JP3138325B2 - 紙用表面サイジング剤 - Google Patents

紙用表面サイジング剤

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JP3138325B2 JP04125558A JP12555892A JP3138325B2 JP 3138325 B2 JP3138325 B2 JP 3138325B2 JP 04125558 A JP04125558 A JP 04125558A JP 12555892 A JP12555892 A JP 12555892A JP 3138325 B2 JP3138325 B2 JP 3138325B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高速塗工性紙用表面
サイジング剤および該高速塗工性紙用表面サイジング剤
を用いた塗工紙の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より紙の表面強度の向上および印刷
適性の向上などの目的で、紙の表面サイジングが行われ
ている。表面サイジング剤としてはでんぷん、ポリアク
リルアミドあるいはポリビニルアルコール(以下PVA
と略記することがある。)などが用いられている。PV
Aは他の重合体に比較して、紙用表面サイジング剤とし
て表面強度の向上および印刷適性の向上などの点で優れ
ているが、さらに塗工性の向上や紙の表面強度の向上を
計ろうとする場合には、従来のPVAでは困難な場合が
多いのが現状である。近年、特に木材資源の不足から、
良質の針葉樹にかわって広葉樹の使用が増加しており、
広葉樹に大量に含まれる導管細胞が印刷時に剥離して印
刷画に白点を与える導管むけが問題となってきている。
この不都合な現象を防止するために紙の表面強度を向上
させる目的で表面サイジングを強化するには、多量の重
合体を塗工する必要があった。従来のPVAでは塗工量
を増すために塗工液の濃度を上げると、塗工性、特に高
速塗工性が悪化するという問題があった。また、新聞紙
などのように大量生産される紙の場合には、表面サイジ
ングは生産性を上げるためにゲートロールコーター(以
下GRCと略記することがある。)でオンマシン塗工す
るケースが増えている。GRCにてオンマシン塗工する
場合には、抄紙速度と同等の高速の塗工速度が要求され
るが、従来のPVAでは塗工速度を上げると、濃度が低
くても塗工性が悪く、特にロールからの塗工液の飛び散
りが著しくなるという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、塗工した紙
の表面強度が大きく、印刷適性が良好であるというPV
Aの特性は損なわず、従来の表面サイジング剤よりも高
速塗工性に優れた紙用表面サイジング剤を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは塗工した紙
の表面強度が大きく、印刷適性が良好であるという従来
のPVAの特性は損なわず、従来の表面サイジング剤よ
りも高速塗工性に優れた紙用表面サイジング剤について
鋭意検討した結果、ポリビニルアルコール系樹脂とポリ
エチレングリコールを必須成分とすることを特徴とする
高速塗工性紙用表面サイジング剤を見出し、本発明を完
成させるに到った。本発明の高速塗工性紙用表面サイジ
ング剤が高速塗工性に優れている理由は十分解明されて
いないが、ポリビニルアルコール系樹脂とポリエチレン
グリコールのブレンド物の水溶液にせん断力がかかって
いない状態では該水溶液は均一な状態を保っているが、
高速塗工時などのように水溶液に高いせん断あるいは伸
長挙動がかかる場合には該水溶液が相分離するために、
ロールからの塗工液の飛び散りが減少するものと推定さ
れる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に使用するポリビニルアル
コール系樹脂は、酢酸ビニルを塊状、溶液、懸濁、乳化
などの公知の重合方法によって重合または共重合して得
られたポリ酢酸ビニルを公知の方法によりけん化するこ
とにより得られる。ポリビニルアルコール系樹脂のけん
化度としては60〜100モル%が好ましく、70〜9
9.9モル%がより好ましく、80〜99.5モル%が
