JP7094917B2 - 果菜収穫装置 - Google Patents

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Description

本発明は、果梗の先端に形成された果菜を収穫するための果菜収穫装置に関する。
例えば、特許文献1には、リンゴやトマト等の果菜を収穫するための果菜収穫装置が開示されている。この果菜収穫装置は、吸気管と、吸気管の先端に設けられた吸引パッドと、吸引パッドを回動させる回動機構とを有する。この場合、吸引パッドによって果菜を吸引保持した状態で、回動機構により吸引パッドを回動させる。これにより、果菜が回動し、果菜と枝との間の果梗が枝から分離することで、該果菜を収穫することができる。
特開昭63-137614号公報
しかしながら、特許文献1の手法では、果菜を吸引保持した状態で果菜のみを回動させるので、果菜が枝から分離し難い。これにより、果菜が枝から分離しない状態で該枝が移動して別の果菜に接触し、又は、該枝が損傷する可能性がある。また、果菜側のヘタの部分で果菜が枝から分離すると、ヘタが取れた状態で果菜が収穫される。従って、特許文献1の手法では、収穫される果菜の商品価値が低下するおそれがある。
そこで、ロボットアームと、ロボットアームの先端に取り付けられた収穫ハンドと、収穫ハンドに設けた指部とで果菜収穫装置を構成することが考えられる。この場合、先ず、収穫ハンドの保持部で果菜を保持する。次に、指部を果菜の表面に沿わせつつ、該指部を果梗の離層に向かって移動させる。次に、指部が離層に接触したことをセンサ等で検知すると、指部をロックする。次に、果梗を指部で押圧することで離層が折れ、果菜が枝から分離する。
ここで、果菜を確実に収穫するためには、指部の一部を果菜の表面に沿わせつつ、指部を果梗(離層)にしっかりと当接させる必要がある。しかしながら、保持部と果菜との位置決め誤差や、果菜のサイズ、形状のばらつき等に起因して、果菜に対して指部が傾いた状態で接触することにより、指部と果梗とがしっかり接触しない等の不都合が生じる。従って、様々な条件下において、指部を果梗に確実に当接することが困難になる可能性がある。
そこで、果梗及び果菜に対する指部の位置を能動的に制御することで、果菜の表面に対する指部の接触と、果梗に対する指部の当接との確実性を向上させることも考えられる。しかしながら、指部を移動させるための駆動機構や、果菜の表面及び果梗への指部の接触を検知するためのセンサが別途必要となる。これにより、果菜収穫装置が大型化し、コストがかかる。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、装置の小型化、軽量化及び低コスト化を実現しつつ、指部を果菜の表面に接触させながら、果梗に確実に当接させ、果菜を収穫することができる果菜収穫装置を提供することを目的とする。
本発明の態様は、本体部と、前記本体部に支持され、果梗の先端に形成された果菜を保持する保持部と、前記本体部に支持され、前記保持部が前記果菜を保持した状態で、該果梗を当接可能な指部とを備える果菜収穫装置に関する。前記指部は、第1リンクと、前記果梗に当接可能な第2リンクと、前記本体部と前記第1リンクとの間に設けられた第1ジョイントと、前記第1リンクと前記第2リンクとの間に設けられた第2ジョイントとを有する。この場合、前記第1ジョイントは、前記本体部に設けられた駆動源の駆動によって該第1ジョイントを中心として前記第1リンクを回動可能な回転軸であるか、又は、該第1ジョイントを中心として前記第1リンクを回動可能なバネ軸である。また、前記第2ジョイントは、該第2ジョイントを中心として前記第2リンクを回動可能なバネ軸又は回転軸である。
本発明によれば、第1リンクが第1ジョイントを中心として回動し、第2リンクが第2ジョイントを中心として回動することで、第2リンクを果菜の表面に接触させつつ、該第2リンクを果梗に当接させることができる。このように、簡単な構成で、果菜の表面に対する第2リンクの接触と、果梗に対する第2リンクの当接とを容易且つ確実に行うことができる。従って、本発明では、果菜収穫装置の小型化、軽量化及び低コスト化を実現しつつ、第2リンクを果菜の表面に接触させながら、該第2リンクを果梗に確実に当接させ、果菜を収穫することができる。
