までの距離が計測される。反射
鏡65,68の角度をステッピングモータM1 ,M2 に
変えることにより水平走査を行い、ステッピングモータ
M3 でケース69全体を回動させることにより垂直走査
を行う。
【0018】視覚装置5による収穫物の探索は図16の
フローチャートに示す順序で行う。すなわち、対象植物
に本体部13を正対させてCCD60で対象物を撮像す
ると共に、その状態から本体部13を90度回転させて
PSD61で対象物までの距離を測定する。CCD入力
画像が図17であるとし、そのa−a線上の画素の輝度
分布が図18のようであるとした場合、輝度が2値化レ
ベル以上の画素(図18において斜線で示す部分)を
「1」、2値化レベル以下の画素を「0」として処理
し、図19に示す処理画面を得る。このとき、CCD入
力画像をPSD61の測定結果に基づいてCPU63で
分析し、果実とそれに重なり合った葉等を識別すること
は従来の方法と同様である。そして、この処理画面上に
おける対象物のたて長・よこ幅の比を求め、その比が規
定範囲内であれば対象物をきゅうりであると判定する。
なお、基準のたて長は20cm、よこ幅は2.2cmであ
る。つぎに、PSD61の測定結果に基づいて画像中の
きゅうりの中心座標を求め、それに合わせてマニピュレ
ータ3を作動させる。
フローチャートに示す順序で行う。すなわち、対象植物
に本体部13を正対させてCCD60で対象物を撮像す
ると共に、その状態から本体部13を90度回転させて
PSD61で対象物までの距離を測定する。CCD入力
画像が図17であるとし、そのa−a線上の画素の輝度
分布が図18のようであるとした場合、輝度が2値化レ
ベル以上の画素(図18において斜線で示す部分)を
「1」、2値化レベル以下の画素を「0」として処理
し、図19に示す処理画面を得る。このとき、CCD入
力画像をPSD61の測定結果に基づいてCPU63で
分析し、果実とそれに重なり合った葉等を識別すること
は従来の方法と同様である。そして、この処理画面上に
おける対象物のたて長・よこ幅の比を求め、その比が規
定範囲内であれば対象物をきゅうりであると判定する。
なお、基準のたて長は20cm、よこ幅は2.2cmであ
る。つぎに、PSD61の測定結果に基づいて画像中の
きゅうりの中心座標を求め、それに合わせてマニピュレ
ータ3を作動させる。
【0019】CCD60の画像とPSD61の計測結果
は全く同一対象についてのものであるから、修正処理を
施すことなくそのままのデータをCPU63で分析処理
することができる。また、こうして得られた処理画像の
中心は初期状態にあるハンド部15の中心と一致してい
るので、処理画像の位置データをマニピュレータ3の目
標位置データとしてそのまま利用することができる
は全く同一対象についてのものであるから、修正処理を
施すことなくそのままのデータをCPU63で分析処理
することができる。また、こうして得られた処理画像の
中心は初期状態にあるハンド部15の中心と一致してい
るので、処理画像の位置データをマニピュレータ3の目
標位置データとしてそのまま利用することができる
【0020】次に、図20のフローチャートに基づい
て、果実収穫ロボット1の動作を説明する。作業を開始
するに際してはマニピュレータ3を初期姿勢に保持し、
栽培植物の並びに沿って走行部2で前記CCD60の1
画面幅分づつ移動しながら、前記視覚装置5の探索手順
にしたがって収穫物を探索する。収穫可能な果実を見つ
け出すと、ショルダ部22、エルボ部23、リスト部2
4を適当に作動させてハンド部15を対象果実に接近さ
せる。そして、ハンド部15を次の順に作動させて対象
果実を摘果する。
て、果実収穫ロボット1の動作を説明する。作業を開始
するに際してはマニピュレータ3を初期姿勢に保持し、
栽培植物の並びに沿って走行部2で前記CCD60の1
画面幅分づつ移動しながら、前記視覚装置5の探索手順
にしたがって収穫物を探索する。収穫可能な果実を見つ
け出すと、ショルダ部22、エルボ部23、リスト部2
4を適当に作動させてハンド部15を対象果実に接近さ
せる。そして、ハンド部15を次の順に作動させて対象
果実を摘果する。
【0021】初期状態では、把握部31,31および果
柄位置検出部32,32が共に閉じている。まず、把握
部31,31が開く。把握部31,31の係合片31
a,31aが果柄位置検出部32,32の係合片32
a,32aの内側に係合しているので、係合片果柄位置
検出部32,32も開く。把握部31,31の内側に果
実が位置するようになると、把握部31,31が閉じて
果実を把握する。把握面にクッション材44,44を貼
着されているので、把握部ときゅうりが弾性的に接触
し、果実を傷つけることが少なく、しかも両者の接触面
積が広くなり、きゅうりを把握する上で好都合である。
続いて、果柄位置検出部32,32とカッタ33,33
が上動する。係合片31a,31aと係合片32a,3
2aの係合が外れるので、スプリング47,47の力に
よって果柄位置検出部32,32は果実の外周面に押し
付けられ、ハンド部15の上昇にともない果柄位置検出
部32,32は果実の外周に沿って移動する。果柄位置
検出部32,32が果柄を検出すると、カッタ33,3
3が作動して果柄を切断する。両果柄位置検出部32