さらにより好ましい。けん化度が60モル%より低い場
合にはポリビニルアルコール系樹脂の水溶性が低下する
傾向がある。ポリビニルアルコール系樹脂の重合度は2
00〜5000が好ましく、300〜3000がより好
ましく、700〜2500がさらにより好ましい。ポリ
ビニルアルコール系樹脂の重合度が200未満の場合に
は紙の表面強度がほとんど向上しない。ポリビニルアル
コール系樹脂の重合度が5000以上の場合には塗工性
が悪く、特にロールからの塗工液の飛び散りが著しくな
る。本発明に使用するポリビニルアルコール系樹脂は異
なる2種類以上のポリビニルアルコール系樹脂をブレン
ドしても良いが、ブレンドする樹脂の重合度が接近して
いるほうが、ロールからの塗工液の飛び散りに関しては
より好ましい。ここでポリビニルアルコール系樹脂の重
合度は該ポリビニルアルコール系樹脂の完全けん化物の
水溶液の粘度から通常の方法で求めた粘度平均重合度で
ある。本発明に使用するポリビニルアルコール系樹脂
は、他のモノマーと共重合を行っても良く、また、連鎖
移動剤を使用してポリマー末端を修飾したものも使用で
きる。ビニルエステルと共重合するエチレン性モノマー
としては、ビニルエステルと共重合可能なものてあれば
特に制限はなく、例えば、エチレン、プロピレン、n−
ブテン、イソブテン、1−ヘキサデセン等のα−オレフ
ィン類、(メタ)アクリル酸、フマル酸、イタコン酸、
クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸等のカルボン
酸含有単量体及びその塩、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブ
チル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メ
タ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル
酸ステアリル等の(メタ)アクリル酸エステル類、フマ
ル酸ジメチル、イタコン酸ジメチル、マレイン酸ジメチ
ル、マレイン酸モノメチル、クロトン酸ジメチル等のエ
ステル類、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテ
ル、ブチルビニルエーテル、ラウリルビニルエーテル、
ステアリルビニルエーテル等のビニルエーテル類、ビニ
ルスルホン酸、アリルスルホン酸、メタアリルスルホン
酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸等のスルホン酸基含有単量体及びその塩、(メタ)ア
クリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−t−
ブトキシ(メタ)アクリルアミド、N−t−オクチル
(メタ)アクリルアミド、N−ビニルピロリドン等のア
ミド基含有の単量体、ジメチルアミノエチル(メタ)ア
クリルアミド等のアミノ基含有単量体、(メタ)アクリ
ルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド等の
4級アンモニウム塩含有単量体、ビニルヒドロキシシラ
ン、(メタ)アクリル酸−3−トリメトキシシリルプロ
ピル等のシリル基含有単量体、アリルアルコール、ジメ
チルアリルアルコール、イソプロペニルアルコール等の
水酸基含有単量体、アリルアセテート、ジメチルアリル
アセテート、イソプロペニルアセテート等のアセチル基
含有単量体等が挙げられる。
【0006】本発明に使用するポリエチレングリコール
分子量は300〜1,000,000が好ましく、5
00〜100,000がより好ましく、1000〜5
0,000がさらにより好ましい。ポリエチレングリコ
ールの分子量が300未満の場合には、高速塗工時にお
ける塗工液の流動性、特に塗工液の飛び散りが増加す
る。ポリエチレングリコールの分子量が1,000,0
00よりも大きい場合には、水溶液の粘度が高くなり、
かつ塗工時において水溶液の粘度が低下するために安定
な塗工ができない。
【0007】ポリビニルアルコール系樹脂とポリエチレ
ングリコールの配合比率は、ポリビニルアルコール系樹
脂100重量部に対して、ポリエチレングリコール0.