図1A及び図1Bは、第1~第3実施形態の課題を示す側面図である。 図2A~図2Cは、第1実施形態に係る果菜収穫装置を概念的に図示した側面図である。 第1実施形態に係る果菜収穫装置の具体的構成を図示した側面図である。 図3の指部の斜視図である。 第2実施形態に係る果菜収穫装置の側面図である。 図5の指部の斜視図である。 図7A及び図7Bは、第2リンクの動作を示す平面図である。 図8A及び図8Bは、図5の果菜収穫装置の動作を示す側面図である。 図9A及び図9Bは、図5の果菜収穫装置の動作を示す側面図である。 図10Aは、第3実施形態に係る果菜収穫装置の一部斜視図であり、図10Bは、図10Aの第2リンクの断面図である。 図11A及び図11Bは、それぞれ、図10A及び図10Bのセグメントの断面図である。 図12A及び図12Bは、それぞれ、図10Aの果菜収穫装置の動作を示す正面図及び側面図である。
以下、本発明に係る果菜収穫装置について好適な実施形態を例示し、添付の図面を参照しながら説明する。
[1.本実施形態の課題]
図1A及び図1Bは、本実施形態が解決すべき課題を示す説明図である。図1A及び図1Bでは、比較例に係る果菜収穫装置10を用いて、枝12から延びる果梗14の先端に形成された果菜16を収穫する場合を図示している。この場合、果梗14には、該果梗14の他の部分と比較して切り離しが容易な離層18が形成されている。なお、果菜16は、離層18を有する果梗14の先端に生る果物や野菜であればよい。このような果菜16として、例えば、トマトがある。
図1Aに示すように、比較例に係る果菜収穫装置10は、本体部20と、第1リンク22と、果梗14に当接可能な第2リンク24と、本体部20と第1リンク22との間に設けられた第1ジョイント26と、第1リンク22と第2リンク24との間に設けられた第2ジョイント28と、果菜16を保持する保持部30とを有する。保持部30は、本体部20に支持されている。第1リンク22、第2リンク24、第1ジョイント26及び第2ジョイント28により、果梗14に当接可能な指部32が構成される。指部32も本体部20に支持されている。
第1リンク22は、第1ジョイント26を中心に回動可能である。第2リンク24は、第2ジョイント28を中心に回動可能である。ここでは、図1の紙面上、水平方向をX方向、図1の上方をZ方向、図1の紙面に直交する方向をY方向として、果菜収穫装置10を説明する。
比較例に係る果菜収穫装置10は、離層18を破壊(折り取る)ことで果菜16を収穫する。すなわち、果菜収穫装置10は、先ず、保持部30で果菜16(例えば、果菜16の側面)を保持する。次に、第1ジョイント26を中心に第1リンク22を回動させ、且つ、第2ジョイント28を中心に第2リンク24を回動させることで、指部32を果菜16に接近させ、果菜16の上側部分に第2リンク24を接触させる。この場合、図1Aの側面視で、第2リンク24の下側部分が、果梗14を挟んで、果菜16の上側部分の2箇所で接触し、且つ、果梗14(離層18)と第2リンク24とが交差していることが望ましい。次に、離層18に向かって、第2リンク24をY方向に相対的に移動させる。これにより、離層18がY方向に押圧されて破壊する(折り取られる)。これにより、果菜16が収穫される。
しかしながら、比較例に係る果菜収穫装置10では、図1Bに示すように、果菜16に対する保持部30の保持位置がずれる場合、第2リンク24が離層18に接触せず、果菜16を収穫することが困難になる。すなわち、保持部30と果菜16との位置決め誤差、果菜16のサイズ、形状のばらつき等により、果菜16の表面に対して指部32(第2リンク24)が傾いて接触する場合がある。この結果、第2リンク24が離層18に接触せず、離層18に第2リンク24を押し当てることが難しくなる。
[2.本実施形態の説明]
そこで、本実施形態では、上記の課題を解決するため、下記の構成を採用している。(1)第1ジョイント26は、本体部20に設けられた駆動源の駆動によって該第1ジョイント26を中心として第1リンク22を回動可能な回転軸、又は、該第1ジョイント26を中心として第1リンク22を回動可能なバネ軸とする。(2)第2ジョイント28は、該第2ジョイント28を中心として第2リンク24を回動可能なバネ軸又は回転軸とする。以下に、上記(1)及び(2)を実現するための構成(第1~第3実施形態)について、図2A~図12Bを参照しながら説明する。なお、以下の説明では、比較例に係る果菜収穫装置10と同じ構成要素については、同じ参照符号を付けて説明し、以下同様とする。
<2.1 第1実施形態>
第1実施形態に係る果菜収穫装置40Aについて、図2A~図4を参照しながら説明する。図2A~図2Cは、果菜収穫装置40Aの特徴的な機能を概念的に図示した説明図である。また、図3及び図4は、それぞれ、果菜収穫装置40Aの具体的な構成を示す側面図及び一部斜視図である。
第1実施形態に係る果菜収穫装置40Aは、第2リンク24が2つのリンクを有する。すなわち、第2リンク24は、第2ジョイント28に連結された第2ジョイント側リンク42と、果梗14に当接する果梗側リンク44と、第2ジョイント側リンク42と果梗側リンク44とを連結する第3ジョイント46とを有する。