(L,R)はスプリング47(L,R)によって接近す
る方向に付勢されているので、確実に果実や果柄の外面
部に接触し、正確な検出結果が得られる。
柄位置検出部32,32が共に閉じている。まず、把握
部31,31が開く。把握部31,31の係合片31
a,31aが果柄位置検出部32,32の係合片32
a,32aの内側に係合しているので、係合片果柄位置
検出部32,32も開く。把握部31,31の内側に果
実が位置するようになると、把握部31,31が閉じて
果実を把握する。把握面にクッション材44,44を貼
着されているので、把握部ときゅうりが弾性的に接触
し、果実を傷つけることが少なく、しかも両者の接触面
積が広くなり、きゅうりを把握する上で好都合である。
続いて、果柄位置検出部32,32とカッタ33,33
が上動する。係合片31a,31aと係合片32a,3
2aの係合が外れるので、スプリング47,47の力に
よって果柄位置検出部32,32は果実の外周面に押し
付けられ、ハンド部15の上昇にともない果柄位置検出
部32,32は果実の外周に沿って移動する。果柄位置
検出部32,32が果柄を検出すると、カッタ33,3
3が作動して果柄を切断する。両果柄位置検出部32
(L,R)はスプリング47(L,R)によって接近す
る方向に付勢されているので、確実に果実や果柄の外面
部に接触し、正確な検出結果が得られる。
【0022】図21に示すように、便宜上きゅうりの果
実を果基部A、中央部B、果頂部Cに3分割し、各部ご
とに表面圧縮力と表面変位の関係を実験により調べてみ
た結果、中央部Bおよび果頂部Cでは1cm2 当たりの圧
縮力が3〜4Nになると永久歪みが生じるが、果基部A
では1cm2 当たりの圧縮力が約10N程度まで耐え得る
ことがわかった(図22参照)。これは、果基部Aには
種子がないので硬いからである。そこで、把握部31,
31で果実の果基部Aを把握することとし、その把握力
が6N程度となるようモータの駆動力を設定するのが良
い。把握力が6Nの場合、接触面積と摩擦係数との関係
から1kg程度の果実を把持することができる。きゅうり
の重量は平均で200g程度であるから、ほとんどのき
ゅうりを確実に把握することができる。
実を果基部A、中央部B、果頂部Cに3分割し、各部ご
とに表面圧縮力と表面変位の関係を実験により調べてみ
た結果、中央部Bおよび果頂部Cでは1cm2 当たりの圧
縮力が3〜4Nになると永久歪みが生じるが、果基部A
では1cm2 当たりの圧縮力が約10N程度まで耐え得る
ことがわかった(図22参照)。これは、果基部Aには
種子がないので硬いからである。そこで、把握部31,
31で果実の果基部Aを把握することとし、その把握力
が6N程度となるようモータの駆動力を設定するのが良
い。把握力が6Nの場合、接触面積と摩擦係数との関係
から1kg程度の果実を把持することができる。きゅうり
の重量は平均で200g程度であるから、ほとんどのき
ゅうりを確実に把握することができる。
【0023】果実貯蔵部6には各サイズごとの出荷用ダ
ンボール箱70(L,M,S)が取り付けられる。図示
例では、上段がLサイズ用、中断がMサイズ用、下段が
Sサイズ用となっている。視覚装置5で収穫物を識別す
る際にそのきゅうりの形状、長さ、太さを判別し、それ
によって上記3種のサイズに選別する。そして、収穫し
たきゅうりを選別したサイズに応じて各ダンボール箱に
分別収納する。すなわち、この果実収穫ロボットは、図
23に示す収穫から出荷までの工程中、収穫から箱詰ま
での工程を自動的に1台で行うのである。これにより、
人手による選果、箱詰作業をなくすことができ、作業能
率が大幅に向上する。
ンボール箱70(L,M,S)が取り付けられる。図示
例では、上段がLサイズ用、中断がMサイズ用、下段が
Sサイズ用となっている。視覚装置5で収穫物を識別す
る際にそのきゅうりの形状、長さ、太さを判別し、それ
によって上記3種のサイズに選別する。そして、収穫し
たきゅうりを選別したサイズに応じて各ダンボール箱に
分別収納する。すなわち、この果実収穫ロボットは、図
23に示す収穫から出荷までの工程中、収穫から箱詰ま
での工程を自動的に1台で行うのである。これにより、
人手による選果、箱詰作業をなくすことができ、作業能
率が大幅に向上する。
【0024】なお、図2に示すように、出荷用ダンボー
ル箱を複数段積載できる収穫物運搬用ロボット71を別
に設け、この収穫物運搬用ロボット71を果実収穫ロボ
ット1の後を追随させるようにすれば、1度の収穫作業
でより多くのきゅうりを収穫することができ、さらに能
率的である。
ル箱を複数段積載できる収穫物運搬用ロボット71を別
に設け、この収穫物運搬用ロボット71を果実収穫ロボ
ット1の後を追随させるようにすれば、1度の収穫作業
でより多くのきゅうりを収穫することができ、さらに能
率的である。
【0025】栽培植物の支持体には図24に示す支持ネ
ットを使用する。この支持ネット73は、金属または樹
脂製の細い棒74,…を等間隔(7cm程度)で縦に配
し、その上端および下端を紐75,75で結んで連結し
てある。このような横桟がない支持体を用いると、果実
が横桟に引っかかることがないので、果実が重力にした
がって自然に垂下した状態となり、良好な成育状況が得