1〜100重量部が好ましく、1〜50重量部がより好
ましく、2〜30重量部がさらにより好ましい。ポリビ
ニルアルコール系樹脂100重量部に対して、ポリエチ
レングリコールが100重量部より大きくなると、水溶
液にせん断力がかかっていない状態において、水溶液の
相分離が起きやすくなり、水溶液の均一性が低下するの
で好ましくない。ポリビニルアルコール系樹脂100重
量部に対して、ポリエチレングリコールが0.1重量部
より小さくなると高速塗工時における塗工液の流動性、
特に塗工液の飛び散りが増加する。
【0008】本発明の高速塗工性紙用表面サイジング剤
の濃度は0.1〜30重量%が好ましく、0.5〜20
重量%がより好ましい。濃度が0.1重量%未満の場合
には、紙の表面強度がほとんど向上しない。濃度が30
重量%より高い場合には、塗工性が悪く、特にロールか
らの塗工液の飛び散りが著しくなる。また、濃度が30
重量%より高い場合には通常の塗工の際に紙に対する紙
用表面サイジング剤の付着量が多くなりすぎ経済的でな
い。
【0009】本発明の高速塗工性紙用表面サイジング剤
は、ポリビニルアルコール系樹脂とポリエチレングリコ
ールを必須とするが、本発明の効果を損なわない範囲
で、でんぷん、CMC、無機顔料、有機顔料、他の助剤
(消泡剤、帯電防止剤、防カビ剤等)などと併用しても
差し支えない。
【0010】本発明の高速塗工性紙用表面サイジング剤
の塗工量としては、0.01〜10g/m2が好まし
く、0.03〜5g/m2がより好ましく、0.05〜
1g/m2がさらにより好ましい。本発明の高速塗工性
紙用表面サイジング剤が対象としている紙としては特に
制限はないが、そのなかでも特に新聞紙が好ましい。
【0011】本発明の高速塗工性紙用表面サイジング剤
はあらゆる塗工方法にも適用可能であるが、ロールコー
ターを用いて、300m/分以上(1000m/分以
上、さらに1500m/分以上)の速度で塗工する場合
であっても、良好な塗工性を示し、表面強度の良好な塗
工紙が得られる。
【0012】
【実施例】以下、実施例により本発明をより具体的に説
明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定さ
れるものではない。なお以下で、「部」および「%」は
特に断わらないかぎり、それぞれ「重量部」および「重
量%」を意味する。なお、以下の実施例において、単に
ポリビニルアルコールの重合度とあるのは、本文中に示
したように該ポリビニルアルコールの水溶液の粘度から
通常の方法で求めた粘度平均重合度である。粘度測定は
東京計器製のB型粘度計を用いて25℃、回転数60r
pmで測定した。ゲートロールコーター塗工時における
塗工液の飛び散りは、インナーロールとアプリケーター
ロールとの間から発生するミストを目視観察することに
より評価した。ゲートロールコーターは、アウターロー
ルとして直径200mmのゴムロール、インナーロール
として直径200mmの金属ロール、アプリケーターロ
ールとして直径360mmのゴムロール、バックアップ
ロールとして直径349mmのゴムロールからなるテス
ト機であり、各ロールの周速は300m/分に統一し
た。このゲートロールコーターを用いて、43g/m2
の新聞紙用の原紙に塗工液を塗工し、直ちにロータリー
ドライヤーを用いて100℃、1分間乾燥したものを2
0℃、65%RHの恒温恒湿の室内にて1週間調湿した
後、20℃、65%RHの恒温恒湿室内にて、IGT印
刷適性試験機により、ピッキングオイルM、印圧35k
g/cm、スプリングドライブMにより、IGTピック
を測定した。なお、IGTピックの値は、値の大きいほ
ど表面強度が高いことを示す。テストに用いた新聞紙用
の原紙は何も塗布しない状態では、IGTピック70c
m/secであった。
【0013】実施例1 重合度1720、けん化度99.5モル%のポリビニル
アルコールと市販の分子量6000のポリエチレングリ
コール(和光純薬製、PEG6000)を重量比で10
0:20の割合でブレンドした水溶液を作成し、得られ
た水溶液の粘度を25℃で50cPとした。この水溶液
のゲートロールコーター塗工時には、水溶液の飛び散り
は認められなかった。得られた塗工紙の表面強度を表1
に示す。
【0014】実施例2 重合度1720、けん化度99.5モル%のポリビニル
アルコールと市販の分子量6000のポリエチレングリ
コール(和光純薬製、PEG6000)を重量比で10
0:10の割合でブレンドした水溶液を作成し、得られ
た水溶液の粘度を25℃で50cPとした。この水溶液
のゲートロールコーター塗工時には、水溶液の飛び散り
は認められなかった。得られた塗工紙の表面強度を表1
に示す。
【0015】比較例1 重合度1720、けん化度99.5モル%のポリビニル
アルコールのみの水溶液を作成し、得られた水溶液の粘
