JP3138813B2 - 建築用連結パネルの製造方法 - Google Patents

建築用連結パネルの製造方法

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JP3138813B2
JP3138813B2 JP10115866A JP11586698A JP3138813B2 JP 3138813 B2 JP3138813 B2 JP 3138813B2 JP 10115866 A JP10115866 A JP 10115866A JP 11586698 A JP11586698 A JP 11586698A JP 3138813 B2 JP3138813 B2 JP 3138813B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築用パネルの製造
方法、とくに建築用連結パネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建築用パネルを使用した建築方法(いわ
ゆるパネル工法)が盛んである。これは工場で所定寸法
に生産した各部のパネルを現場で組み立て建物として完
成するというものであり、現場での材料の切出しや切刻
みを可及的に小とし、効率の向上とコスト低下を図るた
めに編み出された方法である。
【0003】しかしながら、従来のいわゆるパネル工法
では現場での組立て作業をかなり要することとなるた
め、建築を早く仕上げたいという要請に応えきれない憾
があった。
【0004】そこで本発明者は建築用連結パネルを提案
した。これは夫々所定寸法に形成されたパネルからなる
床部、壁部、耐力壁部及び天井部を折畳み自在に連結
し、上記天井部を折畳み時壁部と床部の間に挟み込むこ
とを特徴とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この建築用連結パネル
の製造に当たって問題となったのは次の点である。即
ち、建築用パネルは重量物であるため、パネルを組立用
の作業台上に載置して行なう作業(平置き作業)の方が
組立作業が安定する。しかし一方平置き作業とすると、
パネルの連結の度にパネルを裏返したり起てたりする等
の作業が必要となり、効率的でないという難がある。
【0006】そこで各部のパネルを起立させておき、こ
の状態で行なう作業(縦置き作業)とすることが考えら
れる。しかしかかる縦置きとすると、パネルが倒れるお
それがあり、危険であった。
【0007】また縦置き作業であると、作業者の作業位
置がパネルの各部の寸法差により変化するので、作業し
難く疲労するという難があった。
【0008】本発明は、各部のパネルを特殊な工程の平
置きとすることにより上記欠点を解消し、作業の安全と
効率の向上を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明による建築用連結パネルの製造方法は、夫々所定寸
法に形成されたパネルからなる床部、壁部及び天井部及
び耐力壁部を折畳み自在に連結して折畳み自在の建築用
連結パネルを製造する方法であって、上記床部を作業台
上に設置する工程と、上記天井部を外側になる面を下向
き(逆向き)にし所定厚のスペーサを介して上記床部上
に載置する工程と、上記耐力壁部を外側になる面を上向
き(正向き)にして上記天井部上に載置し上記天井部に
連結する工程と、上記壁部を正向きにして上記耐力壁部
を介して上記天井部上に載置し上記床部に連結する工程
とからなり、上記各工程を上記順に行ない、上記天井部
を床部と壁部との間に挟み込み側面視「の」字状に折畳
み自在に連結するとともに、上記床部と上記天井部の
妻側との間を連結する耐力壁部を上記天井部又は上記床
部のいずれか一に折畳み自在に連結し、これにより上記
耐力壁部及び上記天井部を折畳み時壁部と床部の間に挟
み込み、さらに上記天井部の妻側側面先端部に第1支点
を、上記天井部と壁部との妻側連結部に第2支点を夫々
設け、上記第1支点及び第2支点は折り畳まれた上記各
部パネルが吊上線を第1支点及び第2支点に掛け渡して
展開することができるようにしたことを特徴とする。ま