られる。また、縦棒が等間隔で並んでいるので、主茎7
6の支持と共にわき芽77,…の誘引が可能となり、管
理が簡単になる。
ットを使用する。この支持ネット73は、金属または樹
脂製の細い棒74,…を等間隔(7cm程度)で縦に配
し、その上端および下端を紐75,75で結んで連結し
てある。このような横桟がない支持体を用いると、果実
が横桟に引っかかることがないので、果実が重力にした
がって自然に垂下した状態となり、良好な成育状況が得
られる。また、縦棒が等間隔で並んでいるので、主茎7
6の支持と共にわき芽77,…の誘引が可能となり、管
理が簡単になる。
【0026】なお、図25および図26に示すように、
CCD60とPSD61を平面視同位置に上下に並設
し、基板12を昇降させてCCD60の画像中心とPS
D61の走査中心を合致させるようにしてもよい。
CCD60とPSD61を平面視同位置に上下に並設
し、基板12を昇降させてCCD60の画像中心とPS
D61の走査中心を合致させるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明にかかる果
実収穫ロボットは、カメラの撮像中心と距離センサの走
査範囲の中心の位置合わせ、および処理画像の中心とハ
ンド部の基準点の位置合わせに際して、入力データに修
正処理を施す必要がないので、処理が簡単であると共
に、果実の位置検出における誤差を小さくすることがで
きるようになった。
実収穫ロボットは、カメラの撮像中心と距離センサの走
査範囲の中心の位置合わせ、および処理画像の中心とハ
ンド部の基準点の位置合わせに際して、入力データに修
正処理を施す必要がないので、処理が簡単であると共
に、果実の位置検出における誤差を小さくすることがで
きるようになった。
【図1】果実収穫ロボットの使用状態を示す正面図であ
る。
る。
【図2】果実収穫ロボットの側面図である。
【図3】マニピュレータの側面図である。
【図4】マニピュレータの平面図である。
【図5】ハンド部の外形側面図である。
【図6】ハンド部の外形平面図である。
【図7】主として把握部を中心にあらわしたハンド部の
側面図である。
側面図である。
【図8】主として把握部を中心にあらわしたハンド部の
平面図である。
平面図である。
【図9】主として果柄位置検出部を中心にあらわしたハ
ンド部の側面図である。
ンド部の側面図である。
【図10】主として果柄位置検出部を中心にあらわした
ハンド部の平面図である。
ハンド部の平面図である。
【図11】主としてカッタ部を中心にあらわしたハンド
部の側面図である。
部の側面図である。
【図12】主としてカッタ部を中心にあらわしたハンド
部の平面図である。
部の平面図である。
【図13】主として果柄位置検出部とカッタ部の上下動
機構を中心にあらわしたハンド部の側面図である。
機構を中心にあらわしたハンド部の側面図である。
【図14】視覚装置のブロック図である。
【図15】距離センサの説明図である。
【図16】視覚装置の制御をあらわすフローチャートで
ある。
ある。
【図17】カメラ入力画像を示す図である。
【図18】輝度分布を示す図である。
【図19】処理画像を示す図である。
【図20】果実収穫ロボットの動作をあらわすフローチ
ャートである。
ャートである。
【図21】きゅうりの部位を表示する説明図である。
【図22】きゅうり果実の物性を測定する実験結果の図
である。
である。
【図23】収穫から出荷までの工程のフローチャートで
ある。
ある。
【図24】支持ネットの図である。
【図25】異なる果実収穫ロボットの正面図である。
【図26】図25に示す果実収穫ロボットの平面図であ
る。
る。
1 果実収穫ロボット 3 マニピュレータ 5 視覚装置 15 ハンド部 60 イメージセンサカメラ 61 距離センサ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 46/24 A01D 46/00 B25J 13/08
Claims (1)
- 【請求項1】 摘果用ハンド部を3次元方向に移動させ
得るマニピュレータと、果実を検出する視覚装置とを有
する果実収穫ロボットであって、前記視覚装置は、対象
物を撮像するカメラと、一定範囲内を垂直および水平に
走査して対象物までの距離を測定する距離センサとを備
え、前記カメラの画像を前記距離センサの測定結果に基
づいて分析することにより、果実とそれに重なり合った
葉等の異物とが識別された処理画像を得るように構成す
るとともに、前記マニピュレータにおける1つの可動部
を作動させるだけで前記カメラの画像の中心と前記距離
センサの走査範囲の中心を合致できるように当該カメラ
と距離センサを配置し、前記処理画像の中心がマニピュ
レータ初期姿勢における前記ハンド部の基準点と一致す
るようにしたことを特徴とする果実収穫ロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35472291A JP3277529B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 果実収穫ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35472291A JP3277529B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 果実収穫ロボット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05168332A JPH05168332A (ja) | 1993-07-02 |