果菜収穫装置40Aでは、第1ジョイント26は、駆動源としてのモータ48によって回転する回転軸である。また、第2ジョイント28は、該第2ジョイント28を中心として第2ジョイント側リンク42を回動可能なバネ軸である。さらに、第3ジョイント46は、該第3ジョイント46を中心として果梗側リンク44を回動可能なバネ軸である。
従って、果菜収穫装置40Aは、3つのリンク(第1リンク22、第2ジョイント側リンク42、果梗側リンク44)を有している。また、バネ軸である第2ジョイント28は、第2ジョイント側リンク42が果菜16に向かうように、該第2ジョイント側リンク42に与圧をかけている。さらに、バネ軸である第3ジョイント46は、果梗側リンク44が果菜16に向かうように該果梗側リンク44に与圧をかけている。
この場合、第2ジョイント28のバネ力は、第1リンク22、第2ジョイント側リンク42及び果梗側リンク44の各リンク長に基づき、第3ジョイント46のバネ力よりも大きく設定されることが望ましい。例えば、(第2ジョイント28のバネ力):(第3ジョイント46のバネ力)=3:1に設定される。
これにより、図2A及び図2Bに示すように、指部32を果菜16に接近させる場合、果菜16のサイズ及び形状に応じて、モータ48の駆動で第1ジョイント26が反時計方向に回転することで、第1リンク22が第1ジョイント26を中心に果菜16側に回動する。また、バネ軸である第2ジョイント28から第2ジョイント側リンク42に反時計方向にバネ力が与圧されることで、第2ジョイント側リンク42は、第2ジョイント28を中心に果菜16側に大きく回動する。さらに、バネ軸である第3ジョイント46から果梗側リンク44に反時計方向にバネ力が与圧されることで、果梗側リンク44は、第3ジョイント46を中心に果菜16側に僅かに回動する。
この結果、果梗側リンク44の先端が果菜16の上側部分に接触する。その後、モータ48を駆動させて、第1ジョイント26を反時計方向にさらに回転させると、第2ジョイント28及び第3ジョイント46の各バネ力のバランスによって、第2ジョイント側リンク42及び果梗側リンク44は、果菜16の表面に倣うように接触する。その後、図2Cの側面視で、果梗側リンク44は、果梗14に交差した状態で、該果梗側リンク44の下側部分が果菜16の上側部分に接触する。
そして、後述するロボットアーム50(図3参照)によって、果梗14と果梗側リンク44とが接触するように、本体部20を回動させると、果梗側リンク44が果梗14に当接し、離層18を押圧する。これにより、離層18が破壊され、果菜16を収穫することができる。
図3は、果菜収穫装置40Aの具体例であって、ロボットアーム50の先端に本体部20が支持されている。本体部20には、モータ48が配置されると共に、保持部30及び指部32が支持されている。保持部30は、ベローズ状の吸着パッドであり、果菜16の側面を吸着保持する。
図4は、図3の具体例での果梗側リンク44の斜視図である。果梗側リンク44は、第3ジョイント46に軸支される基端部62と、基端部62に固定され、且つ、果菜16(図3参照)に接触可能な接触部70と、基端部62に接続され、且つ、果梗14への果梗側リンク44の当接を検出する検出手段72とを有する。接触部70及び検出手段72は、基端部62に配設されている。
接触部70は、基端部62からX方向(接触部70の長手方向)に延びている。具体的に、接触部70は、基端部62の上端部及び下端部からX方向に延びる2つの延出部70a、70bと、2つの延出部70a、70bの先端部を連結する連結部70cとから構成される。従って、2つの延出部70a、70bの間には、隙間が形成されている。上側の延出部70aは、X方向に沿って段差状に延びている。そのため、2つの延出部70a、70bの間には、Z方向に広幅の第1隙間76aと、該第1隙間76aに連なり且つ第1隙間76aよりも狭幅の第2隙間76bとが形成されている。
検出手段72は、第1隙間76a及び第2隙間76bに配置され、接触部70からY方向(接触部70の長手方向に対する交差方向)に突出し、果梗14に接触可能な突出部78と、突出部78が果梗14に接触してY方向に変位した際に、突出部78のY方向への運動を他の方向への運動に変換するカム機構80と、該他の方向への運動に基づき、果梗14への指部32(接触部70及び突出部78)の当接を検出する検出部82とを有する。