た、夫々所定寸法に形成されたパネルからなる床部、壁
部及び天井部及び耐力壁部を折畳み自在に連結して折畳
み自在の建築用連結パネルを製造する方法であって、上
記床部を作業台上に設置する工程と、上記耐力壁部を正
向きにして上記床部上に載置し上記床部に連結する工程
と、上記天井部を逆向きにし上記耐力壁部及び上記床部
上に載置した所定厚のスペーサの上に載置する工程と、
上記壁部を正向きにして上記天井部上に載置し上記床部
に連結する工程とからなり、上記各工程を上記順に行な
い、上記天井部を床部と壁部との間に挟み込み側面視
「の」字状に折畳み自在に連結するとともに、上記床部
上記天井部の妻側との間を連結する耐力壁部を上記
天井部又は上記床部のいずれか一に折畳み自在に連結
し、これにより上記耐力壁部及び上記天井部を折畳み時
壁部と床部の間に挟み込み、さらに上記天井部の妻側側
面先端部に第1支点を、上記天井部と壁部との妻側連結
部に第2支点を夫々設け、上記第1支点及び第2支点は
折り畳まれた上記各部パネルが吊上線を第1支点及び第
2支点に掛け渡して展開することができるようにしたこ
を特徴とする。これらの場合において、上記床部の壁
部側端部に床部に直交する方向に床部と一体の補強梁部
を設けたことをも特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、実施の形態を示す図面に基
づき本発明による建築用連結パネルの製造方法をさらに
詳しく説明する。図1において、1は、床部3と、壁部
5と、天井部7と、耐力壁部9とからなる建築用連結パ
ネルである。上記各部3、5、7、9は夫々所定寸法に
形成された長方形状のパネルからなり、これらを連結部
4、6、8に設けた蝶番等の連結具(図示省略)にて折
畳み自在に連結してある。上記床部3の壁部5側端部に
は、床部3に直交する方向に長方形状の補強梁部10を
床部3と一体に設ける。これら床部3及び補強梁部10
のパネルは構造用合板からなり、床または梁になる面に
仕上部材を張設してある。壁部5のパネルは石膏ボード
やサイディングボードからなり、壁になる面に仕上部材
を張設してある。天井部7のパネルは石膏ボードやサイ
ディングボードからなり、天井になる面に仕上部材を張
設してある。該天井部7は一側面の先端部に第1支点1
1を、また壁部5との連結部6に第2支点12を夫々設
ける。上記天井部7にはまた電気配線用の落し込み口1
5を設けてある。なお、天井部7は壁部5との連結部6
側端部を耐力壁部9の厚さ分だけ直角に屈曲してある。
耐力壁部9は上記天井部7と床部3とを連結する部材で
あって、上記天井部7の両側端に折畳み自在に一対設け
る。該耐力壁部9は石膏ボードやサイディングボードか
らなり、壁になる面に仕上部材を張設してある。上記天
井部7と耐力壁部9との間の連結部8には、油圧ヒン
ジ、油圧ステー等の緩行手段(図示省略)を設けるのが
望ましい。
【0011】上記各部3、5、7、9の連結手順は次の
とおりである。
【0012】第1工程 床部3を作業台21上に水平設置する。
【0013】第2工程 上記天井部7を外側になる面を下向き(逆向き)にし所
定厚のスペーサ22を介して上記床部3に載置する。
【0014】第3工程 上記耐力壁部9を外側になる面を上向き(正向き)にし
て上記天井部7上に載置し該天井部7に連結する。
【0015】第4工程 上記壁部5を正向きにして上記耐力壁部9を介して上記
天井部7上に載置し、上記床部3と一体の補強梁部10
に連結する。このようにして、建築用連結パネル1は、
天井部7を床部3と壁部5との間に挟み込み側面視
「の」字状に折り畳んで、工場で生産し現場に運搬す
る。図中、2は運搬中の開放を防止する治具である。
【0016】上記各部3、5、7、9の寸法は完成時の
建物の大きさにより決定されるが、組立て作業の効率
化、簡素化を図るため長手方向が1枚物のパネルとなる
ようにするのが望ましい。また、上記各部3、5、7、
9の寸法は本実施の態様では道路交通法等の交通法規上
認められる範囲内(路面から3800mm以内)として
ある。
【0017】また耐力壁部9の縦方向の長さは床部3と