度を25℃で50cPとした。この水溶液のゲートロー
ルコーター塗工時には、水溶液の著しい飛び散りが認め
られた。得られた塗工紙の表面強度を表2に示す。
【0016】実施例3 重合度1720、けん化度99.5モル%のポリビニル
アルコールと市販の分子量6000のポリエチレングリ
コール(和光純薬製、PEG6000)を重量比で10
0:5の割合でブレンドした水溶液を作成し、得られた
水溶液の粘度を25℃で50cPとした。この水溶液の
ゲートロールコーター塗工時には、水溶液の若干の飛び
散りが認めらたが、比較例1に比べるとその度合いは非
常に少なかった。得られた塗工紙の表面強度を表1に示
す。
【0017】実施例4 重合度1490、けん化度99.5モル%のポリビニル
アルコールと市販の分子量6000のポリエチレングリ
コール(和光純薬製、PEG6000)を重量比で10
0:5の割合でブレンドした水溶液を作成し、得られた
水溶液の粘度を25℃で50cPとした。この水溶液の
ゲートロールコーター塗工時には、水溶液の飛び散りは
認められなかった。得られた塗工紙の表面強度を表1に
示す。
【0018】実施例5 重合度1720、けん化度88.2モル%のポリビニル
アルコールと市販の分子量6000のポリエチレングリ
コール(和光純薬製、PEG6000)を重量比で10
0:20の割合でブレンドした水溶液を作成し、得られ
た水溶液の粘度を25℃で50cPとした。この水溶液
のゲートロールコーター塗工時には、水溶液の飛び散り
は認められなかった。得られた塗工紙の表面強度を表1
に示す。
【0019】実施例6 重合度580、けん化度88.1モル%のポリビニルア
ルコールと市販の分子量6000のポリエチレングリコ
ール(和光純薬製、PEG6000)を重量比で10
0:5の割合でブレンドした水溶液を作成し、得られた
水溶液の粘度を25℃で50cPとした。この水溶液の
ゲートロールコーター塗工時には、水溶液の飛び散りは
認められなかった。得られた塗工紙の表面強度を表2に
示す。
【0020】実施例7 イタコン酸1モル%を共重合した重合度1700、けん
化度97モル%のポリビニルアルコールと市販の分子量
6000のポリエチレングリコール(和光純薬製、PE
G6000)を重量比で100:20の割合でブレンド
した水溶液を作成し、得られた水溶液の粘度を25℃で
50cPとした。この水溶液のゲートロールコーター塗
工時には、水溶液の飛び散りは認められなかった。得ら
れた塗工紙の表面強度を表2に示す。
【0021】比較例2 重合度580、けん化度88.1モル%のポリビニルア
ルコールのみの水溶液を作成し、得られた水溶液の粘度
を25℃で50cPとした。この水溶液のゲートロール
コーター塗工時には、比較例1よりは少ないものの、水
溶液の著しい飛び散りが認められた。得られた塗工紙の
表面強度を表2に示す。
【0022】比較例3 イタコン酸1モル%を共重合した重合度1700、けん
化度97モル%のポリビニルアルコールのみの水溶液を
作成し、得られた水溶液の粘度を25℃で50cPとし
た。この水溶液のゲートロールコーター時には、著しい
水溶液の飛び散りが認められた。得られた塗工紙の表面
強度を表2に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【発明の効果】本発明の高速塗工性紙用表面サイジング
剤は従来の表面サイジング剤よりも塗工性に優れ、高速
で塗工する場合においても水溶液の飛び散り等のトラブ
ルが起きにくく、かつ得られた塗工紙の表面強度が大き
く、印刷適性が良好であるなどの点で工業的価値がきわ
めて高いものである。さらに本発明の塗工紙の製造方法
はロールコーターを用いて高速で塗工する場合において
も塗工性が良好で、かつ得られた紙の表面強度が大き
く、印刷適性が良好である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−59689(JP,A) 特公 昭45−21887(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21H 19/00 - 27/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリビニルアルコール系樹脂とポリエチ
    レングリコールを必須成分とすることを特徴とする高速
    塗工性紙用表面サイジング剤。
  2. 【請求項2】 ポリビニルアルコール系樹脂とポリエチ
    レングリコールを必須成分とする高速塗工性紙用表面サ
    イジング剤を、ロールコーターを用いて、300m/分
    以上の速度で塗工することを特徴とする塗工紙の製造方
    法。
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