突出部78は、第1隙間76a側の基端部78aと、基端部78aから連結部70cに向かって拡開する扇状の検知レバー78bとから構成される。基端部78aには、Z方向に延びる回転軸84が連結されている。回転軸84の一端(上端)は、上側の延出部70aを貫通している。また、回転軸84の他端(下端)は、下側の延出部70bに配設されたスラストベアリング等の軸受86に軸支されている。一方、検知レバー78bの先端部には、Y方向に沿って円弧状に形成された挿通孔88が設けられている。挿通孔88には、Z方向に延び且つ2つの延出部70a、70bに支持されるピン部材90が挿通している。従って、検知レバー78bがY方向から果梗14等に接触した場合、突出部78は、回転軸84を中心にY方向に回動(回転)する。この場合、ピン部材90及び挿通孔88は、突出部78の回転範囲を規制する。
カム機構80は、突出部78のY方向への回転運動をZ方向(回転軸84の軸方向)への直線運動に変換する第1変換部92と、直線運動を回転軸94を中心とする回転運動に変換する第2変換部96とを有する。具体的に、第1変換部92は、突出部78のY方向への回転運動を変換し、Z方向に延びるピン部材92aを上下動させる。ピン部材92aの上端部は、略T字状のリンク部材98に接触している。
リンク部材98は、X方向に延びる延出部98aと、延出部98aの中央部分から下方に延びる支持部98bとから構成される。延出部98aの一端は、ピン部材92aの上端部に接触している。延出部98aの他端は、基端部62に配置された検出部82に接触している。支持部98bは、Y方向に延びる回転軸94に軸支されている。すなわち、回転軸94は、基端部62に支持されており、支持部98bは、不図示の軸受を介して回転軸94に軸支されている。リンク部材98、回転軸94及び軸受によって第2変換部96が構成される。
検出部82は、本体部82aとレバー82bとを有するリミットスイッチであり、接触部70及び突出部78よりも果菜16から離間するように基端部62に配置されている。レバー82bの先端は、リンク部材98の他端によって上方から押圧可能に接触している。ここで、検知レバー78bの回動によってピン部材92aが上方に移動した場合、該ピン部材92aがリンク部材98の一端を上方に押圧するので、リンク部材98は、回転軸94を中心として、検出部82側に回動する。これにより、リンク部材98の他端が検出部82のレバー82bを下方に押圧し、検出部82の本体部82aは、リンク部材98の他端からレバー82bへの荷重に応じた検出信号、すなわち、果梗14への果梗側リンク44の当接を検出した旨の信号を出力する。なお、検出部82は、リミットスイッチに限定されることはなく、リンク部材98の他端からの荷重に応じた検出信号を出力可能なセンサ(スイッチ)であればよい。
<2.2 第2実施形態>
第2実施形態に係る果菜収穫装置40Bについて、図5~図9Bを参照しながら説明する。第2実施形態に係る果菜収穫装置40Bでは、第2ジョイント28が第1リンク22と第2リンク24の中央部とを連結し、第2リンク24における第1リンク22とは反対側の部分が果菜16の表面(例えば、上側部分)に接触可能に構成されている。
果菜収穫装置40Bにおいて、第2ジョイント28は、フリージョイントである。また、果菜収穫装置40Bでは、初期姿勢が一定になるように、第2ジョイント28の近傍で、第1リンク22から第2リンク24に向け、弱めのバネ力のバネ部材102で与圧をかけてもよい。さらに、第1ジョイント26は、第1リンク22に与圧をかけるバネ軸である。
図5に示すように、第2実施形態に係る果菜収穫装置40Bは、ロボットアーム50と、ロボットアーム50の先端に取り付けられた収穫ハンド124とを備える。収穫ハンド124は、ロボットアーム50の先端側に装着された本体部20としてのハンド基部128と、該ハンド基部128に支持される保持部30と、ハンド基部128に支持される指部32とを有する。
ハンド基部128は、図5の側面視で、ロボットアーム50の先端に装着された略矩形状の枠部材である。ハンド基部128において、ロボットアーム50に取り付けられる部分(図5の右側部分)は、果菜16から離間するハンド基部128の基端部128aである。また、ハンド基部128において、果菜16側の部分(図5の左側部分)は、保持部30が取り付けられるハンド基部128の先端部128bである。保持部30は、該保持部30の長手方向(図5ではX方向)の軸回りに、ハンド基部128に対して相対回転可能に取り付けられている。ハンド基部128の上側部分は、ハンド基部128の基端部128aから先端部128bに向かって斜め下方に傾斜するように形成された上端部128cである。ハンド基部128の上端部128cには、指部32が取り付けられている。
さらに、ハンド基部128には、果菜16に向かって指部32を進退させるための進退機構134と、ハンド基部128に対して保持部30を長手方向の軸回りに相対回転可能な回転フリー状態、又は、ハンド基部128に対して保持部30を相対回転不能に固定する回転ロック状態に切り替え可能なロック機構136とが設けられている。
保持部30は、該保持部30の長手方向の軸がロボットアーム50の軸と略同軸となるように、ハンド基部128の先端部128bに相対回転可能に取り付けられている。具体的に、保持部30は、ハンド基部128の先端部128bを貫通し且つロボットアーム50の軸と略同軸(図5ではX方向)に延びる円筒状の軸部材138と、ハンド基部128の内方で軸部材138の一端に略同軸に連結される円環状の第1プレート140と、ハンド基部128の先端部128bの果菜16側で軸部材138の他端に略同軸に連結される円環状の第2プレート142と、第2プレート142から果菜16側に延びる吸着パッド144とを有する。
この場合、軸部材138の外周面とハンド基部128の先端部128bとの間には、不図示の軸受が介挿されている。また、軸部材138は、第1プレート140と第2プレート142とによって、X方向に狭持されている。従って、保持部30は、軸部材138を中心として、ハンド基部128に対して軸部材138の軸回り(保持部30の長手方向の軸回り)に相対回転可能である。
また、吸着パッド144は、第2プレート142の内周側、軸部材138の内周部及び第1プレート140の内周側と連通している。第1プレート140の内周側は、不図示の吸引チューブを介して吸引ポンプと接続されている。吸引ポンプが駆動すると、吸着パッド144周辺の空気は、第2プレート142、軸部材138、第1プレート140、吸引チューブ及び吸引ポンプを介して排気される。これにより、吸着パッド144に負圧が発生し、該吸着パッド144により果菜16を吸着することが可能となる。
ロック機構136は、ハンド基部128の下側部分(下端部128d)から下方に延びるステー146と、ハンド基部128の下端部128dの下方でステー146によって支持され、X方向に延びるアクチュエータ148と、アクチュエータ148におけるベローズ状の駆動部148aに連結され、ハンド基部128の下端部128dを貫通してハンド基部128の内方に挿入されるリンク部材150と、ハンド基部128の下端部128dでY方向に延び、リンク部材150を支持する軸部材152と、リンク部材150の先端部に連結され、第1プレート140と対向するロック部154とを有する。
ロック部154は、第1プレート140に対応する円弧状の板状部材である。第1プレート140の円環部分には、所定角度間隔で複数の歯140aが形成されている。ロック部154の第1プレート140側には、第1プレート140の複数の歯140aに対応して、所定角度間隔で複数の歯154aが形成されている。
アクチュエータ148の駆動部148aがX方向に伸長している状態では、第1プレート140とロック部154とが離間している。従って、保持部30は、回転フリー状態にある。一方、アクチュエータ148の駆動部148aがX方向に沿ってロボットアーム50側に後退すると、リンク部材150が軸部材152を中心に回動し、ロック部154が第1プレート140に近接する。これにより、ロック部154の複数の歯154aと、第1プレート140の複数の歯140aとが噛み合い、保持部30は、回転ロック状態に切り替わる。従って、アクチュエータ148の駆動によって、回転フリー状態と回転ロック状態とに保持部30を切り替えることができる。なお、図5は、保持部30が回転フリー状態である場合を図示している。
進退機構134は、ハンド基部128の内方に配設されたモータ等の駆動源156と、ハンド基部128の内方で駆動源156の駆動によって回転するピニオン158と、ピニオン158に噛み合うラック160とを有する。ラック160は、ハンド基部128の上端部128cに沿って、ハンド基部128の基端部128a側から先端部128b側に向かい、斜め下方に傾斜するように配設されている。ラック160の上面は、指部32の基端部162に固定されている。指部32の基端部162は、底面にラック160が取り付けられたプレートである。基端部162の底面には、ラック160と略平行に延びるガイドレール164が取り付けられている。また、基端部162の底面において、ガイドレール164の両端には、ストッパ166が取り付けられている。一方、ハンド基部128の上端部128cには、ガイドレール164に係合するガイドブロック168が配設されている。従って、駆動源156の駆動により、ピニオン158が回転すると、ラック160が取り付けられた指部32の基端部162は、ガイドレール164の案内作用下に、2つのストッパ166間で変位する。
指部32は、基端部162を有する。基端部162に対して、第1ジョイント26、第1リンク22、第2ジョイント28及び第2リンク24が設けられている。この場合、第1ジョイント26は、基端部162に設けられ、第1リンク22にバネ力で与圧するバネ軸である。第1リンク22は、第1ジョイント26からX方向に延び、先端部分が下方に折れ曲がる形状を有する。第2ジョイント28は、第1リンク22の先端部と、第2リンク24の中央部とを連結し、該第2ジョイント28を中心として第2リンク24を揺動可能である。第2ジョイント28は、フリージョイントの回転軸である。また、第2ジョイント28の近傍において、第1リンク22の先端部と第2リンク24との間には、比較的弱いバネ力を第2リンク24に与圧するバネ部材102が介挿されている。
第2リンク24には、前述した第1実施形態に係る果菜収穫装置40A(図2A~図4参照)の一部構成が搭載されている。すなわち、図5及び図6に示すように、第2実施形態に係る果菜収穫装置40Bにおいて、第2リンク24には、接触部70及び検出手段72が設けられている。但し、第2実施形態に係る果菜収穫装置40Bでは、接触部70の突出部78が四節の平行リンク機構を構成している。
具体的に、果菜収穫装置40Bでは、接触部70において、下側の延出部70bがX方向に延びている。延出部70bの上面の中央部には、上方に突出し、且つ、X方向に延びる延出部70aが設けられている。
図6に示すように、突出部78は、下側の延出部70bの回転軸84側で、該回転軸84に軸支される扇状の第1回動部78cを有する。第1回動部78cは、回転軸84に軸支される基端部と、基端部の上側部分と下側部分とからX方向に扇状にそれぞれ突出する突出部分とから構成される。2つの突出部分の隙間には、上側の延出部70aの側方で、該延出部70aに沿ってX方向にそれぞれ延出する2つの連結部材78dの一端部が挿入されている。2つの連結部材78dの一端部は、第1回動部78cの2つの突出部分をZ方向に貫通する円柱状の2つの支持部78eに支持されている。
上側の延出部70aの先端部と下側の延出部70bの先端部との間には、Z方向に貫通する軸部78fに軸支される扇状の第2回動部78gが設けられている。図6~図7Bに示すように、下側の延出部70bの先端部は、上側の延出部70aの先端部よりもX方向に突出している。そのため、第2回動部78gは、下側の延出部70bの上方で、上側の延出部70aからX方向に突出するように、軸部78fに軸支されている。第2回動部78gは、軸部78fに軸支される基端部と、基端部からX方向に扇状に突出する突出部分とから構成される。突出部分には、上方に突出する円柱状の2つの支持部78hが設けられている。2つの支持部78hは、2つの連結部材78dの他端部を支持する。
従って、突出部78は、第1回動部78c、2つの連結部材78d、2つの支持部78e、軸部78f、第2回動部78g及び2つの支持部78hによって構成される。また、突出部78は、X方向に延びる2つの連結部材78d等によって四節の平行リンク機構を構成する。
ここで、図7Aに示すように、突出部78が果梗14(図5参照)に接触していない状態では、2つの連結部材78dは、延出部70aを中心として略対称に配置される。
これに対して、図7Bに示すように、例えば、一方の連結部材78dが果梗14(図5参照)に接触し、該果梗14から矢印で示す方向に押圧された場合、第1回動部78cが回転軸84を中心にY方向に回動すると共に、第2回動部78gが軸部78fを中心にY方向に回動する。これにより、他方の連結部材78dは、Y方向に変位する。このようなY方向の変位は、前述したカム機構80(図6参照)でZ方向への運動に変換されるので、検出部82は、突出部78(一方の連結部材78d)の果梗14への接触を好適に検出することができる。
そして、第2実施形態に係る果菜収穫装置40Bでは、図8Aに示す位置から指部32を果梗14に向かって接近させた場合、第2リンク24の下側部分における第2ジョイント28を挟んだ2点(図8B参照)、又は、第2リンク24の下側部分における第2ジョイント28の直下の1点で、第2リンク24と果菜16の上側部分とを力学的に安定に接触させることができる。しかも、図9A及び図9Bのように、第2リンク24の下側部分の1点と果菜16の上側部分とが接触しても、第1ジョイント26のバネ力や、バネ部材102から第2リンク24への与圧によって、図8Bに示す2点で接触させることができる。
このように、第2ジョイント28を挟んだ2点、又は、第2ジョイント28の直下の1点で果菜16の上側部分と接触することで、力学的に安定する。この結果、第2リンク24を離層18にしっかりと押し当てることが可能となる。そのため、第1ジョイント26と果菜16との相対的な位置関係、すなわち、果菜16及び果梗14に対する位置決め誤差や、果菜16のサイズ、形状に左右されることなく、果菜16の上側部分との接触や、第2リンク24の離層18への当接を安定して行うことができる。
<2.3 第3実施形態>
第3実施形態に係る果菜収穫装置40Cについて、図10A~図12Bを参照しながら説明する。第3実施形態に係る果菜収穫装置40Cでは、第2リンク24が該第2リンク24の長手方向に沿って複数のセグメント200に分割されている。そして、複数のセグメント200は、果梗14への当接方向(Y方向)に対して固定され、一方で、果菜16への接触方向(Z方向)に対して可動であるように構成される。従って、果菜収穫装置40Cにおいて、第2リンク24以外の構成は、第1及び第2実施形態に係る果菜収穫装置40A、40B(図2A~図9B)の構成を採用してもよい。
第2リンク24は、例えば、第2ジョイント28(図2A~図3、図5及び図8A~図9B参照)に軸支される基端部202と、基端部202からX方向に延びるロッド204と、ロッド204に沿って配置された複数のセグメント200とを有する。複数のセグメント200は、それぞれ、ロッド204を上下方向に貫通するシャフト200aと、断面視で略卵形の接触子200bと、ロッド204と中空の接触子200bにおける内方の下側部分との間に介挿されたバネ部材200cとを有する。
図11A、図11B及び図12Bに示すように、接触子200bの空洞部分のY方向の幅は、ロッド204の直径と略同じである。また、バネ部材200cは、接触子200bを上方又は下方に付勢している。そのため、各セグメント200において、接触子200bは、Y方向への移動が規制され、該Y方向に変位することができない。また、接触子200bは、Z方向への変位が可能である。
これにより、図12A及び図12Bに示すように、第2リンク24が果菜16の上側部分に接触した場合、各セグメント200の接触子200bは、果菜16の表面形状に倣うように、Z方向に上下動する。また、第2リンク24が離層18に向かってY方向に移動した場合、各セグメント200の接触子200bは、離層18をしっかりと押圧することができる。
なお、セグメント200の個数を増やすほど、第2リンク24と果菜16の表面(上側部分)とを精度よく接触させつつ、離層18を押圧することが可能となる。
[3.本実施形態の効果]
以上説明したように、第1~第3実施形態に係る果菜収穫装置40A~40Cは、本体部20(ハンド基部128)と、本体部20に支持され、果梗14の先端に形成された果菜16を保持する保持部30と、本体部20に支持され、保持部30が果菜16を保持した状態で、該果梗14を当接可能な指部32とを備える装置である。
指部32は、第1リンク22と、果梗14に当接可能な第2リンク24と、本体部20と第1リンク22との間に設けられた第1ジョイント26と、第1リンク22と第2リンク24との間に設けられた第2ジョイント28とを有する。
この場合、第1ジョイント26は、本体部20に設けられたモータ48(駆動源)の駆動によって該第1ジョイント26を中心として第1リンク22を回動可能な回転軸であるか、又は、該第1ジョイント26を中心として第1リンク22を回動可能なバネ軸である。また、第2ジョイント28は、該第2ジョイント28を中心として第2リンク24を回動可能なバネ軸又は回転軸である。
この構成によれば、第1リンク22が第1ジョイント26を中心として回動し、第2リンク24が第2ジョイント28を中心として回動することで、第2リンク24を果菜16の表面に接触させつつ、該第2リンク24を果梗14に当接させることができる。このように、簡単な構成で、果菜16の表面に対する第2リンク24の接触と、果梗14に対する第2リンク24の当接とを容易且つ確実に行うことができる。従って、第1~第3実施形態では、果菜収穫装置40A~40Cの小型化、軽量化及び低コスト化を実現しつつ、第2リンク24を果菜16の表面に接触させながら、該第2リンク24を果梗14に確実に当接させ、果菜16を収穫することができる。
第1実施形態に係る果菜収穫装置40Aにおいて、第2リンク24は、第2ジョイント28に連結された第2ジョイント側リンク42と、果梗14に当接する果梗側リンク44と、第2ジョイント側リンク42と果梗側リンク44とを連結する第3ジョイント46とを有する。この場合、第1ジョイント26は、回転軸である。また、第2ジョイント28は、該第2ジョイント28を中心として第2ジョイント側リンク42を回動可能なバネ軸である。さらに、第3ジョイント46は、該第3ジョイント46を中心として果梗側リンク44を回動可能なバネ軸である。これにより、果梗側リンク44を良好に果菜16の表面に接触させつつ、果梗14に押し当てることができる。
この場合、第2ジョイント28のバネ力は、第1リンク22、第2ジョイント側リンク42及び果梗側リンク44の各リンク長に基づき、第3ジョイント46のバネ力よりも大きく設定されている。これにより、適切なバネ力で果梗側リンク44を果菜16の表面に確実に接触させることができる。
第2実施形態に係る果菜収穫装置40Bにおいて、第2ジョイント28は、第1リンク22と第2リンク24の中央部とを連結し、第2リンク24における第1リンク22とは反対側の部分は、果菜16に接触可能である。これにより、第2リンク24における第2ジョイント28を挟んだ2点、又は、第2リンク24における第2ジョイント28の直下の1点で、第2リンク24と果菜16の表面とを力学的に安定に接触させることができる。このように力学的に安定することで、第2リンク24を離層18にしっかりと押し当てることができる。この結果、果菜16及び果梗14に対する位置決め誤差や、果菜16のサイズ、形状等の第1ジョイント26と果菜16との相対的な位置関係に左右されることなく、果菜16の表面との接触や、第2リンク24の離層18への当接を安定して行うことができる。
第3実施形態に係る果菜収穫装置40Cにおいて、第2リンク24は、該第2リンク24の長手方向(X方向)に沿って、複数のセグメント200に分割されている。複数のセグメント200は、果梗14への当接方向(Y方向)に対して固定され、一方で、果菜16への接触方向(Z方向)に対して可動であるように構成される。これにより、指部32が果菜16の表面に倣って変形するため、該指部32を離層18にしっかりと押し当てることができる。また、果梗14(離層18)に当接する方向には変形しないため、離層18を破壊する(折る)動作の際に、離層18をしっかりと押すことができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることは勿論である。
14…果梗 16…果菜
20…本体部 22…第1リンク
24…第2リンク 26…第1ジョイント
28…第2ジョイント 30…保持部
32…指部 40A~40C…果菜収穫装置
48…モータ 128…ハンド基部(本体部)

Claims (5)

  1. 本体部と、前記本体部に支持され、果梗の先端に形成された果菜を保持する保持部と、前記本体部に支持され、前記保持部が前記果菜を保持した状態で、該果梗を当接可能な指部とを備える果菜収穫装置において、
    前記指部は、
    第1リンクと、
    前記果梗に当接可能な第2リンクと、
    前記本体部と前記第1リンクとの間に設けられた第1ジョイントと、
    前記第1リンクと前記第2リンクとの間に設けられた第2ジョイントと、
    を有し、
    前記第1ジョイントは、前記本体部に設けられた駆動源の駆動によって該第1ジョイントを中心として前記第1リンクを回動可能な回転軸であるか、又は、該第1ジョイントを中心として前記第1リンクを回動可能なバネ軸であり、
    前記第2ジョイントは、該第2ジョイントを中心として前記第2リンクを回動可能なバネ軸又は回転軸である、果菜収穫装置。
  2. 請求項1記載の果菜収穫装置において、
    前記第2リンクは、前記第2ジョイントに連結された第2ジョイント側リンクと、前記果梗に当接する果梗側リンクと、前記第2ジョイント側リンクと前記果梗側リンクとを連結する第3ジョイントとを有し、
    前記第1ジョイントは、前記回転軸であり、
    前記第2ジョイントは、該第2ジョイントを中心として前記第2ジョイント側リンクを回動可能なバネ軸であり、
    前記第3ジョイントは、該第3ジョイントを中心として前記果梗側リンクを回動可能なバネ軸である、果菜収穫装置。
  3. 請求項2記載の果菜収穫装置において、
    前記第2ジョイントのバネ力は、前記第1リンク、前記第2ジョイント側リンク及び前記果梗側リンクの各リンク長に基づき、前記第3ジョイントのバネ力よりも大きく設定されている、果菜収穫装置。
  4. 請求項1記載の果菜収穫装置において、
    前記第2ジョイントは、前記第1リンクと前記第2リンクの中央部とを連結し、
    前記第2リンクにおける前記第1リンクとは反対側の部分は、前記果菜に接触可能である、果菜収穫装置。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の果菜収穫装置において、
    前記第2リンクは、該第2リンクの長手方向に沿って、複数のセグメントに分割され、
    複数の前記セグメントは、前記果梗への当接方向に対して固定され、一方で、前記果菜への接触方向に対して可動であるように構成される、果菜収穫装置。
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