天井部7との間の内間隔Hより小とするのが望ましい。
【0018】図2乃至図6に基づき上記建築用連結パネ
ル1の組立てを説明しておく。まず、図2の如く縦置き
した建築用連結パネル1を図3に示す如く横に倒し、床
部3を基礎面17に置く。次いでワイヤ等の吊上線19
を天井部7の第1支点11から第2支点12に掛け渡
し、この状態で天井部7とともに壁部5を上方に引上げ
る。すると補強梁部10と壁部5との連結部4を中心と
して天井部7及び壁部5が回動するから、これにより壁
部5が垂直に開放される(図3)。吊上線19は壁部5
が垂直に開放された後も矢示方向に引上げ続ける。する
と吊上線19は第2支点12より離れるため、天井部7
は壁部5との連結部6を中心として回動し、これにより
天井部7が水平に開放される(図4)。前工程により天
井部7が水平になると耐力壁部9が重力によって下降す
る(図6参照)。天井部7が略水平になったところで、
床部3の側面先端部に付設した第3支点13と第1支点
11との間に所定長(天井部7が水平になったときの床
部3と天井部7との間隔h(図4に示す))のワイヤか
らなる拡開防止線19bを張設する(図5)。これによ
り、クレーンによる吊上線19の引上げによって天井部
7及び壁部5のパネルに過度に力が加わらないようにな
り、建築用連結パネル1の断面コ字状連結が過度に拡開
しないようになる。そして、クレーンによる吊上線19
の引上げを続けると、天井部7が水平になったとき上記
拡開防止線は完全に伸長し、建築用連結パネル1がコ字
状に開放する。次いで耐力壁部9を垂直になるまで外側
に押し(または吊上線19で引張ってもよい)、直立し
たところで床部3と天井部7とに連結する。このとき天
井部7と耐力壁部9との連結部8には図示しない緩行手
段が付設されているので、耐力壁部9は除々に下降す
る。この場合パネル面の寸法精度不良に備え、耐力壁部
9の縦方向の長さを床部3と天井部7との間の内間隔H
より小とするのが望ましい。このように構成すれば、耐
力壁部9の垂直補正作業が容易となるからである。本実
施例では後者3000mmに対し前者を2990mmと
してある。かくして断面コ字状に組立て固定した建築用
連結パネル1の天井部7と床部3との間の両側面開口部
の一方に別に用意したガラスサッシ用のパネル16を、
他方に玄関ドア用のパネル(図示省略)を夫々取りつけ
る。なお、上記耐力壁部9と床部3との間の間隙は適宜
のスペーサ(図示省略)を入れて調整する。
【0019】このようにして建てた建物の例(連棟式2
階建)を図7及び図8に示す。なお、壁部5の素材につ
き、最外側に配置される建築用連結パネル1(図21に
1aとして示す)の壁部5aのみ外壁材20と同様の外
壁材で構成し、他の建築用連結パネル1の壁部5bは界
壁であるため上記より強度の小たる素材を用いることが
できる。
【0020】上記実施の形態によれば次の効果がある。
まず各部3、5、7、9のパネルを作業台21上に常に
平置きして作業することになるので、パネルの組立作業
が安定する。しかも上記各パネル3、5、7、9を正向
きにしたり逆向きにしたりして載置するため、平置き作
業でありながらパネルの連結の度にパネルを裏返したり
起てたりする等の作業が必要でない。したがって、作業
効率が格段に向上するとともに、パネルが倒れるおそれ
がないから作業が安全となる。
【0021】また、上記各部3、5、7、9はパネルの
縦横のサイズがいずれも区々であるが、各パネルの厚さ
は殆ど変わらない。よって、作業台21上に載置される
各パネルの高さは実質上均一となる。したがって、作業
台21の高さを作業員の作業位置に設定しておけば、実
質上常に等しい位置において上記各部3、5、7、9の
パネルの連結を行なうことができ、これによっても作業
効率が格段に向上する効果がある。
【0022】さらに、折り畳まれ縦置きにした状態で建
築用連結パネル1を運搬し、かつ積上げ、積下ろするこ
とができるから、運搬作業の効率が向上し、またトラッ
クへの荷積みが横積みとなり、取り出し容易となって作
業効率が向上する効果がある。
【0023】本発明による建築用連結パネルの製造方法
は上記実施の形態に限定されない。例えば上記各部3、
5、7、9のパネルの積層の仕方は任意である。
【0024】図9は耐力壁部9を床部3に設けた他の実
施の形態を示す。建築用連結パネル1のその余の構成は
前記実施の形態と同様である。図中に同一機能の部分に
同一記号を付し、その説明を省略する。
【0025】この実施の形態の場合の上記各部3、5、
7、9の連結手順は次のとおりである。 第1工程 床部3を作業台21上に水平設置する。
【0026】第2工程 上記耐力壁部9を正向きにして上記床部3に載置し上記
床部3に連結する。
【0027】第3工程 上記天井部7を逆向きにし上記耐力壁部9及び上記床部
3上に載置した所定厚のスペーサ22の上に載置する。
【0028】第4工程 上記壁部5を正向きにして上記天井部7に載置し上記床
部3と一体になった補強梁部10に連結する。
【0029】なお、この実施の形態の場合の連結パネル
の組立て方を図示すると図10乃至図14に示す通りで
ある。次に述べる点が若干異なる他は前記した実施の形
態と同様である。即ち、天井部7の開放工程(図12)
に次いで、天井部7と床部3との間に接合部材18を連
結する(図13)。次いで耐力壁部9の側面上端部に設
けた第3支点14に吊上線19を懸け、該吊上線19を
外方に引上げて耐力壁部9を起立させる(図14)。
【0030】また、図15に示すように、補強梁部10
を設けなくともよい。耐力壁部9は設けても設けなくて
もよい。図15は補強梁部10及び耐力壁部9をも設け
ないさらに他の実施の形態を示す。建築用連結パネル1
のその余の構成は前記実施の形態と同様である。図中に
同一機能の部分に同一記号を付し、その説明を省略す
る。
【0031】なお、この実施の形態の場合の連結パネル
の組立て方を図示すると図16乃至図19に示す通りで
ある。次に述べる点が若干異なる他は前記した実施の形
態と。即ち、天井部を開放した後(図18)、天井部7
と床部3との間に接合部材18を連結する(図19)。
次いで別に用意する耐力壁部9を床部3と天井部7との
間に連結する。
【0032】また、連結部4には緩行手段を設けなくて
もよい。しかし、上記実施の形態のようにこれを設けれ
ば、耐力壁部9が除々に下降することになるので安全上
望ましい。
【0033】また、耐力壁部9の縦方向の長さは床部3
と天井部7との間の内間隔Hと等しくてもよい。しか
し、上記実施の形態のように内間隔Hより小とすれば耐
力壁部9の垂直補正作業が容易となるので望ましい。
【0034】また、天井部7に電気配線用の落し込み口
15を設けなくてもよい。しかし、上記実施の形態のよ
うに孔15を設けておけば、電気配線作業が一層容易、
迅速となるので望ましい。
【0035】また、各連結部4、6、8に設ける連結具
は任意であり、例えばポール入りヒンジのようなもので
あってもよい。また吊上線及び拡開防止線の素材は任意
である。
【0036】
【発明の効果】このように、本発明による建築用連結パ
ネルの製造方法によれば、作業の安全と効率の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す図である。
【図2】図1の建築用連結パネルの組立工程を示す図で
ある。
【図3】図1の建築用連結パネルの組立工程を示す図で
ある。
【図4】図1の建築用連結パネルの組立工程を示す図で
ある。
【図5】図1の建築用連結パネルの組立工程を示す図で
ある。
【図6】図5の正面図である。
【図7】本発明による建築用連結パネルを使用した建物
の例を示す図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図10】本発明の他の実施の形態の組立工程を示す図
である。
【図11】本発明の他の実施の形態の組立工程を示す図
である。
【図12】本発明の他の実施の形態の組立工程を示す図
である。
【図13】本発明の他の実施の形態の組立工程を示す図
である。
【図14】本発明の他の実施の形態の組立工程を示すと
ともに組立て完成を示す図である。
【図15】本発明のさらに他の実施の形態を示す図であ
る。
【図16】本発明のさらに他の実施の形態の組立工程を
示す図である。
【図17】本発明のさらに他の実施の形態の組立工程を
示す図である。
【図18】本発明のさらに他の実施の形態の組立工程を
示す図である。
【図19】本発明のさらに他の実施の形態の組立工程を
示す図である。
【符号の説明】
1 建築用連結パネル 2 治具 3 床部 4 連結部 5 壁部 6 連結部 7 天井部 8 連結部 9 耐力壁部 10 補強梁部 11 第1支点 12 第2支点 13 第3支点 14 第3支点 15 落し込み口 16 ガラスサッシ用パネル 17 基礎面 19 吊上線 19b 拡開防止線 20 外壁材 21 作業台 22 スペーサ H 内間隔 h 間隔

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々所定寸法に形成されたパネルからな
    る床部、壁部及び天井部及び耐力壁部を折畳み自在に連
    結して折畳み自在の建築用連結パネルを製造する方法で
    あって、上記床部を作業台上に設置する工程と、上記天
    井部を外側になる面を下向き(逆向き)にし所定厚のス
    ペーサを介して上記床部上に載置する工程と、上記耐力
    壁部を外側になる面を上向き(正向き)にして上記天井
    部上に載置し上記天井部に連結する工程と、上記壁部を
    正向きにして上記耐力壁部を介して上記天井部上に載置
    し上記床部に連結する工程とからなり、上記各工程を上
    記順に行ない、上記天井部を床部と壁部との間に挟み込
    み側面視「の」字状に折畳み自在に連結するとともに、
    上記床部と上記天井部の妻側との間を連結する耐力壁
    部を上記天井部又は上記床部のいずれか一に折畳み自在
    に連結し、これにより上記耐力壁部及び上記天井部を折
    畳み時壁部と床部の間に挟み込み、さらに上記天井部の
    妻側側面先端部に第1支点を、上記天井部と壁部との妻
    側連結部に第2支点を夫々設け、上記第1支点及び第2
    支点は折り畳まれた上記各部パネルが吊上線を第1支点
    及び第2支点に掛け渡して展開することができるように
    したことを特徴とする建築用連結パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 夫々所定寸法に形成されたパネルからな
    る床部、壁部及び天井部及び耐力壁部を折畳み自在に連
    結して折畳み自在の建築用連結パネルを製造する方法で
    あって、上記床部を作業台上に設置する工程と、上記耐
    力壁部を正向きにして上記床部上に載置し上記床部に連
    結する工程と、上記天井部を逆向きにし上記耐力壁部及
    び上記床部上に載置した所定厚のスペーサの上に載置す
    る工程と、上記壁部を正向きにして上記天井部上に載置
    し上記床部に連結する工程とからなり、上記各工程を上
    記順に行ない、上記天井部を床部と壁部との間に挟み込
    み側面視「の」字状に折畳み自在に連結するとともに、
    上記床部と上記天井部の妻側との間を連結する耐力壁
    部を上記天井部又は上記床部のいずれか一に折畳み自在
    に連結し、これにより上記耐力壁部及び上記天井部を折
    畳み時壁部と床部の間に挟み込み、さらに上記天井部の
    妻側側面先端部に第1支点を、上記天井部と壁部との妻
    側連結部に第2支点を夫々設け、上記第1支点及び第2
    支点は折り畳まれた上記各部パネルが吊上線を第1支点
    及び第2支点に掛け渡して展開することができるように
    したことを特徴とする建築用連結パネルの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の建築用連結
    パネルの製造方法において、上記床部の壁部側端部に床
    部に直交する方向に床部と一体の補強梁部を設けたこと
    を特徴とする建築用連結パネルの製造方法。
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