JP3277529B2 true JP3277529B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=18439465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35472291A Expired - Fee Related JP3277529B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 果実収穫ロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3277529B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101386397B1 (ko) * | 2013-01-02 | 2014-04-17 | 군산대학교산학협력단 | 콤바인의 동작 제어 장치 및 그 방법 |
US9804604B2 (en) | 2013-08-16 | 2017-10-31 | Husqvarna Ab | Intelligent grounds management system integrating robotic rover |
EP3373203A1 (en) * | 2017-03-09 | 2018-09-12 | Panasonic Corporation | Equipment of localization of peduncle and method of localization of peduncle |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3503207B2 (ja) * | 1994-08-19 | 2004-03-02 | 井関農機株式会社 | 収穫ロボットの果実識別装置 |
JP5023259B2 (ja) * | 2007-11-30 | 2012-09-12 | 長崎県 | アスパラガス切断可否自動判定装置 |
KR101013540B1 (ko) * | 2008-12-29 | 2011-02-14 | 한국생산기술연구원 | 로봇 핸드의 물체 접근 방법 |
KR101249355B1 (ko) * | 2013-01-24 | 2013-04-03 | 경북대학교 산학협력단 | 참외 수확로봇용 핸더 |
KR102133716B1 (ko) * | 2018-06-21 | 2020-07-14 | 박재언 | 커팅과 그랩을 동시에 수행하는 엔드 이펙터 |
CN110692355B (zh) * | 2019-11-21 | 2021-02-19 | 江西理工大学 | 一种剑麻叶片自动采割收集装置 |
JP7528813B2 (ja) | 2021-02-16 | 2024-08-06 | トヨタ自動車株式会社 | 搬送システム及び搬送方法 |
CN113771060A (zh) * | 2021-09-27 | 2021-12-10 | 季华实验室 | 一种夹持机构及多果快速采摘机器人 |
CN114097424B (zh) * | 2021-12-02 | 2023-08-15 | 南通科技职业学院 | 一种防苹果损伤的快速采摘装置及其方法 |
CN115226489B (zh) * | 2022-08-31 | 2023-09-15 | 安徽理工大学 | 一种安全便捷的榴莲采摘运输机 |
-
1991
- 1991-12-18 JP JP35472291A patent/JP3277529B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101386397B1 (ko) * | 2013-01-02 | 2014-04-17 | 군산대학교산학협력단 | 콤바인의 동작 제어 장치 및 그 방법 |
US9804604B2 (en) | 2013-08-16 | 2017-10-31 | Husqvarna Ab | Intelligent grounds management system integrating robotic rover |
EP3373203A1 (en) * | 2017-03-09 | 2018-09-12 | Panasonic Corporation | Equipment of localization of peduncle and method of localization of peduncle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05168332A (ja) | 1993-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |