JP3138275U - 電子ブレーカ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 電子ブレーカであって、データテーブル記憶部(11)には、遮断回路(3)に設定した定格電流を超える電流範囲において段階的に設定された複数の過電流許容範囲と、当該過電流許容範囲毎に設定された過電流許容時間とを対応させたデータテーブルを記憶させてあり、タイマ部(13)は、当該データテーブルを参照しながら、負荷への通電電流値が過電流許容範囲に継続して含まれる時間を過電流許容範囲毎に各段階別に計測可能に構成してあり、信号処理部(15)は、複数の過電流許容範囲のうちのいずれかに係る時間計測値が当該過電流許容範囲に設定された過電流許容時間を超えたときは、過電流と判別して前記遮断回路を制御して負荷への通電を遮断させるように構成してある。
【選択図】 図1
Description
請求項1記載の考案に係る電子ブレーカ(以下、適宜「請求項1の電子ブレーカ」という)は、負荷への通電を復帰可能に遮断する遮断回路と、当該遮断回路の作動を制御する制御回路と、当該遮断回路を流れた通電電流を検知する電流検知回路と、を含めて概略構成してある。ここで、前記制御回路は、データテーブル記憶部と、タイマ部と、信号処理部と、を含めて構成してある。さらに、当該データテーブル記憶部には、当該遮断回路に設定した定格電流を超える電流範囲において段階的に設定された複数の過電流許容範囲と、当該過電流許容範囲毎に設定された過電流許容時間とを対応させたデータテーブルを記憶させてある。当該タイマ部は、当該データテーブルを参照しながら、負荷への通電電流値が過電流許容範囲に継続して含まれる時間を過電流許容範囲毎に各段階別に計測可能に構成してある。当該信号処理部は、複数の過電流許容範囲のうちのいずれかに係る時間計測値が当該過電流許容範囲に設定された過電流許容時間を超えたときは、過電流と判別して当該遮断回路を制御して負荷への通電を遮断させるように構成してある。本明細書における電子ブレーカの典型例として、交流600V以下、直流250V以下の電路保護を目的とした装置であって、過電流値と作動時間との関係はJIS規格(JIS C 8370、以下、単に「JIS規格」という))の作動時間表として規定されているものがある。JIS規格の内容は、表1に示すとおりである。
請求項2記載の考案に係る電子ブレーカ(以下、適宜「請求項2の電子ブレーカ」という)には、請求項1の電子ブレーカの基本構成を備えさせた上で、前記制御回路は、当該過電流許容範囲の何れかにおいて、当該何れかの過電流範囲に対して設定された通電電流値が当該何れかの過電流範囲外に低下したときは、当該何れかの過電流許容範囲に係る時間計測値をリセットするように構成してある。
請求項3記載の考案に係る電子ブレーカ(以下、適宜「請求項3の電子ブレーカ」という)には、請求項1又は2の電子ブレーカの基本構造を備えさせた上で、前記制御回路には、負荷への通電電流の一部又は全部を復帰可能に低減制御する低減制御部を、さらに設けてある。さらに、前記過電流許容範囲の各段階における前記過電流許容時間の各々が、下位段階から上位段階に上がるに従い段階的に短くなるように設定してある。ここで、当該過電流許容範囲の何れかにある通電電流値が、当該電流許容範囲から上位段階の過電流許容範囲にまで増加した場合において、当該過電流許容範囲に設定された過電流許容時間が当該他の過電流許容範囲に設定された過電流許容時間を既に超えていたときは増加と同時又は増加後直ちに、超えていないときは超える前に、当該制御回路の低減制御部が作動して増加した通電電流値を予め定めた安全値以下まで低減するように構成してある。
請求項4記載の考案に係る電子ブレーカ(以下、適宜「請求項4の電子ブレーカ」という)には、請求項3の電子ブレーカの基本構造を備えさせた上で、前記負荷には空調設備(エアコン)を含めてあり、前記制御回路が、少なくとも当該空調設備に対する電力供給を遮断するように構成してある。
3 電源遮断回路
4 通電路
5 制御回路
7 電流検知回路
7a クランパー
11 データテーブル記憶部
11 記憶部
13 タイマ部
15 信号処理部
17 信号出力部
19 電源部
20 信号入出力コネクタ
21 液晶表示部
23 メモリ部
Claims (4)
- 負荷への通電を復帰可能に遮断する遮断回路と、
当該遮断回路の作動を制御する制御回路と、
当該遮断回路を流れた通電電流を検知する電流検知回路と、を含めて構成してあり、
前記制御回路は、データテーブル記憶部と、タイマ部と、信号処理部と、を含めて構成してあり、
当該データテーブル記憶部には、当該遮断回路に設定した定格電流を超える電流範囲において段階的に設定された複数の過電流許容範囲と、当該過電流許容範囲毎に設定された過電流許容時間とを対応させたデータテーブルを記憶させてあり、
当該タイマ部は、当該データテーブルを参照しながら、負荷への通電電流値が過電流許容範囲に継続して含まれる時間を過電流許容範囲毎に各段階別に計測可能に構成してあり、
当該信号処理部は、複数の過電流許容範囲のうちのいずれかに係る時間計測値が当該過電流許容範囲に設定された過電流許容時間を超えたときは、過電流と判別して当該遮断回路を制御して負荷への通電を遮断させるように構成してある
ことを特徴とする電子ブレーカ。 - 前記制御回路は、当該過電流許容範囲の何れかにおいて、当該何れかの過電流範囲に対して設定された通電電流値が当該何れかの過電流範囲外に低下したときは、当該何れかの過電流許容範囲に係る時間計測値をリセットするように構成してある
ことを特徴とする請求項1記載の電子ブレーカ。 - 前記制御回路には、負荷への通電電流の一部又は全部を復帰可能に低減制御する低減制御部を、さらに設けてあり、
前記過電流許容範囲の各段階における前記過電流許容時間の各々が、下位段階から上位段階に上がるに従い段階的に短くなるように設定してあり、
当該過電流許容範囲の何れかにある通電電流値が、当該電流許容範囲から上位段階の過電流許容範囲にまで増加した場合において、当該過電流許容範囲に設定された過電流許容時間が当該他の過電流許容範囲に設定された過電流許容時間を既に超えていたときは増加と同時又は増加後直ちに、超えていないときは超える前に、当該制御回路の低減制御部が作動して増加した通電電流値を予め定めた安全値以下まで低減するように構成してある
ことを特徴とする請求項1又は2記載の電子ブレーカ。 - 前記負荷には空調設備を含めてあり、
前記制御回路が、少なくとも当該空調設備に対する電力供給を遮断するように構成してある
ことを特徴とする請求項3記載の電子ブレーカ。
Priority Applications (1)
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JP2007007884U JP3138275U (ja) | 2007-10-15 | 2007-10-15 | 電子ブレーカ |
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JP2007007884U JP3138275U (ja) | 2007-10-15 | 2007-10-15 | 電子ブレーカ |
Publications (1)
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JP3138275U true JP3138275U (ja) | 2007-12-27 |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015117841A (ja) * | 2013-12-16 | 2015-06-25 | 株式会社ジェルシステム | 空調制御システム |
JP2020089072A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 石井電気システム有限会社 | 平均電流制御システム |
JP7046243B1 (ja) * | 2021-02-04 | 2022-04-01 | 株式会社Social Area Networks | 電子ブレーカ |
-
2007
- 2007-10-15 JP JP2007007884U patent/JP3138275U/ja not_active Expired - Fee Related
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